JP2006280402A - 食器洗浄機 - Google Patents
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Abstract
【課題】本体の設置の向きに関わらず、高い意匠性を保ちながら、視認性と操作性が良好で、かつコストを抑えて製造することが可能な食器洗浄機を提供する。
【解決手段】前記食器洗浄機1を、上部枠筐体101と開閉フタ200とで構成される上部筐体100と、その外装を樹脂材料で形成される下部筐体300とで構成し、下部筐体300の正面及び両側面に凹状の操作部収納部402を形成し、この複数の操作部収納部402の1つに装着されることで電気的に接続される着脱可能な操作スイッチ部401と、前記他の操作部収納部402を密閉する複数の着脱可能な保護カバー403とを備えるようにする。
【選択図】図1
【解決手段】前記食器洗浄機1を、上部枠筐体101と開閉フタ200とで構成される上部筐体100と、その外装を樹脂材料で形成される下部筐体300とで構成し、下部筐体300の正面及び両側面に凹状の操作部収納部402を形成し、この複数の操作部収納部402の1つに装着されることで電気的に接続される着脱可能な操作スイッチ部401と、前記他の操作部収納部402を密閉する複数の着脱可能な保護カバー403とを備えるようにする。
【選択図】図1
Description
本発明は、主にカウンター上に独立して置かれる食器の洗浄または洗浄と乾燥機能を備えた食器洗浄機に関する。
近年、市場では、節水、家事労働の軽減という視点から、食器洗浄を自動化する需要が高まりつつある。食器洗浄を自動化するための従来の技術には、庫内に食器を置くためのカゴを備え、このカゴに並べれられる食器を庫内に適宜配置される洗浄のためのノズルを介して洗浄する食器洗浄機が一般的である。
食器洗浄機には、システムキッチンのカウンターの下に設置されるビルトインタイプと、カウンターの上に独立して置かれる卓上タイプがある。しかし、ビルトインタイプは本体が高価で、住宅購入時、又はリフォーム時に設置される事が多い。そのため、既存の住宅には、価格が手頃で、取付けが容易で、且つコンパクトな卓上タイプの方が設置しやすいという事情がある。
食器洗浄機には、システムキッチンのカウンターの下に設置されるビルトインタイプと、カウンターの上に独立して置かれる卓上タイプがある。しかし、ビルトインタイプは本体が高価で、住宅購入時、又はリフォーム時に設置される事が多い。そのため、既存の住宅には、価格が手頃で、取付けが容易で、且つコンパクトな卓上タイプの方が設置しやすいという事情がある。
主な卓上タイプの本体は、箱型で、多様な設置場所に対応するため、シンク横のカウンター上に正面、又は側面の両方の置き方ができるようになっている。具体的には、奥行方向の寸法が薄い箱型の本体を備え、その正面に庫内を大きく開放する開閉フタが設けられている。したがって、カウンタの奥のスペースや、この奥のスペースが無い場合はシンクの横のスペースに、シンクに対して開閉フタを正対させる姿勢で設置することができる。また開閉フタ近傍の正面側に固定式の操作スイッチ部401や開閉フタのロック解除のためのロックボタンが配置されている。
これら従来例は、操作スイッチ部401や開閉フタが正面に配置されているため、シンクの横のスペースに設置した時には、操作性が悪くなる。このため、この課題を解決するために、着脱可能な操作部を筐体の任意の位置に取り付け可能とするものが提案されている。
更に、狭い置き場所に対応するために、食器洗浄機本体には、薄く丈夫な成型ができ、また高い意匠性が得られる鋼板(ステンレス、鉄等)が使用されている。
更に、狭い置き場所に対応するために、食器洗浄機本体には、薄く丈夫な成型ができ、また高い意匠性が得られる鋼板(ステンレス、鉄等)が使用されている。
前記従来例では、筐体の複数の位置に凹部を備えて、この凹部に操作スイッチ部401を嵌め込むことが開示されている。また、他の実施例として、操作部をリモコンとして鋼板製の筐体に磁石を介して取り付けることが開示されている。
しかしながら、近年の市場に出回っている食器洗い機は、清潔感や強度、更には高い意匠性が得られる鋼板(ステンレス、鉄等)を多用したものが主流と成っている。このため、前記従来例で製造しようとした場合、鋼板に凹部を成型しなければならず、製造コストや組立性に課題がある。また、最近の食器洗浄機は、食器カゴを引き出すためのテーブルを兼用しつつ食器の出し入れ口を大きく開放するため、開閉フタを上下に2分割し、下部フタを前方に開き、上部フタを上方に大きく開放する構造を備えている。このため、本体の側面には開閉フタを開放するためのヒンジ機構やスライド機構が配置されるため、本体側面に操作スイッチ部401を効率よく配置することが困難と成っている。
また、リモコン方式では、操作スイッチ部401の位置を付け替えた際にリモコンが本体から出っ張った印象になり、更にその出っ張りに腕等が引っ掛かってリモコンが本体から外れて落ちてしまうなど、リモコンの紛失や故障につながるという可能性がある。ちなみに、食器洗浄機は水周りに設置かれる商品のため、前記リモコンの様に本体から外れ落ちて、水がかかってしまう可能性のある部品には、厳重な水封が必要である。しかしながら、リモコンに水封等の配慮を施した結果、リモコンの構成・設計が複雑になり、その結果として、リモコン部品のコストが上がり、食器洗浄機の価格にも影響してしまうという課題が想定される。更には、単純なリモコン方式では、電池が切れると操作ができず、又電池の取り替えの手間が増えてしまうという課題がある。
そこで、本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、本体の設置の向きに関わらず、高い意匠性を保ちながら、視認性と操作性が良好で、かつコストを抑えて製造することが可能な食器洗浄機を提供することにある。
本発明では、前記目的を達成するために、筐体を、その外装を樹脂材料で形成される下部筐体と、その外装を鋼板材料で形成される上部筐体とに分割し、前記下部筐体の任意の位置に操作スイッチ部401を選択的に取り付けるようにする。
