JP2000315108A - 機械制御システム - Google Patents

機械制御システム

Info

Publication number
JP2000315108A
JP2000315108A JP12568399A JP12568399A JP2000315108A JP 2000315108 A JP2000315108 A JP 2000315108A JP 12568399 A JP12568399 A JP 12568399A JP 12568399 A JP12568399 A JP 12568399A JP 2000315108 A JP2000315108 A JP 2000315108A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
program
module
machine
machine control
file
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12568399A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Yamamoto
剛士 山本
Naomi Yamagata
直美 山形
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Engineering Ltd filed Critical NEC Engineering Ltd
Priority to JP12568399A priority Critical patent/JP2000315108A/ja
Publication of JP2000315108A publication Critical patent/JP2000315108A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]

Abstract

(57)【要約】 【課題】様々なネットワーク形態に柔軟に対応できると
共に、設置コストを下げることができる機械制御システ
ムを提供する。 【解決手段】機械制御実行プログラム203は、パーソ
ナルコンピュータ109上で動作し、I/O110を制
御し、機械112を動作させる手段と、通信によりユー
ザからの命令を伝達する手段とを有する。また、編集モ
ニタリングプログラム208は、パーソナルコンピュー
タ102上で動作し、機械制御手順の編集手段と、リモ
ート操作により監視・制御できる動作モニタリング手段
とを備え、調整時の機械制御手順の編集と実行を透過的
に行なえると共に、遠隔地の機械112を制御するよう
動作する。いずれのプログラム203、208も、パー
ソナルコンピュータ102、109上で動作するため、
周辺機器を変えることにより、様々なネットワーク形態
に柔軟に対応できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機械制御システ
ム、特にリモート操作機能付き機械制御システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】MPU(マイクロコンピュータ)を中心
とするエレクトロニクスの進歩により、多くの機械には
エレクトロニクスによる各種制御が行われている。従来
の機械制御システムは、例えば特開平6−46482号
公報の「機械の遠隔管理装置」に開示されている。
【0003】斯る従来技術、即ち従来の機械制御システ
ムは図19に示す如き構成を有する。即ち、この従来の
機械制御システムは、シーケンサ等であるプログラマブ
ルコントローラ1、モデム(変復調器)12、14、電
話機17、モデム12、14とコントローラ1間の仲介
を行うメンテナンスコントロール手段3、パーソナルコ
ンピュータ16及びディスプレイ18により構成され
る。
【0004】図19の如き構成の機械制御システムの動
作を簡単に説明する。(CPU、ROM、RAM及びデ
ィスプレイ等を備えるメンテナンスコントロール手段3
は、プログラマブルコントローラ1をモニタ(監視)
し、モデム12、14からの信号により自己のメンテナ
ンス方法をプログラムすると共にモデム12とプログラ
マブルコントローラ1との仲介を行う。更に、メンテナ
ンスコントロール手段3は、別のインタフェースを介し
てモデム14に接続されており、遠隔地にあるパーソナ
ルコンピュータ16と電話回線を介して接続されてい
る。そこで、プログラマブルコントローラ1に接続され
ている機械のモニタ、チェック、プログラマブルコント
ローラ1のプログラムの保守、改変等を遠隔操作により
実行する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術に
は、いくつかの問題がある。先ず、第1にリモート操作
のネットワーク形態は、アナログ電話回線のみに限定さ
れていることである。例えば工場内等に敷設されている
LANを介して現場の機械を事務所において管理する場
合や、アナログ回線より高速なISDN等のデジタル回
線を使用する場合等の他の形態のネットワークが利用で
きないことである。その理由は、モデムからの信号を受
取るメンテナンスコントロール手段が、ネットワーク接
続形態としてモデム接続のみを扱っている為である。
【0006】別の問題として、設置コストが高価なこと
である。その理由は、機械制御の為のプログラムマブル
コントローラとは別に、メンテナンスコントロール手段
の為の専用ハードウェアを用意する必要がある為であ
る。一方、最近のパーソナルコンピュータは高速化、低
価格化が進み、シーケンサ等のプログラマブルコントロ
ーラ自体よりも安価となっていると言える。
【0007】本発明の目的の1つは、シーケンサ等のプ
ログラマブルコントローラを使用せず、パーソナルコン
ピュータ上で動作する機械制御を可能にする機械制御シ
ステムを提供することである。
【0008】本発明の他の目的は、パーソナルコンピュ
ータに接続された装置の動作を遠隔地のパーソナルコン
ピュータ(以下PCという)から監視・制御できる動作
モニタリング手段を提供することである。
【0009】本発明の更に他の目的は、動作モニタリン
グ手段と一体化された機械制御手段の編集手段により、
機械制御手段の作成及び保守を容易に行う手段を提供す
ることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明による機械制御システムは、次のような特徴
的な構成を採用している。
【0011】(1)パーソナルコンピュータ上で動作
し、機械制御手順を編集すると共に動作をモニタリング
