JP2000316865A - 超音波画像診断装置 - Google Patents

超音波画像診断装置

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JP2000316865A
JP2000316865A JP11131714A JP13171499A JP2000316865A JP 2000316865 A JP2000316865 A JP 2000316865A JP 11131714 A JP11131714 A JP 11131714A JP 13171499 A JP13171499 A JP 13171499A JP 2000316865 A JP2000316865 A JP 2000316865A
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JP
Japan
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ultrasonic
image
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parameter
buttons
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JP11131714A
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English (en)
Inventor
Yuji Oowaya
祐治 大和谷
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設定値の組合せを自由に設定可能な超音波画
像診断装置を提供する。 【解決手段】 超音波観測部と画像処理部を有し、画像
処理部内の操作用端末にシステム設定メニューを設け、
そのシステム設定メニューにラジアルモードオプション
とヘリカルモードオプションとを設け、例えばラジアル
モードオプションを選択した場合にはラジアルモードの
設定メニューの画面を表示して、表示レンジの切替設定
部と複数の画像から合成画像を生成する際の画像重み付
け係数の設定部とを表示して、例えば表示レンジボタン
33a〜33fの値を設定ボタン34a〜34lで増減
してそれぞれ任意の値に設定できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、選択可能な設定値
のシステム設定手段を備え、超音波画像を表示する超音
波画像診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、生体等の観察対象部分に超音波を
送信し、その際の観察対象部分側での音響的インピーダ
ンスの変化部分で反射された反射超音波を受信して、観
察対象部分に対する音響的な情報を画像化して、診断に
利用する超音波画像診断装置が広く採用される状況にあ
る。
【0003】例えば特願平10−140213号で記載
されているように、超音波プローブの先端側に配置した
超音波振動子をスパイラル状に回転駆動することによ
り、3次元的な超音波画像を得られるようにしたものが
ある。超音波プローブによる診断は、体腔内へ内視鏡を
挿入して病変部を発見した後、超音波プローブを内視鏡
内に挿入して病変部の深達度診断を実施する。
【0004】診断中のユーザは、体腔内の部位や病変部
に合わせて、表示レンジ、画像重み付け係数、超音波プ
ローブの移動距離と移動距離分解能を設定変更するの
で、設定値はユーザの自由な組合せで選択可能であるこ
とが望ましい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら特願平1
0−140213号では、表示レンジ、合成処理結果に
対する合成する各々の画像重み付け係数、超音波プロー
ブのプローブの軸方向へのリニア移動距離と、その際の
移動距離分解能の設定が行えるが、その設定の組合せ
は、超音波検査を行う検査モードにおいて設定してい
た。つまり、超音波振動子を駆動手段で実際に駆動する
駆動条件等のために、上記設定値は予め決められた組み
合わせしか選択できなかった。
【0006】本発明は、この問題点に着目してなされた
もので、上記設定値の組合せを自由に設定可能な超音波
画像診断装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】超音波振動子を駆動して
超音波画像を得る超音波観測手段と、該超音波観測手段
による超音波画像に対する画像処理を行う画像処理手段
とを備えた超音波画像診断装置において、超音波観測手
段及び画像処理手段とにおける超音波画像を表示するた
めの表示条件及び走査条件を規定する設定値を総合的に
設定する設定手段を設けたことにより、超音波観測手段
側のみで設定できる設定値の場合よりも自由な設定が可
能となる。
【0008】また、観察対象部分の超音波画像を所定の
大きさ又は解像度にするためのパラメータを入力するパ
ラメータ入力手段と、前記パラメータ入力手段で入力さ
れたパラメータの値を任意に増減させるためのパラメー
タ増減手段と、前記パラメータ入力手段で読み込まれた
パラメータの値を前記パラメータ増減手段よりの入力で
変更するパラメータ変更手段と、前記パラメータ変更手
段により変更されたパラメータの値を基に前記観察対象
部分の超音波画像の大きさ又は解像度変更するための画
像変換手段と、を備えたことにより超音波画像の大きさ
等を自由に設定できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (第1の実施の形態)図1ないし図8は本発明の第1の
実施の形態に係り、図1は第1の実施の形態の超音波診
