JP2000317782A - 圧電素子およびその加工方法 - Google Patents

圧電素子およびその加工方法

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JP2000317782A
JP2000317782A JP10227505A JP22750598A JP2000317782A JP 2000317782 A JP2000317782 A JP 2000317782A JP 10227505 A JP10227505 A JP 10227505A JP 22750598 A JP22750598 A JP 22750598A JP 2000317782 A JP2000317782 A JP 2000317782A
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Yoshiaki Nagaura
善昭 長浦
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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 従来困難とされた、製造限界の厚みより薄
い、圧電素子及びその他の物質を、加工するための、加
工工具及びその加工方法を提供する。 【解決手段】 圧電素子被研磨物にマスクをかけて、中
心部分だけを、例えば、CHFなどを使用してイオン
ミーリングして、逆MESA形状(凹レンズ形状)に、
荒加工した後、その後の加工手段として、両面研磨加工
機械、又は片面研磨加工機械を使用して、仕上げの研磨
加工をする、圧電素子の加工方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チタン酸バリウム
や、水晶や、加速度センサー又は、角速度センサーに用
いる、ニオブ酸リチウム又は、ニオブ酸カリウム又は、
その他の単結晶又は、圧電セラミックス又は、その他の
セラミックスなどの圧電素子又は、光学レンズ又は、そ
の他の物質を、加工するための、加工工具及び、その加
工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】圧電素子の一種である水晶振動子は、通
信機器や計測機器の基準周波数の発振源をはじめ、汎用
コンピュータ、OA情報機器、家電製品用のマイコンの
クロック発生など、その用途は多岐にわたっているが、
情報の処理・伝達能力の高性能化のため、振動子の厚さ
を薄くし、その固有振動周波数を上昇させることが求め
られている。また高品質の振動子を得る目的で、レンズ
形状に仕上げることが提案され、比較的低い周波数領域
では実績を上げている。
【0003】しかしながら、振動子の厚さを薄くする場
合の問題として、両面ラップ盤による製造法では、現在
27.8μm(=60MHz)に製造の限界がある。ま
た、振動子を、レンズ形状に仕上げる場合では、薄片上
に、曲面を創成することは非常に困難であり、今まで製
作された例がなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明が解決し
ようとする課題は、従来困難とされた、製造限界の厚み
よりも、薄い、圧電素子及びその加工方法を提供するこ
とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の圧電素子の加工方法は、超鋼又は、鉄又
は、その他の素材で、出来ている、第1の加工補助具の
上面に、リング形状又は4角形状又はその他の形状の溝
又は段差を形成し、その溝又は段差の深さよりも、やや
高い、円筒形状又はその他の形状をした、ガラス又は、
超鋼又は、鉄又は、その他の素材でできている、第2の
加工補助具を、前記溝又は段差にはめ込み、前記第2の
加工補助具の、第1の加工補助具上面からの、突出高さ
と同じか、又は、突出高さよりも少し低いか、又は、高
い円板状又は、その他の形状の、圧電素子被研磨物を設
置し、前記圧電素子被研磨物の、下面にある、下部ラッ
ピングプレートと、前記第1の加工補助具の、上にあ
る、上部ラッピングプレートの、上下2枚のラッピング
プレートを使用し、極く薄い加工物を研磨加工すること
を特徴とする。
【0006】第1の加工補助具と、円板状又はその他の
形状の、圧電素子被研磨物との固着方法としては、前記
第1の加工補助具の、上面に形成した円形状又は、その
他の形状の溝又は、段差に粘性物質(例えば、界面活性
剤などの物質)の液体を入れ、この液体に前記圧電素子
被研磨物下面の、周囲が密着するように、前記圧電素子
被研磨物を、前記第1の加工補助具上に載置し、前記液
体の表面張力を使用するか、または氷結させることで、
前記第1の加工補助具の上面に、載置した、水を含ませ
た親水性薄板の上に、前記圧電素子被研磨物を載置し、
前記親水性薄板に含ませた、水の表面張力を使用するこ
と、あるいは前記第1の加工補助具に、複数の孔を形成
し、この孔に水飴、蜂蜜、接着剤のボンドまたはグリー
スなどの、粘性物質又はその他の接着剤(たとえば、ゴ
ム系の接着剤)を充填することで、前記圧電素子被研磨
物の下面を、前記粘性物質で、密着させる方法を採るこ
とができる。ガラス又は、超鋼又は、鉄又は、その他の
金属などでできている、前記第1の加工補助具と、第2
の加工補助具を、松脂、澱粉糊又は、その他の接着剤を
使用して固定することができる。
【0007】また、本発明の圧電素子は、円筒の中央部
に、水晶又は、チタン酸バリウム又は、ニオブ酸リチウ
ム又は、その他のセラミックスなどの、圧電効果を有す
る材質からなる受圧面を形成し、その受圧面に、一対の
電極を形成したことを特徴とする。前記の円筒と、受圧
面を、圧電効果を有する一体の材質とすることができ
る。
【0008】さらに、本発明の圧電素子の加工方法は、
圧電効果を有する材質からなる、丸棒の両端部から、そ
れぞれ、研削手段を用いて、円筒形状の穴を開け、前記
丸棒の、中央部に、所定の厚みの受圧面を形成し、その
受圧面に、一対の電極を設けて外部の空気振動を、増幅
した電気信号に変換する構成としたことを特徴とする。
研削手段は、樽状の砥石の表面に溝を形成し、その溝
に、圧縮空気又は液体を噴射することで、前記砥石を回
転させるか、またはその他の機械的な手段を使用して、
前記樽状の、砥石を回転させるものとすることができ
る。又、真球に近い鋼球を使用して、樽状の砥石を形成
することもできる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。本発明者は、研削加工法に分類される、新
