JP2000310435A - 換気扇のシャッター開閉装置 - Google Patents

換気扇のシャッター開閉装置

Info

Publication number
JP2000310435A
JP2000310435A JP11118006A JP11800699A JP2000310435A JP 2000310435 A JP2000310435 A JP 2000310435A JP 11118006 A JP11118006 A JP 11118006A JP 11800699 A JP11800699 A JP 11800699A JP 2000310435 A JP2000310435 A JP 2000310435A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear motor
ventilation fan
shutter
electrical component
closing device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11118006A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Yokoyama
隆 横山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Seiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Seiko Co Ltd filed Critical Matsushita Seiko Co Ltd
Priority to JP11118006A priority Critical patent/JP2000310435A/ja
Publication of JP2000310435A publication Critical patent/JP2000310435A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air-Flow Control Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ギアモータおよび、電装品の個々の交換が容
易で、故障のためによる廃却を少なくすることができ、
形状の異なるギアモータの使用も可能にすることができ
る換気扇のシャッター開閉装置を提供することを目的と
する。 【解決手段】 シャッター8を開閉するシャッター連結
板11を作動するギアモータ17および、電装品28を
設ける開閉器15を設け、ギアモータ17または、形状
の異なるギアモータを着脱自在に取付可能としたギアモ
ータ保持部26と、電装品28を収納する電装品収納部
29とを個々に設け形成した開閉器ケース31により開
閉器15を形成することにより、ギアモータ17およ
び、電装品28を個々に交換が可能となり、故障のため
による廃却を少なくすることができ、形状の異なるギア
モータの使用も可能にすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、換気扇に設けられ
るシャッターを、ギアモータを使用して開閉する換気扇
のシャッター開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、室内の空気環境の関心から換気扇
の用途が増加してきたことに伴い、種々の仕様の換気扇
が要望され、シャッター機構を搭載する換気扇におい
て、その部品であるシャッターを開閉するギアモータお
よび、電装品の種類も多くなってきており、種類の異な
るギアモータも使用が可能で電装部品の収納もでき、メ
ンテナンス性の高い換気扇のシャッター開閉装置の要求
が高まってきている。
【0003】従来、この種の換気扇のシャッター開閉装
置の一例として図17および、図18に示されるものが
知られていた。以下、その構成について図17および、
図18を参照しながら説明する。
【0004】図に示すように、内部にファンモータ10
1を収納した換気扇本体102の室外側開口の側壁に設
けたシャッター支持板103に、複数枚のシャッター1
04の両端を折り曲げ加工されたアーム部105を、支
持軸106を介し開閉自在に支持し、複数枚のシャッタ
ー104は軸107を介しシャッター連結棒108に連
結し、シャッター連結棒108はスプリング109を介
し、シャッター104を開閉できるように設ける。
【0005】また、シャッター104を開閉するギアモ
ータ110を背面側に取り付け、ギアモータ110の駆
動軸111を内部に突出して設け、一方が電源コード1
12に接続され、、他方がファンモータ101とギアモ
ータ110を制御するように接続した電装品113を設
けた基板114を収納する開閉器箱115を設け、開閉
器箱115の蓋116には、開閉器箱115内に突出し
たギアモータ110の駆動軸111に貫通孔118を貫