具体的には、その内部に食器カゴを内在させる食器洗浄室を備え、奥行方向より横幅を大きく形成し、その横幅方向の筐体部に開閉フタを配置したほぼ箱型の本体筐体を備えた食器洗浄機において、前記食器洗浄機を、上部枠筐体と開閉フタとで構成される上部筐体と、その外装を樹脂材料で形成される下部筐体とで構成し、下部筐体の正面及び両側面に凹状の操作部収納部を形成し、この複数の操作部収納部の1つに装着されることで電気的に接続される着脱可能な操作スイッチ部と、前記他の操作部収納部を密閉する複数の着脱可能な保護カバーとを備えるようにする。
本発明によれば、本体の設置の向きに関わらず、高い意匠性を保ちながら、視認性と操作性が良好で、かつ製造コストを抑えることが可能な食器洗浄機を提供することができる。
以下、本発明に係る食器洗浄機の実施例を図1から図11を参照して詳細に説明する。図1から図6までが第1の実施例、図7と図8が第2の実施例、図9と図10が第3の実施例、図11は第4の実施例を示している。この説明においては、同一の部位や機能、矢印などは同一符号を持って示し、重複した説明を省略する。
先ず、図1を参照して、この発明の実施例1に係る食器洗浄機の概略構造を説明する。図1は実施例1に係る食器洗浄機の扉を閉じた状態で設置された外観斜視図ある。
図1において、符号1で総括的に示すのは、シンクを備えた流し台の近傍に簡易的に設置可能な卓上式の食器洗浄機である。この食器洗浄機1は、その本体筐体50を、食器洗浄室60の外装を構成する上部筐体100と、図示しない水受皿とポンプあるいはフアン等の装置類を内臓する下部筐体300と、取り外し及び入れ替え可能な操作部ユニット400と、前記食器洗浄室60内に設置されて、洗浄する食器を効率よく収納する食器カゴ500(図3参照)とを含んで構成される。前記上部上部筐体100は、食器洗浄室60の主たる外装を構成する上部枠筐体101と、前記食器洗浄室50に食器を出し入れするための開閉フタ200とから構成される。
図1において、符号1で総括的に示すのは、シンクを備えた流し台の近傍に簡易的に設置可能な卓上式の食器洗浄機である。この食器洗浄機1は、その本体筐体50を、食器洗浄室60の外装を構成する上部筐体100と、図示しない水受皿とポンプあるいはフアン等の装置類を内臓する下部筐体300と、取り外し及び入れ替え可能な操作部ユニット400と、前記食器洗浄室60内に設置されて、洗浄する食器を効率よく収納する食器カゴ500(図3参照)とを含んで構成される。前記上部上部筐体100は、食器洗浄室60の主たる外装を構成する上部枠筐体101と、前記食器洗浄室50に食器を出し入れするための開閉フタ200とから構成される。
この実施例に係る食器洗浄機1は、下部に重量のある装置類を収納する下部筐体300を配置し、この下部筐体300の上部に食器洗浄室60を備える上部筐体100を配置した低重心のレイアウトを取っている。前記上部筐体100と下部筐体300とで構成される本体筐体50の外形は、ほぼ箱型の形状を備え、奥行寸法Dより横幅寸法Wが大きい奥行方向に薄いプロポーションとしている。例えば、この実施例では、奥行寸法Dを335mm、横幅寸法Wを550mmに設定している。そして、本体筐体50の広い面を備えた正面に前記開閉フタ200を備えている。
このような構造を備える食器洗浄機1によれば、シンクを備えた流し台の後方に奥行寸法Dを設置するスペースがある場合には開閉フタ200を備えた正面側をシンクに正対する姿勢で設置することができる。また、前記流し台の後方に設置スペースが無い場合は、シンクの片側のスペースに、開閉フタ200をシンクに正対する姿勢で設置することができる。
前記上部枠筐体101は、食器洗浄室60の両側面と背面及び上面を覆う鋼板製の部材で形成されている。食器洗浄室60の正面を覆う開閉フタ200は、上下2枚の第1フタ201と第2フタ202とから構成され、第1フタ201を下部に設けたヒンジ機構105aを中心に矢印X1方向に回転させ、第2フタ202はスライド機構105bを介して上部枠筐体101の上部に矢印X2に沿ってスライドさせて開放することができる。この2つの第1フタ201と第2フタ202は、閉めた状態では、連結機構105cを介して連結され、ロックボタン203を押すことで開閉することができる。
また、前記食器洗浄室60の下部に配置される下部筐体300は、その外装を構成する下部ベース筐体304を上部が開放した樹脂材料で形成される。この下部筐体300は、その上部に食器洗浄室60の下部を構成する水受皿306(図3参照)が配置され、この水受皿306と外装体の間に図示しないモータやポンプなどが配置される。
なお、この食器洗浄機1は、下部筐体300の後方に設けられた図示しない接続部と、水道の分岐栓を給水ホース301でつなげることで給水し、食器洗浄室60の中に構成された図示しないダクトから水流を送って食器を洗浄することができる。また、装置収納部300後方のもう一つの図示しない接続部に接続された他の排水ホース302で汚れた水をキッチンのシンク等へ排水することができる。
そして、この実施例1の大きな特徴は、操作スイッチ部401を、下部筐体300の正面側と側面側に選択的に付け替え可能な操作部ユニット400を採用している点にある。即ち、この実施例1では、操作部ユニット400を、食器洗浄室60を操作するための1個の操作スイッチ部401と、前記下部筐体300の任意の位置に複数個配置される操作部収納部402と、操作スイッチ部401を収納しない操作部収納部402を埋めるための保護カバー403とで構成する。
また、この実施例1では、前記操作スイッチ部401を薄い板状に形成し、その一方の広い面をスイッチ面410として表示窓416とシートキー部417を配置し、他の広い面に結線部409を備えている。
ここで、図1においては、操作スイッチ部401と保護カバー403は裏面側を明確にするために、それぞれ背面側の斜視図も図示している。
ここで、図1においては、操作スイッチ部401と保護カバー403は裏面側を明確にするために、それぞれ背面側の斜視図も図示している。
更に、操作スイッチ部401を取付ける前記操作部収納部402は、前記下部筐体300の正面側と両側面側に設けている。この操作部収納部402は、操作スイッチ部401を取付けた状態で、操作スイッチ部401のスイッチ面410と、この操作部収納部402の周囲の外装体とがほぼ面一と成るように凹状に形成され、その凹面に前記結線部409と連結するための本体結線部412を備えている。
