JP2000307481A - ウィンドウ関数を有する離散複数トーン被変調信号のための受信装置 - Google Patents

ウィンドウ関数を有する離散複数トーン被変調信号のための受信装置

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JP2000307481A
JP2000307481A JP2000034721A JP2000034721A JP2000307481A JP 2000307481 A JP2000307481 A JP 2000307481A JP 2000034721 A JP2000034721 A JP 2000034721A JP 2000034721 A JP2000034721 A JP 2000034721A JP 2000307481 A JP2000307481 A JP 2000307481A
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/26Systems using multi-frequency codes
    • H04L27/2601Multicarrier modulation systems
    • H04L27/2647Arrangements specific to the receiver only

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウィンドウ関数を有する離散複数トーン被変
調信号のための受信装置を提供する。 【解決手段】 受信した離散複数トーン変調された入力
信号から復調出力を供給する受信装置であって、通信チ
ャネルから受信された入力信号上に雑音が存在し、かつ
当該入力信号上でデジタル・ビット・ストリームが変調
され、入力信号を受信するために結合された第1及び第
2データパスを備え、データパスのうち第1データパス
は、離散フーリエ変換を前記入力信号に適用するための
周波数応答を有する第1ステージを備え、さらに、第1
ステージの出力に結合された入力を有する周波数領域等
化器を備え、データパスのうち第2データパスは、前記
第1ステージの周波数応答のサイドローブを抑制するた
めのウィンドウ・ステージを備え、事前定義された試験
に基づいて第1データパスまたは第2データパスからの
出力を選択し、復調された前記デジタル・ビット・スト
リームを表す選択出力を供給するための論理ステージを
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DMTベース(D
iscrete Multitone Modulat
ion:離散複数トーン変調)信号のための受信装置に
関し、望ましくはDMT ADSL(Asymmetr
ic Digital Subscriber Lin
e:非対称デジタル加入者線路)及びLite ADS
Lモデムのための受信装置に関する。特に、本発明は受
信装置のウィンドウイング及び接続方式に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル情報を2点間で高速かつ効率的
に、しかもエラーを発生させずに送信する技術はますま
す重要となっている。デジタル情報を無線、光ファイバ
ー、有線などの各種通信チャネル上で送信できる通信シ
ステムは多数存在する。
【0003】従来から、DMT送受信装置の狭帯域干渉
(NBI:narrow bandinterfere
nce)とスペクトル色クロストークの解決策としてい
くつかの関連方式が検討されてきた。ウィンドウイング
(さらに一般的には、パルス/波形整形フィルタリン
グ)は、単一または複数のDMT記号に対して実行で
き、また送信装置と受信装置で同時に、あるいは単独に
実行することもできる。いくつかの既存の方法では、送
信装置の関与を必須とし、及び/または1つかそれ以上
のDMT記号にまたがるウィンドウ/パルス波形を利用
することによってスペクトル内容物をより良好にし、性
能を向上させている。
【0004】しかし、現行のANSI及びITU−T
DMTベースADSL規格を見ると、送信装置側ではパ
ルス整形は使用されていない。そのため、送信装置での
波形整形を必須とする方式の標準化が必要であり、それ
が実現されなければ、専有技術に基づく標準非適合モデ
ムが作られる結果となる。送信装置の関与を必須としな
い方式は存在するが、この場合は実質的に等化されたチ
ャネルが必要となる(例えば、NEC(日本電気株式会
社)のADSLモデムは、直交性インターバルの境界で
部分整形を行うための措置を備えている)。
【0005】本発明は、ツイストペア銅線を利用した電
話回線に代表される有線通信チャネルに関連して説明す
る。以下の議論から当該技術に精通する当業者には明ら
かなように、本発明の用途は有線システムに限定されな
いことに留意されたい。
【0006】モデムは、典型的には、電話回線上でデジ
タル・データを送受信するために使用される。モデム
は、変調装置によって電話回線上でデジタル・データを
送信し、復調装置によって電話回線からデジタル・デー
タを受信する。広く普及した変調方式の1つに、「離散
複数トーン変調(DMT:discrete mult
i−tone modulation)」と呼ばれるも
のがある。この技術では、通信システム内の各モデム
に、離散複数トーン送信装置と離散複数トーン受信装置
を備えることが必要とされる。当該技術に精通する当業
者の間では、この種のモデム方式はしばしば「DMT物
理層変調方式」と呼ばれる。
【0007】ここで、従来のDMT通信システム1のブ
ロック図である図15を参照する。
【0008】システム1は、DMT送信装置10、伝送
チャネル20、及びDMT受信装置30を備える。DM
T送信装置10はさらに、記号生成装置12、逆高速フ
ーリエ変換(IFFT:inverse fast F
ourier transform)変調装置14、及
び巡回接頭生成装置16を備える。DMT送信装置10
は、記号生成装置12に供給される入力ビット・ストリ
ームb(n)を受信する。記号生成装置12は、IFF
T変調装置14に供給される信号X(k)を生成する。
X(k)は、入力ビット・ストリームb(n)のビット
群を複素数データ空間に、複素数信号X(k)がNサン
プルの長さとなるようにマッピングすることによって形
成される複素信号(すなわち、当該技術に精通する当業
者によって、実数部と虚数部から成ると理解される信
号)である。記号生成装置12はさらに、信号X(k)
を複素共役で増補することによって、2Nサンプルの共
役対称信号を得る。
【0009】IFFT変調装置14は、共役複素信号X
(k)に対して2N点逆高速フーリエ変換を実行して、
サンプリングされた実信号x(n)を得る。X(k)は
対称信号なので、IFFT変調装置16の出力は実信号
x(n)である。この実信号x(n)は、それぞれが有
限長を有し、周波数、相、及び振幅が互いに異なる複数
個のコサイン関数の合計であると考えることができる。
また、これらの周波数は基本周波数の倍数である。各コ
サイン関数の持続時間は有限なので、x(n)は、2N
サンプルにわたる有限持続時間を有する変動振幅離散信
号である。各コサイン関数は、「ビン」または「トー
ン」と呼ばれる。
【0010】送信チャネル20を、配線ループ24の両
端にD/A変換装置22、送信フィルター(図示せ
ず)、受信フィルター(図示せず)、及びA/D変換装
置26を備えるものとしてモデル化する。当該技術に精
通する当業者には、実用システムでは、DMT送信装置
10内にD/A変換装置22(及び送信フィルター)が
使用され、DMT受信装置30内にA/D変換装置26
(及び受信フィルター)が使用されることが理解される
であろう。
【0011】またさらに、当該技術に精通する当業者に
は、x(n)の周波数スペクトルは複数個の直交(SI
N X)/(X)関数であり、各関数の中心は、x
(n)のコサイン関数の各々に関連する周波数にあると
考えられることが理解されるであろう。
【0012】x(n)は、チャネル20を通ってDMT
受信装置30に送信される。伝送チャネル20は非理想
インパルス応答h(n)を有するので、受信信号y
(n)はx(n)と厳密に一致することはなく、代わり
に、x(n)及びh(n)の畳み込みの関数となる。典
型的には、h(n)は図16に示す曲線と実質的に類似
したものとなる。h(n)の非理想特性は、一定量の干
渉(具体的には、記号間及びチャネル間の干渉)をもた
らす。この干渉は、DMT送信装置10とDMT受信装
置30の両方において補償する必要がある。
【0013】伝送チャネル20の非理想インパルス応答
を補償する方法として一般的なのは、各有限持続時間信
号x(n)の冒頭にいわゆる保護帯域を導入して、x’
(n)を生成するものである。巡回接頭生成装置16が
この機能を実行する。保護帯域は、典型的には、各DM
T記号についてx(n)の最後のGサンプルで形成され
る。伝送チャネル20のインパルス応答h(n)の長さ
がG + 1以下の場合は、インパルス応答h(n)に
よって引き起こされる干渉を消滅させるには、保護帯域
の長さはGで十分である。当該技術では、保護帯域は通
常「巡回接頭部(CP:cyclic prefi
x)」と呼ばれる。
【0014】残念ながら、典型的な伝送チャネル20の
インパルス応答h(n)はあまりにも長いので、巡回接
頭部も相応な長さを要し、その結果、伝送チャネル20
におけるデジタル・ビットの伝送速度が大幅に低下して
しまう。そのため、伝送チャネル20のインパルス応答
h(n)を効果的に短縮する信号処理方式をDMT受信
装置30に採用することによって、DMT送信装置10
で必要とされる巡回接頭部の長さが相応に短縮されてい
る。
【0015】DMT受信装置30は、時間領域等化器
(TEQ:time−domainequalize
r)32、巡回接頭部を除去するためのCP除去装置3
4、高速フーリエ変換(FFT:fast fouri
er transform)復調装置36、及びビット
生成装置38を備える。時間領域等化器32は、伝送チ
ャネル20の非理想インパルス応答h(n)を補償する
ための有限インパルス応答(FIR:finite i
mpulse response)フィルターである。
中でも、時間領域等化器32には、伝送チャネル20の
非理想インパルス応答を補償するために計算される有限
数の係数(T)が採用されている。時間領域等化器32
は、伝送チャネル20のインパルス応答h(n)に対し
て、チャネル20と時間領域等化器32との複合インパ
ルス応答heff(n)が少ないサンプル帯域内で最大
のエネルギーを有するように作用する。これは、チャネ
ル20の有効インパルス応答を「短縮する」ものと考え
ることができるであろう。時間領域等化器の出力は、
z’(n)である。
【0016】CP除去装置34は、z’(n)から巡回
接頭部を除去してz(n)を得ることを目的として採用
されている。信号z(n)は、複素対称信号X(k)を
生成するために、FTT復調装置36(1ビン1タップ
周波数領域等化装置/AGC機能を備えると理解されて
いる)に入力される。信号X(k)の複素共役部分の除
去が完了すると、ビット生成装置38はその複素信号X
(k)を出力ビット・ストリームb(n)にマッピング
