JP2000315266A - 券類処理装置 - Google Patents

券類処理装置

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JP2000315266A
JP2000315266A JP12585499A JP12585499A JP2000315266A JP 2000315266 A JP2000315266 A JP 2000315266A JP 12585499 A JP12585499 A JP 12585499A JP 12585499 A JP12585499 A JP 12585499A JP 2000315266 A JP2000315266 A JP 2000315266A
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tickets
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、出力の大きな駆動手段を用いるこ
となく、整列ガイドを短時間で第1或いは第2の位置に
移動させることができるようにした券類処理装置を提供
することを目的とする。 【解決手段】この発明は、投入口部12から投入された
普通乗車券Kaを第1の位置A、定期乗車券Kbを第2
の位置Bでそれぞれガイドする整列ガイド62と、整列
ガイド62の初期位置を第1の位置Aと第2の位置Bと
の間の第3の位置Cに設定し、この設定された初期位置
Cから整列ガイド62を搬送ベルト56によって搬送さ
れる乗車券媒体の種類に応じて第1或いは第2の位置
A,Bに移動させる制御手段70と、整列ガイド62に
より整列された普通乗車券Ka或いは定期乗車券Kbに
対し情報処理を施す読取ヘッド36a,36bとを具備
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、交通機
関等において自動改札装置として適用される券類処理装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】鉄道等の交通機関においては、利用者の
駅構内への入場あるいは駅構内からの出場に際して、乗
車券や定期券等に代表される券類としての乗車券媒体に
記録されている磁気情報に基づいて、料金の不足や有効
期間の終了等を報知する自動改札装置が利用されてい
る。
【0003】この種の自動改札装置は、利用者により投
入口から投入された乗車券媒体を排出口に向けて搬送す
る搬送装置、乗車券媒体に記録されている磁気情報を読
み取る読取装置、読みとった磁気情報に基づいて利用者
の駅構内への入場および駅構内からの出場の可否すなわ
ち料金の不足や有効期間の終了等を検知して、入出場の
可否を判定する判定処理装置、乗車券媒体に磁気情報を
書き込む書き込み装置、必要に応じて投入された乗車券
媒体に所定の穴を開けるパンチ装置および必要に応じて
目視情報を印刷する印刷装置等を有している。
【0004】また、投入口の近傍には投入された乗車券
媒体を所定方向に沿って整列したのち読取装置に送り込
む整列装置が設けられている。
【0005】整列装置はメインガイドとこのメインガイ
ドに対向する整列ガイドを有し、例えば、普通乗車券等
のエドモンソン券を整列する場合には、整列ガイドをメ
インガイドからの離間距離を小とする第1の位置に移動
させ、定期乗車券を整列する場合には、メインガイドか
らの離間距離を大とする第2の位置に移動させてガイド
し整列するようになっている。
【0006】また、整列ガイドは第1或いは第2の位置
に移動されると、第1或いは第2のストッパに当接して
停止されるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
おいては、整列ガイドの初期位置を第1の位置に設定し
ていたため、普通乗車券等のエドモンソン券が連続して
投入されるときは問題はないが、定期乗車券が投入され
た場合には、質量を持った整列ガイドを定期乗車券に合
わせて第1の位置から第2の位置まで長い距離移動させ
なければならず、かつ、定期乗車券が送り込まれてくる
前に短時間で第2の位置に移動させなければならない。
【0008】このため、整列ガイドを駆動するアクチュ
エータとしては、出力の大きいものが必要とされ、コス
ト高になっていた。
【0009】また、整列ガイドを短時間で初期位置に戻
すためには強力なバネが必要とされ、このバネの力に打
ち勝つためには、さらに、出力の大きなアクチュエータ
が必要になるという悪循環に陥っていた。
【0010】さらに、整列ガイドを第1及び第2の位置
間で短時間で移動させるためには、移動速度を高速化し
なければならず、第1或いは第2のストッパに加わる衝
撃が大きなり、ストッパや整列ガイドが破損する虞があ
った。
【0011】この発明は上記事情に着目してなされたも
ので、整列ガイドを出力の大きな駆動手段を用いること
なく、短時間で第1或いは第2の位置に移動させること
ができるようにした券類処理装置を提供することを目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は上記課題を解
決するため、請求項1記載のものは、第1の券類或いは
