JP2000309012A - フレッシュ混練材料製造供給システム - Google Patents

フレッシュ混練材料製造供給システム

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JP2000309012A
JP2000309012A JP11118894A JP11889499A JP2000309012A JP 2000309012 A JP2000309012 A JP 2000309012A JP 11118894 A JP11118894 A JP 11118894A JP 11889499 A JP11889499 A JP 11889499A JP 2000309012 A JP2000309012 A JP 2000309012A
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fresh
mixer
pressure feeding
supply
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JP11118894A
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Susumu Shintani
進 新谷
Hideaki Sakurai
秀昭 桜井
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Onoda Co Ltd
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Onoda Co Ltd
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  • On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】フレッシュ混練材料製造供給システムの小型化
及び薬剤混合の均一化を図ると共に、均一な品質のフレ
ッシュ混練材料混合を吹き付けることができるようにす
る。 【解決手段】原料供給手段と水タンクに接続されたミキ
サと、該ミキサに接続された圧送手段と、該圧送手段に
接続される噴出手段と、を備えたフレッシュ混練材料製
造供給システムであって;前記原料供給手段が、原料を
定量供給するサークルフィーダ101であり、前記圧送
手段が、シリンダ式圧送ポンプ115であり、前記噴出
手段が、吹付ノズル装置120である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、鉄道トンネル、
道路トンネル、水路トンネルなどのトンネルや農業用水
路、発電所用水路などをモルタルやコンクリートで補強
するためのフレッシュ混練材料製造供給システムに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】トンネル掘削工事において、掘削部を長
時間放置しておくと、崩壊事故が発生する恐れがあり、
極めて危険である。また、切羽近傍まで吹付け及び充填
原料や資材などを搬送する必要がある。そこで、TBM
(トンネル・ボーリング・マシン)工法により掘削した
直後、フレッシュ混練材料製造供給システムを用いて、
トンネルの内面、即ち、天井面及び側面にフレッシュモ
ルタルを吹き付けて補強するとともに、トンネルの床面
にインバートを敷設して裏込め、即ち、該インバートの
注入穴からフレッシュコンクリートを注入し床面とイン
バート間にフレッシュコンクリートを充填している。こ
のインバートには、レールが設けられており、このレー
ル上を掘削資材等を載置した台車が走向する。
【0003】このフレッシュ混練材料製造供給システム
は、原料供給手段と水タンクに接続されたミキサと、該
ミキサに接続された圧送手段と、該圧送手段に接続され
た噴出手段と、を備えている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来例には次の様な問
題がある。 (1)従来例のフレッシュ混練材料製造供給システムで
は、原料供給装置を設けて自動的にセメント原料をミキ
サに供給している。ところが、この原料供給装置はロー
タフィーダやリボンスクリュなどを備えているため装置
全体が大型となってしまう。そのため、小径のトンネ
ル、例えば、直径2mのトンネル、では該システムをト
ンネル内に搬送できなかったり、又は、それを搬送でき
たとしても十分な作業スペースが得られないため、能率
良く作業を行うことができなかった。
【0005】(2)前記システムをトンネル内で使用で
きるようにするため、手動によりセメント原料をミキサ
に供給することも考えられるが、従来例では自動供給方
式であり、手投入できなかった。仮に、大型ホッパ、ロ
ータフィーダ、リボンスクリュなど外して原料供給装置
を小型化し、手投入したとしても、供給量にばらつきが
生じ、定量供給は困難である。
【0006】(3)圧送装置として、スクイズポンプや
スネークポンプが用いられている。しかし、これらのポ