通し連結されるアーム117を設け、蓋116にねじ1
19により開閉器箱115に取り付けユニット化したの
ち、換気扇本体102に取り付ける取付部120を設け
ていた。
【0006】そして、開閉器箱115を取付部120を
介して換気扇本体102に取り付け、アーム117をワ
イヤー120を介してシャッター連結棒108に連結
し、ギアモータ110の駆動によりシャッター104を
開閉していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の換気
扇のシャッター開閉装置では、ギアモータ110あるい
は、基板114に設けた電装品113が故障した場合に
は、ギアモータ110と電装品113に分離できないた
め、ギアモータ110あるいは電装品113の一方側の
故障であってもギアモータ110と電装品113を組込
んだユニットごとに交換しなければならないので、まだ
使用できる部品を無駄に廃却し、コスト高となるととも
に、廃棄物を増やすこととなり環境に悪影響をおよぼす
ものであった。
【0008】本発明は、上記課題を解決するもので、ギ
アモータおよび、電装品個々の交換が容易で、故障のた
めによる廃却を少なくすることができ、形状の異なるギ
アモータの使用も可能にすることができる換気扇のシャ
ッター開閉装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の換気扇のシャッ
ター開閉装置においては、内部にファンモータを収納し
た換気扇本体の室外側開口にシャッター支持板を介して
開閉自在に設けられるシャッターと、このシャッターを
シャッター連結板とワイヤーを介して開閉するギアモー
タおよび、前記ファンモータと前記ギアモータを制御す
る電装品を設けた開閉器とを備え、前記開閉器を、前記
ギアモータが着脱可能な開口を有し、収納保持される箱
状のギアモータ保持部と、このギアモータ保持部と区画
し設けられる開閉可能な蓋を有した電装品収納部と、こ
の電装品収納部および、前記ギアモータ保持部を前記換
気扇本体に取り付ける取付部とをともに樹脂で一体的に
形成した開閉器ケースにより構成したものである。
【0010】この本発明によれば、ギアモータおよび、
電装品個々の交換が容易で、故障のためによる廃却を少
なくすることができ、形状の異なるギアモータの使用も
可能にすることができる換気扇のシャッター開閉装置を
提供することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、内部にファンモータを収納した換気扇本体の室外側
開口にシャッター支持板を介して開閉自在に設けられる
シャッターと、このシャッターをシャッター連結板とワ
イヤーを介して開閉するギアモータおよび、前記ファン
モータと前記ギアモータを制御する電装品を設けた開閉
器とを備え、前記開閉器を、前記ギアモータが着脱可能
な開口を有し、収納保持する箱状のギアモータ保持部
と、このギアモータ保持部と区画し設けられる開閉可能
な蓋を有した電装品収納部と、この電装品収納部およ
び、前記ギアモータ保持部を前記換気扇本体に取り付け
る取付部とをともに樹脂で一体的に形成した開閉器ケー
スにより構成したものであり、ギアモータが故障したと
きには、換気扇本体より開閉器ケースを取付部を介して
取り外すことにより、ギアモータ保持部に保持されたギ
アモータがギアモータ保持部の開口より露出され、容易
にギアモータのみを取り外して新しいギアモータと交換
することができる。
【0012】また、ギアモータ保持部には形状の異なる
ギアモータも保持することができるとともに、電装品が
故障したときには、電装品収納部に設けた蓋を開き、電
装品のみを取り出して新しい電装品と交換することがで
き、ギアモータおよび、電装品個々の交換が容易で、故
障のためによる廃却を少なくすることができ、形状の異
なる二種類の標準的なギアモータの使用も可能にするこ
とができるという作用を有する。
【0013】以下、本発明の実施の形態について図1〜
16を参照しながら説明する。
【0014】(実施の形態1)図1〜図8に示すよう
に、室内側と室外側を開口し、内部にファンモータ1を
収納した枠状で室内側開口2には外方に突出したフラン
ジ3を設け、オリフィス4を着脱可能とした換気扇本体
5の室外側開口6の側壁にシャッター支持板7を設け、
両端を折り曲げ形成した取付片8を有したシャッター9
を、シャッター支持板7に設けた支持軸10を介して複
数枚開閉自在に設け、複数枚のシャッター9をほぼL字
形のシャッター連結板11に軸12を介して同時に開閉
できるように連結し、シャッター連結板11には常にシ
ャッター9が閉鎖する方向に作用するスプリング13と
ワイヤ掛部11aを設け、シャッター連結板11をワイ
ヤー14を介して開閉器15に設ける。
【0015】そして、開閉器15には、ワイヤー14を
介してシャッター連結板11を作動させるアーム16を
アーム軸17aに設けたギアモータ17が着脱自在に収
納保持させる開口を前方側に設け、後方側にはギアモー
