JP2000299463A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JP2000299463A
JP2000299463A JP10923699A JP10923699A JP2000299463A JP 2000299463 A JP2000299463 A JP 2000299463A JP 10923699 A JP10923699 A JP 10923699A JP 10923699 A JP10923699 A JP 10923699A JP 2000299463 A JP2000299463 A JP 2000299463A
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Junichi Konishi
淳一 小西
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 細線効果抑制用のアモルファス化のためにイ
オン注入した際に生じるサイドウォール上のシリサイド
形成を抑制する。 【解決手段】 ゲート電極14、酸化膜サイドウォール
15を形成後、ウエハ全面にアモルファス化のために、
ヒ素をエネルギー40KeV、ドーズ量3×1014at
oms/cm2で注入し、ゲート電極14の表面にアモ
ルファスシリコン層19a、ソース・ドレイン領域の表
面にアモルファスシリコン層19bを形成する。このと
き、酸化膜サイドウォール15の上部にはこのイオン注
入により酸化膜構造の乱れた状態の層20が形成される
が、その層20を酸化膜の異方性エッチングにより除去
する。その後、チタン膜17を全面に堆積し、シリサイ
ド化のための熱処理を施した後、未反応のTiを除去す
ると、ゲート電極14上および拡散領域上にのみ、チタ
ンシリサイド層18が形成された状態となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の製造
方法に関し、特にゲート電極表面及びソース・ドレイン
拡散層領域表面を同時にシリサイド化する、サリサイド
プロセスと称される工程を含む半導体装置の製造方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体装置が高集積化されパターンが微
細化されるにともなって、ゲート電極の低抵抗化が要求
されている。ゲート電極を低抵抗化する方法として、ソ
ース・ドレイン拡散層とゲートポリシリコン上に同時に
シリサイド膜を形成するサリサイドプロセスが行われて
いる。
【0003】図1により従来のサリサイド工程の一例を
説明する。 (A)シリコン基板11上に、各素子のチャネルを分離
するフィールド酸化膜12を形成した後、シリコン基板
11のチャネル領域上に、ゲート酸化膜13を介して、
ポリシリコンからなるゲート電極14を形成する。そし
て、ゲート電極14の側壁部に自己整合的にサイドウォ
ール酸化膜15を形成する。その後、フィールド酸化膜
12とゲート電極14との間のシリコン基板11の領域
に、フィールド酸化膜12、ゲート電極14及びサイド
ウォール酸化膜15をマスクにして、イオン注入法によ
り高濃度不純物を注入した後、熱処理をして高濃度不純
物層(ソース・ドレイン拡散層)16を形成する。
【0004】(B)次に、シリコン基板11上全面に高
融点金属膜、例えばTi(チタン)膜17を堆積し、シ
リサイド層形成用の1回目の熱処理を施して、ソース・ド
レイン拡散層16の表面と、ゲート電極14の表面にの
みTiシリサイド膜18を自己整合的に形成する。
【0005】(C)次に、フィールド酸化膜12やサイ
ドウォール酸化膜15上の未反応のチタン膜をアンモニ
ア溶液と過酸化水素水の混合溶液によって選択的にエッ
チング除去する。その後、シリサイド層形成用の2回目
の熱処理を施してTiシリサイド膜18を低抵抗化し
て、サリサイド工程を完了する。
【0006】このようにして形成されたシリサイド層で
は、線幅の狭いシリサイド領域においてシート抵抗値が
上昇する、いわゆる細線効果が発生することが知られて
いる。その細線効果を抑制する方法の一つとして、Ti
膜17を堆積する直前に、ゲート電極14及びソース・
ドレイン拡散層16の表面をアモルファス化する方法が
提案されている。このアモルファス化には、通常、イオ
