JP2000306595A - 燃料電池システム - Google Patents

燃料電池システム

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JP2000306595A
JP2000306595A JP11113280A JP11328099A JP2000306595A JP 2000306595 A JP2000306595 A JP 2000306595A JP 11113280 A JP11113280 A JP 11113280A JP 11328099 A JP11328099 A JP 11328099A JP 2000306595 A JP2000306595 A JP 2000306595A
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Japan
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air
fuel cell
humidification
bypass line
supply device
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JP11113280A
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Yasufumi Takahashi
康文 高橋
Yoshiaki Yamamoto
義明 山本
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Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Seiko Co Ltd
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃料電池システムにおいて燃料電池本体に生
成水が溜り込むと、空気の流れが妨げられ発電効率が低
下することを回避することを目的とする。 【解決手段】 ブロワー105からの空気は空気供給流
路107と並行に設けられた加湿バイパスライン1を通
る事が出来るようになっており、運転中に空気極104
に生成水が溜まり込み電池反応を低下したときに、加湿
弁2を開き空気を加湿バイパスライン1に通し直接に空
気極104に供給することにより、圧力損失を低減させ
風量を増やし生成水を押し流す燃料電池システムを得ら
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発電システムにお
ける燃料電池システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下に従来の燃料電池発電システムの構
成および動作について説明する。燃料電池本体101は
燃料極102、電解質103、空気極104から構成さ
れ、燃料極102に供給された水素が水素イオンとなり
電解質103を通り燃料極102に移動し空気極104
に供給された空気中の酸素と反応を起こし水となる。燃
料電池本体101の空気極104にはブロワー105か
ら空気加湿装置106を通った空気が供給される。前記
空気加湿装置106は供給空気流路107、排気空気流
路108、加湿膜109から構成され、燃料電池本体1
01から排気される空気の水分が排気空気流路108を
通る際に水分子が加湿膜109を通過し供給空気流路1
07に移動するため燃料電池本体101に加湿された空
気が供給される。また、排気空気流路108を通過した
空気は凝縮器110で残った蒸気が凝縮し水になり気水
分離器111に入る。そこで、水と空気は分離され夫々
に水出口112と空気出口113より排出される。一
方、水素ボンベ114より供給される水素は水素加湿器
115により加湿され燃料極102に入り反応を起こす
が、その他のガスは水素出口116より排出される。ま
た、燃料電池本体101の電池反応によって発電された
直流電力はインバーター117によって交流電力に変換
され、負荷118に供給される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の燃料
電池システムでは、水が空気極内部に滞留し空気が流れ
にくくなり電池反応が低下するという課題があり、空気
極に水の滞留時に排水することが要求されている。
【0004】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、空気極に水が滞留した場合に排水する事
ができる燃料電池システムを提供することを目的として
