JP2000305387A - 定着装置及び定着装置用エンドレスベルト - Google Patents
定着装置及び定着装置用エンドレスベルトInfo
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- JP2000305387A JP2000305387A JP11113588A JP11358899A JP2000305387A JP 2000305387 A JP2000305387 A JP 2000305387A JP 11113588 A JP11113588 A JP 11113588A JP 11358899 A JP11358899 A JP 11358899A JP 2000305387 A JP2000305387 A JP 2000305387A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ロ−ル・ベルト式定着装置において、所定のグ
リップ力を実質的に低い加圧力で発生させ得、加圧手段
の小規模化による定尺装置全体の小型化、オフセット防
止を容易に達成でき、しかも定着ロ−ルを長期間安全に
保持できるようにする。 【解決手段】定着ロ−ルにエンドレスベルトをニップ領
域において接触させ、未定着トナ−を担持させた記録シ
−トをエンドレスベルトを巻き掛けした圧力ロ−ルと前
記定着ロ−ルとの間のグリップ力で牽引しつつ定着ロ−
ルとエンドレスベルトとの間に通過させて前記ニップ領
域で未定着トナ−を記録シ−ト上に定着させる装置にお
いて、エンドレスベルト2の巾の少なくとも片端部に沿
い縁端221が非直線状のグリッパ−22を設けた。
リップ力を実質的に低い加圧力で発生させ得、加圧手段
の小規模化による定尺装置全体の小型化、オフセット防
止を容易に達成でき、しかも定着ロ−ルを長期間安全に
保持できるようにする。 【解決手段】定着ロ−ルにエンドレスベルトをニップ領
域において接触させ、未定着トナ−を担持させた記録シ
−トをエンドレスベルトを巻き掛けした圧力ロ−ルと前
記定着ロ−ルとの間のグリップ力で牽引しつつ定着ロ−
ルとエンドレスベルトとの間に通過させて前記ニップ領
域で未定着トナ−を記録シ−ト上に定着させる装置にお
いて、エンドレスベルト2の巾の少なくとも片端部に沿
い縁端221が非直線状のグリッパ−22を設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリンタ
−、ファクシミリ等の電子写真画像形成に使用するロ−
ル・ベルト式の定着装置及びその定着装置用エンドレス
ベルトに関するものである。
−、ファクシミリ等の電子写真画像形成に使用するロ−
ル・ベルト式の定着装置及びその定着装置用エンドレス
ベルトに関するものである。
【0002】
【従来の技術】複写機、プリンタ−、ファクシミリ等の
電子写真画像形成に使用する定着装置としてロ−ル・ベ
ルト式が知られている。このロ−ル・ベルト式定着装置
では、図6に示すように定着ロ−ル1'にエンドレスベ
ルト2'をニップ領域n'において接触させ、未定着トナ
−51'を担持させた記録シ−ト5'を定着ロ−ル駆動の
もとで定着ロ−ル1'と圧力ロ−ル4'との間のグリップ
力で牽引しつつ移動させ、未定着トナ−51'を上記ニ
ップ領域n'で定着ロ−ル1'による加熱で記録シ−ト
5'に定着させている。このように定着ロ−ル1'を駆動
ロ−ルとしてエンドレスベルト2'がベルト伝動により
従動されていく。
電子写真画像形成に使用する定着装置としてロ−ル・ベ
ルト式が知られている。このロ−ル・ベルト式定着装置
では、図6に示すように定着ロ−ル1'にエンドレスベ
ルト2'をニップ領域n'において接触させ、未定着トナ
−51'を担持させた記録シ−ト5'を定着ロ−ル駆動の
もとで定着ロ−ル1'と圧力ロ−ル4'との間のグリップ
力で牽引しつつ移動させ、未定着トナ−51'を上記ニ
ップ領域n'で定着ロ−ル1'による加熱で記録シ−ト
5'に定着させている。このように定着ロ−ル1'を駆動
ロ−ルとしてエンドレスベルト2'がベルト伝動により
従動されていく。
【0003】すなわち、エンドレスベルト2'の張り側
張力をf0とすると、この張力fが大きくなるに従い有
効巻き掛け角θ0が拡がっていき(有効巻き掛け角θ0
におけるベルト張力fは、定着ロ−ルとエンドレスベル
ト間の摩擦係数をμとすると、ベルト伝動理論からf=
f0e-θ0μで与えられる)、この有効巻き掛け角θ
がエンドレスベルトの接触角θに達したときでも定着ロ
−ル1'の動力をエンドレスベルト2'にスリップなく伝
達させ得るように、定着ロ−ル1'と圧力ロ−ル4'との
間のグリップ力Tでベルトを牽引している。従って、定
