JPH0886153A - ガラスシステム - Google Patents

ガラスシステム

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JPH0886153A
JPH0886153A JP6246941A JP24694194A JPH0886153A JP H0886153 A JPH0886153 A JP H0886153A JP 6246941 A JP6246941 A JP 6246941A JP 24694194 A JP24694194 A JP 24694194A JP H0886153 A JPH0886153 A JP H0886153A
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JP
Japan
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liquid
temperature
enclosed
enclosed liquid
rotating body
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JP6246941A
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English (en)
Inventor
Nobuaki Nagaoka
延昭 長岡
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Kajima Corp
Original Assignee
Kajima Corp
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Publication date
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E06DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
    • E06BFIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
    • E06B9/00Screening or protective devices for wall or similar openings, with or without operating or securing mechanisms; Closures of similar construction
    • E06B9/24Screens or other constructions affording protection against light, especially against sunshine; Similar screens for privacy or appearance; Slat blinds
    • E06B2009/2411Coloured fluid flow for light transmission control
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E06DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
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    • E06B9/24Screens or other constructions affording protection against light, especially against sunshine; Similar screens for privacy or appearance; Slat blinds
    • E06B2009/2417Light path control; means to control reflection
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E06DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
    • E06BFIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
    • E06B9/00Screening or protective devices for wall or similar openings, with or without operating or securing mechanisms; Closures of similar construction
    • E06B9/24Screens or other constructions affording protection against light, especially against sunshine; Similar screens for privacy or appearance; Slat blinds
    • E06B9/26Lamellar or like blinds, e.g. venetian blinds
    • E06B9/264Combinations of lamellar blinds with roller shutters, screen windows, windows, or double panes; Lamellar blinds with special devices
    • E06B2009/2643Screens between double windows