する編集モニタリング手段と、ユーザからの命令を制御
実行プログラムに伝達し、ログファイルを作成する機械
制御管理手段と、前記パーソナルコンピュータに内蔵さ
れたインターフェースボードを介して製造又は検査等を
行う機械を動作させる機械制御実行手段とを備える機械
制御システム。
【0012】(2)機械制御のプロセスを、遠隔地から
機械を監視及び制御する動作モニタリングプログラム
と、機械制御実行プログラムの管理を行う機械制御管理
プログラムと、実際にI/Oを制御し、前記機械を動作
させる機械制御実行プログラムとの、3つの連動して動
作するプログラムに分散する機械制御システム。
【0013】(3)遠隔地にある前記機械に対して、ネ
ットワークを介してリモート操作により前記機械の動作
モニタリング及びエラー情報等の各種情報の収集を行う
上記(1)又は(2)の機械制御システム。
【0014】(4)ユーザからのスタート/ストップ及
び単体動作実行等の命令待ち及び命令解析の処理を実際
にI/Oを制御する機械制御実行プログラムから別のプ
ログラムに切分け、機械動作時の負荷を軽減する上記
(2)の機械制御システム。
【0015】(5)実際にI/Oを制御し、機械を動作
させる前記機械制御実行プログラムに通信によりユーザ
からの命令を伝達する手段を設ける上記(2)の機械制
御システム。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の機械制御システム
の実施形態例を添付図1乃至図18を参照して詳細に説
明する。
【0017】先ず、図1は、本発明の機械制御システム
の好適実施形態例のハードウエア構成図である。この機
械制御システムは、CRT(ブラウン管又は表示装置)
101、編集モニタリング用PC102、NIC(Netw
ork Interface Card)/モデム/TA(Terminal Ad
apter)103、TCP/IP(Transport ControlPro
tocol /Internet Protocol)104、LAN(Local
Area Network/インターネット/公衆電話回線10
5、TCP/IP106、NIC/MODEM/TA1
07、CRT108、制御実行用PC109、I/Oボ
ード110、モータボード111及び製造機械検査機械
等(モータ、I/O)112より構成される。尚、TC
P/IP106には、NIC/MODEM/TA107
〜製造機械、検査機械等112が複数個接続され得る
(図1には、2個接続される場合を示す)。
【0018】編集モニタリング用PC102は、プログ
ラム制御により動作し、その動作結果等を、これに接続
されているCRT101に表示する。制御実行用PC1
09は、I/Oボード110及びモータボード111を
介して製造機械・検査機械等112を制御する。また、
LAN/インターネット/公衆電話回線105は、編集
モニタリング用PC102を含む編集モニタリング側
と、制御実行用PC109を含む制御実行用PC側を接
続する。
【0019】次に、図2は、本発明の機械制御システム
のソフトウエア構成図である。制御実行用PC201
(図1の109)には、このPCにインストールされて
いるオペレーティングシステム(OS)202と、制御
実行プログラム203と、制御管理プログラム205
と、各種データファイル204とから構成される。一
方、編集モニタリング用PC206(図1の102)
は、このPCにインストールされているOS207と、
編集モニタリングプログラム208と、各種データファ
イル209とから構成される。
【0020】次に、これら各部分の機能を説明する。O
S202とOS207は、例えばMicrosoft社のWindows
NTであり、グラフィカル(図形)ユーザインタフェー
スと下位レベルでのネットワークプロトコルを提供す
る。制御実行プログラム203は、制御管理プログラム
205又は編集モニタリングプログラム208からの命
令により、図1のI/Oボード110及びモータボード
111を介して機械を動作させる。
【0021】一方、制御管理プログラム205は、ユー
ザからのスタート/ストップや単体動作実行等の命令待
ち及び命令解析の処理を行い、制御実行用PC109に
接続された機械(図示せず)に対して動作のモニタリン
グやエラー情報等の各種情報の収集を行う。
【0022】尚、図2中には、実線、点線及び二重線矢
印によりそれぞれTCP/IP通信、ファイル入出力及
びプログラムの起動/終了の動作信号の流れを示す。
【0023】図3は、図2中の制御実行プログラム20
3の詳細プログラム構成例を示す。この制御実行プログ
ラムメイン301は、TCP/IP通信モジュール30
2、ファイル入出力モジュール305、タスク実行モジ
ュール309、単体事項モジュール313、アクチュエ
ータ実行モジュール318、I/O制御モジュール32
5及びタイマー制御モジュール328より構成される。
これらI/O制御モジュール325とタイマー制御モジ
ュール328により、デバイスドライバ329をドライ
ブするよう制御する。
【0024】上述した各モジュール302〜326は、
それぞれ複数のプログラムを含んでいる。即ち、TCP
/IP通信モジュール302は、受信モジュール(編集
モニタリングプログラム/制御管理プログラム)303
と、送信モジュール(編集モニタリングプログラム/制
御管理プログラム)304を含んでいる。ファイル入出
力モジュール305は、システム設定関連ファイル読込
みモジュール306、アクチュエータ関連ファイル読込
みモジュール307、タスク関連ファイル読込みモジュ
ール308を含んでいる。また、タスク実行モジュール
309は、タスク制御(分岐/ループ)モジュール31
0、アクチュエータ実行モジュール311及び信号セン
ス(非常停止etc)モジュール312を含んでいる。単
体実行モジュール313は、INモジュール314、O
UTモジュール315、モータモジュール316及び信
号センス(非常停止etc)モジュール317を含んでい
る。
【0025】アクチュエータ実行モジュール318は、
INモジュール319、OUTモジュール320、モー
タモジュール321、タイマーモジュール322、カウ
ンタモジュール323及びイベントフラグモジュール3
24を含んでいる。また、I/O制御モジュール326
は、入力モジュール326と出力モジュール327とを
含んでいる。
【0026】これら各種モジュール(及びサブモジュー
ル)の機能の概要を以下に説明する。
【0027】TCP/IP通信モジュール302は、T
CP/IPソケット通信により、同一PC上にあるか、
又は遠隔地にあるPC上で動作中の、編集モニタリング
