JP2000318035A - 二軸延伸ポリエステルフィルム - Google Patents

二軸延伸ポリエステルフィルム

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JP2000318035A
JP2000318035A JP12850199A JP12850199A JP2000318035A JP 2000318035 A JP2000318035 A JP 2000318035A JP 12850199 A JP12850199 A JP 12850199A JP 12850199 A JP12850199 A JP 12850199A JP 2000318035 A JP2000318035 A JP 2000318035A
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longitudinal direction
biaxially stretched
pet
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Minoru Kishida
稔 岸田
Kazuhiro Kawaguchi
和浩 川口
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Unitika Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィルムの厚み均一性に優れ、フィルムの長
手方向に引裂いた際の直進性に優れた二軸延伸ポリエス
テルフィルムを提供する。 【解決手段】 分子量600〜4000のポリテトラメ
チレングリコール単位5〜20重量%を含有したポリブ
チレンテレフタレート(変性PBT)と、ポリエチレン
テレフタレート(PET)とを、PET/変性PBT=
55/45〜70/30(重量比)の割合で混合した原
料を用いて製造したフィルムであって、巾方向及び長手
方向の厚み斑がそれぞれ下記式(1)及び(2)を満足
する。 Rt/Tt≦0.075 (1) Rm/Tm≦0.147 (2) 但し、Rt、Rm(μm)はそれぞれ巾方向、長手方向
の最大厚みと最小厚みの差、Tt、Tm(μm)はそれ
ぞれ巾方向、長手方向のフィルムの厚みの平均値を示
す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、優れた透明性、実
用強度、寸法安定性を有する二軸配向ポリエステルフィ
ルム及びその製造方法に関するものであり、フィルムの
長手方向に優れた引裂直線性を有し、食品、医療品、雑
貨等の包装材料として好適なフィルムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】食品、衣料品、雑貨等の包装には、各種
のプラスチックフィルム製包装袋が大量に使用されてお
り、通常、二軸延伸されたプラスチックフィルムとヒー
トシール可能な無配向フィルムとをラミネートしたもの
が多く用いられる。
【0003】特に、二軸延伸ポリエステルフィルムは、
耐熱性に優れ、食品などをレトルト処理する用途に好適
な包装材料である。包装袋に要求される特性としては、
強度と、開封する時の易引裂性の一見相反すると思われ
る二つの特徴を兼備ていることが要求される。従来、易
引裂性を付与するためには、ミシン目、ティアテープ、
あるいは、ノッチを付したりするという工夫がなされて
いる。しかし、このような従来の方法では、引裂けたと
しても必要以上に大きな力を要したり、あるいは、包装
袋の縦あるいは横方向に直線的に引裂けないというトラ
ブルがしばしば発生する。このような場合、開封と同時
に内容物が飛散すると、内容物が無駄になったり、ま
た、衣服や調度品を汚したり、あるいは、内容物が熱い
場合、火傷の原因になったりするといったトラブルが生
じる。
【0004】フィルムを引き裂いた際の直線性に優れる