着ロ−ルの駆動力をエンドレスベルトを伝達させ得るた
めの条件は、前記定着ロ−ルとエンドレスベルトとの間
の摩擦係数(記録シ−トを挾んだ状態での摩擦係数)を
μとすると、
張力をf0とすると、この張力fが大きくなるに従い有
効巻き掛け角θ0が拡がっていき(有効巻き掛け角θ0
におけるベルト張力fは、定着ロ−ルとエンドレスベル
ト間の摩擦係数をμとすると、ベルト伝動理論からf=
f0e-θ0μで与えられる)、この有効巻き掛け角θ
がエンドレスベルトの接触角θに達したときでも定着ロ
−ル1'の動力をエンドレスベルト2'にスリップなく伝
達させ得るように、定着ロ−ル1'と圧力ロ−ル4'との
間のグリップ力Tでベルトを牽引している。従って、定
着ロ−ルの駆動力をエンドレスベルトを伝達させ得るた
めの条件は、前記定着ロ−ルとエンドレスベルトとの間
の摩擦係数(記録シ−トを挾んだ状態での摩擦係数)を
μとすると、
【数1】T>f0e-θμ すなわち、
【数2】f0/T<eθμ で与えられる。
【0004】而るに、上記定着ロ−ルとエンドレスベル
トとの間の摩擦係数μが定着ロ−ル表面へのオイル塗布
のためにかなり小さくなり、またベルト張力f0がエン
ドレスベルトの負荷(圧力ロ−ルや支持ロ−ル)のため
に相当に大きくなるために、上記式 の安定駆動条件を
充足させるためには、グリップ力Tをかなり大きくする
必要がある。
トとの間の摩擦係数μが定着ロ−ル表面へのオイル塗布
のためにかなり小さくなり、またベルト張力f0がエン
ドレスベルトの負荷(圧力ロ−ルや支持ロ−ル)のため
に相当に大きくなるために、上記式 の安定駆動条件を
充足させるためには、グリップ力Tをかなり大きくする
必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のロ−ル・ベルト
式定着装置においては、上記グリップ力Tを所定値に設
定して上記式の条件を充足させるために、加圧ロ−ルの
押付け力を相当に大きくしており、かなり大きな規模の
ロ−ル押付け力器を組み込んでおり、定着装置全体の大
型化が避けられない。また、加圧力を高くする必要があ
るため、それだけ定着ロ−ルが早期に損傷し易く、定着
ロ−ルの長寿命化を図り難い。さらに、両面複写の場
合、すでに定着された第1面がエンドレスベルトと接触
する際、その接触圧がそれだけ高くなるために、再溶融
された定着トナ−像がエンドレスベルト表面にオフセッ
トされ易い。
式定着装置においては、上記グリップ力Tを所定値に設
定して上記式の条件を充足させるために、加圧ロ−ルの
押付け力を相当に大きくしており、かなり大きな規模の
ロ−ル押付け力器を組み込んでおり、定着装置全体の大
型化が避けられない。また、加圧力を高くする必要があ
るため、それだけ定着ロ−ルが早期に損傷し易く、定着
ロ−ルの長寿命化を図り難い。さらに、両面複写の場
合、すでに定着された第1面がエンドレスベルトと接触
する際、その接触圧がそれだけ高くなるために、再溶融
された定着トナ−像がエンドレスベルト表面にオフセッ
トされ易い。
【0006】本発明の目的は、ロ−ル・ベルト式定着装
置において、所定のグリップ力を実質的に低い加圧力で
発生させ得、加圧手段の小規模化による定尺装置全体の
小型化、オフセット防止を容易に達成でき、しかも定着
ロ−ルを長期間安全に保持できるようにすることにあ
る。
置において、所定のグリップ力を実質的に低い加圧力で
発生させ得、加圧手段の小規模化による定尺装置全体の
小型化、オフセット防止を容易に達成でき、しかも定着
ロ−ルを長期間安全に保持できるようにすることにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る定着装置
は、定着ロ−ルにエンドレスベルトをニップ領域におい
て接触させ、未定着トナ−を担持させた記録シ−トをエ
ンドレスベルトを巻き掛けした圧力ロ−ルと前記定着ロ
−ルとの間のグリップ力で牽引しつつ定着ロ−ルとエン
ドレスベルトとの間に通過させて前記ニップ領域で未定
着トナ−を記録シ−ト上に定着させる装置において、エ
ンドレスベルトの巾の少なくとも片端部に沿い縁端が非
直線状のグリッパ−を設けたことを特徴とする構成であ
る。
は、定着ロ−ルにエンドレスベルトをニップ領域におい
て接触させ、未定着トナ−を担持させた記録シ−トをエ
ンドレスベルトを巻き掛けした圧力ロ−ルと前記定着ロ
−ルとの間のグリップ力で牽引しつつ定着ロ−ルとエン
ドレスベルトとの間に通過させて前記ニップ領域で未定
着トナ−を記録シ−ト上に定着させる装置において、エ
ンドレスベルトの巾の少なくとも片端部に沿い縁端が非
直線状のグリッパ−を設けたことを特徴とする構成であ
る。
