JP2000314611A - 物体位置決定システム - Google Patents

物体位置決定システム

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JP2000314611A JP2000079685A JP2000079685A JP2000314611A JP 2000314611 A JP2000314611 A JP 2000314611A JP 2000079685 A JP2000079685 A JP 2000079685A JP 2000079685 A JP2000079685 A JP 2000079685A JP 2000314611 A JP2000314611 A JP 2000314611A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】自動媒体交換器において媒体ハンドラがマガジ
ンから媒体を出し入れする際の媒体ハンドラとマガジン
・スロットの間の適切な位置合わせを行う。 【解決手段】誘導ターゲット、および、媒体ハンドラに
取り付けられた撮像装置を備える誘導システムを提供す
る。誘導ターゲットは、自動媒体交換器の範囲内のあら
かじめ定められた位置に配置される。撮像装置が、誘導
ターゲットの像を生成し、自動媒体交換器が、その像を
分析して、誘導ターゲットに対する媒体ハンドラの相対
的位置を決定する。誘導ターゲットは、直角三角形の形
状をしていて、撮像装置は、底辺に直角な走査行からな
るターゲットの像を生成する。底辺と斜辺の間の走査行
の長さを所与の頂角の正接で除算することによって、走
査行が底辺と交差する点、すなわち頂角からの距離が計
算される。その距離に基づいて、媒体ハンドラを誘導す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に自動媒体交
換器の範囲内で使用される誘導システムに関するもの
で、特に、自動媒体交換器の範囲内に配置される媒体ハ
ンドラを誘導(案内)する撮像装置の使用に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】自動媒体交換器は、一般に媒体ライブラ
リ、媒体ハンドラおよび媒体プレーヤを含む装置であ
る。自動媒体交換器は、デジタル線形テープ・カートリ
ッジのような媒体をライブラリに保管する。特定の媒体
に含まれる情報がユーザによって必要とされる時、媒体
ハンドラが、ライブラリから媒体を取り出して、その媒
体を媒体プレーヤへ転送し、媒体プレーヤに挿入する。
媒体プレーヤは、媒体を使用可能な形式に変換する装置
であり、例えば当業界において周知のデジタル線形テー
プ・プレーヤである。自動媒体交換器は、また、媒体ハ
ンドラに取り付けられる撮像装置を含む場合がある。撮
像装置は媒体を識別するために使用される。例えば、媒
体を識別するバーコードが媒体に添付され、撮像装置
が、従来技術の形態でそのバーコードを解読して媒体を
識別する。
【0003】ライブラリは典型的には複数の媒体マガジ
ンを含む。マガジンは、一般的には、媒体を保持するよ
うに適応される複数のスロットすなわち開口部を含む平
行六面体構造である。ユーザは、媒体をマガジンに装填
し、自動媒体交換器の範囲内のライブラリにマガジンを
挿入する。媒体ライブラリにおいてマガジンとマガジン
を支持する構造体の間に若干の公差が一般に存在し、従
って、媒体が自動媒体交換器に対して相対的に不正確な
位置に置かれる可能性がある。その上、複数マガジンが
自動媒体交換器の範囲内で相互に隣接しているため、媒
体の位置の不正確性を増す付加的公差が形成される。こ
のように、媒体と自動媒体交換器の位置の間に公差が蓄
積される場合がある。公差の蓄積が増加するにつれ、自
動媒体交換器に対する媒体の相対的位置の不正確度が増
大する。
【0004】媒体をライブラリから媒体プレーヤへ移動
させるプロセスは、マガジンの中の特定の媒体に隣接す
る位置への媒体ハンドラの移動を伴う。次に、媒体ハン
ドラが、媒体が保管されている指定されたマガジンの指
定されたスロットから媒体を取り出す。次に、媒体ハン
ドラは指定された媒体プレーヤに隣接する位置に移動し
て、媒体プレーヤに媒体を挿入する。同様に、上記プロ
セスの逆を実行することによって、媒体ハンドラは、媒
体プレーヤから媒体を取り出し、マガジンの指定された
スロットに媒体を挿入する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】マガジンおよび媒体プ
レーヤからの媒体の出し入れは、媒体ハンドラが媒体に
正確に接触することを必要とする。媒体ハンドラが媒体
に正確に接触しないと、媒体、ライブラリ、媒体ハンド
ラおよび媒体プレーヤに損傷が生じる可能性がある。媒
体ハンドラに対する媒体の不正確な相対的位置は、自動
媒体交換器がマガジンまたは媒体プレーヤから媒体を出
し入れする場合にいくつかの問題を生む。例えば、不正
確性は、媒体ハンドラが自動媒体交換器を構成するコン
ポーネントを傷つける危険なしにマガジンおよび媒体プ
レーヤから媒体を迅速に出し入れする能力を阻害する。
媒体に正確に接触するため、媒体ハンドラは、媒体との
接触に先立ち、速度を落として媒体に対して方向づけを
行わなければならない。媒体ハンドラは、方向付けを行
うため、例えば、媒体の位置を物理的に検出しなければ
ならないが、これは自動媒体交換器の動作時間を増加さ
せる。
【0006】媒体ハンドラに対する媒体の相対的位置決
めの問題は、媒体ハンドラに取り付けられる前述の撮像
装置を媒体ハンドラ、マガジン・スロットおよび自動媒
体交換器におけるその他のコンポーネント対して位置を
合わせることによって、大幅に解決される可能性があ
る。媒体ハンドラに取り付けられた撮像装置を媒体ハン
ドラに正確に位置合わせする1例が米国特許出願第09/2
90,429号に記載されている。
【0007】しかしながら、撮像装置が媒体ハンドラに
位置合わせされたとしても、媒体ハンドラ自体が自動媒
体交換器における他のコンポーネントと正しく位置合わ
せされない可能性がある。撮像装置に付随するイメージ
・ビームと前記諸コンポーネントの間の位置合わせ不良
のため不適切な位置合わせが生じることもある。媒体ハ
ンドラが成功裏にマガジンから媒体を取り出しあるいは
マガジンに媒体を挿入することができるようにするため
には、前述のように、媒体ハンドラとマガジン・スロッ
ト従って媒体の間の適切な位置合わせが非常に重要であ
る。また、媒体ハンドラと媒体プレーヤの間の媒体交換
のためにも、媒体ハンドラと媒体プレーヤの間の適切な
位置あわせが非常に重要である。従って、自動媒体交換
器の範囲内に位置するコンポーネントに対して撮像装置
に付随するイメージ・ビームを位置合わせする位置合わ
せシステムの必要性が存在する。
【0008】
【課題を解決するための手段】発明の課題を解決するた
め、本発明は、第2の物体に対して第1の物体の相対的
位置を決定するシステムを提供する。該システムは、上
記第1の物体に関連づけられ、少なくとも1つの光セン
サ、および、当該撮像装置の外部のポイントと上記少な
くとも1つの光センサの間に延びる光路に沿って配置さ
れる少なくとも1つの光学コンポーネントを含む撮像装
置、および、上記第2の物体に関連づけられ、反射性の
差異の境界を画定する第1の辺および第2の辺を含むタ
ーゲットを備える。当該システムにおいて、第1の軸線
が第1の点で上記第1の辺と交差し第2の点で上記第2
の辺と交差し、上記第1の点と上記第2の点の間の距離
が第2の軸線上の1つの位置に対応し、上記第1の物体
が上記第2の物体に対して相対的に移動することが可能
であり、上記ターゲットの像が上記撮像装置によって生
成されることができる。
【0009】自動媒体交換器によって使用されるための
誘導システムが開示される。自動媒体交換器は、撮像装
置を使用して自動媒体交換器に置かれている媒体を識別
するタイプのものである。誘導システムは、自動媒体交
換器の内部に位置する誘導ターゲットに対して撮像装置
に付随するイメージ・ビームを位置合わせする。誘導タ
ーゲットに対する撮像装置の位置合わせに基づいて、自
動媒体交換器は、自動媒体交換器で使用される媒体ハン
ドラのような、撮像装置が取り付けられている装置とイ
メージ装置の位置を決定する。次に、自動媒体交換器
は、誘導ターゲットに対して自動媒体交換器の内部の正
確な位置に媒体ハンドラを正確に誘導することができ