該第1の券類よりサイズを大とする第2の券類を投入さ
せる投入口部と、この投入口部から投入された第1或い
は第2の券類を搬送する搬送手段と、この搬送手段によ
って搬送される第1或いは第2の券類を所定方向に沿っ
てガイドすることにより整列するもので、前記第1の券
類を第1の位置、前記第2の券類を第2の位置でそれぞ
れガイドする整列ガイドと、この整列ガイドを前記第1
及び第2の位置間で移動させる駆動手段と、この駆動手
段の駆動を制御することにより、前記整列ガイドの初期
位置を前記第1の位置と第2の位置との間の第3の位置
に設定し、この設定された初期位置から前記整列ガイド
を前記搬送手段によって搬送される券類の種類に応じて
第1或いは第2の位置に移動させる制御手段と、前記整
列ガイドにより整列された第1或いは第2の券類に対し
情報処理を施す情報処理手段と、を具備する。
【0013】請求項2記載のものは、第1の券類或いは
該第1の券類よりサイズを大とする第2の券類を投入さ
せる投入口部と、この投入口部から投入された第1或い
は第2の券類を搬送する搬送手段と、この搬送手段によ
って搬送される第1或いは第2の券類を所定方向に沿っ
てガイドすることにより整列するもので、第1の位置で
前記第1の券類、第2の位置で前記第2の券類をガイド
する整列ガイドと、この整列ガイドを揺動アームの揺動
により前記第1及び第2の位置間で移動させる駆動手段
と、この駆動手段の駆動を制御することにより、前記整
列ガイドの初期位置を前記第1の位置と第2の位置との
間の第3の位置に設定し、この設定された初期位置から
前記整列ガイドを前記搬送手段によって搬送される券類
の種類に応じて第1或いは第2の位置に移動させる制御
手段と、前記整列ガイドにより整列された第1或いは第
2の券類に対し情報処理を施す情報処理手段と、を具備
する。
【0014】請求項3記載のものは、第1の券類或いは
該第1の券類よりサイズを大とする第2の券類を投入さ
せる投入口部と、この投入口部から投入された第1或い
は第2の券類を搬送する搬送手段と、この搬送手段によ
って搬送される第1或いは第2の券類を所定方向に沿っ
てガイドすることにより整列するもので、前記第1の券
類を第1の位置、前記第2の券類を第2の位置でそれぞ
れガイドすることにより整列する整列ガイドと、この整
列ガイドを揺動アームの揺動端に取り付け、前記揺動ア
ームを揺動させることにより前記整列ガイドを第1及び
第2の位置間で移動させる駆動手段と、前記揺動アーム
を当接させることにより、前記整列ガイドを前記第1或
いは第2の位置に停止させる第1及び第2のストッパ
と、前記駆動手段の駆動を制御することにより、前記整
列ガイドの初期位置を前記第1の位置と第2の位置との
間の第3の位置に設定し、この設定された初期位置から
前記整列ガイドを前記搬送手段によって搬送される券類
の種類に応じて第1或いは第2の位置に移動させる制御
手段と、前記整列ガイドにより整列された第1或いは第
2の券類に対し情報処理を施す情報処理手段と、を具備
する。
【0015】請求項4記載のものは、第1の券類或いは
該第1の券類よりサイズを大とする第2の券類を投入さ
せる投入口部と、この投入口部から投入された第1或い
は第2の券類を搬送する搬送手段と、この搬送手段によ
って搬送される第1或いは第2の券類の一側部を所定方
向に沿ってガイドするメインガイドと、このメインガイ
ドによってガイドされる第1或いは第2の券類の他側部
を所定方向に沿ってガイドすることにより整列するもの
で、前記第1の券類を第1の位置、前記第2の券類を第
2の位置でそれぞれガイドすることにより整列する整列
ガイドと、この整列ガイドを揺動アームの揺動端に取り
付け、前記揺動アームを揺動させることにより前記整列
ガイドを第1及び第2の位置間で移動させる駆動手段
と、前記揺動アームを当接させることにより、前記整列
ガイドを前記第1或いは第2の位置に停止させる第1及
び第2のストッパと、前記駆動手段の駆動を制御するこ
とにより、前記整列ガイドの初期位置を前記第1の位置
と第2の位置との間の第3の位置に設定し、この設定さ
れた初期位置から前記整列ガイドを前記搬送手段によっ
て搬送される券類の種類に応じて第1或いは第2の位置
に移動させる制御手段と、前記整列ガイドにより整列さ
れた第1或いは第2の券類に対し情報処理を施す情報処
理手段と、を具備する。
【0016】請求項5記載のものは、第1の券類或いは
該第1の券類よりサイズを大とする第2の券類を投入さ
せる投入口部と、この投入口部から投入された第1或い
は第2の券類を搬送する搬送手段と、この搬送手段によ
って搬送される券類の種類を判別する判別手段と、前記
搬送手段によって搬送される第1或いは第2の券類を所
定方向に沿ってガイドすることにより整列するもので、
前記第1の券類を第1の位置、前記第2の券類を第2の
位置でガイドする整列ガイドと、この整列ガイドを前記
第1及び第2の位置間で移動させる駆動手段と、この駆
動手段の駆動を制御することにより、前記整列ガイドの
初期位置を前記第1及び第2の位置間の第3の位置に設
定し、この設定された初期位置から前記整列ガイドを前
記判別手段により判別された券類の種類に応じて前記第
1或いは第2の位置に移動させる制御手段と、前記整列
ガイドにより整列された前記第1或いは第2の券類に対
