JP2000299135A - 電池充放電検査装置 - Google Patents
電池充放電検査装置Info
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Secondary Cells (AREA)
- Tests Of Electric Status Of Batteries (AREA)
- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 トレイに収納された電池を確実に充放電させ
効率的な検査を行う。 【解決手段】 機枠の上下方向に複数段に配置され、前
記電池が収納されたトレイ12を付勢手段32を介して機枠
にフローティングして支持されたトレイベース14a、14b
と、各々のトレイベースの上方に、機枠に対して昇降可
能に支持され、トレイベースに支持されたトレイ内の電
池を上方から押接して支持する押接部30aを備えた上ベ
ース16a、16bと、各々のトレイベースの下方に、機枠に
対して固定して支持されるとともに、トレイベースに支
持されたトレイ内の電池に下方から押接する押接部30b
を備えた下ベース26a、26bと、前記上ベースを、前記ト
レイベースにトレイを交換セットする開き位置と、前記
上ベースを降下させてトレイ内の電池を押接部により上
方から押接して支持し、次いで、電池を押接部により押
接した状態で上ベースとトレイベースをともに降下さ
せ、下ベースの押接部がトレイ内の電池に下方から押接
する閉じ位置との間で昇降駆動する昇降機構20a、22、16
とを備えたことを特徴とする。
効率的な検査を行う。 【解決手段】 機枠の上下方向に複数段に配置され、前
記電池が収納されたトレイ12を付勢手段32を介して機枠
にフローティングして支持されたトレイベース14a、14b
と、各々のトレイベースの上方に、機枠に対して昇降可
能に支持され、トレイベースに支持されたトレイ内の電
池を上方から押接して支持する押接部30aを備えた上ベ
ース16a、16bと、各々のトレイベースの下方に、機枠に
対して固定して支持されるとともに、トレイベースに支
持されたトレイ内の電池に下方から押接する押接部30b
を備えた下ベース26a、26bと、前記上ベースを、前記ト
レイベースにトレイを交換セットする開き位置と、前記
上ベースを降下させてトレイ内の電池を押接部により上
方から押接して支持し、次いで、電池を押接部により押
接した状態で上ベースとトレイベースをともに降下さ
せ、下ベースの押接部がトレイ内の電池に下方から押接
する閉じ位置との間で昇降駆動する昇降機構20a、22、16
とを備えたことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はリチウム・イオン電
池等の電池を一度に多数個充放電する電池充放電検査装
置に関する。
池等の電池を一度に多数個充放電する電池充放電検査装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】リチウム・イオン電池等の電池の製造工
程では、電池を組み立てた後、実際に電池を充放電さ
せ、所定の特性が得られるか否かを検査して出荷され
る。電池充放電検査装置はこの電池の充放電検査に使用
する装置であり、多数個の電池を効率的に充放電検査で
きるよう構成した装置である。
程では、電池を組み立てた後、実際に電池を充放電さ
せ、所定の特性が得られるか否かを検査して出荷され
る。電池充放電検査装置はこの電池の充放電検査に使用
する装置であり、多数個の電池を効率的に充放電検査で
きるよう構成した装置である。
【0003】リチウム・イオン電池等では通常、電池の
頂部と底部に各々電極が設けられている。したがって、
充放電検査では電池の頂部電極と底部電極に各々プロー
ブを接触させて充放電させる。多数個の電池を取り扱う
ために従来、電池をトレイ内に立てて整列して配置し、
各々の電子の配置位置に合わせて電池の頂部側と底部側
に配置したプローブをトレイ内の電池を一度に接触させ
て充放電させている。トレイの底面には各々の電池の配
置位置に合わせて電池の底部電極を露出させるように貫
通孔が設けられている。
頂部と底部に各々電極が設けられている。したがって、
充放電検査では電池の頂部電極と底部電極に各々プロー
ブを接触させて充放電させる。多数個の電池を取り扱う
ために従来、電池をトレイ内に立てて整列して配置し、
各々の電子の配置位置に合わせて電池の頂部側と底部側
に配置したプローブをトレイ内の電池を一度に接触させ
て充放電させている。トレイの底面には各々の電池の配