いる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の燃料電池システ
ムは上記目的を達成するために、空気加湿装置の供給空
気流路のバイパスとなる加湿給気バイパスを設け、空気
極に水が滞留した時には空気を加湿給気バイパスに通し
圧力損失を低減させブロワーの出口圧力を低くする事に
より送風量を増加させ空気極の水を押流す構成としたも
のである。
【0006】また他の手段は、空気加湿装置の排気空気
流路のバイパスとなる加湿排気バイパスを設け、空気極
に水が滞留した時には空気を加湿排気バイパスに通し圧
力損失を低減させブロワーの出口圧力を低くする事によ
り送風量を増加させ空気極の水を押流す構成としたもの
である。
【0007】また他の手段は、凝縮器のバイパスとなる
凝縮器バイパスを設け、空気極に水が滞留した時には空
気を凝縮器バイパスに通し圧力損失を低減させ送風機の
出口圧力を低くする事により送風量を増加させ空気極の
水を押流す構成としたものである。
【0008】本発明によれば、空気極に水が滞留した時
に排水させる事のできる燃料電池システムが得られる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明は、燃料電池本体と、前記
燃料電池本体に水素含有ガスを供給する水素供給装置
と、前記燃料電池本体に空気を供給する空気供給装置
と、前記空気供給装置が供給する空気に加湿する空気加
湿装置と、前記空気供給装置が供給する空気が通る前記
空気加湿装置内の空気通路と、前記空気通路をバイパス
する加湿バイパスラインと、前記空気供給装置が供給す
る空気を前記加湿流路と前記加湿バイパスラインの調節
を行う加湿弁を備え、前記燃料電池本体に供給する空気
を任意に前記加湿流路と前記加湿バイパスラインに流す
事が出来る事を特徴としたものであり、空気極に水が滞
留した時には空気を加湿バイパスラインに通す事により
圧力損失が低減し送風量が増加し空気極の水を押流すと
いう作用を有する。
【0010】また、燃料電池本体と、前記燃料電池本体
に水素含有ガスを供給する水素供給装置と、前記燃料電
池本体に空気を供給する空気供給装置と、前記空気供給
装置が供給する空気に加湿する空気加湿装置と、前記燃
料電池本体の排気する空気が前記空気加湿装置を通り前
記燃料電池本体に入る加湿利用ラインと前記燃料電池本
体の排気する空気が前記空気加湿装置池を通らずにバイ
パスする加湿利用バイパスラインと、前記燃料電池本体
が排気する空気を前記加湿利用ラインと前記加湿利用バ
イパスラインの流量配分する加湿利用調節装置とからな
り、前記空気加湿装置は前記燃料電池本体の排気する空
気の水分を利用して前記燃料電池本体に供給される空気
を加湿する燃料電池システムにおいて、前記加湿利用ラ
インに流れる空気量と前記加湿利用バイパスラインに流
れる空気量を任意に調節出来る事を特徴としたものであ
り、空気極に水が滞留した時には空気を前記加湿利用バ
イパスラインに通す事により圧力損失が低減し送風量が
増加し空気極の水を押流すという作用を有する。
【0011】また、燃料電池本体と、前記燃料電池本体
に水素含有ガスを供給する水素供給装置と、前記燃料電
池本体に空気を供給する空気供給装置と、前記燃料電池
本体の排気する空気中の水分を凝縮させる凝縮器と、前
記燃料電池本体の排気する空気が前記凝縮器をバイパス
する凝縮器バイパスラインと、前記凝縮器と前記凝縮器
バイパスラインの流量配分する凝縮調節装置からなり、
前記凝縮器は前記燃料電池本体の排気する空気の水分を
凝縮させ回収する燃料電池システムにおいて、前記凝縮
器に流れる空気量と前記凝縮器バイパスラインに流れる
空気量を任意に調節出来る事を特徴としたものであり、
空気極に水が滞留した時には空気を前記凝縮器バイパス
ラインに通す事により圧力損失が低減し送風量が増加し
空気極の水を押流すという作用を有する。
【0012】以下、本発明の実施例について図面を参照
しながら説明する。
【0013】
【実施例】(実施例1)図1に示すように、ブロワー1
05から供給される空気は、空気加湿器106内部の供
給空気流路107を通り燃料電池本体101内部の空気
極104に入る。空気極104から出てきた空気は空気
加湿装置106内部の排気空気流路108を通り、凝縮
器110、気水分離器111の順に通過し、空気出口1
13より排気される。また、ブロワー105から供給さ
れる空気は空気加湿装置106の供給空気流路107と
並行に設けられた加湿バイパスライン1を通る事が出来
るようになっており、加湿バイパスライン1上に設けら
れた加湿弁2によって開閉が可能である。一方、水素ボ
ンベ114より供給される水素は水素加湿器115を通
