JP2000311872A - ダイシング装置およびそれを用いた電子顕微鏡観察用試料片の作成方法 - Google Patents

ダイシング装置およびそれを用いた電子顕微鏡観察用試料片の作成方法

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JP2000311872A JP12010399A JP12010399A JP2000311872A JP 2000311872 A JP2000311872 A JP 2000311872A JP 12010399 A JP12010399 A JP 12010399A JP 12010399 A JP12010399 A JP 12010399A JP 2000311872 A JP2000311872 A JP 2000311872A
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Fumitoshi Yasuo
文利 安尾
Akitsu Ayukawa
あきつ 鮎川
Kayoko Mori
加代子 森
Hiroko Okazaki
裕子 岡崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少ない切断回数で試料を観察用薄片に切り出
すことができるダイシング装置を提供し、電子顕微鏡観
察用試料片の作成を容易にすること。 【解決手段】 ダイシング装置は、複数枚の円盤状切削
刃からなる切削刃群とその回転軸を備え、切削刃群は第
1切削刃と、第1切削刃に隣接し第1切削刃よりも直径
が小さく、外周端面が平面、傾斜面、階段状面のいずれ
かである少なくとも1枚の第2切削刃とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はダイシング装置、
およびそのダイシング装置を用いて電子顕微鏡観察用試
料片を作成する作成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の試料片作成方法としては1つの試
料片(テストピース)を得るためにダイシング装置で観
察箇所を含む試料を6回から10回程度にわたって切断
して観察用薄片に加工し、さらに観察用薄片の観察箇所
を集束荷電粒子ビームを用いて薄膜化する作成方法が知
られている(例えば特開平5−180739号公報参
照)。
【0003】また従来のダイシング装置、すなわち切断
装置としては、1つの回転軸上に同一のブレードを等間
隔で複数枚備えたものを1ユニットとして、これを主軸
上に複数備えたものが知られている(例えば特開平4−
141396号公報参照)。この切断装置は、半導体ウ
ェーハ、ガラス、セラミックス、フェライト、大理石ま
たは御影石等の板状の被加工物を複数のチップまたはタ
イルに効率よく切断することを可能としている。
【0004】また更に他の切断装置として複数のブレー
ドの間にスペーサーを着脱自在に設けたものもある(例
えば実開平5−5335号公報参照)。この切断装置は
石材を切断する際にブレードが歪んでブレード同志の間
隔が変化し、結果として石材が片薄に切断されてしまう
問題に対処したものである。この切断装置を用いること
により、石材を同一形状に効率よく切り出すことを可能
としている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の試料作成方法
で、幅100μm〜300μm程度、観察箇所において
幅10μm〜50μm程度の観察用薄片を得るためには
観察箇所を含む試料にダイシング装置による精密な切断
を6回から10回ほど繰り返して切り出さなければなら
なかった。このため、1回切断を行う度にダイシング装
置での切り込み深さや切断幅等を設定変更し、さらには
試料の切断箇所を精密に位置合わせする必要があった。
【0006】また従来の切断装置は、被加工物を同一形
状に多数切り出すうえでは効果的である。しかし、電子
顕微鏡観察用試料を作成するうえでは被加工物を同一形
状に多数切り出すことは意味がなく、効果的でなかっ
た。
【0007】この発明は以上のような事情を考慮してな
されたものであり、1回または2回の少ない切断回数で
電子顕微鏡観察用試料片を作成できるダイシング装置お
よびそれを用いた作成方法を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、複数枚の円
盤状切削刃からなる切削刃群とその回転軸を備え、切削