タ17のモータカバー18が嵌挿される嵌挿孔19を形
成し、嵌挿孔19の外方の対象位置にギアモータ17に
設けた貫通孔20およびモータカバー18に設けたカバ
ー孔18aを介しギアモータ17を取り付けるねじ21
が螺合するねじ孔22を有した半円孤状のギアモータ取
付部23を設け、ギアモータ取付部23の中間部分の外
方には円筒部24を設け、円筒部24の対象位置となる
反ギアモータ取付部側には逃がし孔25を設け、ギアモ
ータ17の収納保持されるギアモータ保持部26を形成
し、ギアモータ保持部26と区画して開閉自在な蓋27
を設けた電装品28の収納される電装品収納部29を設
け、ギアモータ保持部26と電装品収納部29間の側方
と下方にわたりほぼL字状で、垂直側には縦長孔30a
と横長孔30bを設け、水平側には縦長孔30aを設け
た取付部30を設け、ギアモータ保持部26と電装品収
納部29および、取付部30を樹脂で一体的に形成して
開閉器ケース31を形成し、換気扇本体5のフランジ3
には取付部30に設けた縦長孔30aおよび、横長孔3
0bに係合する縦長爪32aと横長爪32bとを切起こ
しにより設け構成する。
【0016】上記の構成において、開閉器15を換気扇
本体5に設けるときには、開閉器ケース31のギアモー
タ保持部26にギアモータ17をねじ21により取り付
け、ギアモータ17に設けたアーム16にワイヤー14
を設け、開閉器ケース31のギアモータ保持部26を換
気扇本体5の室内側開口2より換気扇本体5内に挿入
し、開閉器ケース31に設けた取付部30の縦長孔30
aと横長孔30bを換気扇本体5のフランジ3に設けた
縦長爪32aと横長爪32bに係合し、縦長爪32aと
横長爪32bを折り曲げて取付部30を介して開閉器ケ
ース31を換気扇本体5に取り付け、ワイヤー14をシ
ャッター連結板11のワイヤー掛部11aに引掛け、電
装品収納部29にはファンモータ1および、ギアモータ
17の運転を制御する電装品28を収納し、蓋27を閉
鎖して開閉器15を設ける。
【0017】そして、シャッター8の開放時には、電装
品収納部29に収納される電装品28と電源を接続する
操作スイッチ(図示せず)の操作によりギアモータ17
が駆動し、アーム16が回動することによりシャッター
連結板11を介してシャッター8が開放されるととも
に、ファンモータ1が運転されることとなる。
【0018】また、ギアモータ17は標準的なものとし
て二種類の形状のものがあり、他の形状のギアモータ1
7Aとしては、図7および図8に示すように、前方側に
段差33が形成され、後方側には円柱状の突起34と縦
長の突起35を形成したもので、このギアモータ17A
を取り付けるときには、ギアモータ17Aの後方側に設
けた円柱状の突起34をギアモータ保持部26に設けた
円筒部24と逃し孔25に対応させ、縦長の突起35
は、半円弧状のギアモータ取付部23が設けられていな
い半ギアモータ取付部側に対応させて、ギアモータ17
を取り付けたときと同様に取り付けることができるもの
である。
【0019】また、ギアモータ17を故障により交換す
るときには、開閉器31を換気扇本体5より取り出し、
ギアモータ保持部26に設けたギアモータ17をねじ2
1を緩めて取り外し、新しいギアモータ17あるいは形
状の異なるギアモータ17Aと交換することができる。
【0020】このように本発明の実施の形態1の換気扇
のシャッター開閉装置によれば、シャッター8をシャッ
ター連結板11を介して開閉する開閉器15を、ギアモ
ータ17または、ギアモータ17Aが着脱可能な開口を
有し、収納保持される箱状のギアモータ保持部26と、
このギアモータ保持部26と区画し設けられる開閉可能
な蓋27を有した電装品収納部29と、この電装品収納
部29およびギアモータ保持部26を換気扇本体5に取
り付ける取付部30とをともに樹脂で一体的に形成した
開閉器ケース31により形成したので、ギアモータ17
または、ギアモータ17Aが故障したときには、換気扇
本体5より開閉器ケース31を取り外すことにより、ギ
アモータ保持部26に保持されたギアモータ17または
ギアモータ17Aがギアモータ保持部26の開口より露
出され、容易にギアモータ17またはギアモータ17A
のみを取り外し、新しいギアモータ17または形状の異
なるギアモータ17Aと交換することができ、二種類の
ギアモータ17とギアモータ17Aの使用を可能にする
ことができる。
【0021】また、電装品28が故障した場合には、電
装品収納部29より電装品28のみを取り出して交換す
ることができ、ギアモータ17またはギアモータ17A
および、電装品28の個々の交換が容易で、故障のため
による廃却を少なくすることができる。
【0022】(実施の形態2)図9の示すように、ギア
モータ保持部26Aの内壁26aに、ギアモータ保持部
26Aに収納されたギアモータ(図示せず)を保持する
ように奥側に向かい高さが高くなる三角形状の爪36を
設け構成する。