しい加工法を開発し、厚さ9μmの片凸レンズ状(Pl
ano−convex型)水晶振動子の製作に成功し
た。さらに、水晶振動子の高性能化を目的として、厚さ
500μm以下の振動子について、厚さと電気的特性の
関係を調査した。
【0010】水晶は硬脆材料であるため、適応できる加
工法は、機械的なラッピング加工あるいは、化学的なエ
ッチング加工に限定されると考えられていた。そのた
め、高周波用水晶振動子の加工には、研削加工法は、ほ
とんど用いられていない。
【0011】本発明者が開発した研削加工法は、図1に
示すように、鋼球にダイヤモンド砥粒を、電着固定した
ボール砥石1を用いる方法である。すなわち、超精密旋
盤の主軸2に、取り付けた円筒形状磁石3上に、水晶板
4を張り付け、研削スピンドル5の先端には、球が乗る
座を設けた、工具保持具6を取り付けている。これを円
筒形状磁石3に近づけると、磁気誘導によって、鋼球は
工具保持具6に吸引保持される。工具保持具6が、円筒
形状磁石3の、直径よりも小さくなっているがため、磁
束密度が、ボール砥石1と、円筒形状磁石3間よりも、
ボール砥石1と、工具保持具6間の方が、大きくなって
いる。このため、ボール砥石1は、工具保持具6に、強
く吸引され、高速回転しても外れずに、強力に一体化す
る。
【0012】この鋼球には、ダイヤモンド砥粒が、電着
固定され、ボール砥石1となっており、円筒形状の工具
保持具6に、鋼球は,磁力で保持されているので、容易
に砥石の交換ができる。しかも、円筒形状の工具保持具
6と、精度のよい鋼球を用いて、鋼球を保持しているの
で、交換時必要であった、砥石1の、芯合わせの作業
も、不要であるため、粗加工から、仕上げ加工に使用す
る、ボール砥石1の交換を、迅速に行える特長を持って
いる。このボール砥石1の運動は、NC装置で制御され
るので、曲面の創成も可能である。又、ボールベアリン
グなどに使用する、鋼球で出来ている、ボール砥石1
に、電着固定される、ダイヤモンド砥粒57の、直径の
太さが、例えば、荒加工に使用する、30μmの場合
と、中仕上に使用する、16μmの場合と、仕上に使用
する、4μmの場合では、ボール砥石1の、直径が、そ
れぞれ、ダイヤモンド砥粒57の、直径の太さの分だけ
異なる、此のダイヤモンド砥粒57の直径が異なると、
ボール砥石1を、円筒形状の工具保持具6に、主軸2側
の円筒形状磁石3の、磁気誘導を使用して、吸着保持さ
せると、それぞれの、ダイヤモンド砥粒57の直径が異
なる分だけ、工具保持具6に、磁力にて保持されてい
る、ボール砥石1の、中心点が縦方向に移動する。この
問題点の、解決手段としては、図1(b)に示している
ように、工具保持具6にて、ボール砥石1を保持する、
ボール砥石1の保持部分56の、面積だけを、ダイヤモ
ンド砥粒57を、電着固定していない、ボール砥石1を
使用すれば、図1(c)に示しているように、ダイヤモ
ンド砥粒57の太さに関係なく、ボール砥石1の縦及び
横方向のχ、y軸特に縦方向のχ軸の、中心軸は、常に
不動となるので、荒仕上用の、砥石の、ボール砥石1
と、中仕上用の、砥石の、ボール砥石1と、又、仕上用
の、砥石の、ボール砥石1の交換を、それぞれ行なって
も、ボール砥石1の、縦及び横方向の中心軸の、χ、y
軸は、図1(c)に示しているように、常に変化するこ
とがないので、ボール砥石1の、交換が容易となる。
【0013】本発明者は、この加工法を使って、図2
(a)に示すように、保持部分51と、溝52を一体成
型した、Plano−convex型の加工に成功し
た。保持部分51と、溝52を結ぶ曲線は、スムーズラ
イン53と呼ばれる。その形状は、図2(b)に示すよ
うに、水晶円板の中央部を研削加工し、厚さ25μm、
曲率半径3mm、形状誤差0.1μm以下のレンズ形状
である。従来、この形状の水晶振動子は、副振動を伴い
易く、十分な性能が発揮できないとされていた。しか
し、図2(c)から明らかなように、そのリアクタンス
周波数特性は、鋭い共振曲線を描き、副振動を全く伴わ
ないことから、水晶振動子として、理想に近いことが理
解される。
【0014】更に薄い、水晶振動子の製作を試み、厚さ
9μm、曲率半径200mmの、水晶振動子の加工に成
功した。これに、酸化セリウムによる、研磨加工を加え
て、表面をさらに0.5μm程度除去した結果、図3
(a)に示すような素子を得た。そのリアクタンス周波
数特性は、図3(b)に示すように、共振曲線は、やや
鋭さを欠き、図2の水晶振動子と比較すると、Qが、や
や小さいことを示唆しているが、副振動は全く伴ってい
ない。共振曲線が鋭さを欠く原因として、水晶振動子表
面下には、加工によるダメージを内在していることが予
想され、水晶振動子の厚さが、薄くなることによって、
相対的に、ダメージ層の、厚さの、比率が増したためと
考えられる。しかし、このダメージ層をエッチング法で
除去することにより、特性の改善は可能である。
【0015】次に、Plano−convex型の曲率
半径を、30mm一定の条件で、レンズ部分の厚さを、
増加することを試みた。厚さ125μmに達するまで、
図2と類似な副振動を伴わない、鋭い共振曲線が維持さ
れた。しかし、それを越えると、副振動を伴ったり、振
動しなくなる現象が現れた。
【0016】一方、図4(a)に示すような、振動部分
の厚さが、27μmの平面形状(Inverted m
csa型)も製作した。同程度の共振周波数を持つ、P
lano−convex型と比較すると、図4(b)の
ように、多少電気的特性は劣るが、やはり副振動を伴わ
ないことが分かる。さらにInverted mesa
型の、平板部分の厚さを増加させると、厚さが30μm
を越えると、振動を起こさない現象が出現した。Inv
erted mesa型は、レンズ部分の曲率半径が、
無限大のPlano−convex型と考えられ、リン
グサポートを持つ、この形状の水晶振動子は、振動部分
の厚さと曲率により、良好な振動特性を示す領域と、振
動できない領域があると言える。
【0017】本発明の方法により、次の結論を得た。こ
れまでBi−convex型の形状でなければ、副振動
を伴わない、良好な水晶振動子は得られないとされてい
た。しかし、Plano−convex型でも、リング
サポートを設けて、厚さを30μm程度に薄くすると、
副振動を伴わない、理想的なリアクタンス周波数特性を
持つ、水晶振動子が得られることが判明した。
【0018】以上述べたように、厚さの薄い領域で、水
晶振動子の高性能化が期待できる結果を得た。しかし、
厚さが125μmを越えると、副振動が発生するか、あ
るいは振動しなくなることも判明した。