易開封性包装材料としては、一軸配向ポリオレフィンフ
ィルムを中間層としてラミネートしたものがある。この
ようなものとしては、たとえば、二軸延伸ポリエステル
フィルム/一軸延伸ポリオレフィンフィルム/無延伸ポ
リオレフィンフィルムの3層ラミネートフィルムがある
が、わざわざ中間層を設けなければならずコスト的に問
題があり用途が限定されていた。また、特開平10−1
68293号公報には、PET/変性PBT=70/3
0〜95/5(重量比)からなる二軸延伸ポリエステル
フィルムが開示されているが、引裂抵抗の大きなフィル
ムを積層した場合、あるいは高速での引き裂きが要求さ
れる包装袋に使用した場合には、引裂直線性が低下する
ことがあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点を解決しようとするものであり、ポリエステルフィル
ムの優れた耐熱性と透明性、特に食品の包装材料として
強く要求されるフィルムの厚み均一性に優れ、フィルム
の長手方向に引裂いた際の直進性に優れた、易開封性包
装材料として好適な二軸延伸ポリエステルフィルムを提
供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、このよう
な課題を解決するために鋭意検討した結果、特定の組成
のポリエステルを原料として用いて、特有の製法を用い
ることにより、フィルムの厚み均一性に優れ、かつ引裂
直線性を有するポリエステルフィルムが得られることを
見いだし、本発明に到達した。
【0007】すなわち、本発明の要旨は、次の通りであ
る。分子量600〜4000のポリテトラメチレングリ
コール単位5〜20重量%を含有したポリブチレンテレ
フタレート(変性PBT)と、ポリエチレンテレフタレ
ート(PET)とを、PET/変性PBT=55/45
〜70/30(重量比)の割合で混合した原料を用いて
製造したフィルムであって、巾方向及び長手方向の厚み
斑がそれぞれ下記式(1)及び(2)を満足する、少な
くともフィルムの長手方向に引裂直線性を有する二軸延
伸ポリエステルフィルム。 Rt/Tt≦0.075 (1) Rm/Tm≦0.147 (2) 但し、Rt、Rm(μm)はそれぞれ巾方向、長手方向
の最大厚みと最小厚みの差、Tt、Tm(μm)はそれ
ぞれ巾方向、長手方向のフィルムの厚みの平均値を示
す。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明をさらに具体的に説
明する。本発明のフィルムは、PETと変性PBTの混
合比率が、PET/変性PBT=55/45〜70/3
0(重量比)の割合で混合した原料を用いて製造したフ
ィルムである。変性PBTの混合比率が30重量%未満
の場合には、通常の易開封性包装材料として用いた場合
には問題はないが、引裂速度を速くした場合や、引裂抵
抗の大きなフィルムを積層した場合には、引裂直線性が
充分ではない場合がある。また、変性PBTの混合比率
が45重量%を超える場合には、得られるフィルムの引
裂直線性が低下するのみならず、機械的強度、寸法安定
性、ヘーズなどの性能が低下して実用性能に問題が生じ
る。
【0009】本発明において用いられる、変性PBTを
構成するPTMGの分子量は600〜4000、好まし
くは1000〜3000、さらに好ましくは1000〜
2000である。分子量が600未満の場合には引裂直
線性が得られず、4000を超える場合には、フィルム
の機械的強度、寸法安定性、ヘーズなどの性能が低下
し、また、安定したフィルムの引裂直線性が発現しな
い。
【0010】本発明のフィルムにおいて、変性PBTを
構成するPTMG単位の含有量は5〜20重量%、好ま
しくは10〜20重量%、さらに好ましくは10〜15
重量%である。PTMGの含有量が5重量%未満の場合
には、得られるフィルムの引裂直線性が発現せず、20
重量%を超える場合には、得られるフィルムの機械的強
度、寸法安定性、ヘーズなどの性能が低下し、また、安
