JP2000312599A - トウモロコシの浸漬方法及びこの方法から得られる、還元糖を少量でしか含まないスティープリカー - Google Patents

トウモロコシの浸漬方法及びこの方法から得られる、還元糖を少量でしか含まないスティープリカー

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トウモロコシ浸漬方法の提供。 【解決手段】 還元糖を少量でしか含まないコーン・ス
ティープリカーを製造するためのトウモロコシ浸漬方法
であって、(a) トウモロコシに対し約1000〜約2200ppm
の濃度で二酸化硫黄を含む新鮮なスティープリカーを導
入すること、(b) このトウモロコシを、約118 °F〜約
125 °Fの温度で10時間を超える浸漬時間、浸漬するこ
と、(c) このトウモロコシから、トウモロコシ1ブッシ
ェル当たり2〜4ガロンの率でスティープリカーを分離
すること、(d) 上記新鮮なスティープリカーを導入した
約4時間後から上記トウモロコシからスティープリカー
を分離する約1時間前までの間の時点にpHを約4.2 〜約
5.5 に調節すること、(e) 上記分離したスティープリカ
ーを、約118 °F〜約125 °Fの温度に、約10〜約40時
間維持すること、及び(f) 得られたコーン・スティープ
リカーを蒸発処理すること、を含んでなる上記方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、トウモロコシから
材料を分離及び回収するためのウェットミリングプロセ
スにおける改善に関する。より詳しくは、本発明は、よ
り高い収量でデンプンを得ることを可能にする向上した
磨砕性(millibility) と、還元糖を少量でしか含まない
スティープリカー(steepwater)とを与える改善された浸
漬方法に関する。
【0002】
【従来の技術】通常のトウモロコシの加工方法では、高
められた温度及び酸性pH下に二酸化硫黄を含む水中に全
トウモロコシを長期間浸漬する。この浸漬工程の間、可
溶性物質がトウモロコシ穀粒から浸漬水に抽出され、こ
の水中の乳酸菌の存在により発酵する。浸漬時間、SO2
濃度、水の除去速度、温度などの様々な可変パラメータ
が分離を促進するために使用される。得られたスティー
プリカーは、酵素、薬品などの様々な物を製造するため
の発酵媒体として使用される。このプロセスには多くの
変法があるので、市場にあるコーン・スティープリカー
の品質は様々である。
【0003】簡単な浸漬方法の古い説明が米国特許RE 1
8,775 号に記載されている。この方法では、若干酸性に
した水を簡単な浸漬タンク中に加える。デンプンを分離
した後、水をそのプロセスに再利用する。スティープリ
カーをプロセスに再循環することを含む浸漬方法の他の
古い説明が米国特許第58,824号、同第1,655,395 号及び
同第1,960,985 号にある。
【0004】米国特許第2,232,555 号は、トウモロコシ
を、4.5 〜6.9 のpHを有する酸性化した水中に、125 〜
145 °Fの温度で約5〜15時間浸漬して、水溶性炭化水
素類または糖類を実質的な量で含む抽出物を得る方法を
開示している。
【0005】米国特許第4,359,528 号は、アミノ酸を多
量に含み、ペニシリンの製造に有用なスティープリカー
を製造する方法を開示している。この方法は、複数の一
連のサイロで段々に低く設定された温度を使用し、また
トウモロコシに対し高い循環率で水を使用する。3.95〜
4.2 のpHが報告されている。
【0006】米国特許第4,980,282 号は、スティープリ
カーをプロセスから分離し、次いでインキュベーション
(incubation)してバイオマスを発展させそしてこの発展
したバイオマスを40℃〜約48℃の温度及び少なくとも約
3.5 のpHで処理する方法を開示している。
【0007】有用性の面で様々なスティープリカーを製
造していたところ、デンプンを高収量で与えながらも、
発酵媒体として使用するのに必要な低い還元糖含有率を
有するスティープリカーを与える方法がここに見出され
た。
【0008】
【本発明の要約】本発明により、 a) トウモロコシに対し二酸化硫黄を約1000〜約2200pp
m の割合で含む新鮮なスティープリカーを導入するこ
と、 b) 約118 °F〜約125 °Fの温度で10時間を超える浸
漬時間で上記トウモロコシを浸漬すること、 c) トウモロコシ1ブッシェル当たり2〜4ガロンの率