ンプではミキサで製造されたフレッシュ混練材料が、絞
り出される様にしながら圧送されるので、材料分離、即
ち、該フレッシュ混練材料から水が分離する現象、が発
生するとともに、吐出量が一定でないため、供給量のコ
ントロールも困難である。
【0007】(4)フレッシュ混練材料に急結剤が均一
に混合されないためフレッシュ混練材料の硬化速度が不
均一となり塗布面の強度が弱くなるとともに、塗布面が
急結剤の色、即ち、赤色となったり、又は、色違いとな
る。
【0008】この発明は、上記事情に鑑み、フレッシュ
混練材料製造供給システムの小型化を図ることを目的と
する。他の目的は、薬剤の混合を均一化するとともに、
均一な品質のフレッシュ混練材料混合を吹き付けること
ができるようにすることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、原料供給手
段と水タンクに接続されたミキサと、該ミキサに接続さ
れた圧送手段と、該圧送手段に接続される噴出手段と、
を備えたフレッシュ混練材料製造供給システムであっ
て;前記原料供給手段が、調節可能な開口部でつながる
内筒と外筒とを有し、内筒部が貯留室の役割をし、底板
及び/又は内部に取り付けてある羽根が回転し、その回
転により外筒部に原料を押し出し、外筒部にある排出口
より排出することを特徴とする。
【0010】この発明は、原料供給手段と水タンクに接
続されたミキサと、該ミキサに接続された圧送手段と、
該圧送手段に接続される噴出手段と、を備えたフレッシ
ュ混練材料製造供給システムであって;前記原料供給手
段が、原料を定量供給するサークルフィーダであり、前
記圧送手段が、シリンダ式圧送ポンプであることを特徴
とする。
【0011】この発明は、原料供給手段と水タンクに接
続されたミキサと、該ミキサに接続された圧送手段と、
該圧送手段に接続される噴出手段と、を備えたフレッシ
ュ混練材料製造供給システムであって;前記原料供給手
段が、原料を定量供給するサークルフィーダであり、前
記噴出手段が、吹付ノズル装置であることを特徴とす
る。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明者は、前記課題を解決する
ために、フレッシュ混練材料製造供給システムの原料供
給装置、圧送装置、及び吹付ノズル装置、について研究
実験したところ、各装置として次のものを用いると良い
ことがわかった。即ち、
【0013】(1)原料供給装置として原料を定量供給
するサークルフイーダを用いる。 (2)圧送装置としてシリンダ式ポンプ、例えば、ピス
トンポンプやプランジャポンプ、を用いる。
【0014】(3)吹付ノズル装置としてフレッシュ混
練材料の流れを湾曲させ放射部に向かわせる湾曲部と、
該湾曲部を通る該フレッシュ混練材料に薬剤を噴霧せし
める薬剤噴霧部と、を備えた噴霧式のノズル装置、を用
いる。なお、噴出手段として充填ホースを用いても良
い。
【0015】この発明は前記知見に基づいて完成された
ものであり、サークルフィーダから定量づつ粉粒状の原
料がミキサに供給され、該ミキサで混練されたフレッシ
ュ混練材料はシリンダ式ポンプにより吹付ノズル装置に
圧送される。該フレッシュ混練材料は、吹付ノズル装置
の湾曲部において流れ方向を変えられるとともに、薬剤
を噴霧により混合されながら被塗面に向かって吹き付け
られる。なお、ここでフレッシュ混練材料とは、フレッ
シュコンクリート及びフレッシュモルタルをいう。
【0016】
【実施例】この発明の実施例を図1〜図13により説明
するが、この実施例はTBM(トンネル・ボーリング・
マシン)で掘削した小径、例えば、直径2mのトンネル
の内面即ち、天井面及び側壁面をモルタル覆工するとと
もに、床面に敷設したインバートに裏込め充填する場合
である。
【0017】このフレッシュ混練材料製造供給システム
100は、サークルフィーダ101と水タンク105に
接続されたミキサ110と、該ミキサ110に連通する
圧送装置115と、該圧送装置115に着脱される吹付
ノズル装置120と、該圧送装置115に着脱される充
填装置220と、該吹付ノズル装置120に接続された
薬剤ポンプ160A付き薬剤タンク160及び空気圧縮
装置170と、前記各装置101、105、110、1
20、160、170に電気配線Lを介して接続されて
いる制御盤200と、を備えている。
【0018】サークルフィーダ101は、定量供給装置
であり、原料G、即ち、セメント及び骨材を定量づつミ
キサ110に供給する。このサークルフィーダ101は
図3、図4に示すように、内筒部104Bと、該内筒部
104Bを包囲する外筒部104Aを備えており、減速
機102に固定された底盤103上では中央回転羽根1
05、外周回転羽根107、外周回転リング106が一
体となって回転する。
【0019】内筒部104Bはセメントなどの原料Gを
円周360゜方向に払い出し、又、外筒部104Aは内
筒部104Bより排出された原料Gを排出された原料G
を排出口99まで運ぶ。なお、このサークルシーダ10
1は、鎖線で示すようにもう一台増設してもよい。