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複層ガラスを用いた製品の多様化及び応用性
を図ると共にコストダウンを可能にする。 【構成】 2枚の板ガラス1,2を一定の間隔をもって
対向配設し、内部が密封されるように周囲を封止した複
層ガラスを用いたガラスシステムにあって、板ガラス
1,2による空間内に封入液4を封入し、この封入液4
内に三角柱構造の複数の回動体5を垂直方向に一定間隔
に回動自在に配設し、更に、内面が反射面として機能し
且つ外面が遮蔽面として機能する反射遮蔽材8を回動体
5の一面に固定設置し、封入液4の温度に応じて回動体
5が回転し、反射遮蔽材8の位置が変化するようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2枚のガラスを所定の
間隔をもって対向配設した複層ガラスを用いて窓ガラス
等を構成するためのガラスシステムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、窓ガラス(ガラス建具)にあっ
ては、2枚のガラス板を所定の間隔で対面配置し、かつ
ガラス板間の空間を外気及び室内から遮断した構造の複
層ガラスを用いて構成したものがある。
【0003】このように複層ガラスを用いたガラス建具
は、単板ガラスの2倍以上の断熱効果を有することか
ら、冷暖房負荷を軽減することができる。更に、室内外
の温度差が著しい場合でも、結露を防止し、透視性を確
保することができる。また、防音性能を高めることもで
きる。
【0004】なお、上記構成に加え、日射の進入防止、
外景の遮断等の機能を付加したい場合、ブラインドやブ
ラインドボックスを組み合わせる構成が採用されてい
る。更に、日射との連動等の機能を加える場合、ブライ
ンド角度変更と昇降に伴う装置として日射センサ、制御
盤、昇降用モータ、操作盤などの機器や装置を加えた構
成も採用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
技術にあっては、ブラインドやブラインドボックスの併
用が必要になり、或いは、日射センサ、制御盤、昇降用
モータ、操作盤などの機器や装置を必要とする。このた
め、サッシ部分の大型化及びブラインドボックスの取り
付けに伴う工数及び作業負担の増加やコストアップを招
いていた。更に、制御装置(モータ、操作ボックス、接
続配線等)の取り付けが必要になるため、コストアップ
を招くと共に、保守点検の複雑化及び建築施工上の複雑
化を招くという問題がある。
【0006】また、従来、複層ガラスは専ら窓ガラスな
どの建具として用いるのみで、これを建物の外壁デザイ
ンの一部として組み込み、或いは内装表現の一部または
商業ディスプレィ等に利用することは殆ど行われていな
い。
【0007】そこで、本発明は、複層ガラスを用いた製
品の多様化及び応用性を図ると共にコストダウンが可能
なガラスシステムを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明は、2枚の板ガラスを一定間隔をもって
対向配設し、内部が密封されるように周囲を封止した複
層ガラスを用いたガラスシステムにおいて、前記複層ガ
ラスによる空間内に封入される封入液と、前記封入液内
に配設されると共に該封入液の温度に応じて回動する多
面構造の回動体と、該回動体の一面に設置されると共に
内面が反射面として機能し且つ外面が遮蔽面として機能
する反射遮蔽材とを設ける構成にしている。
【0009】そして、前記反射遮蔽材は、三角柱状を成
し、その内部に封入液が満たされ、且つ該封入液内に相
互に比重の異なる少なくとも3本の柱状体または筒状体
を封入することができる。
【0010】また、前記日射遮蔽部材は、雰囲気温度に
応じて、透過、遮蔽、視界オフ兼光透過の3状態を有す
るように構成することができる。
【0011】更に、前記複層ガラス内空間における封入
液の温度を強制的に変更するための封入液温度制御手段
を設けることができる。
【0012】
【作用】上記した手段によれば、日射遮蔽部材は定常時
には空間内の底部にあり、複層ガラスを通して空間内に
日射が侵入すると、空間内の封入液を加熱し、その液温
は各日射遮蔽部材に伝達され、各日射遮蔽部材には液温
に応じた異なる浮力が生じ、封入液内にあって回転力を
発生する。これにより、自動的に屋内に対する日射量を
制御することができ、更に、外景の遮断、断熱、結露防
止等を図ることができる。
【0013】上記反射遮蔽材は、三角柱状を成し、その
内部に封入液が満たされ、且つ該封入液内に相互に比重
の異なる少なくとも3本の柱状体を封入する構成にする
ことで、雰囲気温度に応じて少なくとも透過、遮蔽、視
界オフ兼光透過の3状態を生じさせることができ、窓ガ
ラスにブラインドを装着したのと同等の機能を持たせる
ことができる。また、商業的なディスプレィ効果やデザ
イン効果を生じさせることもできる。
【0014】複数のルーバを備えて構成されるブライン
ドは、各ルーバの角度を変更することで光の通過量及び
外景の視認状態を調整することができるが、回動体内の
複数の柱状体の比重を異ならせることで、雰囲気温度に
応じて、最小限必要な透過、遮蔽、視界オフ兼光透過の
3状態を選択的に再現でき、別途ブラインドを装着した
場合と同等の機能を得ることができ、室内の快適性を高
めることができる。
【0015】上記の構成によって、回動体の回動を雰囲
気温度、すなわち日射状態に応じて自動的に回動体の回
動を制御し、自動的にブラインドの作動状態を可変する
ことができたが、その状態がユーザーにとって必ずしも
満足できるとは限らない。そこで、封入液温度制御手段
を設けて複層ガラス内の空間における封入液の温度を強
制的に変更することができれば、ユーザーの望む快適な
室内環境を得ることができる。具体的には、複層ガラス