置位置に合わせて電池の底部電極を露出させるように貫
通孔が設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、トレイ
内の電池を一度に充放電させる際には電池の頂部電極と
底部電極をプローブで押接するようにするから、その際
に、電池が位置ずれしたりしないようにする必要があ
る。プローブにより電池が押接されて電池が位置ずれす
ると、プローブが的確に電極に接触されないといった問
題が生じるからである。トレイに電池の側面をガイドす
るガイド部を設けて位置ずれを防止するといった方法も
考えられるが、多数個の電池に対して検査ミスを確実に
防止する方法としては不十分である。
内の電池を一度に充放電させる際には電池の頂部電極と
底部電極をプローブで押接するようにするから、その際
に、電池が位置ずれしたりしないようにする必要があ
る。プローブにより電池が押接されて電池が位置ずれす
ると、プローブが的確に電極に接触されないといった問
題が生じるからである。トレイに電池の側面をガイドす
るガイド部を設けて位置ずれを防止するといった方法も
考えられるが、多数個の電池に対して検査ミスを確実に
防止する方法としては不十分である。
【0005】また、電池の充放電操作では充電した後、
一定時間電池を放置して特性の劣化等を検査する。した
がって、電池はトレイに収納された状態で一定時間保持
される。このため、電池の充放電検査装置では省スペー
ス化の点からもできるだけコンパクトな形態で電池が収
納されることが要請される。また、検査が終了した電池
はトレイごと新しく検査する電池と交換して電池充放電
検査装置にセットするから、このような電池の取り出し
操作とセット操作が確実にかつ簡便になされることが作
業効率を向上させる点からも強く要請されている。
一定時間電池を放置して特性の劣化等を検査する。した
がって、電池はトレイに収納された状態で一定時間保持
される。このため、電池の充放電検査装置では省スペー
ス化の点からもできるだけコンパクトな形態で電池が収
納されることが要請される。また、検査が終了した電池
はトレイごと新しく検査する電池と交換して電池充放電
検査装置にセットするから、このような電池の取り出し
操作とセット操作が確実にかつ簡便になされることが作
業効率を向上させる点からも強く要請されている。
【0006】本発明はこれらの問題点及び要請に基づい
てなされたものであり、その目的とするところは、電池
の充放電操作をきわめて効率的にかつ確実に行うことが
でき、電池の充放電検査を容易に行うことができる電池
充放電検査装置を提供するにある。
てなされたものであり、その目的とするところは、電池
の充放電操作をきわめて効率的にかつ確実に行うことが
でき、電池の充放電検査を容易に行うことができる電池
充放電検査装置を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は次の構成を備える。すなわち、トレイ内に
整列して多数個収納された各々の電池の電極にプローブ
を接触させ、通電して充放電検査を行う電池充放電検査
装置であって、機枠の上下方向に複数段に配置され、前
記電池が収納されたトレイを付勢手段を介して機枠にフ
ローティングして支持されたトレイベースと、各々のト
レイベースの上方に、機枠に対して昇降可能に支持さ
れ、トレイベースに支持されたトレイ内の電池を上方か
ら押接して支持する押接部を備えた上ベースと、各々の
トレイベースの下方に、機枠に対して固定して支持され
るとともに、トレイベースに支持されたトレイ内の電池
に下方から押接する押接部を備えた下ベースと、前記上
ベースを、前記トレイベースにトレイを交換セットする
開き位置と、前記上ベースを降下させてトレイベースに
支持されたトレイ内の電池を押接部により上方から押接
して支持し、次いで、前記付勢手段の付勢力に抗して電
池を押接部により押接した状態で上ベースとトレイベー
スをともに降下させ、下ベースの押接部がトレイ内の電
池に下方から押接する閉じ位置との間で昇降駆動する昇
降機構とを備えたことを特徴とする。また、上ベースに
設ける押接部が、トレイ内に収納された各々の電池の頂
部電極の配置位置に合わせて配置した通電用の上プロー
ブであり、下ベースに設ける押接部が、トレイ内に収納
された各々の電池の底部電極の配置位置に合わせて配置
した通電用の下プローブであることを特徴とする。ま
た、下ベースに設ける押接部が、トレイ内に収納された
各々の電池の底部に設けられた通電用の陽極および陰極
の配置に合わせて配置された通電用のプローブであるこ
とを特徴とする。また、上ベースに、上ベースが開き位
