JP2000300229A - 食品添加用製剤 - Google Patents

食品添加用製剤

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JP2000300229A
JP2000300229A JP11116793A JP11679399A JP2000300229A JP 2000300229 A JP2000300229 A JP 2000300229A JP 11116793 A JP11116793 A JP 11116793A JP 11679399 A JP11679399 A JP 11679399A JP 2000300229 A JP2000300229 A JP 2000300229A
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JP
Japan
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fatty acid
food additive
acid monoester
diglycerin
weight
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Pending
Application number
JP11116793A
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English (en)
Inventor
Tameaki Ando
為明 安藤
Hideya Kamioka
秀也 上岡
Haruhiko Okuno
晴彦 奥野
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Okuno Chemical Industries Co Ltd
Original Assignee
Okuno Chemical Industries Co Ltd
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Publication date
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  • General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
  • Formation And Processing Of Food Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 食品保存性と分散性が改善されたグリセリン
脂肪酸エステルを含む食品添加用製剤を提供すること。 【解決手段】 モノグリセリン脂肪酸モノエステル及び
/又はジグリセリン脂肪酸モノエステルで親水性の食品
添加物を被覆する

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食品添加用製剤、
その製造方法、その食品添加用製剤を添加した食品、及
びその食品添加用製剤を用いる食品の保存方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】食品の腐敗を防止するため、有機酸又は
その塩、グリシン等のアミノ酸、ε−ポリリジン、プロ
タミン、リゾチーム等の天然系抗菌性物質、モノグリセ
リン脂肪酸モノエステル又はジグリセリン脂肪酸モノエ
ステルなどのグリセリン脂肪酸エステルが使用されてい
る。これらの天然系抗菌性物質あるいはグリセリン脂肪
酸エステルは均一に分散される必要があり、その方法が
種々検討されている。
【0003】例えば、特公昭62−31901号公報に
は、リゾチームを油脂、界面活性剤等で被覆し、食品に
使用した例が記載されている。さらに、ロウ状塊であり
結着性があるジグリセリン脂肪酸モノエステルと、蛋白
質、増粘多糖類、糖類との乳化物を形成し、ジグリセリ
ン脂肪酸モノエステルを蛋白質、増粘多糖類、糖類など
で被覆して分散性を高める方法がある。また、特開平1
0−305221号公報には、ジグリセリン脂肪酸モノ
エステルにグリセリン有機酸脂肪酸エステル及び/又は
ソルビタン脂肪酸エステルを加えて造粒する方法が記載
されている。
【0004】しかし、これらの方法では、分散性は若干
改善されるものの、食品の保存性が十分に改善されるも
のではなかった。特にグリセリン脂肪酸エステルを用い
る場合には、効率的な分散ができず、結果として食品保
存性は未だ満足できるレベルにない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、分散性に優
れ、抗菌性にも優れたグリセリン脂肪酸エステルを含有
する食品添加用製剤が望まれている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、分散性に
優れ、抗菌性にも優れたグリセリン脂肪酸エステルを含
有する食品添加用製剤を鋭意検討した結果、グリセリン
脂肪酸エステルで食品添加物を被覆することにより、食
品保存性が顕著に向上し、分散性も向上することを見出
し、本発明を完成した。
【0007】本発明は親水性の食品添加物がモノグリセ
リン脂肪酸モノエステル及び/又はジグリセリン脂肪酸
モノエステルで被覆された食品添加用製剤(以下、本発
明の食品添加用製剤という)に関する。
