JP2000317031A - ゴルフスイング矯正具 - Google Patents

ゴルフスイング矯正具

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JP2000317031A
JP2000317031A JP11126551A JP12655199A JP2000317031A JP 2000317031 A JP2000317031 A JP 2000317031A JP 11126551 A JP11126551 A JP 11126551A JP 12655199 A JP12655199 A JP 12655199A JP 2000317031 A JP2000317031 A JP 2000317031A
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grip
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golf
golf club
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Atsushi Sasaki
篤 佐々木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 右打ちの人の右手の使用を制限し、基本的な
ゴルフスイングに矯正することができるゴルフスイング
矯正具を提供する。 【解決手段】 例えば右打ちの人は、左手22でゴルフ
クラブ2のグリップ3を握った後、右手7の指7e,7
d,7cを操作用リング21の中に入れて、操作用リン
グ21を右手7で掴んだり、第1の操作部13を右手7
で掴んでゴルフスイングをする。トップスイングからダ
ウン・スイングに移行する際、右手7がゴルフクラブ2
を直接握るようになっていないため、トップ・スイング
からいきなり右手7で叩きにいくことができなくなり、
ゴルフクラブ2は左手7でリードされて振られることに
なる。しかも、この際、操作用リング21や第1の操作
部13を掴む右手7でゴルフクラブ2のヘッド位置や姿
勢を調整することができると共に、右手7を常時ゴルフ
クラブ2に添えてスイングすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ゴルフスイング
を矯正するためにゴルフクラブに取り付けられるゴルフ
スイング矯正具である。
【0002】
【従来の技術】一般的に、ゴルフのダウン・スイングに
おいて、右打ちの人は、体の左サイドがスイングをリー
ドしなければならず、左かかとのヒール・ダウン、左
膝、左腰、左肩をアドレスの位置に巻き戻し、左腕でゴ
ルフクラブを引き下ろすようにするのが基本であるとさ
れている。
【0003】しかし、ゴルフを初めて間もない初心者
は、トップ・スイングの位置から左手でゴルフクラブを
リードして引き下ろすのではなく、トップ・スイングの
位置からいきなり右手でボールを叩きにいくため、早期
にコックがほどけて、クラブ・ヘッドのタメがなくな
り、ヘッド・スピードが落ちて飛距離が出ないというミ
スを犯しやすい。又、このように、トップ・スイングの
位置からいきなり右手でボールを叩きにいくと、右肩が
前にでるため、スイング軌道がアウトサイド・インとな
り、スライスを誘発することになる。尚、ゴルフの熟練
者であっても、右腕の力が強い人は、上記のようなミス
を犯しやすいことが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来から、ゴルフを教
える立場にある人は、このようなミスの発生を防止する
ために、ダウン・スイングの基本的な動作を教えたり、
又、誤ったダウン・スイングを矯正する場合、ゴルフク
ラブを左手だけで振る練習を初心者等にさせることがあ
る。
【0005】しかし、このような場合、ゴルフクラブは
ヘッド側が重いため、左手だけでゴルフクラブを正確に
操作するのが難しく、アドレス、バック・スイング、ト
ップスイング、ダウン・スイングの一連のスイング軌道
にずれを生じやすく、又、インパクトの近傍で体が伸び
上がる等の悪い癖が矯正指導を受ける初心者等に付いて
しまうという不具合を生じることがあった。
【0006】そこで、本発明は、このような不具合を生
じることなく、ゴルフスイングの矯正を行うことができ
るゴルフスイング矯正具を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ゴル
フクラブのグリップに巻き付けられる第1の帯状体と、
この第1の帯状体と略直交するように固定され、前記グ
リップの側面に操作用リングを形成するために使用され
る第2の帯状体と、を備えたゴルフスイング矯正具であ
る。そして、前記第1の帯状体を前記グリップに巻き付
けた際に重なり合う部分には、第1の面ファスナーが取
り付けられている。又、前記第2の帯状体を丸めて前記
操作用リングを形成する際に重なり合う部分には、第2
の面ファスナーが取り付けられている。
【0008】このような構成の本発明によれば、第1の
帯状体は、第1の面ファスナーでゴルフクラブのグリッ
プに巻き付けられて固定される。そして、第2の帯状体
