JP2000301584A - 雨樋の製造方法 - Google Patents

雨樋の製造方法

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JP2000301584A
JP2000301584A JP11115200A JP11520099A JP2000301584A JP 2000301584 A JP2000301584 A JP 2000301584A JP 11115200 A JP11115200 A JP 11115200A JP 11520099 A JP11520099 A JP 11520099A JP 2000301584 A JP2000301584 A JP 2000301584A
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rain gutter
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Hitoshi Hayashi
仁司 林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 溶融樹脂が各金型間でドローダウンするのを
防止し、成形体の良好な寸法精度や平滑面を得ることを
可能とする雨樋の製造方法を提案する。 【解決手段】本発明に係る雨樋の製造方法は、混練押出
機20より結晶性熱可塑性樹脂と強化繊維との複合押出
しによる断面ほぼU字状の成形体31(32)を、第1
冷却金型25により前記結晶性熱可塑性樹脂の結晶化温
度よりも高く、かつ押出金型21内樹脂温度よりも低い
温度域に降下するように冷却し、続く第2冷却金型26
により結晶化温度域まで降下するように冷却し、更に続
く冷却水槽29により結晶化温度以下に降下するように
冷却して成形した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、結晶性熱可塑性樹
脂と強化繊維との複合体からなる雨樋の製造方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、雨樋は硬質塩化ビニール樹脂で形
成された物が一般的であるが、塩化ビニール樹脂は比較
的耐熱温度が低く、特に夏場の直射日光に曝されると熱
変形や破損することがあるため、耐熱温度の高いポリオ
レフィン系樹脂を用いた雨樋が採用されつつある。
【0003】しかし、基材として使用したポリオレフィ
ン系樹脂は結晶性であるため、ドローダウンが発生しや
すく、薄肉異形成形品の成形が難しい上に、冷却・固化
時の体積変化率が大きく、成形品寸法精度が得にくい。
それで、多段階の冷却により溶融樹脂のドローダウンの
防止と寸法精度の向上のための製造方法を開示した(特
願平10ー101301号公報)。
【0004】また、同様の製造方法において、更に寸法
精度を得るために、U字状の成形体の両端部に中空部を
設けて形状効果を持たせた雨樋も知られている。
【0005】上述の製造方法は、図8に示すように、混
練押出機1に装着した押出金型2に、断熱プレート2a
を挟持して装着され第1冷却金型3から押し出された成
形体6が、貫通するダイスリット面のみで冷却する第2
冷却金型4と、複数の固定サイジングプレート5aを設
けた冷却水槽5とにより、冷却固化させて雨樋を成形さ
せるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この成
形体6の第1冷却金型3におけるエアノズル3bによる
冷却の際、第1冷却金型3内の負圧部3aが400mm
Hg程度にまで下がると、成形体6は負圧部3aに固着
して移動できなくなり、成形体6は第1冷却金型3と第
2冷却金型4との間で引き延ばされて成形できなくなる
(図8参照)。
【0007】したがって、第1冷却金型3の真空吸引力
の調整を行うが、結晶性の熱可塑性樹脂のため調整幅が
狭く、容易に適切な吸引力とならず成形が難しいという
課題を有していた。
【0008】また、ポリオレフィン系樹脂は冷却固化時
の体積収縮が大きく、ダイスリット面26aから離間し
易く、成形体6の寸法精度や平滑性を得るのが難しいと
いう課題も有していた。
【0009】さらに、寸法精度を向上させるために設け
