JP2000313129A - シリアル記録装置 - Google Patents

シリアル記録装置

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JP2000313129A
JP2000313129A JP11122574A JP12257499A JP2000313129A JP 2000313129 A JP2000313129 A JP 2000313129A JP 11122574 A JP11122574 A JP 11122574A JP 12257499 A JP12257499 A JP 12257499A JP 2000313129 A JP2000313129 A JP 2000313129A
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Tsutomu Aoshima
力 青島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組み立てコスト低減と、装置のコンパクト化
と、駆動源であるモータを発熱を防ぎつつ小型化する事
ができるシリアル記録装置を提供する。 【解決手段】 キャリッジ駆動モータ11が正常に回転
しているか否かを検出するために、被検出手段としての
パルス円盤19の回転に伴なってパルス円盤19の切欠
き部19a,19b,19cを検出する検出手段である
フォトインタラプタ20が備えられている。パルス円盤
19は回転に伴なって軸方向即ち矢印Fに風を生じさせ
る。つまりパルス円盤19の切欠き部19a,19b,
19cで送風用の羽根を形成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、装置本体上で往復
運動されかつ記録手段を搭載したキャリッジの移動に対
して同期を図りながら該記録手段により記録を行なうシ
リアル記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来シリアルプリンタ装置のうち装置本
体上で往復運動されかつ記録手段を搭載したキャリッジ
の移動に対して同期を図りながら該記録手段により記録
をおこなうシリアルプリンタ装置は本体に固定されたモ
ータを備え、該モータの駆動力をタイミングベルトによ
り前記キャリッジに伝達し該キャリッジを往復駆動させ
ていた。図7にその従来のシリアルプリンタ装置の構成
を示す。
【0003】この図で示すプリンタ本体100には記録
用紙113(例えば紙)を搬送するための紙送りローラ
111が回転可能に取り付けられている。記録用紙11
3は拍車114により紙送りローラ111に圧接させる
ことで搬送可能になっている。この紙送りローラ111
は紙送りモータ112により回転駆動される。
【0004】記録用紙113の搬送方向と交差する方向
にガイドシャフト103およびガイド補助シャフト10
5が配され、ガイドシャフト103およびガイド補助シ
ャフト105の両端がそれぞれ本体100に固定されて
いる。ガイドシャフト103にはスライダ104が、ガ
イド補助シャフト105には補助スライダ106が摺動
可能に嵌合しており、スライダ104および補助スライ
ダ106上に、記録手段101を搭載するキャリッジ1
02が固着されている。記録手段101は例えばインク
ジェット方式のものがある。
【0005】ガイドシャフト103の一端側の本体10
0にはキャリッジ駆動モータ107に固定され、ガイド
シャフト103の他端側の本体100にはアイドラープ
ーリ109が回転可能に取り付けられている。キャリッ
ジ駆動モータ107の出力軸にプーリ108が固定され
ている。さらに、アイドラープーリ109とプーリ10
8にはタイミングベルト110が掛け回され、タイミン
グベルト110の一部はキャリッジ102に固定されて
いる。
【0006】また、プリンタ本体100には制御回路1
15が取り付けられている。制御回路115はキャリッ
ジ駆動モータ107とリード線117で繋がれ、また紙
送りモータ112とも不図示のリード線で繋がれ、さら
にはキャリッジ102に搭載された記録手段101とは
フレキシブルプリント基板116で繋がれていて、キャ
リッジ駆動モータ107、紙送りモータ112及び記録