このように、この実施例1に係る食器洗浄機1は、本体筐体50を上下に2分割し、この食器洗浄機1の下部を構成する下部筐体300の外装を樹脂材料で形成することにより、この下部筐体300の任意の位置に前記操作部収納部402を成型加工することができるので、製造コストや組立性を向上させることができる。しかも、下部筐体300の正面側と両側面側に形成される前記操作部収納部402の1つに前記操作スイッチ部401を取付けて、他の操作部収納部402に前記保護カバー403を取付けて覆うことができるので、意匠性を損なうことなく、簡単に前記操作スイッチ部401の位置交換が可能である。
また、この実施例1では、操作部収納部402と、操作スイッチ部401または保護カバー403との連結を水封するためのパッキン406を介していることにより、防水対策が図れるので、操作スイッチ部401を交換しても支障をきたすことが軽減される。
このような特徴を備えた実施例1によれば、操作スイッチ部401と保護カバー403とを付け替え可能にしているので、設置状況や引越し等による設置状況の変化に合わせて、ユーザーが自由に操作スイッチ部401の位置を選ぶことができる。
即ち、食器洗浄機1を正面に向けて設置した場合には、下部筐体300の正面に操作スイッチ部401に取り付けることができる。更に、下部筐体300の側面に操作部収納部402を設けることで、食器洗浄機1を側面置きした際にも、操作スイッチ部401を正対させて操作することができる。しかも、下部筐体300の側面に操作スイッチ部401を設置した際には、開閉フタ200を開いた状態でのコース設定などの操作が可能になる。
特に、この実施の形態の特筆する点は、加工しやすい樹脂で構成された下部筐体300に操作部収納部402を複数設けたので、金属材料の上部筐体100に比べて、成型や組立性が良好となる。また、この実施例1では、下部筐体300には制御基板を配置しているので、この制御基板と操作スイッチ部401の配線を短くすることができる。
以下、図2〜図6を参照して、この実施例に係る食器洗浄機1を更に詳細に説明する。
先ず、図2を参照して、この実施の形態に係る回路構成を説明する。図2は食器洗浄機の回路構成の一実施例を示すブロック図である。
先ず、図2を参照して、この実施の形態に係る回路構成を説明する。図2は食器洗浄機の回路構成の一実施例を示すブロック図である。
図2において、この食器洗浄機1を統括的に制御する制御部600には、電源601と、モーター602と、ポンプ603と、ファン604と、ヒーター605と、複数の本体結合部412等の電気部品が接続されている。一方、操作スイッチ部401は、操作基板413を内蔵し、この操作基板413に表示素子とスイッチ素子及び連結部409が接続されている。そして、制御部600は、本体結線部412の1つに前記操作スイッチ部401の結線部409が連結されることで、操作基板413と電気的に接続される。この電気的接続は、操作信号と電源を含んでいる。これにより、操作スイッチ部401の表示素子に制御部600から送信される状態表示を行うことができるとともに、スイッチ素子を介して制御部409に各種の操作指示を行うことができる。
このように、この実施例1では、制御部600と操作基板413を分割することで、操作スイッチ部401の配置の変更を容易に行うことができる。更に、安価な本体結線部412を食器洗浄機1の複数箇所に設けることで、前記作用効果を実現している。また更に、操作スイッチ部401は、下部筐体300の本体結線部412の1つを介して通電されるため、操作スイッチ部401の配置に係らず電池を必要としない。また、操作スイッチ部401に結線部409を設けることで、ユーザーは容易に操作スイッチ部401を本体結線部412に接続することができる。更に、表示素子とスイッチ素子を操作基板413の一方の基板面にコンパクトに収めたので、操作に係る表示を分かりやすい位置に配置することができる。
次に図3を参照して食器洗浄機1の部品構成を説明する。図3は食器洗浄機1の部品構成図である。なお、図3においても、操作スイッチ部401と保護カバー403は裏面側を明確にするために背面側の斜視図を付記している。
図3において、前記したように、本実施例1では、天面と側面と背面を持つ箱型の上部枠筐体101の前面に上下に開く開閉フタ200を配置して上部筐体100を構成し、この上部筐体100の下側に合わさる形で下部筐体300が配置される。
上部枠筐体101の外装は、薄い丈夫な金属を曲げて形成される外枠102と、天上面を覆う天面カバー103とで食器洗浄室60の外側の4面を覆った箱型を構成する。外枠102を金属の薄板で構成することで、丈夫で且つ設置寸法を抑えつつ、内装が広々とした構成が可能になる。又、金属は意匠性も併せ持つため、丈夫で、且つ高品質な外装を実現できる。一方、上部枠筐体101の内側となる食器洗浄室60の内装には、汚れにくく清潔感のあるステンレスの薄板で形成される内側カバー104を設け、開閉フタ200を開けた時の清潔な印象を保つ工夫がなされている。更に、この内側カバー104の内側には、食器洗浄室60内で確実に食器を洗浄できるように配置するための食器カゴ500が収納できるスペースが確保される。
この実施例1では、外枠102と内側カバー104とで構成される上部枠筐体101の両側壁面の内部に、第1フタと第2フタとを開放するヒンジ機構105aとスライド機構105bを配置することで、開閉フタ200の開閉動作を可能としている。特に、この実施例1では、限られたスペースにできるだけ多くの食器を入れるスペースを確保するために、上部枠筐体101の外装面となる外枠102と内側カバー104を出来るだけ薄く構成できるように薄い金属板で形成することで、上部枠筐体101の両壁面にスライド機構105bを設けながら広い食器洗浄室60の空間を実現している。
このように、上部枠筐体101の両側壁面は開閉フタ200の開閉機構部の配置スペースとなっているため、上部枠筐体101の両側面に操作スイッチ部401を配置する場合には、ヒンジ機構105aとスライド機構105bを避けた構造とする必要がある。特に、食器洗浄機1ではコンパクトでありながら広い食器洗浄室60の確保が求められているために、ヒンジ機構105aやスライド機構105bは上部枠筐体101の両壁面全体を使って配置している。