【0020】ミキサ110は連続ミキサであり、サーク
ルフィーダ101と水タンク105とに連結されてい
る。水タンク105はバルブ106、限流器107、流
量計108を介して該ミキサ110に連結されている。
【0021】この連続ミキサ110を図5により説明す
る。筒状本体1は、例えば、内径250mm、長さ75
0mmに形成されており、その内部には原料入口2を有
する引出し部Aと、水口3を有する水攪拌部Bと、順送
り攪拌羽根5及び逆送り攪拌翼6を有するミキシング部
Cと、排出口10を有する排出部Dと、が順送り方向A
1に沿って順次設けられている。
【0022】引出し部Aには、原料入口2と連通するホ
ッパ12と、ミキサモータ161により駆動するスクリ
ュー軸Sに所定間隔をおいて設けられた一対の保持羽根
13、14と、該保持羽根13、14により挟まれてい
る複数の順送り羽根16、17、18と、該保持羽根1
3、14の外周縁に張架された水平かき揚げ羽根19、
20と、が設けられている。
【0023】保持羽根13、14は、リボンスクリュー
羽根であり、互いに同径に形成されている。順送り羽根
16〜18は、リボンスクリュー羽根であり、順送り方
向に沿って径及びピッチP1、P2 が次第に大きくなる
様に形成されている。
【0024】最大径の順送り羽根18と水攪拌部B側の
保持羽根14との間のピッチP0は、前記ピッチP1、P
2より小さく形成される。この保持羽根14は最大径の
順送り羽根18より大径に形成されている。
【0025】水平かき揚げ羽根19、20は、帯状体で
あり、軸対称に設けられる。水攪拌部Bには、水平攪拌
羽根30、31と順送り攪拌羽根5と、が設けられてい
る。
【0026】この攪拌羽根30は、水平部と垂直部とを
有する逆L字状体であり、又、該攪拌羽根31は、該攪
拌羽根30より幅広く、その形状はL字状形である。順
送り攪拌羽根5は、所謂鳥羽根形である。
【0027】ミキシング部Cには、順送り攪拌羽根5と
逆送り攪拌翼6とが設けられている。この逆送り攪拌翼
6は、所謂鳥羽根形である。
【0028】該攪拌翼6の長手方向は同幅に形成され、
その先端56は円弧状に形成されている。この順送り攪
拌羽根5や撹拌翼6の数や配列順序等については、必要
に応じて適宜変更される。
【0029】排出部Dには、順送り羽根60と逆送り羽
根61とが設けられている。この両羽根60、61はリ
ボンスクリュー羽根であり、逆送り羽根61は順送り羽
根60の下流側で、かつ、筒状本体1の後端1a側に設
けられている。なお、排出口10の近傍には、傾斜調整
手段の一部をなす支点70が設けられている。
【0030】圧送装置115は、連続ミキサ110の下
部に設けられた連続定量圧送装置で、連続定量プランジ
ャポンプが用いられる。この圧送装置115を図6によ
り説明する。油圧機116には2本の油圧シリンダOC
1,OC2が設けられ、このシリンダOC1,OC2は
グラウトシリンダGC1,GC2に接続されている。こ
のグラウトシリンダGC1,GC2は、グラウトホッパ
GHに連通しており、このホッパGH内にはスイングS
Wの駆動により往復運動する圧送ノズルPNが設けられ
ている。このノズルPNは逆止弁221を介してカプリ
ングCPに接続されている。
【0031】この圧送装置115ではホッパシュートH
Sに供給されたフレッシュ混練材料FCが、油圧シリン
ダOC1の作用によりグラウトシリンダGC1に吸い込
まれると、圧送ノズルNPはスイングSWにより往復運
動してグラウトシリンダGC1に接続される。
【0032】そして、油圧シリンダOC1の作用により
該シリンダGC1内のフレッシュ混練材料が圧送ノズル
PNに送り込まれると、該フレッシュ混練材料は供給ホ
ース117を介して圧送ノズルPNに連結されている吹
付ノズル装置120に圧送される。
【0033】このとき、他のグラウトシリンダGC2は
グラウトホッパGHと連通し、油圧シリンダOC2の作
用により、フレッシュ混練材料をグラウトシリンダGC
2内に吸い込む。そうすると、スイングSWが駆動して
圧送ノズルPNを往復運動させてグラウトシリンダGC
2に連通させる。
【0034】このようにしてグラウトシリンダGC1,
GC2には交互にフレッシュ混練材料が吸い込まれ、吸
い込まれたフレッシュ混練材料は圧送ノズルPNを介し
て吹付けノズル装置120に圧送されるので、連続的、
かつ、定量的にフレッシュ混練材料を供給できる。ま
た、押し出すようにしながら圧送するので、所謂フレッ
シュ混練材料の分離現象の発生を防止することできる。
なお、この圧送装置115は、インバート裏込め為の充
填ホース220にも着脱される。この充填ホース220
の先端には固定金具が設けられている。
【0035】吹付ノズル装置120を図7〜図11によ
り説明する。吹付けノズル装置120はノズル本体12
3と握持体145とを備えている。ノズル本体123は
外管124と内管125とからなる二重管構造となって
おり、該内管125には複数の噴射孔126が配設され
ている。この噴射孔126の数や位置は必要に応じて適