手段101を駆動あるいは制御する。
【0007】なお、キャリッジ駆動モータ107は通常
の直流モータに比べ制御性の良さやコストの面から少な
くとも2相のステッピングモータが用いられる事があ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のシリアルプリン
タ装置においてはキャリッジ駆動モータ107と記録手
段101がそれぞれ別に制御回路115に電気的接続を
しなければならないため接続部が大きくなってしまった
り、組み立てコストが上がってしまったりした。またタ
イミングベルトは輪になっておりその間の空間は利用で
きないから装置のコンパクト化の妨げになっていた。
【0009】また記録手段101及びキャリッジ102
を精度良く駆動させるためにはタイミングベルトの張力
を大きくせねばならずそれによって駆動負荷が大きくな
ってしまった。またモータの出力軸に側圧が加わるため
モータの耐久性も悪くなってしまった。
【0010】またステッピングモータを駆動源とした場
合、なんらかの急激な負荷変動が生じると脱調をおこす
場合がある。このためステッピングモータの回転が正常
になされているか否かを検出する必要があり、モータの
出力軸に、切欠きを設けた円盤を一体的に取り付け、こ
の回転をフォトインタラプタ等の検出手段で検出する必
要がある。
【0011】また装置をコンパクトする場合、駆動源で
あるモータも小型のものを用いる必要があるが、小型の
モータは放熱性が悪いため長時間駆動すると発熱してし
まう事がある。
【0012】本発明の第1の目的は組み立てコスト低減
と、装置のコンパクト化と、駆動源であるモータを発熱
を防ぎつつ小型化する事ができるシリアル記録装置を提
供することにある。
【0013】本発明の第2の目的は組み立てコスト低減
と、装置のコンパクト化と、簡単な構成でステップモー
タの発熱を防ぐ事ができるシリアル記録装置を提供する
ことにある。
【0014】本発明の第3の目的は組み立てコスト低減
と、装置のコンパクト化と、簡単な構成でステップモー
タの発熱を防ぎかつそれがステップモータの駆動に悪影
響を及ぼさないものとする事ができるシリアル記録装置
を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に第1の発明は、装置本体上で往復運動されかつ記録手
段を搭載したキャリッジの移動に対して同期を図りなが
ら該記録手段により記録をおこなうシリアル記録装置に
おいて、前記キャリッジ上に該キャリッジを往復駆動さ
せるモータと、該モータが正常に回転しているか否かを
検出する検出手段と、該検出手段で検出されると共に前
記モータを冷却する被検出手段とを備えた事を特徴とす
る。
【0016】上記構成において、モータが正常に回転し
ているか否かを検出する検出手段で検出される被検出手
段がモータを冷却する手段を兼ねているので、放熱性の
悪い小型モータを用いても発熱を防ぐ事ができる。
【0017】第2の発明は、装置本体上で往復運動され
かつ記録手段を搭載したキャリッジの移動に対して同期
を図りながら該記録手段により記録を行なうシリアル記
録装置において、前記キャリッジ上に該キャリッジを往
復駆動させるモータと、該モータの出力軸に一体的に取
り付けられた切欠き部を備える円盤と、該円盤の切欠き
部を検出する検出手段とを備え、前記円盤は回転に伴な
い軸方向に風を生じさせる形状である事を特徴とする。
【0018】上記構成において、記録手段に一体的にモ
ータを配置した事でモータとそれを駆動する電気回路と
の接続が記録手段とそれを駆動制御する電気回路との接
続をする際に同時に行なえて組み立てコストが軽減され
る。モータの回転を検出するための円盤に回転に伴ない
軸方向に風を生じさせる構造にしたので放熱性の悪い小
型モータを用いても発熱を防ぐ事ができる。
【0019】第3の発明は、装置本体上で往復運動され
かつ記録手段を搭載したキャリッジの移動に対して同期
を図りながら該記録手段により記録を行なうシリアル記
録装置において、前記キャリッジと一体的に配置され少
なくともモータと該モータによって駆動されるプーリと
からなり前記キャリッジを往復駆動する駆動手段と、前
記プーリを整数周巻回し本体に両端を実質的に固定され