し情報処理を施す情報処理手段と、を具備する。
【0017】請求項6記載のものは、第1の券類或いは
該第1の券類よりサイズを大とする第2の券類を投入さ
せる投入口部と、この投入口部から投入された第1或い
は第2の券類を搬送する搬送手段と、この搬送手段によ
って搬送される券類の種類を判別する判別手段と、前記
搬送手段によって搬送される第1或いは第2の券類を所
定方向に沿ってガイドすることにより整列するもので、
前記第1の券類を第1の位置、前記第2の券類を第2の
位置でガイドする整列ガイドと、この整列ガイドを前記
第1及び第2の位置間で移動させる駆動手段と、この駆
動手段の駆動を制御することにより、ウィークデーの昼
間の時間帯に前記整列ガイドの初期位置を前記第1及び
第2の位置間の第3の位置に設定し、この設定された初
期位置から前記整列ガイドを前記判別手段により判別さ
れた券類の種類に応じて前記第1或いは第2の位置に移
動させる制御手段と、前記整列ガイドにより整列された
前記第1或いは第2の券類に対し情報処理を施す情報処
理手段と、を具備する。
【0018】請求項7記載のものは、第1の券類或いは
該第1の券類よりサイズを大とする第2の券類を投入さ
せる投入口部と、この投入口部から投入された第1或い
は第2の券類を搬送する搬送手段と、この搬送手段によ
って搬送される券類の種類を判別する判別手段と、前記
搬送手段によって搬送される第1或いは第2の券類を所
定方向に沿ってガイドすることにより整列するもので、
前記第1の券類を第1の位置、前記第2の券類を第2の
位置でガイドする整列ガイドと、この整列ガイドを前記
第1及び第2の位置間で移動させる駆動手段と、この駆
動手段の駆動を制御することにより、前記整列ガイドの
初期位置を曜日或いは時間帯に応じて前記第1の位置、
或いは、第2の位置に設定し、この設定された初期位置
から前記判別手段により判別された券類の種類に応じて
前記整列ガイドを前記第1或いは第2の位置に移動させ
る制御手段と、前記整列ガイドにより整列された前記第
1或いは第2の券類に対し情報処理を施す情報処理手段
と、を具備する。
【0019】請求項8記載のものは、第1の券類或いは
該第1の券類よりサイズを大とする第2の券類を投入さ
せる投入口部と、この投入口部から投入された第1或い
は第2の券類を搬送する搬送手段と、この搬送手段によ
って搬送される券類の種類を判別する判別手段と、前記
搬送手段によって搬送される第1或いは第2の券類を所
定方向に沿ってガイドすることにより整列するもので、
前記第1の券類を第1の位置、前記第2の券類を第2の
位置でガイドする整列ガイドと、この整列ガイドを前記
第1及び第2の位置間で移動させる駆動手段と、この駆
動手段の駆動を制御することにより、前記整列ガイドの
初期位置を土曜日及び日曜日には前記第1の位置、ウィ
ークデーの朝夕の時間帯には前記第2の位置に設定し、
この設定された初期位置から前記判別手段により判別さ
れた券類の種類に応じて前記整列ガイドを前記第1或い
は第2の位置に移動させる制御手段と、前記整列ガイド
により整列された前記第1或いは第2の券類に対し情報
処理を施す情報処理手段と、を具備する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明を図面に示す一実
施の形態を参照して詳細に説明する。
【0021】図1は、券類処理装置としての自動改札装
置を示す概略図である。
【0022】自動改札装置2は、複数枚の乗車券媒体
(券類)すなわちシート状の磁気カード等の組み合わせ
利用に対応できる複数枚型の自動改札装置である。
【0023】自動改札装置の本体10には、駅構内への
入場時または駅構内からの出場時に乗車券媒体が投入さ
れる投入口12と、この投入口12で受入れられた乗車
券媒体を排出する排出口14とがそれぞれ設けられてい
る。なお、投入口12には、複数枚の乗車券媒体の一括
投入が可能である。この場合、複数枚の乗車券媒体の組
み合わせとしては、定期乗車券と定期乗車券、普通乗車
券と特急乗車券および定期乗車券と普通乗車券の他にプ
リペイドカードを組み合わせる例がある。また、排出口
14は、複数枚の乗車券媒体が一括投入された場合に、
回収(集札)券を除く全ての券を一括排出が可能であ
る。
【0024】投入口12の近傍には、乗車券媒体の投入
を阻止するためのシャッタ(図2参照)が設けられてい
る。このシャッタは、乗車券媒体が投入されてから所定
時間後に他の乗車券媒体投入を所定期間禁止する。この
シャッタの働きにより、後続する利用者により別の乗車
券媒体が連続して投入されるのを防ぐ。
【0025】投入口12の前方には、利用者に対して種
々の案内を表示する投入口側表示部16が設けられてい
る。この投入口側表示部16は、例えば、プリペイドカ
ード等の残額を表示する。
【0026】排出口14の前方には、利用者に対して種
々の案内を表示する排出口側表示部18が設けられてい
る。
【0027】自動改札装置2の本体10の側面部には、
閉じることにより乗車券媒体の投入者の通行を阻止する
ドア部20が設けられている。
【0028】自動改札装置2の本体10の上部には、自
動改札装置本体10に対応する通路を区分する仕切とな
るフレーム22が設けられている。このフレーム22に