宜選択されるが、例えば、直径0.2mm〜0.5mm
の噴射孔126を5〜20mm間隔で形成する。
【0036】内管125の後端部には、フレッシュ混練
材料即ち、フレッシュコンクリート又はフレッシュモル
タルの導入部134が設けられており、又、その先端部
には、止め部材130が設けられている。この止め部材
130はリング状に形成され、噴射隙間131を介して
外管124と対向している。この噴射隙間131は必ず
しも必要ではなく、これを省略し、止め部材130を外
管124に密着させてもよい。
【0037】内管125の先端部125aは、外管12
4の放射部132に位置するが、この位置は必要に応じ
て適宜選択される。
【0038】内管125の後端には、導入部134が設
けられている。この導入部134は給材ホース117を
介して圧送装置115に連通している。
【0039】外管124の先端部には、湾曲部124a
が設けられ、その先端の放射口132aの端面は下向き
に傾斜している。
【0040】外管124には、薬剤噴霧管135が設け
られている。この噴霧管135の先端の噴霧口135a
は、放射部132内に位置し、かつ、内管125の中心
軸125C上に位置している。この噴霧口135aは、
放射部132の放射口132aに対向しており、かつ、
放射部132を通るフレッシュ混練材料FCの流れ方向
を向いている。
【0041】この噴霧口135aの近傍には、噴霧器1
40が内蔵されている。この噴霧器140は図12、図
13に示す様に外周に設けたねじ部141cと、凹状内
面141aとこの凹状内面141aの中央を貫通する孔
141と、を備えている。この噴霧器140は、孔14
1が詰まるのを防止するため、噴霧口135aから少し
引っ込んだ位置に配設される。噴霧器140の形状、孔
の数、位置等は必要に応じて適宜選択される。
【0042】薬剤噴霧管135の後端部には圧力気体供
給口144と薬剤供給口142とが設けられている。こ
の圧力気体供給口144は給気バルブ177を介して空
気圧縮装置170に連通している。
【0043】前記給気バルブ177は、握持体145に
設けられている。この給気バルブ177は外管124と
内管125との間の浮上用気体通路146に連通してい
る。147は薬剤供給量を調整するバルブである。
【0044】薬剤タンク160は給薬ホース161を介
して吹付ノズル装置120に接続されている。この給薬
ホース161には、流れ方向に沿って安全弁162、バ
ルブ163、限流器164、流量計165が設けられて
いる。
【0045】空気圧縮装置170は、給気ホース171
を介して吹付ノズル装置120に接続されている。この
給気ホース171には、流れ方向に沿って圧力計付減圧
弁172、バルブ173、限流器174、流量計17
5、流量検出器176及び給気バルブ177が設けられ
ている。
【0046】この空気圧縮装置170は、給気ホース1
71内の圧縮空気の流量及び圧力の変化に基いてパルス
信号、即ち、制御信号を発生させるパルス発生器を備え
ており、該制御信号は電気配線Lを介して制御盤200
に送信される。
【0047】次に、この実施例の作動を説明する。トン
ネルTの切羽には、カッタCAを有するトンネル・ボー
リング・マシンTBMが配設され、その後部の床面TS
にはインバート230が敷設されている。
【0048】このインバート230には三組のレールL
Wが平行に配設されている。中央のレールLWには資
材、原料等を搬送するための台車DCが配設され、左側
のレールLWにはフレッシュ混練材料製造供給システム
100を搬送するための台車DCが配設され、その右側
のレールLWには図示しない操作機械室、電気室などを
搬送するための台車DCが配設されている。
【0049】左右の台車DCは門型のフレームを介して
連結されており、該フレームの上部にはベルトコンベヤ
が設けられている。このコンベヤは掘削した岩や土等を
トンネルTの外部に搬送する。
【0050】作業開始前又は作業の途中において、作業
員が原料の入ったバックを開封した後、該バッグを持ち
上げ原料Gをサークルフィーダ101に投入して補給す
るとともに、水タンク105に水を補給する。この原料
G即ちセメントと骨材は、工場で袋詰めされた後、トラ
ックに載せられて、トンネルT近傍に設けた倉庫に保管
される。
【0051】倉庫内のバックは、リフトにより持ち上げ
られて台車DCに載せられる。この時、作業がし易い様
にするため、該バックFBを所定の高さに吊り上げた状
態で台車DCに固定する。
【0052】前記台車DCをトンネルT内のレールLW
上を走行させ、サークルフィーダ101近傍に移動させ
る。
【0053】トンネル・ボーリング・マシンTBMを駆
動して所定量の掘削を終了した後、掘削直後の床面TS
にインバート230を敷設する。
【0054】制御盤200の起動スイッチを押すと、制
御盤200は予め定めた順序に従い、各装置101、1
05、116、170に起動命令を発する。
【0055】前記各装置101、105、116、17
0が起動すると、サークルフィーダ101の内筒部10
4Bの円周付近にある原料Gは、底盤103と流量調節
