JP2000308927A - ウォータジェットピーニング方法及び装置 - Google Patents

ウォータジェットピーニング方法及び装置

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JP2000308927A
JP2000308927A JP11115945A JP11594599A JP2000308927A JP 2000308927 A JP2000308927 A JP 2000308927A JP 11115945 A JP11115945 A JP 11115945A JP 11594599 A JP11594599 A JP 11594599A JP 2000308927 A JP2000308927 A JP 2000308927A
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克彦 平野
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英策 林
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    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の目的は、狭い間隔で林立している制御
棒駆動ハウジング(以下CRD・HSG)の間に設けら
れている炉心モニタハウジング(以下ICM・HSG)
の溶接部に対して、噴射距離を適正噴射距離範囲に保
ち、かつ、ICM・HSGの軸方向に垂直に噴射でき
る、単純駆動機構を備えたWJP装置と高効率WJP方
法を提供することである。 【解決手段】原子炉炉底部の炉心モニタハウジングのウ
ォータジェットピーニング方法において、前記炉心モニ
タハウジングに隣接する制御棒駆動ハウジングにウォー
タジェットピーニング装置を搭載し、前記制御棒駆動ハ
ウジングの中心と前記炉心モニタハウジングの中心とを
結ぶ直線上から離れた第一の位置に首振りの中心を持つ
ノズルから、前記炉心モニタハウジングの軸方向に直角
な水平面内でノズルに首振りをさせながら炉水中で炉水
または炉内用水を加圧して前記炉心モニタハウジングに
噴射する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属部材に水中で
キャビテーションを含むジェットを噴射して金属部材表
面に存在する引張残留応力を低減し、圧縮残留応力に改
善することにより金属部材の応力腐食割れを防止するウ
ォータジェットピーニング(以下、WJP)方法と装置に
係わり、特に、狭い間隔で林立している径の異なる円筒
部品の溶接接合部の引張残留応力を低減するWJP方法
と装置に関する。
【0002】
【従来の技術】残留応力低減に好適な噴射距離は、特開
平4−240073 号公報の開示によれば、施工対象面に垂直
に向けた噴射で、ノズル口径の100以上とされてい
る。狭い間隔で林立して建てられた円筒部品の溶接接合
部の引張残留応力を低減するWJP方法と装置に関する技
術は、特開平6−114735号公報及び特許第2859125号公報
に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】特開平6−114735号公
報及び特許第2859125号公報においては、円筒部品の軸
方向に対してノズルを斜めに傾けることによって適正噴
射距離を保つようにしている。ノズルの傾斜によって適
正噴射距離は保てるが、ジェットが施工面に対して斜め
衝突になるために、施工面に対して垂直に衝突した場合
に比して、施工面上で見た場合の残留応力の低減される
幅寸法が狭くなる。また、特開平6−114735号公報の装
置は、本体の昇降と回転,ノズルアームの開閉,ノズル
のスイングの4軸駆動方式により多様な動きができる反
面、ノズルを移動させるためにレールによってノズルを
走行させる機構が必要となり、また制御が複雑となるた
め装置が大型であった。
【0004】本発明の目的は、狭い間隔で林立している
制御棒駆動ハウジング(以下CRD・HSG)の間に設
けられている炉心モニタハウジング(以下ICM・HS
G)の溶接部に対して、噴射距離を適正噴射距離範囲に