り燃料電池本体101内部の燃料極102に入る。そこ
から出てきた水素は水素出口116より排気される。ま
た、燃料電池本体101の内部は空気極104と電解質
103と燃料極102からなり、空気極104と燃料極
102は電解質103によって隔ており、燃料電池本体
101で発生した電気はインバーター117を介して負
荷118に送られるよう接続されている。また、空気加
湿装置106は供給空気流路107と排気空気流路10
8と加湿膜109からなり、供給空気流路107と排気
空気流路108は加湿膜109によって隔てられてい
る。そして、水素加湿器115内は約90℃の湯で満た
されている。
【0014】上記構成によってブロワー105から空気
加湿装置106に送られ供給空気流路107を通過する
空気は燃料電池本体101から空気加湿装置106の排
気空気流路108を通過する空気により加湿される。こ
の排気空気流路108を通る空気は燃料電池本体101
における電池反応を終えた空気であるため湿度が露点温
度70℃以上と高い。そのため、供給空気流路107を
通過する空気を加湿膜109を通して加湿され、燃料電
池本体101の空気極104に入る。一方、水素ボンベ
114より水素加湿器115内に入った空気は90℃の
温水の中を通過する際に加湿され燃料極102に入る。
燃料電池本体101では電池反応により燃料極102の
水素イオンが電解質103中を移動し空気極104に入
り空気中の酸素と結合し水が生成され、電池反応により
発生した電流はインバーター117に送られる。反応を
終えた空気は空気加湿装置106内の排気空気流路10
8を通り凝縮器110に入る。この排気空気流路108
を通る際には既に説明したように供給空気流路107を
通る空気を加湿する。凝縮器110を通る空気は冷却さ
れ空気内に存在する水蒸気が凝縮し液体の水となり空気
と共に気水分離器111に入り気体である空気と液体で
ある水とに分離され空気は空気出口113より排出さ
れ、水は水出口112より排出される。また、燃料極1
02で反応を終えた水素は水素出口116より排気され
る。
【0015】運転中に空気極104において電池反応に
より発生した水が溜まり込み、空気の流れを妨げ電池反
応を低下させる。ここで、供給空気流路107を通過す
る空気を加湿弁2を開くことにより加湿バイパスライン
1を通し直接に空気極104に供給することにより圧力
損失を低減させる事が出来る。図2はブロワー105の
PQ特性図であるが、圧力が低下すれば風量が増加する
事が分かる。例えば、出口圧力が800mmAqの時に
風量は0.5m3/minであるが、400mmAqの
時には1.0m3/minになる。この特性からブロワ
ー105の出口圧力は加湿弁2が開かれる事により低下
し風量が増加する。これにより、燃料電池本体101の
空気極104に溜まり込んだ水は押流される。その後、
加湿弁2を閉める事により運転を継続できる。
【0016】(実施例2)図3に示すように、ブロワー
105から供給される空気は、空気加湿装置106内部
の供給空気流路107を通り燃料電池本体101内部の
空気極104に入る。空気極104から出てきた空気は
空気加湿装置106内部の排気空気流路108を通り、
凝縮器110、気水分離器111の順に通過し、空気出
口113より排気される。また、空気極104からの空
気は空気加湿装置106内部の排気空気流路108を通
るが排気空気流路108と並行に設けられた加湿利用バ
イパスライン3を通る事が出来るようになっており、加
湿利用バイパスライン3上に設けられた加湿利用弁4に
よって開閉が可能である。
【0017】一方、水素ボンベ114より供給される水
素は水素加湿器115を通り燃料電池本体101内部の
燃料極102に入る。そこから出てきた水素は水素出口
116より排気される。また、燃料電池本体101の内
部は空気極104と電解質103と燃料極102からな
り、空気極104と燃料極102は電解質103によっ
て隔ており、燃料電池本体101で発生した電気はイン
バーター117を介して負荷118に送られるよう接続
されている。また、空気加湿装置106は供給空気流路
107と排気空気流路108と加湿膜109からなり、
供給空気流路107と排気空気流路108は加湿膜10
9によって隔てられている。そして、水素加湿器115
内は約90℃の湯で満たされている。
【0018】上記構成によってブロワー105から空気
加湿装置106に送られ供給空気流路107を通過する
空気は燃料電池本体101から空気加湿装置106の排
気空気流路108を通過する空気により加湿される。こ
の排気空気流路108を通る空気は燃料電池本体101