内空間における封入液の温度を強制的に変更することに
より達成され、そのために封入液温度制御手段を設けて
いる。これにより、ユーザーの望む快適な室内環境を自
在に設定することができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0017】〔実施例1〕図1は本発明によるガラスシ
ステムの第1実施例を示す側面断面図である。この実施
例は、ブラインド機能を備えた窓ガラスを対象にしたガ
ラスシステムを示している。
【0018】透明(又は半透明、着色等)の2枚の板ガ
ラス1,2は一定間隔に対向させて重なり状態に配置さ
れ、両者の外周部は封止部材3(金属等の枠体と樹脂充
填材、更にはシール材等の組み合わせによる)で保持し
て複層ガラスを形成している。この封止部材3と板ガラ
ス1,2との固定は、接着材等を用いて行われる。板ガ
ラス1と板ガラス2との間に形成された空間には、封入
液4が満たされ、この封入液4内には複数本(この実施
例では7本)の回動体5が垂直方向へ一定間隔に配設さ
れている。封入液4には、防腐処理を施した水、その他
の不燃性の液体を用いることができる。
【0019】また、回動体5の各々は、図2に示すよう
に外形は三角柱状を成し、透明なガラスやプラスチック
を用いて本体6が形成され、その両端の中心には軸7が
設けられている。また、本体6内の1つの面には、反射
面8a(内側)と遮蔽面8b(外側)を有する反射遮蔽
材8が本体内面に密着状態にして固定配置されている。
反射面は反射遮蔽材8を加熱させないための配慮であ
り、遮蔽面は室内の壁と同一色またはアイボリー等の標
準的な色にし、室内との調和を図るための配慮である。
更に、本体6の内部には透明な封入液9が満たされ(防
腐処理を施した水、その他の不燃性の液体)、この封入
液9には、複数本(本実施例では3本)の透明な柱状体
(または筒状体)10a,10b,10cが封入されて
いる。
【0020】柱状体10a,10b,10cはプラスチ
ック等の透明材料を用いて表面に多数の小孔を形成した
形状、或いは密封構造に製作される。そして、その素材
自身あるいは封入する液体等の比重が柱状体10a,1
0b,10cの相互で異なる様に設定されている。この
ため、柱状体10a,10b,10cの各々は雰囲気温
度によって浮力差が生じ、これによって重心が変化する
ために、雰囲気温度に応じて回動体5が回動する。この
結果、反射遮蔽材8は雰囲気温度に応じて位置が変化
し、回動体5は日射遮蔽、透過、反射等の機能を発揮す
ることになる。この詳細については以下に説明する。
【0021】図3は雰囲気温度で反射遮蔽材8の位置が
変化する様子を示している。なお、図中の矢印は、日射
の方向または光の進行方向を示している。
【0022】ここでは、上記構成によるガラスシステム
が窓ガラスとして用いられている場合を例に説明する。
図3は回動体5の断面の3つの頂点A,B,Cの各々が
最上位置にあるときの各機能を示しており、(a)の図
の状態では頂点Bが真上に位置し、日射(又は光、以
下、日射として説明)遮蔽を行うことができ、反射遮蔽
材8は太陽に対向する位置にある。したがって、この状
態は、ブラインドを全部降ろし、そのルーバが重なる状
態にしたのと同一である。
【0023】また、(b)の図では頂点Aが真上に位置
し、反射遮蔽材8が底辺に位置することから日射は複層
ガラス内を透過する。この状態では室内から外景を見る
ことができ、ブラインドを巻き上げ(又はルーバを水平
位置にし)たのと同一の状態になる。
【0024】更に、(c)の図では頂点Cが真上に位置
し、反射遮蔽材8が日差し(日射方向)に平行する位置
にあるため、日射は板ガラス2を通過する。しかし、板
ガラス2に対しては前面を反射遮蔽材8が覆う形になる
ため、室内からの外景は遮断される。すなわち、(c)
の図の状態は、ブラインドにおけるルーバを斜めにした
状態と同じになる。
【0025】以上の様な状態を作り出すためには、3本
の柱状体10a,10b,10cの比重関係が、比重の
大きい順に10c→10b→10aになるように設定す
ればよい。そして、図3の3つの態様のいずれになるか
は、日射による封入液4及び封入液9の加熱状態によっ
て定まる。
【0026】日射が板ガラス1を通過するように差し込
むと、封入液4及び封入液9は温められ、その温度は柱
状体10a,10b,10cの各々に伝熱される。想定
される最低温度から最高温度までを3つの温度域に分
け、その温度に応じて柱状体10a,10b,10cの
比重が予め設定されている。したがって、封入液9の温
度が最高温度域になると柱状体10cの浮力が最も大き
くなり、図3の(a)の状態が再現されるし、封入液9
の温度が中温度域であれば図3の(c)の状態が再現さ
れる。また、封入液9の温度が低温度域であれば図3の
(b)の状態が再現される。
【0027】例えば、南側に面した窓ガラスにおいて
は、屋外の日射状態に応じ、ブラインドの様にガラス面
を開閉(遮蔽)したいという要求がある。ガラスシステ
ムを通しての屋内への日光の差し込みは太陽の位置、換
言すれば季節及び時間によって異なるが、上記した様
に、光透過部における日射量が多いときには屋内への日
射を遮り、日射量が少ないときには透過状態にするよう
に回動体5の位置が変化することにより、快適な居住性
が得られる。また、日射による熱負荷の侵入を防止する
ことも可能になる。
【0028】〔実施例2〕図4は本発明によるガラスシ
ステムの第2実施例を示す構成図である。なお、図4に
おいては、図1に示したと同一であるものには、同一引
用数字を用いたので、ここでは重複する説明を省略す
る。
【0029】図1に示した実施例は、日射量に応じて回
動体5が自動的に回動制御される結果、窓の遮蔽操作
(ブラインド操作)を手動により行う煩わしさがない。
しかし、日射状況によっては、現状の状態が在室者等に