する。出力ビット・ストリームは、理論的には、入力ビ
ット・ストリームb(n)と一致している。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】図15に示した従来の
DMT受信装置30は、時間領域等化器32の出力に白
色雑音が存在するときに最適な動作を示すが、着色雑音
が存在しているときには干渉の増大に対して脆弱とな
る。これは、着色雑音がスペクトル・ヌルまたはスペク
トル・ピークを示すときに特に顕著となる。
【0018】着色雑音が時間領域等化器32の出力に存
在するのは、(i)信号x’(n)が伝送チャネル20
上を送信されたときに、それに付加的着色雑音が注入さ
れたため、または(ii)時間領域等化器32自体が信
号z’(n)にスペクトル整形(特に、スペクトル・ヌ
ル/ピーク)を導入するため、またはこの両方の理由に
よる。つまり、伝送チャネル20が受信信号y(n)に
付加的着色雑音を導入しない場合でも、時間領域等化器
32自体が信号z’(n)の付加的雑音にスペクトル着
色を導入するかもしれないのである。これはさらに、時
間領域等化器32が「短い」有効インパルス応答h
eff(n)を生成する場合でも、z’(n)に着色雑
音(特に、スペクトル・ヌル/ピーク)を導入すること
によってシステム性能を低下させる可能性があることを
意味する。時間領域等化器32の出力に存在する着色雑
音による影響は、特に、伝送チャネル20上でのデータ
・ビットb(n)の伝送速度とエラー率に現れやすい。
【0019】したがって、当該技術においては、(i)
ノイズ(特に、狭帯域干渉及びビン間干渉)の存在時に
も性能を向上し、(ii)伝送チャネルによって導入さ
れる付加的着色雑音及び/または狭帯域干渉(NBI:
narrowband interference)、
またはチャネル短縮の不足、記号タイミングのオフセッ
ト、及びジッタリングなどのビン間直交性の減少につな
がるその他の状態を補償し、(iii)時間領域等化器
による付加的雑音のスペクトル着色を低減し、(iv)
DFT周波数応答によって引き起こされるサイドローブ
を抑制し、(v)送信装置を変更することなく、クロス
トーク及び狭帯域干渉(NBI)に対する性能を向上
し、及び/または(vi)FDM二重化方式におけるロ
ーカル・エコー信号クロストークの形態を持つ特定タイ
プの着色雑音を抑制することのできる改良型DMT通信
システムの開発が必要とされている。
【0020】従って、本発明の目的は、ノイズ(特に、狭
帯域干渉及びビン間干渉)の存在時にも性能を向上し、
(ii)伝送チャネルによって導入される付加的着色雑
音及び/または狭帯域干渉(NBI:narrowba
nd interference)、またはチャネル短
縮の不足、記号タイミングのオフセット、及びジッタリ
ングなどのビン間直交性の減少につながるその他の状態
を補償し、(iii)時間領域等化器による付加的雑音
のスペクトル着色を低減し、(iv)DFT周波数応答
によって引き起こされるサイドローブを抑制し、(v)
送信装置を変更することなく、クロストーク及び狭帯域
干渉(NBI)に対する性能を向上し、及び/または
(vi)FDM二重化方式におけるローカル・エコー信
号クロストークの形態を持つ特定タイプの着色雑音を抑
制することのできる離散複数トーン被変調信号のための
受信装置を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の第1の態様によると、受信された離散複数トーン変
調入力信号からの復調出力を提供し、通信チャネルから
受信された入力信号上には雑音が存在し、当該入力信号
上ではデジタル・ビット・ストリームが変調され、当該
受信装置は下記要件を備える。すなわち、入力信号を受
信するために結合された第1及び第2データパス。これ
ら2データパスのうち第1のものは、離散フーリエ変換
を入力信号に適用するための周波数応答を有する第1ス
テージを備え、さらに、第1ステージの出力に結合され
た入力を有する周波数領域等化器を備える。これら2デ
ータパスのうち第2のものは、第1ステージの周波数応
答のサイドローブを抑制するためのウィンドウ・ステー
ジを備える。及び、事前定義された試験に基づいて第1
データパスまたは第2データパスからの出力を選択し、
復調デジタル・ビット・ストリームを表す選択出力を供
給するための論理ステージ。
【0022】第2の態様によると、本発明は、前記第2
データパス内に、前記ウィンドウ・ステージからの出力
を入力として有する、前記ウィンドウ・ステージにより
生成されたビン間干渉を取り消すための決定フィードバ
ック等化器を備える。
【0023】第3の態様によると、決定フィードバック
等化器は、ビン間干渉を取り消すために前記論理ステー
ジの出力からフィードバック信号を受信する。
【0024】さらなる態様によると、本発明は、入力と
して前記論理ステージの出力を有し、出力として復調デ
ジタル・ビット・ストリームを供給するスライサー・ス
テージを備える。前記復調デジタル・ビット・ストリー
ムは、前記フィードバック信号として供給される。
【0025】またさらなる態様によると、前記第2パス
内のウィンドウ・ステージは、時間領域ウィンドウ・ス
テージを備える。
【0026】またさらなる態様によると、当該時間領域
ウィンドウ・ステージは、時間領域等化器から直接供給
される入力を有する。
【0027】またさらなる態様によると、本発明は、前
記第2パス内で離散フーリエ変換を実行するための第2
ステージを備え、第2ステージは前記時間領域ウィンド
ウ・ステージから出力を受信する入力を有する。
【0028】さらに他の態様によると、本発明は前記第
2データパス内に、前記第2ステージからの入力を有
し、前記論理ステージに供給される出力を有する決定フ
ィードバック等化器を備える。
【0029】またさらなる態様によると、当該決定フィ
ードバック等化器は前記第1ステージからさらに入力を
受信する。
【0030】またさらなる態様によると、第2データパ
ス内のウィンドウ・ステージは周波数領域ウィンドウ・
ステージを備える。
【0031】さらに他の態様によると、本発明は、前記
第2データパス内に、前記周波数領域ウィンドウ・ステ
ージから出力を受信する入力を有する決定フィードバッ
ク等化器を備え、前記決定フィードバック等化器は周波
数領域ウィンドウ・ステージによって生成されたビン間
干渉を取り消すために設けられ、前記決定フィードバッ
ク等化器の出力は前記論理ステージに供給される。
【0032】さらに他の態様によると、周波数領域ウィ
ンドウ・ステージから入力/出力として受信する決定フ
ィードバック等化器は、さらに前記第1ステージからの
入力を有する。
【0033】またさらなる態様によると、前記周波数領
域ウィンドウ・ステージによって生成されたビン間干渉
を取り消すために、フィードバック信号が前記論理ステ
ージの出力から前記決定フィードバック等化器に供給さ
れる。
【0034】さらに他の態様によると、論理ステージは
出力をスライサー・ステージに供給し、スライサー・ス
テージは出力として前記復調デジタル・ビット・ストリ
ームを供給し、前記フィードバック信号は前記復調出力
を備える。
【0035】またさらなる態様によると、周波数領域ウ
ィンドウ・ステージは、前記第1ステージの出力に結合
された入力を有する。
【0036】またさらなる態様によると、論理ステージ
は、1記号当たりに供給するビット数が多い方のデータ
パス、またはSNRマージンが高い方のデータパスなど
のその他の基準に基づいて、第1データパスまたは第2
データパスからデータを選択する。
【0037】またさらなる態様によると、同点の場合、
論理ステージは第1データパスを選択する。
【0038】またさらなる態様によると、ウィンドウ・
ステージは、Hanningウィンドウ関数、長方形ウ
ィンドウ関数、DPSウィンドウ関数、及びBarle
ttウィンドウ関数の1つを備える。
【0039】またさらなる態様によると、時間領域ウィ
ンドウ・ステージは、時間領域等化器からの出力を、時
間領域ウィンドウ・ステージの時間領域ウィンドウ関数
を定義するウィンドウ係数でサンプル別に乗算すること
によって時間領域パルス整形を実行する。
【0040】またさらなる態様によると、周波数領域ウ
ィンドウ・ステージはビン別に、ビン出力と、周波数領
域ウィンドウ・ステージの周波数領域ウィンドウ関数を
定義する周波数領域ウィンドウ係数との線形結合を行う
ことによって周波数領域パルス整形を実行する。
【0041】またさらなる態様によると、周波数領域等
化器は1ビン1タップ等化器を備える。
【0042】またさらなる態様によると、受信装置はさ
らに、入力信号として通信チャネルから受信された入力
信号を有する時間領域等化器を備え、当該時間領域等化
器は第1及び第2データパスに供給される出力を備え
る。
【0043】さらに他の態様によると、周波数領域ウィ
ンドウ・ステージは、周波数領域等化器の出力からの入
力を有する。
【0044】また、本発明の受信された離散複数トーン
変調入力信号からの復調出力を供給する方法では、通信
チャネルから受信された入力信号上には雑音が存在し、
当該入力信号上ではデジタル・ビット・ストリームが変
調され、当該方法は下記要件を備える。すなわち、入力
信号を第1及び第2データパスに供給する。離散フーリ
エ変換を第1データパス内の入力信号に適用することに
よって第1変換信号を生成し、さらに当該第1変換信号
を等化することによって周波数領域等化信号を供給する
周波数領域を備える。第2データパス内の入力信号にウ
ィンドウ関数を適用してパルス整形信号を供給すること
によって、第1変換信号のサイドローブを抑制する。事
前定義された試験に基づいて第1データパスまたは第2
データパスからの出力を選択し、復調デジタル・ビット
・ストリームを表す選択出力を供給する。
【0045】さらに他の態様によると、当該方式は、前
記ウィンドウ関数によって生成されたビン間干渉を取り
消すために、前記第2データパス内で前記パルス整形信
号に対して決定フィードバック等化を実行する。
【0046】またさらなる態様によると、当該方式は、
前記決定フィードバック等化のステップを実行中にフィ
ードバック信号を使用してビン間干渉を取り消す。
【0047】またさらなる態様によると、当該方式は、
選択出力を入力として有するスライサー・ステージを提
供し、復調デジタル・ビット・ストリームを出力として
供給し、前記復調デジタル・ビット・ストリームは前記
フィードバック信号として供給される。
【0048】またさらなる態様によると、前記第2パス
内でウィンドウ関数を適用するステップは、時間領域ウ
ィンドウ関数を適用する。
【0049】またさらなる態様によると、本発明は、前
記時間領域ウィンドウ関数を入力信号に直接適用する。
【0050】またさらなる態様によると、当該方式は、
前記第2データパス内で離散フーリエ変換を実行して第
2変換信号を供給し、前記第2データパス内の当該離散
フーリエ変換は前記パルス整形信号に対して作用する。
【0051】またさらなる態様によると、当該方式は、
前記第2データパス内で前記第2変換信号に対して決定
フィードバック等化を実行し、前記第2データパスの出
力として決定フィードバック等化信号を供給する。
【0052】またさらなる態様によると、当該方式は、
