JP2000316763A - 電気掃除機用吸込具並びに電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機用吸込具並びに電気掃除機

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JP2000316763A
JP2000316763A JP11129752A JP12975299A JP2000316763A JP 2000316763 A JP2000316763 A JP 2000316763A JP 11129752 A JP11129752 A JP 11129752A JP 12975299 A JP12975299 A JP 12975299A JP 2000316763 A JP2000316763 A JP 2000316763A
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brush holder
electric motor
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Katsutaka Murata
克孝 村田
Shinichi Hoshiide
真一 星出
Shin Yoshida
伸 吉田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電動機によって回転される回転ブラシを具備
した電気掃除機用吸込具並びにこの電気掃除機用吸込具
を接続する電気掃除機において、回転ブラシの組立作業
性を向上するとともに、電動機を回転させて、回転ブラ
シを回転させたときの回転による衝撃音を低減し、静音
化する。 【解決手段】 吸込具本体18の下面に開口させた吸込
口27に臨むように、回転ブラシ19を回転自在に設
け、この回転ブラシ19は、外周面にブラシ29を設け
た略筒状のブラシホルダー28の内部に、回転ブラシ1
9を回転駆動する電動機30と、電動機30の回転をブ
ラシホルダー28に伝達する動力伝達部とを設け、動力
伝達部は、電動機30の出力に応じて回転するギヤ32
と、ブラシホルダー28内に設けギヤ32と噛合するギ
ヤ部45とで構成し、ギヤ32の端部側にギヤ部45と
噛み合うように案内する案内部32aを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動機によって回
転される回転ブラシを具備した電気掃除機用吸込具並び
にこの電気掃除機用吸込具を接続する電気掃除機に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電気掃除機用吸込具は、
図7に示すように構成していた。以下、その構成につい
て説明する。
【0003】図に示すように、吸込具本体1は、絨毯な
どの被掃除面に付着した塵埃を遊離させる回転ブラシ2
を内蔵し、底面に吸込口を設け、後部に掃除機本体(図
示せず)と連通される接続パイプ3を回転自在に具備し
ている。回転ブラシ2の外周面にブラシ毛4を植毛し、
内部に回転ブラシ2の駆動源である電動機5と、この電
動機5の軸に装着し、回転を減速して回転ブラシ2に伝
達する遊星歯車6と、この電動機5と遊星歯車6の間に
配設した支持部材7とを内蔵している。
【0004】この支持部材7は複数のねじ8により電動
機5に固定され、電動機5と当接する端面には、電動機
5に設けた冷却孔からの換気をよくして放熱性を向上す
る溝9を形成し、他方の端面は遊星歯車6の内輪10に
嵌合するとともに、遊星歯車6の表面をカバーしてい
る。また、回転ブラシ2の内周面には、キー溝(図示せ
ず)を設け、このキー溝に遊星歯車6の外輪に突設した
凸部(図示せず)を嵌合するとともに、凹部を軸方向に
設けて冷却気流の流路を形成している。回転ブラシ2の
両端の開口部には軸受11を具備した蓋12を装着して
いる。
【0005】固定軸13は中空に形成し、一端を回転ブ
ラシ2の側方に突出させ、軸受11を介して回転ブラシ
2を回転自在に支持するとともに、電動機5に接続する
リード線を中空部に通し、他端は円筒状に形成して回転
ブラシ2の内部に配設し、電動機5の外周を支持してい
る。固定カバー14は回転ブラシ2の両端に装着し、回
転ブラシ2や軸受11の内部に塵埃が侵入しないように
している。
【0006】回転ブラシ2はこの固定カバー14と固定
軸13を介して、吸込具本体1に支持され、接続パイプ
3の吸気口15と対向する回転ブラシ2の略中央部に
は、回転ブラシ2の内部と外部を連通する複数の通気孔
16を形成している。洩らし穴17は固定軸13の中空
部を介して、回転ブラシ2の内部に電動機を冷却する外
気を連通させるもので、吸込具本体1の側面に形成して
いる。
【0007】上記構成において動作を説明すると、吸込
具本体1と掃除機本体に通電すると電動機5が回転し、
遊星歯車6によって減速されながら回転トルクが増大さ
れて回転ブラシ2に伝達され、ブラシ毛4により絨毯な
どに付着した塵埃を掻き出すとともに、掻き出された塵
埃は掃除機本体に吸引される。このとき、電動機5によ
って回転されるのは、遊星歯車6と回転ブラシ2と蓋1
2と軸受11の外輪のみで、電動機5と固定軸13と固
定カバー14とリード線は、吸込具本体1に固定保持さ
れている。
【0008】また、掃除機本体を運転すると、吸込具本
体1と床面で囲まれた空間に負圧がかかり、吸込具本体
1の外周より外気が流入して接続パイプ3の吸気口15
に流れ込み、この気流により床面上の塵埃も一緒に吸気
口15へ吸い込まれていく。
【0009】このとき、吸気口15と対向して設けた通
気孔16を通じて回転ブラシ2内部の通気孔16近傍に
も負圧が働くため、中空の固定軸13と洩らし穴17を
介して吸込具本体1の外部と連通された回転ブラシ2内
の側方部との間に圧力差が生じ、外気が洩らし穴17よ
り固定軸13の中空部を通って回転ブラシ2の内部に流
入し、回転ブラシ2の電動機5の周囲に設けた凹部2a
を通過して通気孔16に向かって流れ、回転ブラシ2の
内部よりさらに気圧が低い吸気口15に向かって通気孔
16より流出する気流が生じる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
では、電動機5と遊星歯車6の間に支持部材7を配設し
て一体に構成し、電動機5の軸に遊星歯車6を装着し、
電動機5の回転を減速して回転ブラシ2に伝達するよう
にし、遊星歯車6の外輪に突設した凸部を回転ブラシ2
の内周面に設けたキー溝に嵌合させて、回転ブラシ2を
回転させている。
【0011】このため、回転ブラシ2内に、電動機5と
遊星歯車6を組み込むとき、電動機5と遊星歯車6とを
一体に構成し、電動機5の軸に遊星歯車6を装着した状
態で回転ブラシ2内に挿入すると、遊星歯車6の外輪に
突設した凸部と回転ブラシ2の内周面に設けたキー溝と
の間にガイドになるものがなく、遊星歯車6の外輪に突
設した凸部を回転ブラシ2の内周面に設けたキー溝に嵌
合させることがきわめて困難で、組立作業性が悪いとい
う問題を有していた。
【0012】この解決策として、遊星歯車6の外輪に突
設した凸部と、回転ブラシ2の内周面に設けたキー溝と
の間に隙間を設けることにより、組立作業性を向上させ
た場合には、電動機5を回転させて、回転ブラシ2を回
転させたとき、遊星歯車6に突設した凸部と回転ブラシ
2に設けたキー溝との間で回転による衝撃音が発生する
という問題を有していた。
【0013】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、電気掃除機用吸込具を構成する回転ブラシの組立作
業性を向上するとともに、電動機を回転させて、回転ブ
ラシを回転させたときの回転による衝撃音を低減し、静
音化することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、吸込具本体の下面に開口させた吸込口に臨
むように、吸込具本体内に回転ブラシを回転自在に設
け、この回転ブラシは、外周面に塵埃掻き上げ部を設け
た略筒状のブラシホルダーの内部に、回転ブラシを回転
駆動する電動機と、電動機の回転をブラシホルダーに伝
達する動力伝達部とを設け、動力伝達部は、電動機の出
力に応じて回転する第1の動力伝達部と、ブラシホルダ
ー内に設け第1の動力伝達部と噛合する第2の動力伝達
部とで構成し、第1の動力伝達部の端部側に第2の動力
伝達部と噛み合うように案内する案内部を設けた電気掃
除機用吸込具である。
【0015】これにより、電気掃除機用吸込具を構成す
る回転ブラシの組立作業性を向上することができるとと
もに、電動機を回転させて、回転ブラシを回転させたと
きの回転による衝撃音を低減し、静音化することができ
る。
【0016】また、内部に塵埃を集塵する集塵室と電動
送風機を備えた電気掃除機本体に、上記電気掃除機用吸
込具と連通するように接続される接続口を備えた電気掃
除機である。