を第1の帯状体の側面側に丸め、その重なり合う部分を
第2の面ファスナーで固定すると、第1の帯状体の側
面、即ちグリップの側面に操作用リングが形成される。
ここで、例えば右打ちの人は、左手でゴルフクラブのグ
リップを握った後、右手の指を操作用リングの中に入れ
て、操作用リングを右手で掴んでゴルフスイングの練習
をする。このゴルフスイングの練習時、特にトップスイ
ングからダウン・スイングに移行する際、右手が操作用
リングを握っており、右手がゴルフクラブを直接握るよ
うになっていないため、トップ・スイングからいきなり
右手で叩きにいくことができなくなり、ゴルフクラブは
左手でリードされて振られることになる。但し、この
際、操作用リングを握る右手でゴルフクラブのヘッド位
置や姿勢を調整することができると共に、右手を常時ゴ
ルフクラブに添えてスイングすることができる。尚、本
発明のゴルフスイング矯正具は、右打ちの人と左打ちの
人が共用することができる。
【0009】請求項2の発明は、ゴルフクラブのグリッ
プに巻き付けられる帯状体と、この帯状体の一端側の表
面に端部が固定され、前記帯状体の一端側の先端に向か
って分岐する舌片体と、を備えたゴルフスイング矯正具
である。そして、前記帯状体の一端側と前記舌片体との
対向する面には、面ファスナーを構成するフック状テー
プとパイル状テープのいずれか一方が取り付けられてい
る。又、前記帯状体の他端側の裏面には、前記面ファス
ナーを構成するフック状テープとパイル状テープのいず
れか他方が取り付けられている。
【0010】このような構成の本発明によれば、帯状体
をゴルフクラブのグリップに巻き付けて、帯状体の他端
側の面ファスナーと帯状体の一端側の面ファスナーを重
ね合わすことにより帯状体をグリップに固定することが
可能になる。次いで、帯状体の他端側の面ファスナーと
舌片体の面ファスナーを重ね合わすことにより、帯状体
と舌片体が固定される。ここで、右打ちの人は、左手で
ゴルフクラブのグリップを握った後、舌片体と帯状体の
固定された部分を右手で掴んでゴルフスイングの練習を
する。このゴルフスイングの練習時、特にトップスイン
グからダウン・スイングに移行する際、右手が舌片体と
帯状体の固定された部分を握っており、右手がゴルフク
ラブを直接握るようになっていないため、トップ・スイ
ングからいきなり右手で叩きにいくことができなくな
り、ゴルフクラブは左手でリードされて振られることに
なる。但し、この際、舌片体と帯状体の固定部分を掴む
右手でゴルフクラブのヘッド位置や姿勢を調整すること
ができると共に、右手を常時ゴルフクラブに添えてスイ
ングすることができる。
【0011】請求項3の発明は、ゴルフクラブのグリッ
プに巻き付けられる帯状体と、この帯状体の一端側の表
面に端部が固定され、前記帯状体の一端側の先端に向か
って分岐する舌片体と、前記帯状体に取り外し可能に巻
き付けられ、操作用リングを形成するバンドと、を備え
たゴルフスイング矯正具である。そして、前記帯状体の
一端側と前記舌片体との対向する面には、面ファスナー
を構成するフック状テープとパイル状テープのいずれか
一方が取り付けられている。又、前記帯状体の他端側の
裏面には、前記面ファスナーを構成するフック状テープ
とパイル状テープのいずれか他方が取り付けられてい
る。そして、前記バンドの一端には、前記操作用リング
の大きさを調整するための止め具が取り付けられてい
る。
【0012】このような構成の本発明によれば、先ずバ
ンドを帯状体に巻き付けて操作用リングを形成した後、
帯状体をゴルフクラブのグリップに巻き付けて、帯状体
の他端側の面ファスナーと帯状体の一端側の面ファスナ
ーを重ね合わすことにより、帯状体をグリップに固定す
ることが可能になると共に、操作用リングを帯状体でグ
リップに締め付け固定することができる。次いで、帯状
体の他端側の面ファスナーと舌片体の面ファスナーを重
ね合わすことにより、帯状体と舌片体が固定される。こ
こで、ゴルフスイングの練習をする人が右打ちの場合
は、左手でゴルフクラブのグリップを握った後、操作用
リング又は帯状体と舌片体との固定部分を適宜選択し、
その選択した部分を右手で掴んでゴルフスイングの練習
をすることになる。その結果、上記請求項1又は請求項
2の発明と同様に使用し、同様の効果を得ることが可能
になる。尚、操作用リングの大きさは、止め具によって
調整できるので、右手の大きさ等に適宜合わせることが
でき、操作性が向上する。又、操作用リングを形作るバ
ンドを取り外し、請求項2の発明と同様の使い方をする
ことができる。
【0013】請求項4の発明は、ゴルフクラブのグリッ
プに巻き付けられる第1の帯状体と、この第1の帯状体
と所定の角度で交差するように固定され、前記グリップ
の側面に操作用リングを形成するために使用される第2
の帯状体と、を備えたゴルフスイング矯正具である。そ
して、前記第1の帯状体を前記グリップに巻き付けた際
に重なり合う部分には、第1の面ファスナーが取り付け
られている。又、前記第2の帯状体を丸めて前記操作用
リングを形成する際に重なり合う部分には、第2の面フ
ァスナーが取り付けられている。
【0014】このような構成の本発明によれば、操作用