は、小児券の投入、無効券(後述)または異常券(後
述)が投入されたこと、および機器の異常を知らせるた
めの表示器26が設けられている。
【0029】本体10の側面部とフレーム22には、利
用者が通過したことおよび通過中の動作を検知する検知
センサ24が複数設けられている。検知センサ24は、
利用者の通過を検知するものであり、例えば透過型や反
射型等が用いられる。
【0030】磁気シートである乗車券媒体は、普通乗車
券、定期券、特急券、回数券、乗継券等の券類とプリペ
イドカード等のシート状のカード類とに分類される。こ
のような乗車券媒体には所定の情報、例えば有効期限情
報および乗車可能区間情報が所定の形式で磁気記録され
ている。
【0031】また、これらの乗車券媒体は、発券される
際に、その表面または裏面に発券駅名、発券日時、有効
期限等の情報が印刷される。なお、上述した乗車券媒体
の中には、自動改札装置を通過する際、すなわちに利用
者により自動改札装置に投入され、所定の処理が施され
て排出される際に、例えば、入場記録(乗車駅情報)等
の所定情報が(自動改札装置2内で)印刷されるものが
ある。すなわち、プリペイドカードに代表される料金一
括先払い方式の乗車券媒体には、自動改札装置により、
使用日時、自動改札装置を通過した駅名、プリペイドカ
ードの残額等の情報が印刷される。また、回数券には、
使用日時、改札処理時に自動改札装置を通過した駅名等
の情報が印刷される。また、乗継券には、乗継時に自動
改札装置を通過した乗継駅の駅名、途中下車際入場可能
な旨のメッセージ等の情報が印刷される。
【0032】なお、無効券とは、他の乗車券媒体と組み
合わせても使用できない券のことであり、例えば、有効
期限切れの乗車券媒体がこれに該当する。また、異常券
とは、自動改札装置で読み取ることができない券であ
り、例えば、記録形式の異なるクレジットカード、磁気
記録が施されていない乗車券がこれに該当する。
【0033】図2は、図1に示した自動改札装置2の内
部機構を示す概略図である。
【0034】投入口12の下流側すなわち投入口12の
近傍には、所定期間の間、引き続く利用者からの投入口
12への新たな乗車券媒体の投入を禁止するシャッタ2
8が設けられている。
【0035】搬送機構53の下流側には、乗車券媒体を
保持し、1枚ずつ搬送可能とするために分離する分離機
構30が設けられている。
【0036】分離機構30と排出口14との間には、分
離機構30により分離された乗車券媒体を排出口14に
搬送する主搬送路32が形成されている。
【0037】主搬送路32には、乗車券媒体を搬送する
搬送手段として機能する複数の搬送ローラおよび搬送ベ
ルトが配置されている。なお、搬送ローラおよび搬送ベ
ルトは、図示しないメインモータによって駆動される。
【0038】主搬送路32には、分離機構30により1
枚ずつに分離されて主搬送路32を搬送される乗車券媒
体を整列する整列部34が設けられている。整列部34
は、投入口12に投入された乗車券媒体の所定方向を搬
送方向とし、かつ任意の辺を基準として乗車券媒体を整
列させる。
【0039】整列部34の下流側には、乗車券媒体が、
乗車券媒体の入場駅情報や料金情報等が印刷処理される
表面を上に向けて、または表面が下に向いた状態のいづ
れの状態で投入された場合であっても記録されている磁
気情報を読み取るための情報処理手段としての第1およ
び第2(主搬送路32を挟む一対)の読取ヘッド36
a,36bが主搬送路32に沿って設けられている。す
なわち、乗車券媒体が表面投入された場合には乗車券媒
体の磁気記録部が主搬送路32の下を向くため、主搬送
路32の下方に設けられた読取ヘッド36bによって磁
気情報が読み取られる。また、乗車券媒体が裏面投入さ
れた場合には、乗車券媒体の磁気記録部が主搬送路32
の上を向くため、主搬送路32の上方に設けられた読取
ヘッド36aによって磁気情報が読み取られる。
【0040】読取ヘッド36aおよび36bの下流側に
は、後段に設けられる1組のみの記録(印字)用ヘッド
による所定事項の書き込みを可能とするために搬送路3
2により搬送されている乗車券媒体の表裏を揃えるため
に利用される反転部38を含み、複数枚の組み合わせに
よる乗車券媒体の有効性、例えば、乗車可能区間が連続
しているか否かをチェックするために、投入口12(分
離機構30)に投入された全ての乗車券媒体を一時的に
保留する第1保留部38が設けられている。
【0041】第1保留部38の下流側には、第1保留部
38から放出された乗車券媒体の裏面に設けられている
磁気記録領域に所定の磁気情報を記録する書込ヘッド4
0、書込ヘッド40で記録された情報を確認する読取ヘ
ッド42、搬送されている乗車券媒体が普通乗車券等で
ある場合に所定位置に改札済を示す穴を開けるパンチ装
置44、並びに搬送されている乗車券媒体が回数乗車券
等である場合に、乗車駅名等を印刷する熱転写式の印刷
用ヘッド46等が順に配置されている。なお、パンチ装
置44と印刷用ヘッド46とは、主搬送路32から分岐
された補助搬送路32aと主搬送路32のそれぞれに、
並列に設けられる。
【0042】主搬送路32のさらに下流側には、排出口
14に向けて搬送される乗車券媒体を一括して排出口1