たワイヤーと、前記モータの出力軸に一体的に取り付け
られた切欠き部を備える円盤と、該円盤の切欠き部を検
出する検出手段とを備え、前記円盤は回転に伴ない軸方
向に風を生ぜせしむ形状である事を特徴とする。
【0020】上記構成において、ワイヤーは前記プーリ
を整数周巻回している事によりプーリとワイヤーとの間
で摩擦力が発生しモータの駆動力をワイヤーに伝え前記
記録手段およびキャリッジを往復駆動する。その際に精
度良く動させるためにプーリとワイヤーとの間で摩擦力
を大きくする必要がありワイヤーの張力を大きくする必
要があるがワイヤーはプーリをぴったり整数周巻回して
いる即ちプーリを巻いた際の交差点に関して前後でワイ
ヤーは並行であるためワイヤーの張力がプーリの側圧と
して働かない構造になる。このためプーリの回転軸の耐
久性は高くなり駆動負荷も小さく抑えられるよう作用す
る。これにより小型のモータの採用が可能になり装置の
小型化、消費電力の低減も達成される。モータの回転を
検出するための円盤に回転に伴ない軸方向に風を生じさ
せる構造にしたので放熱性の悪い小型モータを用いても
発熱を防ぐ事ができる。
【0021】第4の発明は、上記第2の発明、第3の発
明において、前記円盤の切欠き部の回転方向の一端とも
う一端とは軸方向にずれて構成されている事を特徴とす
る。モータ出力軸の回転検出のための円盤の切欠き部が
回転に伴なって軸方向に風を生じさせるので非常に簡単
な構成で放熱性の悪い小型モータを用いても発熱を防ぐ
事ができる。
【0022】第5の発明は、上記第2の発明、第3の発
明、第4の発明において前記モータの出力軸はキャリッ
ジの移動方向とは垂直の向きになるように前記モータが
配置されている事を特徴とする。モータ出力軸の回転検
出及びモータに送風のための円盤がキャリッジ及びモー
タの移動に伴い空気の抵抗をうけモータの出力軸の回転
に悪影響を及ぼさないように前記円盤の回転軸はキャリ
ッジの移動方向とは垂直に向いている。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0024】図1は本発明のシリアル記録装置の一つの
実施形態を示す外観図、図2は本発明の主要構成部品の
分解斜視図、図3は図2に示したキャリッジ部および駆
動部の側面図、図4は図2に示したキャリッジ部および
駆動部の下平面図である。図5は図4に示したパルス円
盤の拡大図、図6は図5のパルス円盤の他の実施例を示
す斜視図である。本実施形態はシリアル記録装置として
シリアルプリンタ装置を例にとって述べてある。
【0025】図1で示すプリンタ本体1には記録用紙1
0(例えば紙)を搬送するための紙送りローラ8が回転
可能に取り付けられている。記録用紙10は拍車22に
より紙送りローラ8に圧接させることで搬送可能になっ
ている。この紙送りローラ8は紙送りモータ9により回
転駆動される。
【0026】記録用紙10の搬送方向と交差する方向に
ガイドシャフト4およびガイド補助シャフト6が配さ
れ、ガイドシャフト4およびガイド補助シャフト6の両
端がそれぞれ本体1に固定されている。ガイドシャフト
4にはスライダ5が、ガイド補助シャフト6には補助ス
ライダ7が摺動可能に嵌合しており、スライダ5および
補助スライダ7上に、記録手段2または画像読取手段を
搭載するキャリッジ3が固着されている。記録手段2は
例えばインクジェット方式のものがある。画像読取手段
は例えばスキャナーがある。
【0027】ガイドシャフト4の一端側の本体1にはワ
イヤー16の一端が固定されている。ガイドシャフト4
のもう一端側の本体1には、弾性手段である引っ張りコ
イルスプリング15の一端が引っ掛けられたフック1A
が固定されている。そして、ワイヤー16のもう一端は
引っ張りコイルスプリング15のもう一端に引っ掛けら
れている。つまり、ワイヤー16は引っ張りコイルスプ
リング15を介してであるが実質的に本体1に両端を固
定されている事になる。
【0028】また、図2、図3及び図4に示すように、
キャリッジ3の下面にはキャリッジ駆動モータ11が固
定されているとともに、プーリ部材13を回転可能に取
り付けた軸3Dが設けられている。キャリッジ駆動モー
タ11は2相のステップモータで、コイル端子11A、