リングとゴルフクラブとのなす角度をゴルフクラブのラ
イ角度に合わせることができ、操作用リングの操作性が
向上する。
【0015】請求項5の発明は、ゴルフクラブのグリッ
プに巻き付けられる第1の帯状体と、この第1の帯状体
に回動可能に取り付けられ、前記グリップの側面に操作
用リングを形成するために使用される第2の帯状体と、
を備えたゴルフスイング矯正具である。そして、前記第
1の帯状体を前記グリップに巻き付けた際に重なり合う
部分には、第1の面ファスナーが取り付けられている。
又、前記第2の帯状体を丸めて前記操作用リングを形成
する際に重なり合う部分には、第2の面ファスナーが取
り付けられている。
【0016】このような構成の本発明によれば、操作用
リングとゴルフクラブとのなす角度を様々なゴルフクラ
ブのライ角度等に応じて適宜調整することができ、操作
用リングの操作性が一層向上する。
【0017】請求項6の発明は、上記請求項2又は3に
記載のゴルフスイング矯正具において、前記帯状体の前
記グリップに接する面に摩擦抵抗の大きな滑り止め部材
を固定したことを特徴としている。
【0018】このような構成の本発明によれば、ゴルフ
スイング矯正具がより一層確実にグリップに固定され
る。
【0019】請求項7の発明は、上記請求項2又は3に
記載のゴルフスイング矯正具において、前記帯状体の他
端側表面と前記舌片体の表面に摩擦抵抗の大きな滑り止
め部材を固定したことを特徴としている。
【0020】このような構成の本発明によれば、例え
ば、帯状体と舌片体の固定部分を右手で掴んでゴルフス
イングの練習をする場合、右手が滑りにくいため、右手
の操作性が向上する。
【0021】請求項8の発明は、上記請求項7のゴルフ
スイング矯正具において、前記滑り止め部材の端部にリ
ブを形成したことを特徴としている。
【0022】このような構成の本発明によれば、例え
ば、帯状体と舌片体の固定部分を右手で掴んでゴルフス
イングの練習をする場合、掴んだ手がリブに引っかかる
ため、一層右手の操作性が向上する。
【0023】請求項9の発明は、上記請求項1,4,5
のいずれか1項に記載のゴルフスイング矯正具におい
て、前記第1の帯状体の前記グリップに接する面に摩擦
抵抗の大きな滑り止め部材を固定したことを特徴として
いる。
【0024】このような構成の本発明によれば、ゴルフ
スイング矯正具がより一層確実にグリップに固定され
る。
【0025】請求項10の発明は、上記請求項1,4,
5,9のいずれか1項に記載のゴルフスイング矯正具に
おいて、一端側にフックを備えた第3の帯状体を有し、
前記グリップに巻き付けられた第1の帯状体に前記フッ
クを引っかけることにより、前記第3の帯状体を前記グ
リップの側面に突出させることを特徴としている。
【0026】このような構成の本発明によれば、請求項
1,4,5,9のゴルフスイング矯正具に第3の帯状体
のフックを引っかけることにより、請求項3の発明に係
るゴルフスイング矯正具と同様の機能を備えることがで
きる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき詳述する。
【0028】[第1の実施の形態]図1は、本実施の形
態に係るゴルフスイング矯正具1の第1の使用状態図で
ある。又、図2は、本実施の形態に係るゴルフスイング
矯正具1の第2の使用状態図である。尚、これらの使用
状態図は、右打ちの人の場合を例に採って示すものであ
る。
【0029】これらの図に示すゴルフスイング矯正具1
は、図3〜図7に詳細を示すように、ゴルフクラブ2の
グリップ3に巻き付けられる帯状体4と、この帯状体4
の一端4a側の表面に端部5aが固定された舌片体5
と、帯状体4に取り外し可能に巻き付けられるバンド6
と、を備えている。
【0030】このうち、帯状体4は、図3〜図4に示す
ように、布,合成繊維,合成皮革や天然皮革等で形成さ
れたものであり、少なくとも親指7aと人差し指7b又
は親指7a,人差し指7b及び中指7cで掴むことがで
きるような幅に形成されており(図2参照)、図2に示
すような使用状態において、右手7でゴルフクラブ2の
姿勢を操作できる程度の剛性を備えている。この帯状体
4は、その一端4a側の表面に舌片体5の端部5aが縫
い付けられており、その舌片体5が帯状体4の一端4a
側の先端に向かって分岐するようになっている。そし
て、帯状体4の一端4a側の表面と舌片体5の対向する
面には、面ファスナー8を構成するフック状テープとパ
イル状テープのいずれか一方(面ファスナー)8aが固
定されている。又、帯状体4の他端4b側の裏面には、
面ファスナー8を構成するフック状テープとパイル状テ
ープのいずれか他方(面ファスナー)8bが固定されて
いる。尚、舌片体5は、帯状体4と同様の材料からな
り、帯状体4と同様の幅寸法に形成されている。
【0031】そして、その帯状体4の他端4b側の裏面
で且つ面ファスナー8の隣接する部位には、人工皮革や
天然皮革等の摩擦抵抗の大きな滑り止め部材10が固定
されている。この滑り止め部材10は、例えば、ゴルフ
クラブ2のグリップ3と接触する部位に位置し、帯状体
4とゴルフクラブ2とのスリップを防止して、ゴルフク
