JP2000316780A - 食器洗浄機 - Google Patents

食器洗浄機

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JP2000316780A
JP2000316780A JP11128174A JP12817499A JP2000316780A JP 2000316780 A JP2000316780 A JP 2000316780A JP 11128174 A JP11128174 A JP 11128174A JP 12817499 A JP12817499 A JP 12817499A JP 2000316780 A JP2000316780 A JP 2000316780A
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washing
dishwasher
tableware
lid
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JP11128174A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Inui
浩章 乾
Masaki Yura
政樹 由良
Hiromi Hirota
弘美 広田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は家庭の台所に設置する食器洗浄機に
係わるものであり、食器洗浄機の設置方向によっては操
作部が使いづらい位置にくるという問題があった。 【解決手段】 食器洗浄機の操作部を着脱自在に複数箇
所に取り付ける構成とすることにより、食器洗浄機の設
置状態に関わらず、操作部はいつも使用者の使いやすい
位置に設けることができるため、食器の取り出し性を犠
牲にすることなく、使用性に優れた食器洗浄機を提供す
ることができるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭の台所に設置
する食器洗浄機に係わるものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の食器洗浄機は、図15、図
16に示すように、シンク1を有する流し台2の天板3
上に食器洗浄機4を載せて使用するもの、あるいは食器
洗浄機用ワゴン(図示せず)を使用するものがある。流
し台2の天板3上に載せるものは、食器の出し入れを考
慮して、シンク1の右側、あるいは左側にあるスペ−ス
に、蓋9の開口面をシンク1に向けて設置する。
【0003】次に、図14を用いて食器洗浄機4の構成
について説明する。5は洗浄槽、6は食器を収納する食
器かごで、回動するロ−ラ7を介して、洗浄槽5の側面
に設けられたレ−ル面8に支持されている。9は洗浄槽
5の開口部に設けられた蓋である。10は給水弁、11
は水量検知装置で、給水弁10を開放することにより給
水が行われるが、水量検知装置11によってその水量が
検知されて設定量が洗浄槽5に貯水される。
【0004】12は洗浄槽5に配置された加熱用ヒ−タ
であり、洗浄水を加熱する。13は洗浄水を加圧する洗
浄ポンプ、14は洗浄槽5の下方に設置された洗浄ノズ
ルであり、洗浄ポンプ13によって加圧された洗浄水
を、食器かご6に収納された食器に下方から噴射して食
器を洗浄する。洗浄が終了すると、蓋9を開けて食器か
ご6を手前に引き出して、食器を取り出す。
【0005】15は洗浄ポンプ13等の運転を制御する
制御装置である。16は給水ホ−ス、17は排水ホ−ス
である。18は排水ポンプである。19は蓋9の下部に
ある操作部で、電源スイッチ20や、食器の汚れに応じ
て運転コ−スを選択する、コ−ス選択スイッチ21が備
えられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の食器洗浄機4は
蓋9を開けて食器かご6を引き出して食器の出し入れを
行うため、蓋9をシンク1に対面するように設置するの
が主流である。
【0007】しかし、食器洗浄機4の電源スイッチ20
やコ−ス選択ボタン21などを有する操作部19は蓋9
の下部に設けているため、使用者はこれらスイッチの表
示を斜めから見ることになる。よって、コ−ス選択スイ
ッチ21を押してコ−スを選択する場合、どのコ−スを
選択しているのか、その表示が見づらいという問題があ
