JP2000303242A - 頭爽快具および帽子体 - Google Patents
頭爽快具および帽子体Info
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- JP2000303242A JP2000303242A JP11103648A JP10364899A JP2000303242A JP 2000303242 A JP2000303242 A JP 2000303242A JP 11103648 A JP11103648 A JP 11103648A JP 10364899 A JP10364899 A JP 10364899A JP 2000303242 A JP2000303242 A JP 2000303242A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 帽子体の頭収容空間内を除湿したり脱臭した
りして着用者の頭に爽快感を与えることのできる頭爽快
具および帽子体を提供すること。 【解決手段】 この頭爽快具1は、一面が通気性シート
2で形成され他面が可撓性シート3で形成された袋体2
Aと、この袋体2Aの袋内空間4内に収容された炭材
5,5,・・・とを備えている。かかる頭爽快具1は可
撓性シート3の外面に粘着シート7(取付手段8)が塗
着されており、この粘着シート7を介して帽子体の頭収
容空間内に着脱可能に取り付けられる。
りして着用者の頭に爽快感を与えることのできる頭爽快
具および帽子体を提供すること。 【解決手段】 この頭爽快具1は、一面が通気性シート
2で形成され他面が可撓性シート3で形成された袋体2
Aと、この袋体2Aの袋内空間4内に収容された炭材
5,5,・・・とを備えている。かかる頭爽快具1は可
撓性シート3の外面に粘着シート7(取付手段8)が塗
着されており、この粘着シート7を介して帽子体の頭収
容空間内に着脱可能に取り付けられる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、帽子体の頭収容空
間内に配備されて頭を爽快にする頭爽快具、および、こ
れを備えた帽子体に関するものである。
間内に配備されて頭を爽快にする頭爽快具、および、こ
れを備えた帽子体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、例えば工事現場や工場内などで
作業用ヘルメットが着用され、二輪車などの運転時には
運転用ヘルメットが着用される。作業用ヘルメットや運
転用ヘルメットといった帽子体はできれば着用したくな
いものであるが、業務上あるいは日常生活上の安全を確
保するためには着用せざるを得ない。一方、暑い盛りや
酷寒の折りに被着される汎用の帽子は暑さ寒さを凌ぎ強
い日差しを遮る。また、雨具のキャップは頭の濡れを防
ぐのに有用である。
作業用ヘルメットが着用され、二輪車などの運転時には
運転用ヘルメットが着用される。作業用ヘルメットや運
転用ヘルメットといった帽子体はできれば着用したくな
いものであるが、業務上あるいは日常生活上の安全を確
保するためには着用せざるを得ない。一方、暑い盛りや
酷寒の折りに被着される汎用の帽子は暑さ寒さを凌ぎ強
い日差しを遮る。また、雨具のキャップは頭の濡れを防
ぐのに有用である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
帽子体の頭収容空間は密閉された空間となる場合が多い
ことから蒸れやすい。頭収容空間が蒸れると、頭髪に悪
影響が及ぼされる。因みに、外交銀行員や郵便局員のよ
うに、長時間ヘルメットを着用しなければならない職種
の従事者に、頭髪の薄くなったひとが多く見受けられ
る。また、調髪料の強い芳香や汗臭さが頭収容空間から
放散されて周囲に不快感を与えることもある。
帽子体の頭収容空間は密閉された空間となる場合が多い
ことから蒸れやすい。頭収容空間が蒸れると、頭髪に悪
影響が及ぼされる。因みに、外交銀行員や郵便局員のよ
うに、長時間ヘルメットを着用しなければならない職種
の従事者に、頭髪の薄くなったひとが多く見受けられ
る。また、調髪料の強い芳香や汗臭さが頭収容空間から
放散されて周囲に不快感を与えることもある。