ラブ矯正具1の操作性を向上させるものである。又、帯
状体4の他端4b側の表面及び舌片体5の表面には、上
記滑り止め部材10と同様の滑り止め用部材11,12
がそれぞれ固定されている。
【0032】このように構成された帯状体4は、図4に
示すように、裏面側でゴルフクラブ2のグリップ3を包
み込むように巻き付けられ、他端4b側裏面の面ファス
ナー8bを一端4a側表面の面ファスナー8aに重ね合
わせて固定され、更に他端4b側裏面の面ファスナー8
bを舌片体5の面ファスナー8aに重ね合わせて固定さ
れる。これにより、帯状体4は、図2に示すように、ゴ
ルフクラブ2に固定されると共に、他端4b側裏面の面
ファスナー8bと舌片体5の面ファスナー8aとが重ね
合わされた部分で第1の操作部13が形成され、この第
1の操作部13を右手7の親指7aと人差し指7bで掴
むことが可能になる。尚、この際、第1の操作部13の
表面に滑り止め部材11が位置しているため、第1の操
作部13を右手7の親指7aと人差し指7bでしっかり
掴むことが可能になり、ゴルフクラブ2の操作性が向上
する(図2〜図4参照)。ここで、第1の操作部13の
先端部分にリブ14を形成することにより、更に第1の
操作部13を掴みやすくなり、ゴルフクラブ2の操作性
が一層向上する(図4参照)。
【0033】図5〜図7は、バンド6の詳細を示すもの
である。これらの図に示すように、本実施の形態に係る
ゴルフスイング矯正具1を構成するバンド6は、その一
端6a側が止め具16の枠体17の一辺17aを包み込
むように折り返されて縫い合わされている。これによ
り、止め具16は、バンド6の一端6a側の折り返し部
18に取り付けられることになる。ここで、バンド6
は、上記帯状体4と同様の材料で形成されており、その
裏面側に人工皮革や天然皮革等で形成された滑り止め部
材20が固定されている。尚、止め具16は、金属又は
合成樹脂等で形成されており、略四角形状の枠体17
と、この枠体17の前記折り返し部18に取り付けられ
る一辺17aに略直交する2辺17b,17bに掛け渡
されたスライド棒17cとで構成されており、スライド
棒17cが図中左右方向へスライドできるようになって
いる。
【0034】このように構成されたバンド6は、図7に
示すように、その他端6b側を裏面側に折り返した後、
その他端6b側を止め具16のスライド棒17cとバン
ド6の折り返し部18との間の隙間を通し、次いでその
他端6b側を裏面側(図中下方)に折り返してスライド
棒17cと枠体17との間の隙間を通して操作用リング
(第2の操作部)21を形成するようになっている。こ
こで、操作用リング21の大きさは、バンド6の他端6
b側先端を引っ張って巻き上げれば小さくでき、巻き上
げ状態を緩めれば大きくすることができる。従って、操
作用リング21の大きさを容易に調整することができ
る。とりわけ、図1に示すように、操作用リング21を
右手7で掴んだ後、操作用リングの大きさを調整する場
合、左手22でバンド6の他端6b側先端を引っ張るだ
けで済むため、操作用リング21の大きさの調整を容易
に行うことが可能になる。尚、操作用リング21の大き
さは、止め具16とバンド6間に生じる摩擦抵抗で維持
される。
【0035】ここで、バンド6は、帯状体4がゴルフク
ラブ2のグリップ3に巻き付けられる前の状態、即ち帯
状体4が図3に示すような状態において、その帯状体4
に巻き付けるように操作用リング21が形成される(図
7参照)。その後、バンド6は、帯状体4をゴルフクラ
ブ2のグリップ3に巻き付ける際に、帯状体4によって
ゴルフクラブ2のグリップ3に締め付け固定される(図
1参照)。
【0036】このように構成された本実施の形態のゴル
フスイング矯正具1の第1の使用例は、図1の状態にお
いて、左手22でゴルフクラブ2のグリップ3を握った
後、右手7の小指7e,薬指7d及び中指7cを操作用
リング21の中に入れて、操作用リング21を右手7で
掴む。そして、この状態において、アドレスからバック
スイングに移る。この際、左手22でゴルフクラブ2を
操作すると共に、右手7でゴルフクラブ2を引っ張り上
げる。そして、この一連の動作中に、右手7で操作用リ
ング21を操作することにより、ゴルフクラブ2のヘッ
ド位置を調節する。次いで、トップスイングからダウン
・スイングに移行するが、この際、右手7が操作用リン
グ21を握っており、右手7がゴルフクラブ2を直接握
るようになっていないため、トップ・スイングからいき
なり右手7で叩きにいくことができなくなり、ゴルフク
ラブ2は左手22でリードされて振られることになる。
但し、この際、操作用リング21を握る右手7でゴルフ
クラブ2のヘッド位置や姿勢を調整することができると
共に、右手7を常時ゴルフクラブ2に添えてスイングす
ることができる。その結果、ゴルフスイングを矯正した
いと願う者又はゴルフの初心者は、ゴルフクラブ2の基
本的なスイングを無理なく体で覚えることが可能にな
る。
【0037】又、上記のように、ゴルフクラブ2に添え
られた右手7でゴルフクラブ2のヘッドの姿勢を調整で
きるので、インパクト近傍位置において体が伸び上がる
という悪い癖が初心者等についてしまうのを防止するこ
