JP2000305065A - ディスプレイ装置およびこれに用いる液晶表示体 - Google Patents

ディスプレイ装置およびこれに用いる液晶表示体

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JP2000305065A
JP2000305065A JP11111449A JP11144999A JP2000305065A JP 2000305065 A JP2000305065 A JP 2000305065A JP 11111449 A JP11111449 A JP 11111449A JP 11144999 A JP11144999 A JP 11144999A JP 2000305065 A JP2000305065 A JP 2000305065A
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display
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display device
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Katsuhiko Asai
克彦 浅井
Hiroshi Otsuka
博司 大塚
Kiyobumi Hashimoto
清文 橋本
Shuichiro Kaneko
修一郎 金子
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置本体から表示体を取り外しても表示を保
つことができ、外した後も別の表示体を装着して書込み
を続行でき、衝撃に強く、構成が簡素で、美しい表示を
行うことができるディスプレイ装置を提供する。 【解決手段】 ディスプレイ装置10は、一対の電極付
き可撓性樹脂基板間に室温でコレステリック相を示す液
晶を挟持してなり電圧無印加状態で表示状態を維持す
る、赤色用、緑色用、青色用の3つの表示層を含む液晶
表示体100と、LCDコントローラ50および駆動I
C55からなる駆動制御部と、電池等の電源71および
配電器72からなる電源供給部と、液晶表示体100と
駆動制御部と電源供給部とを収容する枠体40筐体とを
備えており、液晶表示体100は枠体40から取り外し
可能としてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像や文字等の情
報を表示するためのディスプレイ装置およびこれに用い
る液晶表示体に関する。
【0002】
【従来の技術】強誘電液晶を用いた表示体を本体から着
脱可能とした情報端末装置が特開平5−35223号公
報に提案されている。この装置は、数行の文字列を表示
するディスプレイとキーボードとを備えた情報端末装置
本体と、着脱口を介して装置本体に着脱自在に設けられ
た強誘電液晶表示体とを備えたものである。この装置に
よれば、メモリ性のある強誘電液晶素子を表示体として
用いることにより、表示体を本体から分離した後も表示
を維持することができるとされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しなしながら、強誘電
液晶を用いた表示体では、透明基板に設けた配向膜によ
って液晶分子の配列方向を所定の方向に揃えることが必
要であるため衝撃に弱く、わずかな振動で配列状態が乱
されて表示状態が変化してしまうという問題があった。
したがって、強誘電液晶を用いた表示体を装置本体から
取外した状態では、元の表示状態を維持することがより
困難になる。また、強誘電液晶を用いた表示体では、単
位画素において複数の色を可変表示することができない
ので、カラー画像を表示する場合は、RGB各色を平面
状に並べたマイクロカラーフィルタが必要である。この
ため、高精細なフルカラー画像を表示することが困難で
あった。さらに、強誘電液晶を用いた表示体では、液晶
層の上下に偏光板を設けなければならず、構成が複雑に
なったり表示体が重くなるという問題があった。
【0004】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、画像を表示する表示体を装置本体から取り外し
可能に設けるとともに、表示体を装置本体から取り外し
たときも表示が損なわれることなく維持されるようにし
た新規かつ有用なディスプレイ装置を提供することを課
題とする。また、本発明の他の目的は、耐衝撃性に優れ
たディスプレイ装置を提供することにある。さらに本発
明の他の目的は上記ディスプレイ装置に用いられる新規
かつ有用な液晶表示体を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための構成、作用及び効果】上記課題
を解決するため、本発明のディスプレイ装置は、一対の
電極付き基板間に室温でコレステリック相を示す液晶を
挟持してなり電圧無印加状態で表示状態を維持する表示
層を含む液晶表示体と、該一対の電極間に電圧を印加し
て液晶表示体に表示を行わせる駆動制御部と、該駆動制
御部に電力を供給する電源供給部と、前記液晶表示体と
駆動制御部と電源供給部とを収容する筐体とを備え、前
記液晶表示体を筐体から取り外し可能としたことを特徴
とする。このような構成により、書換えを終了した後や
表示体を装置本体から取り外したときにも表示を維持す
ることができ、しかも耐衝撃性が良好なディスプレイ装
置とすることができる。
【0006】上記ディスプレイ装置は、液晶表示体の装
着を検出する検出手段を備えていてもよい。このような
検出手段を有することにより、駆動制御部の動作を液晶
表示体の有無に合わせて実行することができる。
【0007】液晶表示体を筐体内に複数装着可能として
もよい。この場合、複数の液晶表示体を平面状に並べて
配置可能としてもよいし、複数の液晶表示体を重ねて装
着可能としてもよい。複数の液晶表示体を平面状に並べ
て配置可能とする場合、複数の表示体により、多くの情
報を一度に表示でき、また多彩な表現が行える。複数の
液晶表示体の装着を検出する検出手段を設け、複数の液
晶表示体の装着が検出されたときこの複数の液晶表示体
に拡大表示したり、少なくとも一つの液晶表示体の脱離
が検出されたとき残りの液晶表示体に縮小表示するよう
にしてもよい。こうすることで自動的に液晶表示体の装
着状態に合った表示を行うことができる。一方、複数の
液晶表示体を重ねて装着可能としてもよい。この場合、
複数の表示体を入替えなくても書き込みの済んだ表示体
を取り外してやれば別の表示体に表示を行うことができ
る。
【0008】画面のリセットを指示するためのリセット
指示手段を設けてもよい。リセット指示手段を設けるこ
とで操作者の所望で画面をリセットすることができ、表
示が不必要に継続されつづけるのを防ぐことができる。