保ち、かつ、ICM・HSGの軸方向に垂直に噴射でき
る、単純駆動機構を備えたWJP装置と高効率WJP方
法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を解決するため
に、WJPを施工しようとするICM・HSGの隣りの
第一のCRD・HSGにWJP装置を搭載し、前記第一
のCRD・HSGの中心と前記ICM・HSGの中心と
を結ぶ直線上から離れた第一の位置にノズルの首振り中
心を置き、ICM・HSGの軸方向に直角な水平面内で
ノズルに扇型に首振りをさせながら炉水中で加圧した炉
水または炉水相当の水(以下、加圧水と言う)を、IC
M・HSGに向けて噴射し、その後、前記ICM・HS
Gの隣りの第二のCRD・HSGにWJP装置を搭載
し、前記第二のCRD・HSGの中心と前記ICM・H
SGの中心とを結ぶ直線上から離れた第二の位置にノズ
ルの首振り中心を置き、第一の位置からの場合と同様に
加圧水をICM・HSGに向けて噴射する。
【0006】これにより、ノズルを前記ICM・HSG
の軸方向に垂直に向けた状態で適正噴射距離範囲での噴
射が可能となる。また、首振り噴射によりノズルをレー
ルなどによって走行させずに広範囲にわたるWJP施工
が可能となる。さらに、第一の位置と第二の位置の2方
向からの噴射のみによってICM・HSG全周のWJP施
工が可能となるので施工効率が上る。
【0007】上記に用いるWJP装置は、本体とベース
板を分割構造とし、予め、CRD・HSG頂部に載せた
ベース板にWJP本体を挿入して組立てる。ベース板は
WJP装置組み立て時には水平方向にして使用するが、炉
心支持板の丸孔を通過させる時はこれを縦にして搬入す
る。搬入後に、ベース板とWJP本体を組み立てること
によってWJP装置を構成する。これにより、炉心支持
板の丸孔よりも大きいWJP装置を炉底部にセットでき
る。また、複数のベース板を前もってセットすることに
より、WJP本体の組立て時間を短縮できる。ノズルを
1軸駆動としたことで、機構と操作の簡単化,重量低減
が可能となった。
【0008】
【発明の実施の形態】(実施例1)本発明の実施例1を
以下に説明する。実施例1は、シュラウド取り替え時に
WJPを実施する実施例である図1,図2は本実施例の
施工対象部と施工状況を示し、図3は本実施例の施工手
順を示す。シュラウド取り替え工事において圧力容器1
0の内部に新シュラウド7−1を据え付けると共に、I
CM案内管も新ICM案内管6に取り替える。本発明の
施工対象部は、新ICM案内管6と既設のICM・HS
G1の溶接部21である。シュラウド取り替え時のWJ
P施工は図3の手順に従う。まず、(1)シュラウド上
部の構造物と燃料集合体,制御棒,制御棒案内管等を取
り外して撤去してから、(2)炉内の化学除染を行い、
(3)ノズル,シュラウド,ICM案内管等を切断・取
り外して撤去後に、(4)炉内シールドを取り付けて水
抜きを行い、(5)新ICM案内管6,新シュラウド7
−1を溶接して組み立て、その後、(6)新シュラウド
7−1と圧力容器10の間のアニュラス部11に炉水1
2−1を満たし、さらに、新ICM案内管6とICM・
HSG1の溶接部21の上方の少なくとも50cmまでを
炉水12−2による水張りを行い、新シュラウド7−1
内壁に防曝壁(図示省略)と炉心支持板8上に作業床9
を設ける。次に、(7)図4に示すように炉心支持板8
を利用してWJP装置をセットし、(8)図2のように
作業床上から所望本数のICM・HSGのWJP施工を
行い、(9)WJP装置/作業床/防護壁を撤去し、
(10)上部格子板/制御棒案内管/制御棒/燃料を取り
付け、(11)シュラウドヘッドを取り付け炉内復旧後上
蓋をしてWJP施工を伴うシュラウド取り替えを終了す
る。
【0009】本例によれば、シュラウド取り替え時に防
曝壁と作業床9の設置と撤去が上部格子板がない状態で
行えるため作業が容易にできる。また、防曝壁,作業床
9及びアニュラス部11に満たした炉水12−1と圧力
容器10の底部に満たした炉水12−2により、作業床
9上での放射線量を低減できる。そのため、作業床9上
でWJP装置22の着脱,WJP施工を行う作業員60
の被曝低減と効率向上が図れる。炉心支持板8上からW
JP装置22を作業員60が直接に操作できるので、遠