とが可能になる。
【0038】又、本実施の形態のゴルフスイング矯正具
1の第2の使用例は、図1の操作用リング21の代わり
に、図1又は図2に示すゴルフスイング矯正具1の第1
の操作部13を右手7の親指7aと人差し指7b又は親
指7a,人差し指7b及び中指7cで掴み、ゴルフクラ
ブ2のグリップ3を握る左手22のリードを補助するよ
うになっている。即ち、左手22でゴルフクラブ2のグ
リップ3を握り、右手7で第1の操作部13を掴み、右
手7をゴルフクラブ2に添えることにより、左手22の
リードを右手7で補助することができる。しかも、右手
7で第1の操作部13を操作することにより、ゴルフク
ラブ2のヘッドの位置及び姿勢を調整できるので、前記
第1の使用例と同様に、アドレスからダウン・スイング
までの一連の基本的なスイングを無理なく体で覚えるこ
とが可能になる。
【0039】又、本使用例の場合も前記第1の使用例の
場合と同様に、ゴルフクラブ2に添えられた右手7でゴ
ルフクラブ2のヘッドの姿勢を調整できるので、インパ
クト近傍位置において体が伸び上がるという悪い癖が初
心者等についてしまうのを防止することが可能になる。
【0040】加えて、上記第1の使用例及び第2の使用
例は、ダウン・スイングの段階で直接右手7でボールを
打ちにいけず、左手22のリードでスイングをするよう
になっているため、インパクトからフォロー・スルーま
での一連のスイングも理想的なスイングとなる。
【0041】尚、本実施の形態において、第1の使用例
と第2の使用例は、ゴルフスイングの矯正を受ける者の
ゴルフの熟練度や矯正の難易等に応じて適宜使い分け
る。
【0042】又、上記第2の使用例のみでゴルフスイン
グの矯正を行う場合、バンド6(操作用リング21)を
帯状体4から取り外し、図2のように、帯状体4と舌片
体5とからなる第1の操作部13だけをゴルフクラブ2
に取り付けるようにしてもよい。
【0043】更に、ここで、ゴルフクラブ2のグリップ
3とは、ゴルフクラブ2のシャフト2aのうちでゴルフ
スイングを行う際に手で握る部分をいう。
【0044】[第2の実施の形態]図8〜図10及び図
12は、本発明の第2の実施の形態に係るゴルフスイン
グ矯正具31を示すものである。これらの図に示すよう
に、本実施の形態のゴルフスイング矯正具31は、ゴル
フクラブのグリップに巻き付けられる第1の帯状体32
と、この第1の帯状体32の一端32aに所定角度
(θ)傾けて縫い付けられた第2の帯状体33とを備え
ている。ここで、第2の帯状体33が第1の帯状体32
に対して所定角度(θ)傾けて縫い付けられるのは、ゴ
ルフクラブのライ角度を考慮したものである。
【0045】このうち、第1の帯状体32は、布,合成
繊維,合成皮革や天然皮革等で形成されたものであり、
その一端32a側で且つ前記第2の帯状体33を縫い付
けた面と反対の面(表面)に面ファスナー34を構成す
るフック状テープとパイル状テープのいずれか一方(面
ファスナー)34aが固定され、その他端34b側の裏
面に面ファスナー34を構成するフック状テープとパイ
ル状テープのいずれか他方(面ファスナー)34bが固
定されている。
【0046】又、第2の帯状体33は、第1の帯状体3
2と同様の材料で形成されており、その中間部分が第1
の帯状体32の一端32a側の裏面に所定角度傾けて縫
い付けられている。そして、この第2の帯状体33の図
8中上端部33a裏面には、面ファスナー35を構成す
るフック状テープとパイル状テープのいずれか一方(面
ファスナー)35aが固定されている。又、この第2の
帯状体33の図8中下端部33b表面には、面ファスナ
ー35を構成するフック状テープとパイル状テープのい
ずれか他方(面ファスナー)35bが固定されている。
【0047】このように構成されたゴルフスイング矯正
具31は、図9に示すように、第1の帯状体32の一端
32a側を表面側(図中下方)に曲げて、裏面側の面フ
ァスナー34の他方34bに表面側の面ファスナー34
の一方34aを重ねることにより、ゴルフクラブのグリ
ップに第1の帯状体32を巻き付けて固定することがで
きる(図12参照)。
【0048】次に、図10に示すように、第2の帯状体
33の上端部33a側と下端部33b側を図中右側に曲
げて、上端部33a側の面ファスナー35の一方35a
と下端部33b側の面ファスナー35の他方35bとを
重ねることにより、グリップの側面に操作用リング36
を形成することが可能になる(図12参照)。尚、操作
用リング36の大きさは、上記上端部33a側の面ファ
スナー35の一方35aと下端部33b側の面ファスナ
ー35の他方35bの重ね合わせる位置を変えることに
より調節することができる。
【0049】このような形態のゴルフスイング矯正具3
1によれば、上記第1の実施の形態の第1の使用例と同
様に、左手22でゴルフクラブ2のグリップ3を握った
後、右手7の小指7e,薬指7d及び中指7cを操作用
リング36の中に入れて、操作用リング36を右手7で
掴む(図1参照)。そして、この状態において、アドレ
スからバックスイングに移る。この際、左手22でゴル
フクラブ2を操作すると共に、右手7でゴルフクラブ2