【0008】本発明に係る定着装置用エンドレスベルト
は、ベルト巾の少なくとも片端部に沿い縁端が非直線
状、例えば波状乃至はうねり曲線状のグリッパ−を設け
たことを特徴とする構成であり、グリッパ−は、縁端が
波状またはうねり曲線状のメッシュ状フィルム、不織布
または梯子形フィルムをベルト本体の巾端部に接着する
ことにより設けることができる。
は、ベルト巾の少なくとも片端部に沿い縁端が非直線
状、例えば波状乃至はうねり曲線状のグリッパ−を設け
たことを特徴とする構成であり、グリッパ−は、縁端が
波状またはうねり曲線状のメッシュ状フィルム、不織布
または梯子形フィルムをベルト本体の巾端部に接着する
ことにより設けることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態について説明する。図1は本発明に係るエン
ドレスベルトを使用したロ−ル・ベルト式定着装置の一
例を示す説明図である。図2の(イ)は図1におけるエ
ンドレスベルトを示す平面図、図2の(ロ)は図2の
(イ)におけるロ−ロ断面図である。図1において、1
は定着ロ−ルであり、中空金属ロ−ル11に弾性体層1
2を設け、その上に耐油・離型性層13を設け、中空金
属ロ−ル11内に加熱源14を配設してある。15はク
リ−ニングベルト、16はオイル塗布器である。2は所
定のニップ巾で定着ロ−ル1に接触させたエンドレスベ
ルトであり、図2の(イ)及び(ロ)に示すようにベル
ト本体21の表面の巾両端部に沿い縁端221が非直線
状、例えば波状乃至うねり曲線状のグリッパ−を設けて
ある。これらのグリッパ−はフィルムの接着によって設
けることができる。図1において、4は加圧ロ−ル(フ
リ−ロ−ル)であり、該ロ−ル4を定着ロ−ル1の中心
に向けて押付けるためのロ−ル押付け器40、例えば圧
縮スプリングを付設してある。41,41はエンドレス
ベルトの支持ロ−ル(フリ−ロ−ル)である。5は未定
着トナ−像51を担持させた記録シ−トを示し、定着ロ
−ル1の駆動でニップ領域nを通過し、この間に未定着
トナ−51が記録シ−ト5に定着されていく。
実施の形態について説明する。図1は本発明に係るエン
ドレスベルトを使用したロ−ル・ベルト式定着装置の一
例を示す説明図である。図2の(イ)は図1におけるエ
ンドレスベルトを示す平面図、図2の(ロ)は図2の
(イ)におけるロ−ロ断面図である。図1において、1
は定着ロ−ルであり、中空金属ロ−ル11に弾性体層1
2を設け、その上に耐油・離型性層13を設け、中空金
属ロ−ル11内に加熱源14を配設してある。15はク
リ−ニングベルト、16はオイル塗布器である。2は所
定のニップ巾で定着ロ−ル1に接触させたエンドレスベ
ルトであり、図2の(イ)及び(ロ)に示すようにベル
ト本体21の表面の巾両端部に沿い縁端221が非直線
状、例えば波状乃至うねり曲線状のグリッパ−を設けて
ある。これらのグリッパ−はフィルムの接着によって設
けることができる。図1において、4は加圧ロ−ル(フ
リ−ロ−ル)であり、該ロ−ル4を定着ロ−ル1の中心
に向けて押付けるためのロ−ル押付け器40、例えば圧
縮スプリングを付設してある。41,41はエンドレス
ベルトの支持ロ−ル(フリ−ロ−ル)である。5は未定
着トナ−像51を担持させた記録シ−トを示し、定着ロ
−ル1の駆動でニップ領域nを通過し、この間に未定着
トナ−51が記録シ−ト5に定着されていく。
【0010】上記において、圧力ロ−ル4の押付けによ
る定着ロ−ル1との間のグリップ力をT、定着ロ−ル1
とエンドレスベルト2との間の摩擦係数をμ、ニップ巾
の接触角をθ、エンドレスベルト2の張り側張力をf0
とすると、定着ロ−ル1の駆動力をエンドレスベルト2
に安定に伝達させるには、既述した通り、
る定着ロ−ル1との間のグリップ力をT、定着ロ−ル1
とエンドレスベルト2との間の摩擦係数をμ、ニップ巾
の接触角をθ、エンドレスベルト2の張り側張力をf0
とすると、定着ロ−ル1の駆動力をエンドレスベルト2
に安定に伝達させるには、既述した通り、
【数3】f0/T<eθμ の条件を充足させる必要がある。
【0011】而るに、本発明においては、エンドレスベ
ルト2の巾端部に厚みのあるグリッパ−22を設けてエ
ンドレスベルト巾端部の圧縮圧力を局部的に高くしてあ
るから、圧力集中効果のために式 を満たすグリップ力
Tを上記加圧ロ−ル4の低い押付力のもとで(同じグリ
ップ力をエンドレスベルトの全巾を一様に加圧する場合
よりも、低い押付力のもとで)得ることができ、加圧ロ
−ル押付け器40の小型化を図ることができる。また、
エンドレスベルト2の巾端部の局部(20〜30mm程
度の巾)的圧力が高くされるだけであり、記録が行われ