【0004】他方、電気機器に囲まれた工場や電気工事
現場では、強い電磁波が作業員の周囲を飛び交っている
ことが多い。かかる環境により人体が一定以上の電磁波
を受けると、ホルモン分泌異常、ガン細胞増殖、胎児発
育異常、生理活性低下(免疫力や自然治癒力の低下)な
どを引き起こしやすくなることが、米国(タイム誌、1
992年)で報告されている。
現場では、強い電磁波が作業員の周囲を飛び交っている
ことが多い。かかる環境により人体が一定以上の電磁波
を受けると、ホルモン分泌異常、ガン細胞増殖、胎児発
育異常、生理活性低下(免疫力や自然治癒力の低下)な
どを引き起こしやすくなることが、米国(タイム誌、1
992年)で報告されている。
【0005】例えば、高圧電線などから発せられる60
Hzの電磁波を人間のガン細胞に照射したところ、増殖
率が160倍高くなることが実験で確認されている。ま
た、コンピュータや変換器に囲まれて働いているニュー
ヨーク州中央郵便局職員の肺ガン発生率は全米平均の約
100倍であったことや、米国の電力会社労働者の脳腫
瘍の発生率は全米平均の約13倍であったとの報告もあ
る。
Hzの電磁波を人間のガン細胞に照射したところ、増殖
率が160倍高くなることが実験で確認されている。ま
た、コンピュータや変換器に囲まれて働いているニュー
ヨーク州中央郵便局職員の肺ガン発生率は全米平均の約
100倍であったことや、米国の電力会社労働者の脳腫
瘍の発生率は全米平均の約13倍であったとの報告もあ
る。
【0006】本発明は、上記した従来の問題点に鑑みて
なされたものであって、帽子体の頭収容空間内を除湿し
たり脱臭したりなどして着用者の頭に爽快感を与えるこ
とのできる頭爽快具および帽子体の提供を目的とする。
なされたものであって、帽子体の頭収容空間内を除湿し
たり脱臭したりなどして着用者の頭に爽快感を与えるこ
とのできる頭爽快具および帽子体の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る頭爽快具は、頭に着用される帽子体の
頭収容空間内に配備されるものであって、少なくとも一
部が通気性シートで形成された袋体と、当該袋体内に収
容された炭材とからなる構成にしてある。前記した炭材
の種類としては、特に限定されないが、例えば、木炭、
オガクズ炭、竹炭などが挙げられる。そのうち木炭とし
ては、クヌギ、コナラ、ミズナラ、カシなどを比較的低
温(約400〜700℃)で焼いた黒炭や、ナラ、カ
シ、ウバメガシなどを高温(約900〜1400℃)で
焼いて途中で練らし技法により仕上げた白炭が挙げられ
る。
に、本発明に係る頭爽快具は、頭に着用される帽子体の
頭収容空間内に配備されるものであって、少なくとも一
部が通気性シートで形成された袋体と、当該袋体内に収
容された炭材とからなる構成にしてある。前記した炭材
の種類としては、特に限定されないが、例えば、木炭、
オガクズ炭、竹炭などが挙げられる。そのうち木炭とし
ては、クヌギ、コナラ、ミズナラ、カシなどを比較的低
温(約400〜700℃)で焼いた黒炭や、ナラ、カ
シ、ウバメガシなどを高温(約900〜1400℃)で
焼いて途中で練らし技法により仕上げた白炭が挙げられ
る。
【0008】そして、本発明に係る帽子体は、少なくと
も一部が通気性シートで形成された袋体と、当該袋体内
に収容された炭材とからなる頭爽快具が、頭収容空間内
に配備されたものである。
も一部が通気性シートで形成された袋体と、当該袋体内
に収容された炭材とからなる頭爽快具が、頭収容空間内
に配備されたものである。
【0009】更に、頭爽快具が、頭収容空間内に取付手
段を介して着脱可能に取り付けられた帽子体である。
段を介して着脱可能に取り付けられた帽子体である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳しく説明する。図1は本発明の一実施形態
に係る頭爽快具を示す平面図、図2は図1における頭爽
快具のA−A線断面図である。各図において、符号1は
この実施形態に係る頭爽快具であって、表側の通気性シ
ート2と、裏側の可撓性シート3とから形成された袋体
2Aを備えている。通気性シート2は空気や水蒸気を透
過可能であれば素材を問わないが、例えば不織布、織
布、編物などが挙げられる。可撓性シート3は通気性シ