った。また、台所から離れた位置にいるときに操作部1
9の表示が見えないため、食器洗浄機4のそばにに来て
進行状況を確認しなければならず、たいへん煩わしいと
いう問題があった。
【0008】さらに奥行きが短く、横幅の広い食器洗浄
機4をシンク1に対面するように設置する場合はその傾
向が顕著である。電源スイッチ20やコ−ス選択スイッ
チ21などが使用者から遠い位置にあるため、使用者が
老人や背の低い子供や主婦の場合、背を伸ばしながら、
しかも体や顔を操作部の方に向けて電源スイッチ20や
コ−ス選択スイッチ21などを押さなければならず、無
理な体勢でのスイッチ操作となるなどの問題があった。
【0009】また奥行きが短い食器洗浄機4を使用者に
対面するように設置した場合、確かに操作部19は表示
も見やすいが、食器洗浄機の前面は作業スペ−スとして
使用するため、調理作業中に容易に操作部の電源スイッ
チ20等に触れる可能性が高く、不用意に電源スイッチ
20に触れてしまい、電源を切ってしまうなどの問題も
あった。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、操作手段を本体の任意の壁面あるいは蓋に
選択的かつ着脱可能に取り付けできる構成としたもので
ある。
【0011】上記発明によれば、たとえ蓋をシンクに対
面するように設置した場合でも操作手段を食器洗浄機の
使用者に対面する側壁面に設置することができるため、
食器の出し入れのしやすさはそのままに、表示の視認性
を確保することができるし、無理な体勢でスイッチ操作
をする必要がない。
【0012】また使用者が老齢者や背丈が低いなど、操
作部に手が届きにくい場合であっても、スイッチを容易
に操作することができるものである。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明は、食器などの被洗浄物を
入れる食器かごと、前記被洗浄物を洗浄すべく前記食器
かごを収容する洗浄槽と、洗浄槽を開閉する蓋と、被洗
浄物を洗浄する洗浄手段と、洗浄手段へ洗浄水を供給す
る給水手段と、排水手段と、運転動作を選択、指示する
操作手段と、電源スイッチと、操作手段からの指示に基
づいて洗浄手段、給水手段、排水手段などを制御する制
御手段と、これらを収納する本体を備え、前記操作手段
は、本体の任意の壁面または蓋に選択的かつ着脱可能に
取り付けできる構造を有するものである。
【0014】よって、食器洗浄機の配置に関わらず、操
作手段を食器洗浄機の使用者に対面する壁面に設けるこ
とができるため、食器の出し入れのしやすさはそのまま
に、表示の視認性を確保することができるし、また使用
者が老齢者や背丈が低いなど、操作部に手が届きにくい
場合であっても、スイッチを容易に操作することができ
るものである。
【0015】また、操作手段を収納し、かつ、操作手段
と制御手段を電気的接続するための接続手段を有した凹
部を、本体の前面、または両側面、または蓋に複数個設
けたものである。
【0016】よって、凹部に操作手段の一部あるいは全
体を固定するため、操作手段が食器洗浄機本体の外に飛
び出して邪魔になることもないし、外観上もすっきり
し、美観も保たれる。また接続手段を制御手段から凹部
それぞれにあらかじめ配線しているため、食器洗浄機を
移動した場合の操作手段の付け換えも容易に行えるもの
である。
【0017】また、操作手段を取り付けていない他の凹
部は、操作手段と略同一形状で、本体と略同一の表面材
質の凹部充填体で埋める構成を有するものである。
【0018】よって、接続手段を取り付けていない他の
凹部も本体表面と同一面とすることができ、外観上、美
観を損なうことはない。また接続手段に対しても直接水
がかかったり、汚れや埃の堆積を防ぎ、保護することが
できる。
【0019】また、操作手段は、制御手段を遠隔操作す
るための遠隔操作手段を有するものである。
【0020】よって、食器洗浄機内の制御手段と操作手
段との間の配線処理をなくし、また電気的接点もないこ
とから、動作信頼性が格段に向上させることができるも
のである。
【0021】また、本体の一部と操作手段との間、ある
いは前記凹部と操作手段との間、あるいは前記凹部と凹
部充填体の間を、磁性体と磁性材料で構成したものであ
る。
【0022】よって食器洗浄機のいかなる位置にも容易
に着脱自在に取り付け可能な構造を実現することができ
るため、食器洗浄機の設置状況に応じて、あるいは使用