【0009】液晶表示体に対する相対位置を変更可能な
可動部を筐体に設け、この可動部の移動により駆動制御
部の電圧印加端子が液晶表示体の電極に電気的に接離さ
れるようにしてもよい。このようにすることで、液晶表
示体の着脱の際に液晶表示体の電極や電極端子が損傷す
るのを防止することができる。
【0010】また、本発明の液晶表示体は、一対の電極
付き可撓性樹脂基板間に室温でコレステリック相を示す
液晶を挟持してなり電圧無印加状態で表示状態を維持す
る表示層と、上記ディスプレイ装置の駆動制御部に接離
可能な電極端子とを備え、前記表示層は、スペーサと、
表示領域内に設けられ前記一対の基板を接着支持する樹
脂構造物とを含むことを特徴とする。このようにするこ
とにより、駆動制御部や電源などを有することなく表示
を保つことができ、しかも構成が簡素で軽量となり、さ
らに耐衝撃性に優れ扱いが容易な液晶表示体とすること
ができる。
【0011】液晶表示体が複数の表示層を備えたもので
あってもよい。こうすることで反射率を高くしたり、多
彩な表示が行なえるようになる。また、画素ごとに表示
色を変えることができる。液晶表示体が、赤、緑、青に
対応する複数の表示層を備えたものであれば、各画素ご
とに任意の色を表示でき高品位なカラー表示を行うこと
が可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るディスプレイ
装置の実施形態について、添付図面を参照して説明す
る。
【0013】<ディスプレイ装置の構成>図1〜図3
は、本発明の一実施形態であるディスプレイ装置10の
外観図である。図1に示すように、ディスプレイ装置1
0は、パソコン1のサブディスプレイとして使用される
もので、支持台20と、支持アーム30と、枠体40と
フルカラーの液晶表示体100とを含んでいる。枠体4
0には液晶表示体100を着脱するためのスリット状の
着脱口41が設けられている。支持アーム30は枠体4
0を回転可能に支持しており、図1では鉛直方向に寸法
の長い縦型のディスプレイとして表示を行っている例を
示し、図2では枠体40を回転して水平方向に寸法の長
い横型のディスプレイとして表示を行っている例を示し
ている。図3は、液晶表示体100を取り外す際の様子
を示す図である。後述するように、液晶表示体100は
メモリ性を有するため枠体40から取り外しても表示を
維持することができる。また、液晶表示体100が破損
したときなどに容易に新しい表示体に交換できるという
メリットもある。
【0014】ディスプレイ装置10には頻繁に書き換え
る必要のない固定情報、例えば、スケジュール表、カレ
ンダ、電話帳、住所録、メモ、地図、電子メール着信情
報などが表示される。これらの固定情報をサブディスプ
レイに表示することにより、パソコン1のメインディス
プレイの全領域を有効に使用して編集等の作業を効率よ
く行うことができようになる。マルチウインドウを表示
する際に別ウィンドウの下に隠れる非アクティプウィン
ドウを表示させたり、最後に閉じられたウィンドウを表
示させてもよい。鑑賞用画像を表示させてもよい。いず
れにしても後述するようにディスプレイ装置10はカラ
ー表示が可能であるためカラフルで視認性のよい美しい
表示が可能である。また、各画素ごとにフルカラーの表
示が行えるので、高精細なフルカラー表示が可能であ
る。
【0015】図1および図2に示すように、装着時に枠
体40から液晶表示体100が突出していないので、操
作者が不用意に液晶表示体100を損傷したり、液晶表
示体100を大型化しても端子部に過度に力が掛かって
損傷するという問題がない。
【0016】図4は、ディスプレイ装置10本体から取
り外した液晶表示体100aとディスプレイ装置10と
を並べて表示を行う様子を示している。図4に示すよう
に、書き込みを行った液晶表示体100aをディスプレ
イ装置10から取り外して架台900に載置するととも
に、別の液晶表示体100bをディスプレイ装置10に
装着して表示を行うことにより、1台のディスプレイ装
置で複数の画面を表示することができる。
【0017】図5は、ディスプレイ装置10の縦断面図
であり、液晶表示体100とディスプレイ装置10本体
に設けられた液晶表示体の駆動制御部との接続の様子を
示している。図5に示すように、枠体40は背面固定枠
42と前面枠43とからなり、前面枠43は固定具44
によって背面固定枠42に締め付け/固定される。この
とき、液晶表示体100は固定枠42に設けた位置決め
兼押出し部材45によって位置決めされ、装着状態はセ
ンサ46によって検出される。また、以下に詳述するよ
うに、液晶表示体100にはマトリクス状に配置された
走査電極及び信号電極が設けられ、これらの電極の端子
部がディスプレイ装置への装着時に走査駆動IC端子部
133および信号駆動IC端子部134に電気的に接続
される。
【0018】一方、操作者が枠体40の端部に設けられ
た固定具44を緩めると、前面枠43が手前側にスライ
ドし、位置決め兼押し出し部材45によって液晶表示体
100の端部が枠体40の着脱口41から押出される。
操作者はこの押出された液晶表示体100の端部を掴ん
で取り外すことができる。なお、液晶表示体100の取
り外し時に端部の電極を保護するためのカバーを装着す
るようにしてもよい。このカバーは、液晶表示体100
が通常の紙等の記録媒体と誤って使用され、シュレッダ
装置に投入されて細断されてしまうのを防ぐような硬質
のものであってもよい。また、液晶による表示領域をフ
ィルムの一部のみに設け、他の部分は印刷により固定表
示を行うようにしてもよい。前面枠43に液晶表示体を
覆うように硬質の透明保護カバーを設けてもよい。
【0019】なお、枠体40の回転は操作者が枠体40
を持って回転させるようにしてもよいし、枠体40の回
転軸31にモータなどの駆動機構を設け自動で回転させ
るようにしてもよい。
【0020】<液晶表示体の構成>図6は、液晶表示体
100の断面図である。図6に示すように、液晶表示体
100は光吸収層121の上に、赤色の選択反射と透明
状態の切り換えにより表示を行う赤色表示層111Rを
配し、その上に緑色の選択反射と透明状態の切り換えに
より表示を行う緑色表示層111Gを積層し、さらに、
その上に青色の選択反射と透明状態の切り換えにより表
示を行う青色表示層111Bを積層したものである。
【0021】各表示層111R、111G、111B
は、それぞれ透明電極を形成した透明基板112間に樹
脂製柱状構造物115、液晶116及びスペーサ117
を挟持したものである。透明電極113、114上には
必要に応じて絶縁膜118、配向制御膜119が設けら
れる。また、基板112の外周部(表示領域外)には液
晶116を封止するためのシール材120が設けられ
る。
【0022】透明電極113、114はそれぞれ駆動I