断装置の全体構成を示し、図2は操作用端末のシステム
設定メニューの設定画面を示し、図3は図2のシステム
設定メニューで、ラジアルモードオプションを選択した
場合の設定画面を示し、図4はラジアル検査メニューの
設定画面を示し、図5はラジアルレビューの設定画面を
示し、図6は図2のシステム設定メニューで、ヘリカル
モードオプションを選択した場合の設定画面を示し、図
7はヘリカル検査メニューの設定画面を示し、図8はヘ
リカルレビューの設定画面を示す。
【0010】図1に示すように本発明の第1の実施の形
態の超音波診断装置1は被検体内に挿入され、その内部
の観察対象部分に対して超音波を送受信する超音波振動
子2を内蔵した超音波プローブ3と、この超音波プロー
ブ3と接続され、超音波の送受信及びリアルタイムのエ
コー画像(超音波断層像)の表示を行う超音波観測部4
と、この超音波観測部4で得られたエコーデータを基に
各種の画像処理を行う画像処理部5とを有している。
【0011】上記超音波プローブ3は被検体内に挿入さ
れる挿入部6と、この挿入部6の後端に設けられた駆動
部7とを有し、この駆動部7は挿入部6内に挿通された
シャフト8の後端を回転駆動することによりその先端に
取り付けられた超音波振動子2を回転駆動する。
【0012】この場合、シャフト8の後端には該シャフ
トを回転する回転駆動モータと、(シャフトを含めて)
該回転駆動モータをシャフトの軸方向に移動するリニア
移動用モータとが設けてあり、回転駆動モータの回転駆
動とリニア移動モータの移動を連動させることにより、
シャフト8の先端に取り付けた超音波振動子2をスパイ
ラル(ヘリカル)状に回転駆動して、スパイラル状の超
音波走査を行うことができるようにしている。
【0013】つまり、ヘリカル走査の場合には、図1に
示すように超音波振動子2はシャフト8の回りで符号9
aで示すように回転して、その際に(観察対象側に対し
て)ラジアル走査を行うと共に、その際の1回転の間に
符号9bで示すようにリニア移動モータによる移動ピッ
チだけシャフト8の軸(長手)方向に移動し、リニア走
査する。
【0014】そして、このヘリカル走査の場合には、リ
ニア方向に移動ピッチだけ移動しながらリニア移動距離
範囲に達するまで、順次ラジアル画像を形成するための
音線データを得るラジアル走査する。
【0015】この場合、超音波振動子2から(超音波の
出射方向に沿って)所定の距離以上に及ぶ距離レンジの
音線データを得るようにしている。そして、表示レンジ
の選択設定により、選択された距離レンジ内の音線デー
タから超音波画像を表示するようにしている(つまり、
最大の表示レンジ以上の距離レンジの音線データを得る
ようにしている)。また、リニア方向の移動ピッチを0
とした場合にはラジアル画像を得ることができる。
【0016】上記超音波観測部4は、超音波振動子2に
対して超音波を送受信させる送受信部11とこの送受信
部11で取り込まれたエコーデータを記録するフレーム
メモリ12に記録された1走査線の音線データを所望の
テレビジョン方式の画像に変換するデジタルスキャンコ
ンバータ(DSC)13と、このDSC13のデジタル
画像信号をアナログ信号に変換するD/A変換回路14
と、このD/A変換回路14の出力信号を入力としてリ
アルタイムの超音波診断像の表示を行うモ二夕15と、
前記駆動部7、送受信部11、フレームメモリ12の各
部の制御を行うシステムコントローラ16とを備えてい
る。
【0017】また、前記画像処理部5は、画像処理部5
各部の制御及び画像処理を行うCPU20と、各画像処
理結果のデータ等を記録する主記憶装置21と、超音波
観測部4からの音線データを記憶する画像データ記録装
置22と、音線データを座標変換する演算プロセッサ2
3と、超音波診断装置を制御する操作用端末24と、ポ
インティングデバイスとしての例えばトラックボール2
5と、フレームメモリ12に記録された1走査線の音線
データを保持するフレームバッファ26と、このフレー
ムバッファ26のデジタル画像信号をアナログ信号に変
換するD/A変換回路27と、このD/A変換回路27
の出力信号を入力としてリアルタイムの超音波診断像の
表示を行うモニタ28と、画像データ記録装置22に記
録された音線データをバックアップする光磁気ディスク
装置(MOD)29と、外部接続端末30とを備え、C
PU20、主記憶装置21、画像データ記録装置22、
演算プロセッサ23、ポインティングデバイス25、フ
レームバッファ26、光磁気ディスク装置(MOD)2
9、外部接続端末30はデータバスで互いに接続されて
いる。
【0018】また、超音波観測部4のフレームメモリ1
2も画像処理部5のデータバスに接続され、フレームメ
モリ12に一時的に格納されて超音波画像データを画像
処理部5の画像データ記憶装置22等に転送して記憶す
ることができるようになっている。
【0019】また、超音波観測部4のシステムコントロ
ーラ16も画像処理部5のデータバスに接続され、駆動
部7による超音波走査の駆動内容に対応する設定を画像
処理部5側で設定した場合、その設定に対応する制御信
号をシステムコントローラ16に送ることにより、シス
テムコントローラ16はその制御信号に沿って駆動部7
の動作を制御する。
【0020】また、システムコントローラ16は駆動部
7を動作させた場合の動作設定情報等を画像処理部5の
CPU20側に送り、CPU20は超音波走査の駆動内
容が画像処理部5側で設定したものと一致しているか否
かを判断することができ、一致していない場合には一致
するように制御する。
【0021】例えば、超音波をヘリカル走査する場合の
リニア方向へのリニア移動走査範囲(ストロ−ク)と1
回転した際のリニア方向への移動幅(ピッチ)を複数の
値に設定できるようにしている。