【0017】これにより、電気掃除機用吸込具の組立作
業性を向上できるとともに、電気掃除機用吸込具に内蔵
した電動機を回転させて、回転ブラシを回転させたとき
の電気掃除機の騒音を低減することができ、静音化する
ことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、下面に吸込口を開口させた吸込具本体と、前記吸込
口に臨むように前記吸込具本体内に回転自在に設けた回
転ブラシとを備え、前記回転ブラシは、外周面に塵埃掻
き上げ部を設けた略筒状のブラシホルダー内に、前記回
転ブラシを回転駆動する電動機と、前記電動機の回転を
前記ブラシホルダーに伝達する動力伝達部とを有し、前
記動力伝達部は、前記電動機の出力に応じて回転する第
1の動力伝達部と、前記ブラシホルダー内に設け前記第
1の動力伝達部と噛合する第2の動力伝達部とで構成
し、前記第1の動力伝達部の端部側に第2の動力伝達部
と噛み合うように案内する案内部を設けた電気掃除機用
吸込具であり、電動機と動力伝達部とをブラシホルダー
内に組み込み、第1の動力伝達部を第2の動力伝達部に
噛み合わせる際、電動機に支持部材を取り付け、この支
持部材を持って電動機と動力伝達部をブラシホルダー内
に挿入して固定するとき、第1の動力伝達部の軸心とブ
ラシホルダーの軸心がずれていても、第1の動力伝達部
の端部側に設けた案内部により第1の動力伝達部を第2
の動力伝達部に容易に噛み合わせることができ、回転ブ
ラシの組立作業性を向上することができるとともに、第
1の動力伝達部と第2の動力伝達部との隙間を大きくす
る必要がないため、電動機を回転させて、回転ブラシを
回転させたときの回転による衝撃音を低減し、静音化す
ることができる。
【0019】請求項2に記載の発明は、下面に吸込口を
開口させた吸込具本体と、前記吸込口に臨むように前記
吸込具本体内に回転自在に設けた回転ブラシとを備え、
前記回転ブラシは、外周面に塵埃掻き上げ部を設けた略
筒状のブラシホルダー内に、前記回転ブラシを回転駆動
する電動機と、前記電動機の回転数を減速する減速装置
と、前記電動機の回転を前記ブラシホルダーに伝達する
動力伝達部とを有し、前記減速装置と電動機を一体にし
てユニットを構成し、前記動力伝達部は、前記減速装置
の出力に応じて回転する第1の動力伝達部と、前記ブラ
シホルダー内に設け前記第1の動力伝達部と噛合する第
2の動力伝達部とで構成し、前記第1の動力伝達部の端
部側に第2の動力伝達部と噛み合うように案内する案内
部を設けた電気掃除機用吸込具であり、電動機と減速装
置と動力伝達部とをブラシホルダー内に組み込み、第1
の動力伝達部を第2の動力伝達部に噛み合わせる際、電
動機に支持部材を取り付け、この支持部材を持って電動
機と減速装置と動力伝達部をブラシホルダー内に挿入し
て固定するとき、電動機と減速装置と動力伝達部を軸方
向に連結することによって長さが長くなり、挿入側から
噛み合わせ位置までの距離が長くなるため、第1の動力
伝達部の軸心とブラシホルダーの軸心がずれていても、
第1の動力伝達部の端部側に設けた案内部により第1の
動力伝達部を第2の動力伝達部に容易に噛み合わせるこ
とができ、回転ブラシの組立作業性を向上することがで
きるとともに、電動機のトルクが小さくても、減速装置
によって回転ブラシを駆動するのに必要な駆動トルクを
得ることができ、安定して回転ブラシを駆動することが
できる。
【0020】請求項3に記載の発明は、下面に吸込口を
開口させた吸込具本体と、前記吸込口に臨むように前記
吸込具本体内に回転自在に設けた回転ブラシとを備え、
前記回転ブラシは、外周面に塵埃掻き上げ部を設けた略
筒状のブラシホルダー内に、前記回転ブラシを回転駆動
する電動機と、前記電動機を駆動する電池と、前記電動
機の回転を前記ブラシホルダーに伝達する動力伝達部と
を有し、前記電池と電動機を一体にしてユニットを構成
し、前記動力伝達部は、前記電動機の出力に応じて回転
する第1の動力伝達部と、前記ブラシホルダー内に設け
前記第1の動力伝達部と噛合する第2の動力伝達部とで
構成し、前記第1の動力伝達部の端部側に第2の動力伝
達部と噛み合うように案内する案内部を設けた電気掃除
機用吸込具であり、電動機と電池と動力伝達部とをブラ
シホルダー内に組み込み、第1の動力伝達部を第2の動
力伝達部に噛み合わせる際、電池に支持部材を取り付
け、この支持部材を持って電動機と電池と動力伝達部を
ブラシホルダー内に挿入して固定するとき、電動機と電
池と動力伝達部を軸方向に連結することによって長さが
長くなり、挿入側から噛み合わせ位置までの距離が長く
なるため、第1の動力伝達部の軸心とブラシホルダーの
軸心がずれていても、第1の動力伝達部の端部側に設け
た案内部により第1の動力伝達部を第2の動力伝達部に
容易に噛み合わせることができ、回転ブラシの組立作業
性を向上することができるとともに、電池により電動機
を駆動することにより、電気掃除機用吸込具を連結する
掃除機本体より電動機を駆動するための電源を供給する
ことなく電動機を回転駆動することができ、掃除機本体
から吸込具本体への電力を供給するための導電線が不要
となり、掃除機本体と吸込具本体との間に連結する延長
管に導電線をはわすことがなく、延長管の構造を簡単に
して軽量化することができる。
【0021】請求項4に記載の発明は、下面に吸込口を
開口させた吸込具本体と、前記吸込口に臨むように前記
吸込具本体内に回転自在に設けた回転ブラシとを備え、
前記回転ブラシは、外周面に塵埃掻き上げ部を設けた略
筒状のブラシホルダー内に、前記回転ブラシを回転駆動
する電動機と、前記電動機を駆動する電池と、前記電動
機の回転数を減速する減速装置と、前記電動機の回転を
前記ブラシホルダーに伝達する動力伝達部とを有し、前
記電動機と電池と減速装置を一体にしてユニットを構成
し、前記動力伝達部は、前記減速装置の出力に応じて回
転する第1の動力伝達部と、前記ブラシホルダー内に設
け前記第1の動力伝達部と噛合する第2の動力伝達部と
で構成し、前記第1の動力伝達部の端部側に第2の動力
伝達部と噛み合うように案内する案内部を設けた電気掃
除機用吸込具であり、電動機と電池と減速装置と動力伝
達部とをブラシホルダー内に組み込み、第1の動力伝達
部を第2の動力伝達部に噛み合わせる際、電池に支持部
材を取り付け、この支持部材を持って電動機と電池と減
速装置と動力伝達部をブラシホルダー内に挿入して固定
するとき、電動機と電池と減速装置と動力伝達部を軸方
向に連結することによって長さが長くなり、挿入側から
噛み合わせ位置までの距離が長くなるため、第1の動力
伝達部の軸心とブラシホルダーの軸心がずれていても、
第1の動力伝達部の端部側に設けた案内部により第1の
動力伝達部を第2の動力伝達部に容易に噛み合わせるこ
とができ、回転ブラシの組立作業性を向上することがで
きるとともに、電池により電動機を駆動することによ
り、電気掃除機用吸込具を連結する掃除機本体より電動
機を駆動するための電源を供給することなく電動機を回
転駆動することができ、掃除機本体から吸込具本体への
電力を供給するための導電線が不要となり、掃除機本体
と吸込具本体との間に連結する延長管に導電線をはわす
ことがなく、延長管の構造を簡単にして軽量化すること
ができるとともに、電動機のトルクが小さくても、減速
装置によって回転ブラシを駆動するのに必要な駆動トル
クを得ることができ、安定して回転ブラシを駆動するこ
とができる。
【0022】請求項5に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、電動機に電力を供給する導電線を
挿通する中空軸を備え、前記電動機と中空軸を一体にし
てユニットを構成して一端を中空軸により軸支するよう
構成した電気掃除機用吸込具であり、電動機と動力伝達
部とをブラシホルダー内に組み込み、第1の動力伝達部
を第2の動力伝達部に噛み合わせる際、中空軸を持って
電動機と動力伝達部をブラシホルダー内に挿入すること
ができ、電動機と中空軸を一体にしてユニットを構成す
ることにより、軸方向の連結長さが長くなり、第1の動
力伝達部の軸心とブラシホルダーの軸心がずれていて
も、第1の動力伝達部の端部側に設けた案内部により第
1の動力伝達部を第2の動力伝達部に容易に噛み合わせ
ることができ、回転ブラシの組立作業性を向上すること
ができるとともに、一端を中空軸により軸支し、電動機
に電力を供給する導電線を中空軸内を挿通することによ
り、掃除機本体より電動機を駆動するための電源を供給
することができ、安定して回転ブラシを駆動することが
できる。
【0023】請求項6に記載の発明は、上記請求項2に
記載の発明において、電動機に電力を供給する導電線を
挿通する中空軸を備え、前記電動機と減速装置と中空軸
を一体にしてユニットを構成して一端を中空軸により軸
支するよう構成した電気掃除機用吸込具であり、電動機
と減速装置と動力伝達部とをブラシホルダー内に組み込
み、第1の動力伝達部を第2の動力伝達部に噛み合わせ