C端子部に接続するために外方に引き出されている。図
6では信号電極114が信号駆動IC端子部134に異
方性導電ゴム141を介して接続される状態を示す。そ
して、透明電極113、114の間には駆動制御部から
それぞれ所定のパルス電圧が印加される。この印加電圧
に応答して、液晶116が可視光を透過する透明状態と
特定波長の可視光を選択的に反射する選択反射状態との
間で表示が切り換えられる。なお、電極端子部分の構成
は、走査電極も信号電極と同様の構成である。
【0023】各表示層111R、111G、111Bに
設けられている透明電極113、114は、ぞれぞれ微
細な間隔を保って平行にならべられた複数の帯状電極よ
りなり、その帯状電極の並ぶ向きが互いに直角方向とな
るように対向させてある。これら上下の帯状電極に順次
通電が行われる。すなわち、各液晶層116に対してマ
トリクス状に順次電圧が印加されて表示が行われる。こ
れをマトリクス駆動と称する。このようなマトリクス駆
動を各表示層ごとに順次、もしくは同時に行うことによ
り液晶表示体100にフルカラー画像の表示を行う。
【0024】詳しくは、2枚の基板間に室温でコレステ
リック相を示す液晶を挟持した液晶表示素子では、液晶
の状態をプレーナ状態とフォーカルコニック状態に切り
換えて表示を行う。液晶がプレーナ状態の場合、液晶の
螺旋ピッチをP、液晶の平均屈折率をnとすると、波長
λ=P・nの光が液晶によって選択的に反射される。ま
た、フォーカルコニック状態では、コレステリック液晶
の選択反射波長が赤外光域にある場合には散乱し、それ
よりも短い場合には散乱が弱くなり可視光が透過され
る。そのため、選択反射波長を可視光域に設定し、素子
の観察側と反対側に光吸収層を設けることにより、プレ
ーナ状態で選択反射色の表示、フォーカルコニック状態
で黒の表示が可能になる。また、選択反射波長を赤外光
域に設定し、素子の観察側と反対側に光吸収層を設ける
ことにより、プレーナ状態では赤外光域の波長を反射す
るが可視光域の波長の光は透過するので黒の表示、フォ
ーカルコニック状態では散乱による白の表示が可能にな
る。
【0025】<フルカラー表示>各表示層111R、1
11G、111Bを積層した液晶表示体100は、青色
表示層111Bおよび緑色表示層111Gを液晶がフォ
ーカルコニック配列となった透明状態とし、赤色表示層
111Rを液晶がプレーナ配列となった選択反射状態と
することにより、赤色表示を行うことができる。また、
青色表示層111Bを液晶がフォーカルコニック配列と
なった透明状態とし、緑色表示層111Gおよび赤色表
示層111Rを液晶がプレーナ配列となった選択反射状
態とすることにより、イエローの表示を行うことができ
る。同様に、各液晶素子の状態を透明状態と選択反射状
態を適宜選択することにより赤、緑、青、白、シアン、
マゼンタ、イエロー、黒の表示が可能である。さらに各
表示層111R、111G、111Bの状態として中間
の選択反射状態を選択することにより中間色が表示さ
れ、フルカラー表示素子として利用できる。
【0026】液晶表示体100における各表示層111
R、111G、111Bの積層順については、図6に示
す以外の場合も可能である。しかし、短波長領域に比べ
て長波長領域の光の方が透過率が高いことを考慮する
と、上側の層に含まれる液晶の選択反射波長の方を下側
の層に含まれる液晶の選択反射波長よりも短くしておく
方が、下側の層へより多くの光が透過するので明るい表
示を行うことができる。従って、観察側(矢印A方向)
から順に、青色表示層111B、緑色表示層111G、
赤色表示層111Rとなることが最も望ましく、この状
態が最も好ましい表示品位が得られる。
【0027】<液晶表示体の各種材料>透明基板112
としては、無色透明のガラス基板や透明樹脂フィルムを
使用することができる。透明樹脂フィルムの材料として
は、ポリカーボネイト樹脂、ポリエーテルスルホン(P
ES)樹脂、ポリエチレンテレフタレート(PET)樹
脂、ノルボルネン樹脂、ポリアリレート樹脂、非晶質ポ
リオレフィン樹脂、変性アクリレート樹脂等が挙げられ
る。樹脂フィルムの特性としては、高透過性、光学異方
性がない、寸法安定性、表面平滑性、耐摩擦性、耐屈曲
性、高電気絶縁性、耐薬品性、耐液晶性、耐熱性、耐湿
性、ガスバリヤー性等があり、使用する環境や用途に合
わせて必要な特性を持つものを選択すればよい。いずれ
にしても、フィルム基板を使用することにより、フレキ
シブルで軽量な液晶表示体とすることができる。
【0028】透明電極113、114としては、Ind
ium Tin Oxide(ITO)等の透明電極が
使用可能であり、アルミニウム、シリコン等の金属電
極、あるいはアモルファスシリコン、BSO(Bism
uth Silicon Oxide)等の光導電性膜
を使用することもできる。また、最下層の透明電極11
4については光吸収体としての役割も含めて黒色の電極
を使用することができる。
【0029】絶縁層118はガスバリア層としても機能
するように酸化シリコンなどの無機膜あるいはポリイミ
ド樹脂、エポキシ樹脂などの有機膜が用いられ、基板1
12間のショートを防いだり、液晶の信頼性を向上させ
る。また、配向制御膜119としてはポリイミドが代表
的なものである。
【0030】液晶116としては、室温でコレステリッ
ク相を示すものが好ましく、特に、ネマティック液晶に
カイラル材を添加してなるカイラルネマティック液晶が
好適である。カイラル材は、ネマティック液晶に添加さ
れた場合にネマティック液晶の分子を捩る作用を有する
添加剤である。カイラル材をネマティック液晶に添加す
ることにより、所定の捩れ間隔を有する液晶分子の螺旋
構造が生じ、これによりコレステリック相を示す。
【0031】カイラルネマティック液晶は、カイラル材
の添加量を変えることにより、螺旋構造のピッチを変化
させることができ、これにより液晶の選択反射波長を制
御することができるという利点がある。なお、一般的に
は、液晶分子の螺旋構造のピッチを表す用語として、液
晶分子の螺旋構造に沿って液晶分子が360度回転した
ときの分子間の距離で定義される「ヘリカルピッチ」を
用いる。
【0032】図7は樹脂構造物の配置状態を示す図であ
る。図7に示すように、表示領域内の樹脂構造物は、例
えば、格子配列などの所定の配置規則に基づいて、一定
の間隔をおいて配列された、円柱状、四角柱状、あるい
は楕円柱状などのドット状のものとすることができる。
ドット状樹脂構造物の大きさや配列ピッチは、液晶素子
の大きさや画素解像度により適宜選択され得るが、電極
間に優先的にドット状樹脂構造物を配置すると開口率が
上昇するため好ましい。もちろん、ドット状のものに限
らず、樹脂構造物の配列パターン、大きさ、配列ピッ
チ、形状等は適宜選択され得る。
【0033】樹脂構造物としては、加熱により軟化し冷