【0008】好ましい実施態様では、本発明の食品添加
用製剤に用いるモノグリセリン脂肪酸モノエステルが炭
素数8〜12の脂肪酸を有し、ジグリセリン脂肪酸モノ
エステルが炭素数14〜22の脂肪酸を有する。
【0009】より好ましい実施態様では、本発明の食品
添加用製剤においては、親水性の食品添加物と、モノグ
リセリン脂肪酸モノエステル及び/又はジグリセリン脂
肪酸モノエステルとの重量比が1/99〜99/1であ
る。
【0010】また、本発明は、親水性の食品添加物がモ
ノグリセリン脂肪酸モノエステル及び/又はジグリセリ
ン脂肪酸モノエステルで被覆された食品添加用製剤の製
造方法に関し、この方法は、 (1)モノグリセリン脂肪酸モノエステル及び/又はジ
グリセリン脂肪酸モノエステルを溶解し、溶解液を得る
工程; (2)該溶解液と親水性の食品添加物とを混合、撹拌
し、分散液を得る工程;および、 (3)該分散液を噴霧冷却または高速撹拌しながら冷却
し、粉末状とする工程;を含む。
【0011】また、本発明は、親水性の食品添加物がモ
ノグリセリン脂肪酸モノエステル及び/又はジグリセリ
ン脂肪酸モノエステルで被覆された食品添加用製剤を含
有する食品に関する。
【0012】また、本発明は、モノグリセリン脂肪酸モ
ノエステル及び/又はジグリセリン脂肪酸モノエステル
で親水性の食品添加物が被覆された食品添加用製剤を食
品に添加、混合する、食品の保存方法に関する。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明に用いられる親水性の食品
添加物としては、有機酸又はその塩、アミノ酸、天然系
抗菌性物質等が挙げられる。有機酸としては、酢酸、ク
エン酸、リンゴ酸、コハク酸、酒石酸等が挙げられ、有
機酸の塩としては、Na、K等のアルカリ金属塩が挙げ
られる。アミノ酸としては、グリシン、アラニン等が挙
げられる。天然系抗菌性物質としては、ε−ポリリジ
ン、プロタミン、リゾチーム等が挙げられる。
【0014】これらの親水性の食品添加物は、抗菌性物
質であってもよく、非抗菌性物質であってもよい。抗菌
性物質がモノグリセリン脂肪酸モノエステル及び/又は
ジグリセリン脂肪酸モノエステルで被覆された場合、得
られる食品添加用製剤は、それぞれ単独で添加した場合
と比較して顕著な抗菌効果、相乗効果を奏する。非抗菌
性物質を被覆した場合、モノグリセリン脂肪酸モノエス
テル及び/又はジグリセリン脂肪酸モノエステルを被覆
しないで添加する場合と比較して、抗菌性が大きくな
る。
【0015】本発明に用いられるモノグリセリン脂肪酸
モノエステルは、炭素数8〜12の脂肪酸を有すること
が好ましい。飽和脂肪酸でもよく不飽和脂肪酸でもよい
が、飽和脂肪酸が好ましい。中でもカプリル酸、カプリ
ン酸、ラウリン酸が好ましく、特に、炭素数12のラウ
リン酸が最も好ましい。
【0016】本発明に用いられるジグリセリン脂肪酸モ
ノエステルは、炭素数14〜22の脂肪酸を有すること
が好ましい。飽和脂肪酸でもよく不飽和脂肪酸でもよい
が、飽和脂肪酸が好ましい。中でもミリスチン酸、パル
ミチン酸、ステアリン酸、アラキジン酸、ベヘン酸等が
好ましく、ミリスチン酸が特に好ましい。これらは、抗
菌性を考慮して定めればよい。
【0017】本発明の食品添加用製剤においては、親水
性の食品添加物とモノグリセリン脂肪酸モノエステル及
び/又はジグリセリン脂肪酸モノエステルとの重量比が
約1/99〜99/1であることが好ましい。より好ま
しくは、約20/1〜1/20、さらに好ましくは、約
10/1〜1/1である。食品添加物が多すぎると、被
覆の程度が不十分で抗菌作用が十分でなく、グリセリン
脂肪酸エステルが多すぎると食品中に十分に分散できな
い虞がある。
【0018】モノグリセリン脂肪酸モノエステルとジグ
リセリン脂肪酸モノエステルは、それぞれ単独で用いて
もよいし、混合して用いてもよい。
【0019】本発明の食品添加用製剤は、以下の工程: (1)モノグリセリン脂肪酸モノエステル及び/又はジ
グリセリン脂肪酸モノエステルを溶解し、溶解液を得る
工程; (2)該溶解液と親水性の食品添加物とを混合、撹拌
し、分散液を得る工程;および、 (3)該分散液を噴霧冷却または高速撹拌しながら冷却
し、粉末状とする工程;を含む方法で製造される。
【0020】モノグリセリン脂肪酸モノエステル及び/
又はジグリセリン脂肪酸モノエステルは加熱により溶解
するか、エタノール等の食品に使用できる溶媒に溶解す
る。加熱しながら溶媒に溶解してもよい。加熱温度は、
用いるグリセリン脂肪酸エステルの融点以上であればよ
く、好適には約80〜90℃が用いられる。
【0021】得られたグリセリン脂肪酸エステルの溶解
液と親水性の食品添加物とを混合、撹拌し、得られる親
水性の食品添加物の分散液を、例えば噴霧冷却機、回転
式滴下型造粒装置等の、当業者が適切に使用する造粒装
置により粉末状あるいはビーズ状に造粒する。必要に応
じて、エタノール等の溶媒を除去するために乾燥工程を
含んでもよい。乾燥は、エタノールの場合、約60〜7
0℃で行なうのが好ましい。また、必要に応じて、粉末
粒子の大きさを調整すればよい。このようにして、本発
明の食品添加用製剤が製造される。
【0022】得られた食品添加用製剤は食品に添加さ
れ、本発明の食品添加用製剤を含有する食品が得られ
る。本発明の食品添加用製剤は、食品に対して0.01
〜5重量%、好ましくは0.1〜2重量%、最も好まし