る際、中空軸を持って電動機と減速装置と動力伝達部を
ブラシホルダー内に挿入することができ、電動機と減速
装置と中空軸を一体にしてユニットを構成することによ
り、軸方向の連結長さが長くなり、第1の動力伝達部の
軸心とブラシホルダーの軸心がずれていても、第1の動
力伝達部の端部側に設けた案内部により第1の動力伝達
部を第2の動力伝達部に容易に噛み合わせることがで
き、回転ブラシの組立作業性を向上することができると
ともに、一端を中空軸により軸支し、電動機に電力を供
給する導電線を中空軸内を挿通することにより、掃除機
本体より電動機を駆動するための電源を供給することが
でき、電動機のトルクが小さくても、減速装置によって
回転ブラシを駆動するのに必要な駆動トルクを得ること
ができ、安定して回転ブラシを駆動することができる。
【0024】請求項7に記載の発明は、上記請求項3に
記載の発明において、電池に充電するための導電線を挿
通する中空軸を備え、前記電動機と電池と中空軸を一体
にしてユニットを構成して一端を中空軸により軸支する
よう構成した電気掃除機用吸込具であり、電動機と電池
と動力伝達部とをブラシホルダー内に組み込み、第1の
動力伝達部を第2の動力伝達部に噛み合わせる際、中空
軸を持って電動機と電池と動力伝達部をブラシホルダー
内に挿入することができ、電動機と電池と中空軸を一体
にしてユニットを構成することにより、軸方向の連結長
さが長くなり、第1の動力伝達部の軸心とブラシホルダ
ーの軸心がずれていても、第1の動力伝達部の端部側に
設けた案内部により第1の動力伝達部を第2の動力伝達
部に容易に噛み合わせることができ、回転ブラシの組立
作業性を向上することができるとともに、一端を中空軸
により軸支し、電池に充電するための導電線を中空軸内
を挿通することにより、電池を容易に充電することがで
きて、掃除機本体から電力を供給することなく電動機を
駆動することができる。
【0025】請求項8に記載の発明は、上記請求項4に
記載の発明において、電池に充電するための導電線を挿
通する中空軸を備え、前記電動機と電池と減速装置と中
空軸を一体にしてユニットを構成して一端を中空軸によ
り軸支するよう構成した電気掃除機用吸込具であり、電
動機と電池と減速装置と動力伝達部とをブラシホルダー
内に組み込み、第1の動力伝達部を第2の動力伝達部に
噛み合わせる際、中空軸を持って電動機と電池と減速装
置と動力伝達部をブラシホルダー内に挿入することがで
き、電動機と電池と減速装置と中空軸を一体にしてユニ
ットを構成することにより、軸方向の連結長さが長くな
り、第1の動力伝達部の軸心とブラシホルダーの軸心が
ずれていても、第1の動力伝達部の端部側に設けた案内
部により第1の動力伝達部を第2の動力伝達部に容易に
噛み合わせることができ、回転ブラシの組立作業性を向
上することができるとともに、一端を中空軸により軸支
し、電池に充電するための導電線を中空軸内を挿通する
ことにより、電池を容易に充電することができて、掃除
機本体から電力を供給することなく電動機を駆動するこ
とができ、さらに、電動機のトルクが小さくても、減速
装置によって回転ブラシを駆動するのに必要な駆動トル
クを得ることができ、安定して回転ブラシを駆動するこ
とができる。
【0026】請求項9に記載の発明は、上記請求項1〜
8に記載の発明において、案内部は、第1の動力伝達部
の軸方向の移動により第1の動力伝達部と第2の動力伝
達部の軸心を合わせるよう構成した電気掃除機用吸込具
であり、電動機と電池と減速装置と中空軸の内の少なく
とも1つと動力伝達部とをブラシホルダー内に組み込
み、第1の動力伝達部を第2の動力伝達部に噛み合わせ
る際、ブラシホルダー内に挿入することにより自動的に
第1の動力伝達部と第2の動力伝達部の軸心を合わせる
ことができ、第1の動力伝達部と第2の動力伝達部を容
易に噛み合わせることができ、回転ブラシの組立作業性
を向上することができる。
【0027】請求項10に記載の発明は、上記請求項1
〜8に記載の発明において、案内部は、第1の動力伝達
部の周方向の移動により第1の動力伝達部と第2の動力
伝達部の噛み合せを行うよう構成した電気掃除機用吸込
具であり、電動機と電池と減速装置と中空軸の内の少な
くとも1つと動力伝達部とをブラシホルダー内に組み込
み、第1の動力伝達部を第2の動力伝達部に噛み合わせ
る際、ブラシホルダー内で周方向に移動させることによ
り第1の動力伝達部と第2の動力伝達部を噛み合わせる
ことができ、回転ブラシの組立作業性を向上することが
できる。
【0028】請求項11に記載の発明は、上記請求項1
〜8に記載の発明において、案内部は、第1の動力伝達
部の軸方向と周方向の移動により第1の動力伝達部と第
2の動力伝達部の軸心合わせと噛み合せを行うよう構成
した電気掃除機用吸込具であり、電動機と電池と減速装
置と中空軸の内の少なくとも1つと動力伝達部とをブラ
シホルダー内に組み込み、第1の動力伝達部を第2の動
力伝達部に噛み合わせる際、ブラシホルダー内で周方向
に移動させながら挿入することにより自動的に第1の動
力伝達部と第2の動力伝達部の軸心を合わせて噛み合わ
せることができ、第1の動力伝達部と第2の動力伝達部
を容易に噛み合わせることができ、回転ブラシの組立作
業性を向上することができる。
【0029】請求項12に記載の発明は、上記請求項1
〜8に記載の発明において、ブラシホルダーに一端部を
軸支する中空軸を備え、前記中空軸は、冷却風を通すよ
う構成した電気掃除機用吸込具であり、回転ブラシに内
蔵した電動機により回転ブラシを回転させたとき、風切
り音などの騒音が少ない状態で、中空軸よりブラシホル
ダー内に多量の冷却風を流入することができ、電動機な
どの冷却効率を高めることができて、温度上昇を低減す
ることができる。
【0030】請求項13に記載の発明は、上記請求項1
〜8に記載の発明において、第2の動力伝達部をブラシ
ホルダーの端部から離した位置に形成した電気掃除機用
吸込具であり、ブラシホルダーの他端部から電動機と電
池と減速装置と中空軸の内の少なくとも1つと動力伝達
部とをブラシホルダー内に挿入して組み込み、第1の動
力伝達部を第2の動力伝達部に噛み合わせる際、第1の
動力伝達部の軸心とブラシホルダーの軸心がずれていて
も、第1の動力伝達部と第2の動力伝達部とが噛み合う
位置が他端部から近い位置で噛み合わせることができる
ので、第1の動力伝達部と第2の動力伝達部とのずれを
少なくすることができ、第1の動力伝達部を第2の動力
伝達部に容易に噛み合わせることができ、回転ブラシの
組立作業性を向上することができる。
【0031】請求項14に記載の発明は、上記請求項1
〜13に記載の発明において、第2の動力伝達部は、ブ
ラシホルダーの内面より内方に配設した電気掃除機用吸
込具であり、第2の動力伝達部に噛合する第1の動力伝
達部の外径を電動機、減速装置、電池などの外径より小
さくすることができ、ブラシホルダー内に組み込み第1
の動力伝達部を第2の動力伝達部に噛み合わせる際、第
1の動力伝達部の軸心とブラシホルダーの軸心がずれて
いても、第1の動力伝達部と第2の動力伝達部とのずれ
を少なくすることができ、第1の動力伝達部を第2の動
力伝達部に容易に噛み合わせることができ、回転ブラシ
の組立作業性を向上することができる。
【0032】請求項15に記載の発明は、上記請求項1
〜14に記載の発明において、第2の動力伝達部の端部
側に第1の動力伝達部と噛み合うように案内する案内部
を設けた電気掃除機用吸込具であり、電動機と電池と減
速装置と中空軸の内の少なくとも1つと動力伝達部とを
ブラシホルダー内に挿入して組み込み、第1の動力伝達
部を第2の動力伝達部に噛み合わせる際、第1の動力伝
達部の軸心とブラシホルダーの軸心がずれていても、第
1の動力伝達部と第2の動力伝達部を容易に噛み合わせ
ることができ、回転ブラシの組立作業性を向上すること
ができる。
【0033】請求項16に記載の発明は、上記請求項1
〜15に記載の発明において、ブラシホルダーの内面に
第1の動力伝達部を第2の動力伝達部に噛み合わせると
きの案内部を設けた電気掃除機用吸込具であり、電動機
と電池と減速装置と中空軸の内の少なくとも1つと動力
伝達部とをブラシホルダー内に挿入して組み込み、第1
の動力伝達部を第2の動力伝達部に噛み合わせる際、案
内部により第1の動力伝達部の軸心をブラシホルダーの
軸心に近づけることができ、第1の動力伝達部を第2の
動力伝達部に容易に噛み合わせることができ、回転ブラ
シの組立作業性を向上することができる。
【0034】請求項17に記載の発明は、上記請求項1
6に記載の発明において、案内部は、ブラシホルダーの
内面に軸方向に延設したリブとした電気掃除機用吸込具
であり、電動機と電池と減速装置と中空軸の内の少なく
とも1つと動力伝達部とをブラシホルダー内に挿入して
組み込み、第1の動力伝達部を第2の動力伝達部に噛み
合わせる際、軸方向に延設したリブにより、ブラシホル
ダー内に挿入した長さに応じて第1の動力伝達部の軸心