ン注入法が用いられ、イオン種としてシリコンイオンや
ヒ素イオンなどが用いられる。図1の工程(A)の後
に、例えばヒ素イオンを注入することにより、ゲート電
極14の表面およびソース・ドレイン拡散層16の表面
をアモルファス化することができる。
【0007】ところがその方法では、以下のような問題
点が生じる。図2は、その方法におけるアモルファス化
のためのイオン注入工程からシリサイド層形成工程まで
のゲート電極周辺を拡大して示したものである。(A)
で矢印で示すように、シリコン基板11上全面にアモル
ファス化のためのイオン注入を行うと、(B)のように
ゲート電極14の表面にアモルファスシリコン層19a
が形成され、ソース・ドレイン拡散層16の表面にアモ
ルファスシリコン層19bが形成される。それと同時
に、サイドウォール酸化膜15の上部表面にも、イオン
注入の影響で酸化膜構造の乱れた状態の層20が形成さ
れる。その後、通常のサリサイド形成工程を経ると、ゲ
ート電極14上とソース・ドレイン拡散層16上にそれ
ぞれTiシリサイド層18が形成されるが、サイドウォ
ール酸化膜15の上部表面にもTiシリサイド層21が
薄く形成される。
【0008】通常、Ti膜はシリコン酸化膜やシリコン
窒化膜とは反応しないが、高温熱処理を施すとわずかで
はあるがシリコン酸化膜中のSiとTiとが反応し、T
iシリサイドを形成することが知られている(例えば、
Journal of Applied Physics、 1988 p.344-353 参
照)。特に、上の例のように、酸化膜表面がイオン注入
により酸化膜構造の乱れた状態の層20となっておれ
ば、酸化膜中のシリコンとTiとの反応はより盛んにな
り、Tiシリサイド膜が形成されやすくなる。その結
果、図2(C)に示すように、サイドウォール酸化膜1
5の上部表面にもTiシリサイド層21が形成されるの
である。そして、ゲート電極14上に形成されたTiシ
リサイド層18とソース・ドレイン拡散層16上に形成
されたTiシリサイド層18が、サイドウォール酸化膜
15上のそのTiシリサイド層21を介して接続される
という問題が生じる。
【0009】Tiシリサイド層21は、アモルファス化
のための注入イオンが打ち込まれた領域(層20)に形
成されるので、図2(C)に示すように、サイドウォー
ル酸化膜15の側壁部分には形成されにくい。図2
(C)のようにゲート電極14の高さがサイドウォール
酸化膜15の堆積厚さに比べて十分大きければ、サイド
ウォール酸化膜15の側壁部分は垂直である部分が長く
なるので、アモルファス化用のイオンが打ち込まれない
領域ができ、ゲート電極14上のTiシリサイド層18
とソース・ドレイン拡散層16上のTiシリサイド層1
8がサイドウォール酸化膜15上のTiシリサイド層2
1を介して接続することはない。しかし、ゲート電極1
4の高さがサイドウォール酸化膜15の堆積厚さに近く
なると、サイドウォール酸化膜15上のTiシリサイド
層21を介してゲート電極14上のTiシリサイド層1
8とソース・ドレイン拡散層16上のTiシリサイド層
18が接続してしまい、ゲート電極14とソース・ドレ
イン拡散層16との間で、電気的にショートしてしまう
不具合が発生する。
【0010】近年、LSIの高集積化に伴い、リソグラ
フィー工程におけるフォーカス余裕を確保するため、ゲ
ート電極14の高さも低くなる傾向にあり、このような
サイドウォール上にシリサイドが形成されることによる
ゲート電極上のシリサイド層とソース・ドレイン拡散層
上のシリサイド層のショートが懸念される。
【0011】この問題を解決するために、これまでいろ
いろな解決策が提案されている。 (1)第1の方法では、サイドウォールSiO2膜を形
成する際に、そのサイドウォールを二層からなる絶縁膜
で形成し、更にその下端にくびれた窪みを形成する(特
開平7―86583号公報参照。)。そうすることによ
って、金属膜をスパッタ法にて堆積した場合、窪み部分
の直下では金属膜が堆積しないため、ソース・ドレイン
拡散層とゲート電極側壁のサイドウォール絶縁膜上の金
属膜は、物理的に不連続となり、シリサイド化した場
合、不連続な部分ではたとえ這い上がり現象が起こって
もシリサイド層が形成されないため、ソース・ドレイン
拡散層とゲート電極間のショートは起こりにくくなる。
