JP2000024477A - コンクリート吹付け工法に用いられる炭酸ガスの分散攪拌装置 - Google Patents

コンクリート吹付け工法に用いられる炭酸ガスの分散攪拌装置

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JP2000024477A
JP2000024477A JP10194192A JP19419298A JP2000024477A JP 2000024477 A JP2000024477 A JP 2000024477A JP 10194192 A JP10194192 A JP 10194192A JP 19419298 A JP19419298 A JP 19419298A JP 2000024477 A JP2000024477 A JP 2000024477A
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carbon dioxide
concrete
dioxide gas
rotating shaft
pipe
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Tetsuji Sato
哲司 佐藤
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Obayashi Corp
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Obayashi Corp
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B40/00Processes, in general, for influencing or modifying the properties of mortars, concrete or artificial stone compositions, e.g. their setting or hardening ability
    • C04B40/02Selection of the hardening environment
    • C04B40/0231Carbon dioxide hardening
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B2111/00Mortars, concrete or artificial stone or mixtures to prepare them, characterised by specific function, property or use
    • C04B2111/00034Physico-chemical characteristics of the mixtures
    • C04B2111/00146Sprayable or pumpable mixtures
    • C04B2111/00155Sprayable, i.e. concrete-like, materials able to be shaped by spraying instead of by casting, e.g. gunite

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 炭酸ガスの噴出圧力を利用して攪拌部を回転
動作させることで、攪拌効果を得られると同時に、噴出
した炭酸ガスをコンクリート中に分散させることで、均
一な混合効果を得られるようにする。 【解決手段】 コンクリート吹付け管1の先端内周部に
同軸配置された中空の回転軸5と、回転軸5の外周に配
置され、かつ回転軸5の中空部に連通する複数のノズル
孔10を回転方向に向けて開口形成した攪拌翼6と、回
転軸5にスイベルジョイント7を介して連通させた炭酸
ガス圧送管8とを備え、ガス圧送管8を通じて供給され
る高圧の炭酸ガスを前記ノズル孔10を通じて吹付け管
1の内部に噴出させ、その噴出力により前記攪拌翼6を
回転軸とともに回転させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリート吹付
け工法において、早期凝結を図るべくコンクリートに対
し炭酸ガスを均一に分散混合できるようにしたコンクリ
ート吹付け工法に用いられる炭酸ガスの分散攪拌装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】コンクリートの吹付け工法においては、
施工面に吹付けたコンクリートを早期に凝結させるため
に、コンクリート圧送管先端に設けた別の配管系より圧
力空気とともに急結剤を混入することが行われている。
【0003】ところで、この方法によっては、コンクリ
ートと急結剤という比重差のある流動体同士を空気圧に
よる攪拌効果により極めて短時間で混合しなくてはなら
ず、しかもコンクリートの吐出口近傍で混合するため、
コンプレッサの圧力調整次第で混合が不均一となり易
く、硬化時間にムラが生じ、だれや、飛散の原因となっ
ていた。
【0004】これに対し、コンクリート中の水酸化カル
シウムと急速に反応し、コンクリートの硬化を著しく早
めるものとして炭酸ガスが知られており、上記急結剤の
代替材料あるいは急結剤と併用することで、急速硬化を
促進させる材料として有望である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、コンク
リート吹付け工法において、コンクリート早期凝結用の
炭酸ガスをいかにしてコンクリート圧送管内のコンクリ
ートに均等に分散混入させるかが問題となっていた。
【0006】本発明は、以上の着眼点になされたもので
あって、その目的は、コンプレッサを用いることなく、
炭酸ガスの噴出圧力を利用して攪拌部を回転動作させる
ことで、攪拌効果を得られると同時に、噴出した炭酸ガ
スをコンクリート中に分散させることで、均一な分散混
合効果が得られるようにしたコンクリート吹付け工法に
用いられる炭酸ガスの分散攪拌装置を提供するものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め、本発明は、コンクリート吹付け工法に用いられるコ
ンクリート吹付け管の先端内周部に同軸配置された中空
の回転軸と、この回転軸の外周に配置され、かつ該回転
軸の中空部に連通する複数のノズル孔を回転方向に向け
て開口形成した攪拌翼と、前記回転軸にスイベルジョイ
ントを介して連通させた炭酸ガス圧送管とを備え、該ガ
ス圧送管を通じて供給される高圧の炭酸ガスを前記ノズ
ル孔を通じて吹付け管内部に噴出させ、その噴出力によ
り前記攪拌翼を回転軸とともに回転させることを特徴と
する。従って、本発明では、噴出する炭酸ガス圧力によ
って攪拌翼を回転でき、この回転により噴出した炭酸ガ
スとコンクリートとを効率よく混合できる。
【0008】また、本発明では、前記ガス圧送管の管路
中に合流する薬液圧送管を設けたことにより、炭酸ガス
とともに、急結剤などの薬剤もコンクリート中に均一に
混合でき、より経済的となる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態につき、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0010】図1は本発明にかかるコンクリート吹付け
管及びその周辺設備を示している。図において、符号1
は後端をジョイント部2を介してコンクリート圧送管3
に接続したコンクリート吹付け管である。コンクリート
吹付け管1は、径大部1aの先端に径小な吐出口1bを
突設したもので、径大部1aの内周にはこれと同軸上の
回転軸5が配置され、その前後部を吹付け管1内に支持
された軸受4を介して回転可能に軸受されている。
【0011】この回転軸5は内部が中空となっており、
その周囲には攪拌翼6が設けられている。また、回転軸
5の後端はスイベルジョイント7を介して炭酸ガス圧送
管8の先端に接続されている。この圧送管8は、吹付け
管1に直交してこれの内外を貫通して配管されたもので
ある。各攪拌翼6は、図2に示すように、前記回転軸5
の中空部に連通する一本の通気孔9がその径方向のほぼ
中心に形成され、またこの通気孔9と直交して周方向に
多数のノズル孔10を外部に向けて開口形成している。
【0012】そして、ガス圧送管8の供給元には高圧炭
酸ガスボンベ11がバルブ12を介して接続され、バル
ブ12を開とすることにより、高圧の液化炭酸ガスが回
転軸5内より各攪拌翼6のノズル孔10から矢印[イ]
方向、すなわち周回り接線方向に噴出し、その噴出圧力
によって各攪拌翼6は、回転軸5とともにその反対側で
ある矢印[ロ]方向に回転する。各攪拌翼6のピッチ方
向は、回転により吹付け管1内に充満するコンクリート
などの流体を吐出口1b側に送るべく、その方向が定め
られる。
【0013】また、ガス圧送管8の管路にはチー継手1
4を介して薬液圧送管15が接続されている。この薬液
圧送管15は、薬液タンク16内の急結剤、増粘剤など
をポンプ17及びバルブ18を介して吹付け管8と合流
させ、炭酸ガスとともに攪拌翼3より噴出させるもので
ある。
【0014】前記コンクリート圧送管3の供給元にはコ
ンクリートタンク19内のコンクリートを圧送するコン
クリートポンプ20及びバルブ21が接続されている。
【0015】なお、図においては、ガスボンベ11を通
じて液化炭酸ガスを供給する場合が開示されているが、
液化ガス搬送用タンクローリに直接接続して供給するよ
うにしても良い。また、バルブ、ポンプ、及びガスの調
圧のための制御手段も省略されているが、実際には制御
手段の制御に応じて作業が行われる。
【0016】以上の構成において、各ポンプ17,20
の駆動及びバルブ12,18,21の開により、攪拌翼
6が炭酸ガス、薬液を噴出しながら高速で回転し、送ら
れてくるコンクリートに接触させつつ、回転による攪拌
効果により均一に分散混合し、ポンプ圧送力及び攪拌翼
6の回転方向により、吐出口1bを通じて壁面などの施
工対象面22に噴霧または吐出される。
【0017】これによって施工対象面22の表面をコン
クリートで覆うと同時に、コンクリートはその内部に均
一に混合された炭酸ガス及び急結剤、増粘剤などの作用
により、急速固化し、吹付け面のだれや、コンクリート
粒子の飛散などを未然に防止することになる。
【0018】なお、圧力の高い液化炭酸ガスは、通常2
2kgf /cm2 程度で送られるが、圧力を4.9kgf /cm
2 とすることにより、噴出した状態でドライアイス化さ
せ、粉体の状態でコンクリートに混合することもでき
る。また、この場合には液化ガス搬送用のタンクローリ
内の液化炭酸ガスを−80℃、1kgf /cm2 に調整して
運搬すると、特別な調圧装置を必要とせずに所望の圧力
が得られることになる。
【0019】また、実施形態では、急結剤などの薬液を
炭酸ガスに混合したが、炭酸ガス単体のみであっても良
いことは勿論である。
【0020】
【発明の効果】以上の説明により明らかなように、本発
明によるコンクリート吹付け工法に用いられる炭酸ガス
の分散攪拌装置にあっては、急結剤となる炭酸ガスのコ
ンクリートへの供給と同時に均一な分散、攪拌を行える
ので、ムラを生ずることなく、施工面でのコンクリート
の急速固化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるコンクリート吹付け工法に用い
られる炭酸ガスの分散攪拌装置及びその周辺設備を示す
説明図である。
【図2】図1のA−A線における攪拌翼の正断面図であ
る。
【符号の説明】
1 コンクリート吹付け管 1b 吐出部 4 軸受 5 中空回転軸 6 攪拌翼 7 スイベルジョイント 8 炭酸ガス圧送管 10 ノズル孔 15 薬液圧送管