【0019】また、本発明者は、できるだけ、水晶振動
子の厚みを薄くするための、加工方法について研究を重
ねてきた。図5及び図6は、ポリッシュポイントの、直
径と厚みが、それぞれ5mm、76.7μm及び、10
0μmの場合の、リアクタンス周波数特性を示すもので
ある。これによれば、主振動の周波数の近傍に、副振動
が存在することがわかる。図7は厚みが、33μmの水
晶振動子の、リアクタンス周波数特性を示すもので、±
5MHzの、周波数領域には副振動は存在していない。
しかし、図8に示すように、約6MHz離れた周波数領
域に、複雑な副振動が見られる。図9は厚みが、31μ
mの水晶振動子の、リアクタンス周波数特性を示すもの
で、主振動の、±5MHzの領域には副振動は存在しな
いが、図10に示すように、副振動の周波数は、主振動
の周波数よりも、約8MHz離れている。これより、副
振動は水晶振動子の厚みが、薄くなればなるほど、主振
動の周波数から離れることがわかる。
【0020】図11〜図19は超薄型の、水晶振動子の
加工装置を示すものである。この加工装置においては、
図11に示すように、第1の加工補助具11の上面に、
リング形状又は4角形状又はその他の形状の溝又は段差
12を形成し、図12に示すような、リング形状又はそ
の他の形状の溝又は段差12の深さよりも、やや高い円
筒形状又は、その他の形状の、第2の加工補助具19を
はめ込み、図13に示すように、第1の加工補助具12
の内部に、第2の加工補助具19をはめ込み、第1の加
工補助具11からの突出高さ(例えば40μm)と同じ
か、又は突出高さよりも、少し低いか、又は高い円板状
又は、その他の形状の圧電素子被研磨物、本例では水晶
板13を設置する。さらに、他の加工順序としては、下
記のようにすると、水晶板13を加工する段階にて発生
する、歪みを是正するのでなおよい。水晶板13を、第
1の加工補助具11の上に設置する前に、前処理とし
て、水晶板13の片面に、金又は、銀又は、アルミニウ
ムなどの、金属を使用して蒸着し、水晶板13の片面
に、金属被膜を形成するか、又はその他の手段を使用し
て、水晶板13の、表面と裏面の、区別が出来るよう
に、水晶板13の片面を、表面処理したあと、例えば、
極く薄い、金属被膜を形成した場合には、金属被膜を形
成した面を、下側にして、水晶板13を、第1の加工補
助具11の上に設置し、水晶板13の、最初の厚さが、
例えば、両面研磨加工した、厚さが、40μmならば、
20μm程度の、厚さまで、研磨加工した段階でも、水
晶板13の研磨加工面には、かなりの歪みが発生する、
此の歪みを除去するがために、此の段階にて、第1の加
工補助具11と、第2の加工補助具19を使用して形成
した、加工補助具と、加工途中の、水晶板13を、両面
研磨加工機械より、取り出して、よく洗浄したあと、再
度、水晶板13の表面上に形成した、金属被膜の表面
を、上に向けて、加工途中の、水晶板13を、第1の加
工補助具11の表面上に設置して、金属被膜を行なって
いる、表面上から、水晶板13を、研磨加工すると、最
終目標とする、厚さが5μm内外の、水晶板13を、容
易に、研磨加工することが出来ると同時に、水晶板13
を、両面から、研磨加工したことになるので、水晶板1
3を、片面から、研磨加工することで発生する、歪みの
発生を、最小限に、柳圧することが出来ることになり、
水晶の特性を変化させることなく、極く薄い、水晶板1
3を研磨加工することが出来る。ちなみに、金を使用し
て、蒸着をした場合の、蒸着層の厚さは、100Å(オ
ングスローム)から200Åの厚さにて、水晶板13の
片面に、均一に、蒸着層を形成することが出来るので、
蒸着層の厚さ自体は、水晶板13の、研磨を行なう厚さ
に、比較すると、厚さとしては、問題にならない厚さで
ある。水晶板13の、片面に、金などの金属を使用し
て、蒸着することで、水晶板13を、途中まで加工して
も、酸化セリウムなどの、研磨剤の内部に混入してい
る、水晶板13を、容易に、研磨剤と、水晶板13と
を、水洗いすることで、水晶板13だけを、分離して、
取り出すことが出来る。
【0021】水晶板13と、第1の加工補助具11の上
面とは、接着剤などで固定するか、又は、接着剤を使用
することなく、研磨加工を行うのが通常であるが、接着
剤を用いて、第1の加工補助具11の上面に、全面に、
接着剤を塗布して貼り付けると、薄板(例えば、厚さが
10μm)の、水晶板では、接着剤が固まるときの、収
縮力による影響により、水晶板13が、外側に強い、応
力を受けて、歪むことにより、水晶板13の特徴が低下
して、水晶板13としての、特性がなくなるので、水晶
板13の下面の、全面に、接着剤を塗布しての、接着を
行うことは出来ない。そこで、図14に示すように、第
1の加工補助具11′の上面に形成した、円形状又はそ
の他の形状をした、溝14に純水を入れるか、又は松脂
又はその他の接着剤などを入れて、この純水に水晶板1
3の、下面の周囲が密着するように、水晶板13を載置
し、水の表面張力を使用するか、又は水を氷結させる
か、又は松脂又はその他の接着剤などを使用して、第1
の加工補助具11’の、上面に形成した円形状又はその
他の形状をした、溝14の外周部分だけの、一部分を利
用して、第1の加工補助具11’と水晶板13とを固着
することができる。
【0022】他の例としては、図15に示すように、第
1の加工補助具11の上面に、純水を含ませた、スウェ
ード15を載置し、このスウェード15の上に、水晶板
13を載置し、スウェード15に含ませた、水の表面張
力を使用することで、第1の加工補助具11”と水晶板
13とを固着する。
【0023】さらに、他の例としては、図17に示すよ
うに、第1の加工補助具11に、複数の孔16を形成す
る、孔16の数は、2個又は3個が適当で、この孔16
に水飴、蜂蜜、接着剤のボンド又は、グリース又は、そ
の他の接着剤などの粘性物質を充填することで、水晶板
13の下面を、粘性物質で密着させ、第1の加工補助具
11と、水晶板13とを、孔16の面積だけで、点付け
して固着する。なお、孔16の配置としては、図17
(a)に示すように、同一円周上に配置したり、図17
(b)に示すように、同心円状に配置する場合が、ある
が、これらの例に限定されるものではない。又、第1の
加工補助具11に形成している、孔16を使用して、第
1の加工補助具11と、水晶板13とを、孔16の面積
だけの、面積を使用して、第1の加工補助具11と、水
晶板13とを、点付けして、極く一部分だけ、固着する
場合には、第2の加工補助具19は、使用しなくてもよ
い場合がある。
【0024】上記の、第1の加工補助具11を、図16