【0022】そして、設定された駆動状態で、駆動部7
により超音波振動子2はヘリカル状に駆動され、その際
に送受信部11からの送信信号の印加により超音波走査
を行い、観察対象側で反射された反射超音波が再び超音
波振動子2で受信されて電気信号に変換されてエコー信
号となり、このエコー信号はA/D変換されてフレーム
メモリ12に格納され、DSC13で座標変換された
後、D/A変換されてモニタ15に超音波画像が表示さ
れるようになっている。
【0023】また、フレームメモリ12に格納された超
音波画像データ(音線データ)は画像処理部5の画像デ
ータ記憶装置22に転送される。画像処理部5のCPU
20は主記憶装置21に記憶されているプログラムに沿
って、例えば画像データ記憶装置22に転送された超音
波画像データに対し、画像処理(演算処理)を行い、そ
の処理結果を主記憶装置21に記憶したり、フレームバ
ッファ26等を経てモニタ28で表示する。
【0024】例えば、ヘリカルモードに設定した場合に
は、CPU20はヘリカル走査で得た1枚前の画像デー
タと、現在得られた画像データとの平均(重み付け係数
Kによる平均も含む)を取った平均画像等の合成画像を
得る画像処理を行い、より滑らかな画像をモニタ28に
表示できるようにしている。
【0025】この場合には、CPU20はモニタ28に
表示される合成画像或いは平均画像I(disp)を、 I(disp)=(I(n)+K・I(n−1))/
(1+K) の演算により得る。ここで、I(n)はイメージセレク
ションスライダ等の画像選択手段で選択している画像、
I(n−1)は画像I(n)より1つ前の画像である。
また、重み付け係数Kは例えば0.1から1.0まで選
択することができる(より広い範囲にすることも可能で
ある)。
【0026】また、本実施の形態では、超音波振動子2
をヘリカル走査等して超音波検査を行う場合の設定条件
或いは送受信部11でのゲイン設定条件と、画像処理部
5による画像処理の設定条件とを総合的に設定するシス
テム設定手段を形成している。
【0027】例えば特願平10−140213号では検
査モードで設定を行うようにしていたので、検査モード
で設定できる組み合わせしか選択できなかったが、本実
施の形態では検査モード側で設定できるものと、画像処
理部5でのレビューモード側で設定できるものとを総合
的に設定する設定手段を設けることにより、広範囲に及
ぶ設定、つまりユーザが望む自由な設定を可能にしてい
る。
【0028】このために本実施の形態では、検査モード
で設定を行っていた設定内容と、レビューモード側での
設定内容とをまとめて設定するシステム設定手段を形成
している。
【0029】より具体的には、操作用端末24には後述
するシステム設定メニューを表示し、そのシステム設定
メニューに、ラジアルモードオプションとヘリカルモー
ドオプションとのサブシステムメニューを設けると共
に、ラジアルモードオプションを選択した場合には超音
波画像の大きさの度合いを規定する表示レンジと(画像
処理して表示する合成画像或いは平均画像を規定する)
画像重み付け係数を殆ど任意に設定できるようにし、ま
たヘリカルモードオプションを選択した場合には、表示
レンジと超音波振動子のリニア方向への移動距離範囲と
移動ピッチとを任意に設定できるように、パラメータの
入力手段、パラメータの増減手段、パラメータの変更手
段を設けている。
【0030】そして、これらのパラメータの入力手段、
増減手段、変更手段の内容に応じて駆動部7の駆動条件
の設定、送受信部11による受信アンプのゲイン設定、
画像処理部5の例えばCPU20による合成画像生成処
理、画像変換処理等を行うようにしている。
【0031】以下、図面を参照して具体的に説明する。
図2は前記操作用端末24のシステム設定メニューの画
面であり、システム設定メニュータグ31aが選択され
ていることから分かる。このシステム設定メニュータグ
31aの他に、ラジアル検査メニュータグ31b、ヘリ
カル検査メニュータグ31c等を選択できる。
【0032】システム設定メニューの表示画面には、ラ
ジアルモードの設定メニューを選択するラジアルモード
オプション32a、ヘリカルモードの設定メニューを選
択するヘリカルモードオプション32b、レコードオプ
ション32c、擬似カラー設定32d、MOフォーマッ
ト32e、プリセット1〜5 32f〜32j、呼び出
し32k、記録32l、日付と時間32m、病院名32
n、シャットダウン設定32o、サブスクリーン設定3
2p、プリンタ選択32q、データ修復32rの各ボタ
ンが設けてある。
【0033】そして、図2のシステム設定メニューの画
面状態で、ラジアルモードオプション32aを選択する
と、図3に示すようにシステム設定メニューの画面中に
ラジアルモードの設定メニューが表示されるようにな
る。
【0034】図3に示すラジアルモードの設定メニュー
の画面には、(超音波の深達距離を切替えて表示させ
る)表示レンジの切替設定を行うレンジ切替設定部(画
面)と、複数の画像から合成画像を表示させる際の条件
を規定する画像重み付け係数を設定する画像重み付け係
数設定部とが表示される。
【0035】レンジ切替設定部には例えば6つの値に入
力設定できる表示レンジボタン33a〜33fと、その
上に配置され、表示レンジボタン33a〜33fの値を
それぞれ任意に増大させる設定ボタン34a〜34f、
また表示レンジボタン33a〜33fのそれぞれ下側に
配置され、それぞれ任意に縮小させる設定ボタン34g
〜34lとが配置されており、表示レンジボタン33a
〜33fの値は設定ボタン34a〜34lを操作するこ
とにより、増減されて変更設定されるようになる。な
お、表示レンジボタン33a〜33fにそれぞれ具体的
に表示されている数値1,2,4,6,9,12の単位
はcmである。