者にとっての最適な操作位置、目線の高さでスイッチを
操作し、かつ表示させることができる使用性の非常に高
い食器洗浄機とすることができる。
【0023】また、操作手段と凹部との間、あるいは凹
部充填体と凹部との間の隙間をシ−ルするシ−ル部材を
設けた構成を有するものである。
【0024】よって、凹部の接続手段に対する防湿性を
向上させることができ、電気的故障を防止することがで
きる。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を用い
て説明する。
【0026】(実施例1)図1は本発明の実施例1の食
器洗浄機の構造を示す断面図である。また図2は同食器
洗浄機の操作部の取り付け状態を示す部品分解斜視図で
ある。また図3は同食器洗浄機の制御装置の動作概念を
示す図である。また図4は同食器洗浄機の操作部の取り
付け状態を示す部分断面図である。また図5は同食器洗
浄機の操作部の取り付け状態を示す部分断面図である。
また図6は同食器洗浄機の凹部充填体の取り付け状態を
示す部分断面である。また図7は操作部を取り付けた同
食器洗浄機の斜視図である。また図8は操作部を取り付
けた同食器洗浄機の斜視図である。
【0027】図1において、32はシンク31を有する
流し台であり、その天板33上に、食器洗浄機の本体3
4の正面がシンク31に面して設置されている。35は
洗浄槽、36は食器を収納する食器かごで、回動するロ
−ラ37を介して、洗浄槽35の側面に設けられたレ−
ル面38に支持されている。39は洗浄槽35の開口部
に設けられた蓋である。
【0028】40は給水弁、41は給水量を検知する水
量検知装置で、給水手段である給水弁26を開放するこ
とにより給水が行われる。42は洗浄槽35に配置され
た加熱用ヒ−タであり、洗浄水を加熱する。43は洗浄
水を加圧する洗浄ポンプ、44は洗浄槽35の下方に設
置された洗浄ノズルであり、洗浄ポンプ43と洗浄ノズ
ル44で洗浄手段を構成する。
【0029】45は洗浄ポンプ43等の運転を制御する
制御装置(制御手段)である。46は食器を乾燥するた
めの送風機である。47は洗浄槽に貯水した洗浄水を機
外に排出するための排水ポンプ(排水手段)である。4
8は本体の前面部66に設けられた前面凹部49に収納
された操作部(操作手段)である。なお本実施例では乾
燥コ−スについてはふれていないが、コ−ス選択スイッ
チ55の中に用意されていることもある。
【0030】図2は、本体34をシンク31の右側に、
かつ、蓋39をシンク31に対面するように設置したも
のである。50は本体34の右側面に設けられた操作部
48設置のための右側面凹部である。51は制御装置4
5に連通するコネクタA、52は操作部48に連通する
コネクタBである。53は右側面凹部50と操作部48
との間に配設するシ−ル部材である。
【0031】操作部48にはコ−ス選択スイッチ55、
スタ−ト・一時停止スイッチ56が設けられており、右
側面凹部50に対してねじ57で固定される。また、前
面凹部49には凹部充填体58がねじ止め固定されてい
る。このねじ57の頭はコインで容易に回すことができ
るマイナス形状をしている。54は前面部66に設けら
れた電源スイッチである。またシ−ル部材53は電気接
点を保護するためのものであり、埃、塵等の防止ととも
に、水の防止効果を果たすゴム製オ−リング、シリコン
等の樹脂材料を用いる。また図示はしていないが、蓋に
凹部を設けることもできる。
【0032】図3は制御装置45の制御対象とそれぞれ
に対する動作を示したものであり、制御装置45と右側
面凹部50、左側面凹部59、前面凹部49との間は、
操作部と接続するための配線62とコネクタB53、コ
ネクタC60、コネクタD61が個別に用意されている。
よって、操作部は3カ所の凹部に対して着脱自在に取り
付けられるものである。コネクタA51とコネクタB53
とコネクタC60とコネクタD61で接続手段を構成して
いる。
【0033】また操作部48を取り付けない残りの凹部
には凹部充填体58が挿入できるよう同一の形状、固定
方法で構成されている。なお本体前面部66に設けられ
た電源スイッチ54はコ−ス終了時に電源が自動的に切
れるオ−トオフ機能が設けられている。よって電源スイ
ッチには100Vの電圧が通電する仕組みである。また
操作部やコネクタ51、52、60、61には微少電流
しか流れないため、コネクタ類は細いリ−ド線で構成で