隔操作による施工に比べて、装置の単純化,低コスト
化,施工の信頼性向上が図れる。本実施例は、新シュラ
ウド7−1に取り替え後に適用する場合について説明し
たが、原子炉プラント建設時にも適用できる。
【0010】上で述べた(7)から(9)のWJP施工
作業をさらに詳しく、図5の手順に従い以下に説明す
る。WJP施工の全体システムは図2に示すようにWJ
P装置22とポンプ17,制御盤18−1及び18−
2,タンク35,監視カメラ16から構成される。WJ
P装置22は図2のようにWJP本体3とベース板13
からなる。WJP施工は図5の手順に従い、 (1)ポンプ17,制御盤18,ホース19,ケーブル
20等を図2のようにセットする。
【0011】(2)次に、CRD・HSG2−1及び2
−2の頂部にベース板13をセットする。図6−1にベ
ース板13の詳細を示す。ベース板13は、上面にWJP
本体3着座用の2個の着座孔23−1,23−2と、W
JP本体3がWJP施工中のジェットの反力によって回転
することを防止する4本の回り止め25−1〜4を備え
る。また、下面には、CRD・HSGに挿入する先細で
長さの異なる2本の中空ロッド24−1,24−2を備
えている。ベース板13は、炉心支持板8の丸穴8aを
通して降ろされ、図6−2のようにCRD・HSG2−
1及び2−2の頂部にセットされる。その際、長い方の
先細の中空ロッド24−1が先にCRD・HSG2−1
に挿入され、次いで短い方の中空ロッド24−2がCR
D・HSG2−2に挿入される。同時挿入でないために
挿入性が良い。
【0012】(3)その後、図4−1,図4−2に示す
ように、WJP本体3を炉心支持板8の丸穴8aを介し
て降ろし、前記ベース板13の着座孔23に前記WJP
本体の着座ガイド28を挿入して係合してWJP装置2
2を組み立てる。 (4)装置設定後、噴射時間,噴射距離,噴射流量,ノ
ズル4の首振り角度等適正施工条件を設定する。
【0013】(5)施工条件設定後、ノズル4に首振り
させながら、炉水または炉水相当の水を加圧したキャビ
テーションを内包するジェット5を噴射することにより
WJP施工を行う。
【0014】(6)着座孔23−1からWJP本体を引
き上げ、着座孔23−1に差替える。 (7)噴射時間,噴射距離,噴射流量,ノズル4の首振
り角度等適正施工条件を設定して、(5)と別の方向か
ら同様にWJP施工を行う。
【0015】(8)(7)でセットしたノズルの首振り
中心とWJPを行うICM・HGS1−1の中心を結ぶ
直線と、(5)でセットしたノズルの首振り中心とICM
・HGS1−1の中心を結ぶ直線とがなすノズル対向角
βはβ=90°〜180°となるようにする。
【0016】(9)噴射終了後、WJP本体3,ベース
板13を引き上げ、(2)から(7)を繰り返し、所望の
本数を施工して終了する。
【0017】図8に施工の様子を上方からみた模式図を
示す。WJP装置3を搭載したCRD・HSG2−1及
び2−2の中心とICM・HSG1−1の中心とを結ぶ
直線A−A及び直線B−B上から離れた位置にノズルの
首振り中心を置いたノズルから、ICM・HSG1−1
に向けてWJPを行うので、ICM・HSG表面とCR
D・HSG表面の最短距離が短い場合でも、適正噴射距
離範囲L=80mm〜200mmを確保できる。
【0018】また、図4−1及び図4−2に示すように
ICM・HSG1−1の軸方向に直角にジェット5を噴
射することができる。この施工方法によれば、ICM・
HSGとCRD・HSGが隣接する場合でも、ICM・H
SGの軸方向に対する噴射角を90°に保ち、且つ、噴
射距離を適正な噴射距離範囲内に保つことができるた
め、強いキャビテーションジェットをICM・HSGに
当てることができる。ある原子力プラントにおいては、
CRD・HSGの直径は200mm、ICM・HSGの直径
は50mm、CRD・HSGは炉底に正方格子状に中心が
400mmの間隔に配列されている。また、ICM・HS
Gは一部のCRD・HSGの正方格子の中心に配置され
ている。多くの原子力プラントにおいてもほぼこれらの
値であり、正方格子状に配置されたCRD・HSGの中
心距離は300mmから600mm、ICM・HSGはそれ
らのCRD・HSGの正方格子の中心に配置されてい