ート2と重ねて周縁部6で熱溶着できる素材であればよ
く、防水性素材であるか通気性素材であるかを問わな
い。可撓性シート3の外面には全面にわたって粘着シー
ト7(取付手段8の一例)が貼付されている。
に基づいて詳しく説明する。図1は本発明の一実施形態
に係る頭爽快具を示す平面図、図2は図1における頭爽
快具のA−A線断面図である。各図において、符号1は
この実施形態に係る頭爽快具であって、表側の通気性シ
ート2と、裏側の可撓性シート3とから形成された袋体
2Aを備えている。通気性シート2は空気や水蒸気を透
過可能であれば素材を問わないが、例えば不織布、織
布、編物などが挙げられる。可撓性シート3は通気性シ
ート2と重ねて周縁部6で熱溶着できる素材であればよ
く、防水性素材であるか通気性素材であるかを問わな
い。可撓性シート3の外面には全面にわたって粘着シー
ト7(取付手段8の一例)が貼付されている。
【0011】この袋体2Aの袋内空間4内には角粒状の
炭材5,5,・・・が無数に収容されている。これらの
炭材5,5,・・・としては白炭の一種である備長炭を
用いてある。ここでは、平均径5mm程度に破砕されて
尖った角を面取りされた備長炭が使用される。かかる備
長炭は「ウバメガシを焼いた硬さ15度以上の白炭」と
日本農林規格に定義されているが、1gあたり300m
2 以上と極めて広い比表面積を有している。これによ
り、水蒸気や臭気成分の吸着能力が高く、更には電磁波
吸収能が非常に高いことで知られている。
炭材5,5,・・・が無数に収容されている。これらの
炭材5,5,・・・としては白炭の一種である備長炭を
用いてある。ここでは、平均径5mm程度に破砕されて
尖った角を面取りされた備長炭が使用される。かかる備
長炭は「ウバメガシを焼いた硬さ15度以上の白炭」と
日本農林規格に定義されているが、1gあたり300m
2 以上と極めて広い比表面積を有している。これによ
り、水蒸気や臭気成分の吸着能力が高く、更には電磁波
吸収能が非常に高いことで知られている。
【0012】前記した構成の頭爽快具1は、図3に示す
ように、粘着シート7の下面に2枚の離型シート9が添
着された状態で、包装袋10内に密封されて取引され
る。使用にあたっては、包装袋10の一端が破られて開
封片12として取り除かれ、開いた開封口11から頭爽
快具1が取り出されたのち、離型シート9が剥されて使
用される。
ように、粘着シート7の下面に2枚の離型シート9が添
着された状態で、包装袋10内に密封されて取引され
る。使用にあたっては、包装袋10の一端が破られて開
封片12として取り除かれ、開いた開封口11から頭爽
快具1が取り出されたのち、離型シート9が剥されて使
用される。
【0013】かかる頭爽快具1は、図4〜図6に示すよ
うに、帽子体20の頭収容空間24内に、取付手段8の
一例である粘着シート7を介して着脱可能に取り付けら
れる。帽子体20は、下面が開口した硬性合成樹脂製の
本体21から主に構成されている。本体21内は頭Hを
収容する頭収容空間24となっている。また、本体21
の内側両面には側紐22,22が取り付けられ、側紐2
2,22間には顎に係止される顎紐23が架け渡されて
いる。かかる帽子体20としては、図示のような作業用
ヘルメットの外に、例えば汎用の帽子、野球帽、車運転
用ヘルメット(配達バイク用、レーシング用)、雨具の
キャップ部などが挙げられる。
うに、帽子体20の頭収容空間24内に、取付手段8の
一例である粘着シート7を介して着脱可能に取り付けら
れる。帽子体20は、下面が開口した硬性合成樹脂製の
本体21から主に構成されている。本体21内は頭Hを
収容する頭収容空間24となっている。また、本体21
の内側両面には側紐22,22が取り付けられ、側紐2
2,22間には顎に係止される顎紐23が架け渡されて
いる。かかる帽子体20としては、図示のような作業用
ヘルメットの外に、例えば汎用の帽子、野球帽、車運転
用ヘルメット(配達バイク用、レーシング用)、雨具の
キャップ部などが挙げられる。
【0014】上記頭爽快具1付きの帽子体20を着用す
ることにより、着用者は以下に示す効果を享受できる。 調湿効果 : 頭収容空間24内が蒸れると頭髪によ
くないのであるが、頭爽快具1は頭収容空間24内を除