却により固化するような材料を用いる。また、使用する
液晶材料と化学反応を起こさず適度な弾性を有する有機
物質が好適である。このような樹脂材料として熱可塑性
高分子材料を用いることが好ましい。
【0034】熱可塑性高分子材料としては、例えば、ポ
リ塩化ビニル樹脂、ポリ塩化ビニリデン樹脂、ポリ酢酸
ビニル樹脂、ポリメタクリル酸エステル樹脂、ポリアク
リル酸エステル樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリアミド樹
脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、フッ素樹
脂、ポリウレタン樹脂、ポリアクリロニトリル樹脂、ポ
リビニールエーテル樹脂、ポリビニールケトン樹脂、ポ
リエーテル樹脂、ポリビニールピロリドン樹脂、飽和ポ
リエステル樹脂、ポリカーボネート樹脂、塩素化ポリエ
ーテル樹脂等が挙げられ、これら1種類かこれらの混合
物を少なくとも含むような材料から樹脂構造物が形成さ
れる。
【0035】スペーサ117としては、加熱や加圧によ
って変形しない硬質材料からなる粒子が好ましく、例え
ば、ガラスファイバーを微細化したもの、ボール状の珪
酸ガラス、アルミナ粉末等の無機系材料、あるいはジビ
ニルベンゼン系架橋重合体やポリスチレン系架橋重合体
等の有機系合成球状粒が使用可能である。
【0036】このように、2枚の基板間のギャップを所
定の大きさに保つ硬質のスペーサと、表示領域内に所定
の配置規則に基づいて配置され上記一対の基板を接着支
持する熱可塑性高分子材料を主成分とする樹脂構造物と
を設けることにより、基板の全域にわたって両基板を強
固に支持するとともに、配列ムラがなく、しかも、低温
環境下において気泡の発生を抑えることができる。
【0037】<液晶表示体の製造例>ここで、液晶表示
体100の製造例について簡単に説明する。まず、2枚
の透明基板上にそれぞれ複数の帯状の透明電極を形成す
る。透明電極は、基板上にITO膜をスパッタリング法
等で形成した後、フォトリソグラフィ法によりパターニ
ングを行って形成する。
【0038】次に、透明な絶縁膜や配向制御膜を各基板
の透明電極形成面に形成する。絶縁膜および配向制御膜
は、それぞれ、酸化シリコン等の無機材料やポリイミド
樹脂などの有機材料を用いて、スパッタリング法、スピ
ンコート法、あるいはロールコート法など公知の方法に
よって形成することができる。なお、配向制御膜には通
常ラビング処理は施さない。配向制御膜の働きはまだ明
確でないが、配向制御膜の存在により、液晶分子に対し
てある程度のアンカリング効果を持たせることができる
ものと考えられ、液晶表示素子の特性が経時的に変化す
るのを防止することができる。また、これらの薄膜に色
素を添加するなどしてカラーフィルタを設け色純度やコ
ントラストを高めるようにしてもよい。
【0039】こうして透明電極、絶縁膜、および配向制
御膜が設けられた一方の基板の電極形成面に樹脂構造物
を形成する。樹脂構造物は、樹脂を溶剤に溶解したペー
スト状の樹脂材料を、スクリーン版やメタルマスク等を
介してスキージで押し出して平板上に載置した基板に印
刷を行う印刷法、ディスペンサ法やインクジェット法な
どの、樹脂材料をノズルの先から基板上に吐出して形成
する方法、あるいは、樹脂材料を平板あるいはローラ上
に供給した後、これを基板表面に転写する転写法などに
より形成することができる。樹脂構造物の形成時の高さ
は、所望の液晶表示層の厚みより大きくすることが望ま
しい。
【0040】他方の基板の電極形成面には、紫外線硬化
樹脂や熱硬化性樹脂等を用いてシール材を設ける。シー
ル材は、基板の外縁部で連続な環状に配置する。シール
材の配置は、上述した樹脂構造物と同様に、ディスペン
サ法やインクジェット法など樹脂をノズルの先から基板
上に吐出して形成する方法や、スクリーン版、メタルマ
スク等を用いた印刷法、樹脂を平板あるいはローラ上に
形成した後、透明基板上に転写する転写法などによって
行なえばよい。次に、少なくとも一方の基板の表面に、
従来公知の方法によりスペーサを散布する。
【0041】そして、これら一対の基板を電極形成面が
対向するように重ね合わせ、この基板対の両側から加圧
しながら加熱する。加圧および加熱は、例えば、図8に
示すように、平板150上に樹脂構造物115が形成さ
れた基板112aを載せ、対向基板112bを重ねて、
端部から加熱・加圧ローラ151により加熱・加圧しな
がら、ローラ151と平板150との間を通過させるこ
とにより行なうことができる。このような方法を用いる
と、フィルム基板などの可撓性を有するフレキシブル基
板を用いても精度よく液晶素子を作製することができ
る。熱可塑性高分子材料で樹脂構造物を形成しておく
と、樹脂構造物を加熱により軟化させ冷却により固化さ
せて、樹脂構造物で両基板を接着させることができる。
また、シール材として熱硬化性樹脂材料を用いた場合
は、この基板の重ね合わせの際の加熱によりシール材を
硬化させるとよい。
【0042】この重ね合わせ工程において、液晶材料を
一方の基板上に滴下し、基板の重ね合わせと同時に液晶
材料を液晶素子に注入する。この場合、予めスペーサを
液晶材料に含ませておき、これを少なくとも一方の基板
の帯状電極形成面に滴下すればよい。
【0043】液晶材料を基板の端部に滴下し、ローラで
基板を重ね合わせながら液晶材料を他端へと押し広げる
ことにより、基板全域に液晶材料を充填することができ
る。こうすることにより、液晶材料の基板を重ね合わせ
る際に気泡が生じてこれを巻き込むのを低減することが
できる。
【0044】その後、少なくとも樹脂構造物を構成する
樹脂材料の軟化温度以下まで基板温度が低下するまで基
板を加圧し続けてから加圧をやめ、さらに、シール材と
して光硬化性樹脂材料を用いた場合は、この後光照射を
行なってシール材を硬化させる。こうして液晶素子を作
製する。
【0045】同様の手順で、液晶材料を選択反射波長が
異なるものに変更し、青色表示用、緑色表示用、および
赤色表示用の液晶素子を作製する。こうして作製した液
晶素子を3層積層し、これらを接着剤で貼りつけ、さら
に最下層に光吸収層を形成してフルカラーの液晶表示体
とする。
【0046】<電源/制御回路>図9は、電源回路のブ
ロック図である。図9に示すように、電源供給部は、電
池等の電源71と配電器72にて構成されている。配電
器72は中央処理装置(CPU)51、LCDコントロ
ーラ50、他の制御回路74、昇圧回路75、入出力デ
バイス73へ電力を供給する。CPU51はLCDコン
トローラ50、他の制御回路74、入出力デバイス73
と信号を交換し合う。昇圧回路75は駆動IC55へ所
定スペックの電力を供給する。LCDコントローラ50
は、CPU51と連係して駆動IC55を動作させ液晶
表示素子100を駆動制御する。CPU51は、電源ス