る記録シ−ト5の実質上の巾部分の圧力はむしろ低くで
きるので、オフセットを防止できる。
ルト2の巾端部に厚みのあるグリッパ−22を設けてエ
ンドレスベルト巾端部の圧縮圧力を局部的に高くしてあ
るから、圧力集中効果のために式 を満たすグリップ力
Tを上記加圧ロ−ル4の低い押付力のもとで(同じグリ
ップ力をエンドレスベルトの全巾を一様に加圧する場合
よりも、低い押付力のもとで)得ることができ、加圧ロ
−ル押付け器40の小型化を図ることができる。また、
エンドレスベルト2の巾端部の局部(20〜30mm程
度の巾)的圧力が高くされるだけであり、記録が行われ
る記録シ−ト5の実質上の巾部分の圧力はむしろ低くで
きるので、オフセットを防止できる。
【0012】上記においてグリッパ−縁端221の波状
がピッチpの周期波である場合、定着ロ−ル1の半径を
Rとすると、
がピッチpの周期波である場合、定着ロ−ル1の半径を
Rとすると、
【数4】2πR≠np の関係(ただし、nは整数)を付与することが望まし
い。而して、定着ロ−ルの一回転中に接するグリッパ−
縁端との接触跡を次の回転中に接するグリッパ−縁端と
の接触跡が重なるのを確実に排除でき(グリッパ−縁端
が直線状の場合は重なる)、重なりが生じる場合に較べ
てグリッパ−の縁端角による定着ロ−ル1の損傷をよく
抑えることができ、この抑制効果と前記押付け力の低減
とのために定着ロ−ル1の長寿命化を図ることができ
る。
い。而して、定着ロ−ルの一回転中に接するグリッパ−
縁端との接触跡を次の回転中に接するグリッパ−縁端と
の接触跡が重なるのを確実に排除でき(グリッパ−縁端
が直線状の場合は重なる)、重なりが生じる場合に較べ
てグリッパ−の縁端角による定着ロ−ル1の損傷をよく
抑えることができ、この抑制効果と前記押付け力の低減
とのために定着ロ−ル1の長寿命化を図ることができ
る。
【0013】上記グリッパ−縁端221の形状は定着ロ
−ル1の一回転ごとに前記したグリッパ−縁端の接触跡
をずらし得る非直線状であればよい。2πR=npを満
たす周期波の場合でも、紙詰まり等の一時的過負荷によ
りエンドレスベルト2と定着ロ−ル1との間にスリップ
が生じ、その都度グリッパ−縁端の接触跡がずらされる
から有効である。
−ル1の一回転ごとに前記したグリッパ−縁端の接触跡
をずらし得る非直線状であればよい。2πR=npを満
たす周期波の場合でも、紙詰まり等の一時的過負荷によ
りエンドレスベルト2と定着ロ−ル1との間にスリップ
が生じ、その都度グリッパ−縁端の接触跡がずらされる
から有効である。
【0014】上記グリッパ−22の巾は図2に示すよう
に一定とすることが好ましいが、図3に示すように太い
部分と細い部分との繰返しとすることもできる。
に一定とすることが好ましいが、図3に示すように太い
部分と細い部分との繰返しとすることもできる。
【0015】上記のグリップ力Tはグリッパ−を設けた
ベルトを定着ロ−ルと加圧ロ−ルとの間に記録シ−トを
介して所定のニップ圧力(3〜5kgf/cm2程度)
で挾み、定着ロ−ル表面に実際の使用時を模擬してシリ
コンオイルを塗布し、両ロ−ルを回転に対し固定し、こ
の状態でベルトを記録シ−トと共に引張り移動させると
きの引張り荷重から求めることができる。
ベルトを定着ロ−ルと加圧ロ−ルとの間に記録シ−トを
介して所定のニップ圧力(3〜5kgf/cm2程度)
で挾み、定着ロ−ル表面に実際の使用時を模擬してシリ
コンオイルを塗布し、両ロ−ルを回転に対し固定し、こ
の状態でベルトを記録シ−トと共に引張り移動させると
きの引張り荷重から求めることができる。
【0016】上記のベルト本体21には耐熱性樹脂が使
用される。例えば、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポ
リフェニレンサルファイド、ポリエ−テルケトン、ポリ
エ−テルスルホン、ポリエ−テルイミド、結晶ポリマ−
等を使用でき、特にポリイミドやポリアミドイミドが好
適である。また、必要に応じベルト本体の樹脂に熱伝導
性、導電性または電気絶縁性の無機粒子、金属粉、金属
酸化物、有機金属酸化物等を添加することができる。
用される。例えば、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポ
リフェニレンサルファイド、ポリエ−テルケトン、ポリ
エ−テルスルホン、ポリエ−テルイミド、結晶ポリマ−
等を使用でき、特にポリイミドやポリアミドイミドが好
適である。また、必要に応じベルト本体の樹脂に熱伝導
性、導電性または電気絶縁性の無機粒子、金属粉、金属
酸化物、有機金属酸化物等を添加することができる。
【0017】上記グリツパ−22を接着するための接着