【0036】つまり、表示される超音波画像の大きさ或
いは解像度(この場合には表示される深達距離)を規定
するパラメータを入力し、その値を増減して、入力され
た値を任意の値に変更設定できるようにしている。
【0037】また、レンジ切替設定部の下側の画像重み
付け係数設定部には、Kで示す画像重み付け係数35の
設定値と、その上下に配置され、設定値を増加、減少さ
せる設定を行う設定ボタン34m、34nとが配置され
ている。また、レンジ切替設定部及び画像重み付け係数
設定部での設定を無効にするキャンセルボタン36と、
これらの設定を有効にするOKボタン37とが画面の左
右に配置されている。
【0038】そして、OKボタン37が操作された場合
には、画像処理部5のCPU20は図3での設定データ
を図1に示す主記憶装置21に格納する。また、CPU
20は主記憶装置21に格納された設定データにより、
観測部4と画像処理部5の設定データを更新制御する。
そして、図4に示すようにラジアル検査メニューの設定
画面にした場合には、図3の設定内容を主記憶装置21
から読み出し、ラジアル検査メニューで表示される設定
内容に反映するようにしている。
【0039】図4に示すこのラジアル検査モードの設定
画面には例えば6つの表示レンジボタン38a〜38
f、ラジアルレビュー切替ボタン39等が表示される。
また、ラジアルレビュー切替ボタン39を操作すると、
画像処理の際の設定内容を表示する図5に示すラジアル
レビューメニューが表示される。
【0040】図5に示すようにラジアルレビューメニュ
ーには、例えば6つの表示レンジボタン40a〜40
f、ラジアル検査切替ボタン41等が表示される。この
ラジアルレビューメニューにおいても、図3で設定した
内容を主記憶装置21から読み出して、この設定画面で
表示される内容に反映した表示を行うようにしている。
図5のラジアル検査切替ボタン41を選択すると、図4
のラジアル検査メニューの設定画面に移る。
【0041】また、図2に示すヘリカルモードオプショ
ンタグ32bを操作した場合には、図6のヘリカルモー
ドの設定画面に移る。図6に示すヘリカルモードの設定
画面には、レンジ切替設定部とリニア移動距離切替設定
部とリニア移動距離分解能切替設定部とが表示されるよ
うにしている。
【0042】具体的には、レンジ切替設定部には例えば
6つの値に入力設定できる表示レンジボタン42a〜4
2fと、その上に配置され、表示レンジボタン42a〜
42fの入力値をそれぞれ任意に増大設定する設定ボタ
ン43a〜43fと、また表示レンジ42a〜42fの
それぞれ下側に配置され、それぞれ任意に縮小設定する
設定ボタン43g〜43lとが配置されている。
【0043】このレンジ切替設定画面の左上側のリニア
移動距離切替設定部(ストローク切替設定部)には、例
えば4つのリニア移動距離(図6ではストローク)ボタ
ン44a〜44dと、このストロークボタン44a〜4
4dの左右両側に配置され、任意に増大、縮小設定する
設定ボタン45a〜45hとが配置されている。
【0044】また、レンジ切替設定部の上側のリニア移
動距離分解能切替設定部(ピッチ切替設定部)には、例
えば5つのリニア移動距離分解能(図6ではピッチ)ボ
タン46a〜46eと、その上側と下側にそれぞれ配置
され、増大、縮小設定する設定ボタン47a〜47jと
が配置されている。
【0045】なお、表示レンジボタン42a〜42fの
数値の単位はcmであり、また、ストロークボタン44
a〜44dの数値の単位はmmであり、また、ピッチボ
タン46a〜46eの数値の単位もmmである。
【0046】また、図6での設定を無効にするキャンセ
ルボタン48aと有効にするOKボタン48bとが配置
されている。そして、この図6の設定内容は主記憶装置
21に記憶される。
【0047】そして、ヘリカル検査メニューを選択して
図7のヘリカル検査モードの画面にした場合には、レン
ジ設定内容とストローク設定内容等が表示され、図6の
設定内容が反映されるようにしている。
【0048】具体的には、レンジ設定部には例えば6つ
の表示レンジボタン49a〜49fが表示され、ストロ
ーク切替設定部にはストロークボタン50a〜50d
と、ピッチボタン51a〜51eとが表示される。ま
た、ヘリカルレビュー切替ボタン52も表示される。
【0049】そして、このヘリカルレビュー切替ボタン
52を操作した場合には、図8のヘリカルレビューメニ
ューが表示される。このヘリカルレビューメニューに
は、表示レンジボタン53a〜53fと、ヘリカル検査
切替ボタン54等が表示され、図6の設定内容が反映さ
れるようにしている。
【0050】次に本実施の形態の作用を説明する。図1
の操作用端末24のシステム設定メニュータブ31aを
選択すると、図2に示すシステム設定メニューの画面に
なる。このシステム設定メニューの画面において、ラジ
アルモードオプション32aを選択すると、図3のラジ
アルモードの設定画面が現れる。
【0051】このラジアルモードの設定画面には表示レ
ンジボタン33a〜33f、画像重み付け係数35の設
定部が表示され、設定ボタン34a〜34fは任意のレ
ンジで表示レンジ33a〜33fを増大設定でき、また
設定ボタン34g〜34lにより任意のレンジに表示レ
ンジ33a〜33fを縮小設定することができ、ユーザ
は任意の値に設定することができる。
【0052】また、設定ボタン34mは任意の係数で画
像重み付け係数35を増加設定し、設定ボタン34nは
任意の係数で画像重み付け係数35を縮小設定する。そ
して、設定後にOKボタン37を押すことで、図2のシ
ステム設定メニューに戻り、設定値は主記憶装置21に
記憶される。
【0053】診断のためラジアル検査メニュータグ31
bを選択して図4に示すラジアル検査メニューを表示す