る。
【0010】自動媒体交換器に組み込まれる誘導システ
ムは、誘導ターゲット、および、媒体ハンドラに取り付
けられた撮像装置を備える。誘導ターゲットは、媒体お
よび自動媒体交換器の範囲内に配置されるその他のコン
ポーネントに対してあらかじめ定められた位置に配置さ
れる。撮像装置が、誘導ターゲットのイメージを機械読
み取り可能な像データに変換する。自動媒体交換器は、
像データを分析して、この分析に基づいて、誘導ターゲ
ットに対して相対的な媒体ハンドラの位置を決定する。
誘導ターゲットは第1の辺および第2の辺を含む。第1
の辺および第2の辺は、反射面から非反射面への移行の
ような反射性の差異の境界を画定する。第1の点で第1
の辺と交差し、第2の点で第2の辺と交差する第1の軸
に沿って、誘導ターゲットのイメージが生成される。第
1の点と第2の点の間の距離は第2の軸の上の1つの位
置に対応する。
【0011】
【発明の実施の形態】図1乃至図6は、物体の位置を定
めるシステムを一般的に例示している。該システムは、
ターゲット200および撮像装置102を含み、撮像装
置102はターゲット200に対して相対的に移動する
ことができる。ターゲット200は第1の辺212およ
び第2の辺214を含み、第1の辺212および第2の
辺214は、反射性の差異の境界を画定する。第1の軸
234が、第1の点232で第1の辺212と交差し、
第2の点230で第2の辺216と交差し、第1の点2
32と第2の点230の間の距離238が第2の軸の上
の1つの位置に対応する。
【0012】また、図1乃至図6は、ターゲット200
および撮像装置102を含み、誘導システムを組み入れ
た自動媒体交換器300を一般的に例示している。撮像
装置102はターゲット200に対して相対的に移動す
ることができる。ターゲット200は自動媒体交換器3
00におけるあらかじめ定められた位置に配置される。
誘導ターゲット200は第1の辺212および第2の辺
214を含み、第1の辺212および第2の辺214
は、反射性の差異の境界を画定する。第1の軸234
が、第1の点232で第1の辺212と交差し、第2の
点230で第2の辺216と交差し、第1の点232と
第2の点230の間の距離238が第2の軸の上の1つ
の位置に対応する。
【0013】図1乃至図6は、また、物体の位置決めを
行う方法を一般的に例示している。該方法は、第1の軸
234が、第1の点232で第1の辺212と交差し、
第2の点230で第2の辺216と交差し、第1の点2
32と第2の点230の間の距離238が第2の軸の上
の1つの位置に対応する形態で反射性の差異の境界を画
定する第1の辺212および第2の辺214を含み、位
置決めされるべき物体に付随するターゲットを準備する
ステップ、ターゲット200に対して相対的に移動する
ことができる撮像装置102を準備するステップ、撮像
装置102でターゲット200の像を生成するステッ
プ、および、ターゲトの像に関する分析を実行して第2
の軸の上の位置を生成するステップを含む。
【0014】図1乃至図6は、また、自動媒体交換器3
00において媒体の位置決めをする方法を一般的に例示
する。該方法は、媒体格納装置400を準備するステッ
プ、第1の軸234が、第1の点232で第1の辺21
2と交差し、第2の点230で第2の辺216と交差
し、第1の点232と第2の点230の間の距離238
が第2の軸の上の1つの位置に対応する形態で反射性の
差異の境界を画定する第1の辺212および第2の辺2
14を含み、媒体格納装置に取り付けられたターゲット
200を準備するステップ、ターゲット200に対して
相対的に移動することができる撮像装置102を準備す
るステップ、ターゲット200に隣接する位置に撮像装
置102を移動させるステップ、撮像装置102を用い
てターゲット200の像を生成するステップ、第1の点
232と第2の点230の間の距離238を測定するた
めターゲット200の像に対して第1の分析を実行する
ステップ、および、第2の分析を実行して、第1の点2
32と第2の点230の間の距離238に相関する第2
の軸の上の位置を決定するステップを含む。
【0015】誘導システムおよび誘導方法を以上一般的
に記述したが、このシステムおよび方法の詳細を以下に
記述する。図1は、自動媒体交換器300の範囲内に保
管される媒体を識別するため撮像装置102を使用する
タイプの自動媒体交換器300を示している。自動媒体
交換器300の範囲内に保管される媒体の位置決めを含
め自動媒体交換器300の動作を記述するために必要な
自動媒体交換器300を構成するコンポーネントだけが
図1には示されている。詳細は後述するが、自動媒体交
換器300の概要を以下に先ず記述する。
【0016】誘導ターゲット200、202および撮像
装置102の追加を除いて、自動媒体交換器300は、
そのコンポーネントと共に、例えば、ヒューレット・パ
ッカード社から型番HP4226wとして販売されているタイ
プか、あるいは、米国特許第5,644,559号および同第5,6
82,096号に記載されているタイプのいずれかである。自
動媒体交換器300は、マガジン400、媒体ハンドラ
500、光源380、撮像装置102およびプロセッサ
340を含む。撮像装置102は媒体ハンドラ500に
取り付けられる。撮像装置102は、例えば、当業界に
周知のバーコード読取器である。誘導ターゲット200
および202はマガジン400に相対的なあらかじめ定
められた位置に配置される。誘導ターゲット200およ
び202は実質的に同一であるので、以下においては誘
導ターゲット200のみを詳細に記述する。
【0017】加えて、サーボ・システム330および方
向付けシステム332が従来技術の形態で媒体ハンドラ
500に搭載される。サーボ・システム330は従来技
術の形態で媒体ハンドラ500を移動させるように機能
する。方向付けシステム332は媒体ハンドラ500の
変位を標示する。具体的には、方向付けシステムは、自
動媒体交換器300の範囲内のあらかじめ定められた点
に対する媒体ハンドラ500の変位を標示する。
【0018】自動媒体交換器300はマガジン400に
媒体を保管する。ユーザが特定の媒体に記憶されている
情報を必要とする時、媒体ハンドラ500がマガジン4
00からその媒体を取り出して媒体を媒体プレーヤ(図
示されていない)へ移送する。媒体プレーヤが媒体のコ
ンテンツを使用可能な形式に変換する。媒体ハンドラ5
00は、また、媒体を媒体プレーヤからマガジン400
へ移送し、マガジン400内の特定の位置に媒体を挿入
するように機能する。周知のように、媒体に添付される
バーコードは媒体を識別するのに役立つ。媒体ハンドラ
に取り付けられる撮像装置102が、従来技術で媒体を
識別するため媒体に添付されたバーコードを解読するよ
うに機能する。
【0019】自動媒体交換器300は複数のマガジンを
含むことができるが、例示の目的から、図1には単一の
マガジン400だけが示されている。マガジンはユーザ
によって既知の形態で自動媒体交換器300に置かれ
る。マガジンは、例えば、自動媒体交換器300に配置
されるトラック(図示されていない)の上を別のマガジン
のような物理的障害物に出会うまで滑動する。自動媒体
交換器300においてマガジンを格納する構造は典型的
に若干の公差を持つので、マガジンに格納される媒体の
位置は媒体ハンドラ500に対して相対的に不正確とな
る可能性がある。その上、複数のマガジンが相互に隣接
することがある。マガジンのサイズが相互に異なるとす
れば、マガジンの隣接のため、媒体ハンドラ500に対
する媒体の相対的位置の不正確さが更に増幅される。
【0020】媒体ハンドラ500は、媒体を交換しよう
とする時、媒体に接触する前に媒体との正確な位置合わ
せを行わなければならない。媒体ハンドラ500が媒体
に対して正確に位置合わせされていないと、媒体ハンド
ラ500は媒体と正しく接触することができない。媒体
ハンドラが媒体に正確に接触しないと、媒体、媒体プレ
ーヤ、マガジン400、媒体ハンドラおよび自動交換器
300を構成するその他のコンポーネントに損傷が生じ
る可能性がある。
【0021】前述の公差のため媒体が自動媒体交換器の
範囲内において不正確な位置に置かれる可能性がある。
媒体に正確に接触するため、媒体ハンドラは、媒体との
接触に先立ち、速度を落として媒体に対して方向づけを
行わなければならない。この方向付けプロセスは、従来