きるものである。
【0034】なお、凹部の個数に関しては、本体前面に
操作部を配置しないタイプ(凹部が両側面の2カ所)
も、蓋面を追加した4カ所の場合も考えられる。
【0035】図4は、右側面凹部50への操作部48の
取り付け状態を示すものであり、62は操作部48の背
面に設けられた導電性端子である。63は導電性端子6
2と対になる導電性端子で、制御装置45に導通してい
る。また操作部48はねじ57で本体の右側面凹部50
に固定するものである。
【0036】なお、接続手段としては、上記説明したコ
ネクタや銅やりん青銅材料を用いた端子の他にも、ピン
形状の端子などコンピュ−タやオ−ディオ製品とその周
辺機器との接続で用いられている数々の接続方法を用い
ることができるものである。図5は、図4と同様導電性
端子62、63を用いて操作部48と制御装置45を接
続するが、操作部48の右側面凹部50への固定方法と
して爪部65を用いたものである。
【0037】図6は、操作部48を挿入していない凹部
(左側面凹部59、前面凹部49)に凹部充填体58を
取り付けた状態を示す。凹部充填体58の固定方法は操
作部48と同様である。
【0038】図7は、奥行きの短い食器洗浄機の本体3
4の左側面を使用者に対面するように流し台32の上に
設置した状態である。操作部48は左側面凹部59に挿
入され、右側面凹部50と前面凹部49には凹部充填体
58がそれぞれ挿入される(図示せず)。
【0039】図8は、奥行きの短い食器洗浄機の本体3
4の右側面を使用者に対面するように流し台32の上に
設置した状態である。操作部48は右側面凹部50に挿
入され、左側面凹部59と前面凹部49には凹部充填体
58をそれぞれ挿入する。次に動作、作用について説明
すると、使用者は本体34を設置する場合、流し台32
の形態に併せてシンク31の右側、あるいは左側に設置
する。またこのときシンク31に対して蓋39の開口部
を対面させるように置くのが一般的である。たとえば、
本体34をシンク31の左側で、かつ、蓋39の開口部
をシンク31に対面させて置きたいときは、左側面凹部
59に操作部48をはめ込む。
【0040】その方法としては、操作部48側のコネク
タA51と左側面凹部59にあらかじめ設けられたコネ
クタC60を接続し、コネクタ部への塵や水の進入を防
ぐためのシ−ル部材53を挿入し、それから操作部48
をはめ込んで、最後にねじ57で固定するものである。
【0041】また、本体34の移動があった場合でも、
ねじ57をはずせば簡単に操作部48の位置を変更する
ことができるものである。また、100Vかつ大電流の
流れる電源スイッチ54を本体前面部66に設けている
ため、操作部48用リ−ド線には微少電流しか流れず、
操作部48の着脱自在な構造に対する安全性が向上する
ものである。
【0042】また、製造者にとっては側面に操作部を用
意した食器洗浄機を製造する場合、右側面用、あるいは
左側面用の専用本体を製造する必要がなく、製造コスト
の低減を図る構成とすることができる。
【0043】また操作部48をはめ込まない残りの凹部
である前面凹部49と右側面凹部50には、操作部48
の代わりに凹部充填体58を挿入し、同じくねじ57で
固定する。この凹部充填体58は本体34の外観と略同
一色、略同一表面材であり、外観上目立つものではな
い。
【0044】また本体34をシンク31の右側で、か
つ、蓋39の開口部をシンク31に対面させて置きたい
ときは、先ほどと反対に、右側面凹部50に操作部48
をはめ込む作業を行う。このように本体34の設置状態
に関わらず、食器の出し入れのしやすさは確保しながら
も操作部48を使用者にとってもっとも見やすい、操作
しやすい位置に持ってくることができるため、表示の視
認性を確保することができるし、また使用者が老齢者や
背丈が低いなど、操作部に手が届きにくい場合であって
も、スイッチを容易に操作することができるものであ
る。また、操作部は本体と同一面上にすっきり収まるた
め、邪魔になることもないし、外観上もすっきりし、美
観も保たれる。
【0045】なお、図示はしていないが、本体34を使
用者に対面するように設置した場合、操作部48を蓋3
9に設置する構成にすると、目線に操作部がくるため、
従来の本体下部にある構成に対して、操作性、視認性は
ともに向上するものである。また、操作部48と凹部4
9、50、59との間、あるいは凹部充填体58と凹部