決定フィードバック等化のステップを実行中に、前記第
1変換信号から成るさらなる入力を受信する。
【0053】またさらなる態様によると、第2データパ
ス内でウィンドウ関数を適用するステップは、周波数領
域ウィンドウ関数を適用して周波数領域整形信号を供給
する。
【0054】またさらなる態様によると、前記データパ
ス内で決定フィードバック等化を行うステップは、前記
周波数領域整形信号に対して作用することによって、周
波数領域ウィンドウ関数によって生成されたビン間干渉
を取り消し、前記第2データパスの出力として決定フィ
ードバック等化信号を供給する。
【0055】またさらなる態様によると、当該方式は、
第2データパス内で決定フィードバック等化を行うステ
ップを実行中に、第1データパスから受信した周波数領
域等化信号を使用する。
【0056】またさらなる態様によると、当該方式は、
決定フィードバック等化のステップを実行中に前記周波
数領域ウィンドウ関数によって生成されたビン間干渉を
取り消すために使用される、選択出力から成るフィード
バック信号を供給する。
【0057】またさらなる態様によると、当該方式は、
選択出力をスライスして前記復調デジタル・ビット・ス
トリームを出力として供給し、前記フィードバック信号
は前記復調出力から成る。
【0058】またさらなる態様によると、周波数領域ウ
ィンドウ関数は前記第1変換信号に対して作用する。
【0059】またさらなる態様によると、第1データパ
スまたは第2データパスから出力を選択するステップ
は、1記号当たりに供給するビット数が多いデータパス
の決定に基づいて出力を選択する。
【0060】またさらなる態様によると、同点の場合、
出力を選択するステップは第1データパスを選択する。
【0061】またさらなる態様によると、ウィンドウ関
数は、Hanningウィンドウ関数、長方形ウィンド
ウ関数、DPSウィンドウ関数、及びBarlettウ
ィンドウ関数の1つを備える。
【0062】またさらなる態様によると、時間領域ウィ
ンドウ関数を適用するステップは、時間領域等化信号
を、時間領域ウィンドウ関数を定義するウィンドウ係数
でサンプル別に乗算することによって時間領域パルス整
形を実行する。
【0063】またさらなる態様によると、周波数領域ウ
ィンドウ関数を適用するステップは、ビン別に、ビン出
力と、周波数領域ウィンドウ関数を定義する周波数領域
ウィンドウ係数との線形結合を実行することによって周
波数領域パルス整形を実行する。
【0064】またさらに他の態様によると、第1変換信
号の周波数領域等化を実行するステップは、1ビン1タ
ップ等化器を使用して第1変換信号の周波数領域等化を
行う。
【0065】またさらなる態様によると、本発明は、通
信チャネルから受信した入力信号を時間領域等化し、時
間領域等化信号を第1及び第2データパスに供給するス
テップを備える。
【0066】またさらなる態様によると、本発明は、周
波数領域ウィンドウ関数を周波数領域等化信号に適用す
るステップを備える。
【0067】本発明のさらに他の特徴及び利点は、添付
図面を参照して以下に述べる本発明の詳細な説明から明
らかになるであろう。
【0068】
【発明の実施の形態】本発明は、送信装置によるパルス
整形を必要としないDMT−ADSLモデム用受信装置
を提供する。本発明の受信装置は、直交性インターバル
上の各記号(巡回接頭部を除く)ごとに独立してウィン
ドウイングを実行する。ウィンドウイングには、2種類
の同等な方式のうちどちらでも使用することができる。
この方式とは、1つは時間領域ウィンドウイング(TD
W:time−domainwindowing)、も
う1つは周波数領域ウィンドウイング(FDW:fre
quency−domain windowing)で
ある。FFT(高速フーリエ変換)型検出装置の後に1
ビン1タップ周波数領域等化器(FEQ:freque
ncy−domain equalizer)が続く従
来の復調装置は、ウィンドウイングを利用して1つのデ
ータパスを追加することによって増補される。また、ウ
ィンドウ化データパスの出力側で決定フィードバック等
化器(DFE:decision feedback
equalizer)型検出装置を使用することによっ
て、ウィンドウイングにより生成されたビン間干渉(I
BI:inter−bin−interferenc
e)が取り消される。さらに、パイロットビンを使用し
て、DFEにおけるエラー伝搬の脅威が低減される。本
発明の受信装置のアーキテクチャーは、ADSL標準仕
様(ANSI T1.413第2号、ITU−T G.
992.1、及びITU−T G.992.2など)に
変更を加えることを必要としないので、比較的簡単に実
装できる。
【0069】ウィンドウイングは、狭帯域干渉(NB
I)、及びチャネル短縮の不足、記号タイミングのオフ
セット、ジッタリングなどのビン間直交性の減少につな
がるその他の状態に対して非常に効果的である。また、
強度のスペクトル着色をともなうクロストークの存在時
にも、ある程度の性能向上を実現できる。
【0070】本発明にはいくつかの利点がある。その1
つは、本発明は送信装置の協力を必要としないので、標
準化の問題の影響を受けない(少なくとも、ADSL標
準の場合)。
【0071】また、本発明の方式全体は比較的実装が簡
単であり、他のウィンドウイング方式や等化方式に比較
してある種の干渉状態において多大な性能向上を提供で
きる。
【0072】さらに、方式全体を、ADSLシステム、
VDSL(Very High Bit−Rate D
igital Subscriber Line:超高
ビット・レート・デジタル加入者線路)システム、及び
無線OFDM(Orthogonal Frequen
cy Division Multiplexing:
直交周波数分割多重化)システムなど、多数のDMTベ
ース・モデムに小さな変更を行うだけで適用することが
可能である。
【0073】本発明によるウィンドウイングは、時間領
域(TDW)と周波数領域(FDW)のいずれにおいて
も実行できる。各方式にはそれぞれ、主に実装の面で利
点と欠点がある。これについて、下記で詳述する。
【0074】TDWは、第2データパス内でFFTが実
行される前に、ウィンドウ係数で受信信号サンプルをサ
ンプル別に乗算することによって行われる。
【0075】FDWは、FFTの後にビン別に、ビン出
力と周波数領域ウィンドウ係数との線形結合を取ること
によって行われる。第1データパス内に従来の復調装置
が備えられる。この従来の復調装置は、FFT後に各ビ
ンについて、1ビン1タップFEQを使用することがで
きる。第2データパスはウィンドウ化データパスであ
り、DFEを使用してウィンドウイングによって生じた
IBIを取り消す。このDFEは、同じDMT記号内
で、サブ記号(ビン)に対してなされた以前の決定を使
用する。また、FDWの実装は、FFT出力の代わり
に、第1データパス内のFEQの出力を使用して行うこ
ともできる。この場合、全体的な構造は不変だが、DF
E係数も変更する必要がある。各記号時の等化手順は、
パイロット・ビン(決定的サブ記号)を利用して開始す
ることができる。受信装置は、2つのデータパスからの
DFEとFEQに続いて、スライサーへの入力用として
いずれかのデータパスの出力を選択するビン選択論理ス
テージを備える。この決定は、各ビン内で達成されたS
NR(Signal to Noise Ratio:
信号対雑音比)が各データパスから測定され、さらに、
対応するビット・ロード・プロファイルが計算された後
に行うことができる。DFEエラー伝搬SNRペナルテ
ィーは、ビット・ロード・プロファイルの計算前に、ウ
ィンドウ化データパス内で達成されたSNRに適用され
る。あるビン用としていずれかのデータパスを選択する
場合、1つの基準は1ビン当たりビット数が大きいパス
を選択することである(同点の場合は、非ウィンドウ化
データパスを選択できる)。
【0076】最初に、DMT信号モデルについて述べ
る。各記号時に1記号当たり2Nサンプルを使用してN
個の直交正弦波(トーン/ビン)を送信する離散時間D
MTシステム・モデルについて考察する。i番目のビン
に関する正規化送信信号のn番目の時間領域サンプル
は、以下の方程式によって与えられる。
【数1】 ここで、I及びQは、配座から選択したi番目の複
素周波数領域サブ記号a = I + jQの実
数部と虚数部、j = √−1、w = 2πi/2
Nはi番目のビンのラジアン/サンプルにおける角周波
数である。活動中の最小及び最大ビン番号をそれぞれb
min及びbmaxで表すと、複合送信信号のn番目の
サンプルは以下の方程式により与えられる。
【数2】 ここで、サンプル速度をf サンプル/秒とする。各
記号には、以下の設定により、接頭部として持続時間T
CP = G/f秒の巡回接頭部(CP:cycli
c prefix)が付けられる。
【数3】 例えば、通常ADSL及びADSL−Liteに関する
T1.413 ANSI規格によると、上流(ATU−
RからATU−Cまで)パラメーターは(ADSL T
1.413第2号勧告、TIE1.4委員会、1998
年11月参照)、N = 32、G = 4、f
276 KHzである(オーバーサンプリングな
し)。bminよびbmaxの典型的な値は、それぞれ
6及び31である(実装により異なる)。CPは特殊な
巡回構造を有するが、保護時間としての役割を果たすに
すぎない。CP持続時間がチャネル・インパルス応答
(CIR:channel impulse resp
onse)を超えると(すなわち、G ・ Uのと
き)、記号間干渉は除去され、ビン間の直交性は現状に
維持される。上記信号が遭遇する有効離散時間CIRに
は、アナログ通信チャネル、送信装置D/A、受信装置
A/D、補間、及びATU−C及びATU−Rにおける
フロントエンド・フィルタリングが含まれる。したがっ
て、離散時間合成CIRをh(n)で表し、これが最大
持続時間TCIR = U/fs秒にわたると想定す
る。チャネル転送機能は、線形で、時間の経過によって
変化せず、因果的であると想定する。チャネル及び付加
雑音を考慮に入れると、離散時間受信信号は以下の方程
式によって与えられる。
【数4】 ここで、z(n)は合成離散時間AWGN(Addit
ive WhiteGaussin Noise:付加
的白色ガウス雑音)とクロストークのサンプルを表し、
*は線形畳み込み演算を表す。従来の受信装置は、CP
除去装置34を使用してCPを廃棄した後(図15参
照)、各記号時にFFTアルゴリズムを介して離散フー
リエ変換(DFT)を実行する(図15のFFT 36
参照)。この後、図15のFFT 36に含まれる1ビ
ン1タップ周波数領域等化器(FEQ)が続く。
【0077】本発明の方式と従来型構成(FFTの後に
FEQ)との最大の違いは、ウィンドウ誘発ビン間干渉
(IBI:inter−bin−interferen
ce)を取り消すために、並行ウィンドウイング・ステ
ージを使用し、その後決定フィードバック等化器(DF
E)を使用する態様に見られる。ウィンドウイングは、
ウィンドウ・タイプ、計算上の制約、及び実装上の便宜
に応じて、時間領域または周波数領域のいずれにおいて
も同等に実装できる。図1及び図2を参照。