をブラシホルダーの軸心に近づけることができ、第1の
動力伝達部を第2の動力伝達部に容易に噛み合わせるこ
とができ、回転ブラシの組立作業性を向上することがで
きる。
【0035】請求項18に記載の発明は、上記請求項1
6または17に記載の発明において、案内部は、第2の
動力伝達部の近傍に設け、傾斜部を設けた電気掃除機用
吸込具であり、電動機と電池と減速装置と中空軸の内の
少なくとも1つと動力伝達部とをブラシホルダー内に挿
入して組み込み、第1の動力伝達部を第2の動力伝達部
に噛み合わせる際、第1の動力伝達部が第2の動力伝達
部に噛み合うときには、第1の動力伝達部の軸心とブラ
シホルダーの軸心のずれをなくすることができ、第1の
動力伝達部を第2の動力伝達部に容易に噛み合わせるこ
とができ、回転ブラシの組立作業性を向上することがで
きる。
【0036】請求項19に記載の発明は、内部に塵埃を
集塵する集塵室と電動送風機を備えた電気掃除機本体
に、請求項1〜18のいずれか1項に記載の電気掃除機
用吸込具と連通するように接続される接続口を備えた電
気掃除機であり、電気掃除機用吸込具の組立作業性を向
上できるとともに、電気掃除機用吸込具に内蔵した電動
機を回転させて、回転ブラシを回転させたときの電気掃
除機の騒音を低減することができ、静音化することがで
きる。
【0037】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0038】(実施例1)図5に示すように、吸込具本
体18は絨毯などの被掃除面に付着した塵埃を遊離させ
る回転ブラシ19(図1参照)を内蔵し、後部に延長管
20と接続される連結体21を回転自在に設けている。
掃除機本体22は、内部に塵埃を集塵する集塵室23と
電動送風機24を備えており、この掃除機本体22に設
けた接続口25に、延長管20に接続したホース26を
接続し、吸込具本体18の連結体21を接続口25に連
通するように構成している。
【0039】回転ブラシ19は、図1に示すように、吸
込具本体18の下面に開口した吸込口27に臨むよう
に、吸込具本体18内に回転自在に設けている。この回
転ブラシ19は、ABS、ポリスチロール、ポリプロピ
レンなどの熱可塑性樹脂で形成した略筒状のブラシホル
ダー28の外周面に塵埃掻き上げ部を構成する複数のブ
ラシ29を設けている。
【0040】なお、塵埃掻き上げ部は、ブラシ29の
他、薄板状のブレード、拭き効果のある帯状体(例え
ば、布製の帯状体)などであってもよい。
【0041】このブラシホルダー28の内部に、図2に
示すように、回転ブラシ19を回転駆動する電動機3
0、電動機30の回転数を減速する減速装置31、減速
装置31の出力をブラシホルダー28に伝達する動力伝
達部を構成するギヤ(第1の動力伝達部)32などを内
蔵している。ここで、回転ブラシ19は、電動機30、
減速装置31などを内蔵するとともに、電動機30のト
ルクと、外周面のブラシ29の先端での塵埃の掻き上げ
性能から、ブラシホルダー28の直径を大きくすること
が好ましい。
【0042】電動機30は整流子電動機で構成し、商用
電源電圧を整流する整流器、雑音防止器などを実装した
電動機用基板33を設け、この電動機用基板33に連結
体21を通して掃除機本体22に接続した導電線34を
接続し、商用電源電圧を整流した電圧により駆動するよ
うに構成している。ここで、電動機30の回転数は、減
速装置31を介してブラシホルダー28に回転が伝えら
れるため、3000rpm〜15000rpmに設定し
ている。絨毯を掃除するときは、3000rpm〜12
000rpmが好ましい。過電流防止装置35は正特性
サーミスタなどで構成し、電動機30に過電流が流れる
のを防止している。
【0043】減速装置31は遊星歯車により構成して電
動機30の出力軸36を連結し、電動機30の回転数を
減速する。ここで、減速装置31の減速比は、1/3〜
1/9(好ましくは、1/5〜1/7)としている。遮
音筒37は、減速装置31の外周を覆って遮音するもの
で、アルミニウムダイカスト、またはプラスチック成型
により形成している。この遮音筒37を介して電動機3
0に保持固定し、電動機30と減速装置31とを一体に
連結して構成し、出力軸38にギヤ32を嵌合してい
る。軸受部39は電動機30と一体に連結して構成した
減速装置31をブラシホルダー28に支持するもので、
内輪を減速装置31の径小部40に固定し、外輪をブラ
シホルダー28の軸受支持部41により支持している。
【0044】電動機30の整流子30a側には、内径を
中空とし減速装置31と一体に連結して構成した電動機
30を軸支する中空軸42を固定している。この中空軸
42は、アルミニウム合金、炭素鋼(S45C)、工業
用プラスチックなどの変形しにくい材料で形成し、内径
を13mmとして冷却風をスムーズに導入できるように
構成している。この中空軸42に軸受部43の内輪を固
定し、外輪をブラシホルダー28の端部に固定したキャ
ップ44により支持している。
【0045】ギヤ32は、ポリアセタール、ポリアミド
などの工業用プラスチックで構成し、図3に示すよう
に、ブラシホルダー28の内面部に形成した動力伝達部
を構成するギヤ部(第2の動力伝達部)45と噛み合
い、減速装置31の出力軸38と嵌合する孔部46は、
炭素鋼(S45C)、ステンレス鋼、焼結合金などで構
成している。ギヤ部45と噛み合う部分に、ゴム、エラ
ストマーなどで形成した緩衝材47を介在させ、ゴム、
エラストマーなどの弾力性により、歯形相互間で噛み合
い音を緩衝させている。
【0046】このギヤ32の端部側に案内部32aを設
けている。この案内部32aはギヤ32をギヤ部45と
噛み合うように案内するもので、図4に示すように、噛
合部の外径が徐々に小さくなるように形成した第1の案
内部32a1と、噛合部の幅が徐々に狭くなるように形
成した第2に案内部32a2とを有し、第1の案内部3
2a1は、ギヤ32の軸方向の移動によりギヤ32とギ
ヤ部45の軸心を合わせ、第2の案内部32a2は、ギ
ヤ32の周方向の移動によりギヤ32とギヤ部45の噛
み合せを行うよう構成している。
【0047】この案内部32aは、ギヤ32の端部側に
面取り、テーパーなどを施し、ギヤ32の端部側の一部
に設けてもよく、ギヤ部45と噛み合う部分全体に設け
てもよい。また、案内部32aは曲面を有する傾斜面で
構成してもよい。
【0048】ギヤ部45は、ブラシホルダー28の端部
から離した位置、例えば、軸方向における略中央部で、
ブラシホルダー28の内面より内方に形成し、ギヤ32
をブラシホルダー28の軸方向における略中央部でブラ
シホルダー28と連結させている。また、ギヤ部45の
端部側に案内部45aを設けている。この案内部45a
は、ギヤ部45内にギヤ32を挿入して噛み合わせると
きの案内になるもので、ギヤ部45の端部側に面取り、
テーパー、曲面を有する傾斜面などを施して形成してい
る。
【0049】ギヤ部45の外側に冷却風の通路孔48を
設けており、この通路孔48は、中空軸42から電動機
30および減速装置31の外側を通る冷却風通路49に
連通するとともに、ブラシホルダー28に設けた通気孔
50に連通している。
【0050】案内部51は、ギヤ32をギヤ部45に噛
み合わせるとき案内するもので、ブラシホルダー28の
内面に軸方向にリブを延設して形成している。そして、
この案内部51は、ギヤ部45の近傍に設け、傾斜部5
1aを設けている。
【0051】通気孔50はブラシホルダー28の外周面
であって、連結体21に対向する位置に設け、ブラシホ
ルダー28の内面に防塵フィルター52を設け、通気孔
50からブラシホルダー28の内部に塵埃が入るのを防
止している。ギヤ部45と通気孔50との間に隔壁53
をブラシホルダー28に一体に設け、通気孔50側から
減速装置31側に塵埃が入るのを防止するとともに、減
速装置31より発生する騒音、またはギヤ32とギヤ部
45との噛み合わせによる騒音が通気孔50から洩れる
のを防止している。
【0052】吸込具本体18の両側端の内側には、回転
ブラシ19を保持する保持部54を形成し、この保持部
54に緩衝部材55を介在させて回転ブラシ19の端部
を保持している。この緩衝部材55は、ゴム、エラスト
マーなどの弾力性が優れた材料で形成し、回転ブラシ1
9の回転による振動、びびりを吸収し、吸込具本体18
へ伝えにくくしている。また、吸込具本体18の中空軸
42に対向する側面に吸気孔56を設け、この吸気孔5
6と中空軸42の端面との間にフィルター57を介在さ
せている。
【0053】上記構成において、回転ブラシ19を組み
立てるときの順序について説明する。電動機30と減速
装置31を軸方向に連結して一体化し、さらに電動機3
0に中空軸42を固定し、電動機30に電力を供給する
導電線34を中空軸42の中空部に通してユニットを構
成する。減速装置31の出力軸38にギヤ32を固定す
るとともに、減速装置31の径小部40に軸受部39を