リング108との隙間から原料Gの安息角により自然に
外筒部104Aに流出する。
【0056】内筒部104Bの中央付近にある原料Gは
中央回転羽根105の回転により徐々に外筒部104A
に押し出される。外筒部104Aに出た原料Gは外周回
転羽根107により排出口99に運ばれ、定量づつミキ
サ110に供給されるとともに、該ミキサ110には、
水タンク105から混練水が供給される。この混練水は
バルブ106、限流器107、流量計108で水量を調
節されながら該ミキサ110に供給される。
【0057】なお、サークルフィーダ101の排出量
は、流量調節ハンドル109を回して流量調節リング1
08を上下させることにより調節される。
【0058】該ミキサ110に投入された原料Gは、順
送り羽根16により順方向A1に送り込まれ、保持羽根
14に到達する。順送り羽根16、17、18の径及び
ピッチは、順方向に沿って次第に大きくなっているの
で、かさ比重一定に均一に引き出される。
【0059】即ち、ホッパ12から投入された原料Gが
急激に保持羽根14側に送り込まれることがないので、
安定して搬送することができる。又、引出し部A底部に
滞留する原料Gは、水平かき揚げ羽根19、20により
かき揚げられながら順方向に送られて保持羽根14に到
達する。
【0060】順送り羽根18と保持羽根14との間のピ
ッチP0は、他のピッチP1、P2より小さいので、保持
羽根14迄移動した原料Gは、該保持羽根14で停めら
れるようにしながら加圧され、その後水攪拌部Bに送ら
れて急激に開放される。そのため、水攪拌部B内の原料
Gは、極めて水の混合しやすい状態になる。この状態の
原料Gに水口3から噴霧状の水を吹き付け混合するの
で、均一な混合材料となり、所謂ダマは発生しない。
【0061】この混合材料は、順送り攪拌羽根5により
ミキシング部Cに送られ、順送り攪拌羽根5と逆送り攪
拌翼6により混練される。この順送り攪拌羽根5により
順方向に送られる混合材料は、逆送り攪拌翼6によりそ
の進行を妨害されながら送られるので、十分混練され、
均質なフレッシュ混練材料、例えば、フレッシュモルタ
ル、となる。このフレッシュモルタルは、例えば、フロ
ー値が160〜220に調整される。
【0062】ミキシング部Cで十分混練されたフレッシ
ュ混練材料は排出部Dに送られる。この排出部Dにおい
て、該フレッシュ混練材料は順送り羽根60により排出
口10に送られる。この時、逆送り羽根61は、筒状本
体1の後端1aに接近しようとするフレッシュ混練材料
を排出口10側に送り返す。そのため、該フレッシュ混
練材料が筒状本体の端部1aに詰まったりするトラブル
は発生しない。
【0063】なお、この連続ミキサは、傾斜角度調整手
段により筒状本体1を支点70で上下方向に回動させ、
傾斜角度を変化させることができる。この傾斜角度は必
要に応じて適宜選択され、例えば、水平線に対し矢印A
70方向に±15゜の範囲の角度が採用される。
【0064】該筒状本体を−15゜傾斜させると、搬送
速度が遅くなるので混合能力が良くなる。又、作業終了
後に該筒状本体1を+15゜傾斜させると、該筒状本体
内に残存するフレッシュ混練材料は流下しやすくなるの
で、容易に全部排出させることができるとともに、該筒
状本体内の洗浄も効果的に行うことができる。
【0065】作業者が、吹付ノズル装置120のノズル
を持って切羽迄運び、ノズル先端をトンネルの内面即
ち、天井面TI及び側面TWに向けた後、給気バルブ1
77を開くと給気ホース117内の圧縮空気PAの流
量、圧力が変化する。この変化に基いてパルス即ち、制
御信号が発生し、該制御信号は、前記電気配線Lを介し
て制御盤200に送信される。
【0066】前記信号を受信した制御盤200は、圧送
装置115に圧送命令を発する。そすると、該ミキサ1
10の排出口10から排出され、ホッパHSに流下して
圧送装置115内に送られたフレッシュ混練材料は、油
圧機116の油圧シリンダOC1,OC2の作動により
交互にグラウトシリンダGC1,GC2に吸い込まれ、
圧送ノズルPNから連続的に吐き出される。この吐き出
されたフレッシュ混練材料は給材ホース117を介して
吹付ノズル装置120に圧送される。
【0067】なお、ノズル操作者が給気バルブ177を
2回連続して開閉すると、2パルスの制御信号が発生
し、該制御信号は前記電気配線Lを介して制御盤200
に送信される。
【0068】制御盤200は、各装置に運転の停止を指
令する。この時、制御盤200は始動時と逆の順序で各
装置を停止させる。
【0069】事故等の発生により緊急停止する必要があ
る場合には、給気バルブ177を連続して3回開閉させ
る。そうすると、3パルスの制御信号が発生し該制御信
号は前記電気配線Lを介して制御盤200に送信され
る。制御盤200は各装置に運転の非常停止を指令す
る。この時、制御盤200は各装置を同時に停止させ
る。
【0070】この定量圧送装置115として、プランジ
ャポンプを用いているので、フレッシュ混練材料中の水
の分離現象は発生しない。なお、フレッシュ混練材料の
