JP2000303429A - 自然石連結ブロックおよび自然石連結構造物 - Google Patents
自然石連結ブロックおよび自然石連結構造物Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 現地の景観、環境にマッチした擁壁工や河川
根固工などの土木構造物を構築可能な自然石連結ブロッ
クおよび自然石連結構造物を提供する。 【解決手段】 複数の自然石１を所定の間隔に配置し、
この自然石１どうしを所定の長さを有し、両端部に自然
石１に定着されるアンカー部２ａを有する連結部材２で
連結して自然石連結ブロック３を形成する。その際、自
然石１に定着孔１ａを形成する一方、この定着孔１ａに
アンカー部２ａを挿入し、その周囲に凝固剤４を充填す
る。また、こうして形成された自然石連結ブロック３を
複数、枠状に積み上げその中に土砂などの中詰材５を充
填して自然石連結構造物を構築する。
根固工などの土木構造物を構築可能な自然石連結ブロッ
クおよび自然石連結構造物を提供する。 【解決手段】 複数の自然石１を所定の間隔に配置し、
この自然石１どうしを所定の長さを有し、両端部に自然
石１に定着されるアンカー部２ａを有する連結部材２で
連結して自然石連結ブロック３を形成する。その際、自
然石１に定着孔１ａを形成する一方、この定着孔１ａに
アンカー部２ａを挿入し、その周囲に凝固剤４を充填す
る。また、こうして形成された自然石連結ブロック３を
複数、枠状に積み上げその中に土砂などの中詰材５を充
填して自然石連結構造物を構築する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は河岸や堤防を直接
保護する護岸工、河床の洗掘を防ぐ河川根固工、豪雨時
の大量土砂の流出を防止する砂防堰堤工、海岸沿いの消
波・洗掘根固工、さらには堤防や擁壁などの法面覆工な
どの土木構造物として広く利用される自然石連結ブロッ
クおよび自然石連結構造物に関する。
保護する護岸工、河床の洗掘を防ぐ河川根固工、豪雨時
の大量土砂の流出を防止する砂防堰堤工、海岸沿いの消
波・洗掘根固工、さらには堤防や擁壁などの法面覆工な
どの土木構造物として広く利用される自然石連結ブロッ
クおよび自然石連結構造物に関する。
【０００２】
【従来の技術】これまで各地の海岸、港湾、河川などで
国土保全の役割を果たしてきた護岸工や河川根固工、あ
るいは法面覆工などの土木構造物は、多くが同一形状の
コンクリートブロックを互いに係合させて外力に抵抗す
る構造のもので、施工性の良さなどから過去半世紀にわ
たって広く使用されてきた。
国土保全の役割を果たしてきた護岸工や河川根固工、あ
るいは法面覆工などの土木構造物は、多くが同一形状の
コンクリートブロックを互いに係合させて外力に抵抗す
る構造のもので、施工性の良さなどから過去半世紀にわ
たって広く使用されてきた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような土
木構造物は、現地の景観とは全く異質のコンクリートブ
ロックを多数使用するものであるため、海岸、港湾、漁
港などの景観を大きく損なう場合が多い。
木構造物は、現地の景観とは全く異質のコンクリートブ
ロックを多数使用するものであるため、海岸、港湾、漁
港などの景観を大きく損なう場合が多い。
【０００４】このため、近年その景観上の問題や自然環
境保全の高まりにより、地域住民や環境保護団体などか
らのブロック設置に対する反対要望が強く、さらに経済
性の面などの社会的ニーズにおいても画一的なコンクリ
ート土木構造物に対する反省が広まっている。
境保全の高まりにより、地域住民や環境保護団体などか
らのブロック設置に対する反対要望が強く、さらに経済
性の面などの社会的ニーズにおいても画一的なコンクリ
ート土木構造物に対する反省が広まっている。
【０００５】また、コンクリートブロックは工場などで
２次製品として生産され、多くは遠方の現地に大量に運
搬されるため、運搬コストが相当嵩み、結果的に施工コ
ストが大幅に嵩む等の課題もあった。
２次製品として生産され、多くは遠方の現地に大量に運
搬されるため、運搬コストが相当嵩み、結果的に施工コ
ストが大幅に嵩む等の課題もあった。
【０００６】この発明は、このような社会的状況に鑑み
てなされたもので、特に現地の景観、環境にマッチした
土木構造物を構築可能な自然石連結ブロックおよび自然
石連結構造物を提供することを目的とする。
てなされたもので、特に現地の景観、環境にマッチした
土木構造物を構築可能な自然石連結ブロックおよび自然