を引っ張り上げる。そして、この一連の動作中に、右手
7で操作用リング36を操作することにより、ゴルフク
ラブ2のヘッド位置を調節する。次いで、トップスイン
グからダウン・スイングに移行するが、この際、右手7
が操作用リング36を握っており、右手7がゴルフクラ
ブ2を直接握るようになっていないため、トップ・スイ
ングからいきなり右手7で叩きにいくことができなくな
り、ゴルフクラブ2は左手7でリードされて振られるこ
とになる。但し、この際、操作用リング36を握る右手
7でゴルフクラブ2のヘッド位置や姿勢を調整すること
ができると共に、右手7を常時ゴルフクラブ2に添えて
スイングすることができる。その結果、ゴルフスイング
を矯正したいと願う者又はゴルフの初心者は、ゴルフク
ラブ2の基本的なスイングを無理なく体で覚えることが
可能になる。
【0050】又、上記のように、ゴルフクラブ2に添え
られた右手7でゴルフクラブ2のヘッドの姿勢を調整で
きるので、インパクト近傍位置において体が伸び上がる
という悪い癖が初心者等についてしまうのを防止するこ
とが可能になる。
【0051】尚、第11図(a)に示すように、第1の
帯状体32と第2の帯状体33を略直交するように固定
してもよい。このようにすれば、右打ちの人のみなら
ず、左打ちの人も使用することができ、右打ち用と左打
ち用の2種類を用意しなくて済む。
【0052】又、図11(b)のように、第1の帯状体
32と第2の帯状体33を回動可能に止め具37で組み
付け、第1の帯状体32と第2の帯状体33がなす角度
をゴルフクラブのライ角度に応じて変えることができ
る。このようにすれば、操作用リングを介して行うゴル
フクラブのヘッド操作がより一層的確に且つ容易にな
る。
【0053】[第3の実施の形態]図13は、本発明の
第3の実施の形態に係るゴルフスイング矯正具41を示
すものである。本実施の形態のゴルフスイング矯正具4
1は、第3の帯状体42の一端42a側を折り返し、こ
の折り返し部43にフック44の軸部44aを包み込ん
で、その折り返し部43を縫い合わせ、第3の帯状体4
2の一端42a側にフック44を取り付けるようになっ
ている。尚、第3の帯状体42は、布,合成繊維,合成
皮革や天然皮革等で形成されたものであり、必要に応じ
て表面に合成皮革や天然皮革等からなる滑り止め部材
(図示せず)を取り付けるようにしてもよい。ここで、
フック44は、下端に軸部44aよりも大径の鍔部44
bが形成されているため、フック44が第3の帯状体4
2から抜け出るようなことがない。
【0054】そして、このようなフック44を備えた第
3の帯状体42は、図14に示すように、第2の実施の
形態に係るゴルフスイング矯正具31の第1の帯状体3
2にフック44を引っかけることにより、第2の実施の
形態に係るゴルフスイング矯正具31と一体に使用する
ことができる。このように、本実施の形態に係る第3の
帯状体42を前記第2の実施の形態に係るゴルフスイン
グ矯正具31に組み付ければ、前記第1の実施の形態と
同様の機能を備え、前記第1の実施の形態に係るゴルフ
スイング矯正具1と同様の作用・効果を得ることができ
る。尚、第3の帯状体42は、フック44を第1の帯状
体32から引き抜くだけで、第2の実施の形態に係るゴ
ルフスイング矯正具31から簡単に分離することができ
る。
【0055】[ゴルフスイング矯正具の他の使用例]上
記のようなゴルフスイング矯正具は、前記図1や前記図
2の使用例に限定されるものではなく、例えば以下のよ
うに使用することもできる。
【0056】即ち、図15のゴルフスイング矯正具1の
使用例は、図2に示す帯状体4及び舌片体5を略90度
回転させて、帯状体4及び舌片体5の右手7で掴む部分
が左手22の親指22a側に位置するようにし、右手7
を左手22の親指22a上に重ねるようにして、右手7
で帯状体4及び舌片体5を掴むようになっている。尚、
帯状体4及び舌片体5は、ゴルフクラブ2を持つ人の顔
に向かって延びてくるような姿勢になっている。
【0057】この図15のようにゴルフスイング矯正具
1を使用することにより、テイクバック初期とダウンス
イング後期からインパクト時に左手の甲(換言すればク
ラブフェイス)が開くのを防止することができ、ゴルフ
クラブ2の返し方を覚えることができる。即ち、図15
に示すようにゴルフスイング矯正具1を使用すれば、無
意識にゴルフクラブ2が返り、正しい左腕のたたみ方を
マスターすることが可能になる。これは、図13及び図
14に示すゴルフスイング矯正具41にも適用すること
ができる。
【0058】又、図16のゴルフスイング矯正具1の使
用例は、図1に示すように操作用リング21を右手7で
握るのではなく、右手7の中指7c,薬指7d及び小指
7eを操作用リング21内に挿入し、実際に右手7でグ
リップ2を握った状態から指を軽く解いた形にして、イ
ンパクトでボールを押すイメージを練習するものであ
る。これは、リストターンの強すぎる人に対して有効で
あり、リストターンの強すぎる人に理想的なフォームを
身につけてもらうことが可能になる。これは、図12及
び図14に示すゴルフスイング矯正具31にも適用する
ことができる。
【0059】尚、以上の各実施の形態は、右打ちの人の