【0078】図1はTDW実装を示し、図2はFDW実
装を示す。
【0079】図1は、時間領域ウィンドウイングを使用
するDMT受信装置を示す。本発明は図15のCP除去
装置34の後に採用されるので、入力はCP除去装置3
4の出力から供給される。これは、TEQ 32による
時間領域等化の実行後が望ましい。標準TEQ 32及
びCP除去装置34の後、CP除去装置の出力が2つの
データパス100及び200に供給される。第1データ
パス100(DP1)は、FFT120及びFEQ14
0を採用する従来のデータパスである。FEQの出力
は、ビン選択論理300に供給される。もう1つのデー
タパス200(DP2)では、時間領域ウィンドウイン
グが時間領域ウィンドウ220によって実行される。時
間領域ウィンドウ220の出力はFFT 240に供給
され、FFT 240の出力はDFE 260に供給さ
れる。DFE 260には、ライン122を介してFF
T 120の出力も供給される。DFE 260の出力
は、ビン選択論理300に供給される。これについて、
下記で詳細に説明する。ビン選択論理300の出力はス
ライサー回路400に供給され、スライサー回路400
は復調出力を供給する。復調出力は、フィードバック・
パス410を通ってDFE 260にも供給される。
【0080】図2に、周波数領域ウィンドウイングを採
用するDMT復調装置を示す。CP除去装置34の出力
は、FFT 120’とFEQ 140’を備える第1
データパス100’(DP1)に供給される。FFT
120’の出力は第2データパス200’(DP2)に
供給され、ここで周波数領域ウィンドウイングが実行さ
れる。周波数領域ウィンドウ220’の出力は、DFE
260’に供給される。DFE 260’の出力は、
ビン選択論理300’に供給される。ビン選択論理に
は、第1データパス10’からのFEQ 140’の出
力も供給される。ビン選択論理300’の出力はスライ
サー回路400’に供給され、スライサー回路400’
は復調装置の出力を供給する。フィードバック・パス4
10’は、スライサー回路400’の出力からDFE
260’までの間に設けられる。FEQ 140’は、
パス142’を介してDFE 260’に係数を供給す
る。
【0081】受信装置でウィンドウイングを行う目的
は、送信装置を変更することなく、離散フーリエ変換
(DFT)周波数応答のサイドローブを抑制し、それに
よりクロストークと狭帯域干渉(NBI)に対する性能
を向上させることにある。
【0082】時間領域ウィンドウイング(TDW)は、
各記号時に、ウィンドウ係数で2N個の受信信号サンプ
ルをサンプル別に乗算することによって実行される。こ
の目的のためには、さまざまなウィンドウを使用でき
る。例えば、正規化Hanningウィンドウは以下の
方程式によって与えられる。
【数5】 図3は、数個のウィンドウの周波数応答を示したもので
ある。DPS(Discrete Prolate S
pheroidal:離散長球)ウィンドウは、メイン
ローブがもっとも狭く、サイドローブはメインローブの
ピークから−50 dB以上高くならないように設計さ
れている。ここで、図1の受信装置アーキテクチャーを
参照する。「データパス1(DP1)」と表記された上
側ボックス100は、上記の従来型復調装置である。
「データパス2(DP2)」と表記された下側ボックス
200は、時間領域ウィンドウイングを含む新規部分で
ある。入りサンプルはDP1とDP2の両方を同時に通
過する。i番目の復調サブ記号(FFT後)は、DP1
内ではa^、DP2内ではb^としてとして表されて
いる。すると、以下の方程式が得られる。
【数6】 ここで
【数7】 である。
【0083】上記の方程式では、μは活動中の全ビン
のうちi番目のビンが遭遇するウィンドウ誘発IBIを
表す。ウィンドウ係数Cは、C = 1となるよう
に正規化することができる(全体を通して使用されると
想定)。例えば、Hanningウィンドウの場合は、
= 1、C−1 = C+1 = −0.5であ
る。
【0084】ここで、長方形ウィンドウイング(全nに
ついて、w(n) = 1)の特殊なケースの場合、μ
は消滅することに留意する必要がある。時間領域内の
DMT記号サンプルでウィンドウ・サンプルを乗算し、
その後FFTを実行することは、周波数領域畳み込みと
同等である。換言すれば、ウィンドウイングは周波数領
域内では以下の形で効率的に実行することができる。
【数8】 FFT後雑音シーケンス{u}及び{v}では、以
下の特性が明らかである。
【0085】1.{z(n)}がゼロ平均値及びガウス
である場合、uとvもまたゼロ平均値及びガウスで
ある。uとvが雑音サンプルz(n)の線形結合と
して得られた場合、これが(2.3)の後に続く。
【0086】2.{z(n)}は広義での定常ランダム
・プロセスの実現であると想定する。r(n)は離散
時間のn番目の自己相関関数を表し、P(w)は{z
(n)}の電力スペクトル密度(PSD)を表す場合、
の分散量は以下の形で与えられる。
【数9】 3.{z(n)}が白色(r(n) = σδ
(n), P(w) =σ/2π)の場合、ビン間
からのu及びvの自己相関関数は以下によって与え
られる。
【数10】 したがって、uはビン間からの白色シーケンスであ
り、一方、vはウィンドウイング関数に従ってスペク
トル着色される。(任意のビンに関する)それぞれの分
散量σ とσ は、以下によって与えられる。
【数11】 4. 付加的白色ガウス雑音(AWGN)のみが存在し
ている場合、方程式(2.5)から、FFT出力におい
て最小平均二乗誤差(MMSE:minimum me
an square error)を達成するウィンド
ウは長方形ウィンドウであることが分かる。他のウィン
ドウ(1≠0の場合、いくつかの非ゼロ係数cを有す
る)では、MSEはこれより高くなる。換言すれば、送
信装置が長方形ウィンドウイングを使用する場合、AW
GNのみが存在しているときの(例えば着色ノイズが無
い場合)、MMSEの観点から見た受信装置における最
適受信ウィンドウもやはり長方形ウィンドウである。し
たがって、スペクトル着色クロストーク雑音または狭帯
域干渉(NBI)が存在しない場合、または存在してい
ても微弱な場合、受信装置ウィンドウイングのメリット
はない。それどころか、受信装置ウィンドウイングによ
って、方程式(2.5)で与えられるようなSNRの低
下が生じることになる。この方程式は、エラー伝搬(性
能をさらに低下させる)がないと想定した場合である。
一方、NBIか激しくスペクトル着色された雑音、また
はその両方が存在している場合、ウィンドウ及びスペク
トル位置、干渉のタイプと強さによっては、σ
(i)がσ (i)より数dB低くなることがあ
る。
【0087】方程式(2.3)及び(2.4)から、ウ
ィンドウイングは、係数cを有する周波数に沿った部
分応答信号送出(PRS:partial respo
nse signaling)の1形態とみなすことが
できることを示唆している。Hanningウィンドウ
はクラスV PRS応答とみなして有効である。従来の
PRSと本発明の受信装置ウィンドウイングとの重大な
相違点は、PRS機能は送信装置で実行されるのに対
し、本発明によるウィンドウイングは、チャネル減衰係
数と付加的雑音の影響が存在する受信装置側で実行され
ることである。
【0088】これは、方程式(2.4)を使用した周波
数領域ウィンドウイング(FDW)に関する図2の構造
を示唆する。この公式化によると、ウィンドウDFT応
答が数個のみの非ゼロ係数(c)を有する場合に、計
算効率が大幅に向上する。ビン中心周波数でヌルを表示
しないウィンドウ(図3に示すDPSウィンドウなど)
の場合、等化器のタップ数は、しきい値(すなわち、こ
の値を下回ると、IBIが環境雑音最低値を下回るので
それを補償する必要がない)を想定することによって決
定される。次に、決定フィードバック等化器(DFE)
の動作について説明する。DFEの動作は、トレーニン
グと通常動作の2段階に分かれる。
【0089】トレーニングは、2段階のプロセスであ
る。
【0090】1. 最初に、DP1のみが、例えば51
2記号の持続時間にわたって活動化する。この段階は、
T1.413 ADSLトレーニング・シーケンスに明
記されるREVERB信号に対応する。この間に、各ビ
ンのFEQ係数が従来の手順に従って推定される。FE
Q係数をfで表すと、
【数12】 となる。α~は、FEQトレーニング期間後に得られ
たαの推定値を表す。FEQトレーニング後、DP1
からの出力として供給される等化サブ記号は、以下の方
程式によって与えられる。
【数13】 2. l番目のビンからi番目のビンへのIBIの寄与
は、IBI係数α 1−iによって特徴付けられる。
これらの干渉項は、デコード済みのサブ記号をフィード
バックすることによって取り消すことができる。そのた
め、決定は「右側」からフィードバックされる(すなわ
ち、ビンkの等化では、ビンk + 1、ビンk +
2...についてなされた決定が利用される)と想定す
る。同じ手順を、「左側」からの決定を使用して実行す
ることもできる。本明細書の以降の部分では、便宜上、
右側フィードバックのみを示す。フィードバック・タッ
プがL個と想定すると、DP2内のi番目のビンに関す
る(L + 1)×1 DFE重みベクトルwiは、以
下の方程式によって与えられる。
【数14】 ここで、cは方程式(2.3)から得られるウィンド
ウIBI係数である。wのこの解は、トレーニング・
ステップ1後に直接得られるので、トレーニング記号を
追加する必要はない。1 < 0の場合、係数cは右
側にシフトされるだけなので、基準サブ記号(等化器の
出力におけるサブ記号)はcで乗算される。例えば、
周波数シフトされたHanningウィンドウの場合、
係数c= −0.5、c = 1、及びc
−0.5を有する。メイン・タップを1に正規化する
と、これはDFE用としてc = 1、c = −
2、及びc = 1となる。上記のDFE係数は、以
下の方程式として与えられる入力ベクトルx
rightと共に使用される。
【数15】 ここで、a~は決定フィードバック・サブ記号値を表
す。左側からのフィードバック決定を使用する場合も、
leftは同様の方程式となる。DFE係数が初期
化された後、DP2からの出力として供給される等化サ
ブ記号は以下の方程式によって与えられる。
【数16】 最後の項は、チャネル推定及びフィードバック決定エラ
ーにおける不一致から生じる。一方、DP1の出力は上
記方程式(2.7)によって与えられる。
【0091】図4は、L = 2個のフィードバック・
タップを有する上記DFE構造を示したものである。こ
の構造は、古典的なPRSシステム内で使用されたDF
E構造と類似している。これは、十分に予想できること
である。なぜなら、これら2方式の背後にある狙いは異
なっているが、時間−周波数の双対関係の観点からは、
基本的には数学的な類似性を有しているからである。単
一搬送波PRS等化器/検出装置は時間領域内で記号で
分離されたタップを使用して動作するのに対し、ここで
のDFEは周波数領域内でビンで分離されたタップを使
用して動作する。主な相違点は、ここでのDFEではチ
ャネル(α)の影響が考慮に入れられるのに対し、P
RS等化器ではこれは問題とはされないことである。