置に上昇した際に次段のトレイベースの下面に端面が当
接してトレイベースの上位置を規制する突き上げピンが
立設されていることにより、開き位置でトレイベースの
高さ位置が正確に設定され、トレイのセット操作、取り
出し操作が確実に行える。
め、本発明は次の構成を備える。すなわち、トレイ内に
整列して多数個収納された各々の電池の電極にプローブ
を接触させ、通電して充放電検査を行う電池充放電検査
装置であって、機枠の上下方向に複数段に配置され、前
記電池が収納されたトレイを付勢手段を介して機枠にフ
ローティングして支持されたトレイベースと、各々のト
レイベースの上方に、機枠に対して昇降可能に支持さ
れ、トレイベースに支持されたトレイ内の電池を上方か
ら押接して支持する押接部を備えた上ベースと、各々の
トレイベースの下方に、機枠に対して固定して支持され
るとともに、トレイベースに支持されたトレイ内の電池
に下方から押接する押接部を備えた下ベースと、前記上
ベースを、前記トレイベースにトレイを交換セットする
開き位置と、前記上ベースを降下させてトレイベースに
支持されたトレイ内の電池を押接部により上方から押接
して支持し、次いで、前記付勢手段の付勢力に抗して電
池を押接部により押接した状態で上ベースとトレイベー
スをともに降下させ、下ベースの押接部がトレイ内の電
池に下方から押接する閉じ位置との間で昇降駆動する昇
降機構とを備えたことを特徴とする。また、上ベースに
設ける押接部が、トレイ内に収納された各々の電池の頂
部電極の配置位置に合わせて配置した通電用の上プロー
ブであり、下ベースに設ける押接部が、トレイ内に収納
された各々の電池の底部電極の配置位置に合わせて配置
した通電用の下プローブであることを特徴とする。ま
た、下ベースに設ける押接部が、トレイ内に収納された
各々の電池の底部に設けられた通電用の陽極および陰極
の配置に合わせて配置された通電用のプローブであるこ
とを特徴とする。また、上ベースに、上ベースが開き位
置に上昇した際に次段のトレイベースの下面に端面が当
接してトレイベースの上位置を規制する突き上げピンが
立設されていることにより、開き位置でトレイベースの
高さ位置が正確に設定され、トレイのセット操作、取り
出し操作が確実に行える。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態を
添付図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係
る電池充放電検査装置の一実施形態の構成を示す正面図
である。本実施形態の電池充放電検査装置は、電池10
を収納したトレイ12を多段に収納して充放電操作がで
きるように構成したものである。図ではトレイ12を2
段配置した部分までを示すが、実際には多段に形成され
ているものである。上段側のトレイ12等の配置は同一
であり、図では上段側を省略して示している。
添付図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係
る電池充放電検査装置の一実施形態の構成を示す正面図
である。本実施形態の電池充放電検査装置は、電池10
を収納したトレイ12を多段に収納して充放電操作がで
きるように構成したものである。図ではトレイ12を2
段配置した部分までを示すが、実際には多段に形成され
ているものである。上段側のトレイ12等の配置は同一
であり、図では上段側を省略して示している。
【0009】図1で14a、14bは電池10を収納し
たトレイ12を支持するトレイベースである。トレイベ
ース14a、14bは各々のトレイ12ごと1つずつ設
置されている。トレイ12は上面が開放するとともに、
底面で電池10の底部電極が露出するように貫通孔が設
けられている。トレイ12の底面側からは電池の底部電
極に接触させるプローブを進入させる。このため、トレ
イベース14a、14bはトレイ12の周縁部を支持す
る枠状に形成してトレイ12の底面側を開放して支持す
るように構成される。
たトレイ12を支持するトレイベースである。トレイベ
ース14a、14bは各々のトレイ12ごと1つずつ設
置されている。トレイ12は上面が開放するとともに、
底面で電池10の底部電極が露出するように貫通孔が設
けられている。トレイ12の底面側からは電池の底部電
極に接触させるプローブを進入させる。このため、トレ
イベース14a、14bはトレイ12の周縁部を支持す
る枠状に形成してトレイ12の底面側を開放して支持す
るように構成される。
【0010】16は可動ベース、16a、16bは上ベ