定したフィルムの引裂直線性を得ることが困難となる。
また、PTMGの含有量が20重量%を超える場合に
は、特に量産スケールで生産した場合に押出時にフィル
ムが脈動する現象(いわゆるバラス現象)が発現するこ
とがあり、フィルムの厚み斑が大きくなるという問題が
発生する。
【0011】本発明の原料として用いられるPETは、
公知の製法、すなわち、テレフタル酸ジメチルとエチレ
ングリコールからのエステル交換反応法、あるいは、テ
レフタル酸とエチレングリコールからの直接エステル化
法によりオリゴマーを得た後、溶融重合、あるいはさら
に固相重合して得られるが、本発明の効果を損ねない範
囲であれば他の成分を共重合することができる。
【0012】他の共重合成分としては、イソフタル酸、
フタル酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸、5−ナトリ
ウムスルホイソフタル酸、コハク酸、アジピン酸、セバ
シン酸、ドデカン二酸、ダイマー酸、無水マレイン酸、
マレイン酸、フマール酸、イタコン酸、シトラコン酸、
メサコン酸、シクロヘキサンジカルボン酸などのジカル
ボン酸、4−ヒドロキシ安息香酸、ε−カプロラクト
ン、乳酸などのオキシカルボン酸、1,3−プロパンジ
オール、1,6−ヘキサンジオール、シクロヘキサンジ
メタノールなどのグリコールや、トリメリット酸、トリ
メシン酸、ピロメリット酸、トリメチロールプロパン、
グリセリン、ペンタエリスリトールなどの多官能化合物
が挙げられる。
【0013】また、本発明における原料樹脂としては、
本発明の効果を損ねない範囲であれば、ポリブチレンテ
レフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリシクロ
ヘキシレンジメチレンテレフタレートなどの他のポリマ
ーを混合することができる。
【0014】本発明における変性PBTは、PBTの重
合工程においてPTMGを添加して重縮合して得ること
ができるが、より簡便な方法としては、PBTとPTM
Gを押出機で溶融混練することによっても得ることがで
きる。
【0015】本発明のフィルムの厚み斑は、前記式
(1)、(2)をともに満たしていることが必要であ
る。式(1)、(2)の厚み斑はできるだけ小さい方が
好ましいが、労力をかけてまで、必要以上に厚み斑を小
さくしても実用上の意味が薄い。幅方向の厚み斑が0.
075より、長手方向の厚み斑が0.147より、少な
くともいずれかが大きくなると引裂直線性が低下した
り、スリットなどの加工性に支障がでたり、ロールフォ
ーメーションが悪くなり製品価値が低下する。
【0016】本発明のポリエステルフィルムの製造に際
しては、Tダイ口金部の間隙を0.3〜1.0mm程度に
することが好ましい。0.3mm未満では、フィルムの
厚み調整が困難となり、1.0mmを超えるとフィルム
の厚み斑が大きくなるので好ましくない。また、押出時
の樹脂温度を265〜295℃の範囲とすることが好ま
しい。樹脂温度が265℃未満になると、PETの流動
性が低下したり、あるいは一部固化したりして操業性に
支障をおよぼし、295℃を超えると、フィルムの厚み
の均一性が悪くなるばかりか、PETと変性PBTのエ
ステル交換反応が起こり、フィルムの引裂性能が低下す
るので好ましくない。
【0017】本発明のフィルムは、PETと変性PBT
との表面張力が適度に異なり、その結果、いわゆる相分
離構造をとるため、変性PBTがPET中に島状に微分
散し、製膜中のせん断応力により変性PBTがフィルム
の流れ方向に棒状に配列することにより、フィルムの長
手方向の引裂直線性が発現する。
【0018】本発明のフィルムの二軸延伸方法として
は、テンター式同時二軸延伸法、ロール・テンター式逐
次二軸延伸法、チューブラー式延伸法などが用いられ
る。
【0019】テンター式同時二軸延伸法の場合、延伸温
度を90〜140℃、縦横それぞれ延伸倍率3.0〜5.