技術の自動媒体交換器がマガジンから媒体を取り出すた
めに必要とされる時間を増加させる。媒体ハンドラがマ
ガジンに媒体を挿入する時、および、媒体ハンドラが媒
体プレーヤとの間で媒体を出し入れする時、同様の問題
が発生する。従来技術の方向付けシステムは、自動媒体
交換器の範囲内のあらかじめ定められた点に対する相対
的な媒体ハンドラの変位を標示するにすぎないので、こ
れらの問題を克服することができない。従って、従来技
術の方向付けシステムは、媒体が自動媒体交換器の範囲
内の不正確な位置に置かれる原因である前述の公差に対
処することができない。
【0022】本発明の自動媒体交換器300は、例えば
誘導ターゲット200のような誘導ターゲットの使用に
よって上述の方向付け問題を克服する。誘導ターゲット
は、マガジン、媒体プレーヤおよび自動媒体交換器30
0に配置されるその他のコンポーネントに対して相対的
なあらかじめ定められた位置に置かれる。媒体ハンドラ
500に取り付けられた撮像装置102が誘導ターゲッ
トの像を生成する。詳細は後述されるが、自動媒体交換
器300は、誘導ターゲットの像を分析して、誘導ター
ゲットに対して相対的な媒体ハンドラ500の正確な位
置を決定することができる。従って、自動媒体交換器3
00は、誘導ターゲットが取り付けられている物体(例
えばマガジン400)に対して相対的な媒体ハンドラ5
00の位置を容易に決定することができる。次に、サー
ボ・システム330が、自動媒体交換器300の範囲内
のマガジンまたは媒体プレーヤの位置の不正確さに関係
なく、媒体に適切に接触するように媒体ハンドラ500
を誘導することができる。その結果、媒体ハンドラ50
0は、マガジンと媒体プレーヤの間で媒体を迅速に交換
することができる。
【0023】誘導ターゲット200の使用を含め、自動
媒体交換器300の概要を以上記述したが、以下に自動
媒体交換器300の詳細を記述する。マガジン400か
らデジタル線形テープ・カートリッジ320を取り出す
ために媒体ハンドラ500を誘導する例を以下に詳細に
記述する。本明細書に記述される自動媒体交換器300
はデジタル線形テープ・カートリッジに関連して動作す
るものとして記述されるが、自動媒体交換器300は、
例えばコンパクト・ディスクのようなその他の形式の媒
体に関しても動作するように適応できることは理解され
るべき点である。
【0024】前述のように、自動媒体交換器300は複
数のマガジンを含むことができるが、以下においては単
一のマガジン400だけが記述される。マガジン400
は、上面406、底面408、左側面410、右側面4
12、前側414および裏側(図示されていない)を持つ
概ね平行六面体構造である。マガジン400は、前側4
14に形成される複数のスロット420を含む。スロッ
ト420は、媒体ハンドラ500がマガジン400と媒
体プレーヤ(図示されていない)の間で移動させるデジタ
ル線形テープ・カートリッジを保管するように適応され
る開口部である。例示されているマガジン400のスロ
ット422は、デジタル線形テープ・カートリッジ32
0によって占有されている。スロット422の形状は、
左側面424、右側面426、上面428および底面4
30の境界によって確定される。マガジン400におけ
る残りのスロット420は、スロット422と同じ形状
を持つ。複数の誘導ターゲットをマガジン400のあら
かじめ定められた位置に置くことができる。図1のマガ
ジン400は、マガジン400の前面414に取り付け
られた2つの誘導ターゲット200および202を有す
る。自動媒体交換器300の以下の記述は、マガジン4
00の右側面412の最も近くに位置する誘導ターゲッ
ト200に焦点をおく。誘導ターゲット200の詳細は
後述する。
【0025】媒体ハンドラ500は、上面508、底面
510、左側面512、右側面514、前側516およ
び裏側518を持つ概ね平行六面体構造である。図1の
媒体ハンドラ500は、媒体ハンドラ500に配置され
るコンポーネントを見ることができるように、左側面5
12からの透視図として示されている。上面508、左
側面512および裏側518の交点がコーナー526を
規定する。前面516は開口部520を持つ。開口部5
20は、デジタル線形テープ・カートリッジ320がそ
こから媒体ハンドラ500に入ることができる適切なサ
イズにされる。リップ522は、前面516の上面50
8から開口部520まで延びる部分を指す。リップ52
2の上には、媒体ハンドラ500の内部に向くように位
置合わせターゲット524が配置される。位置合わせタ
ーゲット524は、上記引用の米国特許出願第09/290,4
29号に記載されている位置合わせターゲット(alignment
target)と同様の形態で機能することができる。
【0026】サーボ・システム330および位置合わせ
システム332は従来技術の形態で媒体ハンドラ500
に接続され動作する。サーボ・システム330は、サー
ボ・データ線334経由でプロセッサ340に接続され
ることができる。方向付けシステム332は、方向付け
データ線336経由でプロセッサ340に接続されるこ
とができる。サーボ・システム330は、従来技術の方
法で媒体ハンドラ500を自動媒体交換器300の範囲
内で移動させるように機能する。方向付けシステム33
2は、自動媒体交換器300の範囲内のあらかじめ定め
られた位置に対する相対的な媒体ハンドラ500の位置
を標示するデータをプロセッサ340に出力するように
機能する。
【0027】サーボ・システム330は、媒体ハンドラ
500を横方向350、縦方向360および垂直方向3
70に移動させる。横方向350は、マガジン400の
左側面410と右側面412の間に延びる方向であっ
て、マガジン400の前面414によって規定される平
面に対して平行である。正の横方向352は、マガジン
400の左側面410から右側面412へ向かう横方向
350である。負の横方向354は、マガジン400の
右側面412から左側面410へ向かう横方向350で
ある。縦方向360は、マガジン400の前面414に
よって規定される平面に対して垂直な方向であり、従っ
て横方向350に対して直角な方向である。正の縦方向
362はマガジン400に向かう縦方向360であり、
負の縦方向364はマガジン400から離れる縦方向3
60である。垂直方向370は、横方向350および縦
方向に対して垂直な方向である。正の垂直方向372
は、マガジン400の底面408から上面406へ向か
う垂直方向370である。負の垂直方向374は、マガ
ジン400の上面406から底面408へ向かう垂直方
向370である。
【0028】媒体ハンドラ500の内部に光源380が
配置される。光源380は入射ビーム382を発する。
入射ビーム382は、撮像装置102によって撮像され
る(誘導ターゲット200を含む)物体を照光するのに役
立つ。媒体ハンドラ700において使用されることがで
きる光源の例は、米国特許出願第09/290,842号および同
第09/292,781号に開示されている。
【0029】図2は、撮像装置102および誘導ターゲ
ット200の側面透視図であり、撮像装置102と誘導
ターゲット200の間の関係を詳細に図示している。例
示の目的から、図2においては、自動媒体交換器300
のその他のコンポーネントは除外されている。撮像装置
102は、上面106、底面108、前側110、裏側
112、右側面114および左側面116を持つ格納容
器104を含む。図2においては、撮像装置102の内
部に配置されているコンポーネントを見ることができる
ように、撮像装置102はその左側面116を開いて図
示されている。前面110は、光が撮像装置102に入
ることができるようにする開口部110を持つ。
【0030】撮像装置102の内部は、レンズ120、
窓126および光センサ130を含む。窓126は、撮
像装置102の前面110にある開口部118に位置す
る透明体窓であり、汚染物質が格納容器に入るのを防止
するのに役立つ。加えて、窓126は、選択された光周
波数帯を通過させる材質の窓として光フィルタの役目を
はたすことができる。
【0031】撮像装置102の右側面114には、光セ
ンサ130から像距離122の位置に、レンズ120が
搭載される。レンズ120は当業界において周知のレン
ズでよく、光のイメージ・ビーム150を光センサ13
0上へ収束させる。レンズ120は、レンズ120の形