イッチオンにより起動するものであってもよいし、電池
等の電源71を装着したときから作動し始め、待機時は
スリープモードにあり電源スイッチオンで起床モードに
移るものであってもよい。また、昇圧回路75はCPU
51からの指令により、オン・オフすることが可能であ
る。
【0047】図10は、ディスプレイ装置10の制御回
路の構成と装置内のデータの流れとを示すブロック図で
ある。図10に示すように、制御回路には、中央処理装
置51と、画像データを一時記憶する画像メモリ52
と、パソコン等の外部機器1からデータを受け取るイン
ターフェース53と、インタフェース53を介して送ら
れる画像データに各種の画像処理を施す画像処理装置5
4と、各種制御プログラムを記憶したROM57と、各
種情報を一時記憶するRAM58とが設けられている。
【0048】インターフェース53を通じて送信されて
くる画像データは画像処理装置54を介して画像メモリ
52に一旦記憶される。この画像メモリ52に蓄積され
たデータに基づいてLCDコントローラ50が駆動IC
55を制御し、液晶表示素子100の各走査電極および
信号電極間に順次電圧を印加し、液晶表示素子100に
画像を書込む。液晶表示体100はディスプレイ装置1
0本体から取り外しても表示を保つことができる。ま
た、液晶表示体100を取り外した後も別の表示体を装
着して書込みを続行できる。
【0049】図11に示すように、液晶表示体100の
画素構成は、それぞれ複数本の走査電極R1〜Rmと信
号電極C1〜Cn(n、mは自然数)とのマトリクスで
表される。走査電極R1〜Rmは走査駆動ICの出力端
子に接続され、信号電極C1〜Cnは信号駆動ICの出
力端子に接続されている。走査駆動ICは、走査電極R
1〜Rmのうち所定のものに選択信号を出力して選択状
態とする一方、その他の電極には非選択信号を出力し非
選択状態とする。走査駆動ICは、所定の時間間隔で電
極を切替えながら順次各走査電極に選択信号を印加して
ゆく。一方、信号駆動ICは、選択状態にある走査電極
上の各画素を書き換えるべく、画像データに応じた信号
を各信号電極に同時に出力する。例えば、走査電極Ra
が選択されると(aはa≦mを満たす自然数)、この走
査電極Raと各信号電極C1〜Cnとの交差部分の画素
が同時に書き換えられる。これにより、各画素における
走査電極と信号電極との電圧差が画素の書き換え電圧と
なり、画素がこの書き換え電圧に応じて書き換えられ
る。液晶表示層に含まれるコレステリック液晶は、液晶
のねじれを解くための第1の閾値電圧をVth1とする
と、電圧Vth1を十分な時間印加した後に電圧を第1
の閾値電圧Vth1よりも小さい第2の閾値電圧Vth
2以下に下げるとプレーナ状態になる。Vth2以上で
Vth1以下の電圧を十分な時間印加するとフォーカル
コニック状態になる。これらの状態は電圧無印加状態で
も維持される。また、これらの中間の電圧を印加するこ
とにより、中間調の表示、すなわち、階調表示が可能で
ある。信号駆動ICは、次の走査電極が選択されるのに
合わせて出力信号を切替え、次の走査電極の画素を書き
換える。
【0050】各画素の書き換えは上述した方法で行うこ
とができるが、既に画像が表示されている場合、この画
像による影響をなくすために、書き換え前に各画素を全
て同じ表示状態にリセットすることが好ましい。リセッ
トは全画素を一括して行なってもよいし、走査電極ごと
に行ってもよい。例えば、各画素をフォーカルコニック
状態にリセットする場合は、十分な透明状態が得られる
ようにするためには、比較的長い時間が必要であること
が判明しているため、書き換えに先だって全画素を一括
してフォーカルコニック状態にリセットすると、各走査
電極毎にリセットを行う場合に比較して、書き換えの時
間を短くすることができ好ましい。
【0051】<他の液晶表示素子>なお、前記液晶表示
素子においては、樹脂性柱状構造物が液晶表示層内に含
まれる素子構成について説明した。このような構成は、
フィルム基板を用いて軽くしかも表示特性の優れた液晶
表示素子を作製することができるとともに、大型化容
易、駆動電圧が比較的小さい、衝撃に強いといった種々
の優れた特徴を有しており特に有用なものであるが、メ
モリ性液晶自体は必ずしもこの構成に限定されるわけで
はなく、従来公知の高分子の3次元網目構造のなかに液
晶が分散された、あるいは、液晶中に高分子の3次元網
目構造が形成された、いわゆる高分子分散型の液晶複合
膜として液晶表示層を構成することも可能である。
【0052】また、画面が操作者の指などによって押圧
され表示が乱れるのをより効果的に防止するため、液晶
表示体に把持部、持ちしろ、吊り下げ孔などを設けた
り、硬質の専用透明ケースに入れることも有用である。
【0053】<制御手順>以下、ディスプレイ装置10
の動作をフローチャートによって説明する。
【0054】図12はCPU51のメインルーチンを示
す。ここでは、操作者が電源スイッチ23をオンするこ
とによりCPU51が起動し、内部RAMやレジスタ等
を初期化する(ステップS100)。また、昇圧回路7
5を除きCPU51に接続される各部への通電を開始す
る。次に、装着確認センサ46からの出力に基づいて液
晶表示体100がディスプレイ装置10に装着されてい
るかどうかを調べる(ステップS102)。装着されて
いない場合、液晶表示体100が装着されるまでこの確
認動作を繰り返す。液晶表示体100が装着されると次
のステップに進み、LCDコントローラ50および駆動
IC55で構成される液晶表示素子の駆動制御部(ドラ
イバ)を作動状態にする。具体的には駆動IC55に接
続する昇圧回路75をオンして、液晶表示素子100へ
の書き込みが可能な状態とする。また、省電力用タイマ
をスタートさせる(ステップS104)。
【0055】次に、ステップS106、S108、S1
09のサブルーチンを順次コールし、必要な処理を実行
する。すなわち、ステップS106では画面をリセット
したり外部機器から送信される画像データに基づいて画
面を書換える処理を行う画面更新処理を実行する。ステ
ップS108では、所定のタイミングで液晶表示素子1
00の駆動IC55を不作動状態にする。すなわち、駆
動IC55に接続する昇圧回路75を自動的にオフする
省電力処理を実行する。ステップS109では、液晶表
示体100の取外しの際の処理を実行する。これら各処
理の詳細なサブルーチンについては後述する。
【0056】この後、電源スイッチ23のオフ等により
終了指令が出されていることを検知すると(ステップS
110)、CPU51に接続される各部およびCPU5
1自身への通電を停止し、(ステップS112)、処理
を終了する。
【0057】図13は、図12ステップS106の画面
更新処理の詳細を示すフローチャートである。図13に