剤には両面粘着テ−プ、耐熱性エラストマ−、ホットメ
ルト接着剤、加熱硬化型接着剤、粘着剤等を使用でき
る。
剤には両面粘着テ−プ、耐熱性エラストマ−、ホットメ
ルト接着剤、加熱硬化型接着剤、粘着剤等を使用でき
る。
【0018】図4の(イ)及び図4の(ロ)〔図4の
(イ)のロ−ロ断面図〕は本発明に係るエンドレスベル
トの別例の要部を示し、ベルト本体21の表面の巾端部
に沿い縁端が波形の梯子形フィルム310を接着剤32
により固着してある。
(イ)のロ−ロ断面図〕は本発明に係るエンドレスベル
トの別例の要部を示し、ベルト本体21の表面の巾端部
に沿い縁端が波形の梯子形フィルム310を接着剤32
により固着してある。
【0019】図5は本発明に係るエンドレスベルトの上
記とは別の別例の要部を示し、ベルト本体21の表面の
巾両端部に沿い縁端が波形のメッシュ状フィルム、不織
布(例えばガラス不織布)、または織布(例えばガラス
クロス)3100を図4と同様に接着剤により固着して
ある。
記とは別の別例の要部を示し、ベルト本体21の表面の
巾両端部に沿い縁端が波形のメッシュ状フィルム、不織
布(例えばガラス不織布)、または織布(例えばガラス
クロス)3100を図4と同様に接着剤により固着して
ある。
【0020】図2において、フィルム22には表面平坦
な耐熱性樹脂フィルム(例えば、上記したポリイミド等
の耐熱性樹脂、融点200℃以上のポリカ−ボネ−ト、
ポリエチレンテレフタレ−ト等のフィルム)または高摩
擦係数フィルム(例えばゴムフィルム)あるいは切削フ
ィルムを使用できる。
な耐熱性樹脂フィルム(例えば、上記したポリイミド等
の耐熱性樹脂、融点200℃以上のポリカ−ボネ−ト、
ポリエチレンテレフタレ−ト等のフィルム)または高摩
擦係数フィルム(例えばゴムフィルム)あるいは切削フ
ィルムを使用できる。
【0021】上記梯子形フィルムの接着、表面平坦フィ
ルムの接着等によるグリッパ−の付設に代え、ベルト本
体自体をロ−ル加圧成形等によりそれぞれのグリッパ−
外面形状に賦形することも可能である。
ルムの接着等によるグリッパ−の付設に代え、ベルト本
体自体をロ−ル加圧成形等によりそれぞれのグリッパ−
外面形状に賦形することも可能である。
【0022】また、ベルト本体端部に耐油性樹脂や耐熱
性エラストマ−をディッピングして隆起部を設けてグリ
ッパ−を形成すること、この隆起部の表面を荒し加工し
て高摩擦係数にすることも可能である。
性エラストマ−をディッピングして隆起部を設けてグリ
ッパ−を形成すること、この隆起部の表面を荒し加工し
て高摩擦係数にすることも可能である。
【0023】上記何れの例のエンドレスベルトにおいて
も、ベルト本体や接着剤には既述したものを使用でき
る。
も、ベルト本体や接着剤には既述したものを使用でき
る。
【0024】上記グリッパ−の巾は、記録シ−トのトナ
−定着領域にかからないように設定され、通常エンドレ
スベルト巾端の10〜30mm、好ましくは20〜30
mmとされる。グリッパ−は牽引のバランス上エンドレ
スベルトの巾両端部に設けることが好ましい。
−定着領域にかからないように設定され、通常エンドレ
スベルト巾端の10〜30mm、好ましくは20〜30
mmとされる。グリッパ−は牽引のバランス上エンドレ
スベルトの巾両端部に設けることが好ましい。
【0025】既述した通り、本発明において、エンドレ
スベルトにグリッパ−を設ける理由は、エンドレスベル
トの巾端部に加圧ロ−ル圧力を局部的に集中させて全体
として低い加圧力で所定のグリップ力を得ることにあ
り、グリッパ−上面とベルト本体上面との段差〔図1の
(ハ)のh参照)は、通常5〜2000μm、好ましく
は50〜500μmとされる(2000μmを越えると
局部的圧力が高くなり過ぎ対向ロ−ル面の粗荒化が生じ
るようになる。50μm未満では満足な局部的加圧を達
成し難い)。
スベルトにグリッパ−を設ける理由は、エンドレスベル
トの巾端部に加圧ロ−ル圧力を局部的に集中させて全体
として低い加圧力で所定のグリップ力を得ることにあ
り、グリッパ−上面とベルト本体上面との段差〔図1の
(ハ)のh参照)は、通常5〜2000μm、好ましく
は50〜500μmとされる(2000μmを越えると
局部的圧力が高くなり過ぎ対向ロ−ル面の粗荒化が生じ
るようになる。50μm未満では満足な局部的加圧を達
成し難い)。
【0026】上記グリッパ−はエンドレスベルトの表面
側(定着ロ−ルに接する面)に設けることが好ましい
が、エンドレスベルトの圧力ロ−ルに接する面(裏面)
の巾端部(巾片端部または巾両端部)に設けることも可
能である。
側(定着ロ−ルに接する面)に設けることが好ましい
