JP2000304552A - ナビゲーション装置 - Google Patents

ナビゲーション装置

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JP2000304552A
JP2000304552A JP11113382A JP11338299A JP2000304552A JP 2000304552 A JP2000304552 A JP 2000304552A JP 11113382 A JP11113382 A JP 11113382A JP 11338299 A JP11338299 A JP 11338299A JP 2000304552 A JP2000304552 A JP 2000304552A
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dvd
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circuit
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Kazuji Sakuma
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 DVD−Videoから動画データを読み出
して動画を再生して期間のCPUの等価的な処理速度を
改善する。 【解決手段】 DVD10からデータを読み出すDVD
−ROMドライブ装置41と、動画デコーダ回路45と
を設ける。CPU21とディスプレイコントローラ回路
26とがバスライン29を通じて接続される。DVD−
ROMドライブ装置41によりDVD10から地図デー
タを読み出すときには、その読み出した地図データをC
PU21により処理してディスプレイコントローラ回路
26に供給する。DVD−ROMドライブ装置41によ
りDVD10から動画データを読み出すときには、その
読み出した動画データを、DVD−ROMドライブ装置
41から動画デコーダ回路45に供給しデコード処理
し、このデコード処理した動画データをディスプレイコ
ントローラ回路26に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、動画の再生機能
を有するナビゲーション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車載用のナビゲーション装置において
は、DVD−ROMなどから読み出した地図データにし
たがってディスプレイに地図を表示することができる。
そして、このような電子地図によれば、表示するエリア
を容易に、あるいは連続的に変更することができるの
で、一般の書籍形式の地図帳に比べ、便利に使用するこ
とができる。
【0003】また、そのナビゲーション装置のDVD−
ROMのドライブ装置によってDVD−Videoの再
生を行えば、映画などを観ることもできる。あるいはD
VD−ROMの場合には、その容量が大きいので、DV
D−ROMに、地図データに加えて動画データを収納し
ておくことができ、この動画データにより地図に関連し
た動画を表示させることもできる。
【0004】なお、以下の説明においては、必要に応じ
て、DVD−ROMおよびDVD−VideoをDVD
と総称する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、DVDから
動画データを読み出して動画を表示する場合には、その
動画データを、CPUあるいはDMA転送により、DV
Dのドライブ装置からMPEGデコーダ回路に転送する
ようにしている。このため、動画データを転送している
期間、CPUのバスラインが動画データの転送により占
拠されてしまうので、CPUの処理能力が等価的に大き
く低下してしまう。
【0006】この発明は、このような問題点を解決しよ
うとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、この発明にお
いては、CPUと、供給されたデータにしたがった画像
をディスプレイに表示させるためのディスプレイコント
ローラ回路と、DVDからデータを読み出すDVD−R
OMドライブ装置と、動画デコーダ回路とを有し、上記
CPUと上記ディスプレイコントローラ回路とがバスラ
インを通じて接続され、上記DVD−ROMドライブ装
置により上記DVDから地図データが読み出されるとき
には、その読み出された地図データが上記CPUにより
処理されて上記ディスプレイコントローラ回路に供給さ
れ、上記DVD−ROMドライブ装置により上記DVD
から動画データが読み出されるときには、その読み出さ
れた動画データが、上記DVD−ROMドライブ装置か
ら上記動画デコーダ回路に供給されてデコード処理さ
れ、このデコード処理された動画データが上記ディスプ
レイコントローラ回路に供給されるようにしたナビゲー
ション装置とするものである。したがって、DVDから
動画データを読み出している期間、バスラインは、その
動画データから開放される。
【0008】
【発明の実施の形態】図1において、符号10はDVD
を示し、このDVD10は、DVD−ROMあるいはD
VD−Videoである。そして、DVD10が、DV
D−ROMの場合には、ナビゲーション用の地図データ
を収納され、DVD−Videoの場合には、例えばM
PEG方式でエンコードされた映画などの動画データが
収納されている。
【0009】また、符号20はマイクロコンピュータを
示し、このマイクロコンピュータ20によりナビゲーシ
ョン装置が構成されている。すなわち、このマイクロコ
ンピュータ20は、各種のプログラムを実行するCPU
21と、それらのプログラムの書き込まれたROM22
と、ワークエリア用のRAM23とを有し、これらがバ
スライン(システムバス)29を通じて互いに接続され
ている。
【0010】さらに、バスライン29には、各種の操作
