JP2000300409A - 浴室の出窓取付け鏡の曇り止め構造 - Google Patents

浴室の出窓取付け鏡の曇り止め構造

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JP2000300409A
JP2000300409A JP11111127A JP11112799A JP2000300409A JP 2000300409 A JP2000300409 A JP 2000300409A JP 11111127 A JP11111127 A JP 11111127A JP 11112799 A JP11112799 A JP 11112799A JP 2000300409 A JP2000300409 A JP 2000300409A
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bathroom
mirror
bay window
window
bay
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JP11111127A
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English (en)
Inventor
Akira Fukuhara
晃 福原
Kengo Shoji
賢吾 庄司
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Noritz Corp
Original Assignee
Noritz Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 浴室の出窓サッシの取付け工事やメンテナン
ス時の点検修理に支障を来すことなく、この種サッシの
窓ガラスに取付けた鏡の曇りを防止する。 【解決手段】 浴室1の出窓サッシ2の窓ガラス3に、
浴室1内に鏡面を臨ませて設けた鏡4の曇り止め構造で
あって、上記の窓ガラス3を複層ガラスで形成すると共
に、内部スペースSに上記の鏡4を加温するための面状
ヒータ5を配設する。この面状ヒータ5の電源接続用コ
ード6を、上記窓ガラス3の框7を介して浴室1の外部
に引き出すと共に、出窓サッシ2の窓枠部8から躯体内
に引き込み、電源9に接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴室の出窓取付け
鏡の曇り止め構造に関し、更に詳しくは浴室の窓を出窓
サッシで形成し、この出窓サッシの窓ガラスに取り付け
た鏡が曇ることを防止できるよう形成した浴室の出窓取
付け鏡の曇り止め構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば狭い浴室スペースを効率良
く有効に利用できるよう、浴室の窓を出窓状に形成し、
この浴室出窓のガラスに鏡が取付けられた出窓付き浴室
がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところでこの種の浴室
の場合、鏡は、外気に裏面が触れ、他方、鏡面は湯気等
で高温多湿雰囲気の浴室内に面するため、曇り易いもの
である。従って出窓取付け用のこの種の鏡は、入浴時
に、鏡面を度々拭く必要がないようヒータを備え、鏡面
の曇りを防止できるよう形成されているのが望ましい。
【0004】而してこの場合、この種のヒータに給電す
るための配線設備等が、出窓サッシの施工手順に影響を
与え、出窓の施工を煩雑化、遅延化させたり、又浴室施
工後のアフターサービス時に、点検修理作業に支障を及
ぼすことがあってはならない。
【0005】本発明は、このような従来の実情に鑑み、
提案されたものである。従って本発明の技術的課題は、
浴室の出窓サッシの取付け工事やメンテナンス時の点検
修理に支障を来すことなく、この種浴室の窓ガラスに取
付けられた鏡が曇ることを防止できるよう形成した浴室
の出窓取付け鏡の曇り止め構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために、次のような技術的手段を採る。
【0007】即ち本発明は、図1に示されるように、浴
室1の出窓サッシ2の窓ガラス3に、浴室1内に鏡面を
臨ませて設けられた鏡4の曇り止め構造であって、上記
の窓ガラス3が複層ガラスで形成されると共に、内部ス
ペースSに上記の鏡4を加温するための面状ヒータ5が
配設され、この面状ヒータ5の電源接続用コード6が上
記窓ガラス3の框7を介して浴室1の外部に引き出され
ると共に、出窓サッシ2の窓枠部8から躯体内に引き込
まれ、電源9に接続されることを特徴とする(請求項
1)。
【0008】ここで、窓ガラス3が複層ガラスで形成さ
れる、とは、具体的には例えば二枚の板ガラスが気密状
の空気層を備えて形成されることを意味する。本発明の
場合、面状ヒータ5は、熱を鏡4に直接伝えることがで
きるよう、鏡4の裏面に直接貼り付けられるのが好まし
い。なお面状ヒータ5の大きさ、形状、配設位置等は任
意である。
【0009】而して本発明の場合、電源接続用コード6
は、窓ガラス3の框7としての下框から浴室1の外部に
引き出され、窓枠部8としての出窓下の化粧カバーから
躯体内に引き込まれるのが好ましい(請求項2)。