【0092】図5は、4つの異なるFDWウィンドウ応
答、すなわち、長方形(c =1のみ)、Hanni
ng(c =1、c = −2、c = 1)、
非ゼロ係数を有する非対称FDW(c =1、c
= −0.5)、及び係数を有する非対称FDW(c
=1、c = −1)をプロットしたものである。
当然ながら、他にさまざまなウィンドウも使用できる。
上記ウィンドウの中で、Hanningウィンドウが最
良のサイドローブ抑制を示していることが分かる。ただ
し、Hanningウィンドウは2個のフィードバック
・タップを必要とし、白色雑音におけるSNR低下が最
高の10log106 = 7.78dBとなってい
る。一方、最後の2つのウィンドウはサイドローブは高
いが、フィードバック・タップは1個しか必要ではな
く、白色雑音におけるSNR低下も、それぞれ10lo
101.25 = 0.97 dB及び10log
102 = 3 dBとなっている。
【0093】FDWは、以下の方程式に示されるよう
に、FEQステージ後にDP1内で実行するように実装
することもでき、同等の効果を得られる。
【数17】 図6を参照する。図6は、周波数領域ウィンドウイング
機能付きの代替の復調装置アーキテクチャーを示したも
のである。TEQ 32及びCP除去装置ステージ34
の後、CP除去装置34の出力が高速フーリエ変換器
(FFT)120’’に供給される。第1データパス1
00’’内のFFT 120’’の出力は、周波数領域
等化器(FEQ)140’’に供給される。FEQ 1
40’’の出力は、等化サブ記号a^^を表す。等化サブ
記号a^^は、ビン選択論理300’’に供給される。ビ
ン選択論理300’’の出力はスライサー回路40
0’’に供給される。等化サブ記号a^^は、周波数領域
ウィンドウ・ステージ220’’と決定フィードバック
等化器(DFE)260’’を備える第2データパス2
00’’にも供給される。DFE260’’から出力さ
れた等化サブ記号b^^は、ビン選択論理300’’に供
給される。他の実施例と同様に、ビン選択論理は、1記
号当たりに生成するデータ・ビットが多い方とか、SN
Rが高い方といった設定済み基準に応じて、第1データ
パス100’’または第2データパス200’’のいず
れかから出力を選択する。他の実施例と同様に、スライ
サー回路400’’からの出力は、フィードバック・パ
ス内を通ってDFE 260’’に供給され、周波数領
域ウィンドウ・ステージ220’’によって生じた干渉
が取り消される。
【0094】(2.4)の代わりに方程式(2.11)
を使用すると、図6の実施例の対応するDFE及び入力
ベクトルは以下のように示される
【数18】 したがって、方程式(2.8)及び(2.9)の代わり
に方程式(2.12)のwとx rightを使用す
ると、図6の実施例におけるDP2からの等化サブ記号
出力は、以下の方程式によって与えられる。
【数19】 方程式(2.10)と(2.13)の付加的雑音項の間
には小さな相違が見られる。i番目のビンに関する各F
FT後雑音サンプル(ui+l)は、fで重み付けす
る代わりに、対応するFEQ係数(fi+1)で重み付
けされている。これにより対応する雑音分散量に生じる
差は、DFEスパンにわたるチャネル減衰係数干渉に大
きな差がある場合にのみ顕著となる。いくつかの実装で
は、この代替FDW及びDFE構造が望ましいと考えら
れる。この代替DFE構造はFDWにのみ適用できるの
に対し、先ほどのDFE構造はTDWとFDWの両方に
適用できる。本明細書の以降の部分では、このDFE構
造を使用する。
【0095】通常動作中、x right(またはx
left)内のa~要素は、スライサーから取得され
る復元サブ記号値として得られる。スライサー400、
400’、400’’の出力の正規化においては、それ
らをxに代入する前にADSL利得倍率と配座エネル
ギー正規化倍率を考慮に入れることを忘れてはならな
い。ビン選択論理300、300’、300’’(図
1、2、及び5A)は、サブ記号にスライサー入力を供
給する際に使用するデータパス(DP1及びDP2)を
決定する。(図4はb^^上で動作するスライサーを示
す。) ビン選択論理は、DP1のみから全サブ記号を
選択する(すなわち、ウィンドウイングを使用しない)
か、DP2のみから全サブ記号を選択するか、またはビ
ン別にDP1またはDP2を選択することができる。例
えば、以下で説明するシミュレーションでは、ビン内に
生成するビット数が多い方という単純なパス選択基準が
使用される。DP1及びDP2に関してビン別SNRプ
ロファイルが計算された後、ビット・ロード・アルゴリ
ズムが計2回(DP1のプロファイルとDP2のプロフ
ァイル)ついて実行される。これにより、使用中の基本
ビット・ロード・アルゴリズムを変更する必要が生じる
可能性と、結合ビット割り当てがDP1のパスしかない
従来の受信装置より悪くなる可能性をなくすことができ
る。
【0096】FEQ(したがって、DFE)重みの記号
レートLMS更新を実行して、チャネル・インパルス応
答(CIR)と干渉の変動を追跡することができる。ま
た、実装を経済的に行うために、サブレートの適応を使
用することもできる。適応速度が全ビンに関する入力デ
ータの動的範囲の影響を受けないようにするためには、
通常のLMSよりも正規化LMSの方が望ましい。
【0097】DP1の場合、AWGNが存在するM
ary QAM(Quadrature Amplit
ude Modulation:横軸振幅変調)におけ
る1次元当たりの記号エラーの確率は、以下によって与
えられる。
【数20】 ここで、Q関数は、以下のように定義される。
【数21】 また、dmin.i = |α|dはチャネル出力に
おけるQAM配座点間の最小距離を表し、dは未コード
化入力QAM配座点間の距離に等しい。ADSLシステ
ムの場合は、概して1次元当たりの記号エラーの確率
(Pe/2)が規定される(ADSL/ADSL−Li
teの場合はle−7)。同様に、DP2の場合は、方
程式(2.10)及び(2.14)を使用して、
【数22】 となる。
【0098】この式は、一般的なケースにフィードバッ
ク決定エラーがある場合には、きわめて評価しにくい。
エラー伝搬が無視され、αの推定値が正確である場
合、方程式(2.15)はσがσに置換された方程
式(2.14)に短縮される。DFE性能がフィードバ
ック・エラーによって低下するのは明白であり、全体的
な方程式構造を案出する際にはその影響を考慮に入れる
ことが重要である。また、フィードバック係数は典型的
には大きな値であるために、エラーがすべて複数のビン
を通って伝搬し、BER(bit error rat
e:ビット・エラー率)が規定値から上昇する可能性が
高い。ただし、DMT内では記号ごとの検出が行われる
ので、伝搬するエラーは常に同じDMT記号に閉じ込め
られる。ここでは、ある特定のSNRにおけるP
e.DFEとPを比較した場合、σとσとの差に
加えて、エラー伝搬の可能性があるため、前者の方が大
きくなることに留意する必要がある(すなわち、エラー
伝搬によってこの差の増減幅が大きくなる)。AWGN
のみの場合、σ ・ σ (方程式2.5)とP
は、Pe.DFE上の下側バウンドとみなすことがで
きる。
【0099】エラー伝搬は、すべての記号(等化中の記
号とフィードバック記号)がM−ary PAM(Ph
ase Amplitude Modulation:
位相振幅変調)の場合に、記号エラーの確率を最大ML
倍まで増大させることが知られている。ここで、Lはフ
ィードバック・タップ数である。例えば、フィードバッ
ク・タップ数1及び256 QAM(M = 16)を
有するDPEの場合、Pe.DFE < Kep
すると、Kep = 16である。フィードバック・タ
ップ数が2のHanningウィンドウの場合は、K
ep = 256である。この式は、c係数が実数
で、同相サンプル間のみ及び直角サンプル間のみのIB
Iを生じさせる場合には、上記M−ary QAMに
ついても有効である。cが複素数であれば(実非対称
ウィンドウの場合)、同相及び直角サンプル間にクロス
トークが生じ、上記上側バウンドは楽観値となる。
【0100】上側バウンドはフィードバック・タップ数
にともなって幾何級数的に上昇する。概して、BERの
上昇度は、複数のフィードバック係数があり(Lが大き
い)、フィードバック係数が比較的大きな値であり(c
/c比が小さくない)、1サブ記号当たり複数のビ
ットがロードされる(Mが大きい)場合に大きくなる。
本発明で解決しようとする問題と上記結果の基礎を成す
想定との間には重要な差異がある。第1に、DMT内の
隣接するサブ記号が帰属する配座のサイズが異なる可能
性がある。これはつまり、隣接する(フィードバック)
ビンのMの値が異なることを意味する。これは、方程式
(2.15)で可能な分析的解をさらに複雑にする。第
2に、DMT記号では、各記号時(例:T1.413に
おける下流ビン64と上流ビン16)に決定的パイロッ
ト・サブ記号の利点による効果が得られる。これによ
り、単一のエラー伝搬事象の度合いにハード制限が設け
られる。最後に、上記の上側バウンドはAWGNのみの
場合に有効である。ウィンドウイングはクロストークか
NBI、またはその両方が存在する場合にのみ有益なの
で、AWGNのみの場合に上側バウンドに有効であるこ
とはここでは大きな意味を持たない。ただし、上側バウ
ンドは、性能低下の予想では貴重な指標となる。
【0101】エラー伝搬の対策として事前コード化を使
用する手法は、文献でよく知られている。しかし、ここ
で解決しようとする問題については、この方法にはいく
つかの欠点がある。第1に、この手法は送信装置の関与
を必要とする。そのため、標準化の考慮事項が満たされ
ない限り、手法全体を独立して適用することはできな
い。第2に、事前コード化を行なっても、配座のサイズ
やフィードバック係数によってはエラー伝搬を回避でき
ないこともありうる。それどころか、中には性能がわず
かに低下するケースさえあることが立証されている。第
3に、この事前コード化装置は、PRSシステム内で使
用される従来の事前コード化装置に比較してはるかに複
雑である。それは、チャネル係数と、隣接するフィード
バック・ビン内の不等なQAM配座の影響を明示的に考
慮に入れなければならないからである。
【0102】この問題の上記に代わる(事前コード化装
置ではなく受信装置のみ)解決策は、以下のとおりであ
る。この手法は2段階に分かれる。
【0103】(A) トレーニング中にDP2内で達成
されたSNRに基づいて、ビット・ロードを実行する間
に付加的SNRマージンを供給する。換言すれば、ある
BERに関してビット割り当てを行ない、これによりK
epの影響を吸収するのである。例えば、4 dBマー
ジンを変更せず、目標BERをle−7ではなくle−
9に設定することによって、DP2内のビット割り当て
をKep = 100(かそれ以上)が補償されるよう
に選択することができる。比較的低い目標BERに基づ
くビット割り当ては、QAMに関するBER対SNR曲
線から計算できる「DFE SNRペナルティー」と同
等である。QAMサブ記号とAWGNの場合、SNRペ
ナルティーはこのケースでは1.14 dBである(l
e−10BER仕様の場合のSNRペナルティーは1.