4に排出するために、主搬送路32を搬送される全ての
乗車券媒体を一時的に保持する第2保留部48が設けら
れている。なお、第2保留部48には、詳述しない保留
部、振分ゲート、券検知センサ等が設けられ、排出口1
4に排出すべき全ての乗車券媒体が一時的に保留される
一方で、回収すべき、例えば普通乗車券あるいは回数乗
車券等は、後段に引き続く詳述しない回収部への搬送路
50に向けて分岐される。
【0043】図3は上記した整列部34を示す平面図で
ある。
【0044】整列部34は投入された乗車券媒体、例え
ば、第1の券類としての普通乗車券Ka、或いはこの普
通乗車券Kaよりサイズを大とする第2の券類としての
定期乗車券Kbを搬送する搬送手段としての搬送ベルト
56を備えている。
【0045】搬送ベルト56の一側方部には乗車券媒体
Ka,Kbの一側部を搬送方向に沿ってガイドするメイ
ンガイド57が設けられている。搬送ベルト56の乗車
券媒体の導入側には乗車券媒体の種類を判別する判別手
段としての第1及び第2の検知器59,60が配設され
ている。
【0046】搬送ベルト56の媒体排出側にはメインガ
イド57に離間対向して乗車券媒体の他側部をガイドす
る整列ガイド62が設けられている。整列ガイド62は
駆動手段を構成する揺動アーム63の先端部に取付けら
れ、この揺動アーム63の基端部はソレノイドなどのア
クチュエータ64に接続されている。
【0047】整列ガイド62は揺動アーム63の揺動に
より、メインガイド57との間の距離を普通乗車券Ka
の幅寸法と略等しくする第1の位置A、メインガイド5
7との間の距離を定期乗車券Kbの幅寸法と略等しくす
る第2の位置Bとの間で移動されるようになっている。
【0048】第1及び第2の位置の近傍には、揺動アー
ム63を当接させることにより、整列ガイド62を停止
させる第1及び第2のストッパ66,67が配設されて
いる。
【0049】図4は整列部34の制御系を示すブロック
図である。
【0050】乗車券媒体の種類を判別する第1及び第2
の検出器59,60は信号路を介して制御手段70に接
続され、制御手段70には制御回路を介して整列ガイド
62のアクチュエータ64が接続されている。また、制
御手段70には一週間の曜日や一日の朝、昼、晩(夕
方)、などの時間帯を入力する入力部71が信号路を介
して接続されている。
【0051】制御手段70は下の表1に示すように整列
ガイド62の初期位置を設定し、この設定した初期位置
から、第1及び第2の検知器59,60により検知され
た乗車券媒体の種類によって整列ガイド62を第1の位
置A或いは第2の位置Bに移動させるようになってい
る。
【0052】
【表1】
【0053】即ち、制御手段70は土曜日及び日曜日に
は整列ガイド62の初期位置を第1の位置A(終日)に
設定し、ウィークデーの朝夕の時間帯には第2の位置B
に設定し、ウィークデーの昼間の時間帯には第1の位置
Aと第2の位置Bとの間の第3の位置Cに設定するよう
になっている。
【0054】次に、ウィークデーの昼間の時間帯におけ
る乗車券媒体の整列動作について説明する。
【0055】このときには、整列ガイド62の初期位置
が第1の位置Aと第2の位置Bとの間の第3の位置Cに
設定される。
【0056】投入口12から投入された乗車券媒体は第
1及び第2の検知器59,60を通過することにより、
その種類が検出されて判別される。投入された乗車券媒
体が例えば、普通乗車券Kaであると判別されると、ア
クチュエータ64が励磁されて揺動アーム63が時計方
向に回動される。これにより、整列ガイド62は第1の
位置Aに移動され、揺動アーム63が第1のストッパ6
6に当接することにより停止される。この整列ガイド6
2の第1の位置Aへの移動により、搬送ベルト56の走
行により搬送される普通乗車券はメインガイド57と整
列ガイド62とによりガイドされ、その長手方向に沿っ
て整列されて磁気処理部36a,36bへ送り出され
る。
【0057】また、投入された乗車券媒体が例えば、定
期乗車券Kbであると判別されると、アクチュエータ6
4が励磁されて、回動アーム63が反時計方向に回動さ
れる。これにより、整列ガイド62は第2の位置Bに移
動され、揺動アーム63が第2のストッパ67に当接す
ることにより停止される。この整列ガイド62の第2の
位置Bへの移動により、搬送ベルト56の走行により搬
送される定期乗車券Kbはメインガイド57と整列ガイ
ド62とによりガイドされてその長手方向に沿って整列
されて磁気処理部36a,36bへ送り出される。
【0058】ところで、整列ガイド62は乗車券媒体の
種類が検知器59,60で判別されると,乗車券媒体が
搬送されてくるまでに第1の位置A或いは第2の位置B
に移動されていなければならない。このため、整列ガイ
ド62を高速で動作させる必要があり、強力なアクチュ
エータ64が必要になる。しかし、強力なアクチュエー
タ64を用いると、第1或いは第2のストッパ66,6
7には揺動アーム63の衝突時に整列ガイド62の動作
速度の2乗のエネルギーが掛かる。
【0059】図5はアクチュエータ(ソレノイド)64
の代表的なトルク特性を示すグラフ図である。
【0060】これによると、アクチュエータ(ソレノイ
ド)64の動作し始めはトルクが低く、動作角度が増す