(a)に示すように、上部ラッピングプレート18と、
下部ラッピングプレート17の、上下2枚のラッピング
プレートを使用し、下部のラッピングプレート17は、
水晶と円筒形状又はその他の形状を加工し、上部のラッ
ピングプレート18は、リング形状又は4角形状又はそ
の他の形状の溝又は段差12を形成した、下の面を研磨
加工して、両面研磨加工機械により、極く薄い加工物を
研磨加工する。又、上記の第1の加工補助具11を、研
磨加工がしにくい、超鋼又は、鉄などの金属又は、ガラ
スを使用して製作し、第2の加工補助具を、ガラス又
は、超鋼又は、鉄などの金属を使用して製作すると、鉄
などの金属で出来ている、上部のラッピングプレート1
8は、鉄などで出来ている、第1の加工補助具11を研
磨加工し、下部のラッピングプレート17は、ガラス又
は超鋼又は鉄などの金属で出来ている、第2の加工補助
具19と、水晶板13を加工するか、又は、図16
(b)に示すように、図16(a)にて説明した手段と
は、逆の状態に、第2の加工補助具19と、水晶板13
を配置し、上部ラッピングプレート18で、第2の加工
補助具19と、水晶板13を、研磨加工し、第1の加工
補助具11を、下部ラッピングプレート17を使用し
て、研磨加工してよい。
【0025】図18及び図19に示しているのは、図1
3に示している、第1の加工補助具11と、第2の加工
補助具19を使用して、形成した、加工補助具を使用し
て、研磨加工して出来た、水晶板13の、研磨加工され
た形状を示している。何故、図18に示している、水晶
板13の形状と、図19に示している、水晶板13の形
状が、異なるのかの理由は、図18に示している、第2
の加工補助具19を製作している材質と、図19に示し
ている、第2の加工補助具19を製作している、材質が
異なる材質を使用して、加工補助具を製作しているがた
めである。図18に示している、第2の加工補助具19
は、水晶板13の、硬さとほぼ同じ硬さの、石英を原料
とした、硬質ガラスを使用して、第2の加工補助具19
を、製作しているのに対して、図19に示している、第
2の加工補助具19は、水晶板13よりも、よりもっ
と、研磨加工がしにくい、硬い金属である、超鋼又は鉄
などを使用して、第2の加工補助具19を、製作してい
ることの相違による。ただし、研磨剤として、酸化セリ
ウム、アルミナ、GC又は、ダイヤモンド又は、その他
の、研磨剤を使用することが、条件となる。理由は、酸
化セリウムなどの、研磨剤を使用すると、水晶板13及
び硬質ガラスなどは、同じ石英なので、酸化セリウムを
使用すると、両方ともに、良く研磨加工することが出来
る。だけども、超鋼又は鉄などの金属は、酸化セリウム
を使用しては、ほとんど、研磨加工することが出来な
い、けれども、酸化セリウムなどの、研磨剤を使用する
と、水晶板13は、良く研磨加工することが出来るの
で、超鋼又は、鉄などの金属で出来ている、加工補助具
の研磨加工を、水晶板13の研磨加工よりも、遅延させ
ることが出来るからである。此の相違点が、図18に示
している、水晶板13の形状と、図19に示している、
水晶板13の形状が異なる理由である。図19に示して
いる、凹レンズ形状の、水晶板13の出来上がりの、寸
法図は、図26に示している、水晶板13と同じような
形状で、保持部分51と、スムーズライン53を形成し
ているので、水晶振動子の特性としては、図2、図3及
び図4にて、説明している場合と同じように、水晶振動
子としては、理想的な、特性を発揮する形状となってい
る。もう1点、上記の研磨加工を行なう場合の、重要な
ポイントは、研磨加工を行なうときには、通常、両面と
もに、スウェード又は、不織布(以下、スウェードとす
る)を、張った、ラッピングプレート17,18を使用
して、研磨加工するのであるが、図19に示している、
凹レンズ形状の、水晶板13を製作する場合には、例え
ば、片面が、鉄などの金属板で出来ている、ラッピング
プレート17を使用して、もう一方の片面は、スウェー
ドを張ったラッピングプレート18を使用して、研磨加
工することで、図16(b)に示しているように、上部
ラッピングプレート18にスウェードを張った、ラッピ
ングプレート18を使用し、下部ラッピングプレート1
7を、鉄などの金属板で出来ている、ラッピングプレー
ト17を使用した構成にして、研磨加工することで、超
鋼又は鉄などの金属で出来ている、第1の加工補助具1
1の裏面を、金属板で出来ている、ラッピングプレート
17を使用して研磨加工する、条件になるので、ラッピ
ングプレート17を形成している、金属板の硬さと、第
1の加工補助具11を形成している、金属の硬さを、ほ
ぼ同等とすることで、第1の加工補助具11の裏面は、
出来るだけ、研磨加工が出来にくい、条件となる、条件
に設定して、上部ラッピングプレート18に張ってい
る、スウェードを使用して、研磨加工すると、水晶板1
3の出来上り精度を、容易に高めることが出来る。さら
に、もう一点、重要なポイントは、上部ラッピングプレ
ート18に張っている、スウェードに、凹凸又は、凹凸
に類似の、うねりを形成した、スウェードを使用して、
研磨加工することも、凹レンズ形状の、水晶板13を製
作する上での、重要な条件である。なお、両面研磨加工
機械を使用して、図26に示している形状の、水晶板1
3を研磨加工することが出来ることで、水晶板13の出
来上がりの、再現性又は、精度が、極限まで高い精度
の、水晶板13を、安いコストにて、多量に生産するこ
とが出来る利点もある。
【0026】なお、図面は省略しているけれども、上記
にて説明した、研磨加工手段である、第1の加工補助具
と第2の加工補助具を使用して、形成した、加工補助具
の、他の使用方法としては、両面研磨加工機械以外の機
械である、片面研磨加工機械を使用しても、図26に示
している形状の、凹レンズ形状の水晶板13を、容易
に、多量に、研磨加工することが出来る。
【0027】さらに、第1の加工補助具11と、第2の
加工補助具19を使用して、形成した、加工補助具を使
用して、図19に示しているような形状に、水晶板13
を、両面研磨加工機械、又は、片面研磨加工機械を使用
して、研磨加工する場合、図25又は、図32に示して
いるような、加工手段を使用して、あらかじめ凹レンズ
形状に研削加工し、図26に示しているような、凹レン
ズ形状に、水晶板13を、研削加工を行なうか、又は、
水晶板13の、中心部分に、マスクをかけて、中心部分
だけに、エキシマレーザーなどの、レーザー照射を行
い、最初の厚さが、例えば、40μmの水晶板13の、
中心部分だけを、例えば、1回の熱照射パルスで、0.