プログラムや制御管理プログラムとのデータ送受信を行
なう。データ受信モジュール303は、制御管理プログ
ラム又は編集モニタリングプログラムから、オペレータ
が出したスタート/ストップ、単体動作実行等の命令を
受信する。データ送信モジュール304は、制御実行プ
ログラム又は編集モニタリングプログラムに対し、機械
制御エラー通知や、モニタリング時の実行状態通知を行
なう。
【0028】ファイル入出力モジュール305は、編集
モニタリングプログラムで作成され、制御実行PCのハ
ードディスクにファイル転送されている各種ファイル
を、プログラム中のメモリに取り込む。システム設定関
連ファイル読込みモジュール306は、ネットワークの
設定等、システム全体に関するパラメータが記述されて
いるシステム設定関連ファイルを、プログラム中のメモ
リに取り込む。アクチュエータ関連ファイル読込みモジ
ュール307は、IN、OUT、モータ、タイマー、カ
ウンタ−、イベントフラグの各アクチュエータ動作記述
テーブルを、プログラム中のメモリに取り込む。タスク
関連ファイル読込みモジュール308は、使用するタス
クの一覧であるタスク指定ファイルに従い、1ファイル
が1タスクに相当するタスクファイルを、プログラム中
のメモリに取り込む。
【0029】タスク実行モジュール309は、ロードし
たタスクスクリプトに従い、1タスクを1スレッドとす
るマルチスレッド制御により機械制御を実行する。タス
ク制御モジュール310は、条件分岐やループ、ジャン
プといったタスクスクリプト内に記述された制御コード
に従い、スクリプト中の実行箇所を制御する。アクチュ
エータ実行モジュール311は、タスクスクリプト中に
記述された、IN、OUT、モータ、タイマー、カウン
タ、イベントフラグ等のアクチュエータ制御を、アクチ
ュエータ実行モジュールの呼び出しにより行なう。信号
センスモジュール312は、タスク実行中に、バックグ
ラウンドで非常停止等の緊急信号をセンスする。
【0030】単体実行モジュール313は、IN、OU
T、モータの各アクチュエータの単体動作をアクチュエ
ータ実行モジュール318の呼出しにより行なう。IN
モジュール314は、IN動作記述テーブル中の1レコ
ードを実行する。OUTモジュール315は、OUT動
作記述テーブル中の1レコードを実行する。モータモジ
ュール316は、モータ動作記述テーブル中の1レコー
ドを実行する。信号センスモジュール317は、単体動
作中の非常停止等の信号をセンスする。
【0031】アクチュエータ実行モジュール318は、
タスク実行モジュール又は単体実行モジュールから呼出
され、各アクチュエータの動作を実行する。
【0032】INモジュール319は、I/O制御モジ
ュールを呼出し、IN動作記述テーブル中のセンサ読込
み等の動作を実行する。OUTモジュール320は、I
/O制御モジュールを呼出し、OUT動作記述テーブル
中のシリンダ制御等の動作を実行する。モータモジュー
ル321は、I/O制御モジュールを呼出し、モータパ
ラメータを使用して、モータ動作記述テーブル中のポイ
ント位置移動等の動作を実行する。タイマーモジュール
322は、タイマー動作記述テーブル中の、タイマーセ
ット、リセット等の制御を行なう。カウンタモジュール
323は、カウンタ動作記述テーブル中の、カウンタ値
設定、インクリメント、デクリメント、クリア等の制御
を行なう。イベントフラグモジュール324は、イベン
トフラグ動作記述テーブル中の、イベントフラグのO
N、OFF等の状態設定を行なう。
【0033】I/O制御モジュール325は、デバイス
ドライバ329を介し、PC109に装着されたI/O
ボード110の信号を入出力する。入力モジュール32
6は、I/Oボードの指定されたアドレスから、1バイ
ト又は2バイトの信号を入力する。出力モジュール32
7は、I/Oボードの指定されたアドレスに、1バイト
又は2バイトの、指定されたビットパターンのデータを
出力する。タイマー制御モジュール328は、デバイス
ドライバ329を介し、PC内臓のシステムクロックを
元に経過時間の計測を行なう。
【0034】デバイスドライバ329は、Microsoft Wi
ndows NT 等のOSを介し、BIOSにアクセスするた
めのソフトウェアである。
【0035】次に、図4は、図2の制御実行プログラム
203の詳細構成例を示す。この制御プログラム203
は、制御管理プログラムメイン401、TCP/IP通
信モジュール402、ファイル入出力モジュール405
及び実行管理モジュール410より構成される。また、
これらモジュール402、405及び410は更に複数
のモジュール又はサブモジュールより構成される。即
ち、TCP/IP通信モジュール402は、受信(編集
モニタリングプログラム/制御実行プログラム)モジュ
ール403及び送信(編集モニタリングプログラム/制
御実行プログラム)モジュール404を含む。また、フ
ァイル入出力モジュール405は、システム設定関連フ
ァイル読込みモジュール406、アクチュエータ関連フ
ァイル読込みモジュール407、タスク関連ファイル読
込みモジュール408及びログ関連ファイル書込みモジ
ュール409を含んでいる。更に、実行管理モジュール
410は、原点復帰モジュール411、モード切替(オ
ート/マニュアル)モジュール412、タスク実行スタ
ート/ストップモジュール413、マニュアル動作モジ
ュール414及びエラー処理モジュール415を含んで
いる。
【0036】以下、これらのモジュール又は、サブモジ
ュール402〜415の機能の概要を説明する。TCP
/IP通信モジュール402は、TCP/IPソケット
通信により、同一PC上にあるか、又は遠隔地にあるP
C上で動作中の、編集モニタリングプログラムや制御実
行プログラムとのデータ送受信を行なう。データ受信モ
ジュール403は、制御実行プログラムからのエラー又
は警告メッセージ等を受信する。また、編集モニタリン
グプログラムから、各種データファイルの更新命令等を
受信する。データ送信モジュール404は、制御実行プ
ログラムに対し、オペレータが指定したタスク実行のス
タート/ストップ、単体動作実行等の命令を送信するか
又は編集モニタリングプログラムに対し、ファイル更新
エラー通知等を行なう。
【0037】ファイル入出力モジュール405は、編集
モニタリングプログラムで作成され、制御実行PCのハ
ードディスクにファイル転送されている、各種ファイル
をプログラム中のメモリに取り込む。システム設定関連
ファイル読込みモジュール406は、ネットワークの設
定等、システム全体に関するパラメータが記述されてい
るシステム設定関連ファイルをプログラム中のメモリに