た雨樋の中空部を、変形させることなく、所定の形状に
確実に成形する製造方法が確立されていないという課題
も有していた。
【0010】そこで、この本発明は、溶融樹脂が各金型
間でドローダウンするのを防止し、成形体の良好な寸法
精度や平滑面を得ることを可能とする雨樋の製造方法を
提案することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載された発明は、混練押出機より結晶
性熱可塑性樹脂と強化繊維との複合押出しによる断面ほ
ぼU字状の成形体を、第1冷却金型により前記結晶性熱
可塑性樹脂の結晶化温度よりも高く、かつ押出金型内樹
脂温度よりも低い温度域に降下するように冷却し、続く
第2冷却金型により結晶化温度域まで降下するように冷
却し、更に続く冷却水槽により結晶化温度以下に降下す
るように冷却して、成形したことを特徴としている。
【0012】このようなものにあっては、結晶性熱可塑
性樹脂の特性である冷却状態変化に合わせて、段階的な
冷却方法を行うことができる。
【0013】請求項2に記載された発明は、請求項1に
記載の雨樋の製造方法において、前記第1冷却金型は、
前記押出金型に直接又は適宜な位置まで離間させて装着
すると共に、前記第1冷却金型のダイスリットに向けて
エアノズルを設け、該エアノズルから噴出するエアによ
り、前記ダイスリット内を通過する前記成形体と前記ダ
イスリット面との間にエア膜を形成させるようにしたこ
とを特徴としている。
【0014】このようなものにあっては、第1冷却金型
のダイスリット面と成形体との間を非接触とすることが
できるので、結晶化温度より高い状態の成形体でも、面
抵抗を受けて変形することなく通過できる。
【0015】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の雨樋の製造方法において、前記第2冷却金型は、前記
ダイスリット面に前記成形体の外周面側を吸引させる真
空サイジング部と、前記成形体の内周面側に向けて冷媒
を噴出させて押圧する冷媒噴出部とを設けたことを特徴
としている。
【0016】このようなものにあっては、従来のダイス
リット面だけで冷却するものと異なり、成形体は吸引力
と押圧力とを受けその外周面側がダイスリット面に接触
し、内周面側から水冷されながら、第2冷却金型内を移
動するようになる。
【0017】請求項4に記載の発明は、請求項1に記載
の雨樋の製造方法において、前記冷却水槽は、前記成形
体が冠水するように冷却媒体を貯めた槽内に、適宜な間
隔に装着可能な複数のサイジングプレートを配設し、該
サイジングプレートを貫通するスリット内を前記成形体
が形状を保持し、通過しながら槽内の冷却媒体により冷
却・固化されるようにしたことを特徴としている。
【0018】このようなものにあっては、従来の固定サ
イジングプレートと異なり、樹脂グレードに適合させ
て、適宜な間隔に配設した水槽内のサイジングプレート
のスリットを移動させることで、成形体としての雨樋の
形状が精度よく保持されて固化されるようになる。
【0019】請求項5に記載の発明は、請求項1、2、
3又は4に記載の雨樋の製造方法において、前記押出金
型に外部から加熱エアを吹き込むエア吹込み機構を設
け、該エア吹込み機構のリブコアを前記押出金型のラン
ド内の適宜な位置に装着し、前記成形体の断面ほぼU字
状の両端に、適宜な大きさの断面長方形の中空部を設け
た前記成形体に向け、前記リブコアの先端から加熱エア
を噴出させて前記中空部に内圧をかけるようにしたこと
を特徴としている。
【0020】このようなものにあっては、成形体の中空
部に内圧がかけられるので、中空部は変形されることな
く所定の形状に形成される。
【0021】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)本発明の実施の
形態1に係る雨樋の製造方法を示す図1〜図5に基づい
て説明する。
【0022】図1は、本発明の実施の形態1に係る雨樋
の製造方法を示す装置図である。
【0023】図1において、20は混練押出機、21は
混練押出機20の先端部に装着した押出金型、25は第
1冷却金型で押出金型21に直接又は適宜な位置まで離