で、上記トウモロコシからスティープリカーを分離する
こと、 d) 上記の新鮮なスティープリカーを導入した後約4時
間から上記トウモロコシからスティープリカーを分離す
る約1時間前の間の時点に、pHを約4.2 〜約5.5 に調節
すること、 e) 上記の分離したスティープリカーを、約10〜約40時
間、約118 °F〜約125°Fの温度に維持すること、及
び f) このコーン・スティープリカーを蒸発処理する、 ことを含む、コーン・スティープリカーを製造する方法
が提供される。
【0009】
【本発明の詳細な説明】本方法を行うにあたっては、サ
イロに入れたトウモロコシ穀粒を、トウモロコシに対し
約1000〜約2200ppm の割合で二酸化硫黄を含むスティー
プリカーと接触させる。このトウモロコシは、約118 °
F〜約125 °Fの温度下に、10時間を超える時間、好ま
しくは約20〜約48時間の間、浸漬する。浸漬処理はバッ
チプロセスで行ってもよいし、また図1に示すように連
続して行ってもよい。連続して行う場合は、連結した各
サイロに新鮮なスティープリカーを順次導入する。
【0010】通常の浸漬方法では、pHは3.8 〜4.1 であ
る。本発明方法においては、最初に新鮮なスティープリ
カーを導入した約4時間後からトウモロコシからスティ
ープリカーを分離する約1時間前までの間の時間にpHを
約4.2 〜約5.5 に調節し、次いで分離したスティープリ
カーを約118 °F〜約125 °Fの温度に約10〜約40時間
維持することによって、還元糖を少量でしか含まないス
ティープリカーが得られることが見出された。このよう
な特徴は、このスティープリカーを商工業的に非常に魅
力あるものとする。更に、デンプンの収量が高いという
別の利点がある。なぜならば、発酵媒体品質のスティー
プリカーを製造する際にはしばしばデンプンの収量が低
くなるからである。最後に、上記スティープリカーは蒸
発処理して市販製品とする。
【0011】本発明の好ましい態様の一つでは、pHは、
新鮮なスティープリカーを導入した約8時間後から約16
時間後の間の時間に調節される。
【0012】pHの調節はスティープリカー製造プロセス
の間に行うことができるが、本発明の他の態様では、ス
ティープリカーをプロセスから取り出し、そのpHを調節
しそしてこのスティープリカーを再びプロセスに戻すこ
ともできる。
【0013】以下の例は本発明の実施の態様を例示する
ものである。
【0014】
【実施例】例1 きれいな黄色デント種No.2トウモロコシの浸漬を、同じ
揃いの二つの浸漬サイロ群(装置A及び装置B)を用い
て以下に記載の異なる条件下に工業用プラント中で行っ
た。これらの装置の一つを図1に示す。この装置は、総
容積67,800ガロン、直径18フィートの、濾過基底部Bを
有するステンレス製の8つのサイロA1〜A8からなり、こ
れらは以下の要素を含む: 管11; 共通の排出管C2及び共通の導入管C3を介して、
サイロの基底部をそのサイロの頂部及び他の7つのサイ
ロの頂部に連結し、そのサイロもしくは他のサイロへス
ティープリカーを再循環させる管であり、またこの管
は、所定の時間で、図1に示した共通の管路を介して浸
漬水を貯槽タンク(図示せず)に回収する働きもする。
【0015】トウモロコシを排出するための底部弁14; 循環ポンプP-1 を有する管/鞘構造の熱交換器16; 前
記循環ポンプは、熱交換器16中の加熱管を介する他のサ
イロ頂部への液流を制御する。
【0016】管路11上に配置された、8つの電磁(solen
oid operated) 排水弁V2; 装置中にいきわたるスティ
ープリカーの動きを可能とする共通の排出管路C2から各
々のサイロを隔離するもの。
【0017】管路12上に配置された、8つの電磁水導入
弁V1;装置中にいきわたるスティープリカーの動きを可
能とする共通の導入管路C3から各々のサイロを隔離する
もの。
【0018】インキュベーションタンク(図示せず)に
接続された出口管C1及び弁V3; 前記インキュベーショ
ンタンクは、24〜40時間のインキュベーション時間を与
えるのに十分に大きい容積を持って、粉砕されたトウモ
ロコシ1ブッシェル当たり2〜4ガロンの量のバッチの
スティープリカーを収容し、管C2及び11を介して各々の
サイロに連結される。この際、弁V2は各サイロ間でのリ
カーの隔離を保証する。
【0019】1000〜2200ppm 濃度に調節された含SO2
ティープリカー用の注入管19; 弁V5及びV1を開けるこ