くは0.3〜1.2重量%添加される。この範囲を外れ
ると、抗菌効果が十分に発揮されないか、食品添加物の
効果が十分に発揮されない。食品添加用製剤が添加され
た食品は、長期間保存される。
【0023】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を説明するが、
本発明はこの実施例に限定されない。
【0024】(実施例1)エタノール10重量部にジグ
リセリンモノミリステート10重量部を添加し、80〜
90℃で湯煎しながら、ジグリセリンモノミリステート
10重量部を溶解した。他方で、酢酸ナトリウム90重
量部をステンレスの容器に入れ、これに溶解したジグリ
セリンモノミリステートを半分加えて攪拌し、さらに残
りのジグリセリンモノミリステートを加えて、攪拌し
た。攪拌終了後、ステンレスバットの上に薄く広げて、
60〜70℃で12時間、エタノールを揮発させて乾燥
し、常温まで冷却して、軽く粉砕して篩にかけ、60メ
ッシュを通過した粉末を集め、食品添加用製剤を得た。
【0025】すり身100重量部に塩2.8重量部を加
え、15分間、混合攪拌し、これにグルタミン酸ナトリ
ウム1重量部、みりん3重量部、澱粉5重量部、水30
重量部及び上記で得られた食品添加用製剤(酢酸ナトリ
ウムをジグリセリンモノミリステートで被覆した製剤)
1.2重量部加えて5分間さらに混合、成形し、85℃
で30分間蒸して、蒲鉾を作製した。この蒲鉾を簡易包
装し、15℃で保存して生菌数を測定した。
【0026】(比較例1〜2)比較として、食品添加用
製剤を添加しないもの(無添加)、酢酸ナトリウムとジ
グリセリンモノミリステートとを実施例1と同じ割合で
単に混合し、1.2重量部添加したもの(比較例1)、
ジグリセリンモノミリステートのみを0.12重量部添
加したもの(比較例2)を用いた。結果を表1に示し
た。表1において、数値は、15℃で保存したときの生
菌数(個/g)を表す。
【0027】
【表1】
【0028】酢酸ナトリウムとジグリセリンモノミリス
テートとを単に混合した比較例1は、無添加に比べて生
菌数が1/10にしかならないが、本発明の実施例1は
無添加に比べて生菌数が1/1000になることがわか
った。保存期間も2倍程度になった。
【0029】(実施例2)酢酸ナトリウム40重量部と
グリシン20重量部とを混合し、これを、ジグリセリン
モノミリステート40重量部をエタノール40重量部に
溶解して得られた溶解液に分散した以外は実施例1と同
様にして、食品添加用製剤を作製した。
【0030】皮をむき、3cmにカットした人参100
重量部、調味液(水76重量部、醤油11重量部、みり
ん3重量部、粉末だし1重量部、砂糖9重量部)100
重量部に、作製した食品添加用製剤2.0重量部加えて
調理鍋で30分間加熱した。この煮物を簡易包装し、3
0℃で保存して生菌数を測定した。
【0031】(比較例3〜4)比較として、食品添加用
製剤を添加しないもの(無添加)、酢酸ナトリウムとグ
リシンとジグリセリンモノミリステートとを実施例2と
同じ割合で単に混合し、2.0重量部添加したもの(比
較例3)、ジグリセリンモノミリステートのみを0.2
重量部添加したもの(比較例4)を用いた。結果を表2
に示した。表2において、数値は、30℃で保存したと
きの生菌数(個/g)を表す。
【0032】
【表2】
【0033】この結果は、無添加に比べて、単にジグリ
セリンモノミリステートのみを添加した場合、生菌数が
1/10〜1/100であるのに対し、本発明の食品添
加用製剤を添加した場合、生菌数は1/1,000〜1
/10,000と大きく減少した。
【0034】(実施例3)グリシン67重量部とε−ポ
リリジン3重量部を混合し、これをジグリセリンモノミ
リステート30重量部をエタノール30重量部に溶解し
て得られた溶解液に分散した以外は実施例1と同様にし
て、食品添加用製剤を作製した。
【0035】全卵75重量部、澱粉2重量部、調味液
(水85重量部、醤油3重量部、みりん9重量部、粉末
だし3重量部)23重量部に、作製した食品添加用製剤
1.0重量部加えて焼き上げた。この玉子焼きを簡易包
装し、30℃で保存して生菌数を測定した。
【0036】(比較例5〜6)比較として、食品添加用
製剤を添加しないもの(無添加)、グリシンとε−ポリ
リジンとジグリセリンモノミリステートとを実施例3と
同じ割合で単に混合し、1.0重量部添加したもの(比
較例5)、ジグリセリンモノミリステートを0.3重量
部添加したもの(比較例6)を用いた。結果を表3に示
した。表3において、数値は30℃で保存したときの生
菌数(個/g)を表す。
【0037】
【表3】
【0038】この結果は、実施例2と同様、無添加に比
べて、単にジグリセリンモノミリステートを添加した場
合、生菌数が1/10〜1/100であるのに対し、本
発明の食品添加用製剤を添加した場合、1/10,00
0〜1/100,000と大きく減少した。この結果
は、相乗的な抗菌効果を示している。
【0039】(実施例4)ε−ポリリジン80重量部
を、モノグリセリンラウレート10重量部とジグリセリ
ンモノミリステート10重量部とをエタノール20重量
部に溶解して得られた溶解液に分散した以外は実施例1
と同様にして、食品添加用製剤を作製した。
【0040】合挽きミンチ肉65重量部、タマネギ25
重量部、パン粉7重量部、グルタミン酸ナトリウム0.