【0023】上記構成において、ギアモータ保持部26
Aをギアモータを挿入する場合には、ギアモータ保持部
26Aの内壁26aに平行にギアモータを挿入すると、
内壁26aには三角形状の爪36があるために、内壁2
6aが外側に向けたわみながら、ギアモータが挿入され
ギアモータがギアモータ保持部26Aの奥に到達し、爪
36を乗り越えると、内壁26aのたわみが元に戻り三
角形状の爪36の高さが高くなっている端部でギアモー
タが押さえられて取り付けられる。
【0024】このように本発明の実施の形態2の換気扇
シャッター開閉装置によれば、ギアモータ保持部26A
の内壁26aにギアモータを保持する三角形状の爪36
を設けたので、ギアモータ保持部26Aに収納されたギ
アモータは爪36により保持されることとなり、ギアモ
ータを取り付けるねじを不用として部品点数を少なくす
ることができるとともに、組立作業が容易となり、組立
工数を低減することができる。
【0025】(実施の形態3)図10に示すように、ギ
アモータ保持部26と電装品収納部29Aの区画壁37
下方部の電装品収納部29Aの左側側壁29a寄りにギ
アモータ17のリード線38の挿通するリード線挿通孔
39を設け構成する。
【0026】上記構成において、ギアモータ保持部26
にギアモータ17を保持するときに、ギアモータ17の
リード線38をリード線挿通孔39を挿通したのち、ギ
アモータ保持部26にギアモータ17を保持させる。こ
のとき、ギアモータ17のリード線38は電装品収納部
29Aの左側側壁29aに沿いながら開口方向40に向
かいガイドされる。
【0027】そして、ギアモータ17を保持したギアモ
ータ保持部26は換気扇本体(図示せず)に取り付けた
とき、リード線38は開口方向40に向き、リード線3
8と部品41を結線し、蓋27で電装品収納部29Aの
開口を閉じる。
【0028】このように本発明の実施の形態3の換気扇
のシャッター開閉装置によれば、区画壁37の下方部の
電装品収納部29Aの左側側壁29a寄りにギアモータ
17のリード線38の挿通するリード線挿通孔39を設
けたので、リード線38に部品41を結線するために、
リード線38を開口方向40にくる様に手で操作する必
要がなくなり、作業者が結線作業をするときの結線作業
の作業性が向上し、組立作業時間の短縮を図ることがで
きる。
【0029】(実施の形態4)図11に示すように、電
装品収納部29Bに収納される電装品28Aとなるコン
デンサ42の充電端子43が電装品収納部29Bの奥側
にある区画壁37に接しないようにコンデンサ42を区
画壁37より遠ざけるように形成される垂直片44aと
水平片44bよりなる逆L字状の仕切り44を設け、仕
切り44の奥行寸法(A)をコンデンサ42より突出す
る充電端子43の長さ寸法(B)より大きく形成した構
成とする。
【0030】上記構成において、電装品収納部29Bに
コンデンサ42を収納する場合には、仕切り44の水平
片44bに2つの充電端子43間が対応するようにコン
デンサ42を収納する。このとき、仕切り44の奥行寸
法(A)はコンデンサ42の充電端子43の長さ寸法
(B)より長く形成されているため、充電端子43が電
装品収納部29Bの奥側の壁となる区画壁37に接する
ことがなくなる。
【0031】そして、万一ギアモータ保持部26内に水
が侵入したときには、コンデンサ42の充電端子43が
区画壁37に接していないため、充電端子43が電気的
にリークすることがなくなる。
【0032】このように本発明の実施の形態4の換気扇
のシャッター開閉装置によれば、電装品収納部29Bに
収納される電装品28Aとなるコンデンサ42の充電端
子43が区画壁37に接しないようにコンデンサ42を
区画壁37より遠ざける仕切り44を設けたので、電気
的なリークが防止され、感電や過電流等の電気的不安全
になることを防止することができる。
【0033】(実施の形態5)図12〜図14に示すよ
うに、ギアモータ保持部26Bの外壁の上部に旗状の係
合子45と外壁の下部にL字状の係合子46を設け、換
気扇本体5Aの側壁および、下面壁にフランジ3側に向
かうように切起こした切起こし片47aにより、旗状の
係合子45および、L字状の係合子46が係合する係合
部47を形成し、旗状の係合子45とL字状の係合子4
6および係合部47により係合手段48を形成する。
【0034】上記構成において、ギアモータ17をギア
モータ保持部26Bに収納保持し、開閉器31Aを換気
扇本体5A内に挿入し、ギアモータ保持部26Bの上部
に設けた旗状の係合子45および、ギアモータ保持部2
6Bの下部に設けたL字状の係合子46を換気扇本体5
A側壁、および下面壁に形成した係合部47に係合して
開閉器ケース31Aの奥側を支持し、開閉器ケース31
Aの前方側を開閉器ケース31Aの取付部30に設けた
縦長孔30aと横長孔30bをフランジ3に設けた縦長
爪32aと横長爪32bに係合し、縦長爪32aと横長
爪32bを折り曲げかしめて支持する。
【0035】そして、ギアモータ17に通電しアーム1