キー24がキーインターフェイス回路25を通じて接続
されるとともに、ディスプレイとして例えばカラーLC
D27が設けられ、このLCD27は、これに画像を表
示させるためのLCDコントローラ回路26を通じてバ
スライン29に接続されている。
【0011】また、このナビゲーション装置には、自律
航法ユニット、例えばジャイロ31が設けられ、このジ
ャイロ31からは、自分の移動する速度などのデータが
取り出され、このデータがマイクロコンピュータ20に
供給される。また、車の走行速度を検出する車速センサ
32が設けられ、その出力信号がマイクロコンピュータ
20に供給される。
【0012】さらに、航法衛星、例えばGPS衛星から
の電波がGPSアンテナ33により受信され、その受信
信号がGPSユニット(受信回路)34に供給され、G
PSユニット34からは、自分の位置などのデータが取
り出され、このデータがマイクロコンピュータ20に供
給される。
【0013】また、DVD−ROMドライブ装置41お
よびDVD−ROMコントローラ回路42が設けられ
る。この場合、ドライブ装置41は、DVD10からデ
ータの読み出しを行うものであり、したがって、ドライ
ブ装置41には、ナビゲーションの場合には、地図デー
タが収納されているDVD10がセットされ、動画を再
生する場合には、その動画データの収納されているDV
D10がセットされる。
【0014】さらに、DVD−ROMコントローラ回路
42は、これに外部からコマンドおよびパラメータが供
給されると、そのコマンドおよびパラメータにしたがっ
てDVD−ROMドライブ装置41を制御するものであ
る。例えば、DVD−ROMコントローラ回路42に読
み出しおよび読み出し開始セクタなどのコマンドおよび
パラメータが供給されると、DVD−ROMドライブ装
置41はDVD10の該当するセクタからのデータの読
み出しを実行する。
【0015】そして、ドライブ装置41は、DVD−R
OMコントローラ回路42を通じてデータセレクタ回路
43の共通接点に接続され、セレクタ回路43のA側の
接点がバスライン29に接続され、B側の接点がバッフ
ァメモリ回路44を通じてMPEGデコーダ回路45に
接続され、このMPEGデコーダ回路45の出力がLC
Dコントローラ回路26に供給される。
【0016】また、バッファメモリ回路44には、バッ
ファコントローラ回路46が接続される。このバッファ
コントローラ回路46は、バッファメモリ回路44に残
っているデータ量にしたがってバッファメモリ回路44
へのデータの書き込みを実行したり、外部からの読み出
し要求にしたがってバッファメモリ回路44からのデー
タの読み出しを実行するものである。
【0017】このような構成において、ナビゲーション
を行う場合および映画などの動画を再生する場合、それ
らが以下のようにして実現される。
【0018】〔ナビゲーションの場合〕この場合には、
ジャイロ31、車速センサ32およびGPSユニット3
4の出力信号がCPU21により処理されて自車位置が
判別され、DVD−ROM10からは自車位置を含む地
図の地図データがCPU21を通じて読み出される。
【0019】すなわち、ナビゲーションの場合には、C
PU21からセレクタ回路43に所定の制御信号S43が
供給され、セレクタ回路43は、図1に示すように、A
側の接点に接続される。また、CPU21からDVD−
ROMコントローラ回路42に読み出し要求などの制御
信号S42が供給されてドライブ装置41が制御され、D
VD−ROM10から地図データが読み出される。
【0020】そして、このDVD−ROM10から読み
出された地図データが、ドライブ装置41→DVD−R
OMコントローラ回路42→セレクタ回路43のA側の
接点→バスライン29のデータラインを通じてRAM2
3に転送される。なお、このとき、このデータ転送は、
CPU21により実行される。
【0021】そして、RAM23の地図データがCPU
21により処理され、バスライン29を通じてLCDコ
ントローラ回路26に供給され、したがって、LCD2
7には、自車位置を含む地図が表示される。こうして、
DVD10が、地図データの収納されたDVD−ROM
の場合には、ナビゲーションを行うことができる。
【0022】〔映画などの動画を再生する場合〕この場
合には、CPU21からの制御信号S43により、セレク
タ回路43は、図1とは逆に、B側の接点に接続され
る。また、バッファコントローラ回路46により、バッ
ファメモリ回路44に残っているデータ量が判別され、
規定値未満のときには、例えば、バッファフルではない
ときには、バッファコントローラ回路46からDVD−
ROMコントローラ回路42に読み出し要求などの制御
信号S42が供給されてドライブ装置41が制御され、D
VD−Video10から動画データが読み出される。
【0023】そして、このDVD−Video10から
読み出された動画データが、ドライブ装置41→DVD
−ROMコントローラ回路42→セレクタ回路43のB
側の接点のデータラインを通じてバッファメモリ回路4
4に書き込まれる。
【0024】また、このとき、MPEGデコーダ回路4
5のデコード処理につれてMPEGデコーダ回路45か
らバッファコントローラ回路46に要求信号S45が出力
され、この結果、バッファメモリ回路44から動画デー
タが読み出され、この読み出された動画データがMPE
Gデコーダ回路45に転送される。
【0025】こうして、DVD−Video10から読
み出された動画データは、デコーダ回路45においても
との動画データにデコードされ、この動画データがLC
Dコントローラ回路26に供給され、したがって、LC
D27には、映画などの動画が表示される。こうして、
DVD10が、映画などの動画データの収納されたDV
D−Videoの場合には、その映画を観ることができ
る。
【0026】〔まとめ〕以上のようにして、図1のナビ
ゲーション装置によれば、DVD10が、地図データの
収納されたDVD−ROMであっても、映画などの動画