3重量部、胡椒0.1重量部に、作製した食品添加用製
剤0.5重量部加えて混合した。50gを成型し、18
0℃のオーブンで15分間焼いた。このハンバーグを簡
易包装し、15℃で保存して生菌数を測定した。
【0041】(比較例7〜8)比較として、食品添加用
製剤を添加しないもの(無添加)、ε−ポリリジンとモ
ノグリセリンモノラウレートとジグリセリンモノミリス
テートとを実施例4と同じ割合で単に混合し、0.5重
量部添加したもの(比較例7)、モノグリセリンモノラ
ウレートとジグリセリンモノミリステートとをそれぞ
れ、0.05重量部添加したもの(比較例8)を用い
た。結果を表4に示す。表4において、数値は15℃で
保存したときの生菌数(個/g)を表す。
【0042】
【表4】
【0043】この結果は、無添加に比べて、単にモノグ
リセリンモノラウレートとジグリセリンモノミリステー
トとを添加した場合、生菌数が1/10〜1/100で
あるのに対し、本発明の食品添加用製剤を添加した場
合、1/1,000〜1/10,000と大きく減少し
た。この結果は、相乗的な抗菌効果を示す。
【0044】
【発明の効果】モノグリセリン脂肪酸モノエステル及び
/又はジグリセリン脂肪酸モノエステルで親水性の食品
添加物を被覆することにより、分散性に優れ、抗菌性に
も優れた食品添加用製剤が提供される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4B021 MC01 MK02 MK21 MP01 4B035 LC04 LC05 LE01 LG08 LG57 LK12 LK14 LK19 LP21 LP24 LP26 LP43 4B048 PE01 PE02 PE10 PN02 PN04 PS01 PS15 PS17

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 親水性の食品添加物がモノグリセリン脂
    肪酸モノエステル及び/又はジグリセリン脂肪酸モノエ
    ステルで被覆された、食品添加用製剤。
  2. 【請求項2】 前記モノグリセリン脂肪酸モノエステル
    が炭素数8〜12の脂肪酸を有し、ジグリセリン脂肪酸
    モノエステルが炭素数14〜22の脂肪酸を有する、請
    求項1に記載の食品添加用製剤。
  3. 【請求項3】 親水性の食品添加物に対するモノグリセ
    リン脂肪酸モノエステル及び/又はジグリセリン脂肪酸
    モノエステルの重量比が1/99〜99/1である、請
    求項1または2に記載の食品添加用製剤。
  4. 【請求項4】 親水性の食品添加物がモノグリセリン脂
    肪酸モノエステル及び/又はジグリセリン脂肪酸モノエ
    ステルで被覆された食品添加用製剤の製造方法であっ
    て、該方法は、 (1)モノグリセリン脂肪酸モノエステル及び/又はジ
    グリセリン脂肪酸モノエステルを溶解し、溶解液を得る
    工程; (2)該溶解液と親水性の食品添加物とを混合、撹拌
    し、分散液を得る工程;および、 (3)該分散液を噴霧冷却または高速撹拌しながら冷却
    し、粉末状とする工程;を含む、製造方法。
  5. 【請求項5】 親水性の食品添加物がモノグリセリン脂
    肪酸モノエステル及び/又はジグリセリン脂肪酸モノエ
    ステルで被覆された食品添加用製剤を含有する食品。
  6. 【請求項6】 モノグリセリン脂肪酸モノエステル及び
    /又はジグリセリン脂肪酸モノエステルで親水性の食品
    添加物が被覆された食品添加用製剤を食品に添加、混合
    する、食品の保存方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009082010A (ja) * 2007-09-27 2009-04-23 Fuji Oil Co Ltd 品質劣化の少ない発酵食品の製造方法

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