1μm程度の加工層を除去し、合計で、200パルス程
度の熱照射パルスを行い、図4(a)に示しているよう
な、深さが、例えば、20μm程度の、凹レンズ形状
(逆MESA型)の形状に、レーザーを使用して、荒加
工するか、又は、フッ化水素酸、塩化アンモニウムなど
の、化学薬品を使用して、水晶板13をエッチング加工
し、水晶板13の、中心部分だけを、凹レンズ形状に、
荒加工を行なうか、又は、フッ素系ガスなどを使用し
た、イオンミーリングなどの加工手段を使用して、水晶
板13の、中心部分だけを、凹レンズ形状に荒加工を行
なうか、又は、その他の手段を使用して、水晶板13
を、凹レンズ形状に、荒加工を行なった後、その後の、
加工行程として、凹レンズ形状に、荒加工した、水晶板
13を、図13に示しているような、加工補助具を使用
して、研磨加工するか、又は、図13に示しているよう
な、加工補助具を使用することなく、図20に示してい
る、キャリア37を、直接に、使用して、水晶板13
に、キャリア37を使用して、水晶板13を、遊星運動
させる、両面研磨加工機械を使用して、水晶板13に形
成している、加工変質層を除去するために行なう、仕上
げの、研磨加工を行なう、加工行程とすると、図26に
示しているような、精度の高い、凹レンズ形状の、水晶
板13を、短時間に、多量に、製造することが出来る。
【0028】上部及び下部のラッピングプレート17,
18は、図20及び図21に示すように、スラリー(遊
離砥粒)の供給とともに回転させることで、第1の加工
補助具11を、載せたキャリア37を、太陽ギア39
と、インターナルギア38の間に設置し、加工補助具1
1を太陽ギア39の回りに、公転するとともに、自転す
る、遊星運動をさせて、片面は、水晶板13の上の面
を、下部ラッピングプレート17を使用して研磨加工
し、第1の加工補助具11の、もう一方の片面は、上部
ラッピングプレート18を使用して研磨加工すると、極
く薄い水晶板13を、容易に研磨加工することができ
る。片面研磨加工機械を使用する場合も、上記の研磨加
工手段と、同じ手段にて、水晶板13を、研磨加工する
ことが出来る。
【0029】さらに、上記の手段にて、極く薄い水晶板
13を加工したあと(例えば、厚さが10μmの場合)
では、水晶板13が、極く薄いが為に、取り扱いに苦労
することと、水晶板13に電極を形成するのにも、困難
をともなうので、図20に示すように、絶緑体で出来て
いる、固定用枠48の中心に、水晶板13を設置し、ボ
ンデイングマシンを使用して、極く細い、金線49(例
えば、50μm程度)を使用して、固定用枠48に、水
晶板13を固定する。水晶板13を、固定用枠48に固
定したあとは、図23(a)に示しているように、金線
49に弛みがあるので、図23(b)に示しているよう
に、水晶板13の全面を、下から持ち上げるか、又は、
その他の手段にて、金線49の弛みを是正して、金線4
9を、直線状態にはると、なおよい。又、図22は、図
23に示しているような手段にて、固定枠用48に、金
線49を使用して、最低、3つの方向から、水晶板13
を固定すると、極く細い、金線49を使用して、空中
に、水晶板13を、固定しているような状態になること
で、水晶板13の振動を、金線49が吸収するので、水
晶の、特性を、極限まで、低下させることがない。
【0030】さらに、図23に示しているように、水晶
板13を、固定用枠48に、金線49を使用して固定し
たあと、図24に示すように、水晶板13の中心部分
に、水晶板13の両面から、ボンデイングマシンを使用
して、水晶板13と、固定用枠48の間を、金線49を
使用して、結線し、此の金線49を、水晶板13に取り
付ける、電極50として使用することで、従来、使用し
ている電極(例えば、水晶板の表裏に蒸着して形成して
いる電極)と、比較すると、水晶板13の中心部分だけ
に、電極50を、形成することが出来るので、水晶の特
性を低下させることがない。又、電極50として使用す
る金線49は、極く細い50μm位の金線でよい。
【0031】図25は、片側凹面の水晶板13を製造す
る装置を示すものである。図25において、11は第1
の加工補助具、19は第2の加工補助具、41は加工補
助具11,19を低速回転(例えば100〜300rp
m)させるモータ、43は研磨具44を高速回転(例え
ば5000rpm)させるモータである。研磨具44と
しては、フェルト、綿棒、バフ等の柔らかい器具を用
い、酸化セリウム又はGC又はダイヤモンド等の研磨剤
を使用して、1分間に1μm位、研磨していく。最初の
厚みが40μm程度の、円板状の水晶板を、図26に示
すように、中心が10〜5μmの厚みの、凹レンズ形状
の水晶板13に仕上げる。又、図25に示しているよう
な、構造の装置を使用して、水晶板13を、凹レンズ形
状に、荒加工することも出来る、此の場合に使用する、
研磨具44としては、ダイヤモンド砥粒を、電気メッキ
したホイルで出来ている、研磨具44を使用すると、容
易に、凹レンズ形状に、水晶板13を、荒加工すること
が出来る。その後、凹レンズ形状に、荒加工した、水晶
板13を、両面研磨加工機械、又は片面研磨加工機械を
使用して、研磨加工すると、図19に示しているよう
な、凹レンズ形状の水晶板13に、研磨加工して、仕上
ることが出来る。
【0032】加工補助具としては、図25に示した構造
のほか、図27に示すようにプラスチックまたはアルミ
ダイキャスト製又は鉄製又はガラス製の加工補助具1
1”、あるいは、図28に示す、リング状の加工補助具
11aと、円板状の加工補助具11bを、組み合わせ
て、接着剤等で一体化して、その上に水晶板13を載せ
る構成とすることもできる。
【0033】また、図29に示すように、第2の加工補
助具19の上に、水晶板13の上面の、周辺にまたがる
ような、穴を開けた、アルミ接着テープ45を貼り付け
て、図25に示す、研磨装置で研磨することにより、図
29に示すような、中心部分のみ凹面となった、水晶板
13を製造することができる。
【0034】次に、本発明の圧電素子の応用例として、
音響−電気変換器について説明する。従来の、地震探査
・予知には、現在、海洋観測、地下構造探査、地球磁気
観測、GPSによる観測、2点間の距離のレーザ測定に
よる、地核の移動測定などが行われているが、地震や津
波による、空気の振動を観測することも、一つの予知方
法である。
【0035】空気の振動を、記録や分析が、容易な電気
信号に変換する手段として、集音マイクがあるが、雑音
を拾いやすく、目的の振動数の音波を検出することが困
難である。
【0036】図30(a)〜(e)は、本発明の圧電素
子を利用した、音響−電気変換器の、各実施例を示すも
のであり、水晶又は、ニオブ酸リチウム又は、その他の
単結晶又は、チタン酸バリウム又は、その他のセラミッ