62 dB)。
【0104】(B) 記号内の暴走エラーの危険を低減
するため、周期性疑似パイロットを確立することができ
る。疑似パイロットは、「エラー発生の確率を大幅に低
減するために、例えば3 dB(ほぼ1ビット内の低減
に相当)などの付加的SNRマージンが設けられた、D
P1を使用して復調されるビン」と定義される。疑似パ
イロットは数通りの方法で確立できる。その方法として
は、例えば、周期的に確立する(例えば、32ビンお
き)方法や、(ビン選択論理が実行された後に)DP2
を使用してデコード中のビン・グループ内に確立する方
法が挙げられる。疑似パイロットは、DFEを使用して
サブ記号を順に等化している間に、決定フィードバック
・プロセスを「リセット」する。また、疑似パイロット
によって、必要に応じてビン・グループの等化を並行し
て実行することも可能になる。この場合、各ビン・グル
ープは、その疑似パイロットを基準開始サブ記号として
使用して順に等化される。2個以上のフィードバック・
タップが使用される場合、必要とされる疑似パイロット
の数もそれに比例して増大する。例えば、2回のフィー
ドバック決定を必要とするHanningウィンドウの
場合は、隣接する疑似パイロットのペアが必要である。
【0105】これらの方策により、ウィンドウイングの
使用によって達成できる総合データ率が低減される。ま
た、計算量とエラー伝搬のリスクの低減(すなわち、S
NRペナルティーの低減)を実現するために、フィード
バック係数の数を最小限にするのが望ましい。
【0106】図8から図14に、下流伝送のテスト・ケ
ースを示す。図7は、このプロットに使用された2つの
ループ例を示したものである。第1のループ(ANSI
T1.601ループ2)は16.5 Kftで、1個
のブリッジ・タップが付いている。第2のループ(CS
Aループ4)は長さ7.6 Kftの中ループで、2個
のブリッジ・タップが付いている。NBIは単にトーナ
ル干渉装置(コサイン)により生成される。この干渉装
置の角周波数wは、b∈[b − 1,b
1]にわたって100 DMT記号おきにランダムに変
動する。ここで、図のペア7、8及びペア9、10につ
いてはwb = 2πb/2N及びb = 50であ
る。下流パラメーターはN = 256、G = 3
2、fs= 2.208 MHzで、ビン33〜127
だけが活動する。図14を除くどの場合も、チャネル推
定付きの最小自乗ベース・チャネル短縮TEQアルゴリ
ズムを使用してCIRを短縮した。チャネル推定は、ク
ロストークやNBIなどの障害存在時にインパルス・ト
レーンを使用して実行した。544サンプル/記号の場
合、10タップFIR TEQフィルターは1 DMT
記号時につき5,440回の実乗算と4,896回の実
加算を必要とする。
【0107】基準ビンとしてビン64(パイロット)を
使用する全ケースに、2タップFDW(ウィンドウ1)
と3タップHanningウィンドウ(ウィンドウ2)
を使用する。Hanningウィンドウの場合は、等化
プロセスを開始するための基準としてビン63も使用す
る。64を上回るビン指数については、DFE入力ベク
トルとしてX rightを使用する。その他のビン指
数については、X eftを使用する。ウィンドウ・
フィードバック係数は適宜選択する。例えば、ウィンド
ウ1の場合、64を上回るビン指数については係数はc
= 1、c = −1であり、64を下回るビン
指数についてはc = 1、c−1= −1である。
同様に、ウィンドウ2の場合、64を上回るビン指数に
ついては係数はc = 1、c+1 = −2、c
+2 = 1であり、64を下回るビン指数については
= 1、c−1 = −2、c−2 = 1であ
る。ウィンドウ1では、少ないフィードバック・タップ
数、良好なサイドローブ抑制、及び白色ノイズにおける
少ないSNR性能低下という3要件の間でバランスの取
れたトレードオフが可能であるように見受けられる。ビ
ン64におけるビット割り当てプロットに見られるスパ
イクは、常に2ビット・サブ記号の定数を使用して変調
されるパイロット・ビンによるものである。比較のた
め、対称Hanningウィンドウ(c = 1、c
−1 = −0.5、c = −0.5)についても
プロットする。このウィンドウでは、1つおきのビンが
活動するのみである。これを達成するため、1つおきの
ビンの利得倍率を送信装置側でゼロに設定する。これに
より、隣接するビンの間にIBIが存在せず、必要とさ
れるのは単一タップFEQ(DP1と同様)のみとな
る。当然ながら、これにより、活動中のビン数が半分に
減るが、ウィンドウイングの効果を示すには十分であ
る。
【0108】いずれのケースについても、チャネル短縮
TEQの前と後について、信号及び雑音(クロストーク
またはNBI)PSDをプロットする。また、いずれの
ケースについても、クロストークとNBIにPSD −
140 dBm/HzのAWGNを付加する。その結
果から、TEQはDP1の入力とDP2の入力における
信号及び雑音のスペクトルを変化させ、これにより受信
装置の他の部分の性能が影響を受けることが明らかであ
る。1ビン当たりに達成されたSNRを、従来方式(D
P1と同一)とウィンドウイング付き(DP2)につい
てプロットする。その結果得られたビット・ロードの表
に、DP1の場合とウィンドウ1を使用した場合につい
て、4 dBマージン付きのle−7 BERに関する
ビット・ロード・プロファイルを示す(ウィンドウ2か
ら生じるビット・ロードはプロットしていない)。DP
2のビット・ロードには、上記の付加的SNRマージン
1.14 dBが含まれる。各ビンについてDP1また
はDP2を選択するビン選択論理は、単純に、ビット・
ロードの完了後に1ビン当たりのビット数が大きい方の
パスを選択する。同点の場合は、DP1を選択する。結
合(最大)ビット割り当てには○印を付ける。
【0109】
【表1】 図8と図9は、DFEがNBIの付近で最大の利得をも
たらすことを示している。ウィンドウ2はNBIの直近
ではウィンドウ1より良好な性能を示しているが、帯域
のその他の部分では損失がウィンドウ1より大きい。N
BIの影響は、周波数分離に伴って単調に減少する。そ
のため、周波数の間隔が大きいビンの場合は影響が少な
く、ウィンドウイングによる性能向上度は、ウィンドウ
1については白色雑音損失3 dBに近づくまで徐々に
減少する。図10と図11は、中ループでは類似した性
能を示している。ここで注目されるのは、性能利得はN
BIの強さによって左右されることである。NBIは、
チャネルを通過した後の受信信号電力とAWGN最低値
によって決定される環境SNRに比例する。図10で
は、環境SNRが高いため、NBIの影響は図8よりも
顕著である。そのため、ウィンドウイングによるNBI
抑制効果は高く、利得も大きい。
【0110】図12と図13は、TEQ(時間領域等化
器)の後に強く着色されないクロストークの存在時に
は、DFEは何らの効果ももたらさないことを示してい
る。特に、主な雑音がスペクトル・フラット白色雑音と
なるスペクトルの後半部分では、ウィンドウ1及び2は
DP1で予想されるレベルよりもそれぞれ3 dB及び
8 dB低くなっている。図14は、効果的なスペクト
ル閉じ込めにより劇的な性能向上が得られる例である。
このケースは、TEQが使用されない点を除いては上記
の図12の(A)と同じである。したがって、CIRは
CPに閉じ込められず、IBIとISI(Inter
Symbol Interference:記号間干
渉)により雑音が付加される結果となっている。AWG
Nとクロストークによる各ビンのSNRははるかに高い
ので、IBI + ISIの影響は孤立している。その
ため、DP1内で達成される各ビンのSNR(固定曲
線)は、本質的にはチャネル誘発IBI + ISIに
よる雑音最低値を表す。ウィンドウイングを実行し、そ
の後DFEを使用すると、このケースでの各ビンのSN
Rが大幅に改善され、総合データ率が約3倍も増大す
る。他のループについても同様の結果が得られた。TE
Qが使用されているが、CIRの短縮が十分でないケー
スでは、相応の性能利得が得られている。記号アライン
メントとタイミング・ジッターが不完全である場合もビ
ン間の直交性が減じられるので、この方式が有効である
可能性がある。予備結果でも、本発明が送信装置のロー
カル・エコー(強度にスペクトル着色されたクロストー
ク源として出現し、大きな影響をもたらしうる)に対し
てある程度の付加的マージンをもたらすことが示唆され
ている。NBIが存在する状況と同様に、どの状況にお
いても全体的なSNR向上度は、付加的雑音による環境
SNRと不完全なチャネル短縮によるIBI + IB
I雑音の相対的なレベルによって決まる。ウィンドウイ
ングによって抑制されるのはIBI + ISI要素だ
けなので、向上が見られるとしても、それが顕著になる
のは環境SNRが比較的高い場合に限られる。
【0111】DP2における計算量の増大は、2つのこ
と―すなわち、ウィンドウイングとDFE―から生じ
る。表2はウィンドウ1の下流(ATU−R)と上流
(ATU−C)のチャネルで必要となる1 DMT記号
当たりの乗算回数と加算回数を示す(ADSL規格にお
ける総合記号率は4 KHz)。想定したパラメーター
は以下のとおりである。 (A) 下流: N = 256または128、ATU
−Rが2N点FFTを実行、95ビンが活動(33〜1
27)。 (B) 上流: N = 32、ATU−Cが64点F
FTを実行、26ビンが活動(6〜31)。 (C) FDW:複素加算、及びチャネル係数を使用し
たL + 1回の複素乗算(ウィンドウ係数をバイナリ
ー・シフト演算として実装できると想定)。 (D) DFE:1記号当たりL回の複素加算と(L
+ 1)の複素乗算。
【0112】
【表2】 2N点FFTが使用される場合、TDWの動作には2N
回の実乗算が必要となるが、DFEの複雑性は上記と同
じである。ただし、ここで付加される複雑性の大部分
は、余分のFFTを実行することにより生じるものであ
る。FFTの最適化実装では、乗算/加算の回数が上記
よりも少なくなることが多い。これは、入力が純粋に実
数であり、最初のN個の出力(出力は共役対称)だけが
必要とされるという事実を利用することによる効果であ
る。
【0113】TDWとFDWは同等であるが、計算負荷
の面では大きな違いが生じることがある。TDWの場
合、実係数を使用するウィンドウの複雑性は常に同じで
ある。一方、FDWの計算負荷はフィードバック係数の
数、すなわち特定のFDW周波数応答によって左右され
る。また、FDWは先行するFFTのサイズに非依存な
ので、必要に応じてビン別に実行することができる。複
数のウィンドウを実装する場合は、FDW係数の数と値
をプログラム可能にすることによってそれを実行でき
る。さらに、必要に応じて、(同一記号内で)異なるビ
ンに異なるウィンドウを適用する(ウィンドウイングな
しも含む)ことも可能である。TDWの場合、ウィンド
ウ係数もプログラム可能であり、他のアルゴリズム(例
えば、TEQ用のアルゴリズムや、PAR(Peak−
to−Average Ratio:ピーク平均比)低
減用のアルゴリズム)で使用されたFFTブロックを再
使用することもできる。TDWの代替実施例を、実装の
ハードウェアや必須命令の面での複雑性を低減するため
に使用することもできる。例えば、図1の2つのFFT
は、2個のハードウェア/ファームウェア・ブロックに
よって同時に実行されているが、これを、同じハードウ
ェア/ファームウェア・ブロックによって順に実行する
(時差実行)ことも可能である。
【0114】異なるウィンドウ間では、サイドローブの
抑制と複雑性とのバランスが良好な2タップFDW(フ