固定し、中空軸42に軸受部43を固定する。
【0054】この状態で、中空軸42を持ってブラシホ
ルダー28の一端よりブラシホルダー28内に挿入す
る。このとき、電動機30と減速装置31と中空軸42
とで構成したユニットの軸心とブラシホルダー28の軸
心とがずれていても、まず、減速装置31が案内部51
の傾斜部51aに当たって軸心を調整しながら挿入され
る。
【0055】さらに挿入すると、ギヤ32の端部側に設
けた傾斜部32aがギヤ部45の端部側に設けた傾斜部
45aに当たって、さらに軸心を調整しながら挿入され
る。そして、ギヤ32を周方向に移動させながら軸方向
に挿入すると、自動的にギヤ32とギヤ部45の軸心を
合わせながら噛み合わせることができ、ギヤ32とギヤ
部45を容易に噛み合わせることができ、回転ブラシの
組立作業性を向上することができる。
【0056】そして、ブラシホルダー28の端部にキャ
ップ44を固定し、このキャップ44により軸受部43
を介して中空軸42を支持する。このように構成した回
転ドラム19の一端を中空軸42により緩衝部材55を
介して、吸込具本体18の保持部54に保持し、他端も
同様に緩衝部材55を介して保持部54に保持する。
【0057】したがって、電動機30と減速装置31と
中空軸42とで構成したユニットをブラシホルダー28
内に組み込み、ギヤ32をギヤ部45に噛み合わせる
際、ギヤ32の軸心とブラシホルダー28の軸心がずれ
ていても、順次軸心を調整しなが挿入することになり、
ギヤ32をギヤ部45に容易に噛み合わせることがで
き、回転ブラシ19の組立作業性を向上することができ
るとともに、ギヤ32とギヤ部45との隙間を大きくす
る必要がないため、電動機30を回転させて、回転ブラ
シ19を回転させたときの衝撃音を低減でき、静音化す
ることができる。
【0058】また、電動機30と減速装置31と中空軸
42とでユニットを構成して一端を中空軸42により軸
支するよう構成しているので、電動機30に接続した導
電線34を中空軸42内を挿通することにより、導電線
34を通して電動機30を駆動するための電源を供給す
ることができるとともに、電動機30を冷却する冷却風
を流入させることができ、電動機30の温度上昇を低減
することができる。
【0059】また、ギヤ部45は、ブラシホルダー28
の内面より内方に配設しているので、ギヤ部45に噛合
するギヤ32の外径を電動機30、減速装置31などの
外径より小さくすることができ、ブラシホルダー28内
に組み込み、ギヤ32をギヤ部45に噛み合わせる際、
ギヤ32の軸心とブラシホルダーの軸心がずれていて
も、ギヤ32とギヤ部45とのずれを少なくすることが
でき、ギヤ32をギヤ部45に確実に噛み合わせること
ができ、回転ブラシの組立作業性を向上することができ
る。
【0060】上記構成において、つぎに動作を説明す
る。吸込具本体18と掃除機本体22に通電すると、回
転ブラシ19に内蔵した電動機30が回転し、減速装置
31によって減速され、回転トルクが増大されて回転ブ
ラシ19に回転駆動する。回転ブラシ19の回転によ
り、ブラシホルダー28の外周面に設けたブラシ29に
より絨毯などに付着した塵埃を掻き上げとともに、掻き
上げた塵埃は延長管20、ホース26を介して掃除機本
体22に吸引される。
【0061】ここで、回転ブラシ19は電動機を内蔵す
ることによって、従来に比べて、その直径が大きくなる
が、直径が大きくなると、回転数を従来と同じとしたと
き、塵埃掻き上げ部の周速が速まり、被掃除面からの塵
埃の掻き上げ性能を向上することができる。
【0062】このとき、吸込具本体18と床面で囲まれ
た空間に負圧がかかり、吸込具本体18の外周より外気
が流入し、この気流により床面上の塵埃も連結体21を
通して一緒に吸い込まれていく。そして、連結体21に
対向して設けた通気孔50を通して、回転ブラシ19内
部の通気孔50の近傍にも負圧が働くため、外気が吸気
孔55より中空軸42の中空部を通って回転ブラシ19
の内部に流入する。
【0063】この流入した外気により、電動機30およ
び減速装置31の外側を通る冷却風通路49、ギヤ部4
5の外側に設けた通路孔48を通り、防塵フィルター5
1を介して通気孔50から流出する冷却風が生じ、電動
機30、電動機用基板33などを冷却する。
【0064】一方、ブラシホルダー28の内面部に形成
したギヤ部45と噛み合うギヤ32には、ゴム、エラス
トマーなどで形成した緩衝材47を介在させているの
で、組み立て上において、ブラシホルダー28に形成し
たギヤ部45とギヤ32との間にがたを設けている場合
であっても、緩衝材47により吸収することができ、電
動機30を回転させて、回転ブラシ19を回転させたと
きの騒音を低減することができ、静音化することがで
き、電気掃除機全体の騒音を低減することができる。
【0065】なお、本実施例では、電動機30と減速装
置31と中空軸42とを一体化してユニットを構成して
いるが、電動機30に低速、大トルクのものを用いれば
減速装置31は必ずしも使用しなくてよい。また、中空
軸42は設けなくてもよく、この場合は、電動機に支持
部材を取り付け、この支持部材を持って電動機と動力伝
達部をブラシホルダー内に挿入することができる。
【0066】また、本実施例では、中空軸42は、電動
機30に電力を供給する導電線34を中空部に通すとと
もに、電動機30を冷却する空気を通して回転ブラシ1
9の内部に流入させているが、電動機30を冷却する空
気を取り入れる空気取入口を別に設けることにより、導
電線34を通すだけにしてもよく、この場合は、中空軸
42の構成を簡単にすることができる。
【0067】(実施例2)つぎに、実施例2について図
6を参照しながら説明する。なお、上記実施例1と同じ
構成のものは同一符号を付して説明を省略する。
【0068】図6に示すように、回転ブラシ58は、ブ
ラシホルダー59の内部に、回転ブラシ58を回転駆動
する電動機60、この電動機60を駆動する電池61、
電動機60の回転数を減速する減速装置31、減速装置
31の出力をブラシホルダー59に伝達するギヤ32な
どを内蔵している。
【0069】電動機60は、整流子60a側に電池61
の端子61aに圧接可能にばね材で形成した端子60b
と導電線62を接続する端子60cを設けている。ま
た、電動機60内を冷却する冷却風を取り入れる開口部
60dと排出する開口部60eを設けている。
【0070】電池61は、ニッケル−カドミウム電池な
どの充電可能な電池で、電池ケース63に収容し、端子
61a、61bに接続した導電線62を介して制御部6
4に接続し、制御部64に設けた充電端子64aに充電
器(図示せず)を接続することにより充電できるように
構成している。
【0071】制御部64は、電動機60の端子60cと
電池61の端子61bとの間に接続し、掃除機本体22
またはホース26の先端に設けた手元操作部26aから
の光、電波などによるオン、オフ信号により、電池61
により駆動する電動機60をオン、オフ制御するよう構
成している。
【0072】電池61を収容した電池ケース63には、
内径を中空として導電線62を通し、電動機60および
減速装置31と一体に構成した電池61を軸支する中空
軸65を固定している。この中空軸65は、アルミニウ
ム合金、炭素鋼(S45C)、工業用プラスチックなど
の変形しにくい材料で形成し、内径を13mmとして冷
却風をスムーズに導入できるように構成している。この
中空軸65に軸受部66の内輪を固定し、外輪をブラシ
ホルダー59の端部に固定したキャップ67により支持
している。
【0073】ブラシホルダー59の中空軸65を取り付
けた反対側の端部に中空軸68を固定し、メタル軸受
(軸受部)69により吸込具本体70に回転自在に軸支
し、この中空軸68より回転ブラシ58内に冷却用の空
気を取り入れるようにしている。吸込具本体70の中空
軸68に対向する側面に吸気孔71を設け、この吸気孔
71と中空軸68との間に防塵用のフィルター72を配
設している。
【0074】中空軸68の中空部はギヤ部45の外側に
設けた通路孔73に連通し、減速装置31の外側を通る
冷却風通路74に連通するとともに、ブラシホルダー5
9の外周面に設けた通気孔75に連通している。また、
中空軸65は電池ケース63とこの電池ケース63に設
けた通気孔76を通して冷却風通路74に連通し、ブラ
シホルダー59の外周面に設けた通気孔75に連通して
いる。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0075】上記構成において、回転ブラシ58を組み
立てるときの順序について説明する。電動機6と電池6
1と減速装置31を軸方向に連結して一体化し、さらに
電池61に中空軸65を固定し、電池61に接続した導
電線62を中空軸65の中空部に通してユニットを構成
する。減速装置31の出力軸38にギヤ32を固定する
とともに、減速装置31の径小部40に軸受部39を固