クスなどの、圧電効果を有する材質からなる、円筒21
又は、円筒54の中央部に、受圧面22を形成し、その
受圧面22に、一対の電極23,24を形成し、電極2
3,24間の、誘起電圧を測定するための、増幅器25
を接続している。(電極23,24及び増幅器25は図
30(a)のみ図示している)。図30(a)は両凸レ
ンズ(bi−convex)型、(b)は両凹レンズ
型、(c)は平面型、(d)は周囲にRを形成した平面
型、(e)は片凸(plano−convex)型を示
している。図30(a)に示しているように、栓55
を、2個使用して密封し、円筒21内部を密封して、A
室を形成し、円筒54内部を密封して、B室を形成し、
円筒21内部を密封した、A室内部も、又、円筒54内
部を密封した、B室内部も、ともに、減圧(出来れば真
空状態)した構造の、円筒21及び円筒54の、左右の
円筒21及び円筒54が、横軸方向及び縦軸方向の振動
を、キャッチすることで、円筒21及び円筒54の中心
部分に形成している、受圧面22を、円筒21及び円筒
54を形成しない場合に、比較すると、より強く受圧面
22が、振動をキャッチする構造になっている。なお、
上記の理由から、円筒21及び円筒54の、直径が小さ
くて、長さが長いほど、外部からの、振動を、受圧面2
2が、受けやすくなるので、精度の高い、圧力センサー
が出来ることになる。
【0037】図31は、図30(a)及び(e)に示し
ている、上面図で、穴又は空間部分47を形成して、円
筒21及び円筒54の、左右の円筒21及び円筒54を
振動させた振動が、図30(a)及び(e)に示してい
る、Aの部分からBの部分に、又は、Bの部分からAの
部分に、円筒21及び円筒54を、振動させた振動が、
両端から、自由に移動することで、円筒21及び円筒5
4を振動させた振動(Aの部分を、振動させた振動と、
Bの部分を振動させた振動)が、円筒21及び円筒54
の、両端から、自由に、移動することで、Aの部分を振
動させた振動と、Bの部分を振動させた振動が、中心部
分において、共鳴して、共鳴現象を起すことで、穴又は
空間部分47を形成しない場合に、比較すると、より強
く、中心部分に形成している、受圧面22を振動させる
構造をしている。
【0038】次に、受圧面22の形成方法について説明
する。基本的には、図32に示すように、水晶又は、チ
タン酸バリウム又は、ニオブ酸リチウム又は、その他の
セラミックスなどの、圧電効果を有する材質からなる、
材質の丸棒30を、旋盤などの加工機械のチャック31
で把持し、また金属球の表面に、ダイヤモンド砥粒を付
着させた、砥石32を先端に、回転自在に設けた、加工
工具33を、ツール保持具34で把持する。砥石32
は、図33に示すように、対向面がカットされた球体で
あり、支持アーム35の先端に、軸受け36を介して、
回転自在に取り付けられている。砥石32の周面には、
図34(a)及びそのA−A拡大断面図である、図34
(b)に示すように、V字状溝32aが形成されてお
り、溝32aの内壁の一方が、砥石32の中心を通る面
に含まれるような、方向性を有している。この砥石32
は、エアノズル40から、砥石32の周面に対して、接
線方向に噴射される、空気のジェット流により高速回転
(好ましくは8.000〜50.000rpm)され、
被研削面をゆっくりと時間を掛けて(例えば毎分1μ
m)削っていく。この研削時に、噴水ノズル41から、
水を噴射して、砥石32の冷却と、削り屑の排出を行
う。丸棒30は、砥石32が回転駆動されるとき、図3
2に示すように、軸心の回りに回転駆動され、従って砥
石32により、円形形状又は、円筒形状の穴が形成され
る。又、上記にて説明した、研削又は研磨加工の手段
の、他の利用方法としては、図36(e)に示している
ような、砥石32”を使用することで、図2、図3及び
図4に示しているような形状又は、その他の形状の、研
削又は研磨加工に応用することが出来る。
【0039】なお、受圧面22の研磨面が凸状の場合
は、図36((a)は正面図、(b)は平面図)に示す
ように、鼓型の砥石32’を使用する。受圧面22の研
磨面がフラットな場合は、図36(c)に示すような、
フラットな砥石32”を使用する。あるいは、図37に
示すように、穴径よりもずっと小さい径の砥石32’を
用い、図33に示す加工工具33と同じ、回転駆動を砥
石32’に与える加工工具33’を、NC装置などで受
圧面の、曲面に沿って移動させながら砥石32’を回転
させる。同時に、チャック31を回転させて丸棒30を
回転させながら受圧面を加工する。又、穴又は空間部分
47を形成する手段としては、図36(d)に示すよう
な形状の砥石32”を使用すると、保持部分47を残し
て、容易に、穴又は空間部分47を加工することが出来
る。又、穴又は空間部分47を形成する手段としては、
通常のダイヤモンドを電着した、ドリルを使用しても、
穴又は、空間部分47を形成することは、可能である。
【0040】なお、円形形状の穴の加工には、通常の軸
の回りに回転する工具も使用でき、図38に示すような
球面形状の砥石や、図39に示す円板面形状の砥石も使
用できる。又、砥石32を使用して、研削加工が終了し
たならば、砥石32と同じ構造をした、研磨用の研磨用
砥石32”を、フェルト又は、バフなどの素材を使用し
て製作し、研磨用砥石32”と、砥石32を取り換え
て、研磨用砥石32”を使用して、研磨加工すると、仕
上加工が出来る。フェルト又は、バフで出来ている、研
磨用砥石32”の回転駆動の手段も、砥石32を回転駆
動させる手段と同じく、フェルト又は、バフに溝32
(a)を形成して、エアノズル40を使用しての、回転
駆動とすると、容易に、研磨加工を行うことが出来る。
【0041】なお、図40及び図41に示しているの
は、図33に示している構造をした、研削及び研磨装置
の製作図である。実際に製作した、砥石32の直径は2
0mmで、溝32(a)の深さは、1mmで、溝の数
は、16個形成した構造の、研削及び研磨装置に、エア
ノズル40から、砥石32の周面に対して接線方向に噴
射する。
【0042】なお、図40及び図41に示している構造
の、研削及び研磨装置に、研削用の砥石32の変わり
に、鉄、アルミニウム、銅などの金属又は、バフ又は、
フェルト又は、ガラス又は、プラスチック又は、セラミ
ックス又は、その他の研磨用材質で、図36に示してい
る、研磨用砥石32””(e)を製作して、研磨用砥石
32””(e)と、研磨剤として、ダイヤモンドペース
ト又は、酸化セリウム又は、アルミナ又は、GC又は、
その他の研磨剤を使用して、図2(a),図3(a)及
び図4(a)に示しているような形状に、図32に示し
ている、加工方法を使用して、水晶などの圧電素材を、