間させて装着する。26は第2冷却金型、29は冷却水
槽で、この順に装着して成形部20Aを構成させてい
る。
【0024】そして、混練押出機20で、溶融された結
晶性熱可塑性樹脂と強化繊維とが混練されて押出金型2
1より押し出された成形体31(32)は、各冷却金型
25,26及び冷却水槽29で冷却・固化されながら、
続く引取機201で引き取られ所定の長さに切断され
て、雨樋30を形成させる構成としている。
【0025】図2は、図1の成形部を示す断面図であ
る。
【0026】図2において、各冷却金型25,26に続
いて装着された冷却水槽29には、成形体31(32)
を冠水するように水等の冷媒29cが貯められ、また、
冷却水槽29の中には複数の可動可能なサイジングプレ
ート29aを、各種の結晶性熱可塑性樹脂のグレードに
適合させて適宜な間隔に配設し、このサイジングプレー
ト29aに設けたスリット29b内を、成形体31(3
2)は貫通する。したがって、スリット29bのプロフ
ァイルに成形体31(32)は保形された状態で冷却・
固化されることになる。
【0027】図3は、図1の第1冷却金型の構造を示す
断面図である。
【0028】図3において、第1冷却金型25は、押出
金型21と断熱用のスペーサ24を介して直接装着して
いる状態を示している。
【0029】なお、第1冷却金型は、押出金型21から
押し出されてくる樹脂の種類や物性によって、適宜な位
置まで離間させてもよい。
【0030】この第1冷却金型25において、25aは
エアノズルで、25bは成形体31(32)の通過する
ダイスリットであり、エアノズル25aからは成形体3
1(32)の外周面33と内周面34とに向けて、エア
を噴出させる構成としている。
【0031】したがって、ダイスリット25b面と成形
体31(32)との間にはエア膜が介在することとな
り、第1冷却金型25と成形体31(32)との間は非
接触の状態を維持するので、この間では成形体31(3
2)の面抵抗が減少して、ドローダウンや引き延ばされ
ることが防止できる。また、この成形体31(32)は
噴出エアで、押出金型内温度よりも20〜100℃下げ
られ溶融樹脂の粘度は上がるが、結晶化温度よりも高い
状態を保持しながら第1冷却金型内を通過することにな
る。
【0032】なお、冷却温度は使用する樹脂特性により
異なるが、通常ポリプロピレン(PP)樹脂では、15
0〜180℃、ポリエチレンテレフタレート(PET)
樹脂では、240〜270℃程度に樹脂温度を下げてい
る。
【0033】図4は、図1の第2冷却金型の構造を示す
断面図である。
【0034】図4において、26aは第2冷却金型26
内を貫通して設けたダイスリット、27はダイスリット
26a面から真空吸引できるようにした真空サイジング
部で、27aは真空吸引により生じた負圧部であり、ダ
イスリット26a内を移動する成形体31(32)の外
周面33を吸引し、ダイスリット26a面に接触するよ
うに吸着させる構成としている。
【0035】28は複数個所から冷媒28aをダイスリ
ット26aに向けて噴出する冷媒噴出部で、噴出された
冷媒28aはダイスリット26aに到達して、成形体3
1(32)の内周面34に当接させ層流状の押圧部28
bを形成させる構成としている。
【0036】したがって、外周面33は、ダイスリット
26a面に吸着された状態で、裏面側である内周面34
から押圧され、ダイスリット26aの平滑面を転写しな
がら移動するので、平滑となり光沢を得るようになる。
【0037】一方、内周面34は、水である冷媒28a
が層状に広がって冷却する。この時の冷媒28aの量
は、内外周面の冷却速度差を見ながら変形の生じるのを
抑えて調整し冷却する。そして、この成形体31(3
2)は、押圧面に沿って移動しながら結晶化温度域まで
に冷却される。
【0038】なお、冷却温度は用いる樹脂特性にもより
ことなるが、結晶化による固化収縮を抑えるようにする
ため、結晶化温度より5〜20℃高い温度まで下げるよ
うに冷却する。通常PP樹脂では110〜130℃、P
ET樹脂では230〜240℃程度まで樹脂温度を下げ
ている。
【0039】図5は、実施の形態1に係る雨樋を示す断
面図である。
【0040】図5において、断面U字状の成形体31