る。故に、ICM・HSGとCRD・HSGの表面間の
距離は200mm前後となる。本実施例によれば、このよ
うに隣接して配置されたICM・HSGとCRD・HS
Gにおいても、CRD・HSGに設置したWJP装置に
よって、適正な噴射距離を確保して、かつ、ICM・H
SG軸方向に直角にジェットを噴射することができる。
そのために残留応力低減効果が高くなり、大きな圧縮残
留応力にまで反転できる。円柱面に衝突したジェットは
円周に沿って回込み後方に壁面噴流(回込みジェット)
として流れるが、本例によれば強くかつ回り込み長さの
長い回込みジェットを形成できるので回り込み部まで圧
縮残留応力に低減される。また、首振り操作によって、
2方向からの噴射のみでICM・HSGの全周にわたる
広範囲にわたっての残留応力低減が可能となり、上述の
ようにノズル対向角βが90°でも回り込み作用のため
に全周にわたって残留応力を低減できる。従来は、A−
A線上、及びB−B線上にノズルを置き、噴射距離を適
正に保つためにノズルをICM・HSGの軸方向に対し
て下方に傾け、斜め噴射を行っていたため強い回り込み
が得にくかった。WJP装置22は、図7−1,図7−
2に示すように上面にアーム26及びアーム26と横方
向に交叉して首振り可能に係合されたノズル4と下部首
振り機構27を載せ、下面に着座ガイド28が設けられ
た下部プレート29を下部に備え、上面にノズル4の首
振り駆動部30を載せ、下面に炉心支持板8の丸穴8a
に嵌まる支持座31を設けた上部プレート32を上部
に、ノズル駆動軸33と加圧水34を送給するホース1
9を備えている。このように、CRD・HSG頂部での
組立てる方式としたことによって、炉心支持板8の丸孔
8aよりも大きいWJP装置22を炉心支持板8の下部
にセットできる。これにより、強力なジェットを噴射す
る装置を用いることができる。
【0019】また、前もって、複数のベース板13をセ
ットしておくことにより、WJP本体3の差替え時間を
短縮でき、施工効率を向上できる。
【0020】図9−1は、上述の方法と装置によってI
CMハウジング試験体に対向角度β=120°で2方向
から噴射して外表面で測定した残留応力測定の結果、縦
軸に残留応力,横軸に円周方向角度をとって示す。図9
−2は対向角度β=180°でのWJP施工試験の結果
である。対向角度β=180°は勿論、対向角度β=1
20°でも全周にわたり、圧縮残留応力に低減されてい
ることが分かる。実機では、図8のICM・HSG1−
1のように周りに4本のCRD・HSGが存在しないこ
ともあり、対向角度β=180°で施工できない場合が
ある。しかし、其のような配置の場合でも対向角度はβ
=120°〜180°の範囲に入るように設定できるの
で、本発明によって全てのICM・HSGに対してWJ
P施工ができることになる。また、本例では、ICM・
HSGとICM案内管の溶接部への実施例について示し
たが、ICM・HSGの圧力容器貫通部の溶接部へも適
用でき、さらに、CRD・HSGに対しても適用でき
る。
【0021】(実施例2)次に、実施例2を説明する。
実施例2は、稼働プラントの予防保全対策として実施す
るものである。図10は実施例2の全体図である。実施
例2の手順は図11に従う、まず、 (1)予め、既設シュラウド7−2の上部の構造物及
び、燃料集合体,制御棒,制御棒案内管(図示を省略)
等を取り外して撤去する。
【0022】(2)その後、上部格子板14炉心支持板
8を通してCRD・HSG2−1,2−2の頂部に取り
付けたベース板13にWJP本体3を取り付けWJP装
置22を組立てる。この組立ては、燃料交換機の補助ホ
イスト15等により、監視カメラ16の映像を見ながら
遠隔で行う。
【0023】(3)WJP装置22を取り付けた後は、
先に説明したシュラウド取り替え時の施工と同様な手順
でWJP施工を行う。ノズル駆動部30は遠隔操作治具
37で原子炉の上部から操作するが、ノズル駆動部30
を自動駆動部としておき遠隔自動で操作してもよい。
【0024】(4)WJP施工終了後は装置を撤去す
る。
【0025】(5)制御棒案内管,制御棒,燃料をセッ
トし、 (6)炉内復旧,シュラウドヘッド,上蓋を取り付けて
終了する。
【0026】本WJP装置22は、ベース板13とWJ