送り速度と送り量は油圧機116により制御される。
【0071】吹付ノズル装置120の導入部134には
給材ホース117を介してフレッシュ混練材料FCが圧
送され、薬剤噴霧管135には給薬ホース161を介し
て急結剤CRが供給され、又、浮上用気体通路146に
は給気ホース171を介して圧縮空気PAが供給されて
いる。
【0072】急結剤CRは安全弁162、流量計16
3、限流器164、バルブ165、及びポンプの調整ダ
イヤルにより制御される。圧縮空気PAは、圧力計付減
圧弁172、バルブ173、限流器174、流量検出器
175により制御される。
【0073】そうすると、噴射孔126からノズル通路
150の中心軸125Cに向かって圧力空気PAが噴出
され、ノズル通路150内を通るフレッシュ混練材料F
Cは、内管125の内周面から離される。そのため、該
フレッシュ混練材料FCは、浮いた状態となりながら、
放射部132に向かうため、内管125の内周面には流
体抵抗が発生しないので、該フレッシュ混練材料FCは
円滑に流れる。
【0074】この時、噴射隙間131から放射部132
に中心軸125C方向の圧力空気PAが噴出される。こ
の浮上用気体通路146に供給される圧力空気PAは、
フレッシュ混練材料FCが浮上する程度の圧力で足り、
その圧力として、例えば、0.2Kg/cm2〜0.5Kg/cm2
選ばれる。
【0075】薬剤噴霧管135内の薬剤CRと圧力空気
PAは、噴霧器140により噴霧分散されながら噴霧口
135aから放出され、放射部132内を通るフレッシ
ュ混練材料FCに混入される。
【0076】この時、ノズル通路150の先端部に湾曲
部124aが設けられているので、放射部132を通る
フレッシュ混練材料FCは減速されるとともに、噴霧口
135aは、放射部132の放射口132aの中央を向
いており、かつ、放射部132内を通るフレッシュ混練
材料FCの流れ方向に向いているので、図9に示すよう
に、薬剤CRの混合効率は極めて良くなる。
【0077】そのため、放射口132aから放射される
フレッシュ混練材料FCは薬剤CRと十分混合された状
態で放射口132aから放射され、前記内面即ち天井面
TI及び側面TWに付着する。
【0078】吹付け作業終了後、ノズル操作者は給気バ
ルブ177を2回連続して開閉して停止の制御信号を制
御盤200に送信し、運転を停止させる。そして、圧送
装置115のカップリングCPに連結した吹付ノズル装
置120を外し、該カプリングCPに充填ホース220
を連結するとともに、その先端の固定金具をインバート
230の注入口に固定する。
【0079】サークルフィーダ101から充填用原料、
例えば、コンクリート原料Gをミキサ110に供給して
フレッシュ混練材料、例えば、フレッシュコンクリート
を製造する。
【0080】前記と同様の要領により圧送装置115を
駆動させ、フレッシュコンクリートをインバート230
の裏側に圧送し、裏込めする。この時、圧送装置115
には逆止弁221が設けられているので、高圧噴射に伴
う逆流の発生を防止することができる。
【0081】充填作業が終了すると、該制御盤の停止ボ
タンが押される。そうすると、制御盤200は、各装置
に運転の停止を指令し、始動時と逆の順序で各装置を停
止させる。
【0082】この発明の第2実施例を図14〜図16に
より説明するが、この実施例と第1実施例との相違点
は、吹付ノズル装置である。この吹付ノズル装置は、L
字状管301とノズル本体310とを備えている。この
L字状管1は湾曲部302を介して連続する導入部30
3と放射部304とから構成されている。該湾曲部30
2には嵌着部303aが設けられ、該嵌着部303aに
ノズル本体310の先端部310aが挿着されボルトV
で固定される。
【0083】ノズル本体310には、薬剤噴霧路311
と薬剤供給路320とが形成されている。
【0084】薬剤噴霧路311には、中心軸310cに
沿ってベンチュリー室315、霧室316、噴出室31
7が順次設けられている。ベンチュリー室315にはナ
ット315aに固定されたベンチュリー管315pが挿
着されている。
【0085】霧室316は、前記ベンチュリー室315
より大径に形成され、噴出室317に連ながる先端部内
周面は絞り込まれ、テーパ面316tとなっている。即
ち、霧室316の先端部側の径は後端部側、即ち、ベン
チュリー室315側の径より小さく形成されている。
【0086】この霧室316の中央部には、衝突部材3
19が設けられている。この衝突部材319は、硬球体
であり、支持棒321により保持されている。この球体
319は中心軸310cと同心状に配設され、その径D
はベンチュリー管315pの径dより大きく形成されて
いる。この衝突部材319の配設位置や形状、大きさ等
は必要に応じて適宜選択され、例えば、球体の径Dをベ
ンチュリー管315pの径dと等しくしてもよい。
【0087】噴出室317は噴出部をなしており、その
先端部の噴出口317aは、湾曲部302に臨んでい
る。
【0088】薬剤供給路320は薬剤噴霧路311に対