11B、11C、11Dを備えている。キャリッジ駆動
モータ11の出力軸にはウォームギア12が固着されて
いる。軸3Dの先端には、プーリ部材13の脱落を防ぐ
抜け止め部材14が固着されている。プーリ部材13は
ウォームギア12と噛み合うはすば歯車(ヘリカルギ
ア)13Aとプーリ部13Bとからなる。
【0029】また、プリンタ本体1には制御回路17が
取り付けられていて、キャリッジ駆動モータ11及び記
録手段2を駆動あるいは制御する。制御回路17にはフ
レキシブルプリント基板18の一端が接続されており、
フレキシブルプリント基板18のもう一端は記録手段2
とキャリッジ駆動モータ11のコイル端子とに接続され
ている。これによりキャリッジ駆動モータ11は記録手
段2あるいはキャリッジ3と一体的に移動可能に固定さ
れている。もちろんモータ11の外装を接着によりキャ
リッジ3の一部に固定してもよい。
【0030】キャリッジ駆動モータ11のウオームギヤ
12が固定されている側とは反対側の出力軸にパルス円
盤19が固定されており、キャリッジ駆動モータ11の
出力軸とともに回転する。パルス円盤19には切欠き部
19a,19b,19cが形成されている。
【0031】キャリッジ駆動モータ11が正常に回転し
ているか否かを検出するために、被検出手段としてのパ
ルス円盤19の回転に伴なってパルス円盤19の切欠き
部19a,19b,19cを検出する検出手段であるフ
ォトインタラプタ20が備えられている。フォトインタ
ラプタ20はキャリッジ駆動モータ11が取り付けられ
ているフレキシブルプリント基板18に端子20a、2
0b、20c、20dが半田付けされて電気制御回路1
7と接続されている。
【0032】パルス円盤19は図5に示すように切欠き
部の回転方向の一端ともう一端つまり図中の符号19a
1と符号19a2、あるいは符号19b1と符号19b
2、あるいは符号19c1と符号19c2とで示す端部
は軸方向にずれて構成されている。このため回転に伴な
って軸方向即ち矢印Fに風を生じさせる。つまりパルス
円盤19の切欠き部19a,19b,19cで送風用の
羽根を形成している。これによりキャリッジ駆動モータ
11が動作中はこのモータに向かって送風するのでモー
タが小型で放熱性が悪くても温度上昇を防ぐ事ができ
る。特別な部品を追加する事無くモータの冷却が行なわ
れるのでコストを低く抑えられる。
【0033】またキャリッジ駆動モータ11の出力軸は
キャリッジ3の移動方向に対して垂直に配置されてい
る。これはもしもキャリッジ駆動モータ11の出力軸は
キャリッジ3の移動方向に対して並行に配置されていた
ならばキャリッジ3の移動に伴ない空気の抵抗によりパ
ルス円盤19は回転方向の力を受ける。これがキャリッ
ジ駆動モータ11の出力軸に作用しモータの特性に悪影
響を及ぼし最悪脱調をおこしてしまう事が考えられる。
本発明ではキャリッジ駆動モータ11の出力軸はキャリ
ッジ3の移動方向に対して垂直に配置されているためキ
ャリッジ3の移動に伴なっても空気の抵抗によりパルス
円盤19は回転方向の力を受けない。このためキャリッ
ジ駆動モータ11の回転は非常に安定している。
【0034】必ずしもパルス円盤19の切欠き部19
a,19b,19cで送風用の羽根を形成しなくても例
えば図6に示すようなものを用いてもキャリッジ駆動モ
ータ11の温度上昇を防ぐ事ができる。図6の符号21
に示すパルス円盤では、回転位置検出用の切欠き部21
a,21b,21cとは別に送風用の羽根21d、21
e、21f、21g、21hが設けられており、フォト
インタラプタ20は切欠き部21a,21b,21cを
検出する。また本実施形態ではキャリッジ駆動モータの
冷却手段として送風用の羽根を用いているが、これに限
らずモータを冷却する手段が付いていればどのような構
成でも構わない。
【0035】プーリ部材13のプーリ部13Bにはワイ
ヤー16が巻回されている。またその巻き方は図4に示
すようにぴったり整数周巻回している即ちプーリを巻い
た際の交差点Pに関して前後(図4中a、b)でワイヤ
ー16は並行であるため、ワイヤーの張力がプーリの側
圧として働かない構造つまり図4中矢印C方向に働かな
い構造になる。このためプーリの回転軸の耐久性は高く