このため、本実施例1では、ヒンジ機構105aとスライド機構105bの邪魔をせずに、配線と操作部収納部402のスペースを確保することが可能な、下部筐体300に操作部収納部402を設けている。
前記開閉フタ200は、第1フタ201と第2フタ202に分割され、それぞれ樹脂材料で形成される第1ベースフタ体204または第2ベースフタ体205と、ステンレスなどの鋼板で成型される第1フタ板206または第2フタ板207とから構成される。これにより、強度を得ながら開閉フタ200の表面の意匠性を高めている。
前記第1フタ201は、前記ヒンジ機構105aを介して、その両側下端部を上部筐体100に取り付けられ、ヒンジ機構105aを中心に矢印X1方向(図1参照)に回転して開放することができる。これにより、第1フタ201の内壁面がテーブルとなって、食器カゴ500を引き出すことができる。
一方、第2フタ2002は、スライド機構105bを介して、矢印X2に示すように(図1参照)、この上部筐体100の前面の位置から上面にスライド移動するように上部筐体100に取り付けられている。
前記ヒンジ機構105aとスライド機構105bは公知の連動機構で連結され、第1フタ201と第2フタ202の一方の開閉動作が他方の開閉動作に連動するようになっている。
前記ヒンジ機構105aとスライド機構105bは公知の連動機構で連結され、第1フタ201と第2フタ202の一方の開閉動作が他方の開閉動作に連動するようになっている。
また、この実施例1では、第1フタ201と第2フタ202が開放状態で、上下に分かれるために、閉鎖状態を維持するために第1フタ201と第2フタ202の合わせ面に連結機構105cを備えている。ヒンジ機構105aとスライド機構105bは常に開閉フタ200を開放するように設定され、連結機構105cはロック状態を維持するように設定されている。この連結機構105cは第2フタ202に配置されたロックボタン203と連結され、このロックボタン203を押すことで連結機構105cのロック状態が解除され、第1フタ201と第2フタ202を同時に開放することができる。
このように、この開閉フタ200の開閉構造によれば、キッチンの限られたスペースに、食器洗浄機1を最小限の設置スペースで設置することができ、かつ最小限の奥行きと高さで第1フタ201と第2フタ202を開閉させ、食器を出し入れすることができる。
前記下部筐体300は、上部が開放した下部ベース筐体304と、下部ベース筐体304の前面を覆う下部前カバー305と、前記下部ベース筐体304の上部を覆う水受皿306とを含んで構成される。前記下部ベース筐体304と水受皿306とで形成される空間には、水流を作りだすための図示しないモーター604や、食器洗浄室60に水を給水するための図示しないポンプ603、フアン604などを配置している。一方、前記下部ベース筐体304と下部前カバー305との間には、前記モーター604やポンプ603などを制御するための本体メイン基板303を内蔵している。この実施例1では、本体メイン基板303を片側に寄って配置することで、操作部収納部402と前後方向に重なることを避けて奥行寸法Dを小さくしている。
このように、モーター604やポンプ603などの主要な装置を下部筐体300に集中させることで、各装置への効率の良い配線を可能とする。
前記操作部ユニット400は、前記したように、1個の操作スイッチ部401と、複数箇所に配置される凹状の操作部収納部402と、複数の保護カバー403とで構成する。
前記操作部ユニット400は、前記したように、1個の操作スイッチ部401と、複数箇所に配置される凹状の操作部収納部402と、複数の保護カバー403とで構成する。
操作スイッチ部401は、樹脂材料で形成される前カバー404と、樹脂材料で形成される裏カバー407と、前カバー404と裏カバー407とで形成される内部空間に配置される操作基板408とを含んで構成される。前カバー404と裏カバー407とはゴム材料などで構成されるパッキン406を介して連結される。このパッキン406は、操作スイッチ部401の周囲に突状に形成され、凹状の操作部収納部402の内壁面と接触して、凹状の操作部収納部402の内側を密閉された防水空間とする。
また、前記操作基板408の一方側には表示素子や操作素子が設けられ、他方側にはコネクタが設けられている。この操作基板408の一方側を覆う前カバー404は、その表面がシートで覆われ、このシートに表示窓416やシートキー部417が設けられている。このような防水構造を備えた前カバー404によれば、表示窓416やシートキー部417を介して操作指示や動作確認を行うことができる。
更に、前カバー404には、操作部収納部402に取り付けたり、あるいは取り外したりするための着脱ボタン405と、この着脱ボタン405の操作にともなって前カバー404の外周面から出没するツメ414が設けられる。
一方、操作基板408の他方側を覆う裏カバー407にはコネクタを覆う結線部409が設けられている。
この実施例1では、操作部収納部402を、前記下部前カバー305の中央や下部ベース筐体304の両側に凹状に形成している。この凹状の深さ及び大きさは、操作スイッチ部401を装着した際に、操作部収納部402の周囲の平面部と操作スイッチ部401のスイッチ面410とが面一となる深さを備え、更にパッキン406が適度に接触して防水効果があられる大きさに設定される。
この実施例1では、操作部収納部402を、前記下部前カバー305の中央や下部ベース筐体304の両側に凹状に形成している。この凹状の深さ及び大きさは、操作スイッチ部401を装着した際に、操作部収納部402の周囲の平面部と操作スイッチ部401のスイッチ面410とが面一となる深さを備え、更にパッキン406が適度に接触して防水効果があられる大きさに設定される。
そして、操作部収納部402の凹面には前記結線部409と連結するための本体結線部412が設けられ、内壁面には前記ツメ414と嵌合するためのツメ保持部415が設けられている。
この構造によれば、操作スイッチ部401を操作部収納部402に装着することにより、ツメ414がツメ保持部414に引っ掛かり、確実にかつ防水効果を維持しながら操作部収納部402に装着することができる。一方、着脱ボタン405を操作することにより、ツメ414とツメ保持部415との嵌合を解除して操作スイッチ部401を操作部収納部402から簡単に取り外すことができる。