し直交方向の薬剤供給管320pを備えており、該薬剤
供給管320pの先端320nは前記ベンチュリー管3
15pの後端315nと近接し、霧化部323を形成し
ている。
【0089】該薬剤供給管320pの外周には、前記霧
室316と連通する貯溜部325が設けられ、この貯溜
部325は戻し穴26を介して該薬剤供給路320p内
に連通している。この戻し穴326は、該薬剤供給管3
20pの下部に設けられ、その大きさ、形状などは必要
に応じて適宜選択される。
【0090】この実施例の作動を説明する。混練された
セメント、骨材、水からなるフレッシュコンクリートF
CをL字状管301の導入部303に圧送すると、該フ
レッシュコンクリートFCは湾曲部302に案内され、
放射部304に方向変換し放射口305に向かう。
【0091】前記フレッシュコンクリートFCより高速
な圧縮空気PAを薬剤噴霧管315pの圧縮空気供給口
311pに供給するとともに、薬剤供給管320pの薬
剤供給口320mから液状の急結剤CRを供給する。
【0092】そうすると、圧縮空気PAを利用してベン
チュリー管315pのベンチュリー効果作用で液状の急
結剤CRは加速吸引され霧化部323で霧化されて細粒
1となる。 この細粒F1は、霧室316の球体319
に衝突して微細化され微粒F2となって噴出室317に
吹き込まれる。
【0093】前記細粒F1が球体319に衝突した際、
一度微細化した微粒Fの一部が反射しながら、互いに結
合して粗粒F0となったり、又は、微粒F2が噴出室31
7に向かう途中でテーパ面316tに衝突して粗粒F0
となったりした場合には、該粗粒F0は、霧室316内
を流下して貯留室25に流れ込み、戻し穴326から薬
剤供給管320p内に戻される。そのため、粗粒F0
前記噴出口317aから放出されるのを防止できるとと
もに、貯留室に急結剤CRが留まっているので、液切れ
が発生することもない。
【0094】噴出室317に微粒となって圧送された急
結剤CRは、噴出口317aから湾曲部302を通るフ
レッシュコンクリートFCに向かって放出され、均一に
混合される。
【0095】フレッシュコンクリートFCは、急結剤C
Rが充分混合された状態、即ち、混合フレッシュコンク
リートMとなって放射口305から壁面などの被塗面に
向かって放射される。
【0096】なお、吹付ノズル装置の洗浄を行うときに
は、圧縮空気口311pから圧縮空気PAを供給すると
ともに、薬剤供給口320mから洗浄水を供給する。
【0097】また、ナット315aを所定方向に回転さ
せると、ベンチュリー管315pはノズル本体310か
ら外れるので、分解修理等を容易に行うことができる。
【0098】この発明の実施例は、上記に限定されるも
のではなく、例えば、噴出口317aを湾曲部302内
に突出させてもよい。この突出量及び突出位置等は必要
に応じて適宜選択されるが、例えば、噴出口317aの
中心軸310cと放射部304の放射口305の中心軸
とをずらしたり、噴出口317aが湾曲部内の略中央部
まで突出する様に配設したりしても良い。
【0099】又、衝突部材320を硬球体にする代わり
に、半球面体、楕円体、円柱体、等にしても良い。
【0100】
【発明の効果】この発明は以上の様に構成したので、次
の如き顕著な効果を奏する。 (1)シリンダ式圧送ポンプは、シリンダ内に入ったフ
レッシュ混練材料をそのままの状態で押し出すので、従
来例と異なり、フレッシュ混練材料の分離現象を招来す
ることはない。その上、フレッシュ混練材料は定量づつ
圧送されるので、供給量のコントロールを容易に行うこ
とができる。
【0101】(2)原料供給装置が原料を定量供給する
サークルフィーダなので、システム全体を小型化できる
と共に、メンテナンスも容易となる。
【0102】(3)吹付ノズル装置が、フレッシュ混練
材料の流れを湾曲させ放射部に向かわせる湾曲部と、該
湾曲部を通る該フレッシュ混練材料に薬剤を噴霧せしめ
る薬剤噴霧部と、を備えているので、急結剤がフレッシ
ュ混練材料に均等に混合される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す平面図である。
【図2】本発明の第1実施例を示す側面図である。
【図3】サークルフィーダの平面図である。
【図4】図3のIV-IV線断面図である。
【図5】連続ミキサを示す縦断面図である。
【図6】圧送装置の平面図である。
【図7】吹付ノズル装置を示す縦断面図である。
【図8】図7の要部拡大図である。
【図9】吹付ノズル装置のフレッシュ混練材料と薬剤と
の混合状態を示す右側面拡大図である。
【図10】噴霧器の拡大図である。
【図11】図10のXI-XI線断面図である。
【図12】フレッシュ混練材料製造供給システムのフロ
ーチャートである。
【図13】使用状態を示す断面図である。
【図14】本発明の第2実施例を示す縦断面図である。
【図15】吹付ノズル装置のフレッシュ混練材料と薬剤
との混合状態を示す右側面拡大図である。
【図16】図15の要部を示す拡大図である。
【符号の説明】