【0012】しかし、この方法では、サイドウォール絶
縁膜形成の際、窒化膜と酸化膜の二層を堆積する必要が
あり、更にその後、熱燐酸にてウエットエッチして窒化
膜を後退させ、くびれた窪みを形成するという工数のか
かる複雑なプロセスを採用しているという問題点があ
る。また、サイドウォール絶縁膜が窒化膜と酸化膜の二
層でできているので、サイドウォール幅の制御性が低下
し、そのばらつきによりトランジスタ特性がばらつく不
具合がある。
【0013】(2)第2の方法では、ゲート電極側壁の
サイドウォール絶縁膜をゲート電極より高くして、ソー
ス・ドレイン拡散層とゲート電極間の距離を長くする
(特開平7―263685号公報、特開平8―2557
66号公報、特開平8―222644号公報を参
照。)。こうすることにより、シリサイド層の這い上が
りが起こっても、ソース・ドレイン拡散層とゲート電極
間が連続してしまうことなく、ショートを防ぐことがで
きるとしている。
【0014】例えば、特開平7―263685号公報の
方法では、ゲート電極上にPSG膜を形成し、パターニ
ング後、SiO2膜、その上にシリコン窒化膜の二層を
形成しエッチバックしてサイドウォール絶縁膜を形成し
ている。その後、サイドウォールの窒化膜は残したま
ま、エッチングにてゲート電極上のPSG膜を除去する
ことにより、サイドウォール絶縁膜をゲート電極より高
くしている。
【0015】また、特開平8―255766号公報の方
法では、ゲート電極上にサイドウォール絶縁膜とはエッ
チング速度の異なるオフセット膜を形成し、サイドウォ
ール絶縁膜形成後にそのオフセット膜を除去することに
よりサイドウォール絶縁膜をゲート電極より高くしてい
る。さらに、特開平8―222644号公報の方法で
は、ゲート電極、サイドウォール絶縁膜形成後、ゲート
電極の一部をエッチングしてサイドウォール絶縁膜をゲ
ート電極より高くしている。この第2の方法において
も、工程が複雑で工期が長くなってしまう不利益があ
る。
【0016】(3)その他、サイドウォール上に形成さ
れたTiシリサイド層を除去する方法として、酸化する
ことで絶縁性の膜に変換する方法(特開平8−2367
62号公報参照)や、アルゴンスパッタ法により除去す
る方法(特開平8−236762号公報参照)、バイア
スECR(Electron Cyclotron Resonance)CVD法によ
り除去する方法(特開平9−97905号公報参照)、
CMP(Chemical Mechanical Polishing)法によりサイ
ドウォール上のTiシリサイド膜を研磨する方法(特開
平9−148565号公報参照)などが開示されている
が、いずれも除去する膜の量を制御するのが非常に困難
で、有用な方法ではない。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述のよう
な複雑で制御性に問題のあるプロセスを用いることな
く、細線効果抑制用のアモルファス化のためにイオン注
入した際に生じるサイドウォール上のシリサイド形成を
抑制し、ゲート電極とソース・ドレイン拡散層がショー
トしない、半導体装置の簡単な製造方法を提供するもの
である。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、サリサイドプ
ロセスを含む半導体装置の製造方法において、以下の工
程(A)から(G)を含んでシリサイド層を形成する。 (A)半導体基板の素子形成領域にゲート絶縁膜、ポリ
シリコン膜を順次形成し、パターニングしてゲート電極
を形成する工程、(B)ゲート電極を含む半導体基板上
全面にシリコン酸化膜を堆積し、異方性エッチングによ
り、ゲート電極に隣接して酸化膜サイドウォールを形成
する工程、(C)ゲート電極及び酸化膜サイドウォール
をマスクとして、半導体基板にソース・ドレイン用の不
純物をイオン注入し、熱処理を施して不純物拡散層を形
成する工程、(D)半導体基板上全面にイオン注入を施
し、ゲート電極表面及び不純物拡散層表面をアモルファ
ス化する工程、(E)酸化膜サイドウォールの上部をエ
ッチング除去する工程、(F)ゲート電極を含む半導体
基板上に高融点金属膜を形成し、加熱処理をして前記高
融点金属膜をシリサイド化する工程、(G)未反応の高
融点金属膜を除去する工程。