場合を例に採って説明したが、左打ちの人用に適宜変更
使用することができる。
【0060】又、上記各実施の形態のゴルフスイング矯
正具1,31は、練習場やゴルフ場のショートコースに
おいて、全てのゴルフクラブを持ち運ぶ必要がない場
合、限られた複数のゴルフクラブを束ねて持ち歩くため
のバンドとして使用してもよい。
【0061】更に、滑り止め部材は、ゴルフスイング矯
正具1,31,41のグリップに接する面や手で握った
り掴んだりする部分に適宜取り付けるようにすることが
できる。
【0062】加えて、操作用リングに挿入する右手の指
は、本実施の形態の例に限られず、必要に応じて適宜変
更することができる。
【0063】
【発明の効果】本発明は、例えば右打ちの人は、左手で
ゴルフクラブのグリップを握った後、右手の指を操作用
リングの中に入れて、操作用リングを右手で掴んでゴル
フスイングの練習をしたり、帯状体と舌片体との固定部
分を右手で掴んでゴルフスイングの練習をするようにな
っており、トップスイングからダウン・スイングに移行
する際、右手がゴルフクラブを直接握るようになってい
ないため、トップ・スイングからいきなり右手で叩きに
いくことができなくなり、ゴルフクラブは左手でリード
されて振られることになる。しかも、この際、操作用リ
ングや帯状体と舌片体との固定部分を掴む右手でゴルフ
クラブのヘッド位置や姿勢を調整することができると共
に、右手を常時ゴルフクラブに添えてスイングすること
ができる。その結果、ゴルフスイングを矯正したいと願
う者又はゴルフの初心者は、ゴルフクラブの基本的なス
イングを無理なく体で覚えることができる。又、上記の
ように、ゴルフクラブに添えられた右手でゴルフクラブ
のヘッドの姿勢を調整できるので、インパクト近傍位置
において体が伸び上がるという悪い癖が初心者等につい
てしまうのを防止することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るゴルフスイン
グ矯正具の第1の使用例を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るゴルフスイン
グ矯正具の第2の使用例を示す図である。
【図3】同ゴルフスイング矯正具を構成する帯状体と舌
片体の外観形状を示す斜視図である。
【図4】同ゴルフスイング矯正具を構成する帯状体をグ
リップに巻き付けた際の形状を示す外観斜視図である。
【図5】同ゴルフスイング矯正具を構成するバンドの平
面図である。
【図6】図5のA方向矢視図である。
【図7】図6に示すバンドの使用予想図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係るゴルフスイン
グ矯正具の展開図である。
【図9】同ゴルフスイング矯正具の第1の組立状態図
(図8のB方向矢視図)である。
【図10】同ゴルフスイング矯正具の第2の組立状態図
(図8のC方向矢視図)である。
【図11】本発明の第2の実施の形態に係るゴルフスイ
ング矯正具の応用例を示す図である。図11(a)は第
1の応用例を示すゴルフスイング矯正具の展開図であ
り、図11(b)は第2の応用例を示すゴルフスイング
矯正具の展開図である。
【図12】本発明の第2の実施の形態に係るゴルフスイ
ング矯正具の使用状態図を示す外観斜視図である。
【図13】本発明の第3の実施の形態に係るゴルフスイ
ング矯正具の構成部品を示す斜視図である。
【図14】本発明の第3の実施の形態に係るゴルフスイ
ング矯正具の外観斜視図である。
【図15】ゴルフスイング矯正具の他の使用例を示す図
である。
【図16】ゴルフスイング矯正具の更に他の使用例を示
す図である。
【符号の説明】
1,31,41……ゴルフスイング矯正具、2……ゴル
フクラブ、3……グリップ、4……帯状体、5……舌片
体、5a……端部、6……バンド、8……面ファスナ
ー、10,11,12,20……滑り止め部材、14…
…リブ、16……止め具、21,36……操作用リン
グ、32……第1の帯状体、33……第2の帯状体、3
4……面ファスナー(第1の面ファスナー)、35……
面ファスナー(第2の面ファスナー)、42……第3の
帯状体、44……フック

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴルフクラブのグリップに巻き付けられ
    る第1の帯状体と、 この第1の帯状体と略直交するように固定され、前記グ
    リップの側面に操作用リングを形成するために使用され
    る第2の帯状体と、を備え、 前記第1の帯状体を前記グリップに巻き付けた際に重な
    り合う部分には、第1の面ファスナーが取り付けられ、 前記第2の帯状体を丸めて前記操作用リングを形成する
    際に重なり合う部分には、第2の面ファスナーが取り付
    けられたことを特徴とするゴルフスイング矯正具。
  2. 【請求項2】 ゴルフクラブのグリップに巻き付けられ
    る帯状体と、 この帯状体の一端側の表面に端部が固定され、前記帯状
    体の一端側の先端に向かって分岐する舌片体と、を備
    え、 前記帯状体の一端側と前記舌片体との対向する面には、