は、結晶性熱可塑性樹脂に強化繊維を混練して押出金型
21より押し出し、結晶性熱可塑性樹脂の状態変化に適
合させて、第1・第2金型25,26及び冷却水槽29
により多段階に冷却して、所定の形状に成形し引取機2
01を介して引き取り、所定の尺度に切断して成形した
樋30(図1参照)を断面図で示したものである。
【0041】
【実施例】雨樋の成形材料としては下記のものを選定し
押出成形することによって、物性的にも成形的にも安定
した製造方法を確立することができた。
【0042】●基材 ・結晶性熱可塑性樹脂:PP樹脂(三菱化学製ポリプロ
EA9) ・基材の成形体の厚さ:約1.5mm ●強化繊維 ・炭素繊維チョップ(東邦レーヨン製ベスファイトHT
A−C6−SR) ・混入量:基材PP樹脂に5vol% ●成形法 ・混練押出成形 (実施の形態2)図6は、実施の形態2に係る中空部を
設けた雨樋を示す端面図である。
【0043】図6において、雨樋30Aは、成形体32
の側面両上端部に適宜な大きさに中空部32aを設けて
いる。
【0044】したがって、この中空部32aが所定の形
状に確実に成形されると、成形体32が冷却される際
に、中空部32aが金型に固定されて成形収縮が拘束で
きることが知られている。
【0045】なお、結晶性熱可塑性樹脂を基材とし、表
面に高耐候性樹脂を被覆するような積層雨樋においてさ
え成形収縮が抑えられて、寸法精度と成形安定性に効果
を発揮することが知られている。
【0046】図7は、中空部へのエア吹込み機構を示す
要部断面図である。
【0047】図7において、23はエア吹込み機構、2
3aは取付ブリッジ、23bはリブコアで、押出金型2
1の外部から吹き込まれた加熱エアが、取付ブリッジ2
3aとリブコア23bに設けた連通孔23cを経て、リ
ブコア23bの先端から成形体32の中空部32aに向
けて噴出される構成としている。
【0048】なお、噴出される加熱エアを通過させるリ
ブコア23bは、押出金型21のランド23dからやや
突出させ、かつこの中空部32aに噴出する加熱エアを
予め樹脂成形温度近くまで加熱することによりリブコア
23bも加熱され、ランド23d内に有っても樹脂温度
を下げたりして、樹脂流動に支障を与えることがないよ
うにしている。
【0049】したがって、リブコア23bの先端から加
熱エアが噴出されると、押出された成形体32の中空部
32aに侵入して加圧するので、中空部32aは所定の
形状に形成される。
【0050】なお、エアを加熱する手段は特に限定しな
い。また、共押出等により、リブコア23b周辺と、そ
の他の部分の流動樹脂が異なる場合は、適宜エア温度を
選択することにより、リブコア23b温度も調整できる
ようにしている。
【0051】その他の構成、作用及び製造方法は、実施
の形態1と同様であるので、その説明を省略する。
【0052】
【実施例】雨樋の成形材料としては下記のものを選定
し、図6に示す形状の押出金型で押出し、エア吹込み機
構23を働かせることにより、中空部32aに加熱エア
が侵入できて内圧がかかり、所定の中空部32aが確実
に成形できる雨樋の製造方法を確立することができた。
【0053】●基材 ・結晶性熱可塑性樹脂:PP樹脂(三菱化学製ポリプロ
EA9) ・基材の成形体の厚さ:約1.5mm ●強化繊維 ・ガラス繊維チョップ(日東紡CS3PE956) ・混入量:基材PP樹脂に10vol% ●成形法 ・混練押出成形 押出線速度:2.0m/分 リブコア噴出エア:1.0L/分(230℃)
【0054】
【発明の効果】本発明に係る雨樋の製造方法は、請求項
1の発明によれば、樹脂の状態変化に合った3段階の冷
却で、各金型間でドローダウンするのが防止でき、雨樋
の寸法精度や平滑面が得られ商品価値の高いものが得ら
れるようになった。
【0055】請求項2の発明によれば、非接触が維持で
きて、押し出し成形体のドローダウンが抑制できるよう
になった。
【0056】請求項3の発明によれば、ダイスリット面
に吸引と押圧を受けて成形体が移動するので、平滑な成
形面となり光沢度も向上した。したがって、商品として
の美観が得られるようになった。
【0057】請求項4の発明によれば、適宜な間隔に配
設された複数のサイジングプレートで、成形体が保形さ