状および他の光学的特性に従う焦点距離を持つ。レンズ
120の光学的特性の例として、レンズ120は複数の
異なるタイプのレンズを含むことができる。従って、レ
ンズ120の焦点距離は、個々のレンズの焦点距離、個
々のレンズのタイプおよび個々のレンズの間の距離に依
存する。撮像装置102において使用されることができ
るレンズ120の1つの例は、当業界においてクック・
トリプレット(Cooke triplet)として知られているもの
である。撮像装置102にいて使用されることができる
レンズのその他の例は、米国特許出願第09/290,216号、
同第09/290,949号および同第09/290,842号に開示されて
いる。
【0032】光センサ130は光を像データに変換する
はたらきをする。図2に示されている光センサ130
は、電荷結合素子(CCD)として例示されているが、他
のどのような光センサ装置でもCCDに代えることがで
きることは理解されるべき点である。光センサ130
は、第1の端部132および第2の端部134を持つ。
光センサ130は、第1の端部132と第2の端部13
4の間に延びる光検出器138の線形アレイ136を有
する。典型的な光検出器138は幅約11ミクロンであ
り、従って、アレイ136の幅も約11ミクロンであ
る。アレイ136には約2,700の光検出器138が
ある。光検出器138の中心線の間の距離はあらかじめ
定められていて、実質的に一定である。光センサ130
は、光検出器138によって受け取られる光の強さに対
応する像データをプロセッサ340に出力する。図示の
目的のため、図2に示されている光検出器138のサイ
ズは大幅に拡大されている。
【0033】光センサ130は、データ線310経由で
プロセッサ340に電気的に接続される。プロセッサ3
40は、当業者に周知のマイクロプロセッサ342およ
びデータ記憶装置344を含む。マイクロプロセッサ3
42は、光センサ130から出力される像データを受け
取って分析する。データ記憶装置344は、光センサ1
30から受け取る像データと共に、光センサ130から
の像データを分析するためマイクロプロセッサ342に
よって必要とされるデータ値を記憶する。
【0034】撮像装置102は、イメージ・ビーム15
0から光を受け取る。イメージ・ビーム150は、レン
ズ120において最も狭くなる扇形平面の形状をしてい
る。イメージ・ビーム150の幅は、検出器138のア
レイ136の幅と同じ約11ミクロンである。イメージ
・ビーム150は、媒体ハンドラ500の誘導にイメー
ジ・ビーム150を使用する目的から、ほぼ無限に薄い
扇形平面である。イメージ・ビーム150は、撮像装置
の外部の点から窓126を通ってレンズ120に延び
る。前述のように、レンズ120はイメージ・ビーム1
50を光検出器138のアレイ136に収束させる。自
動媒体交換器300において使用されるイメージ・ビー
ム150および他の光ビームおよび光経路の詳細は以下
に記述される。
【0035】撮像装置102は、1つの倍率を持つ。倍
率は、光センサ130に現れる物体の像のサイズをその
像を作成した物体の実際サイズによって除算した比率で
ある。自動媒体交換器300は、光センサ130によっ
て出力される像データを分析する時撮像装置102の倍
率を使用する。撮像装置102の倍率は、従来技術の光
学的方法によって測定され、データ記憶装置314に記
憶される。撮像装置102の倍率は、米国特許出願第29
0,807号に記載されている方法およびシステムを使用す
ることによって測定することもできる。
【0036】図3は、図1および図2において示されて
いる誘導ターゲット200の正面図である。誘導ターゲ
ット200は、例えば、直角三角形という形状をしてい
る。誘導ターゲット200の三角形の形状は、ターゲッ
ト底辺212、ターゲット高215およびターゲット斜
辺214の境界によって定義される。ターゲット底辺2
12およびターゲット斜辺214は、頂角θ218を形
成するように頂点216で交わる。誘導ターゲット20
0は、ターゲット底辺212、ターゲット高215およ
びターゲット斜辺214の境界によって定義される表面
220を持つ。表面220は明るい色の表面のような反
射表面である。表面220を実質的に平坦にし、表面2
20のカラーを表面220の全体にわたって実質的に均
等にすることによって、表面220の反射率は実質的に
一様にされる。
【0037】撮像装置が誘導目的のために使用される
時、イメージ・ビーム150が誘導ターゲット200の
表面220を横切る。図3において、イメージ・ビーム
150は参照線AAとして示されている。イメージ・ビ
ーム150は、斜辺点230でターゲット斜辺214を
横切る。イメージ・ビームl50は、また、底辺点23
2でターゲット底辺212を横切る。誘導ターゲット2
00の走査線部分234が、誘導ターゲット200の表
面220上に形成され、斜辺点230と底辺点232の
間に延びる。誘導ターゲット200の走査線部分234
は斜辺点230と底辺点232の間に延びる走査長23
8を持つ。誘導ターゲット200の走査線部分234
が、撮像装置によって撮像される誘導ターゲット200
の部分である。底辺点232は頂点216から底辺距離
236だけ離れた位置にある。自動媒体交換器は、底辺
距離236を使用して、頂点216に対するイメージ・
ビーム150の相対的横位置350を決定する。底辺距
離236は、走査長238に基づいて、次式に従って自
動媒体交換器によって計算される。
【0038】 底辺距離(236)=走査長(238)/tanθ 但し、θは図3において符号218によって表されてい
る頂角である。
【0039】再び図2を参照すれば、位置合わせターゲ
ット200の走査線部分234の撮像は、イメージ・ビ
ーム150を誘導ターゲット200の個別部分を撮像す
る成分に分けることによって説明される。具体的には、
イメージ・ビーム150は、斜辺ビーム250と底辺ビ
ーム252に分けられる。斜辺ビーム250は、斜辺点
230から、撮像装置102における開口部118を通
り、レンズ120を通って、光センサ130に配置され
た斜辺光検出器140まで延びる。従って、斜辺光検出
器140は斜辺点230を撮像する。底辺ビーム252
は、底辺点232から、開口部118を通り、レンズ1
20を通って、光センサ130に配置された底辺光検出
器142まで延びる。従って、底辺光検出器142は底
辺点232を撮像する。斜辺光検出器140と基底光検
出器142はイメージ長144だけ離れる。斜辺光検出
器140および基底光検出器142を含めその間にある
光検出器はターゲット光検出器と呼ばれる。
【0040】再び図1を参照すれば、誘導ターゲット2
00はマガジン400上のあらかじめ定められた位置に
取り付けられる。頂点216がスロット422の右側面
426からあらかじめ定められた横方向距離440の位
置に配置されるように、図1の誘導ターゲット200は
マガジン400に取り付けられている。加えて、誘導タ
ーゲット200の底辺212は、スロット422の上面
428と一致している。媒体ハンドラ500はマガジン
400に対して相対的に動くものであるので、誘導ター
ゲット200は、媒体ハンドラ500に対して相対的に
不確実な横方向位置350および不確実な垂直位置37
0に位置する。撮像装置102が誘導ターゲット200
の像を作成する時、媒体ハンドラ500に対して相対的
な媒体ハンドラ500の横方向位置350および垂直位
置370が正確に決定される。本明細書において開示さ
れている誘導システムは、誘導ターゲット300に対し
て相対的な媒体ハンドラ500の縦方向位置360を決
定しない。しかしながら、媒体ハンドラ500を横方向
350および垂直方向370に誘導する精度を持つ他の
手段を用いて縦方向位置360を決定することは可能で
ある。以下に述べるように、縦方向360における小さ
いズレは、媒体ハンドラ500の誘導に対して一般に無
視できるほどの影響しか与えない。
【0041】媒体ハンドラ500を誘導するための撮像
装置の使用は、イメージ・ビーム150が媒体ハンドラ
500に対して相対的なあらかじめ定められた位置に置
かれることを必要とする。媒体ハンドラ500に対する
イメージ・ビーム150の位置は、従来技術の方法によ
って決定され、データ記憶装置344に記憶されること
ができる。媒体ハンドラ500に対するイメージ・ビー
ム150の位置決定の1例が上記引用米国特許出願第09