6が回動することにより反力がギアモータ保持部26B
に働くが、開閉器ケース31Aの奥側が係合手段48に
より換気扇本体5Aに支持されていることによってギア
モータ保持部26Bが取付部30を中心に回動すること
がなくなる。
【0036】このように本発明の実施の形態5の換気扇
のシャッター開閉装置によれば、ギアモータ保持部26
Bの外壁に換気扇本体5Aに係合し保持される係合手段
48を設けたので、ギアモータ17の軸動力によって生
じるギアモータ保持部26Bの回動する動きを防止する
ことができる。
【0037】また、経年変化により、換気扇本体5Aに
設けた縦長爪32aおよび横長爪32bを折り曲げるこ
とにより固定されている折り曲げかしめ部分にゆるみを
発生するのを防止することができるので、開閉器31A
の外れを防止することができる。
【0038】(実施の形態6)図15および図16に示
すように、開閉器ケース31Bの取付部30Aに電源コ
ード49を保持するL字状の保持部50を設け構成す
る。
【0039】上記構成において、ギアモータ(図示せ
ず)をギアモータ保持部26Bに保持し、開閉器ケース
31Bを換気扇本体5Bに取り付け、電装品収納部29
B内でファンモータ1に接続されたモータリード線5に
電気を送るための電源コード49を結線し蓋27をす
る。
【0040】そして、電源コード49を換気扇本体5B
のフランジ3Aに形成した電源コード引出口52から引
き出すときに、取付部30Aに設けた保持部50の内側
を通して電源コード49が外側にたるまない状態にして
電源コード49を電源コード引出口52から引き出し、
その後オリフィス4を換気扇本体5Bに装着する。
【0041】また、換気扇の掃除するときオリフィス4
を取り外し、掃除後オリフィス4を装着するときに、電
源コード49が取付部30Aに設けた保持部50により
フランジ3外方にたわむのが防止され、電源コード49
がオリフィス4によりかみ込まれることがなくなる。
【0042】このように本発明の実施の形態6の換気扇
シャッター開閉装置によれば、開閉器ケース31Bの取
付部30Aに電源コード49を保持するL字状の保持部
50を設けたので、掃除の際、オリフィス4をかぶせる
ときに、電源コード49をかみ込むのを防ぐことができ
ることとなり、電源コード49を傷付けることがなくな
るので製品の安全性を向上することができる。
【0043】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、内部にファンモータを収納した換気扇本体の
室外側開口にシャッター支持板を介して開閉自在に設け
られるシャッターと、このシャッターをシャッター連結
板とワイヤーを介して開閉するギアモータおよび前記フ
ァンモータと前記ギアモータを制御する電装品を設けた
開閉器とを備え、前記開閉器を、前記ギアモータが着脱
可能な開口を有し収納保持される箱状のギアモータ保持
部と、このギアモータ保持部と区画し設けられる開閉可
能な蓋を有した電装品収納部と、この電装品収納部およ
び前記ギアモータ保持部を前記換気扇本体に取り付ける
取付部とをともに樹脂で一体的に形成した開閉器ケース
により構成したので、ギアモータおよび、電装品個々の
交換が容易で、故障のためによる廃却を少なくすること
ができ、形状の異なるギアモータの使用も可能にするこ
とができる換気扇のシャッター開閉装置を提供できる。
【0044】また、ギアモータ保持部の内壁に、収納さ
れたギアモータを保持する爪を設けたので、組立作業が
簡単となり、また、ねじを用いることがないため部品点
数を低減することができる。
【0045】また、ギアモータ保持部と電装品収納部の
区画壁にギアモータのリード線の挿通するリード線挿通
孔を設けたので、作業者が結線作業をするときの結線作
業の作業性が向上し、組立作業時間の短縮を図ることが
できる。
【0046】また、電装品収納部に電装品の充電端子が
電装品収納部の区画壁に接しないように電装品を区画壁
より遠ざける仕切りを設けたので、電気的にリークする
のが防止され、感電や過電流等の電気的不安全になるこ
とを防ぐことができる。
【0047】また、ギアモータ保持部の外壁に換気扇本
体に係合し保持される係合手段を設けたので、ギアモー
タの軸動力によって生ずるギアモータ保持部の動きを防
止することができ、開閉器ケースを取り付けているかし
めのゆるみを防止することができ、外れるのを防ぐこと
ができる。
【0048】また、開閉器ケースの取付部に電源コード
の保持部を設けたので、オリフィスをかぶせるときに、
電源コードがかみ込まれるのが防止でき、電源コードを
傷つけることがなくなり、製品の安全性を向上すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の換気扇のシャッター開
閉装置の構成を示す断面図
【図2】同換気扇のシャッター開閉装置の開閉器ケース
の構成を示す正面側の斜視図
【図3】同換気扇のシャッター開閉装置の開閉器ケース