示すように、まず、ステップS200でリセットキー
(図1に示されているキー22の一つ)がオンされたか
否かを判断する。オンされない場合はステップS210
に進む。リセットキーがオンされたのであれば、ドライ
バがオン状態であるか、すなわち昇圧回路75がオン状
態であるかどうかどうかを確認し、オフ状態の場合は昇
圧回路75をオンした上で、画面をリセットする(ステ
ップS202、S204、S206)。そして、省電力
用タイマを一旦リセットして再スタートし(ステップS
208)リターンする。なお、リセットは、例えば液晶
表示素子に、黒、白、またはその他の単色で画面を塗り
つぶすように書込むことによって行う。これにより、表
示の不要となった画像を消去したり、表示されたままで
他人の目に触れさせたくない画像を消去することができ
る。
【0058】一方、ステップS210では、外部機器1
からのデータ送信要求があるかどうかを判断する。デー
タ送信要求は、例えば外部端末を操作してカレンダやス
ケジュール表など外部端末に記憶された所定の画像をサ
ブディスプレイ上に表示する場合や、外部端末の主画面
上に表示していたウィンドウ上に新たに別のウィンドウ
を開いたり、ウィンドウを閉じたりした場合に、主画面
上から消去されるウィンドウをサブディスプレイに表示
すべく外部端末から送信される。このデータ送信要求が
ない場合は直ちにリターンする。要求がある場合はまず
ドライバがオン状態であるかどうかどうか確認し、オフ
状態である場合はドライバをオン状態にした上で、外部
機器から送信される画像データに基づいて画面を書換え
る(ステップS212、S214、S216)。そし
て、省電力用タイマを一旦リセットしてから再スタート
させ(ステップS218)リターンする。
【0059】図14は、図12ステップS108の省電
力処理の詳細を示すフローチャートである。図14に示
すように、まずドライバが現在オフ状態であるかどうか
を調べる(ステップS300)。ドライバが既にオフ状
態である場合、直ちにリターンする。オン状態である場
合、ステップS302に進み、省電力用タイマがカウン
トアップしたかどうかを判断する。カウントアップして
いない場合は直ちにリターンし、カウントアップしてい
た場合はドライバをオフし(ステップS304)、省電
力用タイマをリセットして(ステップS306)リター
ンする。なお、本実施形態においては、画像書込みから
所定時間経過後(例えば5分後)に昇圧回路75をオフ
し、ドライバを不作動状態とするので、所定時間が経過
するまではディスプレイ装置10が待機状態となってお
り、表示の指令があると直ちに画像の書込みを行うこと
ができる。したがって、短時間の間に続けて画像の書込
みを行う場合の操作性が良好である。
【0060】図15は取外し処理の詳細なフローチャー
トである。図15に示すように、ステップS400で固
定具を緩めるなどの液晶表示体100を取り外す操作が
あったかどうかを検知する。操作がなかった場合は直ち
にリターンし、操作があった場合はドライバがオン状態
であればドライバをオフし、さらに終了指令を出してリ
ターンする(ステップS402、S404、S40
6)。なお、本実施形態では液晶表示体100を取り外
すと電源オフ状態になるように制御しているが、ドライ
バのみをオフするようにしても構わない。また、取外し
キーなどの操作手段を設け、この操作手段を操作してか
ら液晶表示体を取り外すようにしてもよい。
【0061】図16は取外し処理の変形例を示すフロー
チャートである。この変形例は、取外しキーなどの操作
手段を設け、この操作手段の操作により自動的に液晶表
示体をイジェクトしたり、操作手段の操作がないときは
液晶表示体の取外しができないようにする形態に特に好
適である。図16に示すように、上記操作手段の操作な
ど液晶表示体の取外し操作があると(ステップS410
でYes)、ドライバがオフ状態である場合、一旦ドラ
イバをオンして現表示内容に相当する画像を再度書込む
処理を行う(ステップS414、S416)。そしてド
ライバをオフして(ステップS418)リターンする。
こうして、液晶表示体を取り外す際に画像を再書込みす
るので、画面の押圧等により表示が乱れていても画像が
元の良好な表示に戻される。「スタンバイOK」または
「非動作状態」などの案内メッセージを画面に表示した
場合、取り外される前にメッセージを消去することもで
きる。
【0062】以上のようにして、画像書込みを行った液
晶表示体100をディスプレイ装置10から取り外した
後、次に新たな液晶表示体100を装着して次画像を書
込むことができる。こうして装着・書込み・取り外しを
繰り返すことにより、液晶表示体100が複数枚ありさ
えすれば1台のディスプレイ装置10で複数の画像を表
示することができる。これら複数の液晶表示体100
は、イーゼルのような支持体上に順に並べておけばよ
い。
【0063】また、1枚の大きな画像データを各液晶表
示体100ごとに分割して書き込みを行い、各液晶表示
体100を並べて1枚の大きな画像を表示させてもよ
い。装置本体から液晶表示体100を取り外す前に付加
情報を書込むようにしてもよい。例えば、複数枚の表示
体に分割で大画像を書込む際に、表示画像を損なわない
程度に各表示体に表示位置を記すようにしてもよい。
【0064】あるいは、画像書き込みの日時を画像とと
もに書き込むことによって、液晶表示体100が装置本
体から取り外されていた時間を操作者が把握できるよう
にしておき、この時間が所定時間より大きいときにこの
情報を特定のキーの操作等によりディスプレイ装置10
に再入力し、画像を再書込みしてもよい。この場合には
液晶表示体100に対する駆動電圧大きくしたり電圧印
加時間長くし、駆動方法を変更するようにしてもよい。
また、この再入力の再には、画面を一旦リセットしてか
ら書き込んでもよい。あるいは、液晶表示素子からの温
度を検出する手段と、検出された温度に応じて駆動方法
(駆動電圧、印加時間等)を変更する手段とを設け、周
囲環境に関わらず常に良好な表示が行えるようにしても
よい。
【0065】さらに、操作者が一時的にディスプレイ装
置10の前を離れる場合などを考慮して、表示画像の秘
密性を保持するため、表示画面を一時的に不可視化する
手段、例えば壁紙表示手段などを制御回路に内蔵しても
よい。前面枠43に開閉可能な扉やシャッタを設け、デ
ィスプレイ装置10の前を離れる際はこの扉やシャッタ
を閉じるようにしてもよい。
【0066】<第2実施形態>図17は、本発明のディ
スプレイ装置の第2実施形態を示す図である。図17に
示すように、このディスプレイ装置11は2枚の液晶表
示体100a、100bを装着可能としたものである。
2枚の液晶表示体100a、100bの装着位置に対応
して、装着確認センサ461、462が設けられ、信号
駆動IC端子551、552、走査駆動IC端子550