ると、表示レンジボタン38a〜38f、ラジアルレビ
ュー切替ボタン39等が表示される。この場合、表示レ
ンジボタン38a〜38fに設定されている値は図3で
設定した上記設定値に設定されている。
【0054】これと同様に、図4でラジアルレビュー切
替ボタン39により図5に示すラジアルレビューメニュ
ーの画面に切り替えても、図4の表示レンジボタン38
a〜38fに設定されている場合と同様に、図3で設定
したものと同じ設定値が表示される。また、画像重み付
け係数35の設定値も図5での設定値(図5のAveと
表示されている平均ボタン)に反映され、それはモニタ
28で表示される画像に反映される。
【0055】また、システム設定メニューにおいてプリ
セット1〜5 32f〜32jを選択し、記録ボタン3
2lを押すと、主記憶装置21に記憶した設定値を主記
憶装置21に記憶することができる。記憶した設定値は
呼び出しボタン32kを押すと、再度設定可能になる。
【0056】また、図2のシステム設定メニューにおい
て、ヘリカルモードオプション32bを選択すると、図
6のヘリカルモードの設定画面が現れる。
【0057】図6のヘリカルモードの設定画面により、
表示レンジボタン42a〜42f、ストロークボタン4
4a〜44d、ピッチボタン46a〜46eの設定値が
表示される。表示レンジの設定は、上記ラジアルモード
オプションにより図3のラジアルモードの設定画面の表
示内容と同様であり、ユーザは同様に設定できる。
【0058】また、ストロークボタン44a〜44dの
左側の設定ボタン45a〜45を操作することによりス
トロークボタン44a〜44dのストロークの値を任意
に増加設定し、設定ボタン45e〜45hの操作により
ストロークボタン44a〜44dの値を任意の値に減少
設定することができる。
【0059】また、設定ボタン47a〜47eの操作に
よりピッチボタン46a〜46eのピッチ設定値を任意
の値に粗く(大きく)設定でき、設定ボタン47f〜4
7jはピッチボタン46a〜46eのピッチ設定値を細
かく(小さく)設定することができる。ピッチ設定値を
小さくすると、リニア方向の分解能が高くなり、ピッチ
設定値を大きくすると、リニア方向の分解能が低くな
る。
【0060】そして、これらの設定操作を行った後にO
Kボタン48bを操作すると、設定値のデータが主記憶
装置21に記憶される。
【0061】そして、診断のためヘリカル検査メニュー
タグ31cを選択して図7に示すヘリカル検査メニュー
を表示すると、表示レンジボタン49a〜49f、スト
ロークボタン50a〜50d、ピッチボタン51a〜5
1e、ヘリカルレビュー切替ボタン52等が表示され
る。この場合、例えば表示レンジボタン49a〜49f
に設定されている値は図6で設定した上記設定値(図6
の表示レンジボタン42a〜42fの設定値)に設定さ
れている。ストロークボタン50a〜50d及びピッチ
ボタン51a〜51eの設定値も同様である。
【0062】また、図7でヘリカルレビュー切替ボタン
52により図8に示すヘリカルビューメニューの画面に
切り替えても、図7のヘリカル検査メニューの場合と同
様に、そこに表示される設定値は図6で設定したものと
同じ設定値が表示されるようになる。また、システム設
定メニューにおいてプリセット1〜5 32f〜32j
を選択し、記録ボタン32lを押すと、設定値を主記憶
装置21に記憶することができる。記憶した設定値は呼
び出しボタン32kを押すと、再度設定可能になる。本
実施の形態は以下の効果を有する。
【0063】システム設定メニュー内のサブメニューで
あるラジアルモードオプション32aとヘリカルモード
オプション32bを設けることで、ラジアルモードオプ
ション32aにより、ラジアル検査メニューの表示レン
ジ38a〜38f、画像重み付け係数35、ラジアルレ
ビューメニューの表示レンジ40a〜40fの自由な組
合せが選択可能になる。
【0064】また、ヘリカルモードオプション32bに
より、ヘリカル検査メニューの表示レンジボタン49a
〜49f、ストロークボタン50a〜50d、ピッチボ
タン51a〜51e、ヘリカルレビューメニューの表示
レンジ53a〜53fの自由な組合せが選択可能にな
り、使い勝手の良い超音波画像診断装置1を実現でき
る。
【0065】また、プリセット1〜5 32f〜32
j、記録32l、呼び出し32kの各ボタンを設けるこ
とで、設定値を主記憶装置21に記憶することが可能に
なり、記憶した設定値を再度設定可能になる。
【0066】また、本実施の形態では超音波振動子2を
駆動して超音波画像を得る超音波観測手段と、該超音波
観測手段による超音波画像に対する画像処理を行う画像
処理手段とを備え、超音波観測手段及び画像処理手段と
における超音波画像を表示するための表示条件及び走査
条件を規定する設定値を総合的に設定する設定手段を設
けているので、従来例における超音波観測手段側のみで
設定される設定値等よりも広範囲に設定することが可能
となり、ユーザが望む殆ど任意の設定値で画像表示させ
ることが可能となる。
【0067】なお、上述の説明ではラジアルモードオプ
ション32aとヘリカルモードオプション32bを選択
して総合的に設定した設定条件は、ラジアルモード及び
ヘリカルモードでの検査モード及びレビューモードの画
面にそのまま反映されるようにしたが、設定条件によっ
ては或いは駆動部7等の駆動制御機構によっては検査モ
ード及びレビューモードの画面で異なる内容が表示され
る場合もあるようにしても良い。
【0068】例えば、駆動部7がハードウェア上の制限
から決められたストロークの値St及びピッチの値Pt
の複数の組み合わせしか選択設定できない場合に、ヘリ
カルモードオプション32bによりユーザが上記ストロ
ークの値St及びピッチの値Pt以外の値St′、P