ィードバック・タップ1個)が適している。複数のフィ
ードバック・タップを有するウィンドウの場合は、エラ
ー伝搬のリスク、基準サブ記号の所要数、及びDFE計
算量がすべて増大するという欠点がある。また、フィー
ドバック・タップ値によっては、白色雑音のみの場合に
SNR性能低下も増大する。例えば、係数c0 =
1、c1 = −1を有するウィンドウの白色雑音にお
ける損失は3 dBであるが、Hanning ウィン
ドウ(c0 =1、c1 = −2、c2 = 1)の
それは7.78 dBである。概して、これは、雑音抑
制効果を実現するには干渉がはるかに強い相関関係を有
する必要があることを示唆するものであり、よって複数
のフィードバック・タップを有するウィンドウはごく限
られた数のケースにしか適していないことが分かる。D
PSウィンドウは、DFEタップの数を増やさず、異な
るサイドローブ抑制とメインローブ幅のバランスを変え
ることにより調整が可能なウィンドウ・クラスである
(図3)。このウィンドウはいくつかの状況で使用でき
る。
【0115】FEQとDFEは、NBIまたはクロスト
ークがLMS(Least Mean Square:
最小平均二乗)アルゴリズムの追跡能力で対応できるほ
どにスロー・ペースで出現するのであればそれに適応で
き、ビットスワップによってビット割り当てを変更する
ことができる。より精巧で高速追跡が可能なRLS(R
ecursive Least Square:再帰最
小二乗)アルゴリズムを使用することもできる。強い干
渉が突然出現すると、モデムは高速再トレーンに戻るか
(ADSL−Liteの場合)、完全な再起動状態にな
ることがある。いずれの場合も、事象発生後の持続可能
なデータ率(すなわち、SNRマージン)は良好となる
か、必要なビットスワップ回数が減少する可能性が高
い。
【0116】ループ・リーチの増大、SNRマージンの
増大、及びデータ率の増大の間でトレードオフが行われ
る。これは、ビン内で達成可能なSNRが高いことは、
動作制約により、(A) 最小マージンとデータ率に対
してループ・リーチが増大すること、または (B)
データ率及びループ・リーチに対して活動中のデータ搬
送ビン内のSNRマージンが高くなること、または
(C) リーチ及びマージンに対してデータ率が増大す
ること、のいずれかと同等であるという事実に対応する
ための措置である。本発明の使用によるSNRの利得は
無条件で実現できるわけではない。すなわち、この利得
が実現されるのは、NBIが存在しているか、クロスト
ークに強い相関関係が存在しているか、チャネル短縮不
足、記号アラインメントの偏り、及びジッターなどのそ
の他の障害が存在している場合に限られる。
【0117】小変更を度外視すると、この方式全体は、
VDSLや無線OFDMなどの他のDMTベース・モデ
ムにも適用できる可能性が高い。上記のNBIその他の
障害は、無線システムやVDSLシステムにも影響を及
ぼすことが知られており、その影響はさらに大きいこと
が予想される。これらのモデムは、上記で考察したAD
SLモデムにきわめて類似した送信装置PMD(Phy
sical Media Dependent:物理媒
体依存)構造を使用する。しかも、この方式では送信装
置の関与が必要とされないので、標準適合性に関連する
ほとんどの問題は無視できると考えられる。
【0118】以上好ましい実施の形態及び実施例をあげ
て本発明を説明したが、本発明は必ずしも上記実施の形
態及び実施例に限定されるものではなく、その技術的思
想の範囲内において様々に変形して実施することができ
る。
【0119】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ノ
イズ(特に、狭帯域干渉及びビン間干渉)の存在時にも
性能を向上し、(ii)伝送チャネルによって導入され
る付加的着色雑音及び/または狭帯域干渉(NBI:n
arrowband interference)、ま
たはチャネル短縮の不足、記号タイミングのオフセッ
ト、及びジッタリングなどのビン間直交性の減少につな
がるその他の状態を補償し、(iii)時間領域等化器
による付加的雑音のスペクトル着色を低減し、(iv)
DFT周波数応答によって引き起こされるサイドローブ
を抑制し、(v)送信装置を変更することなく、クロス
トーク及び狭帯域干渉(NBI)に対する性能を向上
し、及び/または(vi)FDM二重化方式におけるロ
ーカル・エコー信号クロストークの形態を持つ特定タイ
プの着色雑音を抑制することのできる離散複数トーン被
変調信号のための受信装置が実現される。
【0120】また、本発明によれば、従来の離散複数トー
ン変調(DMT)ベース非対称デジタル加入者線路(A
DSL)モデムの性能を、特に雑音及び/または干渉の
存在時に向上させる受信装置が提供される。
【0121】FFTの後に1ビン1タップ周波数領域等
化器を有する従来の復調装置は、ウィンドウイングまた
はパルス整形を利用する付加的データパスによって増補
される。ウィンドウイングは直交性インターバル上の各
記号について独立して行なわれ、時間領域または周波数
領域内で効率的に実行できる。
【0122】ウィンドウ化データパスの出力側で決定フ
ィードバック等化器を使用することによって、ウィンド
ウイングにより生成されたビン間干渉が取り消される。
ウィンドウイングは、狭帯域干渉(NBI)、及びチャ
ネル短縮の不足、記号タイミングのオフセット、ジッタ
リングなどのビン間直交性の減少につながるその他の状
態に対して非常に効果的である。
【0123】また、強度のスペクトル着色をともなうク
ロストークの存在時にも、ある程度の性能向上を実現で
きる。方式全体を、VDSL及び無線OFDMなどの他
のDMTベース・モデムにも適用可能である。受信装置
は送信装置への変更を必要としない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の時間領域ウィンドウイング機能付き
復調装置アーキテクチャーを示すブロック図である。
【図2】 本発明の周波数領域ウィンドウイング機能付
き復調装置アーキテクチャーを示すブロック図である。
【図3】 各種の古典的ウィンドウの振幅応答を示す図
である。
【図4】 2個のフィードバック・タップ付き決定フィ
ードバック等化器(DFE)を示す回路図である。
【図5】 異なる周波数領域ウィンドウイング振幅応答
を示す図である。
【図6】 FDWを使用する代替復調装置を示す。
【図7】 長ループと中ループを示す。
【図8】 NBIが存在する長ループを示す。(A)は
TEQ前の信号及び雑音電力スペクトル密度(PSD:
power spectral densitie
s)、(B)はTEQ後のそれである。
【図9】 NBIが存在する長ループを示す。(A)は
SNRプロファイル、(B)はビット割り当てプロファ
イルである。
【図10】 NBIが存在する中ループを示す。(A)
はTEQ前の信号及び雑音電力スペクトル密度、(B)
はTEQ後のそれである。
【図11】 NBIが存在する中ループを示す。(A)
はSNRプロファイル、(B)はビット割り当てプロフ
ァイルである。
【図12】 クロストークが存在する中ループを示す。
(A)はTEQ前の信号及び雑音電力スペクトル密度、
(B)はTEQ後のそれである。
【図13】 クロストークが存在する中ループを示す。
(A)はSNRプロファイル、(B)はビット割り当て
プロファイルである。
【図14】 クロストークが存在するTEQ付きでない
中ループを示す。(A)はSNRプロファイル、(B)
はビット割り当てプロファイルである。
【図15】 DMT送信装置、通信チャネル、及びDM
T受信装置を有する従来技術による典型的なDMTチャ
ネルを示すブロック図である。
【図16】 典型的な通信チャネルのインパルス応答を
示すグラフである。
【符号の説明】
32 時間領域等化器 34 CP除去装置 100、100’、100’’ 第1データパス 120、120’、120’’ FFT 122 ライン 142’ パス 140、140’、140’’ FEQ 200、200’、200’’ 第2データパス 220 時間領域ウィンドウ220 220’ 周波数領域ウィンドウ 220’’ 周波数領域ウィンドウ・ステージ 240 FFT 260、260’、260’’ DFE 300、300’、300’’ ビン選択論理 400、400’、400’’ スライサー回路 410、410’ フィードバック・パス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 スロボダン・ネディック アメリカ合衆国、 ニュージャージー 08540、 プリンストン、 4 インディ ペンデンス ウェイ エヌ・イー・シー・ ユー・エス・エー内

Claims (46)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信した離散複数トーン変調された入力
    信号から復調出力を供給する受信装置であって、通信チ
    ャネルから受信された入力信号上に雑音が存在し、かつ
    当該入力信号上でデジタル・ビット・ストリームが変調
    され、前記受信装置は下記要件を備える。前記入力信号
    を受信するために結合された第1及び第2データパス、
    前記データパスのうち第1データパスは、離散フーリエ
    変換を前記入力信号に適用するための周波数応答を有す
    る第1ステージを備え、さらに、第1ステージの出力に
    結合された入力を有する周波数領域等化器を備え、前記
    データパスのうち第2データパスは、前記第1ステージ
    の周波数応答のサイドローブを抑制するためのウィンド
    ウ・ステージを備え、事前定義された試験に基づいて前
    記第1データパスまたは前記第2データパスからの出力
    を選択し、復調された前記デジタル・ビット・ストリー
    ムを表す選択出力を供給するための論理ステージ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の受信装置であって、前
    記第2データパス内に、前記ウィンドウ・ステージから
    の出力を入力とし、前記ウィンドウ・ステージにより生
    成されたビン間干渉を取り消すための決定フィードバッ
    ク等化器をさらに備える。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の受信装置であって、前
    記決定フィードバック等化器が、ビン間干渉を取り消す
    ために前記論理ステージの出力からフィードバック信号
    を受信する。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の受信装置であって、入
    力として前記論理ステージの出力を有し、出力として復
    調デジタル・ビット・ストリームを供給するスライサー
    ・ステージをさらに備え、前記復調デジタル・ビット・
    ストリームは前記フィードバック信号として供給され
    る。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の受信装置であって、前
    記第2データパス内のウィンドウ・ステージが、時間領
    域ウィンドウ・ステージを備える。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の受信装置であって、前
    記時間領域ウィンドウ・ステージが、前記時間領域等化
    器から直接供給される入力を有する。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の受信装置であって、前