湿するので、頭Hが蒸れにくくなって爽快となり頭髪保
護に役立つ。一方、除湿だけでなく、頭収容空間24内
が乾燥しているときは余分な水分を放出するといったよ
うに、頭収容空間24内を調湿する。このように水分は
炭材5に繰り返し吸収・放出される。尚、繰り返し使用
により炭材5の吸収能力が低下してくるので、1〜2ヵ
月に1回程度の割合で新たな頭爽快具1と取り替えるの
が望ましい。また、頭爽快具1は風通しのよい場所に通
気性シート2を上向きにして放置しておくと、吸収され
ていた水分が蒸散して炭材5の吸湿力が再生される。
ることにより、着用者は以下に示す効果を享受できる。 調湿効果 : 頭収容空間24内が蒸れると頭髪によ
くないのであるが、頭爽快具1は頭収容空間24内を除
湿するので、頭Hが蒸れにくくなって爽快となり頭髪保
護に役立つ。一方、除湿だけでなく、頭収容空間24内
が乾燥しているときは余分な水分を放出するといったよ
うに、頭収容空間24内を調湿する。このように水分は
炭材5に繰り返し吸収・放出される。尚、繰り返し使用
により炭材5の吸収能力が低下してくるので、1〜2ヵ
月に1回程度の割合で新たな頭爽快具1と取り替えるの
が望ましい。また、頭爽快具1は風通しのよい場所に通
気性シート2を上向きにして放置しておくと、吸収され
ていた水分が蒸散して炭材5の吸湿力が再生される。
【0015】脱臭効果 : 強すぎると不快になる整
髪料の香り成分を吸着して香りの強さを適度に調整した
り、汗臭さを吸着除去して周囲に不快感を与えない。ま
た、炭材5の細孔内にはある種の微生物が棲息している
ことが知られているが、かかる微生物も臭気成分を分解
して炭材5自体の脱臭作用を助けている。
髪料の香り成分を吸着して香りの強さを適度に調整した
り、汗臭さを吸着除去して周囲に不快感を与えない。ま
た、炭材5の細孔内にはある種の微生物が棲息している
ことが知られているが、かかる微生物も臭気成分を分解
して炭材5自体の脱臭作用を助けている。
【0016】遠赤外線放出効果 : ヘルメット内の
温度は40度近くまで達することがあるが、炭材5に多
量に含まれるミネラルなどの無機質の作用により、炭材
5はそのとき受けた熱線を遠赤外線に変換して放出す
る。従って、頭皮の血行が促進されて頭髪に好影響が与
えられ、特に冬場は暖かくて心地よい。
温度は40度近くまで達することがあるが、炭材5に多
量に含まれるミネラルなどの無機質の作用により、炭材
5はそのとき受けた熱線を遠赤外線に変換して放出す
る。従って、頭皮の血行が促進されて頭髪に好影響が与
えられ、特に冬場は暖かくて心地よい。
【0017】マイナスイオン補給効果 : 炭材自体
はもともとアルカリ性を示していて、気分を落ちつかせ
るマイナスイオンを増やす働きをする。すなわち、炭材
5はマイナスイオンを頭収容空間24内に補給し、補給
されたマイナスイオンが副交感神経に働きかけて気分を
穏やかにし体をリラックスさせるなどの鎮静効果を呈す
る。
はもともとアルカリ性を示していて、気分を落ちつかせ
るマイナスイオンを増やす働きをする。すなわち、炭材
5はマイナスイオンを頭収容空間24内に補給し、補給
されたマイナスイオンが副交感神経に働きかけて気分を
穏やかにし体をリラックスさせるなどの鎮静効果を呈す
る。
【0018】電磁波吸収効果 : 工場内は多量の電
磁波が飛び交っている場合が多いため、汎用の合成樹脂
製ヘルメットであれば電磁波が透過して作業員の頭部に
吸収され、程度の差はあるが健康障害を引き起こすおそ
れがある。特に、電気工事の作業員は高圧電線からの強
力な電磁波を浴びて健康障害を引き起こしやすいが、こ
の帽子体20を着用すると頭爽快具1が電磁波を吸収す
るので、頭部の電磁波吸収量を低減化することができ
る。ことさら、備長炭は他の白炭や黒炭と比べて電磁波
吸収効果が高い。
磁波が飛び交っている場合が多いため、汎用の合成樹脂
製ヘルメットであれば電磁波が透過して作業員の頭部に
吸収され、程度の差はあるが健康障害を引き起こすおそ
れがある。特に、電気工事の作業員は高圧電線からの強
力な電磁波を浴びて健康障害を引き起こしやすいが、こ
の帽子体20を着用すると頭爽快具1が電磁波を吸収す
るので、頭部の電磁波吸収量を低減化することができ