研削と研磨加工を、同時に行う構成とする。研削と研磨
を、同時に行うことが出来る、理由としては、研磨用砥
石32””(e)の回転数を、ベアリングが耐えること
が出来る、限界である、50.000回転までの回転数
にて、研磨用砥石32””(e)を容易に、駆動させる
ことが出来るがために、研磨加工だけでも、極く短い時
間に、能率よく、研磨加工が出来るがために、極く薄
い、水晶などの圧電素材であれば、フェルト、バフ、鉄
などで出来ている、研磨用砥石32””(e)を使用し
て、研削と研磨加工の、2つの加工を、同時に行うこと
が出来る。
【0043】図42(a)に示しているのは、フッ化水
素酸、CHFなどのフッ素系ガス、又はその他の化学
薬品を使用して、水晶板13に、マスクをかけて、中心
部分に、例えば、直径が1.5mmの、凹レンズ形状
(逆MESA形状)に、エッチング加工を行なって形成
した、水晶板13の形状を図示している。水晶板13、
又はその他の圧電素材を、フッ化水素酸などの、化学薬
品を使用して、エッチング加工すると、斜線にて示して
いる、外周部分の形状が、ムの字の形状(床堀り形状)
となり、蒸着を使用して、電極を形成する場合、斜線の
部分が、影となり、電極を形成することが出来にくいと
いう、欠点が、エッチング加工の欠点である。
【0044】図42(b)に示しているのは、図42
(a)にて説明した、エッチング加工の欠点を修正する
ために、図20に示している、両面研磨加工機械を使用
して、例えば、上部ラッピングプレート18は、スウエ
ード15を張った、ラッピングプレートを使用し、下部
ラッピングプレート17は、鉄などの、金属製のラッピ
ングプレートを使用して、図42(a)に示している、
エッチング加工した、水晶板13の凹レンズ形状部分
を、スウェード15を使用して、酸化セリウムなどの研
磨剤を使用して、研磨加工すると、図42(b)に示し
ているような、スムーズライン53を形成することが出
来ることが、第1の利点である。さらに、第2の利点
は、研磨剤が、凹レンズ形状の内部に、溜まるがため
に、凹レンズ形状の内部を、上部ラッピングプレート1
8を使用して、どんどんと、段階的に、研磨加工するこ
とが出来ることと、下部ラッピングプレート17の、両
面から、研磨加工することが出来ることで、極限まで、
薄い、例えば、0.5μm程度までの、極く薄い、水晶
板13を、研磨加工しても、保持部分51の、厚さは、
40μmから、30μm位の、厚さを、維持することが
出来ることにより、極限まで薄くしても、凹レンズ部分
の、強度の維持、及びハンドリングに困難を、伴うこと
がない。さらに、第3の利点は、平面研磨加工機械を使
用して、凹レンズ形状の研磨加工を行なうことが出来
る。上記3つの利点が、エッチング加工と、両面研磨加
工機械、又は片面研磨加工機械を併用した、加工手段よ
り、生まれる。
【0045】
【発明の効果】圧電素子被研磨物を、エッチング加工で
荒加工し、その後、両面研磨加工機械、又は片面研磨加
工機械を使用して、仕上げの研磨加工することで、エッ
チング加工で作ることが出来ない、スムーズラインを形
成することが出来るので、蒸着による電極の形成が容易
となる。さらに、これにより、副振動が減少する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の加工方法の概略を示す説明図であ
る。
【図2】 水晶振動子の製作例1を示すもので、(a)
は振動子の断面形状、(b)は振動子のノマルスキマイ
クログラフ、(c)はリアクタンス周波数特性を示すも
のである。表材はATカットで、素材の厚みは103μ
m、径は5mm、加工寸法は厚さ25μm、曲率半径は
30mmである。
【図3】 水晶振動子の製作例2を示すもので、(a)
は振動子の断面形状、(b)はリアクタンス周波数特性
を示すものである。表材はATカットで、素材の厚みは
103μm、径は5mm、加工寸法は厚さ9μm、曲率
半径は200mmである。
【図4】 水晶振動子の製作例3を示すもので、(a)
は振動子の断面形状、(b)はリアクタンス周波数特性
を示すものである。表材はATカットで、素材の厚みは
77μm、径は5mm、加工寸法は厚さ27μmであ
る。
【図5】 表材はATカットで、厚みが厚い水晶振動子
のリアクタンス周波数特性図である。
【図6】 表材はATカットで、厚みが厚い水晶振動子
のリアクタンス周波数特性図である。
【図7】 表材はATカットで、厚みが薄い水晶振動子
のリアクタンス周波数特性図である。
【図8】 表材はATカットで、厚みが薄い水晶振動子
のリアクタンス周波数特性図である。
【図9】 表材はATカットで、厚みがさらに薄い水晶
振動子のリアクタンス周波数特性図である。
【図10】表材はATカットで、厚みがさらに薄い水晶
振動子のリアクタンス周波数特性図である。
【図11】本発明の加工方法における第1の加工補助具
の断面図である。
【図12】本発明の加工方法における第2の加工補助具
の断面図である。
【図13】第1の加工補助具に第2の加工補助具と水晶
板をセットした状態の断面図である。
【図14】本発明の加工装置の他の例を示す断面図であ
る。
【図15】本発明の加工装置の他の例を示す断面図であ
る。
【図16】本発明の加工装置をラッピングプレートに挟
んだ状態を示す断面図である。
【図17】本発明の加工装置における第1の加工補助具
の平面図である。
【図18】図13の加工補助具で製作された水晶板の断
面図である。
【図19】図13の加工補助具で製作された水晶板の断
面図である。
【図20】ラッピングプレートの運動を示す平面図であ
る。
【図21】ラッピングプレートの運動を示す平面図であ
る。
【図22】本発明の実施例を示す上面図である。
【図23】本発明の実施例を示す断面図である。
【図24】本発明の実施例を示す断面図である。
【図25】本発明の加工装置の例を示す断面図である。
【図26】図25の装置で製作された水晶板の断面図で
ある。
【図27】加工補助具の他の例を示す断面図である。
【図28】加工補助具の他の例を示す断面図である。
【図29】加工補助具の他の例を示す断面図である。
【図30】本発明の実施例を示す断面図である。
【図31】本発明の実施例を示す上面図である。
【図32】本実施例による加工方法を示す断面図であ
る。
【図33】本実施例における加工工具を示す側面図であ
る。
【図34】本実施例における砥石の実施例を示す側面図
及びそのA−A断面図である。
【図35】本実施例における加工された実施例を示す断
面図である。
【図36】本実施例における砥石の他の例を示す側面図
及び平面図である。
【図37】本実施例における加工工具の他の例を示す断
面図である。
【図38】本実施例における加工工具の他の例を示す断
面図である。