/290,429号に開示されている。更に、自動媒体交換器3
00およびその諸コンポーネントが、米国特許出願第09
/290,926号および同第09/290,428号に開示されている。
【0042】自動媒体交換器300を構成する諸コンポ
ーネントを以上記述したが、媒体ハンドラ500を誘導
するため撮像装置102および誘導ターゲット200を
使用するプロセスを以下に記述する。このプロセスを要
約すれば、撮像装置102は媒体ハンドラ500に取り
付けられている。撮像装置102に付随するイメージ・
ビーム150は媒体ハンドラ500に対してすでに位置
合わせされている。すなわち、イメージ・ビーム150
は媒体ハンドラ500に対して相対的なあらかじめ定め
られた位置に配置されている。誘導ターゲット200
は、頂点216がスロット422の右側面426からあ
らかじめ定められた横方向距離440の位置に配置され
るように、マガジン400に取り付けられている。媒体
ハンドラ500は、撮像装置102が誘導ターゲット2
00の像を作成することができる位置に動く。誘導ター
ゲット200の像によって生成される像データがプロセ
ッサ340によって分析され、媒体ハンドラ500の横
方向位置350および垂直位置370が決定される。次
に、プロセッサ340は、媒体ハンドラ500がスロッ
ト422からデジタル線形テープ・カートリッジ320
を取り出すため横方向350および垂直方向370に動
くべき正確な距離を計算する。
【0043】以上自動媒体交換器300の動作の概要を
述べたが、以下にその動作の詳細を記述する。図4に
は、自動媒体交換器300の動作の流れ図が示されてい
る。自動媒体交換器300の動作は、ユーザが自動媒体
交換器300からマガジン400を取り出しマガジン4
00のスロット420へデジタル線形テープ・カートリ
ッジを装填することによって始まる。ユーザは次にマガ
ジン400を自動媒体交換器300に戻す。前述のよう
に、自動媒体交換器300は複数のマガジンを含むこと
ができる。マガジンの出し入れを容易にするため、マガ
ジンが自動媒体交換器300に置かれる時マガジンと自
動媒体交換器300の間に公差が存在する。自動媒体交
換器300の中のマガジンの位置に関するその他の公差
に加えて、これらの公差が積み重なって、自動媒体交換
器300に対して相対的なデジタル線形テープ・カート
リッジの位置の不確実性を生み出す。本発明の自動媒体
交換器300は、上述の諸公差に関係なくマガジン内の
デジタル線形テープ・カートリッジの位置を正確に特定
するため誘導ターゲット200を使用する。
【0044】スロット422に位置するデジタル線形テ
ープ・カートリッジ320を参照しながらマガジン40
0からデジタル線形テープ・カートリッジを取り出すス
テップを以下に記述する。この取り出しプロセスは、自
動媒体交換器300の範囲内のあらかじめ定められた位
置に対して相対的な媒体ハンドラ500の位置を決定す
るプロセッサ340によって始まる。プロセッサ340
は、例えば、方向付けシステム332から方向付けデー
タ線336経由で方向付けデータを受け取ることによっ
て媒体ハンドラ500の位置を決定する。方向付けデー
タに基づいて、プロセッサ340は、媒体ハンドラ50
0を誘導ターゲット200の近傍に移動するようにサー
ボ・システム330に命令するデータをサーボ・データ
線334経由でサーボ・システム330に送り出す。誘
導ターゲット200の正確な位置は不明であっても、自
動媒体交換器300が媒体ハンドラ500を正確に誘導
するためには撮像装置102が誘導ターゲット200の
一部の像を作成するだけでよい。従って、媒体ハンドラ
500は誘導ターゲット200の近傍に動くだけでよ
い。また、サーボ・システムは、レンズ120が誘導タ
ーゲット200の表面220からあらかじめ定められた
ターゲット距離210離れた位置に置かれるように、媒
体ハンドラ500を縦方向360に動かす。このターゲ
ト距離210において、誘導ターゲット200は撮像装
置102の焦点深度に適切に置かれるので、自動媒体交
換器は、以下に述べるように、走査線234の走査長2
38を測定することができる。
【0045】媒体ハンドラが誘導ターゲット200の近
傍に置かれる時、光源380が入射ビーム382を発し
て誘導ターゲット200の表面220を照射する。入射
ビーム382は、走査線234を構成する誘導ターゲッ
ト200の表面220を包含することのできるサイズと
される。すなわち、入射ビーム382とイメージ・ビー
ム150は走査線234上で交わる。走査線234は一
様に照光される。誘導ターゲット200の走査線234
の均一な照光が、誘導手続きを単純化し、撮像装置10
2およびプロセッサ340が誘導ターゲット200を検
出する可能性を増加させる。入射光ビーム382を構成
する光の周波数は、誘導ターゲット200を最もよく反
射し、撮像装置102の窓126を通過し、光センサ1
30によって像データに変換され、撮像装置が再び誘導
ターゲットの像を生成することができるような周波数に
選択される。
【0046】撮像装置102が今や誘導ターゲットの像
を生成する。イメージ・ビーム150の構成要素である
斜辺ビーム250および底辺ビーム252を使用して、
誘導ターゲットの像を作成するプロセスを例示する。上
述のように、斜辺光検出器140が斜辺ビーム250を
通して斜辺点230の像を作成し、底辺光検出器142
が底辺ビーム252を通して底辺点232の像を作成す
る。底辺光検出器142は斜辺光検出器140からイメ
ージ長144だけ離れている。底辺光検出器142と斜
辺光検出器140を含めそれらの間にある光検出器13
8はイメージ光検出器146と呼ばれる。イメージ光検
出器146は、誘導ターゲット200の表面220の走
査線234の像を受け取って、走査線234の像を像デ
ータに変換する。
【0047】誘導ターゲット200の表面220は、イ
メージ・ビーム150によって照射される他の物体に比
較して大幅に強く反射する。また、表面220の反射率
は表面220にわたって実質的に一様である。このよう
に、イメージ光検出器146はアレイ136における残
りの光検出器138に比べて一層高く一層一様な光の強
度を受け取る。かくして、イメージ光検出器146は、
受け取った一層高く一層一様な光の強度を標示する比較
的高くそして一様な電圧を出力する。
【0048】光センサ130は、光検出器138によっ
て生成された像データを像データ線310経由でプロセ
ッサ340に出力する。像データは、各データ値が単一
の光検出器の出力に対応し、従って単一の光検出器によ
って受け取られる光の強さに対応する複数のデータ値か
ら構成される。例えば、高データ値は強い強度の光を受
け取った光検出器に対応し、低データ値は弱い強度の光
を受け取った光検出器に対応する。像データの形式は、
例えば、光センサ130の第1の端部132に最も近い
光検出器138からの像データで始まって、光センサ1
30の第2の端部134に最も近い光検出器138から
の像データで終わるシーケンシャル形式である。
【0049】プロセッサ340は、マイクロプロセッサ
342を通して、像データを分析して、誘導ターゲット
200に対して相対的な撮像装置102の位置、従って
媒体ハンドラ500(図1)の位置を決定する。プロセッ
サ340は、この位置情報を使用して、自動媒体交換器
300の範囲内の特定の位置へ媒体ハンドラ500を誘
導する。プロセッサ340は、先ず、像データが誘導タ
ーゲット200の走査線234に対応するデータを含む
かどうか、すなわち、撮像装置102が実際に誘導ター
ゲット200の像を作成したか否か判断する。このため
には、プロセッサ340は、像データを分析して、走査
線234の像が出現すると予想される領域に位置する光
センサ130の一連の光検出器が一様な強度の光を受け
取ったか否か判断することを必要とする。プロセッサ3
40は、また、そのような一連の光検出器からの出力が
誘導ターゲット200から反射される比較的強い強度の
光に対応する適切な値であるか否か判断する。
【0050】光センサ130の一連の光検出器の位置お
よび一連の光検出器の出力が走査線234を表す可能性
のある像データに対応すれば、プロセッサ340はその
一連の光センサの長さを測定する。光センサの長さは一
連の光検出器の数によって測定され、その長さは走査長
238に対応する。次に、一連の光検出器の数があらか