石連結構造物を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めの手段として、この発明に係る自然石連結ブロック
は、請求項１として、複数の自然石を所定の間隔に配置
し、かつこの自然石どうしを所定の長さを有し、両端部
に前記自然石に定着されるアンカー部を有する連結部材
で連結して形成する。
めの手段として、この発明に係る自然石連結ブロック
は、請求項１として、複数の自然石を所定の間隔に配置
し、かつこの自然石どうしを所定の長さを有し、両端部
に前記自然石に定着されるアンカー部を有する連結部材
で連結して形成する。
【０００８】この発明に係る自然石連結構造物は、請求
項１の自然石連結ブロックを複数、積み上げて構築す
る。また、請求項２の自然石連結構造物において、自然
石連結ブロックの中に中詰め材を充填する。
項１の自然石連結ブロックを複数、積み上げて構築す
る。また、請求項２の自然石連結構造物において、自然
石連結ブロックの中に中詰め材を充填する。
【０００９】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態１．図１（ａ）
〜（ｃ）は、自然石連結ブロックの一例を示し、図にお
いて２個の自然石１が所定の間隔に配置され、かつ自然
石１どうしが所定の長さに形成された一本の連結部材２
によって連結され、こうして運搬、布設などに際して取
り扱いやすい大きさの自然石結合ブロック３が形成され
ている。
〜（ｃ）は、自然石連結ブロックの一例を示し、図にお
いて２個の自然石１が所定の間隔に配置され、かつ自然
石１どうしが所定の長さに形成された一本の連結部材２
によって連結され、こうして運搬、布設などに際して取
り扱いやすい大きさの自然石結合ブロック３が形成され
ている。
【００１０】自然石１は大形の玉石や砕石などで、１個
あたりの重量が１０〜１０００Ｋｇを目安に形成されて
いる。また、各自然石１の略重心を通る位置には、連結
部材２の一端（後述するアンカー部２ａ）を定着するた
めの定着孔１ａがそれぞれ所定の深さに形成されてい
る。
あたりの重量が１０〜１０００Ｋｇを目安に形成されて
いる。また、各自然石１の略重心を通る位置には、連結
部材２の一端（後述するアンカー部２ａ）を定着するた
めの定着孔１ａがそれぞれ所定の深さに形成されてい
る。
【００１１】なお、自然石１としては、原則として現地
にある大小様々な自然石を利用するものとし、そうする
ことで施工場所の景観、環境にマッチした自然石連結ブ
ロック３きわめて廉価にかつ大量に形成できる。
にある大小様々な自然石を利用するものとし、そうする
ことで施工場所の景観、環境にマッチした自然石連結ブ
ロック３きわめて廉価にかつ大量に形成できる。
【００１２】ただし、現地で希望するもを得られないと
きは、工場などで２次製品として生産し、これを現地に
搬入して利用するものとする。連結部材２は鋼線または
合金メッキ鉄線などの屈とう性金属材、高強度のワイヤ
ーまたはロープ、あるいはＨ形鋼、山形鋼、帯鋼などの
鋼材などで形成されている。
きは、工場などで２次製品として生産し、これを現地に
搬入して利用するものとする。連結部材２は鋼線または
合金メッキ鉄線などの屈とう性金属材、高強度のワイヤ
ーまたはロープ、あるいはＨ形鋼、山形鋼、帯鋼などの
鋼材などで形成されている。
【００１３】これらのうちのいずれの材料で連結部材２
を形成するか、また連結部材２をどの程度の長さにする
か等は自然石連結ブロック３の使用目的、形状などを参
酌の上、適宜決められる。なお、屈とう性金属材として
は、例えば所定長さの合金メッキ鉄線、ワイヤーなどが
使用される。
を形成するか、また連結部材２をどの程度の長さにする
か等は自然石連結ブロック３の使用目的、形状などを参
酌の上、適宜決められる。なお、屈とう性金属材として
は、例えば所定長さの合金メッキ鉄線、ワイヤーなどが
使用される。
【００１４】また、連結部材２は自然石１，１間に架け
渡され、かつ両端のアンカー部２ａが自然石１の定着孔
１ａにそれぞれ挿入され、かつその周囲に定着用の凝固
剤４が充填されている。こうして、所定間隔に配置され
た自然石１と１が連結部材２によって一体的に連結され
ることで自然石連結ブロック３が形成されている。
渡され、かつ両端のアンカー部２ａが自然石１の定着孔
１ａにそれぞれ挿入され、かつその周囲に定着用の凝固
剤４が充填されている。こうして、所定間隔に配置され
た自然石１と１が連結部材２によって一体的に連結され
ることで自然石連結ブロック３が形成されている。
【００１５】なお、例えば図１（ｂ）に図示するように
連結部材２のアンカー部２ａを略Ｌ字状に形成するとと