0倍の範囲で延伸する。延伸温度の制御は重要であり、
90℃未満の温度では、延伸応力が大きくなり切断しや
すくなるので好ましくない。また、140℃を超える
と、シートの結晶化が進行し、得られるフィルムの曇度
が高くなったり、厚み斑が発生し、引裂直線性が得られ
ない。
【0020】二軸延伸されたフィルムは引き続き熱処理
して二軸配向を固定する。熱処理条件としては、温度2
10〜245℃、時間3〜10秒、巾方向の弛緩率0〜
10%の範囲が好ましい。熱処理温度が210℃より低
いと、得られる延伸フィルムの長手方向と巾方向の熱水
収縮率が大きくなり、袋が変形して、引裂直線性が悪く
なる場合がある。熱処理温度が245℃より高いとフィ
ルムの強靱性が損なわれる。
【0021】本発明の二軸延伸フィルムには、必要に応
じて、コロナ放電処理、表面硬化処理、メッキ処理、着
色処理、あるいは各種のコーティング処理による表面処
理を施すことができる。
【0022】また、本発明のフィルムには、他のフィル
ム等をラミネートして積層フィルムとし、この積層フィ
ルムを用いて、本発明のフィルムの易引裂方向が袋の引
裂方向となるように製袋して易開封性包装袋を製造する
ことができる。
【0023】
【実施例】次に、実施例により本発明を具体的に説明す
る。なお、測定は次の方法で行った。
【0024】(1)フィルム厚み均一性 長さ約4mのフィルムの厚みを、WINZEN INTERNATIONA
L社製thickness profiler MDDEL1Oを使用し、連続的
に60〜1minの速度で測定した。Rt、Rm(μ
m)はそれぞれ巾方向、長手方向の最大厚みと最小厚み
の差、Tt、Tm(μm)はそれぞれ巾方向、長手方向
のフィルムの厚みの平均値を示す。 (2)長手方向の引裂直線性 延伸フィルムより長手方向(MD)に205mm、巾方
向(TD)に20mm長の短冊状のフィルム片を切り出
し、このフィルム片の20mm巾の中央部に長手方向に
5mmの切込みを入れた資料を10本作製する。作製し
た資料を切り込みより長手方向に手で引き裂き、引裂伝
播端が長手方向に200mmまで到達した試料本数を評
価値とした。(評価値0〜10)評価は、延伸後捲き取
ったフィルムの左端部、中央部、右端部の3ヶ所につい
て実施した。また、引裂速度として、通常の速度として
200mm/1.5sec、高速での引裂速度を200m
m/0.5secで行った。 (3)相対粘度 フェノールと四塩化エタンとの等重量混合物を溶媒とし
て、濃度0.5g/dl、温度20℃で測定した。
【0025】実施例1PBTと分子量2000のPTM
Gを、PBT/PTMG=85/15(重量比)の割合
でチップ混合したものを二軸押出機で溶融混合して、チ
ップ化して変性PBT(相対粘度1.36)を調製し
た。次ぎに、変性PBTとPETを40/60(重量
比)の割合でチップ混合したものを、コートハンガータ
イプTダイ(口金間隙0.5mm)を具備した50mm
φ押出機を使用して、滞留時間5分、樹脂温度270℃
で溶融押出し、20℃に温調されたキャストロールにピ
ニングワイヤーに7kvの印加電圧をかけて密着急冷
し、厚さ210μmの未延伸シートを得た。得られた未
延伸シートを、ロール縦延伸機で90℃で3.8倍、テ
ンター横延伸機で120℃で4.6倍に延伸した後、横
方向の弛緩処理を5%とし230℃で熱処理を施し、室
温まで徐冷し、厚み12μmの二軸延伸フィルムを得
た。得られた延伸フィルムの厚み均一性および長手方向
の引裂直線性を測定した結果は、表1に示したとうりで
あり、優れた厚み均一性と、通常の引裂速度及び高速で
の引裂速度でも良好な長手方向の引裂直線性を有してい
た。
【0026】比較例1 変性PBTを使用しない以外は、実施例1と同様にして
延伸フィルムを得た。実施例1と同じ評価を行い、結果
を表1に示した。厚み均一性は良好であったが、長手方
向の引裂直線性が得られなかった。
【0027】比較例2 PETおよび変性PBTを50:50の重量割合で混合
した以外は実施例1と同様にして延伸フィルムを得た。
実施例1と同じ評価を行い、結果を表1に示した。厚み
均一性は良好であったが長手方向の引裂直線性が得られ
なかった。
【0028】比較例3 PETおよび変性PBTを85:15の重量割合で混合
し、かつ、Tダイ口金間隙を2.0mmにした以外は、
実施例1と同様にして延伸フィルムを得た。実施例1と
同じ評価を行い、結果を表1に示した。厚み均一性は良