49、50、59との間の隙間をシ−ルするシ−ル部材
53を設けたことによって、コネクタ51、52、6
0、61等接続手段に対する防湿性、防塵性を向上させ
ることができ、電気的故障を防止することができるもの
である。
【0046】また、本実施例で説明した操作部を着脱可
能に取り付けできる構造と、凹部充填体で埋める構成、
あるいはシ−ル部材を用いる構成は一体で実施する必然
性はなく、各々独立して実施が可能である。
【0047】(実施例2)図9は本発明の実施例2の食
器洗浄機の操作部の取り付け構造を示す部分断面図であ
る。また図10は同食器洗浄機の操作部の取り付け構造
を示す部品分解斜視図である。また図11は操作部を取
り付けた同食器洗浄機の外観斜視図である。また図12
は操作部を取り付けた同食器洗浄機の外観斜視図であ
る。また図13は操作部を取り付けた同食器洗浄機の外
観斜視図である。また、実施例1と同一符号のものは同
一構造を有し、説明は省略する。
【0048】図9において、71はリモコン送信部70
内蔵の操作部であり、操作部71底面には磁石72(磁
性体)を配設している。また、左側面凹部59には鋼板
73(磁性材料)が配設されている。なお、磁性体、磁
性材料とは材質にニッケル、マンガン、コバルトを含有
する材料(鉄やステンレス鋼等)であり、特に磁石の方
を磁性体、磁石と引き合う材料を磁性体と呼んでいる。
【0049】図10は、操作部の底面に磁石72(磁性
体)を配設し、本体34の表面に磁力で着脱自在に固定
したものである。なお、本体34の材質自体が磁性材料
でできている。
【0050】図11、図12、図13は、磁石72(磁
性体)を配設し操作部71が本体34、あるいは蓋39
に磁力で着脱自在に固定されているものである。本体3
4は流し台32のガスコンロ(図示せず)の近傍に設け
ることが容易に考えられるため、その材質には鋼板(磁
性材料)を用いることが多い。
【0051】また、仮に本体34の表面が樹脂材料であ
っても、その内側に磁性材料を設ける構成であれば、操
作部71を磁力で着脱自在に固定することができる。ま
た蓋39の場合も同様であり、蓋39の内部に鋼板等の
磁性材料を組み込んでおけば(図示せず)、蓋39に操
作部71を磁力で固定することができる。
【0052】また74はリモコン受信部である。そして
リモコン受信部74とリモコン送信部70と操作部71
と電源スイッチ54と制御手段45で遠隔操作手段を構
成する。75はリモコン送信部70に設けられた電源ス
イッチである。なお、遠隔操作手段を有する操作部の場
合、本体を磁性材料で構成すれば本体のあらゆる場所に
着脱自在に設置することができるため、複数個の凹部を
予め用意することはない。
【0053】次に動作、作用について実施例と異なると
ころについて説明すると、本実施例では遠隔操作の可能
なリモコン送信部70を操作部71に、リモコン受信部
74を本体34に用いることにより、それぞれの凹部4
9、50、59に設けられていた制御装置45からの配
線を全くなくすことができる。このことによりコストダ
ウンも可能であるし、電気的接触部が減ることによる信
頼性の向上が図れる。
【0054】また、操作部71に磁石72を設けて、本
体34との固定に磁力を用いたことにより、操作部71
の着脱性がさらに向上するとともに、凹部を設けずと
も、磁性材料73で構成されたところなら蓋39上部に
設けるなど、どこでも取り付けることが可能である(こ
の場合、電源スイッチ54を入れておく必要がある)。
このように、本体34の設置状況に応じて、あるいは使
用者にとっての最適な操作位置、目線の高さでスイッチ
を操作し、かつ表示させることができる使用性の非常に
高い食器洗浄機とすることができる。
【0055】なお操作部71を本体34近傍の任意の場
所に設置できるという効果もあり、特に操作部71に手
が届きにくい車椅子に乗る身障者や手足の不自由な老人
の操作性を格段に向上させるものである。また小さな子
供が操作部71に触れて誤って電源スイッチ54を押し
てしまう心配がない。
【0056】なお本実施例で説明した遠隔操作手段と磁
性体を有する構造とは、一体で実施する必然性はなく、
各々独立して実施が可能である。
【0057】
【発明の効果】上記発明によれば、たとえ蓋をシンクに
対面するように設置した場合でも操作手段を食器洗浄機
の使用者に対面する側壁面に設置することができるた