P本体3は分割されているので、上部格子板14の角穴
を通過させて行う着脱と施工が遠隔でも確実にできる。
本例によれば運転を開始した後の稼働プラントのICM
・HSGの外面の残留応力が低コストで低減される。
【0027】
【発明の効果】請求項1によれば、狭い間隔で林立して
いるCRD・HSGの間に設けられているICM・HS
Gの溶接部にICM・HSGの軸方向に垂直で、かつ、
広角度でジェットを噴射できる。そのため、ICM・H
SGの溶接部に強いジェットが当たり、かつ、ジェット
が直接当たる周方向長さと回込みジェットの周方向長さ
が長くなる。一方向からの噴射で広範囲の残留応力を低
減できる。
【0028】請求項2によれば、2方向からの噴射のみ
でICM・HSG溶接部に対してより広範囲にわたる残
留応力を低減できる。
【0029】請求項3によれば、狭い間隔で林立してい
るCRD・HSGの間に設けられているICM・HSG
の溶接部に対して最も強いジェットを噴射できるため、
大きな圧縮残留応力にまで低減できる。また、回込み作
用も最強となり、2方向からの噴射で全周にわたって残
留応力を低減することができる。
【0030】請求項4によれば、シュラウド取り替え時
にICM・HSG溶接部の残留応力低減が図れ、炉心支
持板上からの装置の着脱作業と操作が可能となり、施工
の信頼性と効率を向上でき、装置を単純化できる。
【0031】請求項5によれば、稼動開始プラントのI
CM・HSG溶接部の残留応力低減が図れる。
【0032】請求項5によれば、上部格子板の角穴,炉
心支持板の丸孔を通過できない形状の装置を上部格子
板,炉心支持板を取り外さずに炉底部に着脱できる。
【0033】本発明によれば、林立しているCRDハウ
ジングの間に狭い間隔で設けられたICMハウジングの
溶接部に対して、適正噴射角度と適正噴射距離を確保し
て噴射できるので、2方向からの首振り噴射のみで溶接
部の引張り残留応力を圧縮にまで低減できる。そのため
に、ICMハウジングの溶接部の応力腐食割れが防止さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の機器構成と対象部位を示す
縦断面図。
【図2】本発明の一実施例によるシュラウド取り替え時
のWJP施工のWJP装置の全体システムの構成を示す
図。
【図3】本発明の一実施例の施工手順を示す図。
【図4(1)】本発明の一実施例によるCRDハウジン
グにセットしたWJP装置からのICMハウジングへのジ
ェット噴射状況を横方向から見た図。
【図4(2)】本発明の一実施例によるCRDハウジン
グにセットしたWJP装置からのICMハウジングへのジ
ェット噴射状況を横方向から見た図。
【図5】本発明の一実施例の詳細施工手順を示す図。
【図6】本発明の一実施例によるWJP装置のベース板
の外観図とCRDハウジングに搭載したベース板を横か
ら見た図。
【図7】本発明の一実施例によるWJP装置本体の全体
図。
【図8】本発明の一実施例のICMハウジングに対する
ノズル配置とジェット噴射方向示すためにWJP施工時
を上方から見た図。
【図9(1)】本発明の一実施例によるWJP装置で施
工したICMハウジングの残留応力低減効果を示す図。
【図9(2)】本発明の一実施例によるWJP装置で施
工したICMハウジングの残留応力低減効果を示す図。
【図10】本発明の一実施例の定期検査中のプラントの
ICMハウジングに対してWJP施工するWJP装置の
全体システムを示す図。
【図11】本発明の一実施例の定期検査中のプラントの
ICMハウジングに対してWJP施工する手順を示す
図。
【符号の説明】
1…ICMハウジング、2…CRDハウジング、3…W
JP本体、4…ノズル、5…ジェット、6…新ICM案
内管、7−1…新シュラウド、7−2…既設シュラウ
ド、8…炉心支持板、8a…丸穴、9…作業床、10…
圧力容器、11…アニュラス部、12…炉水、13…ベ
ース板、14…上部格子板、15…補助ホイスト、16
…監視カメラ、17…ポンプ、18…制御盤、19…ホ
ース、20…ケーブル、21…溶接部、22…WJP装
置、23…着座孔、24…中空ロッド、25…回り止
め、26…アーム、27…下部首振り機構、28…着座
ガイド、29…下部プレート、30…ノズル駆動部、3