もに、自然石１の定着孔１ａを連結部材２の軸直角方向
に穿孔すれば、アンカー部２ａの定着力を著しく高める
ことができ、アンカー部２ａの定着長さを特に長めにし
なくてもアンカー部２ａの引き抜けを確実に防止するこ
とができる。
連結部材２のアンカー部２ａを略Ｌ字状に形成するとと
もに、自然石１の定着孔１ａを連結部材２の軸直角方向
に穿孔すれば、アンカー部２ａの定着力を著しく高める
ことができ、アンカー部２ａの定着長さを特に長めにし
なくてもアンカー部２ａの引き抜けを確実に防止するこ
とができる。
【００１６】また、例えば図１（ｃ）に図示するように
自然石連結ブロック３の設置場所によっては、連結部材
２を円弧状に形成することもある。さらに連結部材２
は、海水などの劣悪な環境下にさらされても腐食したり
しないで永久的にその役割を果たせるように樹脂材など
からなる被覆材で被覆するのもよい。
自然石連結ブロック３の設置場所によっては、連結部材
２を円弧状に形成することもある。さらに連結部材２
は、海水などの劣悪な環境下にさらされても腐食したり
しないで永久的にその役割を果たせるように樹脂材など
からなる被覆材で被覆するのもよい。
【００１７】凝固剤４には、例えばエポキシ樹脂系また
はアクリル樹脂系の凝固剤と硬化剤を混合した接着剤な
どが使用されている。こうして形成された自然石連結ブ
ロック３は、例えば図２（ａ），（ｂ）、または図３に
図示するように堤防や地山の法面を保護する擁壁工、海
岸沿いの洗掘を防止する消波・洗掘根固工、さらには河
岸や堤防を直接保護する護岸工など、土木構造物の用途
に応じて所定規模（形状、高さ等）の枠状に積み上げら
れ、また必要に応じてその中に現地で大量に発生する自
然石や土砂、あるいはコンクリートガラ、コンクリート
等の中詰材５が充填されている。
はアクリル樹脂系の凝固剤と硬化剤を混合した接着剤な
どが使用されている。こうして形成された自然石連結ブ
ロック３は、例えば図２（ａ），（ｂ）、または図３に
図示するように堤防や地山の法面を保護する擁壁工、海
岸沿いの洗掘を防止する消波・洗掘根固工、さらには河
岸や堤防を直接保護する護岸工など、土木構造物の用途
に応じて所定規模（形状、高さ等）の枠状に積み上げら
れ、また必要に応じてその中に現地で大量に発生する自
然石や土砂、あるいはコンクリートガラ、コンクリート
等の中詰材５が充填されている。
【００１８】図４（ａ），（ｂ）は自然石連結ブロック
の他の例を示し、図４（ａ）に図示するものは、１個の
極大の自然石１Ａとこれより小さい３個の自然石１Ｂを
所定の間隔に配置し、かつ自然石１Ａと１Ｂを連結部材
２でそれぞれ連結して形成された自然石連結ブロックを
示し、また図４（ｂ）に図示するものは、２本の連結部
材２Ａと２Ｂを対角線状に配置するとともにその交点部
を連結し、かつ各連結部材２Ａ、２Ｂのの両端に自然石
１をそれぞれ定着して形成された自然石連結ブロックを
示し、いずれも図２に図示するように土木構造物の用途
に応じて所定規模（形状、高さ等）の枠状に積み上げら
れ、また必要に応じてその中に現地で大量に発生する自
然石や土砂、あるいはコンクリートガラ、コンクリート
等の中詰材が充填される。
の他の例を示し、図４（ａ）に図示するものは、１個の
極大の自然石１Ａとこれより小さい３個の自然石１Ｂを
所定の間隔に配置し、かつ自然石１Ａと１Ｂを連結部材
２でそれぞれ連結して形成された自然石連結ブロックを
示し、また図４（ｂ）に図示するものは、２本の連結部
材２Ａと２Ｂを対角線状に配置するとともにその交点部
を連結し、かつ各連結部材２Ａ、２Ｂのの両端に自然石
１をそれぞれ定着して形成された自然石連結ブロックを
示し、いずれも図２に図示するように土木構造物の用途
に応じて所定規模（形状、高さ等）の枠状に積み上げら
れ、また必要に応じてその中に現地で大量に発生する自
然石や土砂、あるいはコンクリートガラ、コンクリート
等の中詰材が充填される。
【００１９】
【発明の効果】この発明は以上説明した構成からなり、
特にこれまでのコンクリートブロックとは全く異なり、
自然石による美しい自然景観を創出できるため、現地の
景観、環境にマッチした土木構造物を容易に構築でき
る。
特にこれまでのコンクリートブロックとは全く異なり、
自然石による美しい自然景観を創出できるため、現地の
景観、環境にマッチした土木構造物を容易に構築でき
る。
【００２０】また、自然石が組み合わされている空積構
造なので、草木が生育でき、また昆虫や魚などの生物が
生息できる場を提供できるので、生態系の保全に適した
土木構造物を提供できる。
造なので、草木が生育でき、また昆虫や魚などの生物が
生息できる場を提供できるので、生態系の保全に適した