め、食器の出し入れのしやすさはそのままに、表示の視
認性を確保することができるし、無理な体勢でスイッチ
操作をする必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の食器洗浄機の構造を示す断
面図
【図2】同食器洗浄機の操作部の取り付け状態を示す部
品分解斜視図
【図3】同食器洗浄機の制御装置の動作概念を示す図
【図4】同食器洗浄機の操作部の取り付け状態を示す部
分断面図
【図5】同食器洗浄機の操作部の取り付け状態を示す部
分断面図
【図6】同食器洗浄機の凹部充填体の取り付け状態を示
す部分断面図
【図7】操作部を取り付けた同食器洗浄機の斜視図
【図8】操作部を取り付けた同食器洗浄機の斜視図
【図9】本発明の実施例2の食器洗浄機の操作部の取り
付け構造を示す部分断面図
【図10】同食器洗浄機の操作部の取り付け構造を示す
部分断面図
【図11】操作部を取り付けた同食器洗浄機の外観斜視
【図12】操作部を取り付けた同食器洗浄機の外観斜視
【図13】操作部を取り付けた同食器洗浄機の外観斜視
【図14】従来の食器洗浄機の構成図
【図15】同食器洗浄機の台所設置状態外観図
【図16】同食器洗浄機の台所設置状態外観図
【符号の説明】 34 本体 35 洗浄槽 36 食器カゴ 39 蓋 40 給水弁(給水手段) 43 洗浄ポンプ(洗浄手段) 44 洗浄ノズル(洗浄手段) 45 制御装置(制御手段、遠隔操作手段) 47 排水ポンプ(排水手段) 48 操作部(操作手段) 49 前面凹部 50 右側面凹部 51 コネクタA(接続手段) 52 コネクタB(接続手段) 53 シ−ル部材 54 電源スイッチ 58 凹部充填体 59 左側面凹部 60 コネクタC(接続手段) 61 コネクタD(接続手段) 62、63 導電性端子(接続手段) 70 リモコン送信部(遠隔操作手段) 71 操作部(遠隔操作手段) 72 磁石(磁性体) 73 鋼板(磁性材料) 74 リモコン受信部(遠隔操作手段) 75 電源スイッチ(操作部側、遠隔操作手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食器などの被洗浄物を入れる食器かご
    と、前記被洗浄物を洗浄すべく前記食器かごを収容する
    洗浄槽と、洗浄槽を開閉する蓋と、被洗浄物を洗浄する
    洗浄手段と、洗浄手段へ洗浄水を供給する給水手段と、
    排水手段と、運転動作を選択、指示する操作手段と、電
    源スイッチと、操作手段からの指示に基づいて洗浄手
    段、給水手段、排水手段などを制御する制御手段と、こ
    れらを収納する本体を備え、前記操作手段は、本体の任
    意の壁面または蓋に選択的かつ着脱可能に取り付けでき
    る構造を有する食器洗浄機。
  2. 【請求項2】 操作手段を収納し、かつ、操作手段と制
    御手段を電気的接続するための接続手段を有した凹部
    を、本体の前面、または両側面、または蓋に複数個設け
    たことを特徴とする請求項1記載の食器洗浄機。
  3. 【請求項3】 操作手段を取り付けない他の凹部は、操
    作手段と略同一形状の凹部充填体で埋める構成を有する
    請求項2記載の食器洗浄機。
  4. 【請求項4】 操作手段は、制御手段を遠隔操作するた
    めの遠隔操作手段を有することを特徴とする請求項1か
    ら3いずれか1項記載の食器洗浄機。
  5. 【請求項5】 本体の一部と操作手段との間、あるいは
    前記凹部と操作手段との間、あるいは前記凹部と凹部充
    填体の間を、磁性体と磁性材料で構成した請求項1から
    4いずれか1項記載の食器洗浄機。
  6. 【請求項6】 操作手段と凹部との間、あるいは凹部充
    填体と凹部との間の隙間をシ−ルするシ−ル部材を設け
    た構成を有する請求項2から5いずれか1項記載の食器
    洗浄機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100307820B1 (ko) * 1999-09-08 2001-09-26 김종흠 식기세척기용 콘트롤판넬
KR20140101325A (ko) * 2014-07-29 2014-08-19 최광일 상하 슬라이드 도어를 구비한 식기세척기

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