【図39】本実施例における加工工具の他の例を示す断
面図である。
【図40】本実施例における加工工具の、実際の製作図
を示す側面図及び上面図である。
【図41】本実施例における加工工具の、実際の製作図
を示す拡大図の縦断面図及び断面図である。
【図42】本実施例における加工された実施例を示す断
面図である。
【符号の説明】
1 ボール砥石、2 主軸、3 円筒形状磁石、4 水
晶板、5 研削スピンドル、6 工具保持具、11 第
1の加工補助具、12 リング形状又は4角形状又はそ
の他の形状の溝又は段差、13 水晶板、14 円形状
又はその他の形状をした溝、15 スウェード、16
孔、17 下部ラッピングプレート、18上部ラッピン
グプレート、19 第2の加工補助具、21及び54
円筒、22 受圧面、23,24 電極、25 増幅
器、30 丸棒、31 チャック、32、32’、3
2”、32”、32” 研削又は研磨用砥石、32
(a)溝、33 33’、33” 加工工具、34 ツ
ール保持具、35 支持アーム、36 軸受、37 キ
ャリア、38 インターナルギア、39 太陽ギア、4
0エアノズル、41 噴水ノズル、42、43 モー
タ、44 研磨具、45 接着テープ、46 穴又は空
間部分、47 保持部分、48 固定用枠、49 金
線、50 電極、51 保持部分、52 溝、53 ス
ムーズライン、55 栓、56 保持部分、57 ダイ
ヤモンド砥粒、58 圧電板、59 接着剤層、

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の加工補助具の上面に、リング形状
    又は4角形状又はその他の形状の溝又は段差を形成し、
    その溝又は段差の、深さよりも、やや高い、円筒形状又
    はその他の形状の、第2の加工補助具を、前記溝又は段
    差に、はめ込み、前記第2の、加工補助具の、第1の加
    工補助具、上面からの、突出高さと、同じか、又は突出
    高さよりも、少し低いか、又は高い、円板状又はその他
    の形状の、圧電素子被研磨物を設置し、前記圧電素子被
    研磨物の、上面にある上部ラッピングプレートと、前記
    第1の加工補助具の下にある下部ラッピングプレート
    の、上下2枚のラッピングプレートを使用し、極く薄い
    加工物を、研磨加工することを特徴とする圧電素子の加
    工方法。
  2. 【請求項2】 前記第1の加工補助具の、上面に形成し
    た、円形状又はその他の形状の溝又は段差に液体を入
    れ、この液体に、前記圧電素子被研磨物下面の、周囲が
    密着するように、前記圧電素子被研磨物を、前記第1の
    加工補助具上に載置し、前記液体の、表面張力を使用す
    るか、又は氷結させることで、前記第1の加工補助具
    と、前記圧電素子被研磨物とを、固着することを特徴と
    する請求項1記載の圧電素子の加工方法。
  3. 【請求項3】 前記第1の加工補助具の、上面に載置し
    た水を含ませた、親水性薄板の上に、前記圧電素子被研
    磨物を載置し、前記親水性薄板に含ませた、水の表面張
    力を使用することで、前記第1の加工補助具と、前記圧
    電素子被研磨物とを、固着することを特徴とする請求項
    1記載の圧電素子の加工方法。
  4. 【請求項4】 前記第1の加工補助具に、複数の孔を形
    成し、この孔に、水飴、蜂蜜、接着剤のボンド又はグリ
    ース又はその他の接着剤などの、粘性物質を充填するこ
    とで、前記圧電素子被研磨物下面を、前記粘性物質で密
    着させ、前記第1の加工補助具と、前記圧電素子被研磨
    物とを、孔の面積だけで、点付けして固着することを特
    徴とする請求項1記載の圧電素子の加工方法。
  5. 【請求項5】 前記第1の加工補助具と、第2の加工補
    助具を、松脂、澱粉糊又はその他の接着剤を使用して、
    固定することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか
    の項に記載の圧電素子の加工方法。
  6. 【請求項6】 圧電素子被研磨物にマスクをかけて、中
    心部分だけを、例えば、CHFなどを使用して、イオ
    ンミーリングして、逆MESA形状に、荒加工した後、
    その後の加工手段として、両面研磨加工機械、又は片面
    研磨加工機械を使用して、仕上げの研磨加工を行なうこ
    とを特徴とする圧電素子の加工方法。
  7. 【請求項7】 円筒の中央部に、水晶又は、ニオブ酸リ
    チウム、ニオブ酸カリウム又は、その他の単結晶又は、
    チタン酸バリウム又は、圧電セラミックス又は、その他
    のセラミックスなどの、圧電効果を有する材質からなる
    受圧面を形成し、その受圧面に、一対の電極を形成する
    ことを特徴とする圧電素子の加工方法。
  8. 【請求項8】 円筒と受圧面が、圧電効果を有する一体
    の材質である請求項7記載の圧電素子の加工方法。
  9. 【請求項9】 圧電効果を有する、材質からなる丸捧
    の、両端部分から、それぞれ研削手段を用いて穴を開
    け、前記丸棒の、中央部に、所定の厚みの受圧面を形成
    し、さらに、その受圧面に、円筒の、左右から進入し
    た、空気振動が、中央部分にて、共鳴することが出来る
    ように、受圧面の外周部分に、左右から進入した、空気
    振動が、行き来することが出来るように、穴又は空間部
    分を形成して、円筒の左右から進入した、空気振動が、
    円筒の中心部分にて、共鳴して、共鳴現象を起こし、中
    心部分に位置する、受圧面を、より強く、振動させるこ
    とを特徴とする圧電素子の加工方法。
  10. 【請求項10】 圧電効果を有する、材質からなる丸棒
    の、両端部から、それぞれ研削手段を用いて、円筒形状
    の穴を開け、前記丸棒の、中央部に、所定の厚みの受圧
    面を形成し、その受圧面に、一対の電極を設けて、外部
    の空気振動を、増幅した電気信号に、変換して得ること
    を特徴とする圧電素子の加工方法。
  11. 【請求項11】 研削手段は、樽状の砥石の表面に溝を
    形成し、その溝に空気、又は液体を噴射することで前記
    砥石を回転させるか、またはその他の機械的な手段を使
    用して、前記樽状の砥石を回転させるものである請求項
    10記載の圧電素子の加工方法。
  12. 【請求項12】 真球に近い鋼球を使用して、樽状の砥
    石を形成する請求項10または11記載の圧電素子の加
    工方法。
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