【0019】工程(D)において、細線効果を抑制する
ためのアモルファス化のイオン注入により形成される、
酸化膜サイドウォール上部の酸化膜構造の乱れた状態の
層を、シリサイド層形成前の工程(E)でエッチング除
去するので、酸化膜サイドウォール上のシリサイド層形
成を抑制することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】工程(E)でのエッチングは、異
方性エッチングであることが好ましい。異方性エッチン
グにより、工程(D)において形成される、酸化膜サイ
ドウォール上部の酸化膜構造の乱れた状態の層を制御性
よく除去することができる。そのような異方性エッチン
グとして、平行平板型プラズマエッチングを用いること
ができる。
【0021】
【実施例】一実施例を図3(A)〜(F)に示す。
(A)膜厚80Åのゲート酸化膜13、その上に膜厚が
1000〜3000Å、例えば2500Åであるポリシ
リコン膜を堆積後、フォトリソ工程、エッチング工程を
経て、ゲート電極14を形成する。シリコン酸化膜を、
CVD法で例えば1500Åの厚さに堆積後、エッチバ
ックを施してゲート電極14の側面にのみそのシリコン
酸化膜を残留させ、酸化膜サイドウォール15を形成す
る。イオン注入法により、ゲート電極14および酸化膜
サイドウォール15をマスクにして、MOSFETのソ
ースおよびドレイン領域を形成するための不純物イオン
注入として、例えばヒ素をエネルギー50KeV、ドー
ズ量3×1015atoms/cm2で注入する。その
後、拡散炉内で850℃、30分程度の窒素雰囲気中で
の熱処理を行ない、不純物を活性化させ、拡散層を形成
する。
【0022】(B)矢印のように、ウエハ全面にアモル
ファス化のためのイオン注入として、例えばヒ素をエネ
ルギー40KeV、ドーズ量3×1014atoms/c
2で注入する。 (C)ゲート電極14の表面にアモルファスシリコン層
19a、ソース・ドレイン領域の表面にアモルファスシ
リコン層19bが形成される。アモルファスシリコン層
19a,19bの深さは、アモルファス化するためのイ
オン注入のイオン種や注入エネルギーによって異なる
が、この実施例のようにイオン種がヒ素イオンで、注入
エネルギーが40KeVの場合には、アモルファスシリ
コン層19a,19bの深さは約500Åである。ま
た、酸化膜サイドウォール15の上部には、このイオン
注入により酸化膜構造の乱れた状態の層20が形成され
る。層20の深さはアモルファスシリコン層19a,1
9bの深さより若干浅く、約450Åである。
【0023】(D)酸化膜の異方性エッチングにより、
酸化膜サイドウォール15上部の酸化膜構造の乱れた状
態の層20を除去する。エッチング量は層20が十分に
除去されるのに必要な量であり、この例の場合、約50
0Åエッチングするとよい。ここでの異方性エッチング
として、平行平板型プラズマエッチング方法を採用し、
その電極間隔を10mmとし、エッチングガスとしてC
HF3/CH4/Ar=10/10/800sccmを用
い、圧力1000mTorr、RFパワー300Wで実
行した。この条件でのエッチングレートは約1000Å
/分である。
【0024】(E)チタン(Ti)膜17を、全面に2
00〜600Å、例えば400Åの厚さに堆積する。 (F)不活性ガス雰囲気中でのランプアニールにより、
600〜800℃の熱処理を施し、その後、アンモニア
と過酸化水素水との混合液により、素子分離酸化膜およ
び酸化膜サイドウォール15上の未反応のTiを除去す
る。これにより、ゲート電極14上および拡散領域上に
のみ、チタンシリサイド層18が形成された状態とな
る。
【0025】この実施例において、アモルファス化のた
めのイオン注入の注入イオン種としては、ヒ素の他にシ
リコンなどの比較的大きな原子半径を持つイオンを適用
しても良い。また、酸化膜サイドウォール15上部の酸
化膜構造の乱れた状態の層20を除去する工程(D)に
おいて、異方性エッチングの他に、ウエットエッチ(例
えばふっ酸溶液)による等方性エッチを用いても良い。
この時、層20と酸化膜サイドウォール15は共にふっ
酸溶液によりエッチングされるが、酸化膜構造の乱れた
状態の層20の方が、酸化膜サイドウォール15のイオ
ン注入されていない領域(酸化膜構造が乱れていない領