土木構造物を提供できる。
【００２１】また、単に自然石どうしを両端部に自然石
に定着されるアンカー部を有する連結部材で連結しただ
けで形成されているので、現地に大量にある大小様々の
自然石を利用できるので、運搬コストもかからずきわめ
て低コストでの施工が可能である。
に定着されるアンカー部を有する連結部材で連結しただ
けで形成されているので、現地に大量にある大小様々の
自然石を利用できるので、運搬コストもかからずきわめ
て低コストでの施工が可能である。
【図１】（ａ）〜（ｃ）はいずれも自然石連結ブロック
の一例を示す一部破断正面図である。
の一例を示す一部破断正面図である。
【図２】（ａ），（ｂ）はいずれも自然石連結構造物の
一例を示す正面図である。
一例を示す正面図である。
【図３】自然石連結構造物の一例を示す平面図である。
【図４】自然石連結構造物の他の一例を示す平面図であ
る。
る。
１ 自然石 ２ 連結部材 ２ａ アンカー部 ３ 自然石連結ブロック ４ 凝固剤 ５ 中詰材
Claims (3)
- 【請求項１】 複数の自然石を所定の間隔に配置し、か
つこの自然石どうしを所定の長さを有し、両端部に前記
自然石に定着されるアンカー部を有する連結部材で連結
してなることを特徴とする自然石連結ブロック。 - 【請求項２】 請求項１の自然石連結ブロックを複数、
積み上げて構築してあることを特徴とする自然石連結構
造物。 - 【請求項３】 請求項１または２の自然石連結ブロック
を複数、枠状に積み上げ、かつ中に中詰め材を充填して
なることを特徴とする自然石連結構造物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11100399A JP3373448B2 (ja) | 1999-04-19 | 1999-04-19 | 自然石連結構造物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11100399A JP3373448B2 (ja) | 1999-04-19 | 1999-04-19 | 自然石連結構造物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000303429A true JP2000303429A (ja) | 2000-10-31 |
| JP3373448B2 JP3373448B2 (ja) | 2003-02-04 |
Family
ID=14549945
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11100399A Expired - Fee Related JP3373448B2 (ja) | 1999-04-19 | 1999-04-19 | 自然石連結構造物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3373448B2 (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1219750A2 (en) * | 2000-12-20 | 2002-07-03 | Kankyo Kogaku Co., Ltd. | Structural unit for construction, construction with said structural units, and method for making said structural units and said construction |
| JP2008280691A (ja) * | 2007-05-09 | 2008-11-20 | Kankyo Kogaku Kk | 土木構築物用ユニット |
| KR100882736B1 (ko) * | 2007-09-12 | 2009-02-06 | 정남수 | 중력식 자연석 옹벽을 이루는 단위 육각형 구조 및 이를이용한 자연석 옹벽의 시공방법 |
| JP2010043447A (ja) * | 2008-08-12 | 2010-02-25 | Unitika Ltd | 自然石連結部材 |
| JP2010144425A (ja) * | 2008-12-18 | 2010-07-01 | Kankyo Kogaku Kk | 土木構築物及び土木構築物の構築方法 |
| CN101806048A (zh) * | 2009-02-16 | 2010-08-18 | 环境工学株式会社 | 土木构筑物及土木构筑物的构筑方法 |