定し、中空軸65に軸受部66を固定する。
【0076】この状態で、ブラシホルダー59の一端よ
りブラシホルダー59内に挿入する。このとき、電動機
60と電池61と減速装置31と中空軸65とで構成し
たユニットの軸心とブラシホルダー59の軸心とがずれ
ていても、上記実施例1と同様に、まず、減速装置31
が案内部51の傾斜部51aに当たって軸心を調整しな
がら挿入される。
【0077】さらに挿入すると、ギヤ32の端部側に設
けた傾斜部32aがギヤ部45の端部側に設けた傾斜部
45aに当たって、さらに軸心を調整しながら挿入され
る。そして、ギヤ32を周方向に移動させながら軸方向
に挿入すると、自動的にギヤ32とギヤ部45の軸心を
合わせながら噛み合わせることができ、ギヤ32とギヤ
部45を容易に噛み合わせることができ、回転ブラシの
組立作業性を向上することができる。
【0078】そして、ブラシホルダー59の端部にキャ
ップ67を固定し、このキャップ67により軸受部66
を介して中空軸65を支持する。このように構成した回
転ドラム58の一端を中空軸65により緩衝部材55を
介して、吸込具本体70の保持部77に保持し、他端に
固定した中空軸68をメタル軸受69により吸込具本体
70に回転自在に軸支する。
【0079】したがって、電動機60と電池61減速装
置31と中空軸65とで構成したユニットをブラシホル
ダー59内に組み込み、ギヤ32をギヤ部45に噛み合
わせる際、ギヤ32の軸心とブラシホルダー59の軸心
がずれていても、順次軸心を調整しながら挿入すること
になり、ギヤ32をギヤ部45に容易に噛み合わせるこ
とができ、回転ブラシ58の組立作業性を向上すること
ができるとともに、ギヤ32とギヤ部45との隙間を大
きくする必要がないため、電動機60を回転させて、回
転ブラシ58を回転させたときの衝撃音を低減でき、静
音化することができる。
【0080】また、電動機60と電池61と減速装置3
1と中空軸65とを軸方向に連結してユニットを構成し
ているので、長さが長くなり、挿入側から噛み合わせ位
置までの距離が長くなるため、ギヤ32の軸心とブラシ
ホルダー59の軸心がずれていても、ギヤ32の端部側
に設けた案内部32aによりギヤ32をギヤ部45に容
易に噛み合わせることができる。
【0081】また、一端を中空軸65により軸支するよ
う構成しているので、電池61に接続した導電線62を
中空軸65内を挿通することにより、導電線62を通し
て電池61を充電するための電源を供給することができ
るとともに、電池61を冷却する冷却風を流入させるこ
とができ、電池61の温度上昇を低減することができ
る。
【0082】上記構成において、つぎに動作を説明す
る。上記実施例1と同様にして、回転ブラシ58に内蔵
した電動機60を回転すると、ブラシホルダー59の外
周面に設けたブラシ29により絨毯などに付着した塵埃
を掻き上げとともに、掻き上げた塵埃は延長管20、ホ
ース26を介して掃除機本体22に吸引される。
【0083】このとき、外気が吸気孔71より中空軸6
8を通って回転ブラシ58の内部に流入するとともに、
吸気孔78より中空軸65の中空部を通って回転ブラシ
58の内部に流入する。
【0084】この流入した外気により、電動機60、電
池61および減速装置31の外側を通る冷却風通路74
および電動機60の内部を通り、通気孔75から流出す
る冷却風が生じ、電動機60、電池61などを冷却し、
さらに、吸気孔78より中空軸65の中空部を通り、電
池ケース63に設けた通気孔76を通して、通気孔75
から流出する冷却風により電池61を冷却することがで
きる。
【0085】なお、本実施例では、電動機60と電池6
1と減速装置31と中空軸65とを軸方向に連結し一体
化してユニットを構成しているが、電動機60に低速、
大トルクのものを用いれば減速装置31は必ずしも使用
しなくてよい。また、中空軸65は設けなくてもよく、
この場合は、電動機60に支持部材を取り付け、この支
持部材を持って電動機60とギヤ32をブラシホルダー
59内に挿入することができる。
【0086】また、本実施例では、中空軸65は、電池
61に充電するための導電線62を中空部に通すととも
に、電池61を冷却する空気を通して回転ブラシ58の
内部に流入させているが、導電線62を通すだけにして
もよく、この場合は、中空軸65の構成を簡単にするこ
とができる。
【0087】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
発明によれば、下面に吸込口を開口させた吸込具本体
と、前記吸込口に臨むように前記吸込具本体内に回転自
在に設けた回転ブラシとを備え、前記回転ブラシは、外
周面に塵埃掻き上げ部を設けた略筒状のブラシホルダー
内に、前記回転ブラシを回転駆動する電動機と、前記電
動機の回転を前記ブラシホルダーに伝達する動力伝達部
とを有し、前記動力伝達部は、前記電動機の出力に応じ
て回転する第1の動力伝達部と、前記ブラシホルダー内
に設け前記第1の動力伝達部と噛合する第2の動力伝達
部とで構成し、前記第1の動力伝達部の端部側に第2の
動力伝達部と噛み合うように案内する案内部を設けたか
ら、電動機と動力伝達部とをブラシホルダー内に組み込
む際、第1の動力伝達部の軸心とブラシホルダーの軸心
がずれていても、第1の動力伝達部を第2の動力伝達部
に容易に噛み合わせることができ、回転ブラシの組立作
業性を向上することができるとともに、第1の動力伝達
部と第2の動力伝達部との隙間を大きくする必要がない
ため、電動機を回転させて、回転ブラシを回転させたと
きの回転による衝撃音を低減し、静音化することができ
る。
【0088】また、請求項2に記載の発明によれば、下
面に吸込口を開口させた吸込具本体と、前記吸込口に臨
むように前記吸込具本体内に回転自在に設けた回転ブラ
シとを備え、前記回転ブラシは、外周面に塵埃掻き上げ
部を設けた略筒状のブラシホルダー内に、前記回転ブラ
シを回転駆動する電動機と、前記電動機の回転数を減速
する減速装置と、前記電動機の回転を前記ブラシホルダ
ーに伝達する動力伝達部とを有し、前記減速装置と電動
機を一体にしてユニットを構成し、前記動力伝達部は、
前記減速装置の出力に応じて回転する第1の動力伝達部
と、前記ブラシホルダー内に設け前記第1の動力伝達部
と噛合する第2の動力伝達部とで構成し、前記第1の動
力伝達部の端部側に第2の動力伝達部と噛み合うように
案内する案内部を設けたから、電動機と減速装置と動力
伝達部とをブラシホルダー内に組み込む際、第1の動力
伝達部の軸心とブラシホルダーの軸心がずれていても、
第1の動力伝達部を第2の動力伝達部に容易に噛み合わ
せることができ、回転ブラシの組立作業性を向上するこ
とができるとともに、電動機のトルクが小さくても、減
速装置によって回転ブラシを駆動するのに必要な駆動ト
ルクを得ることができ、安定して回転ブラシを駆動する
ことができる。
【0089】また、請求項3に記載の発明によれば、下
面に吸込口を開口させた吸込具本体と、前記吸込口に臨
むように前記吸込具本体内に回転自在に設けた回転ブラ
シとを備え、前記回転ブラシは、外周面に塵埃掻き上げ
部を設けた略筒状のブラシホルダー内に、前記回転ブラ
シを回転駆動する電動機と、前記電動機を駆動する電池
と、前記電動機の回転を前記ブラシホルダーに伝達する
動力伝達部とを有し、前記電池と電動機を一体にしてユ
ニットを構成し、前記動力伝達部は、前記電動機の出力
に応じて回転する第1の動力伝達部と、前記ブラシホル
ダー内に設け前記第1の動力伝達部と噛合する第2の動
力伝達部とで構成し、前記第1の動力伝達部の端部側に
第2の動力伝達部と噛み合うように案内する案内部を設
けたから、電動機と電池と動力伝達部とをブラシホルダ
ー内に組み込む際、第1の動力伝達部の軸心とブラシホ
ルダーの軸心がずれていても、第1の動力伝達部を第2
の動力伝達部に容易に噛み合わせることができ、回転ブ
ラシの組立作業性を向上することができるとともに、掃
除機本体から吸込具本体への電力を供給するための導電
線が不要となり、掃除機本体と吸込具本体との間に連結
する延長管に導電線をはわすことがなく、延長管の構造
を簡単にして軽量化することができる。
【0090】また、請求項4に記載の発明によれば、下
面に吸込口を開口させた吸込具本体と、前記吸込口に臨
むように前記吸込具本体内に回転自在に設けた回転ブラ
シとを備え、前記回転ブラシは、外周面に塵埃掻き上げ
部を設けた略筒状のブラシホルダー内に、前記回転ブラ
シを回転駆動する電動機と、前記電動機を駆動する電池
と、前記電動機の回転数を減速する減速装置と、前記電
動機の回転を前記ブラシホルダーに伝達する動力伝達部
とを有し、前記電動機と電池と減速装置を一体にしてユ
ニットを構成し、前記動力伝達部は、前記減速装置の出
力に応じて回転する第1の動力伝達部と、前記ブラシホ
ルダー内に設け前記第1の動力伝達部と噛合する第2の
動力伝達部とで構成し、前記第1の動力伝達部の端部側