なり摩擦による軸部の損失は非常に小さく抑えられ駆動
負荷も小さくなる。これにより小型のモータの際用が可
能になり装置の小型化、消費電力の低減も達成される。
また、ワイヤーの張力がプーリの側圧として働かない方
法として、ワイヤーはその中間部でプーリを所定周巻回
するとともに両端部がそれぞれ反対方向に張設されてい
てもよい。
【0036】ワイヤー16は弾性手段であるスプリング
15を介して本体1に固定されているので安定した大き
さの張力をワイヤーに与える事ができプーリ部材13と
ワイヤー16の摩擦性能を安定化することができる。以
上の構成において、制御回路17からの指令によりキャ
リッジ駆動モータ11が駆動されると、その駆動力はウ
ォームギア12、プーリ部材13のはすば歯車13Aを
介してプーリ部13Bを回転させる。その結果、ワイヤ
16とプーリ部材13のプーリ部13Bとの摩擦により
キャリッジ3及び記録手段2はガイドシャフト4に沿っ
て往復駆動される。
【0037】ワイヤー16はプーリ部材13のプーリ部
13Bにぴったり整数周巻回しているためワイヤーの張
力がプーリの側圧として働かない構造つまり図4中矢印
C方向に働かない構造になっているのは上述したが、こ
の特性のために弾性手段であるスプリング15の張力は
広い範囲の力が許容され、組み立て時に部品の誤差があ
ったとしてもその多くは許容されるようになり組み立て
コストは低減される。さらにキャリッジ駆動モータ11
はキャリッジ3に記録手段2とともに固定されているた
め、モータ11のコイル端子と制御回路17との電気的
接続が、記録手段2と制御回路17との電気的接続と同
一の部材すなわちフレキシブルプリント基板18で行な
える利点がある。仮にこの電気的接続を同一の部材で行
なわなくとも同時に行なえる利点もある。これらによっ
て組み立てコストが低減される。またコネクタ部の占め
る体積も小さく収まり装置全体のサイズも小さくなる。
しかも、一つのフレキシブルプリント基板18で制御回
路17とモータ11及び記録手段2との電気的接続がで
きるのでモータ11のリード線などの部品費自体も削減
される。
【0038】また、記録手段2及びキャリッジ3を往復
駆動するアクチュエータとしては通常の直流モータに比
べ制御性の良さやコストの面から少なくとも2相のステ
ッピングモータが適している。この2相のステッピング
モータは円筒形の外装の側面からコイルの端子が飛び出
している形状になっている。
【0039】このため本実施形態では図2、図3、図4
に示すように、2相ステッピングモータ11の4つのコ
イル端子11A、11B、11C、11Dを含む平面
が、記録手段2に繋がるフレキシブルプリント基板18
と平行になるような姿勢で、ステッピングモータ11が
キャリッジ3に一体的に配置されている。この配置によ
り、ステッピングモータ11のコイル端子は記録手段2
に接続されるフレキシブルプリント基板18と同一平面
でフレキシブルプリント基板18にはんだ付け可能にな
るので、フレキシブルプリント基板18に余計な負荷が
かかりにくくはんだ付けが容易になったり、あるいはフ
レキシブルプリント基板18が切れたりする組み立て時
の事故が発生し難くなる。
【0040】上記モータ11のコイル端子は円筒形状の
2相ステッピングモータの側面から飛び出た形状のもの
が一般的であるから、本実施形態のように2相ステッピ
ングモータ11の4つのコイル端子を含む平面がキャリ
ッジ3が往復駆動する平面と平行になるような姿勢で、
ステッピングモータ11がキャリッジ3に一体的に配置
された場合、モータとしては直径D長さLとがL≧Dの
関係の形状のものを用いれば、キャリッジ装置自体を薄
く構成する事ができる。言い換えればキャリッジ3を往
復駆動するアクチュエータとして直径D長さLとがL≧
Dの関係の2相ステッピングモータを用い、当該モータ
の出力軸とキャリッジ3を往復駆動する平面とが並行に
なるように配置する事によって、前記モータの円筒面か
ら飛び出ているコイル端子は、記録手段2に接続される
フレキシブルプリント基板18と同一平面でフレキシブ
ルプリント基板18にはんだ付け可能になりフレキシブ
ルプリント基板18に余計な負荷がかかりにくくはんだ
付けが容易になったり、あるいはフレキシブルプリント