なお、この実施例1では、着脱ボタン405を操作者の操作性や複数回の取替えを考慮した構造としたが、サービスマンによる取付けを推奨する場合は表面から見えないような構造やネジ等により取り付けるようにしてもい。
前記保護カバー403は、その外形を前記操作スイッチ部401と同様な構造としている。即ち、樹脂材料で形成される前カバー404aと、樹脂材料で形成される裏カバー407と、前カバー404aと裏カバー407aとを連結するパッキン406とで構成している。前記操作スイッチ部401と違う点は、操作基板408が内蔵されておらず、前カバー404aの前面が下部筐体300の壁面に合わせた平坦面であり、絶縁部409aが本体結線部412を塞ぐための機能を有する点である。
この構造によれば、保護カバー403と操作スイッチ部401を同様な操作で着脱できるとともに、操作スイッチ部401を取り付けない操作部収納部402は下部筐体300の外装に馴染ませて意匠性を高めることができ、かつ防水効果を高めることができる。
なお、この実施例1では、保護カバー403を操作スイッチ部401と同様な構造としたが、周囲にパッキン406を備えた前カバー404aのみで構成しても良い。また、パッキン406を操作部収納部402側に設けても良い。
次に、図4を参照して、食器洗浄機1の食器を洗浄する構造を簡単に説明する。図4は食器洗浄機の中央縦断面図である。
図4において、この実施例1では、食器洗浄室60を上部枠筐体101と開閉フタ200と水受皿306とで構成する。この食器洗浄室60にが食器カゴ500が収納される。ユーザーは開閉フタ200を開放して食器カゴ500を引き出して、この食器カゴ500に食器を配列して再び食器洗浄室60に収める動作を行う。前記水受皿306には回転する回転ノズル61が配置されるとともに、内側カバー104の両壁面に複数の固定ノズル62が適宜配置されている。制御部600は、運転指示がなされると、予め設定された運転モードに沿って前記複数のノズルから食器カゴ500に収納された食器に向かって温水を吹き付ける。吹き付けられた温水は、前記水受皿306によって集められて貯水槽307に集められ、前記ヒータ605によって暖められ、再び前記ポンプ603によって前記複数のノズルから噴出される。
図4において、この実施例1では、食器洗浄室60を上部枠筐体101と開閉フタ200と水受皿306とで構成する。この食器洗浄室60にが食器カゴ500が収納される。ユーザーは開閉フタ200を開放して食器カゴ500を引き出して、この食器カゴ500に食器を配列して再び食器洗浄室60に収める動作を行う。前記水受皿306には回転する回転ノズル61が配置されるとともに、内側カバー104の両壁面に複数の固定ノズル62が適宜配置されている。制御部600は、運転指示がなされると、予め設定された運転モードに沿って前記複数のノズルから食器カゴ500に収納された食器に向かって温水を吹き付ける。吹き付けられた温水は、前記水受皿306によって集められて貯水槽307に集められ、前記ヒータ605によって暖められ、再び前記ポンプ603によって前記複数のノズルから噴出される。
前記したように、上部枠筐体101の両側面(外枠102と内側カバー104との間)には、前記した開閉フタ200の開閉機構や前記固定ノズル62へ給水するための通路などが形成されるため、その壁面空間に操作スイッチ類を配置するには極めて困難な構造となっている。
しかし、この実施例1では、下部筐体300の周囲の壁面に操作部収納部402を形成することができるので、この操作部収納部402に操作スイッチ部401を埋め込むように取り付けることができる。図4では、下部筐体300の前面に設けた操作部収納部402に操作スイッチ部401を取り付けた状態を示している。図からも分かるように、開閉フタ200の下方には、この開閉フタ200を開閉するためのデッドスペースが形成されるため、このデッドスペースを利用して、操作スイッチ部401を効率よく配置することができる。しかも、パッキン406によって、凹状の操作部収納部402の内部が防水された空間となるので、この空間で連結される結線部409と本体結線部412の電気的な結線が良好となる。この構造を図5を参照して、更に説明する。
図5は、食器洗浄機1の下部筐体300の水平断面図を示したものである。下部筐体300の中央には、水を貯めるための水受皿306があり、この水受皿306の下部には前記ポンプ603やファン604などが配置される。しかし、水受皿306の周囲には本体メイン基板303や操作スイッチ部401などの薄い装置を配置するための空間を確保することができる。この実施例1では、この水受皿306の周囲の空間を利用して操作基板413や操作スイッチ部401を配置している。
この実施例1では、操作性を考慮して、操作スイッチ部401を下部ベース筐体304の正面中央と両側面中央に配置するため、操作部収納部402を正面と両側面の中央に形成している。そして、本体メイン基板303は、操作スイッチ部401と保護カバー403を収納するための食器洗浄機1の正面と両側面の操作部収納部402を避けた位置に配置されている。つまり、は、食器洗浄機1が斜めに置かれた時に正面の操作部収納部402が中央に位置するように、本体メイン基板303を中央を避けた一方の片側に配置している。
このため、本体メイン基板303を基準にすると、その両側に正面に配置された操作部収納部402と、側面の一方に形成される操作部収納部402が隣接配置されるので、本体メイン基板303と操作スイッチ部401の配線303aを効率よく行うことができる。しかも、この配線303aは下部ベース筐体304の内壁面に沿って配線することができるので組立性を向上することができる。
次に図6及び図1などを参照して、食器洗浄機1の使用状態を説明する。図6は使用状態の説明図であり、(a)図が食器洗浄機1をキッチンカウンター上に正面を向けて設置した状態を示し、(b)図が食器洗浄機1をキッチンカウンター上に側面を向けて設置した状態を示している。
この実施例1の食器洗浄機1は、キッチン全体の構成、広さ、奥行き、等の様々な条件により、ユーザー自身が、食器洗浄機1を正面又は左右どちらの側面をユーザー側に向けて設置するかを決定し、設置することができる。