に従ってトルクが増していくことが分かる。
【0061】図6はアクチュエータ64によって駆動さ
れた整列ガイド62の動作速度Vを示す。
【0062】整列ガイド62の動作速度Vはアクチュエ
ータ64のトルクが大きいほど加速度が大きいので、図
7に示すように、整列ガイド62の動作角度が増すほど
急激に増す傾向がある。
【0063】また、図8及び図9に示すように、整列ガ
イド62の動作角度が大きいほど動作に要する時間Tも
必要になる。
【0064】従来の機構では、整列ガイド62の初期位
置が図10に示すように第1の位置Aにあるため、定期
乗車券Kb側の第2の位置Bとの間で、常に、最大角度
θ動作している。従って、整列ガイド62の動作角度が
大きく、時間が掛かり、かつ、動作速度が高速化するた
め、第1及び第2のストッパ66,67での衝撃荷重が
大きくなり、整列部34全体での機械的負荷が大きい。
【0065】従って、整列部34の動作時間短縮、及び
機械的負荷を軽減するには、整列ガイド62の動作角度
を少なくしていくことが有効である。
【0066】図11に示すように、整位ガイド62の初
期位置Cを普通乗車券側の第1の位置Aから定期乗車券
側の第2の位置Bへ向って移動させてそれぞれの初期位
置での動作時間、ストッパ66,67に掛かる衝撃荷重
をグラフにすると、図12に示すように普通乗車券側の
第1の位置A、及び定期乗車券側の第2の位置Bへのど
ちらに対しても動作角度の小さい領域が存在する。
【0067】この実施の形態では、制御手段70により
上記した動作角度の小さい領域を整位ガイド62の初期
位置Cに設定している。
【0068】これによれば、図13に示すように、普通
乗車券側Eの第1の位置A、定期乗車券側Dの第2の位
置Bのどちらへ移動するにも動作時間Tを少なく、ま
た、図14に示すように、整列ガイド62、ストッパ6
6,67の機械的負荷Fを少なくすることができ、出力
の小さなアクチュエータ64の使用が可能となる。
【0069】次に、ウィークデーの朝夕における乗車券
媒体の整列動作について説明する。
【0070】このときには、整列ガイド62の初期位置
は制御手段70により第2の位置Bに設定される。即
ち、ウィークデー(月〜金曜日)の朝、夕には通勤客が
多い。このため、定期乗車券の使用率が高く、普通乗車
券の使用率が低い。
【0071】従って、整位ガイド62の初期位置を第2
の位置Bに設定することにより、整位ガイド62を第1
の位置Aに移動させる回数を低減でき、処理効率を向上
できる。
【0072】次に、土曜日及び日曜日(終日)における
における乗車券媒体の整列動作について説明する。
【0073】このときには、整列ガイド62の初期位置
は制御手段70により第1の位置Aに設定される。即
ち、土曜日及び日曜日(終日)には通勤客が少なく、買
物客等が多い。このため、定期乗車券の使用率が少なく
て、普通乗車券の使用率が高い。従って、整位ガイド6
2の初期位置を第1の位置Aとすることにより、整位ガ
イド62を第2の位置Bに移動させる回数を低減でき、
処理効率を向上できる。
【0074】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、整位ガイ
ドの初期位置を第1の位置と第2の位置との間の第3の
位置に設定するため、整位ガイドの動作角度を小さくで
きる。従って、整位ガイドの動作速度を高速化すること
なく、第1或いは第2の位置に短時間で移動させること
ができ、機械的負荷を軽減できるとともに、出力の小さ
なアクチュエータの使用が可能となる。
【0075】また、ウィークデー(月〜金曜日)の朝、
夕には、整位ガイドの初期位置を第2の券類(定期乗車
券等)をガイドする第2の位置に設定するため、整位ガ
イド62を第1の位置に移動させる回数を低減でき、処
理効率を向上できる。
【0076】さらに、土曜日及び日曜日(終日)には、
整列ガイドの初期位置を第1の券類(普通乗車券等)を
ガイドする第1の位置に設定するため、整位ガイドを第
2の位置に移動させる回数を低減でき、処理効率を向上
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態である自動改札装置を
示す斜視図。
【図2】自動改札装置の内部構成を示す概略的構成図。
【図3】乗車券媒体の整列部を示す平面図。
【図4】整列ガイドの制御系を示すブロック図。
【図5】整列ガイドの動作角度とトルクとの関係を示す
グラフ図。
【図6】整列ガイドの動作角度と動作速度を示すグラフ
図。
【図7】整列ガイドの動作角度を示す平面図。
【図8】整列ガイドの動作角度と動作時間との関係を示
す平面図。
【図9】整列ガイドの動作角度を示す平面図。
【図10】整列ガイドの動作角度を示す平面図。
【図11】整列ガイドの動作角度を示す平面図。
【図12】整列ガイドの初期位置の角度と動作角度との
関係を示すグラフ図。
【図13】整列ガイドの初期位置の角度と動作時間との
関係を示すグラフ図。
【図14】整列ガイドの初期位置の角度と衝撃力との関
係を示すグラフ図。
【符号の説明】
