JP2000304525A - 支持装置 - Google Patents

支持装置

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JP2000304525A
JP2000304525A JP11109566A JP10956699A JP2000304525A JP 2000304525 A JP2000304525 A JP 2000304525A JP 11109566 A JP11109566 A JP 11109566A JP 10956699 A JP10956699 A JP 10956699A JP 2000304525 A JP2000304525 A JP 2000304525A
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JP
Japan
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support
base
moving
supported
movable table
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Pending
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JP11109566A
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English (en)
Inventor
Katsutoshi Itabashi
勝利 板橋
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
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  • Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡便な構成でありながら、被支持物の大きさが
変わっても、支持装置を交換せずに容易に支持部材の支
持位置の変更ができ、測定前の準備作業時間を削減でき
る支持装置を提供する。 【解決手段】支持部材5を有する移動台6を、それぞれ
駆動手段7に係合せしめ、前記移動台6の移動量を測長
手段8によって読み取って駆動手段7にフィードバック
して所望の位置に制御した後、移動台6を駆動手段9の
移動部材7mに直接固定せず、位置決め手段によって移
動台6を保持部材4に固定することにより、所望の位置
に高精度に配置できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学素子の性能測
定装置や形状測定装置などに使用できる支持装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、光学素子の光学性能や形状精
度を測定する装置には、測定ステージ上において被測定
物である光学素子を支持する支持装置が用いられ、例え
ば光学素子がレンズの場合には、レンズの外周付近レン
ズ周辺部だけで当接し支持する構造の装置が広く用いら
れている。該支持装置は、測定ステージに載置された枠
状基台の3等分割位置に配置された支持台に各々1個ず
つ支持部材を設けて、被支持物を各支持部材と三ヶ所の
接触点で支持する構造の装置であり、接触支持点におけ
る被支持物の変形量が均等して全体的に軽減されるよう
な工夫がされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような支持装置では、被支持物と接触して支持する三ヶ
所の支持部材の位置が半径方向では固定されていた。そ
のため、前述の通り、例えば前記被支持物がレンズの場
合には、測定目的とする光学性能等の測定範囲により支
持位置が制限され、所望の測定範囲を避けたレンズ周辺
部に支持位置が限定されてしまう。そのため、測定した
いレンズが数種類あり外径が異なるような場合には、被
支持物であるレンズの外径に対応した支持位置に支持部
材を設けた支持装置を用意しなくてはならなかった。す
なわち、被支持物の大きさに応じて支持装置を何種類も
用意しなくてはならないという問題があった。
【0004】さらに、被支持物の大きさが変わるたびに
測定ステージ上の支持装置の脱着を行わねばならないた
めに、測定前の準備作業に多くの時間を費やさねばなら
ないといった問題があった。本発明は、簡便な構成であ
りながら、被支持物の大きさが変わっても、支持装置を
交換せずに容易に支持部材の支持位置の変更ができ、測
定前の準備作業時間を削減できる支持装置を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、請求項1に記載の発明に係わる支持装
置では、基台と、前記基台上に配置され被支持物に当接
して下から支持する支持部材を有する移動台を一軸方向
で移動可能に保持する保持部材と、前記移動台を一軸方
向に駆動させる駆動手段と、前記移動台を任意の位置に
固定する位置決め手段と、前記移動台の移動量を測定す
る測長手段と、前記位置決め手段と前記測長手段を制御