における電池反応を終えた空気であるため湿度が露点温
度70℃以上と高い。そのため、供給空気流路107を
通過する空気を加湿膜109を通して加湿され、燃料電
池本体101の空気極104に入る。一方、水素ボンベ
114より水素加湿器115内に入った空気は90℃の
温水の中を通過する際に加湿され燃料極102に入る。
燃料電池本体101では電池反応により燃料極102の
水素イオンが電解質103中を移動し空気極104に入
り空気中の酸素と結合し水が生成され、電池反応により
発生した電流はインバーター117に送られる。反応を
終えた空気は空気加湿装置106内の排気空気流路10
8を通り凝縮器110に入る。この排気空気流路108
を通る際には既に説明したように供給空気流路107を
通る空気を加湿する。凝縮器110を通る空気は冷却さ
れ空気内に存在する水蒸気が凝縮し液体の水となり空気
と共に気水分離器111に入り気体である空気と液体で
ある水とに分離され空気は空気出口113より排出さ
れ、水は水出口112より排出される。また、燃料極1
02で反応を終えた水素は水素出口116より排気され
る。
【0019】運転中に空気極104において電池反応に
より発生した水が溜まり込み、空気の流れを妨げ電池反
応を低下させる。ここで、排気空気流路108を通過す
る空気を加湿利用弁4を開くことにより加湿利用バイパ
スライン3を通し直接に凝縮器110に流れることによ
り圧力損失を低減させる事が出来る。図2はブロワーの
PQ特性図であるが、圧力が低下すれば風量が増加する
事が分かる。例えば、出口圧力が800mmAqの時に
風量は0.5m3/minであるが、400mmAqの
時には1.0m3/minになる。この特性からブロワ
ー105の出口圧力は加湿利用弁4が開かれる事により
低下し風量が増加する。これにより、燃料電池本体10
1の空気極104に溜まり込んだ水は押流される。その
後、加湿利用弁4を閉める事により運転を継続できる。
【0020】(実施例3)図4に示すように、ブロワー
105から供給される空気は、空気加湿装置106内部
の供給空気流路107を通り燃料電池本体101内部の
空気極104に入る。空気極104から出てきた空気は
空気加湿装置106内部の排気空気流路108を通り、
凝縮器110、気水分離器111の順に通過し、空気出
口113より排気される。また、空気加湿装置106内
部から出てきた空気は凝縮器110を通るが凝縮器11
0と並行に設けられた凝縮器バイパスライン5を通る事
が出来るようになっており、凝縮器バイパスライン5上
に設けられた凝縮調節弁6によって開閉が可能である。
【0021】一方、水素ボンベ114より供給される水
素は水素加湿器115を通り燃料電池本体101内部の
燃料極102に入る。そこから出てきた水素は水素出口
116より排気される。また、燃料電池本体101の内
部は空気極104と電解質103と燃料極102からな
り、空気極104と燃料極102は電解質103によっ
て隔ており、燃料電池本体101で発生した電気はイン
バーター117を介して負荷118に送られるよう接続
されている。また、空気加湿装置106は供給空気流路
107と排気空気流路108と加湿膜109からなり、
供給空気流路107と排気空気流路108は加湿膜10
9によって隔てられている。そして、水素加湿器115
内は約90℃の湯で満たされている。
【0022】上記構成によってブロワー105から空気
加湿装置106に送られ供給空気流路107を通過する
空気は燃料電池本体101から空気加湿装置106の排
気空気流路108を通過する空気により加湿される。こ
の排気空気流路108を通る空気は燃料電池本体101
における電池反応を終えた空気であるため湿度が露点温
度70℃以上と高い。そのため、供給空気流路107を
通過する空気を加湿膜109を通して加湿され、燃料電
池本体101の空気極104に入る。一方、水素ボンベ
114より水素加湿器115内に入った空気は90℃の
温水の中を通過する際に加湿され燃料極102に入る。
燃料電池本体101では電池反応により燃料極102の
水素イオンが電解質103中を移動し空気極104に入
り空気中の酸素と結合し水が生成され、電池反応により
発生した電流はインバーター117に送られる。反応を
終えた空気は空気加湿装置106内の排気空気流路10
8を通り凝縮器110に入る。この排気空気流路108
を通る際には既に説明したように供給空気流路107を
通る空気を加湿する。凝縮器110を通る空気は冷却さ
れ空気内に存在する水蒸気が凝縮し液体の水となり空気
と共に気水分離器111に入り気体である空気と液体で
ある水とに分離され空気は空気出口113より排出さ
れ、水は水出口112より排出される。また、燃料極1