2…自動改札装置 12…投入口 34…整列部 36a(36b)…読取ヘッド(情報処理手段) 56…搬送ベルト(搬送手段) 57…メインガイド 59…第1の検知器(判別手段) 60…第2の検知器(判別手段) 62…整列ガイド 63…揺動アーム(駆動手段) 64…アクチュエータ(駆動手段) 66…第1のストッパ 67…第2のストッパ 70…制御手段 Ka…普通乗車券(第1の券類) Kb…定期乗車券(第2の券類)
フロントページの続き Fターム(参考) 3E027 AA02 AA03 AA04 AA06 CA07 CA08 3F101 FA06 FC18 FE04 FE11 LA09 LA16 3F102 AA16 AB00 BA01 BA07 BB04 DA02 EA13 EC04 5B023 EA05

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の券類或いは該第1の券類よりサイズ
    を大とする第2の券類を投入させる投入口部と、 この投入口部から投入された第1或いは第2の券類を搬
    送する搬送手段と、 この搬送手段によって搬送される第1或いは第2の券類
    を所定方向に沿ってガイドすることにより整列するもの
    で、前記第1の券類を第1の位置、前記第2の券類を第
    2の位置でそれぞれガイドする整列ガイドと、 この整列ガイドを前記第1及び第2の位置間で移動させ
    る駆動手段と、 この駆動手段の駆動を制御することにより、前記整列ガ
    イドの初期位置を前記第1の位置と第2の位置との間の
    第3の位置に設定し、この設定された初期位置から前記
    整列ガイドを前記搬送手段によって搬送される券類の種
    類に応じて第1或いは第2の位置に移動させる制御手段
    と、 前記整列ガイドにより整列された第1或いは第2の券類
    に対し情報処理を施す情報処理手段と、 を具備することを特徴とする券類処理装置。
  2. 【請求項2】第1の券類或いは該第1の券類よりサイズ
    を大とする第2の券類を投入させる投入口部と、 この投入口部から投入された第1或いは第2の券類を搬
    送する搬送手段と、 この搬送手段によって搬送される第1或いは第2の券類
    を所定方向に沿ってガイドすることにより整列するもの
    で、第1の位置で前記第1の券類、第2の位置で前記第
    2の券類をガイドする整列ガイドと、 この整列ガイドを揺動アームの揺動により前記第1及び
    第2の位置間で移動させる駆動手段と、 この駆動手段の駆動を制御することにより、前記整列ガ
    イドの初期位置を前記第1の位置と第2の位置との間の
    第3の位置に設定し、この設定された初期位置から前記
    整列ガイドを前記搬送手段によって搬送される券類の種
    類に応じて第1或いは第2の位置に移動させる制御手段
    と、 前記整列ガイドにより整列された第1或いは第2の券類
    に対し情報処理を施す情報処理手段と、 を具備することを特徴とする券類処理装置。
  3. 【請求項3】第1の券類或いは該第1の券類よりサイズ
    を大とする第2の券類を投入させる投入口部と、 この投入口部から投入された第1或いは第2の券類を搬
    送する搬送手段と、 この搬送手段によって搬送される第1或いは第2の券類
    を所定方向に沿ってガイドすることにより整列するもの
    で、前記第1の券類を第1の位置、前記第2の券類を第
    2の位置でそれぞれガイドすることにより整列する整列
    ガイドと、 この整列ガイドを揺動アームの揺動端に取り付け、前記
    揺動アームを揺動させることにより前記整列ガイドを第
    1及び第2の位置間で移動させる駆動手段と、 前記揺動アームを当接させることにより、前記整列ガイ
    ドを前記第1或いは第2の位置に停止させる第1及び第
    2のストッパと、 前記駆動手段の駆動を制御することにより、前記整列ガ
    イドの初期位置を前記第1の位置と第2の位置との間の
    第3の位置に設定し、この設定された初期位置から前記
    整列ガイドを前記搬送手段によって搬送される券類の種
    類に応じて第1或いは第2の位置に移動させる制御手段
    と、 前記整列ガイドにより整列された第1或いは第2の券類
    に対し情報処理を施す情報処理手段と、 を具備することを特徴とする券類処理装置。
  4. 【請求項4】第1の券類或いは該第1の券類よりサイズ
    を大とする第2の券類を投入させる投入口部と、 この投入口部から投入された第1或いは第2の券類を搬
    送する搬送手段と、 この搬送手段によって搬送される第1或いは第2の券類
    の一側部を所定方向に沿ってガイドするメインガイド
    と、 このメインガイドによってガイドされる第1或いは第2
    の券類の他側部を所定方向に沿ってガイドすることによ
    り整列するもので、前記第1の券類を第1の位置、前記
    第2の券類を第2の位置でそれぞれガイドすることによ
    り整列する整列ガイドと、 この整列ガイドを揺動アームの揺動端に取り付け、前記
    揺動アームを揺動させることにより前記整列ガイドを第
    1及び第2の位置間で移動させる駆動手段と、 前記揺動アームを当接させることにより、前記整列ガイ
    ドを前記第1或いは第2の位置に停止させる第1及び第
    2のストッパと、 前記駆動手段の駆動を制御することにより、前記整列ガ