即ち、この実施例1の食器洗浄機1によれば、操作スイッチ部401と保護カバー403とを付け替え可能にすることで、ユーザーが設置状況及び引越し等による設置状況の変化に合わせて、自由に操作スイッチ部401の位置を選ぶことができる。例えば、食器洗浄機1を(a)図に示すように正面に向けて設置した場合には、下部筐体300正面で操作することができる。更に、下部筐体300の側面に操作部収納部402を設けることで、食器洗浄機1を側面置きした際にも、操作スイッチ部401を正面から見て操作できるようになっている。
しかも、正面設置でも側面設置でも食器洗浄機1の中央に集中した操作スイッチ部401を実現可能とすることができる。
しかも、正面設置でも側面設置でも食器洗浄機1の中央に集中した操作スイッチ部401を実現可能とすることができる。
また、装置収納部300の側面に操作部401を設置した際には、フタ200を開いた状態でのコース設定が可能になる。
更に、加工しやすい樹脂材料で成型される下部筐体300の側面に、操作収納部402を設けることで、成型や組み立てに配慮した構造とすることができる。
更に、加工しやすい樹脂材料で成型される下部筐体300の側面に、操作収納部402を設けることで、成型や組み立てに配慮した構造とすることができる。
このように、この実施例1では、操作部ユニット400を、操作スイッチ部401と、その操作スイッチ部401が突出せずに収納できる操作部収納部402と、保護カバー403とで構成する。操作部収納部402は、下部筐体300の正面と両側面に設けられ、そのそれぞれに操作スイッチ操作部401を自由に取り付けることができ、また、操作スイッチ部401が取り付けられた操作部収納部402以外の操作部収納部402には、保護カバー403を操作スイッチ操作部401と同様に突出せずに本体に取り付けることが出来る。それ故に操作スイッチ操作部401及び保護カバー403は同じ縦横の大きさを持ち、その横幅は、下部筐体300の奥行寸法Dより小さく、高さについても下部筐体300の高さよりも小さい寸法で構成されている。
また更に、下部筐体300は樹脂で出来ているため、複雑な加工が可能であり、操作部収納部402や本体結線部412を容易に成型または取付けることができる。しかも、操作部収納部402と、操作スイッチ部401や保護カバー403の合わせ面の成型精度が得やすいのでパッキン406を介しての防水構造が容易に構成できる。特に、保護カバー403は、側面に操作スイッチ部401と同様に水封のためのパッキン406を備えるとともに、背面に絶縁部409aを有し、保護カバー403を空いた操作部収納部402に取り付けると、絶縁部409aが本体結線部412と嵌合し絶縁する。保護カバー403は、操作スイッチ部401を取り付けた以外の操作部収納部402に取付けることで、確実に絶縁し、食器洗浄機の誤動作を防ぐことができる。
また、操作スイッチ部401と保護カバー403には、取り外しのための着脱ボタン405と、操作部収納部402に取り付けた際に操作部収納部402内に水が侵入するのを防ぐためのパッキン406が設けられている。このため、ユーザーが、キッチンの設置環境に合わせて、操作スイッチ部401と保護カバー403との自由な取替えを容易に行うことができる。
更に、操作スイッチ部401は、シートキー部417や表示窓416等を備えた前カバー404と、操作基板408を守るための裏カバー407と、操作に必要な操作基板408と、本体結線部412に結合することで通電を可能にするための結線部409で構成されている。しかも、操作部収納部402の内側には、それぞれ本体メイン基板303から配線された本体結線部412が設けられており、ユーザーが、操作スイッチ部401を操作部収納部402に取り付けるだけで、結線部409と本体結線部412が電気的に接続し、操作スイッチ部401へ通電し、食器洗浄機1の操作や設定を可能とすることができる。しかも、ユーザーが安全に且つ自由に操作部401の配置を取り替えることができる。
次に、図7、図8を参照して実施例2を説明する。図7は実施例2に係る食器洗浄機2の外観図であり、(a)は、下部筐体300Aの正面側に操作スイッチ部401Aを取り付けた状態を表し、(b)は下部筐体300Aの側面側に操作部401Aを取り付けた状態を図示し、(c)図は操作部取付部の断面図を示している。図8は下部筐体300Aの水平断面図である。なお、実施例1と同一な部位や矢印などは同一符号をもって示して重複した説明を省略する。
この食器洗浄機2は、着脱可能な操作スイッチ部401Aが、下部筐体300Aの段差形状によって形成される正面と側面の段差部308の下側に納まる奥行きを持ち、下部ベース筐体304Aの正面と側面の前記段差部308の下方の所定の箇所に取り付けられることを特徴とする。
つまり、この実施例2では、上部が開放した下部ベース筐体304Aの外形状を、上部が下部より段差を持って広く形成された形状としている。この段差によって形成される段差部308の下方面308aに結線部フタ418で覆われた操作部取付部419を設け、この操作部取付部419に本体結線部412を設けている。前記操作スイッチ部401Aの上部には結線部409が設けられており、前記操作部取付部419は、前記操作スイッチ部401Aの上部を差し込むことを可能にする大きさを備えている。この構造により、操作スイッチ部401Aを操作部取付部419に差し込むことで、結線部409と本体結線部412とを電気的に、かつ物理的に連結することができる。操作スイッチ部401Aを取り付けない場所には、常時結線部フタ418が被った状態となっており、水が入り込まない構成となっている。しかも、この操作部取付部419は段差部308の下方に向いた下方面308aに下方に開放して形成されるので、水の浸入を軽減することができる。
この実施例2によれば、操作スイッチ部401Aを下部筐体300の外側に取り付けるため、可動式の操作部401でありながら、水封部分が少なくてすむため、コストも安価にできる。
また、下部ベース筐体304Aの側面に操作スイッチ部401Aを取り付けた場合、下部ベース筐体304Aの正面下側の奥行きが短くなり、食器洗浄機2をキッチンに設置した際に、食器洗浄機2の正面側のキッチンカウンター上のスペース、又はシンクに被さって置かれた時のシンクスペースを少しでも有効に使用することができる。