じめ定められた値と比較され、その数があらかじめ定め
られた値より小さいか判断される。あらかじめ定められ
た値はターゲット高215の長さに対応し、それは、走
査線234の可能な最大の長さである。このように、あ
らかじめ定められた値は、誘導ターゲット200の走査
線234の像を作成する光検出器138の最大数に対応
する。一連の光検出器の数があらかじめ定められた値よ
り小さければ、プロセッサ340は、誘導ターゲット2
00の像が作成され、一連の光検出器がイメージ光検出
器146のグループであると結論づけることができる。
【0051】上記一連の光検出器によって出力されたデ
ータ値が走査線234の像に対応してないとすれば、イ
メージ・ビーム150は誘導ターゲット200を横切っ
ていない。この場合、プロセッサ340は、正の横方向
352または負の横方向354に媒体ハンドラ500を
移動するようにサーボ・システム330に命令するデー
タ信号をサーボ・データ線334経由でサーボ・システ
ム330に送り出す。媒体ハンドラ500は、プロセッ
サ340が誘導ターゲット200を検出することができ
るまで、小さい増分例えばターゲット底辺212の半分
の長さだけ動く。媒体ハンドラ500を横方向350に
動かした後、プロセッサ340がなおも誘導ターゲット
200を検出することができなければ、媒体ハンドラは
垂直方向370に動き、プロセッサ340が誘導ターゲ
ット200を検出することができるまで横方向350へ
の移動を反復する。
【0052】誘導ターゲット200の像が作成されたと
プロセッサ340が判断すると、プロセッサ340は、
像データを分析して、誘導ターゲット200に対する媒
体ハンドラ500の横方向位置350および垂直方向位
置370を決定する。媒体ハンドラ500の横方向位置
350を決定するため、プロセッサ340は先ずイメー
ジ長144を測定する。上述のように、イメージ長14
4は走査線234の像の長さである。イメージ長144
は、イメージ光検出器146の数に光検出器138の中
心線の間のあらかじめ定められた間隔を乗算することに
よって、測定される。次に、プロセッサ340は誘導タ
ーゲット200の表面220上の走査長238を計算す
る。走査長238は、撮像装置102の倍率によって除
算されるイメージ長144と等しい。前述のように、走
査長238は、イメージ・ビーム150がターゲット頂
点216から離れて位置している特定の底辺距離236
に対応する。底辺距離236は、頂角θ218のタンジ
ェントによって除算された走査長238と等しい。この
ように、プロセッサ340は、イメージ・ビーム150
がターゲット頂点216から底辺距離236だけ離れた
位置にあると結論することができる。媒体ハンドラ50
0に対するイメージ・ビーム150の相対的位置はすで
に決定されているので、媒体ハンドラ500の横方向位
置350は、ターゲット頂点216に対して容易に決定
されることができる。誘導ターゲット200に対する図
1の媒体ハンドラ500の相対的な横方向位置350を
決定する1つの例が後述される。
【0053】イメージ・ビーム150の垂直縦方向の位
置172、従って、媒体ハンドラ500の垂直位置17
2はターゲット底辺212に対して決定される。具体的
には、垂直方向の位置370はターゲット底辺212が
光センサ130に現れる位置によって決定される。例え
ば、指定された光検出器がターゲット底辺212の像を
作成する時、媒体ハンドラ500(図1)の垂直方向の位
置370は、媒体ハンドラ500がそれ以上垂直方向3
70に移動することなくデジタル線形テープ・カートリ
ッジに容易にアクセスすることを可能にするあらかじめ
定められた垂直位置370に対応する。図1を参照すれ
ば、媒体ハンドラ500は、前記の指定された光検出器
がターゲット底辺212の像を作成するまで垂直方向に
移動する。
【0054】自動媒体交換器300の動作を以上記述し
たが、媒体ハンドラ500を誘導する1つの例を以下に
記述する。以下の例は、マガジン400の中のスロット
422からデジタル線形テープ・カートリッジ320を
取り出すことに焦点を置く。この例では、誘導ターゲッ
ト200の頂点216は、スロット422の右辺426
から4センチメートルというあらかじめ定められたスロ
ット距離440だけ離れて位置する。更に、この例の目
的のため、イメージ・ビーム150が誘導ターゲット2
00の頂点216を横切る時スロット422からデジタ
ル線形テープ・カートリッジ322を取り出すことがで
きるように横方向350に適切に位置づけられるため媒
体ハンドラ500が負の横方向354に4.2センチメ
ートル動かなければならないようにイメージ・ビーム1
50が媒体ハンドラ500に対して位置合わせされてい
ると仮定する。更に、光センサ130の最初の端部13
2(図2)からの500番目の光検出器がターゲット底辺
212の像を作成する時、媒体ハンドラ500はデジタ
ル線形テープ・カートリッジ322を取り出すことがで
きる適切な垂直方向位置370にあると仮定する。図2
の頂角θ218はこの例では30度である。
【0055】この例では、マガジン400は前述された
ように自動媒体交換器300に置かれている。前述のよ
うな公差累積のため、デジタル線形テープ・カートリッ
ジ320は媒体ハンドラ500に対して不確実な相対的
位置に置かれている。同様に、誘導ターゲット200の
正確な位置は不明ではあるが、誘導ターゲット200の
およその位置はわかっている。プロセッサ340は、誘
導ターゲット200のおよその位置をデータ記憶装置3
44に記憶している。プロセッサ340は、自動媒体交
換器300におけるあらかじめ定められた位置に対して
相対的な媒体ハンドラ500の現在位置を標示する方向
付けデータを方向付けシステム332から受け取る。方
向付けデータに基づいて、プロセッサ340は、撮像装
置102が誘導ターゲット200の像を作成することが
できる自動媒体交換器300内の位置に媒体ハンドラ5
00を動かすようにサーボ・システム330に命令す
る。次に、撮像装置102が誘導ターゲット200の走
査線234(図2)の像を生成する。
【0056】図2を参照すれば、前述のように、プロセ
ッサ340は誘導ターゲット200の像が作成されたか
否か判断する。プロセッサ340は次に光センサ130
上の底辺光検出器142の位置を特定する。底辺光検出
器142はターゲット200の底辺212の像を生成す
る。この例の場合、媒体ハンドラがデジタル線形テープ
・カートリッジ320に適切に接触するため500番目
の光検出器がターゲット底辺212の像を作成すること
が求められている。再び図1を参照すれば、プロセッサ
340は、500番目の光検出器がターゲット底辺21
2の像を作成する位置に媒体ハンドラ500を垂直に動
かすようにサーボ・システム330に命令する。すなわ
ち、500番目の光検出器は底辺光検出器142であ
る。この結果、媒体ハンドラ500はスロット422か
らデジタル線形テープ・カートリッジ320を取り出す
適切な垂直方向位置にある。
【0057】今や媒体ハンドラ500がスロット422
からデジタル線形テープ・カートリッジ320を取り出
す適切な垂直方向位置に置かれているので、プロセッサ
340は、誘導ターゲット200に対して相対的な媒体
ハンドラ500の正確な横方向位置350を決定する。
再び図2を参照すれば、プロセッサ340は誘導ターゲ
ット200の走査線234の走査長238を測定する。
走査長238は、位置合わせターゲット200に対して
相対的なイメージ・ビーム150の位置を定めるために
使用される。測定は、イメージ長144を測定すること
から始まる。イメージ長144は、アレイ136におけ
る光検出器138の間のあらかじめ定められた中心線距
離をターゲット光検出器146の数に乗じた値に等し
い。次に、このイメージ長144を撮像装置102の倍
率で除算する。除算の結果は走査長238と等しい。こ
の例では、走査長238は3ミリメータであると仮定さ
れる。次に、プロセッサ340は、頂角218(30度
と仮定されている)のタンジェントで走査長の3ミリメ
ータを除算する。この商は5.2ミリメータであり、こ
れは、イメージ・ビーム150が頂点216から5.2
ミリメータ離れた位置で誘導ターゲット200を横切っ
たことを意味する。
【0058】再び図1を参照すれば、前述のように、イ
メージ・ビームがターゲット頂点216を横切るとすれ