    イドの初期位置を前記第1の位置と第2の位置との間の
    第3の位置に設定し、この設定された初期位置から前記
    整列ガイドを前記搬送手段によって搬送される券類の種
    類に応じて第1或いは第2の位置に移動させる制御手段
    と、 前記整列ガイドにより整列された第1或いは第2の券類
    に対し情報処理を施す情報処理手段と、 を具備することを特徴とする券類処理装置。
  5. 【請求項5】第1の券類或いは該第1の券類よりサイズ
    を大とする第2の券類を投入させる投入口部と、 この投入口部から投入された第1或いは第2の券類を搬
    送する搬送手段と、 この搬送手段によって搬送される券類の種類を判別する
    判別手段と、 前記搬送手段によって搬送される第1或いは第2の券類
    を所定方向に沿ってガイドすることにより整列するもの
    で、前記第1の券類を第1の位置、前記第2の券類を第
    2の位置でガイドする整列ガイドと、 この整列ガイドを前記第1及び第2の位置間で移動させ
    る駆動手段と、 この駆動手段の駆動を制御することにより、前記整列ガ
    イドの初期位置を前記第1及び第2の位置間の第3の位
    置に設定し、この設定された初期位置から前記整列ガイ
    ドを前記判別手段により判別された券類の種類に応じて
    前記第1或いは第2の位置に移動させる制御手段と、 前記整列ガイドにより整列された前記第1或いは第2の
    券類に対し情報処理を施す情報処理手段と、 を具備することを特徴とする券類処理装置。
  6. 【請求項6】第1の券類或いは該第1の券類よりサイズ
    を大とする第2の券類を投入させる投入口部と、 この投入口部から投入された第1或いは第2の券類を搬
    送する搬送手段と、 この搬送手段によって搬送される券類の種類を判別する
    判別手段と、 前記搬送手段によって搬送される第1或いは第2の券類
    を所定方向に沿ってガイドすることにより整列するもの
    で、前記第1の券類を第1の位置、前記第2の券類を第
    2の位置でガイドする整列ガイドと、 この整列ガイドを前記第1及び第2の位置間で移動させ
    る駆動手段と、 この駆動手段の駆動を制御することにより、ウィークデ
    ーの昼間の時間帯には前記整列ガイドの初期位置を前記
    第1及び第2の位置間の第3の位置に設定し、この設定
    された初期位置から前記整列ガイドを前記判別手段によ
    り判別された券類の種類に応じて前記第1或いは第2の
    位置に移動させる制御手段と、 前記整列ガイドにより整列された前記第1或いは第2の
    券類に対し情報処理を施す情報処理手段と、 を具備することを特徴とする券類処理装置。
  7. 【請求項7】第1の券類或いは該第1の券類よりサイズ
    を大とする第2の券類を投入させる投入口部と、 この投入口部から投入された第1或いは第2の券類を搬
    送する搬送手段と、 この搬送手段によって搬送される券類の種類を判別する
    判別手段と、 前記搬送手段によって搬送される第1或いは第2の券類
    を所定方向に沿ってガイドすることにより整列するもの
    で、前記第1の券類を第1の位置、前記第2の券類を第
    2の位置でガイドする整列ガイドと、 この整列ガイドを前記第1及び第2の位置間で移動させ
    る駆動手段と、 この駆動手段の駆動を制御することにより、前記整列ガ
    イドの初期位置を曜日或いは時間帯に応じて前記第1の
    位置、或いは、第2の位置に設定し、この設定された初
    期位置から前記判別手段により判別された券類の種類に
    応じて前記整列ガイドを前記第1或いは第2の位置に移
    動させる制御手段と、 前記整列ガイドにより整列された前記第1或いは第2の
    券類に対し情報処理を施す情報処理手段と、 を具備することを特徴とする券類処理装置。
  8. 【請求項8】第1の券類或いは該第1の券類よりサイズ
    を大とする第2の券類を投入させる投入口部と、 この投入口部から投入された第1或いは第2の券類を搬
    送する搬送手段と、 この搬送手段によって搬送される券類の種類を判別する
    判別手段と、 前記搬送手段によって搬送される第1或いは第2の券類
    を所定方向に沿ってガイドすることにより整列するもの
    で、前記第1の券類を第1の位置、前記第2の券類を第
    2の位置でガイドする整列ガイドと、 この整列ガイドを前記第1及び第2の位置間で移動させ
    る駆動手段と、 この駆動手段の駆動を制御することにより、前記整列ガ
    イドの初期位置を土曜日及び日曜日には前記第1の位
    置、ウィークデーの朝夕の時間帯には前記第2の位置に
    設定し、この設定された初期位置から前記判別手段によ
    り判別された券類の種類に応じて前記整列ガイドを前記
    第1或いは第2の位置に移動させる制御手段と、 前記整列ガイドにより整列された前記第1或いは第2の
    券類に対し情報処理を施す情報処理手段と、 を具備することを特徴とする券類処理装置。
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