取り込む。アクチュエータ関連ファイル読込みモジュー
ル407は、IN、OUT、モータ、タイマ−、カウン
ター、イベントフラグの各アクチュエータ動作記述テー
ブルを、プログラム中のメモリに取り込む。タスク関連
ファイル読込みモジュール408は、使用するタスクの
一覧であるタスク指定ファイルに従い、1ファイルが1
タスクに相当するタスクファイルをプログラム中のメモ
リに取り込む。ログ関連ファイル書込みモジュール40
9は、制御実行プログラムから受信したエラー情報ログ
や、オペレータの操作ログをハードディスク上のファイ
ルに書き込む。
【0038】実行管理モジュール410は、オペレータ
の指示を解析し、画面表示を変更し、制御実行プログラ
ムに対し各命令を出す。原点復帰モジュール411は、
オペレータによる原点復帰指示により、画面を原点復帰
中の表示に切替え、制御実行プログラムに対し、原点復
帰命令を出す。モード切替えモジュール412は、オペ
レータの指示により、オート動作/マニュアル動作画面
の切替えを行なう。タスク実行モジュール413は、オ
ート画面における、オペレータのタスク実行スタート/
ストップの指示により、画面をスタート画面又はストッ
プ画面に切替える。また、制御実行プログラムに対し、
スタート命令/ストップ命令を出す。マニュアル動作モ
ジュール414は、マニュアル画面における、オペレー
タのサイクル動作実行や、I/O、モータ等のアクチュ
エータ単体動作実行指示により、制御実行プログラムに
対し、サイクル動作実行又は、アクチュエータ単体動作
実行命令を出す。エラー処理モジュール415は、制御
実行プログラムからエラーを受信した場合に、画面にエ
ラーメッセージを表示し、オペレータのブザーリセット
やエラー解除を待つ。また、エラー情報をハードディス
ク上のログファイルに追加する。
【0039】次に、図5は、図2の編集モニタリングプ
ログラム208の詳細構成例を示す。この編集モニタリ
ングプログラム208は、編集モニタリングプログラム
メイン501、TCP/IP通信モジュール502、フ
ァイル入出力モジュール505、ファイル編集モジュー
ル510及びモニタリングモジュール514より構成さ
れる。
【0040】TCP/IP通信モジュール502は、受
信(制御管理プログラム/制御実行プログラム)モジュ
ール503及び送信(制御管理プログラム/制御実行プ
ログラム)モジュール504を含んでいる。ファイル入
出力モジュール505は、システム設定関連ファイル読
込/書込モジュール506、アクチュエータ関連ファイ
ル読込/書込モジュール507、タスク関連ファイル読
込/書込モジュール508及びログ関連ファイル読込/
書込モジュール509を含んでいる。ファイル編集モジ
ュール510は、システム設定関連ファイル編集モジュ
ール511、アクチュエータ関連ファイル編集モジュー
ル512及びタスク関連ファイル編集モジュール513
を含んでいる。また、モニタリングモジュール514
は、アクチュエータモニタリングモジュール515及び
タスクモニタリングモジュール516を含んでいる。
【0041】これら各モジュール502〜516は、図
4の制御管理プログラムと類似するので、各モジュール
の機能説明を参照されたい。
【0042】次に、本発明の機械制御システムで使用す
る各種データファイルの構成を図6を参照して説明す
る。データファイルは、編集モニタリング用PC及び制
御実行用PCに内蔵または接続されたハードディスク6
01に存在する。データファイルは、大きく分けて、シ
ステム設定関連ファイル群602、タスク関連ファイル
群606、アクチュエータ関連ファイル群611及びロ
グ関連ファイル群619の4つの種類に分類される。
【0043】システム設定関連ファイル群602は、編
集モニタリングプログラムシステム設定ファイル60
3、制御管理プログラムシステム設定ファイル604及
び制御実行プログラムシステム設定ファイル605を含
む。
【0044】タスク関連ファイル群606は、タスク指
定ファイル607、原点復帰タスクファイル608、オ
ートタスクファイル609及びマニュアルタスクファイ
ル610を含む。
【0045】アクチュエータ関連ファイル群611は、
モータテーブルファイル612、モータパラメータファ
イル613、INテーブルファイル614、OUTテー
ブルファイル615、タイマーテーブルファイル61
6、カウンタテーブルファイル617及びイベントフラ
グテーブルファイル618を含む。
【0046】ログ関連ファイル群619は、操作ログフ
ァイル620及びエラーログファイル621を含む。こ
れらのファイルはそれぞれ概略次のような内容を有す
る。システム設定関連ファイル群602には、ネットワ
ークの設定等、システム全体に関するパラメータが記載
されている。編集モニタリングプログラムシステム設定
ファイル603には、編集モニタリングプログラムが必
要とするパラメータが記載されている。制御管理プログ
ラムシステム設定ファイル604には、制御管理プログ
ラムが必要とするパラメータが記載されている。制御実
行プログラムシステム設定ファイル605には、制御実
行プログラムが必要とするパラメータが記載されてい
る。
【0047】タスク関連ファイル群606には、使用す
るタスク名が記載されたタスク指定ファイルと、1タス
ク1ファイルに相当し、動作を記述したスクリプトが記
載されているタスクファイルがある。タスク指定ファイ
ル607には、原点復帰時及びオート動作時に使用する
タスクの一覧が記載されている。原点復帰タスクファイ
ル608は、原点復帰で使用するタスクの数だけ存在
し、動作を記述したスクリプトが記載されている。オー
トタスクファイル609は、オート動作実行で使用する
タスクの数だけ存在し、動作を記述したスクリプトが記
載されている。マニュアルタスクファイル610は、マ
ニュアル動作のサイクル動作実行で使用するタスクの数
だけ存在し、動作を記述したスクリプトが記載されてい
る。
【0048】アクチュエータ関連ファイル群611に
は、各アクチュエータの動作記述テーブルファイル及び
アクチュエータを動作させる為のパラメータファイルが
存在する。モータテーブルファイル612には、モータ
の移動距離、回転方向等を記述した動作記述テーブルが
記載されている。モータテーブルファイル612は、1
つのモータ軸に対し1ファイル存在する。モータパラメ
ータファイル613には、モータボードのアドレス、パ
ルス分解能などモータ制御に必要なパラメータが記載さ
れている。モータパラメータファイル613は、1つの
モータ軸に対し1ファイル存在する。INテーブルファ