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリート吹付け工法に用いられるコ
    ンクリート吹付け管の先端内周部に同軸配置された中空
    の回転軸と、この回転軸の外周に配置され、かつ該回転
    軸の中空部に連通する複数のノズル孔を回転方向に向け
    て開口形成した攪拌翼と、前記回転軸にスイベルジョイ
    ントを介して連通させた炭酸ガス圧送管とを備え、該ガ
    ス圧送管を通じて供給される高圧の炭酸ガスを前記ノズ
    ル孔を通じて吹付け管内部に噴出させ、その噴出力によ
    り前記攪拌翼を回転軸とともに回転させることを特徴と
    する炭酸ガスの分散攪拌装置。
  2. 【請求項2】 前記ガス圧送管の管路中に合流する薬液
    圧送管を設けたことを特徴とする請求項1に記載の炭酸
    ガスの分散攪拌装置。
JP10194192A 1998-07-09 1998-07-09 コンクリート吹付け工法に用いられる炭酸ガスの分散攪拌装置 Pending JP2000024477A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102500269A (zh) * 2011-10-25 2012-06-20 哈尔滨工程大学 无动力管道搅拌器
CN108546087A (zh) * 2018-07-23 2018-09-18 磐安县宸熙工艺品有限公司 一种固体废弃物加工工艺品的系统
KR20200064659A (ko) * 2018-11-29 2020-06-08 주식회사 포스코 혼합가스 공급장치
CN116943510A (zh) * 2023-09-20 2023-10-27 国能龙源环保有限公司 物料混合设备

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