t′を設定した場合、検査モード側の画面では値S
t′、Pt′に近いストロークの値St及びピッチの値
Ptを表示し、レビューモードの画面では値St′、P
t′を表示して、モニタ28にはユーザが設定したスト
ロークの値St′及びピッチの値Pt′を表示するよう
にしても良い。
【0069】つまり、このような場合には、ユーザが設
定した第1の走査条件(具体的にはストロークの値S
t′及びピッチの値Pt′)に近い第2の走査条件で実
際に走査し、表示手段には第2の走査条件から画像処理
により第1の走査条件による超音波画像を表示するよう
にしても良い。このように、超音波観測手段がハードウ
ェア上で制約される場合にも、ユーザが望む殆ど任意の
設定値で画像表示させることが可能となる。
【0070】(第2の実施の形態)次に本発明の第2の
実施の形態を図9(A)及び(B)を参照して説明す
る。図9(A)は第2の実施の形態における超音波観測
部4から画像処理部5に出力される音線データを示し、
図9(B)は画像処理部5の演算プロセッサ23により
座標変換されて表示される通常表示画面63aと拡大表
示画面63bとを示す。
【0071】本実施の形態の超音波診断装置は、その構
成が図1に示すものと同様の構成であり、画像処理部5
の演算プロセッサ23により座標変換して表示する機能
として通常表示の他に拡大表示する機能を設けている。
その他は第1の実施の形態と同様である。従って、異な
る機能の構成、作用及び効果を以下に説明する。
【0072】超音波観測部4から画像処理部5へは図9
(A)に示すN本の音線データ61が入力される。この
場合、各1本の音線データはLピクセル(レンジがXc
mの場合)62aとなる。
【0073】N本の音線データ61は画像処理部5の演
算プロセッサ23により座標変換されて、通常表示画面
63aには図9(B)の上部に示すように円形の表示範
囲に2Lピクセルが表示される。また、拡大表示の指示
を行った場合には、図9(A)における各音線データの
それぞれMピクセル(レンジYcm)62bが図9
(B)の下部の拡大表示画面63bに示すようにX/Y
倍して、その上部の表示範囲(つまり2Lピクセルの表
示範囲)と同じ大きさで表示(Mピクセル部分が拡大表
示)するようにしている。
【0074】ここで、Lピクセル62aは任意のレンジ
Xcmに、Mピクセル62bは任意のレンジYcmに対
応する1音線データであり、Lピクセル62aとMピク
セル62b、レンジXcmとレンジYcmは共に相似の
関係にある(ただしL>M、X>Yの関係)。
【0075】次に作用を説明する。音線データ61おい
て、Lピクセル62aのレンジXcmを基準とし、拡大
するデータをMピクセル62bのレンジYcmとして作
用を説明する。基準となるLピクセル62a(レンジX
cm)の音線データをN本集めた音線データ61を演算
プロセッサ23により座標変換することで、2Lピクセ
ル(2Xレンジ)の通常表示画面63aで表示すること
ができる。
【0076】一方、Mピクセル62b(レンジYcm)
の音線データをN本集めた音線データ61を演算プロセ
ッサ23で座標変換する前に、N本すべての音線データ
をCPU20においてX/Y倍することにより以下の第
1式が成立する。
【0077】 Mピクセル*X/Y=Lピクセル (第1式) ここで、*は積を表す。第1式により拡大したMピクセ
ル62b(レンジYcm)の音線データは、拡大表示画
面63bのように2Lピクセルの範囲で表示可能とな
る。
【0078】本実施の形態は以下の効果を有する。超音
波観測部4でサポートしていない表示レンジでも、本方
法により画像処理部5でデータ補完することで、モニタ
28への表示が可能となる。
【0079】(第3の実施の形態)次に本発明の第3の
実施の形態を図10及び図11を参照して説明する。図
10は第3の実施の形態の超音波診断装置1′の構成を
示し、図11はインストール時の処理内容を示す。
【0080】図10に示す超音波診断装置1′は図1の
超音波診断装置1において、画像処理部5における主記
憶装置21にはインストール起動ソフト21aを記憶
し、また、光磁気ディスク装置(図11ではMODを用
いる)29に挿入される光磁気ディスク(図11ではM
Oを用いる)29aには超音波画像診断装置ソフトウェ
ア29bと操作用端末ソフトウェア29cとを書き込ん
であり、光磁気ディスク装置29にこの光磁気ディスク
29aを挿入した場合には、CPU20は主記憶装置2
1のインストール起動ソフト21aのプログラムに従っ
て、図11に示すようなインストール処理を行う。
【0081】つまり、図11はインストール起動ソフト
21aによりCPU20が行う超音波画像診断装置ソフ
トウェア29bと操作用端末ソフトウェア29cのイン
ストール作業のフローチャートである。
【0082】以下、図11のフローチャ−トの内容を具
体的に説明する。図11に示すように最初のステップS
1でMO29aをMOD29に挿入し、この挿入した状
態でステップS2に示すように超音波画像診断装置1′
の電源を投入する。
【0083】すると、ステップS3に示すように画像処
理部5のCPU20はMO29aの有無を判断し、MO
29a無しと判断すると、ステップS4に示すように通
常モードで起動し、MO29a有りと判断すると、ステ
ップS5に示すようにインストール起動ソフト21aが
起動する。
【0084】CPU20はこのインストール起動ソフト
21aを実行することにより、ステップS6に示すよう
に超音波画像診断装置1′と操作用端末24のどちらを
インストールするか選択する判断を求める。
【0085】この判断に対して、操作用端末側を選択す
ると、ステップS7に示すように操作用端末24へのイ
ンストールを実行し、超音波画像診断装置側を選択する