が、エンドレスベルトの圧力ロ−ルに接する面(裏面)
の巾端部(巾片端部または巾両端部)に設けることも可
能である。
【0027】上記ベルト本体の厚みは20〜200μ
m、好ましくは40〜150μmとされる。20μm未
満では定着ロ−ル用エンドレスベルトに要求される引張
り強度を保証し難く、200μmを越えると製作上膜厚
の制御が困難になるからである。
m、好ましくは40〜150μmとされる。20μm未
満では定着ロ−ル用エンドレスベルトに要求される引張
り強度を保証し難く、200μmを越えると製作上膜厚
の制御が困難になるからである。
【0028】上記ベルト本体のグリッパ−を設ける巾端
部を除いて必要に応じ耐油性、耐摩耗性、高弾性、高剛
性の何れにも優れた補強層、例えばシリコンゴム、フッ
素ゴム、シリコン樹脂またはフッ素樹脂を主成分とする
層を設けることもでき、更にその補強層上に必要に応じ
フィラ−含有樹脂またはゴム含浸フエルトあるいはガラ
スクロス(フィラ−には前記無機粒子、金属粉、金属酸
化物、有機金属酸化物等を使用できる)を貼着すること
もできる。この場合も、積層上面とグリッパ−上面との
段差は、通常5〜2000μm、好ましくは50〜50
0μmとされる。
部を除いて必要に応じ耐油性、耐摩耗性、高弾性、高剛
性の何れにも優れた補強層、例えばシリコンゴム、フッ
素ゴム、シリコン樹脂またはフッ素樹脂を主成分とする
層を設けることもでき、更にその補強層上に必要に応じ
フィラ−含有樹脂またはゴム含浸フエルトあるいはガラ
スクロス(フィラ−には前記無機粒子、金属粉、金属酸
化物、有機金属酸化物等を使用できる)を貼着すること
もできる。この場合も、積層上面とグリッパ−上面との
段差は、通常5〜2000μm、好ましくは50〜50
0μmとされる。
【0029】上記エンドレスベルトのベルト本体は、円
筒状金型の内面に樹脂液を供給し回転遠心力により樹脂
液をスリ−ブ状に展延成形する方法(遠心成形法)、円
筒状金型の内面に樹脂液を供給し金型を垂直にして上端
開口からコアを自重走行させる樹脂液をスリ−ブ状に展
延成形する弾丸成形法を使用することが好ましいが、イ
ンフレ−ション法により得たチュ−ブ状フィルムを輪切
りする方法、インフレ−ション法により得たフィルム、
Tダイ法で得たフィルムまたはキャスティング法により
得たフィルムをエンドレスル−プに接着する方法も使用
できる。遠心成形法や弾丸成形法を使用する場合は、円
筒状金型の内面にグリッパー成形用の溝を設けベルト本
体と一体化したグリッパ−を設けることもできる。
筒状金型の内面に樹脂液を供給し回転遠心力により樹脂
液をスリ−ブ状に展延成形する方法(遠心成形法)、円
筒状金型の内面に樹脂液を供給し金型を垂直にして上端
開口からコアを自重走行させる樹脂液をスリ−ブ状に展
延成形する弾丸成形法を使用することが好ましいが、イ
ンフレ−ション法により得たチュ−ブ状フィルムを輪切
りする方法、インフレ−ション法により得たフィルム、
Tダイ法で得たフィルムまたはキャスティング法により
得たフィルムをエンドレスル−プに接着する方法も使用
できる。遠心成形法や弾丸成形法を使用する場合は、円
筒状金型の内面にグリッパー成形用の溝を設けベルト本
体と一体化したグリッパ−を設けることもできる。
【0030】
【実施例】〔実施例〕巾390mm、厚み75μm、外
径80mmの管状ポリイミドフィルム製ベルト本体の表
面の巾両端部に、うねり形状に打ち抜いた巾20mmの
ポリエチレンテレフタレ−トメッシュをシリコ−ンゴム
接着剤で固着してグリッパ−を設け、グリッパ−間にシ
リコ−ンゴムをコ−ティングしてエンドレスベルトを製
作した。段差hは190μmであった。このエンドレス
ベルトを図1の(イ)において、外径40mm、長さ4
00mm、温度180℃の定着ロ−ルに接触角θ=45
°で張掛し、加圧ロ−ルを120kgfで押付け、定着
ロ−ルを表面にシリコンオイルを塗布しつつニップ圧4
kgf/cm2、回転速度100mm/secで駆動
し、複写した。エンドレスベルトの速度は90mm/s
ec以上であり、10000枚の複写後も実質上すべり
なく円滑に従動させることができた。勿論、定着ロ−ル
に異常は観られなかった。なお、グリップ力を測定した
ところ、2.0kgfであった。
径80mmの管状ポリイミドフィルム製ベルト本体の表
面の巾両端部に、うねり形状に打ち抜いた巾20mmの
ポリエチレンテレフタレ−トメッシュをシリコ−ンゴム
接着剤で固着してグリッパ−を設け、グリッパ−間にシ
リコ−ンゴムをコ−ティングしてエンドレスベルトを製
作した。段差hは190μmであった。このエンドレス
ベルトを図1の(イ)において、外径40mm、長さ4
00mm、温度180℃の定着ロ−ルに接触角θ=45