このように、この実施例2では、下部筐体300の中で操作スイッチ部401への配線が全て可能なため、組み立て時の配線が容易で、効率よく組み立てができる。
このように、この実施例2では、下部筐体300の中で操作スイッチ部401への配線が全て可能なため、組み立て時の配線が容易で、効率よく組み立てができる。
次に、図9、図10を参照して実施例3を説明する。図9は実施例3に係る食器洗浄機3の外観図である。図10は下部筐体300Bの水平断面図である。なお、実施例1、実施例2と同一な部位や矢印などは同一符号をもって示して重複した説明を省略する。
この食器洗浄機3は、樹脂成型で形成される第1フタ201と下部筐体300の両側面に操作部収納部402を有することを特徴とする。即ち、この実施例3では、連結機構105cを第1フタ201の上端部の両側に形成し、第1フタ201の下方に配置したロックボタン203と、第1フタ201の両側で連結する連結手段105dで連結することで、第1フタ201の上部中央に操作部収納部402を配置するスペースを確保する。そして、この操作部収納部402の配置スペース近傍を樹脂材料で形成することにより、凹状の操作部収納部402を形成している。
本実施例3では、下部筐体300の正面内側の中央付近に本体メイン基板303を配置し、そこから各操作部収納部402への配線を行うことで、どの操作部収納部402へも距離が均等となり、組み立て時の配線が容易になる。
また、本体メイン基板303の厚みを抑えることで、設置時の正面下側の奥行きを小さくすることができ、キッチンスペースを有効に使用することができる。
また、本体メイン基板303の厚みを抑えることで、設置時の正面下側の奥行きを小さくすることができ、キッチンスペースを有効に使用することができる。
次に、図11を参照して実施例4を説明する。図11は実施例4に係る食器洗浄機4の外観図である。。なお、実施例1、実施例3と同一な部位や矢印などは同一符号をもって示して重複した説明を省略する。
この実施例4に係る食器洗浄機4は、前記実施例1と前記実施3の特徴を併せ持つ実施例である。即ち、この実施例5の食器洗浄機4は、下部筐体300の正面と両側面、及び第1フタ201に操作スイッチ部401と保護カバー403が突出せずに取り付けることができる操作部収納部402を備えることで、ユーザーが設置場所や見易さに合わせて、操作スイッチ部401と保護カバー403を自由に付け替えることができる。
例えば、食器洗浄機4を正面に向けて設置した場合には、下部筐体300の正面と第1フタ201に操作スイッチ部401を設けることができるので、低い位置で操作したい場合は操作スイッチ部401を下部筐体300に取り付け、高い位置で操作したい場合は第1フタ201に操作スイッチ部401を取り付けるなど、操作スイッチ部401の高さを選ぶ事ができる。その他の作用効果は前記実施例1と同様につき説明を省略する。
(その他の応用例)
以上の述べたように、この発明に係る食器洗浄機では、操作スイッチ部の視認性を向上するために、操作スイッチ部を着脱可能な構造として、筐体の正面や両側面及び開閉フタに設けた別ピースの保護カバーとの入れ換え可能にし、正面または側面のどちらの向きに置かれても操作スイッチ部を正面に見て操作できる構成としている。別ピースの保護カバーと入れ換えることで、操作スイッチ部の位置に左右されず筐体の凸凹のない美観を保つことができる。
以上の述べたように、この発明に係る食器洗浄機では、操作スイッチ部の視認性を向上するために、操作スイッチ部を着脱可能な構造として、筐体の正面や両側面及び開閉フタに設けた別ピースの保護カバーとの入れ換え可能にし、正面または側面のどちらの向きに置かれても操作スイッチ部を正面に見て操作できる構成としている。別ピースの保護カバーと入れ換えることで、操作スイッチ部の位置に左右されず筐体の凸凹のない美観を保つことができる。
操作スイッチ部を着脱可能にするために、メイン基板と操作系基板を分離し、操作系基板の方を着脱可能な操作ユニットとする。操作スイッチ部の横幅は本体奥行き寸法よりも小さく、高さ寸法は開閉フタや筐体の正面及び筐体の側面のいずれのモールド部品にも納まる高さとすることで、操作ユニットを左右両側面の筐体や開閉フタに設けられた同じ大きさの別ピースの保護カバーと付け替えできる構造とする。また、モールド部分に収納可能にすることで、成型・配線・ユニット着脱を容易にし、その結果、コスト低減も図ることができる。
操作部ユニットは、電池不要なユニットにするために本体の両側面と開閉フタ上に配線がされている。同ユニットは着脱のための部品を有する。この場合、安全性のために着脱をサービスマンに行わせるように、着脱構造を見えにくくする構造とするとよい。また、食器洗浄機は水場近くで使用されることが多いため、ユニットとモールド部品の間には、水封シール構造が設けられている。
操作部ユニットを本体に装着すると配線が手動または自動で接続できる構造となっており、反対に装着されない部分は、別ピースの保護カバーを嵌め込むことにより電源や信号線が遮断される。
操作部ユニットと付け換え可能な別ピースは、それぞれ同じ大きさで、同じ取付け構成となっているため、金型を共用することも可能である。
操作部ユニットと付け換え可能な別ピースは、それぞれ同じ大きさで、同じ取付け構成となっているため、金型を共用することも可能である。
1…食器洗浄機、50…本体筐体、60…食器洗浄室、61…回転ノズル、62…固定ノズル、100…上部筐体、101…上部枠筐体、102…外枠、103…天面カバー、104…内側カバー、105a…ヒンジ機構、105b…スライド機構、105c…連結機構、200…開閉フタ、201…第1フタ、202…第2フタ、203…ロックボタン、204…第1ベースフタ体、205…第2ベースフタ体、206…第1フタ板、207…第2フタ板、300…下部筐体、301…給水ホース、302…排水ホース、、303…本体メイン基板、304…下部ベース筐体、305…下部前カバー、306…水受皿、307…貯水槽、308…段差部、400…操作部ユニット、401…操作スイッチ部、402…操作部収納部、403…保護カバー、404…前カバー、405…着脱ボタン、406…パッキン、407…裏カバー、408…操作基板、409…結線部、412…スイッチ面410、412…本体結線部、413…操作基板、414…ツメ、415…ツメ保持部、416…表示窓、…シートキー部、500…食器417カゴ、600…制御部、601…電源、602…モーター、603…ポンプ、604…ファン、605…ヒーター、D…奥行寸法、W…横幅寸法。