02で反応を終えた水素は水素出口116より排気され
る。
【0023】運転中に空気極104において電池反応に
より発生した水が溜まり込み、空気の流れを妨げ電池反
応を低下させる。ここで、凝縮器110を通過する空気
を凝縮調節弁6を開くことにより凝縮器バイパスライン
5を通し直接に気水分離器111に流れることにより圧
力損失を低減させる事が出来る。図2はブロワーのPQ
特性図であるが、圧力が低下すれば風量が増加する事が
分かる。例えば、出口圧力が800mmAqの時に風量
は0.5m3/minであるが、400mmAqの時に
は1.0m3/minになる。この特性からブロワー1
05の出口圧力は凝縮調節弁6が開かれる事により低下
し風量が増加する。これにより、燃料電池本体101の
空気極104に溜まり込んだ水は押流される。その後、
凝縮調節弁6を閉める事により運転を継続できる。
【0024】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば運転中に燃料電池本体の空気極に溜まり込ん
だ水を送風量を増加させ水を押出す事により良好な運転
の継続という効果のある燃料電池システムを提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の構成図
【図2】ブロワーのPQ特性の図
【図3】本発明の実施例2の構成図
【図4】本発明の実施例3の構成図
【図5】従来の燃料電池システムの構成を示す図
【符号の説明】
1 加湿バイパスライン 2 加湿弁 3 加湿利用バイパスライン 4 加湿利用弁 5 凝縮器バイパスライン 6 凝縮調節弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 義明 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5H027 AA06 BA13 BC11 MM04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料電池本体と、前記燃料電池本体に水
    素含有ガスを供給する水素供給装置と、前記燃料電池本
    体に空気を供給する空気供給装置と、前記空気供給装置
    が供給する空気に加湿する空気加湿装置と、前記空気供
    給装置が供給する空気が通る前記空気加湿装置内の空気
    通路と、前記空気通路をバイパスする加湿バイパスライ
    ンと、前記空気供給装置が供給する空気量を前記加湿流
    路と前記加湿バイパスラインの調節を行う加湿弁を備
    え、前記燃料電池本体に供給する空気を任意に前記加湿
    流路と前記加湿バイパスラインに流す事を特徴とする燃
    料電池発電システム。
  2. 【請求項2】 燃料電池本体と、前記燃料電池本体に水
    素含有ガスを供給する水素供給装置と、前記燃料電池本
    体に空気を供給する空気供給装置と、前記空気供給装置
    が供給する空気に加湿する空気加湿装置と、前記燃料電
    池本体の排気する空気が前記空気加湿装置を通り前記燃
    料電池本体に入る加湿利用ラインと前記燃料電池本体の
    排気する空気が前記空気加湿装置を通らずにバイパスす
    る加湿利用バイパスラインと、前記燃料電池本体が排気
    する空気を前記加湿利用ラインと加湿利用バイパスライ
    ンの流量配分する加湿利用調節装置とからなり、前記空
    気加湿装置は前記燃料電池本体の排気する空気の水分を
    利用して前記燃料電池本体に供給される空気を加湿し、
    前記加湿利用ラインに流れる空気量と前記加湿利用バイ
    パスラインに流れる空気量を任意に調節出来る事を特徴
    とする燃料電池発電システム。
  3. 【請求項3】 燃料電池本体と、前記燃料電池本体に水
    素含有ガスを供給する水素供給装置と、前記燃料電池本
    体に空気を供給する空気供給装置と、前記燃料電池本体
    の排気する空気中の水分を凝縮させる凝縮器と、前記燃
    料電池本体の排気する空気が前記凝縮器をバイパスする
    凝縮器バイパスラインと、前記凝縮器と前記凝縮器バイ
    パスラインの流量配分する凝縮調節装置からなり、前記
    凝縮器は前記燃料電池本体の排気する空気の水分を凝縮
    させ回収する燃料電池システムにおいて、前記凝縮器に
    流れる空気量と前記凝縮器バイパスラインに流れる空気
    量を任意に調節出来る事を特徴とする燃料電池発電シス
    テム。
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