好であり、通常の速度での長手方向の引裂直線性には優
れていたが、高速引裂時の直線性は悪かった。
【0029】比較例4 Tダイの口金間隙を2.0mmにした以外は、実施例1
と同様にして延伸フィルムを得た。実施例1と同じ評価
を行い、結果を表1に示した。厚み斑が大きく、引裂直
線性は悪かった。
【0030】実施例2〜3 変性PBT中のPTMGの分子量、PTMGとPBTの
混合比、変性PBTとPETの混合比を表1のように変
更した以外は、実施例1と同様にして延伸フィルムを得
た結果を表1に示す。
【0031】実施例4 Tダイの口金間隙を1.0mmにした以外は実施例1と
同様にした延伸フィルムを得た。結果を表1に示す。
【0032】実施例5〜12、比較例5〜12 実施例1、4及び比較例3、4で得られたフィルムを、
表2に示す層構成でドライラミネートを行い、製袋した
後、引裂直線性の評価を実施した。結果を表2に示し
た。層構成成分の略記は次のものを示す。 PT1:実施例1で得られた二軸延伸フィルム PT2:実施例4で得られた二軸延伸フィルム PT3:比較例3で得られた二軸延伸フィルム PT4:比較例4で得られた二軸延伸フィルム LLDPE:線状低密度ポリエチレン(東京セロハン紙
社製、TUX−TC、厚み60μm) ON15:ナイロンフィルム(ユニチカ社製、厚み15
μm) CPP1:無配向ポリプロピレンフィルム(東レ社製、
厚み30μm) CPP2:無配向ポリプロピレンフィルム(東レ社製、
厚み60μm) AL:アルミ箔(昭和アルミニウム社製、厚み7μm)
【0033】
【表1】
【0034】
【表2】
【0035】
【発明の効果】本発明のポリエステルフィルムは、優れ
た厚み均一性と長手方向の引裂直線性を有するので、食
品、医薬品、雑貨およびレトルト等の易開封性包装材料
として有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // B29K 67:00 B29L 7:00 Fターム(参考) 3E086 AD01 BA04 BA15 BA33 BB22 BB85 BB90 CA01 CA28 CA35 4F071 AA45 AA46 AH04 BB06 BB08 BC01 BC12 4F100 AK01B AK42A AK48 AK63 AL05A AL06A BA02 BA03 EJ38A GB16 GB23 GB66 JA07A JK03 4F210 AA24 AA25 AE01 AG01 QA02 QA03 QC05 QC06 QG01 QG18 4J002 CF061 CF072 GF00 GG02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分子量600〜4000のポリテトラメ
    チレングリコール単位5〜20重量%を含有したポリブ
    チレンテレフタレート(変性PBT)と、ポリエチレン
    テレフタレート(PET)とを、PET/変性PBT=
    55/45〜70/30(重量比)の割合で混合した原
    料を用いて製造したフィルムであって、巾方向及び長手
    方向の厚み斑がそれぞれ下記式(1)及び(2)を満足
    する、少なくともフィルムの長手方向に引裂直線性を有
    する二軸延伸ポリエステルフィルム。 Rt/Tt≦0.075 (1) Rm/Tm≦0.147 (2) 但し、Rt、Rm(μm)はそれぞれ巾方向、長手方向
    の最大厚みと最小厚みの差、Tt、Tm(μm)はそれ
    ぞれ巾方向、長手方向のフィルムの厚みの平均値を示
    す。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の原料を、樹脂温度260
    〜295℃で加熱溶融し、間隙0.3〜1.0mmの口金
    からシート状に押し出し、冷却キャストロールに密着冷
    却させた後、縦及び横方向にそれぞれ延伸倍率として
    3.0〜5.0倍で二軸延伸することを特徴とする請求項
    1記載の二軸延伸ポリエステルフィルムの製造方法。
  3. 【請求項3】 少なくとも、1層に請求項1記載の二軸
    延伸ポリエステルフィルムを使用した積層フィルム。
  4. 【請求項4】 請求項3の積層フィルムを使用し、易引
    裂方向が袋の引裂方向となるように製袋した易開封性包
    装袋。
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