| EP2354320A1 (de) * | 2010-01-21 | 2011-08-10 | Jähnig GmbH Felssicherung und Zaunbau | Flächenbefestigungseinrichtung mit integrierten Steinen |
| JP6037490B1 (ja) * | 2016-06-11 | 2016-12-07 | 有限会社福井工業 | 土木構築物及び土木構築物の施工方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3041919U (ja) | 1997-03-28 | 1997-10-03 | 卓生 行本 | 自然石を結合した消波ブロック |
-
1999
- 1999-04-19 JP JP11100399A patent/JP3373448B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1219750A2 (en) * | 2000-12-20 | 2002-07-03 | Kankyo Kogaku Co., Ltd. | Structural unit for construction, construction with said structural units, and method for making said structural units and said construction |
| EP1219750A3 (en) * | 2000-12-20 | 2003-12-03 | Kankyo Kogaku Co., Ltd. | Structural unit for construction, construction with said structural units, and method for making said structural units and said construction |
| US6719487B2 (en) | 2000-12-20 | 2004-04-13 | Kankyo Kogaku Co., Ltd. | Structural unit for construction, construction of said structural units, and method for the preparation of said structural units and said construction |
| JP2008280691A (ja) * | 2007-05-09 | 2008-11-20 | Kankyo Kogaku Kk | 土木構築物用ユニット |
| KR100882736B1 (ko) * | 2007-09-12 | 2009-02-06 | 정남수 | 중력식 자연석 옹벽을 이루는 단위 육각형 구조 및 이를이용한 자연석 옹벽의 시공방법 |
| JP2010043447A (ja) * | 2008-08-12 | 2010-02-25 | Unitika Ltd | 自然石連結部材 |
| JP2010144425A (ja) * | 2008-12-18 | 2010-07-01 | Kankyo Kogaku Kk | 土木構築物及び土木構築物の構築方法 |
| CN101806048A (zh) * | 2009-02-16 | 2010-08-18 | 环境工学株式会社 | 土木构筑物及土木构筑物的构筑方法 |
| JP2010189860A (ja) * | 2009-02-16 | 2010-09-02 | Kankyo Kogaku Kk | 土木構築物及び土木構築物の構築方法 |
| EP2354320A1 (de) * | 2010-01-21 | 2011-08-10 | Jähnig GmbH Felssicherung und Zaunbau | Flächenbefestigungseinrichtung mit integrierten Steinen |
| JP6037490B1 (ja) * | 2016-06-11 | 2016-12-07 | 有限会社福井工業 | 土木構築物及び土木構築物の施工方法 |
| JP2017218877A (ja) * | 2016-06-11 | 2017-12-14 | 有限会社福井工業 | 土木構築物及び土木構築物の施工方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3373448B2 (ja) | 2003-02-04 |
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