101 サークルフィーダ 105 水タンク 110 ミキサ 115 プランジャポンプ 120 吹付ノズル装置

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原料供給手段と水タンクに接続されたミキ
    サと、該ミキサに接続された圧送手段と、該圧送手段に
    接続される噴出手段と、を備えたフレッシュ混練材料製
    造供給システムであって;前記原料供給手段が、調節可
    能な開口部でつながる内筒と外筒とを有し、内筒部が貯
    留室の役割をし、底板及び/又は内部に取り付けてある
    羽根が回転し、その回転により外筒部に原料を押し出
    し、外筒部にある排出口より排出することを特徴とする
    フレッシュ混練材料製造供給システム。
  2. 【請求項2】原料供給手段と水タンクに接続されたミキ
    サと、該ミキサに接続された圧送手段と、該圧送手段に
    接続される噴出手段と、を備えたフレッシュ混練材料製
    造供給システムであって;前記原料供給手段が、原料を
    定量供給するサークルフィーダであり、 前記圧送手段が、シリンダ式圧送ポンプであることを特
    徴とするフレッシュ混練材料製造供給システム。
  3. 【請求項3】シリンダ式圧送ポンプが、プランジャポン
    プであることを特徴とする請求項2記載のフレッシュ混
    練材料製造供給システム。
  4. 【請求項4】原料供給手段と水タンクに接続されたミキ
    サと、該ミキサに接続された圧送手段と、該圧送手段に
    接続される噴出手段と、を備えたフレッシュ混練材料製
    造供給システムであって;前記原料供給手段が、原料を
    定量供給するサークルフィーダであり、 前記噴出手段が、充填ホ−スであることを特徴とするフ
    レッシュ混練材料製造供給システム。
  5. 【請求項5】原料供給手段と水タンクに接続されたミキ
    サと、該ミキサに接続された圧送手段と、該圧送手段に
    接続される噴出手段と、を備えたフレッシュ混練材料製
    造供給システムであって;前記原料供給手段が、原料を
    定量供給するサークルフィーダであり、 前記噴出手段が、吹付ノズル装置であることを特徴とす
    るフレッシュ混練材料製造供給システム。
  6. 【請求項6】原料供給手段と水タンクに接続されたミキ
    サと、該ミキサに接続された圧送手段と、該圧送手段に
    接続される噴出手段と、を備えたフレッシュ混練材料製
    造供給システムであって;前記原料供給手段が、原料を
    定量供給するサークルフィーダであり、 前記圧送手段が、シリンダ式圧送ポンプであり、 前記噴出手段が、吹付ノズル装置であることを特徴とす
    るフレッシュ混練材料製造供給システム。
  7. 【請求項7】吹付ノズル装置が、フレッシュ混練材料の
    流れを湾曲させ放射部に向かわせる湾曲手段と、該湾曲
    手段の湾曲部を通る該フレッシュ混練材料に薬剤を噴霧
    せしめる薬剤供給手段と、を備えていることを特徴とす
    る請求項5、又は、6記載のフレッシュ混練材料製造供
    給システム。
  8. 【請求項8】吹付ノズル装置が、圧送手段に連通するノ
    ズル通路と、該ノズル通路の内方に向かって浮上用気体
    を噴射する材料浮上手段と、該ノズル通路の放射部でフ
    レッシュ混練材料の流れを湾曲させる方向規制手段と、
    前記薬剤タンクに連通し、かつ、該放射部を通る前記混
    練材料内に薬剤を噴霧せしめる薬剤供給手段と、を備え
    ていることを特徴とする請求項5、又は、6記載のフレ
    ッシュ混練材料製造供給システム。
  9. 【請求項9】吹付ノズル装置が、霧化された薬剤の流路
    内に、霧状の薬剤を更に細かくするための衝突部材を備
    えていることを特徴とする請求項7、又は、8記載のフ
    レッシュ混練材料製造供給システム。
  10. 【請求項10】ミキサが、スクリュー軸を内蔵する筒状
    本体内に、原料入口を有する引出し部と、水口を有する
    水撹拌部と、原料と水とを混練するミキシング部と、排
    出口を有する排出部と、を順送り方向に順次形成した連
    続ミキサであり;前記引出し部が、順送り方向に沿って
    径及びピッチが次第に大きくなる順送り羽根と、最大径
    の順送り羽根より大径で、かつ、該羽根から前記各ピッ
    チより小ピッチで水撹拌部側に配設された保持羽根と、
    を備えており、 前記水撹拌部が、垂直部と水平部とを有する撹拌羽根
    と、順送り撹拌翼とを備えており、 前記ミキシング部が、順送り撹拌羽根と逆送り撹拌翼と
    を備えており、 前記排出部が、順送り羽根と逆送り羽根とを備えている
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、
    8、又は、9記載のフレッシュ混練材料製造供給システ
    ム。
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