る。ことさら、備長炭は他の白炭や黒炭と比べて電磁波
吸収効果が高い。
【0019】このように使用された用済みの頭爽快具1
は、袋体2Aを破袋して炭材5を花壇や植木鉢などに播
くと、炭材5が土壌改良剤(保水剤(水遣り回数削
減)、ミネラル供給剤、消毒剤など)として機能する。
すなわち、頭爽快具1は全てを利用できて最後まで捨て
るところがなく環境にやさしいものといえる。
は、袋体2Aを破袋して炭材5を花壇や植木鉢などに播
くと、炭材5が土壌改良剤(保水剤(水遣り回数削
減)、ミネラル供給剤、消毒剤など)として機能する。
すなわち、頭爽快具1は全てを利用できて最後まで捨て
るところがなく環境にやさしいものといえる。
【0020】尚、上記の実施形態では、取付手段8とし
て粘着シート7を例示したが、それに限らず、図7に示
すような頭爽快具1aの取付手段8aとして、多数の鉤
体を有するフック部25と、前記の鉤体と着脱可能に係
合する多数のループ体を有するループ部26とから成る
面ファスナを用いることもできる。
て粘着シート7を例示したが、それに限らず、図7に示
すような頭爽快具1aの取付手段8aとして、多数の鉤
体を有するフック部25と、前記の鉤体と着脱可能に係
合する多数のループ体を有するループ部26とから成る
面ファスナを用いることもできる。
【0021】他方、図8に示すように、頭爽快具1bに
おける取付手段8bとして、本体21の内面に係止突起
28を固定し、頭爽快具1の周縁部6には係止突起28
と着脱自在に係合する係合穴27を穿孔した構成を採用
してもよい。この場合、一定強度確保のため、ヘルメッ
トには穴を開けないほうが好ましい。すなわち、係止突
起28は、粘着シート7(図6参照)や面ファスナの構
成部品(図7参照)の場合と同様、粘着剤や接着剤など
によりヘルメット内壁に固着することが望ましい。すな
わち、本発明にいう取付手段は、これまで述べた取付手
段8,8a,8bに限定されないことはいうまでもな
く、外に、例えばフック、チャック、接着剤、その他を
用いることもできる。
おける取付手段8bとして、本体21の内面に係止突起
28を固定し、頭爽快具1の周縁部6には係止突起28
と着脱自在に係合する係合穴27を穿孔した構成を採用
してもよい。この場合、一定強度確保のため、ヘルメッ
トには穴を開けないほうが好ましい。すなわち、係止突
起28は、粘着シート7(図6参照)や面ファスナの構
成部品(図7参照)の場合と同様、粘着剤や接着剤など
によりヘルメット内壁に固着することが望ましい。すな
わち、本発明にいう取付手段は、これまで述べた取付手
段8,8a,8bに限定されないことはいうまでもな
く、外に、例えばフック、チャック、接着剤、その他を
用いることもできる。
【0022】また、上記では粒状の炭材を用いたが、本
発明はそれに限定されず、適当な大きさにした、例えば
「塊状」の炭材を袋体に収容したものであってもよい。
発明はそれに限定されず、適当な大きさにした、例えば
「塊状」の炭材を袋体に収容したものであってもよい。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、頭
爽快具は通気性を有する袋体内に炭材を収容してあり、
帽子体はその頭収容空間内に頭爽快具を配備してあるの
で、頭収容空間内で調湿機能や脱臭機能などを呈して、
帽子体着用者の頭に爽快感を与える効果がある。
爽快具は通気性を有する袋体内に炭材を収容してあり、
帽子体はその頭収容空間内に頭爽快具を配備してあるの
で、頭収容空間内で調湿機能や脱臭機能などを呈して、
帽子体着用者の頭に爽快感を与える効果がある。
【0024】また、炭材が白炭で構成されている場合
は、吸湿力、脱臭力、電磁波吸収力が黒炭以上に高いの
で、頭の爽快感が多大となる。また、硬いので、使用中
に振動を受けても微粉になりにくく袋体の通気性シート
からこぼれ落ちて毛髪や頭皮を汚すといったことがな
い。
は、吸湿力、脱臭力、電磁波吸収力が黒炭以上に高いの
で、頭の爽快感が多大となる。また、硬いので、使用中
に振動を受けても微粉になりにくく袋体の通気性シート
からこぼれ落ちて毛髪や頭皮を汚すといったことがな
い。
【0025】更に、取付手段を介して頭爽快具を着脱可
能に取り付けるようにした場合は、吸湿機能や脱臭機能