イル614には、I/Oデータ読込アドレス、ON/O
FF時のビットパターン等を記述した動作記述テーブル
が記載されている。OUTテーブルファイル615に
は、I/Oデータ書込アドレス、ON/OFF時のビッ
トパターン等を記述した動作記述テーブルが記載されて
いる。タイマーテーブルファイル616には、タイマー
の長さ等を記述した動作記述テーブルが記載されてい
る。カウンタテーブルファイル617には、カウンタ初
期値、現在のカウンタ値等を記述した動作記述テーブル
が記載されている。イベントフラグテーブルファイル6
18には、ON/OFF等のイベントフラグ状態を記述
した動作記述テーブルが記載されている。
【0049】ログ関連ファイル群619には、操作ロ
グ、エラーログがあり、いずれもエラー発生時等の保守
に使用される。また、ログファイルを利用してシステム
利用状況の分析が可能である。操作ログファイル620
には、オペレータの操作の履歴が記載されている。エラ
ーログファイル621には、制御実行プログラムから受
信したエラー情報ログが記載されている。
【0050】次に、図7のフローチャートを参照して、
図2及び図3に示す制御実行プログラム203の動作を
説明する。先ず、同一PCあるいは遠隔地にあるPCで
動作中の制御管理プログラム又は編集モニタリングプロ
グラムにより、制御実行プロセスが起動される(ステッ
プ700)。
【0051】次に、ハードディスク上の各種データファ
イルをプログラム中のメモリに読込む(ステップ70
1)。この動作は、図3のファイル入出力モジュール3
05により実現され、データファイルのうち、システム
設定関連ファイルの読込みはモジュール306、アクチ
ュエータファイルの読込みはモジュール307、タスク
関連ファイルの読込みはモジュール308により実現さ
れる。
【0052】次のステップとして、プログラムはデータ
受信の有無をチェックする(ステップ702)。何も受
信していない場合は、プログラムは非常停止信号センス
処理に移る(ステップ712)。何らかのデータを受信
している場合は、受信命令の解析を行ない(ステップ7
03)、受信した命令に対応する次の処理を実行する。
【0053】データ受信有無のチェックと受信命令の解
析は、図3の受信モジュール303により実現される。
スタートの指示があった場合は、オートタスクの実行を
開始する(ステップ704)。ストップの指示があった
場合は、オートタスクの実行を停止する(ステップ70
5)。原点復帰の指示があった場合は、原点復帰の実行
を開始する(ステップ706)。
【0054】オートタスク実行、停止、原点復帰の各タ
スク制御は、図3のタスク実行モジュール309とタス
ク制御モジュール310により実現される。オートタス
ク実行、原点復帰の実際の機械動作は、図3のアクチュ
エータ実行モジュール311により実現される。
【0055】サイクル動作やステップ動作等、タスクを
実行するマニュアル動作の指示があった場合は、受信デ
ータに含まれる実行タスク名情報により、該当タスクを
実行する(ステップ707)。タスクを実行するマニュ
アル動作は、図3のモジュール309と310により実
現される。該当タスクのマニュアル実行の実際の機械動
作は、図3のアクチュエータ実行モジュール311によ
り実現される。
【0056】ステップ動作実行で、編集モニタリングプ
ログラムによりモニタリングされている場合は(ステッ
プ709)、タスク中の実行箇所や、実行状態などの情
報を、編集モニタリングプログラムに送信する(ステッ
プ710)。データ送信は、図3の送信モジュール30
4により実現される。
【0057】アクチュエータ単体動作を実行するマニュ
アル動作の指示があった場合は、受信データに含まれる
IN、OUT、モータ等のアクチュエータ種類と、各ア
クチュエータ動作記述テーブルのレコード番号、ON、
OFF等の動作情報により、アクチュエータ単体動作を
実行する(ステップ708)。この動作は、図3のI
N、OUT及びモータモジュール314、315、31
6を含む単体実行モジュール313により実現される。
終了の指示があった場合は、プロセス自体を終了させる
(ステップ711)。プロセス終了処理は、図3の制御
実行プログラムメイン301により実現される。
【0058】次に、非常停止信号の有無をチェックする
(ステップ712)。非常停止信号を検出していない場
合は、エラー発生有無のチェック処理に移る(ステップ
714)。非常停止信号のチェックは、図3の信号セン
スモジュール312により実現される。非常停止信号を
検出した場合は、非常停止処理を行なう(ステップ71
3)。非常停止処理には、動作中の全モータの即停止、
タスク実行の中断、制御管理プログラム又は編集モニタ
リングプログラムへの非常停止発生通知処理を含む。非
常停止処理は、図3のタスク制御モジュール310によ
り実現される。
【0059】次に、実行中のエラー発生の有無をチェッ
クする(ステップ714)。エラー発生のチェックは、
図3の信号センスモジュール312により実現される。
エラーが発生していない場合は、データ受信有無のチェ
ック処理に移る(ステップ702)。エラー発生があっ
た場合は、エラー処理を行なう(ステップ715)。エ
ラー処理には、タスク実行中であれば、エラーが発生し
たタスクの実行中断、制御管理プログラム又は編集モニ
タリングプログラムへのエラー発生通知処理を含む。エ
ラー処理は、図3のタスク制御モジュール310により
実現される。
【0060】次に、図8のフローチャートを参照して、
図2及び図4の制御管理プログラム205の動作につい
て詳細に説明する。先ず、オペレータによりプロセスが
起動される(ステップ800)。次に、ハードディスク
上の各種データファイルをプログラム中のメモリに読み
込む(ステップ801)。この動作は、図4のファイル
入出力モジュール405により実現され、データファイ
ルのうちシステム設定関連ファイルの読込みは、システ
ム設定関連ファイル読込みモジュール406、アクチュ
エータファイルの読込みは、アクチュエータ関連ファイ
ル読込みモジュール407、タスク関連ファイルの読込
みはタスク関連ファイル読込みモジュール408により
実現される。
【0061】次に、プログラムはオペレータ操作の有無
をチェックする(ステップ802)。オペレータ操作の
有無チェックは、図4の実行管理モジュール410によ
り実現される。オペレータからの指示が内場合は、デー
タ受信チェック(ステップ813)の処理に移る。オペ
レータから何らかの指示があった場合は、指示内容によ
り、次の動作を実行する。スタートの指示があった場合
は、制御実行部にスタート命令を送信し(ステップ80