れながら冷媒により冷却されるので、成形が安定し寸法
精度の向上した雨樋が得られるようになった。
【0058】請求項5の発明によれば、中空部が所定の
形状に成形できるようになったので、成形収縮率が小さ
くなる上に、寸法精度の安定した雨樋が成形できるよう
になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る雨樋の製造方法を
示す装置図である。
【図2】図1の成形部を示す断面図である。
【図3】図1の第1冷却金型の構造を示す断面図であ
る。
【図4】図1の第2冷却金型の構造を示す断面図であ
る。
【図5】同実施の形態1に係る雨樋を示す断面図であ
る。
【図6】本発明の実施の形態2に係る中空部を設けた雨
樋を示す端面図である。
【図7】同実施の形態2に係る中空部へのエア吹込み機
構を示す要部断面図である。
【図8】従来技術に係る雨樋の製造方法及び第1冷却金
型部を拡大して示す説明図である。
【符号の説明】
20…混練押出機 21…押出金型 25…第1冷却金型 26…第2冷却金型 29…冷却水槽 31、32…成形体

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 混練押出機より結晶性熱可塑性樹脂と強
    化繊維との複合押出しによる断面ほぼU字状の成形体
    を、第1冷却金型により前記結晶性熱可塑性樹脂の結晶
    化温度よりも高く、かつ押出金型内樹脂温度よりも低い
    温度域に降下するように冷却し、続く第2冷却金型によ
    り結晶化温度域まで降下するように冷却し、更に続く冷
    却水槽により結晶化温度以下に降下するように冷却し
    て、成形したことを特徴とする雨樋の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記第1冷却金型は、前記押出金型に直
    接又は適宜な位置まで離間させて装着すると共に、 前記第1冷却金型のダイスリットに向けてエアノズルを
    設け、該エアノズルから噴出するエアにより、前記ダイ
    スリット内を通過する前記成形体と前記ダイスリット面
    との間にエア膜を形成させるようにしたことを特徴とす
    る請求項1に記載の雨樋の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記第2冷却金型は、前記ダイスリット
    面に前記成形体の外周面側を吸引させる真空サイジング
    部と、前記成形体の内周面側に向けて冷媒を噴出させて
    押圧する冷媒噴出部とを設けたことを特徴とする請求項
    1に記載の雨樋の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記冷却水槽は、前記成形体が冠水する
    ように冷却媒体を貯めた槽内に、適宜な間隔に装着可能
    な複数のサイジングプレートを配設し、該サイジングプ
    レートを貫通するスリット内を前記成形体が形状を保持
    し、通過しながら槽内の冷却媒体により冷却・固化され
    るようにしたことを特徴とする請求項1に記載の雨樋の
    製造方法。
  5. 【請求項5】 前記押出金型に外部から加熱エアを吹き
    込むエア吹込み機構を設け、該エア吹込み機構のリブコ
    アを前記押出金型のランド内の適宜な位置に装着し、前
    記成形体の断面ほぼU字状の両端に、適宜な大きさの断
    面長方形の中空部を設けた前記成形体に向け、前記リブ
    コアの先端から加熱エアを噴出させて前記中空部に内圧
    をかけるようにしたことを特徴とする請求項1、2、3
    又は4に記載の雨樋の製造方法。
JP11115200A 1999-04-22 1999-04-22 雨樋の製造方法 Withdrawn JP2000301584A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008062428A (ja) * 2006-09-05 2008-03-21 Toppan Printing Co Ltd 床材の製造方法および床材

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