【0010】この場合は、外部に引き出した電源接続用
コード6を、出窓下の化粧カバー8から躯体内に引き込
むため、外部に露出するコード6の長さを短くでき、且
つコード6の露出位置が出窓サッシ2の下方であること
から目立たず、体裁が良い、という利点がある。
【0011】又本発明は、電源接続用コード6の屋外露
出部が、防水性のフレキシブルチューブ15で被覆され
るのが好ましい(請求項3)。
【0012】この場合は、コード6を保護できるだけで
はなく、コード6が剥き出しの場合より見栄えが良くな
る、という利点がある。ここで防水性のフレキシブルチ
ューブ15としては、例えばコルゲートチューブ等があ
る。
【0013】又本発明は、図7等に示されるように、電
源接続用コード6と面状ヒータ5との半田付け部20に
密封材21が塗布され、電源接続用コード6の開口端が
シールドされるのが好ましい(請求項4)。
【0014】窓ガラス3の内部スペースSの温度は、面
状ヒータ5のオン、オフにより変化する。この場合、電
源接続用コード6は、銅線と絶縁被覆部との間に隙間が
あるため、窓ガラス3の内部スペースSはこの隙間を介
して外気と連通する惧れがある。従ってこの実施形態の
ように本発明が形成される場合は、上記の隙間を密封材
21で封止できるため、窓ガラス3の内部スペースSの
気密性を確保できる。密封材21としては、例えばシリ
コンコーキング材等がある。
【0015】なお図7の実施形態の場合、電源接続用コ
ード6は、電線の保護や電気絶縁の確実化を図るため、
キャブタイヤケーブルで形成され、絶縁電線6bが更に
ゴム被覆部6cで被覆されている。ゴム被覆部6cは、
その端部が窓ガラス3の気密シール部22に配置され、
封止されている。
【0016】更に本発明は、図9、図10に示されるよ
うに、内部スペースSにおいて面状ヒータ5の周囲に断
熱材23が設けられ、この断熱材23によって面状ヒー
タ5に対応する内部スペースSの位置S1が仕切られる
のが好ましい(請求項5)。
【0017】この実施形態の場合は、窓ガラス3の内部
スペースSの空気層が、図10に示されるように、ヒー
タ5に対応する位置S1と、それ以外の部分S2とに分
割される。従ってこの場合は、面状ヒータ5で内部スペ
ースSの全体を加熱する場合に比べ、加熱範囲を狭くで
きるから、鏡4を効果的に温めることができる。その結
果これによれば、低消費電力のヒータ5で迅速に曇りを
取ることができ、又ヒータ5の消費電力を軽減できる。
【0018】なおここで断熱材23としては、例えば発
泡材やグラスウール等がある。又ヒータ5に対応する位
置S1は、密封されるのが好ましいが、これに限定され
るものではない。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な一実施形態
を添付図面に従って説明する。
【0020】図1等において、1は浴室であり、2はこ
の浴室1の出窓サッシ、3はこの出窓サッシ2の窓ガラ
スである。4は、この窓ガラス3に、浴室1内に鏡面を
臨ませて設けられた鏡である。
【0021】上記の窓ガラス3は、前後一対の板ガラス
が気密状の内部スペースSを介して複層ガラスで形成さ
れている。鏡4は、この実施形態の場合、浴室1側(前
側)の板ガラスの周囲が印刷で遮光され、この周囲を除
いた部分でなる。鏡4の形成は、浴室1側の板ガラスの
裏面に硝酸銀水溶液を注ぎ、苛性ソーダなどでコロイド
状の銀を沈着させ、その上に樹脂などの保護膜を塗布す
ることで行なわれる。なお屋外に面した後側の板ガラス
は、太陽熱の吸収防止、紫外線カット機能を有するよう
形成され、色はこの実施形態ではミルキーホワイトに選
定されている。
【0022】5は、窓ガラス3の内部スペースSに配設
された、上記の鏡4を加温するための面状ヒータであ
る。6は、この面状ヒータ5の電源接続用コードであ
る。面状ヒータ5は、鏡4の裏面に直接貼り付けられて
いる。
【0023】上記の電源接続用コード6は、この実施形
態では窓ガラス3の框7としての下框を介して浴室1の
外部に引き出されると共に、出窓サッシ2の窓枠部8と
しての出窓下の化粧カバーから躯体内に引き込まれ、電
源9に化粧カバー8の内方で接続される。なお図3に示
されるように、電源接続用コード6のコネクタ6aと電
源コネクタ9aとは、湿気に晒されないよう、例えば樹
脂袋10で封止されるのが好ましい。電源9は、図6に
示されるように、この実施形態では浴室1の天井裏に配
設されている。
【0024】なお図1において、11は窓ガラス3の周
囲に配設された防水部材、12は充填材、13は車輪で
ある。下框7の内壁7aには、電源接続用コード6の挿
通孔7bが形成され、コード6はこの挿通孔7bから、
下框7の外壁7cを介して屋外に引き出される。14
は、下框7の外壁7cに設けられたグロメットである。
【0025】又上記の電源接続用コード6は、その屋外
露出部が、防水性のフレキシブルチューブ15としての
コルゲートチューブで被覆されている。フレキシブルチ
ューブ15は、図2、図5等に示されるように、蛇腹状
の本体部15aと、両端のエルボ部15bとで形成され
ている。エルボ部15bは、図3に示されるように、化
粧カバー8等にパッキン16を介して水密状に取付けら
れる。
【0026】なおこの実施形態では、鏡4が一方の引き