とによってこの管19から含SO2 リカーが回分的に加えら
れ、回収されたスティープリカーと置き換わる。
【0020】pHを4.2 〜5.5 の範囲に調節するためのア
ルカリ添加用の注入管18; 同一のサイロの弁V4、V2
びV1並びにスタートポンプP-1 を開けることによってこ
の管18からアルカリがC2に加えられる。これにより、浸
漬サイクルのいかなる時点及びどのサイロ中においても
スティープリカーのpH調節が可能となる。
【0021】スティープリカーのpHを測定するためのpH
測定器Z-1 ; pH値が所望とするセットポイントに到達
した時点で、このZ-1 が機能して弁V-4 を閉める。
【0022】各サイロはトウモロコシMで満たし、そし
てプロセス水を浸漬サイロ中に向流で移動させ、この
際、最も古いトウモロコシが最も新しいリカーと接触す
るようにする。この系では、トウモロコシは各浸漬サイ
ロ間を移動せず、スティープリカーだけが各サイロ間を
渡り進む。24〜40時間のインキュベーション時間の後、
そのスティープリカーは蒸発器(図示せず)に移し、そ
して85℃未満の温度で減圧下に50%乾量分まで蒸発処理
する。
【0023】同じ揃いの二つのサイロ群を、118 °F〜
125 °Fの浸漬温度、1000〜2200ppm のSO2 濃度及び1
ブッシェル当たり2.0 〜4.0 ガロンのスティープリカー
回収率で操業した。B装置は対照例であり、一方、A装
置は所定の時間に浸漬中にpHの調節を行った。きれいな
黄色のデント種No.2トウモロコシのサンプル100 gを1.
2 インチ×1.2 インチのサイズのチーズクロース中に封
入し、そしてサイロをトウモロコシで満たした後に各々
の装置の各々のサイロ中に入れた。チーズクロース中の
トウモロコシサンプルを、各々の装置中で浸漬されてい
るトウモロコシと同じ浸漬条件に曝した。浸漬サイクル
の間に規定の時間が過ぎたら、サンプルをそれぞれの装
置から取り出し、浸漬が更に進むのを防ぐために冷却
し、そしてCereal Chem. 70:732-727 に記載の手順に従
いその磨砕性について試験した。
【0024】A装置では、スティープリカーのpHを、以
下の表Iに示されるように浸漬サイクルの間の様々な時
点で4.6 に調節し、一方、B装置は3.8 〜4.1 のpHの標
準のpH条件に維持した。このpHの調節は30%の水酸化ナ
トリウム水溶液を添加することによって行った。浸漬サ
イクルの間のpHを調節する時点は、注入管18を通して浸
漬プロセスに含SO2 スティープリカーを導入した8時間
後から最後のスティープリカーを回収する1時間前まで
の間で変えた。
【0025】表1は、浸漬プロセス中様々な時点での、
B装置対照サンプルとA装置サンプルとでのデンプンの
収率を比較した結果を示す。図2に示したこのデータの
グラフは、pH調節時間及び浸漬時間とそれのデンプンの
収率に対する影響との関係を示す。ここで、最も効果的
なpH調節時期は、浸漬プロセスに含SO2 スティープリカ
ーを導入してから8〜16時間の間にあることに注目する
べきである。但し、スティープリカーをインキュベーシ
ョンタンクに移す1時間前に第二のpH調節を行った。 表1 デンプンの収率(トウモロコシの重量に対する%) 浸漬時間 (対照) (h* ) 0時間 8時間 12時間 16時間 18時間 12 - 59.48 62.31 61.37 - 16 59.46 62.25 64.92 63.93 62.56 20 63.21 62.18 66.18 64.64 62.93 24 64.60 64.63 67.01 65.16 60.83 28 65.95 - 68.15 - - * 浸漬プロセスに含SO2 リカーを導入した後の経過時間例2 含SO2 スティープリカーを浸漬プロセスに導入した8時
間後にpHの調節を行ったA装置から回収した最終のステ
ィープリカーから1ガロンのサンプルを得た。このサン
プルから200mL のアリコートを取り出し、そのpHを4.9
〜5.0 に調節しそして実験室で110 °F〜131 °Fの範
囲の様々な温度でインキュベーションした。インキュベ
ーションする間、Corn Industries Research Foundatio
n Division of Corn Refiners Association, Inc., Sta
ndard Analytical Method,第6版,D-52, J-58, (ワシ
ントン)に従い還元糖含有率を試験した。この方法は、
サンプル中の還元糖の含有率(乾量基準で重量%単位)