    面ファスナーを構成するフック状テープとパイル状テー
    プのいずれか一方が取り付けられ、 前記帯状体の他端側の裏面には、前記面ファスナーを構
    成するフック状テープとパイル状テープのいずれか他方
    が取り付けられたことを特徴とするゴルフスイング矯正
    具。
  3. 【請求項3】 ゴルフクラブのグリップに巻き付けられ
    る帯状体と、 この帯状体の一端側の表面に端部が固定され、前記帯状
    体の一端側の先端に向かって分岐する舌片体と、 前記帯状体に取り外し可能に巻き付けられ、操作用リン
    グを形成するバンドと、を備え 前記帯状体の一端側と前記舌片体との対向する面には、
    面ファスナーを構成するフック状テープとパイル状テー
    プのいずれか一方が取り付けられ、 前記帯状体の他端側の裏面には、前記面ファスナーを構
    成するフック状テープとパイル状テープのいずれか他方
    が取り付けられ、 前記バンドの一端には、前記操作用リングの大きさを調
    整するための止め具が取り付けられたことを特徴とする
    ゴルフスイング矯正具。
  4. 【請求項4】 ゴルフクラブのグリップに巻き付けられ
    る第1の帯状体と、 この第1の帯状体と所定の角度で交差するように固定さ
    れ、前記グリップの側面に操作用リングを形成するため
    に使用される第2の帯状体と、を備え、 前記第1の帯状体を前記グリップに巻き付けた際に重な
    り合う部分には、第1の面ファスナーが取り付けられ、 前記第2の帯状体を丸めて前記操作用リングを形成する
    際に重なり合う部分には、第2の面ファスナーが取り付
    けられたことを特徴とするゴルフスイング矯正具。
  5. 【請求項5】 ゴルフクラブのグリップに巻き付けられ
    る第1の帯状体と、 この第1の帯状体に回動可能に取り付けられ、前記グリ
    ップの側面に操作用リングを形成するために使用される
    第2の帯状体と、を備え、 前記第1の帯状体を前記グリップに巻き付けた際に重な
    り合う部分には、第1の面ファスナーが取り付けられ、 前記第2の帯状体を丸めて前記操作用リングを形成する
    際に重なり合う部分には、第2の面ファスナーが取り付
    けられたことを特徴とするゴルフスイング矯正具。
  6. 【請求項6】 前記帯状体の前記グリップに接する面に
    摩擦抵抗の大きな滑り止め部材を固定したことを特徴と
    する請求項2又は3に記載のゴルフスイング矯正具。
  7. 【請求項7】 前記帯状体の他端側表面と前記舌片体の
    表面に摩擦抵抗の大きな滑り止め部材を固定したことを
    特徴とする請求項2又は3に記載のゴルフスイング矯正
    具。
  8. 【請求項8】 前記滑り止め部材の端部にリブを形成し
    たことを特徴とする請求項7に記載のゴルフスイング矯
    正具。
  9. 【請求項9】 前記第1の帯状体の前記グリップに接す
    る面に摩擦抵抗の大きな滑り止め部材を固定したことを
    特徴とする請求項1,4,5のいずれか1項に記載のゴ
    ルフスイング矯正具。
  10. 【請求項10】 一端側にフックを備えた第3の帯状体
    を有し、前記グリップに巻き付けられた第1の帯状体に
    前記フックを引っかけることにより、前記第3の帯状体
    を前記グリップの側面に突出させることを特徴とする請
    求項1,4,5,9のいずれか1項に記載のゴルフスイ
    ング矯正具。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2009116768A2 (ko) * 2008-03-18 2009-09-24 Oh Sung Nok 골프클럽의 그립 파지 지지구
KR100970564B1 (ko) 2008-03-19 2010-07-16 오승록 골프클럽의 그립 파지 지지구
KR100970563B1 (ko) 2008-03-07 2010-07-16 오승록 골프클럽의 그립 파지 지지구
KR101024753B1 (ko) 2008-03-18 2011-03-24 오승록 골프클럽의 그립 파지 지지구

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KR100970563B1 (ko) 2008-03-07 2010-07-16 오승록 골프클럽의 그립 파지 지지구
WO2009116768A2 (ko) * 2008-03-18 2009-09-24 Oh Sung Nok 골프클럽의 그립 파지 지지구
WO2009116768A3 (ko) * 2008-03-18 2010-01-14 Oh Sung Nok 골프클럽의 그립 파지 지지구
KR101024753B1 (ko) 2008-03-18 2011-03-24 오승록 골프클럽의 그립 파지 지지구
KR100970564B1 (ko) 2008-03-19 2010-07-16 오승록 골프클럽의 그립 파지 지지구

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