刃群は第1切削刃と、第1切削刃に隣接し第1切削刃よ
りも直径が小さく、外周端面が平面、傾斜面、階段状面
のいずれかである少なくとも1枚の第2切削刃とからな
るダイシング装置を提供するものである。
【0009】この発明は別の観点からみれば、前記ダイ
シング装置を用いて電子顕微鏡による観察箇所を含む板
状の試料を厚み方向に2回切断し観察箇所を含む1つの
観察用薄片に加工する工程と、得られた観察用薄片の観
察箇所に集束荷電粒子ビームでエッチングを施して薄膜
にする工程とからなることを特徴とする電子顕微鏡観察
用試料片の作成方法を提供するものでもある。
【0010】
【発明の実施の形態】この発明のダイシング装置は、切
削刃群は第1切削刃と同径の第3切削刃をさらに備え、
第2切削刃が第1および第3切削刃の間に挟まれてなる
ように構成してもよい。
【0011】このように構成することにより、観察箇所
を含む板状の試料を1回の切断で電子顕微鏡観察用の観
察用薄片に加工できるようになる。
【0012】また、別の観点から見れば、上記の第1、
第2および第3切削刃からなる切削刃群を備えるダイシ
ング装置を用いて電子顕微鏡による観察箇所を含む板状
の試料を厚み方向に1回切断し観察箇所を含む1つの観
察用薄片に加工する工程と、得られた観察用薄片の観察
箇所に集束荷電粒子ビームでエッチングを施して薄膜に
する工程とからなる電子顕微鏡観察用試料片の作成方法
を提供できるようになる。
【0013】第1および第3切削刃には、外周端面が平
面状のものが通常用いられるが、これに限定されない。
またこの発明のダイシング装置は、切削刃群が切削刃の
間に円盤状で外径がいずれの切削刃よりも小さい少なく
とも1つのスペーサーをさらに備えてもよい。
【0014】このように構成することにより、隣合う切
削刃の間に一定の間隔(スペース)を開けることができ
るので、そのスペースに観察箇所を残して薄片に切削す
ることが容易に行える。
【0015】なお、この発明においては試料を完全に切
断するための切削刃を第1および第3切削刃と呼び、試
料の観察箇所の近傍を切削する切削刃を第2切削刃と呼
んで区別している。しかし、これらの切削刃はそれぞれ
別体の切削刃でもよいし、一体の切削刃でもよい。
【0016】
【実施例】以下に図面に示す実施例に基づいてこの発明
を詳述する。なお、この実施例によってこの発明が限定
されるものではない。
【0017】まず、ダイシング装置で試料を切断する前
の準備手順について説明する。最初に、図2または図3
に示すように加工ステージ4をヒーター等(図示せず)
によって130℃程度まで加熱して熱溶解性ワックス5
を溶解する。次に、この溶解したワックス5の上に試料
Tを載せ、ワックス5が十分に広がるように試料Tを上
から押さえつける。なお、ここで試料Tは観察箇所2を
含むSi−LSIを劈開により2mm〜3mmの幅の短
冊形状に分割したものである。次に、加工ステージ4を
ヒーター等から外して冷却し、ワックス5を固める。そ
の後、加工ステージ4をダイシングシート(図示せず)
に固定し、ダイシング装置(図示せず)にセットする。
なお、熱溶解性ワックス5としてはガタン社製マウンテ
ィングワックス(品番623−00−006)を用いる
ことができる。
【0018】次に、試料Tをダイシング装置で切断する
薄片加工工程について説明する。まず、図1に示すよう
にダイシング装置のスピンドル9に外周端面が平面であ
る切削刃7a、観察箇所2を切削から保護するために切
削幅を確保するスペーサー8、外周端面が階段状面であ
る切削刃7bをそれぞれ順に装着し、両端をフランジ1
0で挟んで固定し、切削刃群6aとしてセットする。
【0019】切削刃7aは図2および図3に示す試料T
を完全に切断できるように直径51.2mmと幅0.0
45mmを有しており、スペーサー8は直径49.0m
mと幅0.03mmを有している。切削刃7bは試料T
の観察箇所近傍を切削する直径の小さい部分と試料Tを
完全に切断する直径の大きな部分が一体になっている。
そしてその寸法は図3に示すようにDが0.245m
m、dが0.045mm、Rが51.2mm、rが4
9.8mmである。また、切削刃の材質としてはダイヤ
モンドを用いることができる。
【0020】上記の切削刃7aおよび7bとスペーサー
8のそれぞれの直径や幅は図3に示す試料Tの厚さSや
試料片1の幅Wや切り残し部3の幅W1 等を考慮して設
定されたものである。試料Tの厚さや切り残し部3の幅
が異なる場合には、上記の例とは異なる直径および幅を