3)、画面をスタート中の表示に切り替える(ステップ
804)。ストップの指示があった場合は、制御実行部
にストップ命令を送信し(ステップ805)、画面をス
トップ中の表示に切り替える(ステップ806)。
【0062】スタート/ストップ命令の送信は、図4の
送信モジュール404により実現される。スタート/ス
トップ画面の切替えは、図4のタスク実行スタート/ス
トップモジュール413により実現される。原点復帰の
指示があった場合は、制御実行部に原点復帰命令を送信
し(ステップ807)、画面を原点復帰中の表示に切り
替える(ステップ808)。原点復帰命令の送信は、図
4の送信モジュール404により実現される。原点復帰
画面への切替えは、図4の原点復帰モジュール411に
より実現される。オートモード切替えの指示があった場
合は、画面をオートモードの表示に切り替える(ステッ
プ809)。マニュアルモード切替えの指示があった場
合は、画面をマニュアルモードの表示に切り替える(ス
テップ810)。マニュアル動作の指示があった場合
は、制御実行部にマニュアル動作命令を送信する(ステ
ップ811)。オートモード/マニュアルモード切替え
は、図4のモード切替えモジュール412により実現さ
れる。マニュアル動作命令には、マニュアル動作用のタ
スクを実行するサイクル動作と、IN、OUT、モータ
等のアクチュエータ動作記述テーブルのうちの1レコー
ドを単体で実行する、アクチュエータ単体実行の2種類
がある。
【0063】終了の指示があった場合は、制御実行プロ
グラムに終了命令を出し(ステップ812)、制御実行
プログラムの終了を確認した後、自プロセスを終了させ
る(ステップ818)。終了命令の送信は、図4の送信
モジュール404により実現される。プロセス終了処理
は、図4の制御管理プログラムメイン401により実現
される。
【0064】次に、TCP/IPによるデータ受信の有
無をチェックする(ステップ813)。何も受信してい
ない場合は、プログラムはオペレータ操作の有無チェッ
ク処理に移る(ステップ802)。何らかのデータを受
信している場合は、受信命令の解析を行ない(ステップ
814)、受信した命令に対応する次の処理を実行す
る。データ受信有無のチェックと受信命令の解析は、図
4の受信モジュール403により実現される。制御実行
プログラムからのエラー発生通知があった場合は、エラ
ーメッセージを画面上に表示し、ブザーを鳴らす、パト
ライトを点灯する等装置に合わせたオペレータコールを
行ない、オペレータによるブザーリセット、エラー解除
等のエラー処理を行なう(ステップ815)。受信した
データに含まれるエラー情報を、ハードディスク上に存
在するエラーログファイルに書き込む(ステップ81
6)。編集モニタリングプログラムからのファイル更新
通知があった場合は、ハードディスク上にある各種デー
タファイルの再読込みを行なう(ステップ817)。以
上の処理を行なった後、プログラムはオペレータ操作の
有無チェック処理に移る(ステップ802)。
【0065】図17及び図18(A)、(B)に制御管
理プログラムの具体例を示す。
【0066】次に、図9のフローチャートを参照して、
図2及び図5の編集モニタリングプログラム208の動
作について詳細に説明する。編集モニタリングプログラ
ムを起動すると、ユーザー入力(図9のステップ90
1)又はデータ受信(ステップ909)を待つ。ユーザ
ー入力(ステップ901)が、システム設定編集の場合
はシステム設定関連ファイル編集(ステップ902)、
アクチュエータ編集の場合はアクチュエータ関連ファイ
ル編集(ステップ903)、タスク編集の場合はタスク
ファイル編集(ステップ904)の画面を表示して編集
を行う。ユーザー入力(ステップ901)がスタートの
場合は、制御実行部にスタートコマンド送信(ステップ
905)、ストップの場合は制御実行部にストップコマ
ンド送信(ステップ906)、アクチュエータ別マニュ
アル動作の場合は制御実行部にマニュアル動作(アクチ
ュエータ)コマンド送信(ステップ907)、ファイル
更新の場合は制御管理部にファイル送信(ステップ90
8)を実行する。データ受信(ステップ909)があっ
た場合は受信コマンド解析(ステップ910)において
受信コマンドを解析する。解析されたコマンドが、アク
チュエータ状態の場合は、アクチュエータ関連モニタリ
ング表示(ステップ911)、タスク状態の場合はタス
ク関連モニタリング表示(ステップ912)、各種ファ
イルデータの場合は各種ファイル格納(ステップ91
3)を実行する。
【0067】次に、図10〜図16に編集モニタリング
プログラムのOUT動作記述テーブル編集、IN動作記
述テーブル編集、モータ動作記述テーブル編集、タイマ
ー動作記述テーブル編集、カウンタ動作記述テーブル編
集、イベントフラグ記述テーブル編集及びタスク動作記
述テーブル編集の具体例を示す。
【0068】本実施の形態ではファイルの更新、タスク
関連のモニタリング、アクチュエータ関連のモニタリン
グ、制御実行プログラムへのコマンド送受信、制御管理
プログラムへのコマンド送受信をTCP/IPを使用し
た送受信で行っているため、制御実行プログラム、制御
管理プログラムと編集モニタリングプログラムが同一パ
ソコンにセットアップされていても、別々のパソコンに
セットアップされていても編集モニタリングを行なうこ
とができる。
【0069】また、本実施の形態では、更に、上記コマ
ンド送受信、編集モニタリングをTCP/IPを使用し
て送受信しているため、LAN、公衆電話回線を通して
遠隔に編集モニタリングをすることができる。
【0070】以上、本発明の機械制御システムの好適実
施形態例の構成及び動作を詳述した。しかし、本発明は
斯かる特定例のみに限定するべきではなく、本発明の要
旨を逸脱することなく種々の変形変更が可能であること
が当業者には容易に理解できよう。
【0071】
【発明の効果】第1の効果は、様々なネットワーク形態
に柔軟に対応できるリモート操作システムである。その
理由は、機械制御側も、遠隔地でモニタリングする側も
パーソナルコンピュータ上で動作するプログラムであ
り、周辺機器を変えることにより、様々なネットワーク
形態に柔軟に対応できるからである。
【0072】第2の効果は、従来システムに比べて安価
な設置コストである。その理由は、シーケンサ等のプロ
グラマブルコントローラを使用せず、パーソナルコンピ
ュータで機械制御を行なうからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の機械制御システムの好適実施形態例の
ハードウエア構成図である。