基板18が切れたりする組み立て時の事故が発生し難く
なり、またキャリッジ装置自体が薄くなりシリアルプリ
ンタ装置本体を薄く構成する事ができる。
【0041】この機構に更に好適な2相のステッピング
モータとしては例えば本出願人が特開平9−33166
6号公報で提案しているものが挙げられる。
【0042】この提案されたモータは円周方向に等分割
して異なる極に交互に着磁された永久磁石からなるロー
タを円筒形状に形成し、該ロータの軸方向に第1のコイ
ル、ロータ及び第2のコイルを順に配置し、第1のコイ
ルにより励磁される第1の外側磁極及び第1の内側磁極
をロータの外周面及び内周面に対向させ、第2のコイル
により励磁される第1の外側磁極及び第1の内側磁極を
ロータの外周面及び内周面に対向させる様に構成したも
のであり、ロータ軸である回転軸が円筒形状の永久磁石
内から取り出されている。
【0043】このような構成のモータは、第1のコイ
ル、ロータ及び第2のコイルを順にロータの軸方向に配
列してあるためモータの長手方向すなわち出力軸方向の
寸法は長くなりがちであるが直径寸法を小さくしかも出
力が高いモータとする事ができる。
【0044】本実施形態では上記のモータを使用してい
るのでモータをキャリッジ3の下部に重ねて配置してい
るが、シリアルプリンタ装置の厚さはコンパクトのまま
にする事ができる。
【0045】シリアル記録装置としては本実施形態のよ
うに記録手段で例えばインクジェット方式を用いたシリ
アルプリンタ装置のほかに記録手段としてペンを用いた
ペンレコーダ装置にも適用可能であり、記録手段の具体
的な方法を限定するものではない。すなわち記録手段と
してペンを用いたペンレコーダ装置においても同様の効
果がある。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように第1の発明によれ
ば、モータが正常に回転しているか否かを検出する検出
手段で検出される被検出手段がモータを冷却する手段を
兼ねているので、放熱性の悪い小型モータを用いても発
熱を防ぐ事ができる。
【0047】第2の発明によれば、組み立てコスト低減
と、装置のコンパクト化と、駆動源であるモータを発熱
を防ぎつつ小型化する効果がある。すなわち記録手段に
一体的にモータを配置した事でモータとそれを駆動する
電気回路との接続が記録手段とそれを駆動制御する電気
回路との接続をする際に同時に行なえて組み立てコスト
が軽減される。モータの回転を検出するための円盤に回
転に伴ない軸方向に風を生じさせる構造にしたので放熱
性の悪い小型モータを用いても発熱を防ぐ事ができる。
【0048】第3の発明によれば、ワイヤーは前記プー
リを整数周巻回している事によりプーリとワイヤーとの
間で摩擦力が発生しモータの駆動力をワイヤーに伝え前
記記録手段およびキャリッジを往復駆動させる。その際
に精度良く動させるためにプーリとワイヤーとの間で摩
擦力を大きくする必要がありワイヤーの張力を大きくす
る必要があるがワイヤーはプーリをぴったり整数周巻回
している即ちプーリを巻いた際の交差点に関して前後で
ワイヤーは並行であるためワイヤーの張力がプーリの側
圧として働かない構造になる。このためプーリの回転軸
の耐久性は高くなり駆動負荷も小さく抑えられるよう作
用する。これにより小型のモータの採用が可能になり装
置の小型化、消費電力の低減も達成される。モータの回
転を検出するための円盤に回転に伴ない軸方向に風を生
ぜせしむ構造にしたので放熱性の悪い小型モータを用い
ても発熱を防ぐ事ができる。
【0049】第4の発明によれば、組み立てコスト低減
と、装置のコンパクト化と、簡単な構成でステップモー
タの発熱を防ぐ事ができる。モータ出力軸の回転検出の
ための円盤の切欠き部が回転に伴なって軸方向に風を生
じさせるので非常に簡単な構成で放熱性の悪い小型モー
タを用いても発熱を防ぐ事ができる。
【0050】第5の発明によれば、組み立てコスト低減
と、装置のコンパクト化と、簡単な構成でステップモー
タの発熱を防ぎかつそれがステップモータの駆動に悪影
響を及ぼさないものとする事ができる。モータ出力軸の
回転検出及びモータに送風ののための円盤がキャリッジ
及びモータの移動に伴い空気の抵抗をうけモータの出力
軸の回転に悪影響を及ぼさないように前記円盤の回転軸