有する切削刃やスペーサを組み合わせることで対応でき
る。また、適切な幅の切削刃やスペーサーが無い場合に
は数枚の切削刃やスペーサーを重ね合わせることにより
対応してもよい。
【0021】次に、上述のようにしてセットされた切削
刃群6aを用い、図2および図3に示されるように試料
Tを切断して試料片1を切り出す。なお、この切断の際
のスピンドルの回転速度は30000rpm程度、切断
速度は1mm/sec程度であるが、試料の硬さや切断
エッジの荒れや欠けの生じ易さ等に応じて回転速度と切
断速度を調節することが好ましい。
【0022】この切断の際には試料Tの観察箇所2が切
削刃群6aのスペーサー8に接するように加工ステージ
4を移動させて位置合わせを行う必要がある。しかし、
従来のダイシング装置を用いた方法と比較するとはるか
に少ない回数の位置合わせで試料Tを所望形状の試料片
1、すなわち観察箇所2を含むL字断面形状に削り出す
ことができる。
【0023】このようにして切り出された試料片1の寸
法(図3)は、例えばSが700μm、Wが230μ
m、W1 が30μmである。なお、試料片1の上記寸法
よりさらに小さく切断することも可能であるが、後の工
程での試料片1の取扱易さや破損のしにくさ等を考慮す
るとこの程度の寸法が適当である。
【0024】特にW1 の寸法はより小さいほど後の薄膜
加工工程でエッチングを施す範囲を狭くできるが、切断
による断面の荒れや欠けによって観察箇所2が損傷を受
けないようにするにはこの程度の寸法が適当である。
【0025】次に、L字断面形状に切り出された試料片
1の観察箇所2の近傍にエッチングを施す薄膜加工工程
について説明する。
【0026】まず、図2および図3に示される上述の薄
片加工工程で試料Tが載せられていた加工ステージ4を
ダイシングシートから外し、ヒーター等で約130℃に
加熱して熱溶解性ワックス5を溶解する。次に、試料片
1を加工ステージ4から外し、溶剤で十分に熱溶解性ワ
ックス5を除去する。次に、試料片1をメッシュと呼ば
れる電子顕微鏡用試料支持台(図示せず)に載せ、熱硬
化樹脂や瞬間接着剤を用いて固定する。
【0027】その後、図4に示すように集束荷電粒子ビ
ーム11を照射してエッチングを施し、試料片1の観察
箇所近傍の幅W2 をさらに0.1μm〜0.5μm程度
にまで薄膜加工する。なお、集束荷電粒子ビーム11と
しては具体的にはGaイオンビームを用いることができ
る。また、電子顕微鏡観察の目的によっては薄膜を上記
の範囲より厚く仕上げることも薄く仕上げることもある
が、一般的により薄いほど解像度の高い電子顕微鏡像が
得られる。
【0028】以上で電子顕微鏡観察用試料片の作成は終
了し、その後は図5に示されるように薄膜加工された観
察箇所2に矢印で概念的に示される電子線12が透過さ
れて電子顕微鏡(図示せず)による観察が行われる。
【0029】また、この発明における切削刃とスペーサ
ーの組み合わせによる切削刃群は上記実施例の組み合わ
せのみに限定されず、様々な組み合わせで実施すること
ができる。以下にその他の組み合わせによる切削刃群の
実施例について図6〜図12に基づいて説明する。な
お、図6〜図12の各(a)はその他の実施例による切
削刃群の正面図であり、切削刃群の構成が分かり易いよ
うに各切削刃およびスペーサとの間を間隔を開けて示し
ているが、実際にはこの間隔は無い。また、図6〜図1
2の各(b)はそれらの切削刃群により加工された試料
の斜視図である。
【0030】図6の(a)に示される切削刃群6bは、
外周端面が平面である切削刃7aと、外周端面が平面で
前記切削刃7aよりも直径が小さく幅が厚い切削刃7c
と、それらの切削刃7aおよび切削刃7cの間に挟まれ
るスペーサー8で構成されている。この切削刃群6bに
よれば図6の(b)に示すようにL字断面を有する試料
1を切り出すのに2回の切断を必要とするが、上述の実
施例(図1〜図3)の切削刃群6aのように外周端面が
階段状面の特殊な切削刃7bを用意する必要がない。
【0031】図7の(a)に示される切削刃群6cは2
枚の切削刃7aと、切削刃7cと、スペーサー8とから
構成され、切削刃7cとスペーサー8は切削刃7aによ
って挟まれている。この切削刃群6cによれば図7の
(b)に示すようにL字断面を有する試料片1を1回の
切断で切り出すことができ、かつ外周端面が階段状面の
特殊な切削刃7bを用意する必要がない。
【0032】図8の(a)に示される切削刃群6dは外