ば、デジタル線形テープ・カートリッジ320に適切に
接触してそれをスロット422から取り出すため、媒体
ハンドラ500は負の横方向354に4.2センチメー
トル移動しなければならない。自動媒体交換器300
は、イメージ・ビーム150が頂点216から0.52
センチメートル離れて誘導ターゲットを横切ったと判断
した。従って、媒体ハンドラ500は、0.52センチ
メートル+4.2センチメートルすなわち4.72センチ
メートルに等しい距離だけ負の横方向354に移動しな
ければならない。方向付けシステム322は、自動媒体
交換器の範囲内の複数点の間の媒体ハンドラ500の運
動量を正確に決定することができるので、プロセッサ3
40は、現在の位置から4.72センチメートルに等し
い距離だけ負の横方向354に媒体ハンドラ500を移
動させるようにサーボ・システム330に命令する。次
に、プロセッサ340は、媒体ハンドラ500およびサ
ーボ・システム330に対してスロット422から従来
技術の方法でデジタル線形テープ・カートリッジ320
を取り出すように命令する適切なデータ信号を送る。
【0059】上述のように媒体ハンドラ500に対する
スロットの正確な相対的位置が決定された時、媒体ハン
ドラ500は、スロットからデジタル線形テープ・カー
トリッジを取り出すため迅速に動くことができる。デジ
タル線形テープ・カートリッジの位置が十分な精度で決
定されているので、媒体ハンドラ500は、デジタル線
形テープ・カートリッジとの間違った接触を行うことな
くデジタル線形テープ・カートリッジを取りだすことが
できる。かくして、デジタル線形テープ・カートリッ
ジ、マガジン、媒体ハンドラ500および自動媒体交換
器300に位置するその他のコンポーネントに対する損
傷の危険が減少する。また、媒体ハンドラ500は、デ
ジタル線形テープ・カートリッジをマガジンの前側に衝
突させて上記のようなコンポーネントの損傷を引き起こ
すことなく、デジタル線形テープ・カートリッジをマガ
ジンのスロットに戻すことができる。
【0060】デジタル線形テープ・カートリッジの位置
を決定するためその他の手続きを自動媒体交換器300
において使用することも可能である。例えば、自動媒体
交換器300に電源が投入されるような場合に、自動媒
体交換器300は、コマンドだけに応じてマガジンおよ
び媒体プレーヤの位置を決定することができる。マガジ
ンおよび媒体プレーヤの位置はデータ記憶装置344に
記憶される。媒体ハンドラ500がデジタル線形テープ
・カートリッジに接触するように要求される時、プロセ
ッサ340は、データ記憶装置344からデジタル線形
テープ・カートリッジの位置を取り出して、デジタル線
形テープ・カートリッジに適切に接触するように媒体ハ
ンドラ500を動かすようにサーボ・システム330に
命令する。
【0061】図1、2および3の誘導ターゲット200
は、直角三角形の形状で示されている。底辺に対して直
角に測定される斜辺点と基底点の間の特定の距離が頂点
と基底の間の特定の距離に対応するという幾何学的特性
を直角三角形が有しているので、直角三角形は本発明の
1つの好ましい実施形態である。更に、直角三角形は、
直角三角形の底辺がイメージ・ビーム150の扇形平面
に対して直角であるように配置することができるという
別の利点を持つ。従って、イメージ・ビームが横方向に
動かされる時単一の光検出器を用いて三角形底辺の像を
受け取ることができる。従って、イメージ・ビームの横
方向位置にかかわりなくイメージ・ビームの垂直位置を
決定する基準として底辺を使用することができる。
【0062】誘導ターゲットとしてその他の形状を使用
することも可能である。図5は、2つの線708および
710という形状の誘導ターゲット700を示す。誘導
ターゲット700は、第1の線708および第2の線7
10を含む。第1の線708は第1の辺712および第
2の辺714を持つ。第2の線710は第3の辺716
および第4の辺718を持つ。第2の線710は、ま
た、第1の端部724を持つ。第1の辺712と第2の
辺714は第1の幅720だけ離れている。第3の辺7
16と第4の辺718は第2の幅722だけ離れてい
る。第1の辺712と第2の辺714の間の領域は第1
の表面730である。第3の辺716と第4の辺718
の間の領域は第2の表面732である。参照線AAが第
1の辺712から延び、参照線BBが第4の辺718か
ら延びている。参照線AAは角度θ738を形成する頂
点734において参照線BBと交わる。第1の線708
および第2の線710の位置は、固定的で、あらかじめ
定められた位置にある。
【0063】参照線CCによって示されているイメージ
・ビームが、第1の点740で第1の辺712を、第2
の点742で第2の辺714を横切る。イメージ・ビー
ムは、また、第3の点744で第3の辺716を、第4
の点746で第4の辺718を横切る。イメージ・ビー
ムの走査線750は、第1の点740と第4の点746
の間に延びる。走査線750は第4の辺717と直角に
交わる。走査線750は、第1の点740と第4の点7
46の間に延びる走査長752を持つ。
【0064】頂点734および第2の線710の第1の
端部724は頂点距離760だけ離れている。第1の端
部724は第4の点746から走査距離762だけ離れ
ている。頂点734および第4の点746は頂点/走査
距離764だけ離れている。頂点/走査距離764は、
頂点距離760と走査距離762の和である。走査線7
50の位置は、走査距離762または頂点/走査距離7
64のいずれかによって頂点734または第1の端部7
24に関連づけることができる。
【0065】第1の表面730および第2の表面732
は、その背景が非反射であるのに対して反射する表面で
あるか、あるいは、その背景が反射するのに対して反射
しない表面である。いずれの表面構成でも、撮像装置お
よびプロセッサによって検出されることができる光学的
変化を生む。第1の表面730の第1の幅720は、走
査線750に関連する撮像装置が第1の表面730を検
出することができるような幅であり、第2の表面732
の第2の幅722も同様である。撮像装置およびプロセ
ッサは、第1の辺712および第4の辺718を検出す
る。次に、撮像装置は走査長752を決定する。次に、
撮像装置は、第2の線710上の走査線750の位置を
決定する。走査線750は、頂点から頂点/走査距離7
64だけ離れた位置にある。頂点/スキャン距離764
は、走査長752をタンジェントθで除算した値に等し
い。走査線750は、また、第2の線710の第1の端
部724からの走査距離762によって定義することも
できる。走査距離762は、頂点/走査距離764から
頂点距離760を減じた値に等しい。前述のように、第
2の線720は走査線750に対して垂直である。従っ
て、走査線750の垂直方向の位置は、第4の辺718
上の第4の点746の位置に関係なく、第2の走査線7
10の像を作成する光センサの光検出器(図5には図示
されていない)によって決定されることができる。
【0066】誘導ターゲット700は、他の物体の像が
誘導ターゲットの像と混同される可能性のある場合のよ
うに誘導ターゲットの像を作成することが困難な状況に
最も適している。誘導ターゲット700は、2つの線7
08および710がイメージ・ビームによって走査さる
他の物体の像と区別することができる明確な像を持つの
で、この問題を軽減することができる。
【0067】図6は、半円形をした位置合わせターゲッ
ト800という1つの実施形態を示している。位置合わ
せターゲット800は、直径808および円周810を
持つ。参照線DDによって示される軸線812は、中点
814において直径808と中点836において円周と
交差する。軸線812は直径808に対して垂線であ
る。軸線812は単に参照としてのみ使用され、位置合
わせターゲット800の物理的実施形態ではない。位置
合わせターゲット800は、中点814と円周810の
間に延びる半径828を持つ。半径828はあらかじめ
定められた距離である。位置合わせ計算を実行する目的
のため、半径は単位長である。
【0068】イメージ・ビーム816は、第1の点81
8および第2の点820で円周810を横切る。イメー
ジ・ビーム816は、軸線812に対してほぼ垂直であ
る。イメージ・ビーム816は軸線点830で軸線81
2を横切る。軸線点830は中点814から底辺距離8
32だけ離れた位置にある。底辺点830は、第1の点