はキャリッジの移動方向とは垂直に向いている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシリアル記録装置の一つの実施形態を
示す外観図である。
【図2】本発明の主要構成部品の分解斜視図である。
【図3】図2に示したキャリッジ部および駆動部の側面
図である。
【図4】図2に示したキャリッジ部および駆動部の下平
面図である。
【図5】図4に示したパルス円盤の拡大図である。
【図6】図5のパルス円盤の他の実施例を示す斜視図で
ある。
【図7】従来のシリアルプリンタ装置の構成例を示す外
観図である。
【符号の説明】
1 本体 2 記録手段 3 キャリッジ 4 ガイドシャフト 5 スライダ 6 ガイド補助シャフト 7 補助スライダ 8 紙送りローラ 9 紙送りモータ 10 記録用紙 11 キャリッジ駆動モータ 11A、11B、11C、11D コイル端子 12 ウォームギア 13 プーリ部材 13A はすば歯車部 13B プーリ部 14 抜け止め部材 15 弾性手段(引っ張りコイルスプリング) 16 ワイヤー 17 電気制御回路 18 フレキシブルプリント基板 19、21 パルス円盤(被検出手段) 20 フォトインタラプタ(検出手段) 22 拍車

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体上で往復運動されかつ記録手段
    を搭載したキャリッジの移動に対して同期を図りながら
    該記録手段により記録をおこなうシリアル記録装置にお
    いて、 前記キャリッジ上に該キャリッジを往復駆動させるモー
    タと、該モータが正常に回転しているか否かを検出する
    検出手段と、該検出手段で検出されると共に前記モータ
    を冷却する被検出手段とを備えた事を特徴とするシリア
    ル記録装置。
  2. 【請求項2】 装置本体上で往復運動されかつ記録手段
    を搭載したキャリッジの移動に対して同期を図りながら
    該記録手段により記録をおこなうシリアル記録装置にお
    いて、 前記キャリッジ上に該キャリッジを往復駆動させるモー
    タと、該モータの出力軸に一体的に取り付けられた切欠
    き部を備える円盤と、該円盤の切欠き部を検出する検出
    手段とを備え、前記円盤は回転に伴ない軸方向に風を生
    ぜせしむ形状である事を特徴とするシリアル記録装置。
  3. 【請求項3】 装置本体上で往復運動されかつ記録手段
    を搭載したキャリッジの移動に対して同期を図りながら
    該記録手段により記録をおこなうシリアル記録装置にお
    いて前記キャリッジと一体的に配置され少なくともモー
    タと該モータによって駆動されるプーリとからなり前記
    キャリッジを往復駆動する駆動手段と、前記プーリを整
    数周巻回し本体に両端を実質的に固定されたワイヤー
    と、前記モータの出力軸に一体的に取り付けられた切欠
    き部を備える円盤と、該円盤の切欠き部を検出する検出
    手段とを備え、前記円盤は回転に伴ない軸方向に風を生
    ぜせしむ形状である事を特徴とするシリアル記録装置。
  4. 【請求項4】 前記円盤の切欠き部の回転方向の一端と
    もう一端とは軸方向にずれて構成されている事を特徴と
    する請求項2又は3に記載のシリアル記録装置。
  5. 【請求項5】 前記モータの出力軸はキャリッジの移動
    方向とは垂直の向きになるように前記モータが配置され
    ている事を特徴とする請求項2から4の何れか1項に記
    載のシリアル記録装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013515632A (ja) * 2010-08-17 2013-05-09 ゼンゾウ・レーサイ・サイエンス・アンド・テクノロジー・カンパニー・リミテッド 広幅カラープリンター
CN114654893A (zh) * 2022-03-27 2022-06-24 深圳市普贴科技有限公司 一种具有固定功能的高稳定性打印机

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