周端面が階段状面である2枚の切削刃7bと、その間に
挟まれるスペーサー8とから構成され、切削刃7bの段
差側が互いに向かい合ってスペーサー8を挟んでいる。
この切削刃群6dによれば図8の(b)に示すように凸
型断面を有する試料片1を1回の切断で切り出すことが
できる。これにより、切断後の試料の取扱いで試料片1
が倒れても観察箇所2にゴミ等が付着することを防止で
きる。
【0033】図9の(a)に示される切削刃群6eは2
枚の切削刃7aと、外周端面に平面と傾斜面を併せ持
ち、かつ、前記切削刃7aよりも直径が小さく幅が厚い
切削刃7dとから構成され、切削刃7dは切削刃7aに
よって挟まれている。
【0034】この切削刃群6eによれば図9の(b)に
示すように試料片1の切り残し部3の側面を傾斜面とし
て切断することができる。これにより、切り残し部3の
側面に荒れや欠けを生じにくくすることができるととも
に、観察箇所2を含む切り残し部3の上面の幅を狭くす
ることができる。従って、次の薄膜加工工程で集束荷電
粒子ビームを用いてエッチングを施す範囲を狭くするこ
とができ、加工時間の短縮を図ることができる。
【0035】図10の(a)に示される切削刃群6fは
2枚の切削刃7aと、外周端面に平面と傾斜面を併せ持
ち、かつ、前記切削刃7aよりも直径が小さく幅が厚い
2枚の切削刃7eとから構成されている。そして2枚の
切削刃7eはそれらの傾斜面側が互いに向かい合った状
態で切削刃7aによって挟まれている。この切削刃群6
fによれば図10の(b)に示すように切り残し部3の
両側面を傾斜面とした凸型断面の試料1を1回の切断で
切り出すことができる。
【0036】これにより、上述の切削刃群6dを用いて
切削した場合と同様に観察箇所2へのゴミの付着を防止
できる。また、上述の切削刃群6eを用いて切断した場
合と同様に観察箇所2を含む切り残し部3の上面の幅も
狭くすることができるので次の薄膜加工工程でエッチン
グを施す範囲を狭くすることができる。さらに、切り残
し部3の両側面の荒れや欠けを生じにくくすることがで
きる。
【0037】図11の(a)に示される切削刃群6gは
2枚の切削刃7aと、外周端面が傾斜面で前記切削刃7
aよりも直径が小さく幅が厚い切削刃7fとから構成さ
れ、切削刃7fは切削刃7aに挟まれている。この切削
刃群6gによれば、図11の(b)に示すように試料片
1を1回の切断で切り出すことができる。この切削刃群
6gを用いて切断する効果は図9の(a)に示す切削刃
群6eを用いて切断した場合と同じである。
【0038】図12の(a)に示される切削刃群6hは
2枚の切削刃7aと、2枚の切削刃7fとから構成さ
れ、2枚の切削刃7fはそれらの傾斜面側が互いに向か
い合った状態で切削刃7aによって挟まれている。この
切削刃群6hによれば、図12の(b)に示すように試
料片1を1回の切断で切り出すことができる。この切削
刃群6hを用いて切削する効果は上述の切削刃群6fを
用いて切断した場合と同じである。
【0039】なお、上述の切削刃群6e〜6hを用いて
試料片1の切り残し部3の側面を傾斜面として切断する
と、図13および図14に示すように後の薄膜加工工程
で集束荷電粒子ビーム11を切り残し部3の表面に浅い
角度で照射できるようになる。これにより集束荷電粒子
ビーム11による熱や原子のノックオンなどの試料損傷
を低減できるとともにエッチング速度も向上する。な
お、図14に示される破線は集束荷電粒子ビーム11で
エッチングが施された後の切り残し部3の断面を表した
ものである。
【0040】
【発明の効果】この発明によれば、ダイシング装置に備
えられる切削刃群を試料を厚み方向に完全に切断するた
めの切削刃と試料の観察箇所近傍を切削するための切削
刃とから構成するので、少ない切断回数で試料を観察用
薄片に切り出せるダイシング装置を提供でき、電子顕微
鏡観察用試料片の作成を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明におけるダイシング装置のスピンドル
に切削刃およびスペーサーを装着する手順を説明する説
明図である。
【図2】観察箇所を含む試料をこの発明のダイシング装
置を用いて薄片加工している状態を示す説明図である。
【図3】観察箇所を含む試料をこの発明のダイシング装
置を用いて薄片加工している状態を示す説明図である。
【図4】この発明において、切り出された観察用薄片の
観察箇所を集束荷電粒子ビームを用いて薄膜加工してい
る状態を示す説明図である。