    記第2データパス内で離散フーリエ変換を実行するため
    の第2ステージをさらに備え、該第2ステージは前記時
    間領域ウィンドウ・ステージから出力を受信する入力を
    有する。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の受信装置であって、前
    記第2データパス内に、前記第2ステージからの入力を
    有し、前記論理ステージに供給される出力を有する決定
    フィードバック等化器をさらに備える。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の受信装置であって、前
    記決定フィードバック等化器が、前記第1ステージから
    さらに入力を受信する。
  10. 【請求項10】 請求項1に記載の受信装置であって、
    前記第2データパス内の前記ウィンドウ・ステージが、
    周波数領域ウィンドウ・ステージを備える。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の受信装置であっ
    て、前記第2データパス内に、前記周波数領域ウィンド
    ウ・ステージから出力を受信する入力を有する決定フィ
    ードバック等化器をさらに備え、前記決定フィードバッ
    ク等化器は周波数領域ウィンドウ・ステージによって生
    成されたビン間干渉を取り消すために設けられ、前記決
    定フィードバック等化器の出力が前記論理ステージに供
    給される。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の受信装置であっ
    て、前記決定フィードバック等化器が、前記第1ステー
    ジからの別の入力をさらに有する。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の受信装置であっ
    て、前記周波数領域ウィンドウ・ステージによって生成
    されたビン間干渉を取り消すために、フィードバック信
    号が前記論理ステージの出力から前記決定フィードバッ
    ク等化器に供給される。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の受信装置であっ
    て、前記論理ステージは、出力をスライサー・ステージ
    に供給し、スライサー・ステージは出力として前記復調
    デジタル・ビット・ストリームを供給し、前記フィード
    バック信号は前記復調出力を備える。
  15. 【請求項15】 請求項10に記載の受信装置であっ
    て、前記周波数領域ウィンドウ・ステージが、前記第1
    ステージの出力に結合された入力を有する。
  16. 【請求項16】 請求項1に記載の受信装置であって、
    前記論理ステージは、1記号当たりに供給するビット数
    が多い方のデータパス、またはSNRマージンが高い方
    のデータパスという決定基準に基づいて、前記第1デー
    タパスまたは前記第2データパスから出力を選択する。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載の受信装置であっ
    て、1記号当たりに供給するビット数が同じ、またはS
    NRマージンが同じである場合、前記論理ステージが前
    記第1データパスを選択する。
  18. 【請求項18】 請求項1に記載の受信装置であって、
    前記ウィンドウ・ステージは、Hanningウィンド
    ウ関数、長方形ウィンドウ関数、DPSウィンドウ関
    数、Barlettウィンドウ関数、及び有限数の周波
    数領域係数を有するウィンドウ関数の1つを備える。
  19. 【請求項19】 請求項5に記載の受信装置であって、
    前記時間領域ウィンドウ・ステージは、時間領域等化器
    からの出力を、時間領域ウィンドウ・ステージの時間領
    域ウィンドウ関数を定義するウィンドウ係数でサンプル
    別に乗算することによって時間領域パルス整形を実行す
    る。
  20. 【請求項20】 請求項10に記載の受信装置であっ
    て、前記周波数領域ウィンドウ・ステージは、ビン別
    に、ビン出力と、前記周波数領域ウィンドウ・ステージ
    の周波数領域ウィンドウ関数を定義する周波数領域ウィ
    ンドウ係数との線形結合を行うことによって周波数領域
    パルス整形を実行する。
  21. 【請求項21】 請求項1に記載の受信装置であって、
    前記周波数領域等化器が、1ビン1タップ等化器を備え
    る。
  22. 【請求項22】 請求項1に記載の受信装置であって、
    入力として通信チャネルから受信された入力信号を有す
    る時間領域等化器を備え、当該時間領域等化器は第1及
    び第2データパスに供給される出力をさらに備える。
  23. 【請求項23】 請求項10に記載の受信装置であっ
    て、前記周波数領域ウィンドウ・ステージは、周波数領
    域等化器の出力からの入力を有する。
  24. 【請求項24】 受信された離散複数トーン変調入力信
    号からの復調出力を供給する方法であって、通信チャネ
    ルから受信された入力信号上に雑音が存在し、かつ当該
    入力信号上でデジタル・ビット・ストリームが変調さ
    れ、当該方法は下記要件を備える。入力信号を第1及び
    第2データパスに供給し、離散フーリエ変換を前記第1
    データパス内の入力信号に適用することによって第1変
    換信号を生成し、第1変換信号を等化することによって
    周波数領域等化信号を供給し、ウィンドウ関数を適用し
    てパルス整形信号を供給することによって、第2データ
    パス内における第1変換信号の周波数応答のサイドロー
    ブを抑制し、事前定義された試験に基づいて前記第1デ
    ータパスまたは前記第2データパスからの出力を選択
    し、復調されたデジタル・ビット・ストリームを表す選
    択出力を供給する。
  25. 【請求項25】 請求項24に記載の方法であって、前
    記ウィンドウ関数によって生成されたビン間干渉を取り
    消すために、前記第2データパス内で前記パルス整形信
    号に対して決定フィードバック等化をさらに実行する。
  26. 【請求項26】 請求項25に記載の方法であって、さ
    らに決定フィードバック等化のステップを実行中に選択
    出力から成るフィードバック信号を使用してビン間干渉
    を取り消す。
  27. 【請求項27】 請求項26に記載の方法であって、さ
    らに選択出力をスライスし、スライスされた出力を復調
    デジタル・ビット・ストリームとして供給し、前記復調
    デジタル・ビット・ストリームは前記フィードバック信
    号として供給される。
  28. 【請求項28】 請求項24に記載の方法であって、前
    記第2データパス内でウィンドウ関数を適用するステッ
    プは、時間領域ウィンドウ関数を適用する。
  29. 【請求項29】 請求項28に記載の方法であって、前
    記時間領域ウィンドウ関数を適用するステップは、前記
    時間領域ウィンドウ関数を前記入力信号に直接適用す
    る。
  30. 【請求項30】 請求項29に記載の方法であって、前
    記時間領域ウィンドウ関数を適用するステップの後に、
    さらに前記第2データパス内で離散フーリエ変換を実行
    して第2変換信号を供給する。
  31. 【請求項31】 請求項30に記載の方法であって、さ
    らに前記第2データパス内で前記第2変換信号に対して
    決定フィードバック等化を実行する。
  32. 【請求項32】 請求項31に記載の方法であって、さ
    らに決定フィードバック等化のステップを実行中に前記
    第1変換信号を使用する。
  33. 【請求項33】 請求項24に記載の方法であって、前
    記第2データパス内でウィンドウ関数を適用するステッ
    プは、周波数領域ウィンドウ関数を適用する。
  34. 【請求項34】 請求項33に記載の方法であって、さ
    らに前記第2データパス内で前記パルス整形信号に対し
    て決定フィードバック等化を行い、前記データパス内で
    決定フィードバック等化を行うステップは周波数領域ウ
    ィンドウ関数によって生成されたビン間干渉を取り消す
    ために設けられ、出力信号として選択される決定フィー
    ドバック等化信号を供給する。
  35. 【請求項35】 請求項34に記載の方法であって、さ
    らに決定フィードバック等化を行うステップを実行中に
    周波数領域等化信号を使用する。
  36. 【請求項36】 請求項35に記載の方法であって、さ
    らに前記決定フィードバック等化のステップを実行中
    に、前記周波数領域ウィンドウ関数によって生成された
    ビン間干渉を取り消すために使用されるフィードバック
    信号を供給する。
  37. 【請求項37】 請求項36に記載の方法であって、さ
    らに選択出力を前記復調デジタル・ビット・ストリーム
    にスライスし、前記フィードバック信号は前記復調デジ
    タル・ビット・ストリームから成る。
  38. 【請求項38】 請求項33に記載の方法であって、さ
    らに周波数領域ウィンドウ関数を前記第1変換信号に適
    用する。
  39. 【請求項39】 請求項24に記載の方法であって、第
    1データパスまたは第2データパスから出力を選択する
    ステップは、1記号当たりに供給するビット数が多いデ
    ータパスか、信号対雑音比が高いデータパスの決定に基
    づいて出力を選択する。
  40. 【請求項40】 請求項39に記載の方法であって、同
    点の場合、出力を選択するステップは第1データパスを
    選択する。
  41. 【請求項41】 請求項24に記載の方法であって、ウ
    ィンドウ関数は、Hanningウィンドウ関数、長方
    形ウィンドウ関数、DPSウィンドウ関数、Barle
    ttウィンドウ関数、及び有限数の周波数領域係数を有
    するウィンドウ関数の1つを備える。
  42. 【請求項42】 請求項28に記載の方法であって、前
    記時間領域ウィンドウ関数を適用するステップは、時間
    領域等化信号を、時間領域ウィンドウ関数を定義するウ
    ィンドウ係数でサンプル別に乗算することによって時間
    領域パルス整形を実行する。
  43. 【請求項43】 請求項33に記載の方法であって、前
    記周波数領域ウィンドウ関数を適用するステップは、ビ
    ン別に、ビン出力と、周波数領域ウィンドウ関数を定義
    する周波数領域ウィンドウ係数との線形結合を実行する
    ことによって周波数領域パルス整形を実行する。
  44. 【請求項44】 請求項24に記載の方法であって、前
    記周波数領域等化を実行するステップは、1ビン1タッ
    プ等化器を使用して第1変換信号の周波数領域等化を行
    う。
  45. 【請求項45】 請求項24に記載の方法であって、さ
    らに通信チャネルから受信した入力信号を時間領域等化
    し、時間領域等化信号を第1及び第2データパスに供給
    する。
  46. 【請求項46】 請求項33に記載の方法であって、さ
    らにウィンドウ関数を周波数領域等化信号に適用する。
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