違い戸17(図4参照)に形成されているため、この鏡
4の設けられた引き違い戸17は開閉できないよう、窓
枠部8に固定されている。又他方の引き違い戸18は、
窓を開けたとき、フレキシブルチューブ15を損壊する
ことがないよう、ストッパー19(図2、図4参照)に
よって、一定位置で停止できるよう形成されている。
【0027】而して本発明の場合、電源接続用コード6
を配線するときは、先ず下框7の内壁7aの挿通孔7b
にコード6を通し、その後、下框7の外壁7cからこの
コード6を引き出す。そして引き出したコード6のコネ
クタ6aの側から、フレキシブルチューブ15を嵌挿さ
せ、フレキシブルチューブ15でコード6の屋外露出部
を被覆する。
【0028】次に作業者は、コード6を出窓下の化粧カ
バー8から躯体内に引き込み、フレキシブルチューブ1
5を化粧カバー8に水密状に取付けた後、開放端のコネ
クタ6aを電源コネクタ9aに接続する。
【0029】本発明の場合、面状ヒータ5のスイッチを
オンにすると、このヒータ5によって鏡4が直接加温さ
れ、又ヒータ5の熱が窓ガラス3の内部スペースSの空
気を暖めて間接的に鏡4の温度を上昇させる。その結
果、鏡4の曇りが除去される。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、面状ヒー
タの電源接続用コードが、窓ガラスの框を介して一旦浴
室の外部に引き出されてから、出窓サッシの窓枠部を介
して躯体内に引き込まれ、電源に接続されたものであ
る。
【0031】従って本発明の場合は、例えばシステムバ
スの施工時に、出窓サッシの窓枠部を建築躯体に組み込
んでから、窓ガラス戸を取付けることができ、この場合
でもコードを簡単に配線でき、又メンテナンスの際も、
窓ガラス戸ごと交換できるため、点検修理作業を簡便化
できる。その結果本発明によれば、浴室の出窓サッシの
取付け工事やメンテナンス時の点検作業等に支障を来す
ことなく、鏡が曇ることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明構造の好適な一実施形態を示す要部縦断
面図である。
【図2】出窓サッシの窓枠部を外部から見た要部斜視図
である。
【図3】電源接続用コードの配線例を示す要部断面図で
ある。
【図4】出窓サッシを外部から見た要部斜視図である。
【図5】フレキシブルチューブを示す要部側面図であ
る。
【図6】電源との接続状態を示す要部構成図である。
【図7】本発明構造の他の実施形態を示し、Aは要部縦
断面図、BはAの要部拡大図である。
【図8】図7AのVIIIーVIII線における要部断面図で
ある。
【図9】本発明構造の更に他の実施形態を示す要部背面
図である。
【図10】図9のXーX線における要部断面図である。
【符号の説明】
1 浴室 2 出窓サッシ 3 窓ガラス 4 鏡 5 面状ヒータ 6 電源接続用コード 7 框 8 窓枠部 9 電源 S 内部スペース

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴室の出窓サッシの窓ガラスに、浴室内
    に鏡面を臨ませて設けられた鏡の曇り止め構造であっ
    て、上記の窓ガラスが複層ガラスで形成されると共に、
    内部スペースに上記の鏡を加温するための面状ヒータが
    配設され、この面状ヒータの電源接続用コードが上記窓
    ガラスの框を介して浴室の外部に引き出されると共に、
    出窓サッシの窓枠部から躯体内に引き込まれ、電源に接
    続されることを特徴とする浴室の出窓取付け鏡の曇り止
    め構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の浴室の出窓取付け鏡の曇
    り止め構造であって、窓ガラスの框が下框であり、出窓
    サッシの窓枠部が出窓下の化粧カバーであることを特徴
    とする浴室の出窓取付け鏡の曇り止め構造。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の浴室の出窓取付け
    鏡の曇り止め構造であって、電源接続用コードの屋外露
    出部が、防水性のフレキシブルチューブで被覆されたこ
    とを特徴とする浴室の出窓取付け鏡の曇り止め構造。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3の何れかに記載の浴室の
    出窓取付け鏡の曇り止め構造であって、電源接続用コー
    ドと面状ヒータとの半田付け部に密封材が塗布され、電
    源接続用コードの開口端がシールドされたことを特徴と
    する浴室の出窓取付け鏡の曇り止め構造。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4の何れかに記載の浴室の
    出窓取付け鏡の曇り止め構造であって、内部スペースに
    おいて面状ヒータの周囲に断熱材が設けられ、この断熱
    材によって面状ヒータに対応する内部スペースの位置が
    仕切られたことを特徴とする浴室の出窓取付け鏡の曇り
    止め構造。
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