に第2の動力伝達部と噛み合うように案内する案内部を
設けたから、電動機と電池と減速装置と動力伝達部とを
ブラシホルダー内に組み込む際、第1の動力伝達部の軸
心とブラシホルダーの軸心がずれていても、第1の動力
伝達部を第2の動力伝達部に容易に噛み合わせることが
でき、回転ブラシの組立作業性を向上することができる
とともに、掃除機本体から吸込具本体への電力を供給す
るための導電線が不要となり、掃除機本体と吸込具本体
との間に連結する延長管に導電線をはわすことがなく、
延長管の構造を簡単にして軽量化することができるとと
もに、電動機のトルクが小さくても、減速装置によって
回転ブラシを駆動するのに必要な駆動トルクを得ること
ができ、安定して回転ブラシを駆動することができる。
【0091】また、請求項5に記載の発明によれば、電
動機に電力を供給する導電線を挿通する中空軸を備え、
前記電動機と中空軸を一体にしてユニットを構成して一
端を中空軸により軸支するよう構成したから、電動機と
動力伝達部とをブラシホルダー内に組み込む際、中空軸
を持って電動機と動力伝達部をブラシホルダー内に挿入
することができ、案内部により第1の動力伝達部を第2
の動力伝達部に容易に噛み合わせることができ、回転ブ
ラシの組立作業性を向上することができるとともに、電
動機に電力を供給する導電線を中空軸内を挿通すること
により、掃除機本体より電動機を駆動するための電源を
供給することができ、安定して回転ブラシを駆動するこ
とができる。
【0092】また、請求項6に記載の発明によれば、電
動機に電力を供給する導電線を挿通する中空軸を備え、
前記電動機と減速装置と中空軸を一体にしてユニットを
構成して一端を中空軸により軸支するよう構成したか
ら、電動機と減速装置と動力伝達部とをブラシホルダー
内に組み込む際、中空軸を持って電動機と減速装置と動
力伝達部をブラシホルダー内に挿入することができ、案
内部により第1の動力伝達部を第2の動力伝達部に容易
に噛み合わせることができ、回転ブラシの組立作業性を
向上することができるとともに、電動機に電力を供給す
る導電線を中空軸内を挿通することにより、掃除機本体
より電動機を駆動するための電源を供給することがで
き、電動機のトルクが小さくても、減速装置によって回
転ブラシを駆動するのに必要な駆動トルクを得ることが
でき、安定して回転ブラシを駆動することができる。
【0093】また、請求項7に記載の発明によれば、電
池に充電するための導電線を挿通する中空軸を備え、前
記電動機と電池と中空軸を一体にしてユニットを構成し
て一端を中空軸により軸支するよう構成したから、電動
機と電池と動力伝達部とをブラシホルダー内に組み込む
際、中空軸を持って電動機と電池と動力伝達部をブラシ
ホルダー内に挿入することができ、案内部により第1の
動力伝達部を第2の動力伝達部に容易に噛み合わせるこ
とができ、回転ブラシの組立作業性を向上することがで
きるとともに、電池に充電するための導電線を中空軸内
を挿通することにより、電池を容易に充電することがで
きて、掃除機本体から電力を供給することなく電動機を
駆動することができる。
【0094】また、請求項8に記載の発明によれば、電
池に充電するための導電線を挿通する中空軸を備え、前
記電動機と電池と減速装置と中空軸を一体にしてユニッ
トを構成して一端を中空軸により軸支するよう構成した
から、電動機と電池と減速装置と動力伝達部とをブラシ
ホルダー内に組み込む際、中空軸を持って電動機と電池
と減速装置と動力伝達部をブラシホルダー内に挿入する
ことができ、案内部により第1の動力伝達部を第2の動
力伝達部に容易に噛み合わせることができ、回転ブラシ
の組立作業性を向上することができるとともに、電池に
充電するための導電線を中空軸内を挿通することによ
り、電池を容易に充電することができて、掃除機本体か
ら電力を供給することなく電動機を駆動することがで
き、さらに、電動機のトルクが小さくても、減速装置に
よって回転ブラシを駆動するのに必要な駆動トルクを得
ることができ、安定して回転ブラシを駆動することがで
きる。
【0095】また、請求項9に記載の発明によれば、案
内部は、第1の動力伝達部の軸方向の移動により第1の
動力伝達部と第2の動力伝達部の軸心を合わせるよう構
成したから、電動機と電池と減速装置と中空軸の内の少
なくとも1つと動力伝達部とをブラシホルダー内に組み
込む際、ブラシホルダー内に挿入することにより自動的
に第1の動力伝達部と第2の動力伝達部の軸心を合わせ
ることができ、第1の動力伝達部と第2の動力伝達部を
容易に噛み合わせることができ、回転ブラシの組立作業
性を向上することができる。
【0096】また、請求項10に記載の発明によれば、
案内部は、第1の動力伝達部の周方向の移動により第1
の動力伝達部と第2の動力伝達部の噛み合せを行うよう
構成したから、電動機と電池と減速装置と中空軸の内の
少なくとも1つと動力伝達部とをブラシホルダー内に組
み込む際、ブラシホルダー内で周方向に移動させること
により第1の動力伝達部と第2の動力伝達部を噛み合わ
せることができ、回転ブラシの組立作業性を向上するこ
とができる。
【0097】また、請求項11に記載の発明によれば、
案内部は、第1の動力伝達部の軸方向と周方向の移動に
より第1の動力伝達部と第2の動力伝達部の軸心合わせ
と噛み合せを行うよう構成したから、電動機と電池と減
速装置と中空軸の内の少なくとも1つと動力伝達部とを
ブラシホルダー内に組み込む際、ブラシホルダー内で周
方向に移動させながら挿入することにより自動的に第1
の動力伝達部と第2の動力伝達部の軸心を合わせて噛み
合わせることができ、第1の動力伝達部と第2の動力伝
達部を容易に噛み合わせることができ、回転ブラシの組
立作業性を向上することができる。
【0098】また、請求項12に記載の発明によれば、
ブラシホルダーに一端部を軸支する中空軸を備え、前記
中空軸は、冷却風を通すよう構成したから、風切り音な
どの騒音が少ない状態で、中空軸よりブラシホルダー内
に多量の冷却風を流入することができ、電動機などの冷
却効率を高めることができて、温度上昇を低減すること
ができる。
【0099】また、請求項13に記載の発明によれば、
第2の動力伝達部をブラシホルダーの端部から離した位
置に形成したから、ブラシホルダーの他端部から電動機
と電池と減速装置と中空軸の内の少なくとも1つと動力
伝達部とをブラシホルダー内に挿入して組み込む際、第
1の動力伝達部と第2の動力伝達部とが噛み合う位置が
他端部から近い位置で噛み合わせることができるので、
第1の動力伝達部と第2の動力伝達部とのずれを少なく
することができ、第1の動力伝達部を第2の動力伝達部
に容易に噛み合わせることができ、回転ブラシの組立作
業性を向上することができる。
【0100】また、請求項14に記載の発明によれば、
第2の動力伝達部は、ブラシホルダーの内面より内方に
配設したから、第2の動力伝達部に噛合する第1の動力
伝達部の外径を電動機、減速装置、電池などの外径より
小さくすることができ、ブラシホルダー内に組み込む
際、第1の動力伝達部と第2の動力伝達部とのずれを少
なくすることができ、第1の動力伝達部を第2の動力伝
達部に容易に噛み合わせることができ、回転ブラシの組
立作業性を向上することができる。
【0101】また、請求項15に記載の発明によれば、
第2の動力伝達部の端部側に第1の動力伝達部と噛み合
うように案内する案内部を設けたから、電動機と電池と
減速装置と中空軸の内の少なくとも1つと動力伝達部と
をブラシホルダー内に挿入して組み込む際、第1の動力
伝達部と第2の動力伝達部を容易に噛み合わせることが
でき、回転ブラシの組立作業性を向上することができ
る。
【0102】また、請求項16に記載の発明によれば、
ブラシホルダーの内面に第1の動力伝達部を第2の動力
伝達部に噛み合わせるときの案内部を設けたから、電動
機と電池と減速装置と中空軸の内の少なくとも1つと動
力伝達部とをブラシホルダー内に挿入して組み込む際、
案内部により第1の動力伝達部の軸心をブラシホルダー
の軸心に近づけることができ、第1の動力伝達部を第2
の動力伝達部に容易に噛み合わせることができ、回転ブ
ラシの組立作業性を向上することができる。
【0103】また、請求項17に記載の発明によれば、
案内部は、ブラシホルダーの内面に軸方向に延設したリ
ブとしたから、電動機と電池と減速装置と中空軸の内の
少なくとも1つと動力伝達部とをブラシホルダー内に挿
入して組み込む際、リブによりブラシホルダー内に挿入
した長さに応じて第1の動力伝達部の軸心をブラシホル
ダーの軸心に近づけることができ、第1の動力伝達部を
第2の動力伝達部に容易に噛み合わせることができ、回
転ブラシの組立作業性を向上することができる。
【0104】また、請求項18に記載の発明によれば、
案内部は、第2の動力伝達部の近傍に設け、傾斜部を設
けたから、電動機と電池と減速装置と中空軸の内の少な
くとも1つと動力伝達部とをブラシホルダー内に挿入し
て組み込む際、第1の動力伝達部が第2の動力伝達部に