する制御手段とを具備することを特徴としている。
【0006】また請求項2に記載の発明に係わる装置で
は、請求項1に記載の支持装置において、前記基台上に
脱着可能で支持中心位置を示す指示部材を有する基準台
と、前記指示部材に嵌合する穴を幾何中心に有する基準
円板とを具備することを特徴としている。また請求項3
に記載の発明に係わる装置では、請求項1または請求項
2に記載の支持装置において、被支持物を各々独立した
3個の支持部材で支持することを特徴としている。
【0007】また請求項4に記載の発明に係わる装置で
は、請求項3に記載の支持装置において、前記支持部材
が、前記基台上で均等に分割された位置に配置されてい
ることを特徴としている。
【0008】
【作用】請求項1に記載の発明では、支持部材を有する
移動台をそれぞれ駆動手段に係合せしめ、前記移動台の
移動量を測長手段によって読み取って駆動手段にフィー
ドバックして制御することにより、所望の位置に高精度
に配置できるようにした。さらに、移動台を駆動手段の
移動手段に直接固定せず、所望の位置出し後に、位置決
め手段によって移動台を保持部材に固定することによ
り、駆動手段で発生するガタや振動の影響を受けること
がない。
【0009】請求項2に記載の発明では、請求項1にお
ける測長手段の代わりに位置出しの原点となる基準部材
を設けることにより、オープンループの制御が可能とな
るので位置決め手段の制御手段を簡単にすることができ
る。また、請求項3に記載の発明では、被支持物を各々
が独立した三つの支持部材で支持することにより、被支
持部材を安定した姿勢で保持することができる。また請
求項4に記載の発明では、基台上で均等に分割された位
置に支持部材が配置されているために、被支持物の荷重
を各々の支持部材において均等に支持することができ、
安定した姿勢を維持できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に本発明の好適な実施形態に
ついて、添付図面を参照して詳細に説明する。 (第1の実施形態)図1は、本発明の第1の実施形態の
支持装置の平面図である。本支持装置は、基台1と、3
台の支持台ステージ2と、制御手段3とから構成されて
いる。
【0011】図2は前記支持ステージ2を正面から見た
断面図である。該支持台ステージ2は、支持部材5と、
該支持部材5を保持する支持台12と、該支持台12を
載置する移動台6と、該移動台6を下から当接保持して
移動可能ならしめ前記基台1にボルト4bで固定された
保持部材4と、前記移動台6を前記保持部材4上におい
て一軸方向に動かす駆動手段7と、前記移動台6の移動
量を測定する測長手段8と、前記保持部材4上で前記移
動台6を任意の位置で固定する位置決め手段9とで構成
され、前記基台1上で同心円周上の3等分割位置に配置
されている。
【0012】駆動手段7は、駆動装置(不図示)と、ピン
7pを介して移動台6と連結している駆動部材7mと、
駆動ガイド7gとから構成されている。また、位置決め
手段9は、駆動部9aと、固定確認用センサ(不図示)
と、クランプロッド9bとから構成されており、各支持
ステージに4個ずつ配置されている。前記制御手段3
は、駆動手段7と測長手段8と位置決め手段9とを制御
している。
【0013】前記支持ステージ2の支持部材5にはセラ
ミックや金属製の硬球が用いられ、本実施形態では鋼球
を用いている。駆動手段7の駆動装置(不図示)にはサー
ボモータを用いており、測長手段8の情報を基に制御手
段3を介して支持部材5の位置を確認しながら移動台6
を所定の位置に移動させるクローズドループ方式で運転
する。また、前記測長手段8としては、光電式リニアエ
ンコーダ、磁気スケール、レーザ測長器などを用いるこ
とができるが、本実施形態ではレーザ測長器を用いた。
保持部材4には前記移動台6の移動方向に沿って案内溝
が形成されており、該案内溝を移動台6に設置されてい
る4個の位置決め手段9のクランプロッド9bが貫通し
ている。前記クランプロッド9bの下端には図2に示す
ような前記案内溝幅より大きな径のフランジを有してお
り、位置決め手段9の駆動部9aがこのクランプロッド
9bを上方に引き上げることによって、前記フランジは
移動台6とともに上下から保持部材4を挟み込んで前記
移動台6を固定することができる。駆動部9aは、空気
圧シリンダ、ソレノイドなど駆動軸が直進するものを用
いることができ、固定確認用センサ(不図示)としては、
リミットスイッチ、光電センサ、近接センサなどを用い
ることができる。本実施形態ではこれらのセンサが前記
駆動部9aに内蔵されたものを用いた。
【0014】以上の構成の支持装置において、まず、被
支持物の外径情報を制御手段3に入力する。次に、該情
報に基づいて移動台6を駆動手段7により所定位置まで
移動させる。この時、測長手段8により移動台6の移動
量を測定して制御手段3により適宜、駆動手段7にフィ
ードバックをかけながら、所望の位置に移動台が移動し
て位置出しが終了する。そして位置決め手段7を用いて
移動台6を固定し、所望の被支持物を支持することがで
きる。 (第2の実施形態)図3は本発明に係わる第2の実施形