を測定するものである。
【0026】図3に示した結果は、インキュベーション
サイクルの期間の間にスティープリカー中の還元糖が低
減したことを示す。インキュベーションの間、115 °F
以下の温度に維持されたサンプルは、発酵品質のスティ
ープリカーの製造プロセスにとっては不都合な、アルコ
ール発酵の官能属性を示し始めた。更に、123 °Fを超
えるインキュベーション温度の結果は、還元糖含有率が
十分に低減されないことを示した。それゆえ、これらの
結果に基づいて、インキュベーションの間にスティープ
リカー中の還元糖の量を低減するための最適な温度範囲
は、約118 °F〜約123 °Fあたりであると考えられ
る。例3 実験室データの確証を得るための方法にて、追加の還元
糖試験を行った。表II及び図4は、実際の浸漬プロセス
で生じた、pH調節前の実際の還元糖含有率について得ら
れたデータを示す。3ヶ月6日の間、サンプルをそれぞ
れ採取した。乾量基準で還元糖の重量%は一貫して10%
を超え、平均で12%を超えた。このようなレベルの還元
糖含有率は、有効な発酵媒体に対し一般的に要求される
許容可能なレベルを十分に超えるものである。表III 及
び図5は、含SO2 スティープリカーを導入した8〜16時
間後の浸漬プロセスでpHを4.5 〜4.8 に調節し、そして
スティープリカーをインキュベーションに移す1時間前
にスティープリカーに第二のpH調節を行った際の実際の
還元糖の含有率を示す。全てのプロセスにおいてスティ
ープリカー温度は118 〜123 °Fであった。5ヶ月間の
間、サンプルをそれぞれ採取した。その結果は、このス
ティープリカーが、乾量基準で平均で5重量%未満の還
元糖含有率を有していたことを示している。
【0027】
【表1】
【0028】
【表2】
【0029】
【表3】
【図面の簡単な説明】
本発明をより完全に理解するためには、添付の図面と関
連して上記の詳細な説明を参照すべきである。
【図1】図1は、コーン浸漬プロセスに使用したサイロ
群からなる装置を側面から見た立面図である。
【図2】図2は、浸漬時間及びpH調節時間に対するデン
プンの収率を示す図である。
【図3】図3は、様々な温度下でインキュベーションし
た結果を示す曲線図である。
【図4】図4は、スティープリカーのpHを調節する前及
び後のインキュベーションタンク中でのスティープリカ
ー中の還元糖の含有率を示すグラフである。
【図5】図5は、スティープリカーのpHを調節する前及
び後のインキュベーションタンク中でのスティープリカ
ー中の還元糖の含有率を示すグラフである。
【符号の説明】
図1中の各符号は、例1に記載の意味を有する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リン・ドウ アメリカ合衆国、イリノイ州60440 、ボ ーリングブルック、デルマール・ドライ ブ、188

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 還元糖を少量でしか含まないコーン・ス
    ティープリカーを製造するためのトウモロコシ浸漬方法
    であって、(a) トウモロコシに対し約1000〜約2200ppm
    の濃度で二酸化硫黄を含む新鮮なスティープリカーを導
    入すること、(b) このトウモロコシを、約118 °F〜約
    125 °Fの温度で10時間を超える浸漬時間、浸漬するこ
    と、(c) このトウモロコシから、トウモロコシ1ブッシ
    ェル当たり2〜4ガロンの率でスティープリカーを分離
    すること、(d) 上記新鮮なスティープリカーを導入した
    約4時間後から上記トウモロコシからスティープリカー
    を分離する約1時間前までの間の時点にpHを約4.2 〜約
    5.5 に調節すること、(e) 上記分離したスティープリカ
    ーを、約118 °F〜約125 °Fの温度に、約10〜約40時
    間維持すること、及び(f) 得られたコーン・スティープ
    リカーを蒸発処理すること、を含んでなる上記方法。
JP2000108534A 1999-04-12 2000-04-10 トウモロコシの浸漬方法及びこの方法から得られる、還元糖を少量でしか含まないスティープリカー Expired - Fee Related JP3904369B2 (ja)

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