噛み合うときには、第1の動力伝達部の軸心とブラシホ
ルダーの軸心のずれをなくすることができ、第1の動力
伝達部を第2の動力伝達部に容易に噛み合わせることが
でき、回転ブラシの組立作業性を向上することができ
る。
【0105】また、請求項19に記載の発明によれば、
内部に塵埃を集塵する集塵室と電動送風機を備えた電気
掃除機本体に、請求項1〜18のいずれか1項に記載の
電気掃除機用吸込具と連通するように接続される接続口
を備えたから、電気掃除機用吸込具の組立作業性を向上
できるとともに、電気掃除機用吸込具に内蔵した電動機
を回転させて、回転ブラシを回転させたときの電気掃除
機の騒音を低減することができ、静音化することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の電気掃除機用吸込具の
断面図
【図2】同電気掃除機用吸込具の一部切欠した要部分解
斜視図
【図3】同電気掃除機用吸込具の要部拡大分解断面図
【図4】同電気掃除機用吸込具の要部拡大斜視図
【図5】同電気掃除機用吸込具を備えた電気掃除機の斜
視図
【図6】本発明の第2の実施例の電気掃除機用吸込具の
断面図
【図7】従来の電気掃除機用吸込具の断面図
【符号の説明】
18 吸込具本体 19 回転ブラシ 27 吸込口 28 ブラシホルダー 29 ブラシ(塵埃掻き上げ部) 30 電動機 32 ギヤ(第1の動力伝達部) 32a 案内部 45 ギヤ部(第2の動力伝達部)
フロントページの続き (72)発明者 吉田 伸 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3B006 LA01 3B061 AD12 AE13

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下面に吸込口を開口させた吸込具本体
    と、前記吸込口に臨むように前記吸込具本体内に回転自
    在に設けた回転ブラシとを備え、前記回転ブラシは、外
    周面に塵埃掻き上げ部を設けた略筒状のブラシホルダー
    内に、前記回転ブラシを回転駆動する電動機と、前記電
    動機の回転を前記ブラシホルダーに伝達する動力伝達部
    とを有し、前記動力伝達部は、前記電動機の出力に応じ
    て回転する第1の動力伝達部と、前記ブラシホルダー内
    に設け前記第1の動力伝達部と噛合する第2の動力伝達
    部とで構成し、前記第1の動力伝達部の端部側に第2の
    動力伝達部と噛み合うように案内する案内部を設けた電
    気掃除機用吸込具。
  2. 【請求項2】 下面に吸込口を開口させた吸込具本体
    と、前記吸込口に臨むように前記吸込具本体内に回転自
    在に設けた回転ブラシとを備え、前記回転ブラシは、外
    周面に塵埃掻き上げ部を設けた略筒状のブラシホルダー
    内に、前記回転ブラシを回転駆動する電動機と、前記電
    動機の回転数を減速する減速装置と、前記電動機の回転
    を前記ブラシホルダーに伝達する動力伝達部とを有し、
    前記減速装置と電動機を一体にしてユニットを構成し、
    前記動力伝達部は、前記減速装置の出力に応じて回転す
    る第1の動力伝達部と、前記ブラシホルダー内に設け前
    記第1の動力伝達部と噛合する第2の動力伝達部とで構
    成し、前記第1の動力伝達部の端部側に第2の動力伝達
    部と噛み合うように案内する案内部を設けた電気掃除機
    用吸込具。
  3. 【請求項3】 下面に吸込口を開口させた吸込具本体
    と、前記吸込口に臨むように前記吸込具本体内に回転自
    在に設けた回転ブラシとを備え、前記回転ブラシは、外
    周面に塵埃掻き上げ部を設けた略筒状のブラシホルダー
    内に、前記回転ブラシを回転駆動する電動機と、前記電
    動機を駆動する電池と、前記電動機の回転を前記ブラシ
    ホルダーに伝達する動力伝達部とを有し、前記電池と電
    動機を一体にしてユニットを構成し、前記動力伝達部
    は、前記電動機の出力に応じて回転する第1の動力伝達
    部と、前記ブラシホルダー内に設け前記第1の動力伝達
    部と噛合する第2の動力伝達部とで構成し、前記第1の
    動力伝達部の端部側に第2の動力伝達部と噛み合うよう
    に案内する案内部を設けた電気掃除機用吸込具。
  4. 【請求項4】 下面に吸込口を開口させた吸込具本体
    と、前記吸込口に臨むように前記吸込具本体内に回転自
    在に設けた回転ブラシとを備え、前記回転ブラシは、外
    周面に塵埃掻き上げ部を設けた略筒状のブラシホルダー
    内に、前記回転ブラシを回転駆動する電動機と、前記電
    動機を駆動する電池と、前記電動機の回転数を減速する
    減速装置と、前記電動機の回転を前記ブラシホルダーに
    伝達する動力伝達部とを有し、前記電動機と電池と減速
    装置を一体にしてユニットを構成し、前記動力伝達部
    は、前記減速装置の出力に応じて回転する第1の動力伝
    達部と、前記ブラシホルダー内に設け前記第1の動力伝
    達部と噛合する第2の動力伝達部とで構成し、前記第1
    の動力伝達部の端部側に第2の動力伝達部と噛み合うよ
    うに案内する案内部を設けた電気掃除機用吸込具。
  5. 【請求項5】 電動機に電力を供給する導電線を挿通す
    る中空軸を備え、前記電動機と中空軸を一体にしてユニ
    ットを構成して一端を中空軸により軸支するよう構成し
    た請求項1記載の電気掃除機用吸込具。
  6. 【請求項6】 電動機に電力を供給する導電線を挿通す
    る中空軸を備え、前記電動機と減速装置と中空軸を一体
    にしてユニットを構成して一端を中空軸により軸支する
    よう構成した請求項2記載の電気掃除機用吸込具。
  7. 【請求項7】 電池に充電するための導電線を挿通する
    中空軸を備え、前記電動機と電池と中空軸を一体にして
    ユニットを構成して一端を中空軸により軸支するよう構
    成した請求項3記載の電気掃除機用吸込具。
  8. 【請求項8】 電池に充電するための導電線を挿通する
    中空軸を備え、前記電動機と電池と減速装置と中空軸を
    一体にしてユニットを構成して一端を中空軸により軸支
    するよう構成した請求項4記載の電気掃除機用吸込具。
  9. 【請求項9】 案内部は、第1の動力伝達部の軸方向の
    移動により第1の動力伝達部と第2の動力伝達部の軸心
    を合わせるよう構成した請求項1〜8のいずれか1項に
    記載の電気掃除機用吸込具。
  10. 【請求項10】 案内部は、第1の動力伝達部の周方向
    の移動により第1の動力伝達部と第2の動力伝達部の噛
    み合せを行うよう構成した請求項1〜8のいずれか1項
    に記載の電気掃除機用吸込具。
  11. 【請求項11】 案内部は、第1の動力伝達部の軸方向
    と周方向の移動により第1の動力伝達部と第2の動力伝
    達部の軸心合わせと噛み合せを行うよう構成した請求項
    1〜8のいずれか1項に記載の電気掃除機用吸込具。
  12. 【請求項12】 ブラシホルダーに一端部を軸支する中
    空軸を備え、前記中空軸は、冷却風を通すよう構成した
    請求項1〜8のいずれか1項に記載の電気掃除機用吸込
    具。
  13. 【請求項13】 第2の動力伝達部をブラシホルダーの
    端部から離した位置に形成した請求項1〜8のいずれか
    1項に記載の電気掃除機用吸込具。
  14. 【請求項14】 第2の動力伝達部は、ブラシホルダー
    の内面より内方に配設した請求項1〜13のいずれか1
    項に記載の電気掃除機用吸込具。
  15. 【請求項15】 第2の動力伝達部の端部側に第1の動
    力伝達部と噛み合うように案内する案内部を設けた請求
    項1〜14のいずれか1項に記載の電気掃除機用吸込
    具。
  16. 【請求項16】 ブラシホルダーの内面に第1の動力伝
    達部を第2の動力伝達部に噛み合わせるときの案内部を
    設けた請求項1〜15のいずれか1項に記載の電気掃除
    機用吸込具。
  17. 【請求項17】 案内部は、ブラシホルダーの内面に軸
    方向に延設したリブとした請求項16記載の電気掃除機
    用吸込具。
  18. 【請求項18】 案内部は、第2の動力伝達部の近傍に
    設け、傾斜部を設けた請求項16または17記載の電気
    掃除機用吸込具。
  19. 【請求項19】 内部に塵埃を集塵する集塵室と電動送
    風機を備えた電気掃除機本体に、請求項1〜18のいず
    れか1項に記載の電気掃除機用吸込具と連通するように
    接続される接続口を備えた電気掃除機。
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