が設けられている。
【0067】ディスプレイ装置11においては、2枚の
液晶表示体100a、100bの装着が確認されたと
き、この2枚の液晶表示体100a、100bによって
フル画像を表示するように拡大表示を行う。また、2枚
の液晶表示体により表示を行っている場合に、1枚の液
晶表示体が取り外されたとき、残りの1枚の液晶表示体
にフル画像を表示するように縮小表示を行う。
【0068】図18は、1枚の液晶表示体100aが装
着されている状態から、2枚の液晶表示体100a、1
00bが装着されこれら2枚の液晶表示体により画像を
拡大して表示する例を示している。逆に、2枚の液晶表
示体100a、100bが装着されている状態で1枚の
液晶表示体100a、100bを取り外すと縮小表示に
切り替わる。
【0069】なお、図18に示す例においては、2枚の
液晶表示体を使用したときに、1枚の液晶表示体で表示
していたのと同じように表示が行えるように枠体40を
回転軸31を中心に回転し、画像が欠けて表示された
り、画像の向きが横になったりするのを防止した例を示
しているが、画像の向きはそのままで拡大された画像の
上下をカットして表示するようにしても構わない。
【0070】図19は、本実施形態においてCPU51
の実行する処理を示すフローチャートである。このフロ
ーは、先の図12に、液晶表示体の着脱を検知する着脱
検知処理と、着脱に応じて画像の拡大・縮小を行なう画
面更新処理2とを追加し、取外し処理を省略したもので
ある。着脱検知処理および画面更新処理2以外は先のも
のと同様であるので詳しい説明を省略する。
【0071】図20は、着脱検知処理の詳細なフローチ
ャートである。図20に示すように、ステップS400
で液晶表示体の着脱があったかどうかを確認し、着脱が
ない場合は直ちにリターンする。表示体の装着があった
場合(ステップS401でYes)はステップS402
で拡大表示させるための指令「装着確認」をセットしリ
ターンする。表示体の脱離があった場合は(ステップS
401でNo)、ステップS404でまだディスプレイ
装置11に液晶表示体が残っているかどうかを確認し、
残っている場合はステップS406で縮小表示させるた
めの指令「一部脱離確認」をセットしリターンする。デ
ィスプレイ装置から全ての液晶表示体が外された場合
は、書込み不可能を意味する「全脱離確認」をセットし
リターンする。
【0072】図21は、画面更新処理2の詳細なフロー
チャートである。装着確認があると(ステップS500
でYes)、装着部のドライバをオンし(ステップS5
02)、省電力用タイマを一旦リセットしてから再スタ
ートし(ステップS504)、ステップS506で拡大
表示を行う。そして、「装着確認」をオフしリターンす
る。
【0073】一方、「一部脱離確認」があると(ステッ
プS500でNo、ステップS510でYes)、まず
脱離部のドライバをオフする(ステップS512)。そ
して、装着部のドライバがオン状態であることを確認し
(ステップS514)、オフ状態であればオンしてタイ
マを一旦リセットしてスタートさせ(ステップS52
0、S522)、縮小表示を行った後、「一部脱離確
認」をオフしてリターンする。
【0074】「全脱離確認」があった場合は(ステップ
S522でNo)、ステップS524で全てのドライバ
をオフし、省電力用タイマをリセットして(ステップS
524、S526)リターンする。なお、着脱に関する
指令がない場合は直ちにリターンする(ステップS52
2でNo)。
【0075】図22は、2枚の液晶表示体100a、1
00bを収容可能なノート型ディスプレイ装置12の構
成を示す図である。図22に示すように、見開きの2ペ
ージにわたって画像を表示可能なノート型ディスプレイ
装置12においても先の拡大・縮小表示は可能である。
背面側に収容部を設けておき取り出した液晶表示体を収
容するようにしてもよい。いずれにしても液晶表示体の
構成が簡素であるため、薄型で表示領域の大きいディス
プレイ装置とすることができる。
【0076】なお、上記実施形態は液晶表示体の着脱に
応じて自動的に表示が変更されるものであるが、液晶表
示体100a、100bの着脱を行っても直ちに拡大表
示や縮小表示に移行しないように制御するモードを設け
ておいてもよい。また、操作キーを設け、操作者が操作
キーを操作した場合にのみ拡大や縮小を行うようにして
もよいし、自動・手動の両方のモードを選択可能として
もよい。さらに、装着を確認したとき、次頁の画像を表
示するようにしてもよい。
【0077】図23は、第2実施形態の変形例を示す図
であり、4枚の液晶表示体100a〜100dを着脱可
能としたディスプレイ装置13を示している。図24に
は、1枚の表示体を装着した状態から、4枚の液晶表示
体を装着した状態へと変化するときの表示例を示してい
る。
【0078】なお、複数枚の液晶表示体を並べて表示す
る形態では、液晶表示体のディスプレイ装置13への装
着状態を安定させるため液晶表示体の表面側に透明シー
トを設けるようにしてもよい。特に、4枚の液晶表示体
を田の字型に並べる場合、4枚の液晶表示体が向かい合
うの中心部付近が透明シートによって支えられるので、
液晶表示体の脱落等が効果的に防止される。
【0079】<第3実施形態>図25は、ディスプレイ
装置の第3実施形態を示す図である。図25に示すよう
に、このディスプレイ装置14には複数枚の液晶表示体
を重ねて装着可能である。本例では3枚の液晶表示体1
00e〜100gを重ねて装着可能にした例を示してい
る。図26にはこのディスプレイ装置14の横断面図を
示した。図25および図26に示すように、背面固定枠
405には最大3枚の液晶表示体が収容可能であり、最
も観察面側の第1液晶表示体100eを本体から取り外
すと、その後ろに収容してあった第2および第3液晶表
示体100f、100gが、付勢部材46によって付勢
された押圧板45によって背面から前面枠404へ押圧
される。前面枠404には信号駆動IC端子部554が
設けられており、また、背面固定枠405の両側部に
は、液晶表示体の着脱に合わせて移動する走査駆動IC
端子部555、556が設けられている。押圧された第
2液晶表示体100fの信号電極は信号駆動IC端子部
554に接続され、走査電極は走査駆動IC端子部55
5、556のいずれかに接続される。これによって第2
液晶表示体100fに書込みが可能となる。
【0080】図27は、このディスプレイ装置14に用
いる液晶表示体の断面図である。この液晶表示体は、先
に説明した図6のものと基本構成は同じであり、走査電
極114を液晶表示体の側部に引き回した点が異なって
いる。図27に示すように、走査電極114を表示体の
側部に引き回しておくことにより、液晶表示体がディス
プレイ装置14の最前面に来たときにディスプレイ装置