°で張掛し、加圧ロ−ルを120kgfで押付け、定着
ロ−ルを表面にシリコンオイルを塗布しつつニップ圧4
kgf/cm2、回転速度100mm/secで駆動
し、複写した。エンドレスベルトの速度は90mm/s
ec以上であり、10000枚の複写後も実質上すべり
なく円滑に従動させることができた。勿論、定着ロ−ル
に異常は観られなかった。なお、グリップ力を測定した
ところ、2.0kgfであった。
【0031】〔比較例1〕実施例に対しグリッパ−を省
略したエンドレスベルトを用い、他は実施例1と同様に
して定着ロ−ルを駆動した。グリップ力が0.3kgf
であり、エンドレスベルトを従動させることができなか
った。エンドレスベルトを従動させるには、加圧ロ−ル
をほぼ600kgfもの高い押付け力で押付ける必要が
あり、至難である。
略したエンドレスベルトを用い、他は実施例1と同様に
して定着ロ−ルを駆動した。グリップ力が0.3kgf
であり、エンドレスベルトを従動させることができなか
った。エンドレスベルトを従動させるには、加圧ロ−ル
をほぼ600kgfもの高い押付け力で押付ける必要が
あり、至難である。
【0032】〔比較例2〕実施例1に対しグリッパ−の
縁端を直線状とした以外、実施例1と同じとした。実施
例1と同様に複写を行ったところ、ほぼ4500枚目で
エンドレスベルトのグリッパ−縁端に接する定着ロ−ル
箇所に異常が認められた。
縁端を直線状とした以外、実施例1と同じとした。実施
例1と同様に複写を行ったところ、ほぼ4500枚目で
エンドレスベルトのグリッパ−縁端に接する定着ロ−ル
箇所に異常が認められた。
【0033】
【発明の効果】本発明に係る定着装置は、定着ロ−ルに
エンドレスベルトをニップ領域において接触させ、未定
着トナ−を担持させた記録シ−トをエンドレスベルトを
巻き掛けした圧力ロ−ルと前記定着ロ−ルとの間のグリ
ップ力で牽引しつつ定着ロ−ルとエンドレスベルトとの
間に通過させて前記ニップ領域で未定着トナ−を記録シ
−ト上に定着させる装置において、エンドレスベルトの
巾端部にグリッパ−を設け、そのグリッパ−の強い圧縮
でエンドレスベルトの巾端部の局部的集中加圧でグリッ
プ力を発生させており、局部的集中加圧のために低い加
圧ロ−ル押付け力で所定のグリップ力を発生させること
ができ、加圧ロ−ル押付け器の小型化により定着装置全
体のコンパクト化を図ることができる。また、グリッパ
−の縁端を非直線状にしてグリッパ−縁端の定着ロ−ル
との接触箇所を分散させているから、その定着ロ−ル箇
所の損傷をよく抑えることができ、この抑制効果と加圧
ロ−ルの押付け力の低減とのために定着ロ−ルの長寿命
化を図ることができる。さらに、エンドレスベルトの巾
端部の集中加圧のために、記録シ−トの実質的なトナ−
定着領域巾での加圧圧力を充分にひくくできるので、容
易にオフセットを防止できる。
エンドレスベルトをニップ領域において接触させ、未定
着トナ−を担持させた記録シ−トをエンドレスベルトを
巻き掛けした圧力ロ−ルと前記定着ロ−ルとの間のグリ
ップ力で牽引しつつ定着ロ−ルとエンドレスベルトとの
間に通過させて前記ニップ領域で未定着トナ−を記録シ
−ト上に定着させる装置において、エンドレスベルトの
巾端部にグリッパ−を設け、そのグリッパ−の強い圧縮
でエンドレスベルトの巾端部の局部的集中加圧でグリッ
プ力を発生させており、局部的集中加圧のために低い加
圧ロ−ル押付け力で所定のグリップ力を発生させること
ができ、加圧ロ−ル押付け器の小型化により定着装置全
体のコンパクト化を図ることができる。また、グリッパ
−の縁端を非直線状にしてグリッパ−縁端の定着ロ−ル
との接触箇所を分散させているから、その定着ロ−ル箇
所の損傷をよく抑えることができ、この抑制効果と加圧
ロ−ルの押付け力の低減とのために定着ロ−ルの長寿命
化を図ることができる。さらに、エンドレスベルトの巾
端部の集中加圧のために、記録シ−トの実質的なトナ−
定着領域巾での加圧圧力を充分にひくくできるので、容
易にオフセットを防止できる。
【図1】本発明に係る定着装置を示す図面である。
【図2】本発明に係る定着装置用エンドレスベルトの一
例を示す図面である。
例を示す図面である。
【図3】本発明に係る定着装置用エンドレスベルトの上
記と別の例を示す図面である。
記と別の例を示す図面である。
【図4】本発明に係る定着装置用エンドレスベルトの上
記と別の例を示す図面である。
記と別の例を示す図面である。
【図5】本発明に係る定着装置用エンドレスベルトの上
記と別の例を示す図面である。
記と別の例を示す図面である。
【図6】従来の定着装置を示す図面である。