とって希望の状態ではない場合があり、現状の状態を強
制的に解除したい場合が生じる。
【0030】本実施例は、このような場合に対処できる
ものであり、外部に封入液温度制御装置11を設け、こ
の封入液温度制御装置11と図1に示した構成によるガ
ラス建具12との間を配管13で接続し、更に、封入液
温度制御装置11に反射遮蔽材8の位置に対応した封入
液温度を指示するための操作盤14が信号線15を介し
て接続されている(封入液温度制御装置11及び操作盤
14によって封入液温度制御手段が形成される)。ま
た、封入液の温度を把握するために温度センサ16が封
入液4内に設置されている。
【0031】封入液温度制御装置11は、封入液4の冷
却及び加熱を行う不図示の加熱手段(ヒータ等)及び媒
体を冷却する不図示の冷却手段(冷水供給装置、冷凍機
等)を備えている。また、封入液温度制御装置11はマ
イクロコンピュータを主体に構成され、回動体5の動作
温度と浮力特性の関係をテーブルで持っており、「透
過」、「遮蔽」、「視界オフ兼光透過」、「結露除去」
の各モードを意味する語句または記号(または数字)に
よって操作盤14から指示できるように構成されてい
る。
【0032】例えば、回動体5が図3の(a)状態にあ
るとき、これを強制的に解除して(b)の透過状態にし
たい場合について説明する。まず、操作盤14を操作し
て「透過」に指示を合わせる。この指示を受けた封入液
温度制御装置11は、「透過」に相当する温度になるよ
うに冷却手段を制御し、ガラス建具12内に冷却した封
入液を送り込み、ガラス建具12内の封入液温度を反射
遮蔽材8が図3の(b)になるように上げ、回動体5を
回動させる。例えば屋内・外のガラス面が結露状態にあ
るとき、これを強制的に結露除去したい場合について説
明する。まず、操作盤14を操作して「結露除去」に指
示を合わせる。この指示を受けた封入液温度制御装置1
1は、「結露除去」に相当する温度になるように加熱手
段を駆動し、ガラス建具12内に加熱した封入液が送り
込まれ、ガラス建具12内の封入液温度が高くなり、ガ
ラス表面の温度が上がるため、ガラス面の結露状態は強
制的に除去される。
【0033】なお、図1及び図4の実施例において、反
射遮蔽材8の内面(又は両面)に部屋の壁紙の色に合わ
せた塗装、或いは部屋の雰囲気に合わせた絵やイラスト
を描いておくこともできる。更に、封入液4は無色の
他、任意のカラーにすることもできる。同様に、反射遮
蔽材8に着色を施すこともできる。この様にすること
で、店舗等における商業演出が可能になる。
【0034】また、上記各実施例においては、回動体5
が三角柱であるとしたが、これに限定されるものではな
く三角以上の多角形であってもよい。同様に、柱状体は
3本であるとしたが、任意の数にすることができ、これ
により反射遮蔽材8に微細な変化を持たせることができ
る。
【0035】
【発明の効果】以上説明した通り、この発明は、2枚の
板ガラスを一定間隔をもって対向配設し、内部が密封さ
れるように周囲を封止した複層ガラスを用いたガラスシ
ステムにおいて、前記複層ガラスによる空間内に封入さ
れる封入液と、前記封入液内に配設されると共に該封入
液の温度に応じて回動する多面構造の回動体と、該回動
体の一面に設置されると共に内面が反射面として機能し
且つ外面が遮蔽面として機能する反射遮蔽材とを設ける
構成にしたので、簡単でローコストな構成によって、自
動的に屋内に対する日射量を制御することができる。更
に、外景の遮断、断熱、結露防止等を図ることができ
る。また、商業的なディスプレィ効果やデザイン効果を
生じさせることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるガラスシステムの第1実施例を示
す側面断面図である。
【図2】本発明に係る回動体の詳細構造を示す側面断面
図である。
【図3】本発明に係る回動体の動作モードを示す説明図
である。
【図4】本発明の他の実施例を示す構成図である。
【符号の説明】
1,2 板ガラス 3 封止部材 4,9 封入液 5 回動体 6 本体(回転体) 7 軸 8 反射遮蔽材 10a,10b,1
0c 柱状体 11 封入液温度制御装置 12 ガラス建具 14 操作盤 16 温度センサ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2枚の板ガラスを一定間隔をもって対向
    配設し、内部が密封されるように周囲を封止した複層ガ
    ラスを用いたガラスシステムにおいて、 前記複層ガラスによる空間内に封入される封入液と、前
    記封入液内に配設されると共に該封入液の温度に応じて
    回動する多面構造の回動体と、該回動体の一面に設置さ
    れると共に内面が反射面として機能し且つ外面が遮蔽面
    として機能する反射遮蔽材とを具備することを特徴とす
    るガラスシステム。
  2. 【請求項2】 前記反射遮蔽材は、三角柱状を成し、そ
    の内部に封入液が満たされ、且つ該封入液内に相互に比
    重の異なる少なくとも3本の柱状体または筒状体を封入
    することを特徴とする請求項1記載のガラスシステム。
  3. 【請求項3】 前記日射遮蔽部材は、雰囲気温度に応じ
    て、透過、遮蔽、視界オフ兼光透過の3状態を有するこ
    とを特徴とする請求項2記載のガラスシステム。
  4. 【請求項4】 前記複層ガラス内空間における封入液の
    温度を強制的に変更するための封入液温度制御手段を設
    けることを特徴とする請求項1記載のガラスシステム。
JP6246941A 1994-09-14 1994-09-14 ガラスシステム Pending JPH0886153A (ja)

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