Claims (3)
- その内部に食器カゴを内在させる食器洗浄室を備え、奥行方向より横幅を大きく形成し、その横幅方向の筐体部に開閉フタを配置したほぼ箱型の本体筐体を備えた食器洗浄機において、
前記食器洗浄機を、上部枠筐体と開閉フタとで構成される上部筐体と、その外装を樹脂材料で形成される下部筐体とで構成し、下部筐体の正面及び両側面に凹状の操作部収納部を形成し、この複数の操作部収納部の1つに装着されることで電気的に接続される着脱可能な操作スイッチ部と、前記他の操作部収納部を密閉する複数の着脱可能な保護カバーとを備えた
ことを特徴とする食器洗浄機。 - その内部に食器カゴを内在させる食器洗浄室を備え、奥行方向より横幅を大きく形成し、その横幅方向の筐体部に開閉フタを配置したほぼ箱型の本体筐体を備えた食器洗浄機において、
前記食器洗浄機を、本体筐体と、この本体筐体に着脱可能に取付けられる1つの操作スイッチ部と、複数の保護カバーとを含んで構成し、
前記本体筐体は、上下に2分割された上部筐体と下部筐体とで構成され、
上部筐体は、前記食器洗浄室を構成する上部枠筐体と、この上部枠筐体の前部を覆う開閉フタとで構成し、
前記開閉フタは、上部開閉機構を介して上方に開放可能な上部フタと、下部開閉機構を介して前方に開閉可能な下部フタとから構成され、
前記下部筐体は、上部が開放した樹脂材料で形成される下部ベース筐体と、この下部ベース筐体の上部を覆う水受皿とで、その外装を構成し、
前記下部ベース筐体は、その正面と両側面に前記操作スイッチ部と装着可能に連結される凹状の操作部収納部を備え、
前記操作部収納部は、前記下部筐体に内蔵される制御部と電気的に接続される本体コネクタ部を各々備え、
前記操作スイッチ部は、その内部に操作基板を備えるとともに、この操作基板の一方の基板面を覆う前カバーにスイッチ部を配置し、他方の基板面を覆う後カバーに前記本体コネクタ部と連結可能な操作コネクタ部を備え、
前記保護カバーは、前記前カバーと同等な大きさを備え、前記操作スイッチ部が複数の前記操作部収納部の1つに装着された際に、他の操作部収納部に装着されて、前記凹状の操作部収納部内を密閉された空間とする構造を備えている
ことを特徴とする食器洗浄機。 - 前記請求項1または2記載の食器洗浄機において、
前記開閉フタの外装を樹脂材料で形成し、この外装部に操作部収納部を形成したことを特徴とする食器洗浄機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005100498A JP2006280402A (ja) | 2005-03-31 | 2005-03-31 | 食器洗浄機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005100498A JP2006280402A (ja) | 2005-03-31 | 2005-03-31 | 食器洗浄機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006280402A true JP2006280402A (ja) | 2006-10-19 |
Family
ID=37402937
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005100498A Withdrawn JP2006280402A (ja) | 2005-03-31 | 2005-03-31 | 食器洗浄機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006280402A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8293027B2 (en) | 2008-06-30 | 2012-10-23 | Electrolux Home Products, Inc. | Protective arrangement for a control device associated with a dishwashing appliance, and associated apparatus and method |
US8398782B2 (en) | 2008-06-30 | 2013-03-19 | Electrolux Home Products, Inc. | Protective arrangement for a control device associated with a dishwashing appliance, and associated apparatus and method |
-
2005
- 2005-03-31 JP JP2005100498A patent/JP2006280402A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8293027B2 (en) | 2008-06-30 | 2012-10-23 | Electrolux Home Products, Inc. | Protective arrangement for a control device associated with a dishwashing appliance, and associated apparatus and method |
US8398782B2 (en) | 2008-06-30 | 2013-03-19 | Electrolux Home Products, Inc. | Protective arrangement for a control device associated with a dishwashing appliance, and associated apparatus and method |
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Legal Events
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