データの収納されたDVD−Videoであっても、そ
のDVD10を適切に再生することができる。
【0027】そして、その場合、特に図1のナビゲーシ
ョン装置によれば、動画を再生しているときには、DV
D−ROMコントローラ回路42をデータセレクタ回路
43によりバスライン29から切り離すようにしている
ので、動画が再生しているときでも、バスライン29が
動画データの転送により占拠されることがなく、したが
って、CPUの等価的な処理能力の低下することがな
い。
【0028】さらに、CPUの等価的な処理能力の低下
がないので、DVD10に地図データと、関連する動画
データとが収納されている場合、DVD10から動画デ
ータを再生しながら測位などの処理を実行するとき、そ
の処理速度の低下することがない。
【0029】なお、上述においては、動画の再生時、バ
ッファコントローラ回路46がマスタとなってDVD−
ROMコントローラ回路42およびバッファメモリ回路
44を制御しているが、処理速度の低下が問題にならな
い範囲で、CPU21がバッファコントローラ回路46
の処理を代行ないし補助し、バッファメモリ回路44に
おける動画データのデータ量に関する管理を行うことも
できる。
【0030】例えば、バッファメモリ回路44に対する
動画データの書き込み量や読み出し量、あるいはバッフ
ァメモリ回路44における動画データの残量を検出する
とき、これをCPU21が実行し、その検出結果にした
がってバッファコントローラ回路46にコマンドを送っ
てバッファコントローラ回路46に必要な動画データの
書き込みや読み出しを実行させることもできる。
【0031】あるいはDVD10から動画データを読み
出すときの開始セクタはCPU21がDVD−ROMコ
ントローラ回路42に指示し、以後、読み出される動画
データのバッファメモリ回路44への書き込みは、バッ
ファコントローラ回路46が実行することもできる。ま
た、例えば動画再生からナビゲーションに切り換えたた
めに、バッファメモリ回路44に残っている動画データ
が不要になったとき、その動画データをCPU21が消
去することもできる。
【0032】
【発明の効果】この発明によれば、地図データの収納さ
れたDVD−ROMであっても、映画などの動画データ
の収納されたDVD−Videoであっても、適切に再
生することができる。そして、動画が再生しているとき
でも、バスラインが動画データの転送により占拠される
ことがなく、したがって、動画データを再生しながら測
位などの処理を行うようなとき、その処理能力の低下す
ることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一形態を示す系統図である。
【符号の説明】
10…DVD−ROMまたはDVD−Video、20
…マイクロコンピュータ、21…CPU、22…RO
M、23…RAM、24…キー、25…キーインターフ
ェイス回路、26…LCDコントローラ回路、27…カ
ラーLCD、29…バスライン、31…ジャイロ、32
…車速センサ、33…GPSアンテナ、34…GPSユ
ニット、41…DVD−ROMドライブ装置、42…D
VD−ROMコントローラ回路、43…データセレクタ
回路、44…バッファメモリ回路、45…MPEGデコ
ーダ回路、46…バッファコントローラ回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】CPUと、 供給されたデータにしたがった画像をディスプレイに表
    示させるためのディスプレイコントローラ回路と、 DVDからデータを読み出すDVD−ROMドライブ装
    置と、 動画デコーダ回路とを有し、 上記CPUと上記ディスプレイコントローラ回路とがバ
    スラインを通じて接続され、 上記DVD−ROMドライブ装置により上記DVDから
    地図データが読み出されるときには、その読み出された
    地図データが上記CPUにより処理されて上記ディスプ
    レイコントローラ回路に供給され、 上記DVD−ROMドライブ装置により上記DVDから
    動画データが読み出されるときには、その読み出された
    動画データが、上記DVD−ROMドライブ装置から上
    記動画デコーダ回路に供給されてデコード処理され、 このデコード処理された動画データが上記ディスプレイ
    コントローラ回路に供給されるようにしたナビゲーショ
    ン装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のナビゲーション装置にお
    いて、 上記DVD−ROMドライブ装置と、上記動画デコーダ
    回路との間のデータラインにバッファメモリ回路を有す
    るようにしたナビゲーション装置。
  3. 【請求項3】請求項2に記載のナビゲーション装置にお
    いて、 上記DVD−ROMドライブ装置と、上記バスラインお
    よび上記バッファメモリ回路との間に、データセレクタ
    回路が設けられ、 上記DVD−ROMドライブ装置により上記DVDから
    地図データが読み出されるときには、その読み出された
    地図データが上記データセレクタ回路を通じて上記バス
    ラインに供給され、 上記DVD−ROMドライブ装置によりDVDから動画
    データが読み出されるときには、その読み出された動画
    データが上記データセレクタ回路を通じて上記バッファ
    メモリ回路に供給されるようにしたナビゲーション装
    置。
  4. 【請求項4】請求項3に記載のナビゲーション装置にお
    いて、 上記DVD−ROMドライブ装置により上記DVDから
    動画データが読み出されるとき、上記CPUが、上記バ
    ッファメモリ回路における上記動画データのデータ量に
    関する管理を行うようにしたナビゲーション装置。
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