域)よりもエッチングレートが大きいので、層20をあ
る程度選択的にエッチングすることは可能である。
【0026】
【発明の効果】本発明では、高融点金属とシリコンとの
反応を促進して細線効果を抑制するために、半導体基板
上全面にイオン注入を施してゲート電極表面及び不純物
拡散層表面をアモルファス化した後、高融点金属膜を形
成し、加熱処理をしてシリサイド化する方法において、
イオン注入を施してゲート電極表面及び不純物拡散層表
面をアモルファス化した後、シリサイド層を形成するた
めの高融点金属膜を形成する前に、酸化膜サイドウォー
ル上部の酸化膜構造の乱れた状態の層をエッチング除去
するようにしたので、1回のエッチング工程を追加する
だけの簡単な工程で、酸化膜サイドウォール上にシリサ
イド層が形成されるのを抑制してゲート電極とソース・
ドレイン拡散層がショートするのを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のサリサイド工程を示す工程断面図であ
る。
【図2】図1のサリサイド工程におけるアモルファス化
のためのイオン注入工程からシリサイド層形成工程まで
をゲート電極周辺を拡大して示す工程断面図である。
【図3】一実施例を示す工程断面図である。
【符号の説明】
13 ゲート酸化膜 14 ゲート電極 15 酸化膜サイドウォール 17 チタン膜 18 チタンシリサイド層 19a,19b アモルファスシリコン層 20 酸化膜構造の乱れた状態の層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/3065 Fターム(参考) 4M104 AA01 BB01 BB25 CC01 CC05 DD02 DD04 DD08 DD16 DD80 DD84 EE03 EE09 FF14 GG09 HH20 5F004 BA04 DA01 DA16 DA23 DB03 EA11 FA01 FA02 5F040 DA14 EC01 EC04 EC07 EC13 EF03 FA05 FC09 FC15 FC19 FC21

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サリサイドプロセスを含む半導体装置の
    製造方法において、以下の工程(A)から(G)を含ん
    でシリサイド層を形成することを特徴とする半導体装置
    の製造方法。 (A)半導体基板の素子形成領域にゲート絶縁膜、ポリ
    シリコン膜を順次形成し、パターニングしてゲート電極
    を形成する工程、 (B)ゲート電極を含む半導体基板上全面にシリコン酸
    化膜を堆積し、異方性エッチングにより、ゲート電極に
    隣接して酸化膜サイドウォールを形成する工程、 (C)ゲート電極及び酸化膜サイドウォールをマスクと
    して、半導体基板にソース・ドレイン用の不純物をイオ
    ン注入し、熱処理を施して不純物拡散層を形成する工
    程、 (D)半導体基板上全面にイオン注入を施し、ゲート電
    極表面及び不純物拡散層表面をアモルファス化する工
    程、 (E)酸化膜サイドウォールの上部をエッチング除去す
    る工程、 (F)ゲート電極を含む半導体基板上に高融点金属膜を
    形成し、加熱処理をして前記高融点金属膜をシリサイド
    化する工程、 (G)未反応の高融点金属膜を除去する工程。
  2. 【請求項2】 (E)の工程でのエッチングは、異方性
    エッチングである請求項1に記載の半導体装置の製造方
    法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100447094B1 (ko) * 2002-06-25 2004-09-04 동부전자 주식회사 반도체 소자의 실리사이드 레이어 형성방법
JP2008182248A (ja) * 2008-01-28 2008-08-07 Seiko Epson Corp 洗浄方法及び半導体装置の製造方法
KR100913324B1 (ko) 2002-12-31 2009-08-20 동부일렉트로닉스 주식회사 반도체 장치의 실리사이드막 형성 방법

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