ースである。可動ベース16は上ベース16a、16b
を昇降操作するためのものであり、シャフト18を介し
て上ベース16a、16bを支持している。シャフト1
8は可動ベース16の4つのコーナーに立設して固定
し、上ベース16a、16bはシャフト18の所定高さ
位置に一定間隔をあけて固定されている。
ースである。可動ベース16は上ベース16a、16b
を昇降操作するためのものであり、シャフト18を介し
て上ベース16a、16bを支持している。シャフト1
8は可動ベース16の4つのコーナーに立設して固定
し、上ベース16a、16bはシャフト18の所定高さ
位置に一定間隔をあけて固定されている。
【0011】図2に可動ベース16、シャフト18、可
動ベース16の昇降機構の斜視図を示す。昇降機構は可
動ベース16の4つのコーナー部の下面に各々装着した
リンク機構20とこれらのリンク機構20を駆動する駆
動部22および駆動ロッド24を有する。リンク機構2
0は駆動ロッド24に連結するリンク板20a、各々の
リンク板20aを連結する連結板20bを有し、駆動部
22により駆動ロッド24を押動し、リンク板20aを
回動させることによって可動ベース16が昇降駆動され
る。上ベース16a、16bはシャフト18に固定され
ているから、可動ベース16の昇降移動とともに昇降す
ることになる。
動ベース16の昇降機構の斜視図を示す。昇降機構は可
動ベース16の4つのコーナー部の下面に各々装着した
リンク機構20とこれらのリンク機構20を駆動する駆
動部22および駆動ロッド24を有する。リンク機構2
0は駆動ロッド24に連結するリンク板20a、各々の
リンク板20aを連結する連結板20bを有し、駆動部
22により駆動ロッド24を押動し、リンク板20aを
回動させることによって可動ベース16が昇降駆動され
る。上ベース16a、16bはシャフト18に固定され
ているから、可動ベース16の昇降移動とともに昇降す
ることになる。
【0012】上ベース16a、16bの下面側にはトレ
イ12に収納された電池10の頂部電極に接触する上プ
ローブ30aが設置されている。上プローブ30aはト
レイ12に収納されている各々の電池10の配置位置に
合わせて配置される。これらの上プローブ30aは充放
電を行うための通電装置に電気的に接続される。図では
トレイ12を2段に配置しているから、上ベース16
a、16bは2段のみ示すが、上ベースは各々のトレイ
12に対応して1段ずつ配置するものである。上ベース
16a、16bはトレイ12の上側から電池10の頂部
電極に上プローブ30aを押接するものであり、各段で
トレイベース14a、14bから一定距離離間した上位
置に配置される。
イ12に収納された電池10の頂部電極に接触する上プ
ローブ30aが設置されている。上プローブ30aはト
レイ12に収納されている各々の電池10の配置位置に
合わせて配置される。これらの上プローブ30aは充放
電を行うための通電装置に電気的に接続される。図では
トレイ12を2段に配置しているから、上ベース16
a、16bは2段のみ示すが、上ベースは各々のトレイ
12に対応して1段ずつ配置するものである。上ベース
16a、16bはトレイ12の上側から電池10の頂部
電極に上プローブ30aを押接するものであり、各段で
トレイベース14a、14bから一定距離離間した上位
置に配置される。
【0013】25aは可動ベース16に立設した突き上
げピン、25bは上ベース16aに立設した突き上げピ
ン、25cは上ベース16bに立設した突き上げピンで
ある。これらの突き上げピン25a、25b、25cは
トレイベース14a、14bのコーナー部近傍でトレイ
ベース14a、14bの下面に当接可能に設けたもので
あり、次段のトレイベース14a、14bの下面に当接
して、トレイベース14a、14bの押し上げ位置を規
定する。図1は可動ベース16を最上位置まで押し上げ
た状態(開き位置)であり、これによって上ベース16
a、16bが最上位置にあり、トレイベース14a、1
4bが突き上げピン25a、25bによって突き上げら
れて最上位置にある。なお、トレイベース14a、14
bはシャフト18に対しては摺動自在に支持され、シャ
フト18をガイドとして上下移動可能となっている。
げピン、25bは上ベース16aに立設した突き上げピ
ン、25cは上ベース16bに立設した突き上げピンで
ある。これらの突き上げピン25a、25b、25cは
トレイベース14a、14bのコーナー部近傍でトレイ
ベース14a、14bの下面に当接可能に設けたもので
あり、次段のトレイベース14a、14bの下面に当接
して、トレイベース14a、14bの押し上げ位置を規