と、ステップS8に示すように超音波画像診断装置1′
へのインストールを実行する。
【0086】操作用端末24或いは超音波画像診断装置
1′へのインストールの実行により、ステップS9に示
すようにインストールが完了した後に、ステップS10
に示すようにMO29aを取り外す。
【0087】その後、ステップS11に示すように超音
波画像診断装置1′の電源を再投入すると、ステップS
12に示すように通常モードで起動することになる。そ
の他の構成及び作用は第1の実施の形態と同様である。
【0088】本実施の形態は以下の効果を有する。主記
憶装置21にインストール起動ソフト21aを格納した
ことで、MO29aのみで超音波画像診断装置1′と操
作用端末24のソフトウェアのインストールが可能とな
る。
【0089】[付記] 1.超音波振動子を駆動して超音波画像を得る超音波観
測手段と、該超音波観測手段による超音波画像に対する
画像処理を行う画像処理手段とを備えた超音波画像診断
装置において、超音波観測手段及び画像処理手段とにお
ける超音波画像を表示するための表示条件及び走査条件
を規定する設定値を総合的に設定する設定手段を設けた
ことを特徴とする超音波画像診断装置。
【0090】2.観察対象部分の超音波画像を所定の大
きさ又は解像度にするためのパラメータを入力するパラ
メータ入力手段と、前記パラメータ入力手段で入力され
たパラメータの値を任意に増減させるためのパラメータ
増減手段と、前記パラメータ入力手段で読み込まれたパ
ラメータの値を前記パラメータ増減手段よりの入力で変
更するパラメータ変更手段と、前記パラメータ変更手段
により変更されたパラメータの値を基に前記観察対象部
分の超音波画像の大きさ又は解像度変更するための画像
変換手段と、を備えたことを特徴とする超音波画像診断
装置。
【0091】3.前記パラメータは、表示される超音波
画像の大きさの度合いを指示する表示レンジ、関連する
複数の超音波画像に重み付けをして合成するための重み
付け係数、超音波プローブの移動距離又は移動の分解能
のうちの少なくとも1つであることを特徴とする請求項
2記載の超音波画像診断装置。 4.前記パラメータ入力手段は複数の入力部分からな
り、前記パラメータ増減手段は前記複数の入力部分のそ
れぞれに対応して設けられていることを特徴とする付記
2又は付記3記載の超音波画像診断装置。
【0092】5.超音波画像を3次元的に取り込み可能
で、超音波画像データを得る設定条件の検査モードと、
該検査モードで得た超音波画像データに対し、画像処理
を行う設定条件のレビューモードとを備えた超音波画像
診断装置において、選択可能な表示レンジ、合成処理結
果に対する合成する各々の画像重み付け係数、超音波プ
ローブの移動距離と移動距離分解能の組合せを自由に設
定可能なシステム設定手段を設けたことを特徴とする超
音波画像診断装置。 (付記5の効果)検査モードとレビューモードを備えた
超音波画像診断装置において、選択可能な表示レンジ、
合成処理結果に対する合成する各々の画像重み付け係
数、超音波プローブの移動距離と移動距離分解能の組合
せを、ユーザの自由な組み合せで設定可能となる。
【0093】6.画像データ出力源に対して表示レンジ
を制御する手段を有し、且つ得られた画像データからユ
ーザにより選択された表示レンジで画像データが表示さ
れるように画像データを加工する手段を設けることを特
徴とする超音波画像診断装置。 (付記6の背景)表示レンジの切り替えについては、モ
ニタに表示される画面表示サイズの拡大縮小であるた
め、従来装置の表示レンジの切り替えを行うと、表示レ
ンジを大きくすると超音波画像は縮小し、表示レンジを
小さくすると超音波画像は拡大する機能である。そのた
め、拡大した画像(表示レンジを小)は遠距離側が削ら
れて見えなくなった。このため、画面表示サイズの拡大
を同一画面サイズで表示したい、というユーザ要求に応
じられなかった。
【0094】(付記6の目的)画像データの補間(拡
大)手段により、表示レンジを大きくしても表示画面の
縮小が発生しない表示方法を設け、また、画像データ出
力装置側でサポートしていない表示レンジでも、表示可
能にする手段を提案することを目的とする。このため、
付記6の構成にした。 (付記6の作用)入力画像の音線データをユーザが設定
した表示レンジに合わせて音線データを拡大後、その拡
大音線データを座標変換し、モニタの超音波画像表示画
面エリアに拡大して表示することにより、同一画面サイ
ズ等で表示する。 (付記6の効果)超音波観測部でサポートしていない表
示レンジでも、画像処理部でデータ補完することで、モ
ニタへの表示が可能となる。また、得られた画像データ
はユーザにより選択された表示レンジで表示可能とな
る。
【0095】7.光磁気ディスク装置を備えた超音波画
像診断装置において、光磁気ディスク装置に光磁気ディ
スクを挿入するだけで、超音波画像診断装置と操作用端
末のソフトウェアをインストールできる超音波画像診断
装置。 (付記7の背景)特願平10−135457、特願平6
−25511等の従来装置ではソフトウェアインストー
ルするためには、超音波画像診断装置に外部制御端末を
接続し、光磁気ディスク装置(MOD)に光磁気ディス
ク(MO)を挿入し、MO内のソフトウェアは外部接続
端末から操作してインストールしていた。操作用端末に
は、フロッピーディスク装置とPS/2キーボードを接
続して、フロッピーディスク内のソフトウェアをインス
トールしていた。
【0096】このため、ソフトウェアのインストール
時、外部装置を必要とするため外部装置のコストがかか
り、且つ、インストール作業が非常に面倒であった。ま
たソフトウェアの変更には、超音波画像診断装置につい
ては、超音波画像診断装置に外部制御端末を接続し、光
磁気ディスク(MO)のデータを外部接続端末から操作