【図5】この発明において、観察箇所に電子線を透過さ
せて電子顕微鏡で観察している状態を示す説明図であ
る。
【図6】この発明における切削刃群とそれによって薄片
加工された試料を示す説明図であり、(a)は切削刃群
の正面図、(b)は加工された試料の斜視図である。
【図7】この発明における切削刃群とそれによって薄片
加工された試料を示す説明図であり、(a)は切削刃群
の正面図、(b)は加工された試料の斜視図である。
【図8】この発明における切削刃群とそれによって薄片
加工された試料を示す説明図であり、(a)は切削刃群
の正面図、(b)は加工された試料の斜視図である。
【図9】この発明における切削刃群とそれによって薄片
加工された試料を示す説明図であり、(a)は切削刃群
の正面図、(b)は加工された試料の斜視図である。
【図10】この発明における切削刃群とそれによって薄
片加工された試料を示す説明図であり、(a)は切削刃
群の正面図、(b)は加工された試料の斜視図である。
【図11】この発明における切削刃群とそれによって薄
片加工された試料を示す説明図であり、(a)は切削刃
群の正面図、(b)は加工された試料の斜視図である。
【図12】この発明における切削刃群とそれによって薄
片加工された試料を示す説明図であり、(a)は切削刃
群の正面図、(b)は加工された試料の斜視図である。
【図13】この発明において、試料片に集束荷電粒子ビ
ームを照射している状態を示す説明図である。
【図14】図13の要部拡大図である。
【符号の説明】
T・・・試料 1・・・試料片 2・・・観察箇所 3・・・切り残し部 4・・・加工ステージ 5・・・熱溶解性ワックス 6・・・切削刃群 7・・・切削刃 8・・・スペーサー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 加代子 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 岡崎 裕子 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚の円盤状切削刃からなる切削刃群
    とその回転軸を備え、切削刃群は第1切削刃と、第1切
    削刃に隣接し第1切削刃よりも直径が小さく、外周端面
    が平面、傾斜面、階段状面のいずれかである少なくとも
    1枚の第2切削刃とからなるダイシング装置。
  2. 【請求項2】 切削刃群は第1切削刃と同径の第3切削
    刃をさらに備え、第2切削刃が第1および第3切削刃の
    間に挟まれてなる請求項1に記載のダイシング装置。
  3. 【請求項3】 切削刃群が切削刃の間に円盤状で外径が
    いずれの切削刃よりも小さい少なくとも1つのスペーサ
    ーをさらに備えることを特徴とする請求項1または2に
    記載のダイシング装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のダイシング装置を用い
    て電子顕微鏡による観察箇所を含む板状の試料を厚み方
    向に2回切断し観察箇所を含む1つの観察用薄片に加工
    する工程と、得られた観察用薄片の観察箇所に集束荷電
    粒子ビームでエッチングを施して薄膜にする工程とから
    なることを特徴とする電子顕微鏡観察用試料片の作成方
    法。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載のダイシング装置を用い
    て電子顕微鏡による観察箇所を含む板状の試料を厚み方
    向に1回切断し観察箇所を含む1つの観察用薄片に加工
    する工程と、得られた観察用薄片の観察箇所に集束荷電
    粒子ビームでエッチングを施して薄膜にする工程とから
    なることを特徴とする電子顕微鏡観察用試料片の作成方
    法。
  6. 【請求項6】 切削刃群が切削刃の間に円盤状で外径が
    いずれの切削刃よりも小さい少なくとも1つのスペーサ
    ーをさらに備えることを特徴とする請求項4または5に
    記載の電子顕微鏡観察用試料片の作成方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109427631A (zh) * 2017-08-30 2019-03-05 株式会社迪思科 多刀刀具和被加工物的加工方法

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