の構成を示す背面側の斜視図
【図4】同換気扇のシャッター開閉装置の開閉器ケース
の取付構成を示す斜視図
【図5】同換気扇のシャッター開閉装置のギアモータの
構成を示す正面側の斜視図
【図6】同換気扇のシャッター開閉装置のギアモータの
構成を示す背面側の斜視図
【図7】同換気扇のシャッター開閉装置の形状の異なる
ギアモータの構成を示す正面側の斜視図
【図8】同換気扇のシャッター開閉装置の形状の異なる
ギアモータの構成を示す背面側の斜視図
【図9】本発明の実施の形態2の換気扇のシャッター開
閉装置の開閉器ケースの斜視図
【図10】本発明の実施の形態3の換気扇のシャッター
開閉装置の開閉器ケースの斜視図
【図11】本発明の実施の形態4の換気扇のシャッター
開閉装置の開閉器ケースの斜視図
【図12】本発明の実施の形態5の換気扇のシャッター
開閉装置の開閉器ケースの斜視図
【図13】同換気扇のシャッター開閉装置の開閉器ケー
スを取り付ける状態を示す斜視図
【図14】同換気扇のシャッター開閉装置の換気扇本体
に設けた係合部を示す断面図
【図15】本発明の換気扇のシャッター開閉装置の開閉
器ケースの斜視図
【図16】同換気扇のシャッター開閉装置の開閉器を取
り付けた状態を示す斜視図
【図17】従来の換気扇のシャッター開閉装置の構成を
示す断面図
【図18】同換気扇のシャッター開閉装置の開閉器の分
解斜視図
【符号の説明】
1 ファンモータ 5 換気扇本体 5A 換気扇本体 6 室外側開口 7 シャッター支持板 8 シャッター 11 シャッター連結板 14 ワイヤー 15 開閉器 17 ギアモータ 17A ギアモータ 26 ギアモータ保持部 26a 内壁 26A ギアモータ保持部 26B ギアモータ保持部 27 蓋 28 電装品 28A 電装品 29 電装品収納部 29A 電装品収納部 29B 電装品収納部 30 取付部 30A 取付部 31 開閉器ケース 31B 開閉器ケース 36 爪 37 区画壁 38 ギアモータのリード線 39 リード線挿通孔 43 充電端子 44 仕切り 48 係合手段 49 電源コード 50 保持部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部にファンモータを収納した換気扇本
    体の室外側開口にシャッター支持板を介して開閉自在に
    設けられるシャッターと、このシャッターをシャッター
    連結板とワイヤーを介して開閉するギアモータおよび、
    前記ファンモータと前記ギアモータを制御する電装品を
    設けた開閉器とを備え、前記開閉器を、前記ギアモータ
    が着脱可能な開口を有し、収納保持される箱状のギアモ
    ータ保持部と、このギアモータ保持部と区画し設けられ
    る開閉可能な蓋を有した電装品収納部と、この電装品収
    納部および、前記ギアモータ保持部を前記換気扇本体に
    取り付ける取付部とをともに樹脂で一体的に形成した開
    閉器ケースにより構成した換気扇のシャッター開閉装
    置。
  2. 【請求項2】 ギアモータ保持部の内壁に、収納された
    ギアモータを保持する爪を設けた請求項1記載の換気扇
    のシャッター装置。
  3. 【請求項3】 ギアモータ保持部と電装品収納部の区画
    壁にギアモータのリード線の挿通するリード線挿通孔を
    設けた請求項1または2記載の換気扇のシャッター開閉
    装置。
  4. 【請求項4】 電装品収納部に電装品の充電端子が電装
    品収納部の区画壁に接しないように電装品を区画壁より
    遠ざける仕切りを設けた請求項1、2または3記載の換
    気扇のシャッター開閉装置。
  5. 【請求項5】 ギアモータ保持部の外壁に換気扇本体に
    係合し保持される係合手段を設けた請求項1〜4のいず
    れかに記載の換気扇のシャッター開閉装置。
  6. 【請求項6】 開閉器ケースの取付部に電源コードの保
    持部を設けた請求項1〜5のいずれかに記載の換気扇の
    シャッター開閉装置。
JP11118006A 1999-04-26 1999-04-26 換気扇のシャッター開閉装置 Pending JP2000310435A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11118006A JP2000310435A (ja) 1999-04-26 1999-04-26 換気扇のシャッター開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11118006A JP2000310435A (ja) 1999-04-26 1999-04-26 換気扇のシャッター開閉装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000310435A true JP2000310435A (ja) 2000-11-07

Family