【図2】本発明の機械制御システムのソフトウエアの全
体システム構成図である。
【図3】図2中の制御実行プログラムの詳細構成図であ
る。
【図4】図2中の制御管理プログラムの詳細構成図であ
る。
【図5】図2中の編集モニタリングプログラムの詳細構
成図である。
【図6】本発明の機械制御システムにおける各種ファイ
ルのデータ構成図である。
【図7】図3の制御実行プログラムの動作説明用フロー
チャートである。
【図8】図4の制御管理プログラムの動作説明用フロー
チャートである。
【図9】図5の編集モニタリングプログラムの動作説明
用フローチャートである。
【図10】編集モニタリングプログラム(OUT動作記
述テーブル編集)の具体例を示す図である。
【図11】編集モニタリングプログラム(IN動作記述
テーブル編集)の具体例を示す図である。
【図12】編集モニタリングプログラム(モータ動作記
述テーブル編集)の具体例を示す図である。
【図13】編集モニタリングプログラム(タイマー動作
記述テーブル編集)の具体例を示す図である。
【図14】編集モニタリングプログラム(カウンタ動作
記述テーブル編集)の具体例を示す図である。
【図15】編集モニタリングプログラム(イベントフラ
グ動作記述テーブル編集)の具体例を示す図である。
【図16】編集モニタリングプログラム(タスク動作記
述テーブル編集)の具体例を示す図である。
【図17】制御管理プログラム(AUTO実行)の具体
例を示す図である。
【図18】制御管理プログラムの具体例を示し、(A)
はManual 実行画面、(B)はアクチュエータ単体動作
実行画面である。
【図19】従来システムの構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
102 編集モニタリング手段(PC) 105 通信手段 109 制御実行・管理手段(PC) 112 製造検査機械 203 制御実行プログラム 205 制御管理プログラム 204、207 データファイル 208 編集モニタリングプログラム
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // G05B 19/05 G05B 23/02 V 23/02 19/05 Z Fターム(参考) 5H220 AA04 BB05 CC03 CC09 CX01 CX05 CX09 EE01 HH01 JJ12 JJ15 JJ16 JJ26 JJ53 5H223 AA05 CC08 DD03 DD07 EE04 EE05 FF03 5H269 AB26 BB01 BB12 BB16 EE03 EE11 FF01 KK01 KK04 NN08 NN10 PP02 PP03 QB03 QB15 QC06 QD03 QE26 QE34 QE37 5K048 BA21 DA02 DC07 EB02 FB05 FB08 FB10 FC01 HA01 HA02 5K101 KK11 LL05 NN01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パーソナルコンピュータ上で動作し、機械
    制御手順を編集すると共に動作をモニタリングする編集
    モニタリング手段と、ユーザからの命令を制御実行プロ
    グラムに伝達し、ログファイルを作成する機械制御管理
    手段と、前記パーソナルコンピュータに内蔵されたイン
    タフェースボードを介して製造又は検査等を行う機械を
    動作させる機械制御実行手段とを備えることを特徴とす
    る機械制御システム。
  2. 【請求項2】機械制御のプロセスを、遠隔地から機械を
    監視及び制御する動作モニタリングプログラムと、機械
    制御実行プログラムの管理を行う機械制御管理プログラ
    ムと、実際にI/Oを制御し、前記機械を動作させる機
    械制御実行プログラムとの、3つの連動して動作するプ
    ログラムに分散することを特徴とする機械制御システ
    ム。
  3. 【請求項3】遠隔地にある前記機械に対して、ネットワ
    ークを介してリモート操作により前記機械の動作モニタ
    リング及びエラー情報等の各種情報の収集を行うことを
    特徴とする請求項1又は2に記載の機械制御システム。
  4. 【請求項4】ユーザからのスタート/ストップ及び単体
    動作実行等の命令待ち及び命令解析の処理を実際にI/
    Oを制御する機械制御実行プログラムから別のプログラ
    ムに切分け、機械動作時の負荷を軽減することを特徴と
    する請求項2に記載の機械制御システム。
  5. 【請求項5】実際にI/Oを制御し、機械を動作させる
    前記機械制御実行プログラムに通信によりユーザからの
    命令を伝達する手段を設けることを特徴とする請求項2
    に記載の機械制御システム。
JP12568399A 1999-05-06 1999-05-06 機械制御システム Pending JP2000315108A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12568399A JP2000315108A (ja) 1999-05-06 1999-05-06 機械制御システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12568399A JP2000315108A (ja) 1999-05-06 1999-05-06 機械制御システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000315108A true JP2000315108A (ja) 2000-11-14

Family

ID=14916102

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12568399A Pending JP2000315108A (ja) 1999-05-06 1999-05-06 機械制御システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000315108A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003034159A1 (fr) * 2001-10-18 2003-04-24 Omron Corporation Systeme d'utilisation de connaissances, navigateur d'espace d'etats et modele de gestion mettant en oeuvre ce systeme