が低下してきたときに新たな頭爽快具と交換することが
できる。また、用済みの頭爽快具は袋体を破り炭材を取
り出して花壇などに播くと、土壌改良剤として再利用す
ることもできる。
能に取り付けるようにした場合は、吸湿機能や脱臭機能
が低下してきたときに新たな頭爽快具と交換することが
できる。また、用済みの頭爽快具は袋体を破り炭材を取
り出して花壇などに播くと、土壌改良剤として再利用す
ることもできる。
【図1】本発明の一実施形態に係る頭爽快具を示す平面
図である。
図である。
【図2】図1における頭爽快具のA−A線断面図であ
る。
る。
【図3】頭爽快具の包装態様を示す分解組立図である。
【図4】頭爽快具を装着した帽子体を示す底面図であ
る。
る。
【図5】前記帽子体の側面図である。
【図6】前記帽子体の側断面図である。
【図7】頭爽快具を取り付ける取付手段の別例を示す部
分断面図である。
分断面図である。
【図8】頭爽快具を取り付ける取付手段の他の例を示す
部分断面図である。
部分断面図である。
1,1a,1b 頭爽快具 2A 袋体 2 通気性シート 3 可撓性シート 4 袋内空間 5 炭材 7 粘着シート 8,8a,8b 取付手段 20 帽子体 24 頭収容空間 25 フック部 26 ループ部 27 係合穴 28 係止突起 H 頭
Claims (4)
- 【請求項1】 頭に着用される帽子体の頭収容空間内に
配備される頭爽快具であって、少なくとも一部が通気性
シートで形成された袋体と、当該袋体内に収容された炭
材とからなることを特徴とする頭爽快具。 - 【請求項2】 炭材が白炭からなることを特徴とする請
求項1に記載の頭爽快具。 - 【請求項3】 少なくとも一部が通気性シートで形成さ
れた袋体と、当該袋体内に収容された炭材とからなる頭
爽快具が、頭収容空間内に配備されていることを特徴と
する帽子体。 - 【請求項4】 頭爽快具が、頭収容空間内に取付手段を
介して着脱可能に取り付けられることを特徴とする請求
項3に記載の帽子体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11103648A JP2000303242A (ja) | 1999-04-12 | 1999-04-12 | 頭爽快具および帽子体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11103648A JP2000303242A (ja) | 1999-04-12 | 1999-04-12 | 頭爽快具および帽子体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000303242A true JP2000303242A (ja) | 2000-10-31 |
Family
ID=14359607
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11103648A Pending JP2000303242A (ja) | 1999-04-12 | 1999-04-12 | 頭爽快具および帽子体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000303242A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1323360A2 (de) * | 2001-12-24 | 2003-07-02 | Uvex Sports GmbH & Co. KG | Helm, insbesondere Integralhelm für Motorradfahrer |
EP1442669A1 (en) * | 2003-01-28 | 2004-08-04 | Kuo An Tseng | Inner attachment for cap, hat or helmet |
-
1999
- 1999-04-12 JP JP11103648A patent/JP2000303242A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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