818から高さ距離826離れている。このようにし
て、中点814、第1の点818および軸線点830を
結ぶ線によって基準直角三角形が形成される。軸線81
2と半径828の間に角度θ834が存在する。
【0069】中点814は、イメージ・ビーム816と
関連づけられる撮像装置(図4には図示されてない)に対
して相対的なあらかじめ定められた位置にある。撮像装
置がイメージ・ビーム816から光を受け取る。イメー
ジ・ビーム816の位置は、中点814と軸線812に
基づいて決定することができる。プロセッサ(図4に図
示されていない)が、図2に関連して記述した手法を使
用して、第1の点818と第2の点820の間の距離を
測定する。次に、プロセッサは、第1の点818と第2
の点820の間の距離を2で除算して、距離826を決
定する。半径が、例えばユニット値であるように、あら
かじめ定められているので、角度θ834は、高さ距離
826の逆正弦を半径828によって除算した値に等し
い。底辺距離832は、角度θの余弦を半径828に乗
じた値に等しい。このようにして、イメージ・ビーム8
16の横方向位置は中点814から底辺距離832から
離れた位置にある。イメージ・ビーム816の垂直位置
は、軸線812を参照して決定される。軸線812は、
第1の点818と第2の820の間の中間点にある。第
1の点818の像を作成する光検出器と第2点820の
像を作成する光検出器の間の中間に位置する光検出器が
軸線812に関連する光検出器とされる。
【0070】誘導ターゲット800は、イメージ・ビー
ム816の位置を決定する際に非線形精度が必要とされ
る環境において使用される。半円固有の特性が、イメー
ジ・ビームが中点836の近くで半円810と交差する
時、イメージ・ビーム816の位置の一層正確な決定を
可能にする。
【0071】撮像装置102(図2)のその他の実施形態
を自動媒体交換器300において使用することも可能で
ある。例えば、撮像装置102は、図2に示されている
格納容器104を必ずしも必要としない。自動媒体交換
器300が、汚染物質が撮像装置102を妨げないよう
に、汚染物質が自動媒体交換器300に入るのを防止す
る手段を持つことができる。格納容器104の代わり
に、撮像装置102は、レンズ120および光センサ1
30が取り付けられる単純な支持構造物を持つことがで
きる。撮像装置102のもう1つの実施形態は、物体の
2次元像を生成する。2次元タイプの撮像装置の1つの
例は、当業界において周知のデジタル・カメラである。
【0072】本発明には、例として次のような実施様態
が含まれる。 (1)第2の物体に対して第1の物体の相対的位置を決定
するシステムであって、上記第1の物体に関連づけら
れ、少なくとも1つの光センサ、および、当該撮像装置
の外部のポイントと上記少なくとも1つの光センサの間
に延びる光路に沿って配置される少なくとも1つの光学
コンポーネントを含む撮像装置と、上記第2の物体に関
連づけられ、反射性の差異の境界を画定する第1の辺お
よび第2の辺を含むターゲットと、を備え、第1の軸線
が第1の点で上記第1の辺と交差し第2の点で上記第2
の辺と交差し、上記第1の点と上記第2の点の間の距離
が第2の軸線上の1つの位置に対応し、上記第1の物体
が上記第2の物体に対して相対的に移動することが可能
であり、上記ターゲットの像が上記撮像装置によって生
成されることができる、物体位置決定システム。
【0073】(2)第2の物体に対して第1の物体の相対
的位置を決定する方法であって、上記第2の物体に関連
する光学的特徴を準備するステップと、上記第1の物体
に関連づけられ、少なくとも1つの光センサ、および、
当該撮像装置の外部の点と上記少なくとも1つの光セン
サの間に延びる光路に沿って配置される少なくとも1つ
の光学コンポーネントを含む撮像装置を準備するステッ
プと、上記撮像装置を用いて上記光学的特徴の像を生成
するステップと、上記像の分析を実行するステップと、
上記分析に基づいて上記第2の物体に対する上記第1の
物体の相対的位置を決定するステップと、を含む物体の
位置決定方法。 (3)分析を実行する上記ステップが第1の軸線に沿った
上記光学的特徴の上記像の測定を行うステップを含む、
前記(2)に記載の物体位置決定方法。 (4)第2の物体に対する第1の物体の相対的位置を決定
する上記ステップが、上記第1の軸線とは異なる第2の
軸線に沿った上記第2の物体に対して相対的な上記第1
の物体の位置を決定するステップを含む、前記(3)に記
載の物体位置決定方法。
【0074】(5)上記第1の軸線が上記第2の軸線に対
して実質的に垂直である、前記(4)に記載の物体位置決
定方法。 (6)第2の物体に対する第1の物体の相対的位置を決定
する上記ステップが、上記第1の軸線に対して実質的に
平行な第3の軸線に沿った上記第2の物体に対して相対
的な上記第1の物体の位置を決定するステップを含む、
前記(3)に記載の物体位置決定方法。 (7)上記第1の物体が上記第2の物体に対して相対的に
移動することが可能である、前記(2)に記載の物体位置
決定方法。 (8)上記第1の物体が媒体取り扱い装置において使用さ
れるタイプのピッカー装置である、前記(3)に記載の物
体位置決定方法。 (9)上記第2の物体が、媒体取り扱い装置において使用
されるタイプの媒体格納装置である、前記(3)に記載の
物体位置決定方法。 (10)光学的特徴を準備する上記ステップが、上記第1の
物体に固定的に取り付けられた光学的特徴を準備するス
テップを含む、前記(2)に記載の物体位置決定方法。
【0075】
【発明の効果】本発明によると、自動媒体交換器におけ
る媒体ハンドラがマガジンと媒体プレーヤの間で媒体を
迅速に交換することが可能とされると共に、媒体の出し
入れの際の媒体および自動媒体交換器構成装置の損傷を
回避することが可能とされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動媒体交換器の一部分の側面透視図である。
【図2】誘導ターゲットと撮像装置の間の関係を詳細に
示す図1の自動媒体交換器の側面透視図である。
【図3】図1および図2の誘導ターゲットの正面図であ
る。
【図4】図1の自動媒体交換器の範囲内で媒体ハンドラ
を誘導する手順を示す流れ図である。
【図5】2本の線という形式の誘導ターゲットのブロッ
ク図である。
【図6】半円という形式の誘導ターゲットのブロック図
である。
【符号の説明】
102 撮像装置 120 レンズ 130 光センサ 200 ターゲット 212 底辺 214 斜辺 230 斜辺点 232 底辺点 234 走査線 236 底辺距離 238 走査長 300 自動媒体交換器 400 媒体マガジン 500 媒体ハンドラ
フロントページの続き (72)発明者 ジョセフ・エム・ホワイト アメリカ合衆国80550コロラド州ウィンザ ー、ウォルナット・ストリート 1228 (72)発明者 マティアス・アルバート・レスター アメリカ合衆国80526コロラド州フォー ト・コリンズ、ディビッドソン・ドライブ 1013、アパートメント シー (72)発明者 リチャード・エー・アーウィン アメリカ合衆国80525コロラド州フォー ト・コリンズ、サウス・ルメイ・アヴェニ ュー 4470、ナンバー 1010

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第2の物体に対して第1の物体の相対的位
    置を決定するシステムであって、 上記第1の物体に関連づけられ、少なくとも1つの光セ
    ンサ、および、当該撮像装置の外部の点と上記少なくと
    も1つの光センサの間に延びる光路に沿って配置される
    少なくとも1つの光学コンポーネントを含む撮像装置
    と、 上記第2の物体に関連づけられ、反射性の差異の境界を
    画定する第1の辺および第2の辺を含むターゲットと、 を備え、 第1の軸線が第1の点で上記第1の辺と交差し第2の点
    で上記第2の辺と交差し、 上記第1の点と上記第2の点の間の距離が第2の軸線上
    の1つの位置に対応し、 上記第1の物体が上記第2の物体に対して相対的に移動
    することが可能であり、 上記ターゲットの像が上記撮像装置によって生成される
    ことができる、 物体位置決定システム。
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