1…支持座、32…上部プレート、33…ノズル駆動
軸、34…加圧水、35…タンク、36…ハンドル、3
7…遠隔操作治具。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平野 克彦 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 清水 禎人 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内 (72)発明者 守中 廉 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内 (72)発明者 林 英策 茨城県日立市幸町三丁目2番1号 日立エ ンジニアリング株式会社内 (72)発明者 石川 哲也 茨城県日立市幸町三丁目2番1号 日立エ ンジニアリング株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キャビテーションを含むジェットを水中で
    高速で噴射し、周囲水との干渉で生ずるキャビテーショ
    ンをも包含するキャビテーションが部材表面及び表面近
    傍で崩壊するときに生ずる崩壊圧力のピーニング作用に
    よって部材表面の引張残留応力を軽減するウォータジェ
    ットピーニングを用いた原子炉炉底部の炉心モニタハウ
    ジングのウォータジェットピーニング方法において、前
    記炉心モニタハウジングに隣接する制御棒駆動ハウジン
    グにウォータジェットピーニング装置を搭載し、前記制
    御棒駆動ハウジングの中心と前記炉心モニタハウジング
    の中心とを結ぶ直線上から離れた第一の位置に首振りの
    中心を持つノズルから、前記炉心モニタハウジングの軸
    方向に直角な水平面内でノズルに首振りをさせながら炉
    水中で炉水または炉内用水を加圧して前記炉心モニタハ
    ウジングに噴射することを特徴とする炉心モニタハウジ
    ングのウォータジェットピーニング方法。
  2. 【請求項2】請求項1によって、ウォータジェットピー
    ニングを行った炉心モニタハウジングに、前記制御棒駆
    動ハウジングの中心と前記炉心モニタハウジングの中心
    とを結ぶ直線上から離れた位置で、第一の位置と前記炉
    心モニタハウジングの中心と第二の位置を結ぶ2本直線
    のなす角が90°以上、好ましくは120°以上となる
    ような第二の位置に首振りの中心を持つノズルから前記
    炉心モニタハウジングの軸方向に直角な水平面内でノズ
    ルに首振りをさせながら前記炉心モニタハウジングに向
    けて炉水中で炉水または炉内用水を加圧して噴射するこ
    とを特徴とする炉心モニタハウジングのウォータジェッ
    トピーニング方法。
  3. 【請求項3】請求項1及び2において、第一の位置と第
    二の位置に首振りの中心を持つノズルをそれぞれ前記炉
    心モニタハウジングと正対させたときに、ノズルの前端
    面から前記炉心モニタハウジングまでの最短距離が80
    mmから200mmの範囲となる位置にノズルの首振り中心
    を設定した状態でウォータージェットピーニングを実施
    する炉心モニタハウジングのウォータジェットピーニン
    グ方法。
  4. 【請求項4】予めシュラウドの上部の構造物及び、燃料
    集合体,制御棒,制御棒案内管等を取り外して撤去後に
    炉内除染を行い、シュラウド,炉心モニタ案内管等を切
    断して撤去した後に、新炉心モニタ案内管,新シュラウ
    ドに取り替えて溶接を行い、新シュラウド内壁に防曝壁
    と炉心支持板上に作業床を設け、新シュラウドと圧力容
    器の間のアニュラス部と新炉心モニタ案内管と炉心モニ
    タハウジングの溶接部の上方の少なくとも50cmまでを
    炉水で満たし、しかる後に、炉心支持板を通して制御棒
    駆動ハウジング頂部に予め取り付けてあるベース板上に
    制御棒駆動ハウジングと同軸にWJP装置を取り付け、
    しかる後に請求項1乃至請求項3の何れかに示すウォー
    タジェットピーニング方法を行うことを特徴とする炉心