態の装置を示す平面図である。本支持装置は、第1の実
施形態の構成に基準台11と、基準円板10を組み合わ
せた構成になっている。図4は、本実施形態に係わる支
持装置を側面から見た断面図である。
【0015】基準台11の下面には小径の穴が二つあっ
て、基台1に設けられた位置決めピン(不図示)と嵌合す
ることにより基準台11の位置出しが行われる。駆動手
段7の駆動装置(不図示)としてステッピングモータを
用いて、制御手段3によるパルス指令のオープンループ
方式で運転する。すなわち、原点の位置出しには、前記
基準台11と前記基準円板10を用いる。まず、基準円
板10の中心の穴を基準台11に設置された指示部材で
ある基準ピン11pに嵌合させて基準円板10を載置
し、次に基準円板10を基準台11に載置した状態で駆
動手段7により移動台6を動かし、移動台6の側面を基
準円板10の外周に当接させる。この位置を支持台ステ
ージの原点として原点の位置出しが終了する。また、基
準円板10の外径は既知であるので、制御手段3によっ
て必要なパルス数で駆動装置のステッピングモータを動
かし、所望の位置に移動台6を移動して原点の位置出し
とすることもできる。原点の位置出し後は、駆動手段7
により移動台6を半径方向外周側に動かして基準円板1
0を取り外し、必要に応じて基準台11も取り外しても
良い。その後再び駆動手段7を使って、移動台6を原点
位置にもどし位置決め手段9により、移動台6を固定し
て所望の被支持物を支持する。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、測
定装置に支持装置を設置した状態で、被支持物の大きさ
が変わっても支持位置を被支持物の大きさに応じて容易
に変えることができ、さらに支持装置の取り外し作業を
行う必要がないため、測定前の準備作業の時間を大幅に
削減できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる第1の実施形態による支持装置
を示す平面図 である。
【図2】本発明に係る第1および第2の実施形態による
支持ステージ の構成を示す断面図である。
【図3】本発明に係わる第2の実施形態による支持装置
を示す平面図 である。
【図4】本発明に係る第2の実施形態による支持ステー
ジの構成を示 す断面図である。
【符号の説明】
1・・・基台 2・・・支持ステージ 3・・・制御手段 4・・・保持部材 4b・・・ボルト 5・・・支持部材 6・・・移動台 7・・・駆動手段 7g・・・駆動案内 7m・・・移動部材 7p・・・ピン 8・・・測長手段 9a・・・位置決め手段駆動部 9b・・・クランプロッド 10・・・基準円板 11・・・基準台 11p・・・基準ピン 12・・・支持台 30・・・レンズ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台と、前記基台上に配置され被支持物
    に当接して下から支持する支持部材とを具備する支持装
    置において、前記支持部材を設置した移動台を一軸方向
    で移動可能に保持する保持部材と、前記移動台を一軸方
    向に駆動させる駆動手段と、前記移動台を任意の位置に
    固定する位置決め手段と、前記移動台の移動量を測定す
    る測長手段と、前記位置決め手段と前記測長手段を制御
    する制御手段とを具備することを特徴とする支持装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の支持装置において、前
    記基台上に脱着可能で支持中心位置を示す指示部材を有
    する基準台と、前記指示部材に嵌合する穴を幾何中心に
    有する基準円板とを具備することを特徴とする支持装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の支持装
    置において、被支持物を各々独立した3個の支持部材で
    支持することを特徴とした支持装置。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の支持装置において、前記
    支持部材が、前記基台上で均等に分割された位置に配置
    されていることを特徴とする支持装置。
JP11109566A 1999-04-16 1999-04-16 支持装置 Pending JP2000304525A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007170920A (ja) * 2005-12-20 2007-07-05 Konica Minolta Opto Inc 光学素子測定用治具、並びに、光学素子の面形状測定装置及び方法
JP2016099128A (ja) * 2014-11-18 2016-05-30 株式会社東京精密 測定装置
CN106052610A (zh) * 2016-08-15 2016-10-26 优德精密工业(昆山)股份有限公司 一种三坐标测量辅助夹具

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