1 定着ロ−ル 2 エンドレスベルト 21 ベルト本体 22 縁端が波形またはうねり曲線状のグリ
ッパ− 310 梯子形フィルム 3100 メッシュ状フィルム 4 加圧ロ−ル n ニップ領域
ッパ− 310 梯子形フィルム 3100 メッシュ状フィルム 4 加圧ロ−ル n ニップ領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松下 喜一郎 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号 日東 電工株式会社内 (72)発明者 石崎 哲 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号 日東 電工株式会社内 (72)発明者 高山 嘉也 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号 日東 電工株式会社内 Fターム(参考) 2H033 BA02 BA11 BB39 3F049 BA01 DA03 LA02 LB03
Claims (4)
- 【請求項1】定着ロ−ルにエンドレスベルトをニップ領
域において接触させ、未定着トナ−を担持させた記録シ
−トをエンドレスベルトを巻き掛けした圧力ロ−ルと前
記定着ロ−ルとの間のグリップ力で牽引しつつ定着ロ−
ルとエンドレスベルトとの間に通過させて前記ニップ領
域で未定着トナ−を記録シ−ト上に定着させる装置にお
いて、エンドレスベルトの巾の少なくとも片端部に沿い
縁端が非直線状のグリッパ−を設けたことを特徴とする
定着装置。 - 【請求項2】定着ロ−ルにエンドレスベルトをニップ領
域において接触させ、未定着トナ−を担持させた記録シ
−トをエンドレスベルトを巻き掛けした圧力ロ−ルと前
記定着ロ−ルとの間のグリップ力で牽引しつつ定着ロ−
ルとエンドレスベルトとの間に通過させて前記ニップ領
域で未定着トナ−を記録シ−ト上に定着させる装置にお
けるエンドレスベルトであり、ベルト巾の少なくとも片
端部に沿い縁端が非直線状のグリッパ−を設けたことを
特徴とする定着装置用エンドレスベルト。 - 【請求項3】非直線状が波状またはうねり曲線状である
請求項2記載の定着装置用エンドレスベルト。 - 【請求項4】グリッパ−を、メッシュ状フィルム、また
は不織布或いは織布をベルト本体の巾端部に接着するこ
とにより設けた請求項2または3記載の定着装置用エン
ドレスベルト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11113588A JP2000305387A (ja) | 1999-04-21 | 1999-04-21 | 定着装置及び定着装置用エンドレスベルト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11113588A JP2000305387A (ja) | 1999-04-21 | 1999-04-21 | 定着装置及び定着装置用エンドレスベルト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000305387A true JP2000305387A (ja) | 2000-11-02 |
Family
ID=14616032
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11113588A Pending JP2000305387A (ja) | 1999-04-21 | 1999-04-21 | 定着装置及び定着装置用エンドレスベルト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000305387A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002207389A (ja) * | 1995-05-16 | 2002-07-26 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像定着装置 |
-
1999
- 1999-04-21 JP JP11113588A patent/JP2000305387A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002207389A (ja) * | 1995-05-16 | 2002-07-26 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像定着装置 |
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