ID=14725727

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11118006A Pending JP2000310435A (ja) 1999-04-26 1999-04-26 換気扇のシャッター開閉装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000310435A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008014541A (ja) * 2006-07-04 2008-01-24 Mitsubishi Electric Corp 換気扇
JP2008241103A (ja) * 2007-03-27 2008-10-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd 換気装置
WO2016174721A1 (ja) * 2015-04-27 2016-11-03 三菱電機株式会社 換気扇
CN115264586A (zh) * 2022-07-11 2022-11-01 珠海格力电器股份有限公司 一种空调器壳体组件及空调内机

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008014541A (ja) * 2006-07-04 2008-01-24 Mitsubishi Electric Corp 換気扇
JP2008241103A (ja) * 2007-03-27 2008-10-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd 換気装置
WO2016174721A1 (ja) * 2015-04-27 2016-11-03 三菱電機株式会社 換気扇
JPWO2016174721A1 (ja) * 2015-04-27 2017-08-10 三菱電機株式会社 換気扇
US20180058709A1 (en) * 2015-04-27 2018-03-01 Mitsubishi Electric Corporation Ventilation fan
US10598397B2 (en) 2015-04-27 2020-03-24 Mitsubishi Electric Corporation Ventilation fan
CN115264586A (zh) * 2022-07-11 2022-11-01 珠海格力电器股份有限公司 一种空调器壳体组件及空调内机
CN115264586B (zh) * 2022-07-11 2024-06-04 珠海格力电器股份有限公司 一种空调器壳体组件及空调内机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4909185B2 (ja) ポンプ装置、ポンプ装置の組み付け方法、車両用ウォッシャ装置
JP2000310435A (ja) 換気扇のシャッター開閉装置
US6879073B2 (en) Electromotive linear drive
JP2000282747A (ja) パワーウィンドウ装置のモータユニット
JP2003284891A (ja) 家庭用電気機器及び洗濯機
JP2538003Y2 (ja) ダクト用換気扇
JPH0926164A (ja) 空気調和機の室外機
JP2006234280A (ja) 空気調和機
JP2008111601A (ja) 空気調和機
CN110741206B (zh) 空调机
JPH0548016Y2 (ja)
JPS6315651A (ja) ワイパモ−タ
CN219177920U (zh) 空气调节装置
JPS621666Y2 (ja)
CN214660945U (zh) 一种轴流风机
WO2022091168A1 (ja) 壁掛け式エアコン室内機
CN211667906U (zh) 空调器室内机
JP7378655B2 (ja) 建具
CN221593006U (zh) 空调器
KR101417255B1 (ko) 창호의 덧붙임 보조 창틀
JPH1061313A (ja) 車両用電動式窓開閉装置
JPH11264574A (ja) 空気調和機
JPH09222252A (ja) 天井埋込型換気扇
JP4116527B2 (ja) 魚釣用電動リール
KR0139367Y1 (ko) 공기조화기

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050427

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050510

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20050620

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050920