してインストールしていた。操作用端末については、フ
ロッピーディスク装置とPS/2キーボードを操作用端
末に接続してインストールしていた。このため、簡単に
ソフトウェアをインストールすることができなかった。 (付記7の目的)超音波画像診断装置の主記憶装置にイ
ンストール起動ソフトを設け、MOより超音波画像診断
装置と操作用端末のソフトウェアを簡単にインストール
できるようにすることを目的とする。このため、付記7
の構成にした。
【0097】(付記7の作用)超音波画像診断装置内の
光磁気ディスク装置(MOD)に光磁気ディスク(M
O)を挿入し、主記憶装置内のインストール起動ソフト
を自動起動させ、MO内のソフトを超音波画像診断装置
と操作用端末にインストールすることができる。 (付記7の効果)超音波画像診断装置に備えられた光磁
気ディスク装置に、ソフトウェアが書き込まれた光磁気
ディスクを挿入するだけで、超音波画像診断装置と操作
用端末のソフトウェアをインストールできる。
【0098】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、超
音波振動子を駆動して超音波画像を得る超音波観測手段
と、該超音波観測手段による超音波画像に対する画像処
理を行う画像処理手段とを備えた超音波画像診断装置に
おいて、超音波観測手段及び画像処理手段とにおける超
音波画像を表示するための表示条件及び走査条件を規定
する設定値を総合的に設定する設定手段を設けているの
で、超音波観測手段側のみで設定できる設定値の場合よ
りも自由な設定が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の超音波診断装置の
全体構成を示すブロック図。
【図2】操作用端末のシステム設定メニューの設定画面
を示す図。
【図3】図2のシステム設定メニューで、ラジアルモー
ドオプションを選択した場合の設定画面を示す図。
【図4】ラジアル検査メニューの設定画面を示す図。
【図5】ラジアルレビューの設定画面を示す図。
【図6】図2のシステム設定メニューで、ヘリカルモー
ドオプションを選択した場合の設定画面を示す図。
【図7】ヘリカル検査メニューの設定画面を示す図。
【図8】ヘリカルレビューの設定画面を示す図。
【図9】本発明の第2の実施の形態における画像処理部
に入力される音線データとモニタに表示される通常表示
画像と拡大表示画像を示す図。
【図10】本発明の第3の実施の形態の超音波診断装置
の全体構成を示すブロック図。
【図11】第3の実施の形態における動作説明のフロー
チャート図。
【符号の説明】
1…超音波診断装置 2…超音波振動子 3…超音波プローブ 4…超音波観測部 5…画像処理部 6…挿入部 7…駆動部 8…シャフト 11…送受信部 12…フレームメモリ 13…DSC 15…モニタ 16…システムコントローラ 20…CPU 21…主記憶装置 22…画像データ記録装置 23…演算プロセッサ 24…操作用端末 28…モニタ 29…光磁気ディスク装置(MOD) 31a…システム設定メニュータグ 32a…ラジアルモードオプション 32b…ヘリカルモードオプション 33a〜33f…表示レンジボタン 34a〜34l…設定ボタン 37…OKボタン 38a〜38f…表示レンジボタン 39…ラジアルレビュー切替ボタン 40a〜40f…表示レンジボタン 41…ラジアル検査切替ボタン 42a〜42f…表示レンジボタン 43a〜43l…設定ボタン 44a〜44d…リニア移動距離ボタン(ストロークボ
タン) 45a〜45h…設定ボタン 46a〜44e…移動距離分解能ボタン(ピッチボタ
ン) 47a〜47j…設定ボタン 49a〜49f…表示レンジボタン 50a〜50d…リニア移動距離ボタン(ストロークボ
タン) 51a〜51e…ピッチボタン 52…ヘリカルビュー切替ボタン 53a〜53f…表示レンジボタン 54…ヘリカル検査切替ボタン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波振動子を駆動して超音波画像を得
    る超音波観測手段と、該超音波観測手段による超音波画
    像に対する画像処理を行う画像処理手段とを備えた超音
    波画像診断装置において、 超音波観測手段及び画像処理手段とにおける超音波画像
    を表示するための表示条件及び走査条件を規定する設定
    値を総合的に設定する設定手段を設けたことを特徴とす
    る超音波画像診断装置。
  2. 【請求項2】 観察対象部分の超音波画像を所定の大き
    さ又は解像度にするためのパラメータを入力するパラメ
    ータ入力手段と、 前記パラメータ入力手段で入力されたパラメータの値を
    任意に増減させるためのパラメータ増減手段と、 前記パラメータ入力手段で読み込まれたパラメータの値
    を前記パラメータ増減手段よりの入力で変更するパラメ
    ータ変更手段と、 前記パラメータ変更手段により変更されたパラメータの
    値を基に前記観察対象部分の超音波画像の大きさ又は解
    像度変更するための画像変換手段と、 を備えたことを特徴とする超音波画像診断装置。
  3. 【請求項3】 前記パラメータは、表示される超音波画
    像の大きさの度合いを指示する表示レンジ、関連する複
    数の超音波画像に重み付けをして合成するための重み付
    け係数、超音波プローブの移動距離又は移動の分解能の
    うちの少なくとも1つであることを特徴とする請求項2
    記載の超音波画像診断装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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