14の走査駆動IC504の端子と信号駆動IC553
の端子とに接続される。
【0081】図28は第3実施形態の変形例を示す図で
ある。本変形例のディスプレイ装置15においては、走
査電極または信号電極の一方を、他方と同一の面に露出
するように引き回した液晶表示体100h〜100jを
使用する。この場合、図28に示すように、前面枠40
6に信号駆動IC端子553および走査駆動IC端子5
57、558を設けておき、液晶表示体の前面からこれ
らを圧接することができる。このように走査電極と信号
電極とを同じ面に引き回すことにより、ディスプレイ装
置の構成をシンプルにすることができる。
【0082】以上、具体的な実施形態を挙げて本発明を
説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものでは
なく、種々の変更を加えることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例であるディスプレイ装置の
外観図である。
【図2】 横型のディスプレイとして表示を行う様子を
示す図である。
【図3】 液晶表示体を取り外す際の様子を示す図であ
る。
【図4】 液晶表示体とディスプレイ装置とを並べて表
示を行う様子を示す図である。
【図5】 ディスプレイ装置の縦断面図である。
【図6】 液晶表示体の断面図である。
【図7】 樹脂構造物の配置状態を示す図である。
【図8】 液晶表示体の製造方法を示す図である。
【図9】 ディスプレイ装置の電源回路のブロック図で
ある。
【図10】 ディスプレイ装置の制御回路のブロック図
である。
【図11】 液晶表示体の画素構成とディスプレイ装置
の駆動回路の構成とを示す図である。
【図12】 中央処理装置の行う処理の流れを説明する
ためのフローチャートである。
【図13】 画面更新処理の詳細なフローチャートであ
る。
【図14】 省電力処理の詳細なフローチャートであ
る。
【図15】 取外し処理の詳細なフローチャートであ
る。
【図16】 取外し処理の変形例を示すフローチャート
である。
【図17】 ディスプレイ装置の第2実施形態を示す図
である。
【図18】 2枚の液晶表示体により画像を拡大して表
示する様子を示す図である。
【図19】 中央処理装置の行う処理の流れを説明する
ためのフローチャートである。
【図20】 着脱検知処理の詳細なフローチャートであ
る。
【図21】 画面更新処理2の詳細なフローチャートで
ある。
【図22】 第2実施形態の変形例を示す図である。
【図23】 第2実施形態の他の変形例を示す図であ
る。
【図24】 4枚の液晶表示体によりフル画像を表示す
る様子を示す図である。
【図25】 ディスプレイ装置の第3実施形態を示す図
である。
【図26】 ディスプレイ装置の横断面図である。
【図27】 液晶表示体の変形例を示す図である。
【図28】 第3実施形態の変形例を示す図である。
【符号の説明】 10〜15 ディスプレイ装置 40 枠体 41 着脱口 42 背面固定枠 43 前面枠 44 固定具 50 LCDコントローラ 51 中央処理装置 55 駆動IC 71 電源 72 配電器 75 昇圧回路 100 液晶表示体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金子 修一郎 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪 国際ビル ミノルタ株式会社内 Fターム(参考) 2H089 HA40 QA11 RA04 2H093 NC01 NC09 NC11 NC48 ND42 NF04 5C006 AA22 AF61 BB08 BB11 BB14 BB28 BF02 BF16 BF38 BF42 BF46 FA41 5G435 AA07 BB12 EE31 GG31

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の電極付き基板間に室温でコレステ
    リック相を示す液晶を挟持してなり電圧無印加状態で表
    示状態を維持する表示層を含む液晶表示体と、該一対の
    電極間に電圧を印加して前記液晶表示体に表示を行わせ
    る駆動制御部と、該駆動制御部に電力を供給する電源供
    給部と、前記液晶表示体と駆動制御部と電源供給部とを
    収容する筐体とを備え、前記液晶表示体を筐体から取り
    外し可能としたことを特徴とするディスプレイ装置。
  2. 【請求項2】 前記液晶表示体の装着状態を検出する検
    出手段を備えた請求項1に記載のディスプレイ装置。
  3. 【請求項3】 前記液晶表示体を筐体内に複数装着可能
    である請求項1に記載のディスプレイ装置。
  4. 【請求項4】 複数の液晶表示体を平面状に並べて装着
    可能な請求項3に記載のディスプレイ装置。
  5. 【請求項5】 複数の液晶表示体の装着状態を検出する
    検出手段と、複数の液晶表示体の装着が検出されたとき
    この複数の液晶表示体に拡大表示するように駆動制御部
    に指示を送る指示手段を備えた請求項4に記載のディス
    プレイ装置。
  6. 【請求項6】 複数の液晶表示体の装着状態を検出する
    検出手段と、少なくとも一つの液晶表示体の脱離が検出
    されたとき残りの液晶表示体に縮小表示するように駆動
    制御部に指示を送る指示手段を備えた請求項4に記載の
    ディスプレイ装置。
  7. 【請求項7】 複数の液晶表示体を重ねて装着可能な請
    求項3に記載のディスプレイ装置。
  8. 【請求項8】 画面のリセットを指示するためのリセッ
    ト指示手段を備えた請求項1に記載のディスプレイ装
    置。
  9. 【請求項9】 前記筐体は液晶表示体に対する相対位置
    を変更可能な可動部を備えており、該可動部の移動によ
    り、前記駆動制御部の電圧印加端子が液晶表示体の電極
    に電気的に接離される請求項1に記載のディスプレイ装
    置。
  10. 【請求項10】 一対の電極付き可撓性樹脂基板間に室
    温でコレステリック相を示す液晶を挟持してなり電圧無
    印加状態で表示状態を維持する表示層と、請求項1記載
    のディスプレイ装置の駆動制御部に接離可能な電極端子
    とを備え、前記表示層は、スペーサと、表示領域内に設
    けられ前記一対の基板を接着支持する樹脂構造物とを含
    むことを特徴とする液晶表示体。
  11. 【請求項11】 前記表示層を複数備えた請求項10に
    記載の液晶表示体。
  12. 【請求項12】 赤、緑、青に対応する複数の表示層を
    備えた請求項11に記載の液晶表示体。
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