JP2003177802A (ja) * 2001-12-10 2003-06-27 Hitachi Ltd プラント制御システム
US6944508B2 (en) 2002-12-04 2005-09-13 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Adaptive value generating apparatus, adaptive procedure control program, and adaptive value generating program
CN104460661A (zh) * 2014-12-05 2015-03-25 国家电网公司 可进行远程停电复位和远程监控的远程调试系统
CN105320052A (zh) * 2014-07-24 2016-02-10 镇江市方舟运输有限公司 一种运输车辆识别与定位的智能远程取样控制系统及方法
JP2018088804A (ja) * 2009-04-13 2018-06-07 中山大洋▲電▼机制造有限公司 一種のモータ及びその制御方法とマルチモータの集中制御システム

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003034159A1 (fr) * 2001-10-18 2003-04-24 Omron Corporation Systeme d'utilisation de connaissances, navigateur d'espace d'etats et modele de gestion mettant en oeuvre ce systeme
JP2003177802A (ja) * 2001-12-10 2003-06-27 Hitachi Ltd プラント制御システム
US6944508B2 (en) 2002-12-04 2005-09-13 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Adaptive value generating apparatus, adaptive procedure control program, and adaptive value generating program
JP2018088804A (ja) * 2009-04-13 2018-06-07 中山大洋▲電▼机制造有限公司 一種のモータ及びその制御方法とマルチモータの集中制御システム
CN105320052A (zh) * 2014-07-24 2016-02-10 镇江市方舟运输有限公司 一种运输车辆识别与定位的智能远程取样控制系统及方法
CN104460661A (zh) * 2014-12-05 2015-03-25 国家电网公司 可进行远程停电复位和远程监控的远程调试系统
CN104460661B (zh) * 2014-12-05 2017-12-12 国家电网公司 可进行远程停电复位和远程监控的远程调试系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8803667B2 (en) Systems and methods for notifying multiple hosts from an industrial controller
US6961926B2 (en) System and method for distributed debugging and recording medium on which control programs are recorded
JP2001134309A (ja) ロボットの操作端末およびロボットの遠隔操作システム
US8112769B2 (en) System and method for implementing and/or operating network interface devices to achieve network-based communications
JP2003099102A (ja) 設定機能性、障害分離機能性、および冗長障害援助機能性を有する入出力デバイス
GB2232514A (en) Programmable controller
US6442436B1 (en) Multi-tasking system, recording medium in which program thereof is recorded, and processing device
CN103645678A (zh) 一种实时响应网络控制系统
JP2510696B2 (ja) 計算機システム自動運転制御方式
JP2000315108A (ja) 機械制御システム
US6445973B1 (en) Personal computer-incorporated numerical control apparatus, and image transfer method for personal computer-incorporated numerical control apparatuses
US7861019B2 (en) System and method for implementing and/or operating network interface devices to achieve network-based communications
US7721273B1 (en) Controller equipment model systems and methods
JP3957970B2 (ja) 制御用表示装置、および、そのプログラムが記録された記録媒体
JP2000315105A (ja) Nc工作機械の管理システムおよび管理プログラム
JP2001075637A (ja) サーボアンプのメンテナンスシステム
JPS605366A (ja) 遠隔電源投入・監視装置
JP2003022109A (ja) 数値制御装置
CN117076036B (zh) 用于远程计算机上的rpa流程无人值守方法及系统
JP3394834B2 (ja) マルチプロセッサシステムを構成する装置のデバッグ方式
JPH10222324A (ja) ネットワークシステム
EP4068015A1 (en) Controller and control method
JPH08305612A (ja) 計算機制御システムの警報表示方法
JP3699752B2 (ja) ビル群管理システム
JP2003167622A (ja) 遠隔操作によるラベル印刷機の試運転調整およびメンテナンス・システムおよび方法