    モニタハウジングのウォータジェットピーニング方法。
  5. 【請求項5】予めシュラウドの上部の構造物及び、燃料
    集合体,制御棒,制御棒案内管を取り外し撤去し、しか
    る後に、上部格子板と炉心支持板を通して予め制御棒駆
    動ハウジング頂部に取り付けたベース板の上に制御棒駆
    動ハウジングと同軸にウォータジェットピーニング装置
    を取り付けて組立てた後に、請求項1乃至請求項3の何
    れかに示すウォータジェットピーニング方法を行うこと
    を特徴とする炉心モニタハウジングのウォータジェット
    ピーニング方法。
  6. 【請求項6】炉心モニタハウジングに隣接する制御棒駆
    動ハウジングにウォータジェットピーニング装置を搭載
    し、前記制御棒駆動ハウジングの中心と前記炉心モニタ
    ハウジングの中心とを結ぶ直線上から離れた第一の位置
    に首振りの中心を持つノズルから、前記炉心モニタハウ
    ジングの軸方向に直角な水平面内でノズルに首振りをさ
    せながら炉水中で炉水または炉内用水を加圧して前記炉
    心モニタハウジングに噴射することを特徴とするウォー
    タジェットピーニング装置。
  7. 【請求項7】上面にウォータジェットピーニング本体着
    座孔を備え、下面に制御棒駆動ハウジングに嵌まる中空
    ロッドを備えたベース板を制御棒駆動ハウジングの頂部
    に載せ、その後、上面にアームと横方向に交叉して首振
    り可能にアームに係合されたノズルと下部首振り機構を
    載せ、下面に着座ガイドが設けられた下部プレートを下
    部に、上面にノズル駆動部を載せ、下面に炉心支持板の
    丸穴に嵌まる支持座を備えた上部プレートを上部に備え
    たウォータジェットピーニング本体を炉心支持板を通し
    て降ろし、前記ベース板の着座孔に前記ウォータジェッ
    トピーニング本体の着座ガイドを挿入して組立てたこと
    を特徴とする炉心モニタハウジングのウォータジェット
    ピーニング装置。
  8. 【請求項8】請求項6のウォータジェットピーニング装
    置を用いて請求項1から5に記載の方法にしたがって施
    工したことを特徴とする炉心モニタハウジングのウォー
    タジェットピーニング方法。
  9. 【請求項9】キャビテーションを含むジェットを水中で
    高速で噴射し、周囲水との干渉で生ずるキャビテーショ
    ンをも包含するキャビテーションが部材表面及び表面近
    傍で崩壊するときに生ずる崩壊圧力のピーニング作用に
    よって部材表面の引張残留応力を軽減するウォータジェ
    ットピーニングを用いた原子炉炉底部の炉心モニタハウ
    ジングのウォータジェットピーニング方法において、前
    記炉心モニタハウジングに隣接する制御棒駆動ハウジン
    グにウォータジェットピーニング装置を搭載し、前記制
    御棒駆動ハウジングの中心と前記炉心モニタハウジング
    の中心とを結ぶ直線上でない第一の位置に首振りの中心
    を持つノズルから、前記炉心モニタハウジングの軸方向
    に直角な水平面内でノズルに首振りをさせながら炉水中
    で炉水または炉内用水を加圧して前記炉心モニタハウジ
    ングに噴射することを特徴とする炉心モニタハウジング
    のウォータジェットピーニング方法。
  10. 【請求項10】原子炉圧力容器の底部にある炉心モニタ
    ハウジングもしくは制御棒駆動ハウジングに対し、制御
    棒駆動ハウジングの中心以外の位置にノズルの首振り中
    心を持つウォータージェットピーニング装置を用いて、
    前記炉心モニタハウジングもしくは前記制御棒駆動ハウ
    ジングにウォータージェットを噴射することを特徴とす
    るウォータジェットピーニング方法。
  11. 【請求項11】請求項9または10に記載のウォータジ
    ェットピーニング方法において、最も接近した制御棒駆
    動ハウジングの中心間距離が300mmから600mmであ
    ることを特徴とするウォータジェットピーニング方法。
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