定する。図1は可動ベース16を最上位置まで押し上げ
た状態(開き位置)であり、これによって上ベース16
a、16bが最上位置にあり、トレイベース14a、1
4bが突き上げピン25a、25bによって突き上げら
れて最上位置にある。なお、トレイベース14a、14
bはシャフト18に対しては摺動自在に支持され、シャ
フト18をガイドとして上下移動可能となっている。
【0014】26a、26bはトレイベース14a、1
4bの下側に配置した下ベースである。下ベース26
a、26bにはトレイ12に収納された電池10の底面
電極の配置位置に合わせて上向きに下プローブ30bが
配置されている。これらの下プローブ30bも上プロー
ブ30aと同様に充放電用の通電装置に電気的に接続さ
れている。下ベース26a、26bは上ベース16a、
16b及びトレイベース14a、14bとは異なり高さ
方向に所定間隔をあけて機枠に固定して設置される。シ
ャフト18は下ベース26a、26bに挿通して設けら
れ、下ベース26a、26bが固定位置にあって可動ベ
ース16が昇降駆動される。
4bの下側に配置した下ベースである。下ベース26
a、26bにはトレイ12に収納された電池10の底面
電極の配置位置に合わせて上向きに下プローブ30bが
配置されている。これらの下プローブ30bも上プロー
ブ30aと同様に充放電用の通電装置に電気的に接続さ
れている。下ベース26a、26bは上ベース16a、
16b及びトレイベース14a、14bとは異なり高さ
方向に所定間隔をあけて機枠に固定して設置される。シ
ャフト18は下ベース26a、26bに挿通して設けら
れ、下ベース26a、26bが固定位置にあって可動ベ
ース16が昇降駆動される。
【0015】28a、28b、28cは下ベース26
a、26bの下方に配置した仕切り板である。この仕切
り板28a、28b、28cも機枠に固定して設置した
もので、シャフト18が仕切り板28a、28b、28
cを挿通するように設けられている。仕切り板28a、
28b、28cは各段を仕切る位置に配置され、引っ張
りバネ32を介して上段の仕切り板28b、28cに下
段のトレイベース14a、14bが吊持されている。引
っ張りバネ32はトレイベース14a、14bをフロー
ティングして支持するためのものであり、トレイベース
14a、14bが最上位置にある状態では突き上げピン
25a、25bによって支持されているものの、突き上
げピン25a、25bが下方に降下する際には、釣り合
い位置まで降下してトレイベース14a、14bを支持
するようにバネの長さと強さが設定されている。もちろ
ん、トレイベース14a、14bをフローティングさせ
て支持する方法としては、エアスプリング等の他の付勢
手段が利用可能である。
a、26bの下方に配置した仕切り板である。この仕切
り板28a、28b、28cも機枠に固定して設置した
もので、シャフト18が仕切り板28a、28b、28
cを挿通するように設けられている。仕切り板28a、
28b、28cは各段を仕切る位置に配置され、引っ張
りバネ32を介して上段の仕切り板28b、28cに下
段のトレイベース14a、14bが吊持されている。引
っ張りバネ32はトレイベース14a、14bをフロー
ティングして支持するためのものであり、トレイベース
14a、14bが最上位置にある状態では突き上げピン
25a、25bによって支持されているものの、突き上
げピン25a、25bが下方に降下する際には、釣り合
い位置まで降下してトレイベース14a、14bを支持
するようにバネの長さと強さが設定されている。もちろ
ん、トレイベース14a、14bをフローティングさせ
て支持する方法としては、エアスプリング等の他の付勢
手段が利用可能である。
【0016】図1は上ベース16a、16bが上位置に
あって完全に開いた状態である。この状態は突き上げピ
ン25a、25bによってトレイベース14a、14b
が上位置に押し上げられた状態であり、突き上げピン2
5a、25bによってトレイベース14a、14bの高
さ位置が規定されている。トレイ12は上ベース16
a、16bが開き位置(最上位置)にある状態でトレイ
ベース14a、14bにセットし、取り出しする。突き
上げピン25a、25bによってトレイベース14a、
14bの高さ位置を正確に規定することはトレイ12を
交換セットする操作を確実に行う上で有効である。実際
の装置ではトレイ12はスタッカークレーン装置を用い
て自動的に出し入れする。トレイベース14a、14b
の高さ位置を正確に規定できることは自動操作の場合に
きわめて有効になる。また、突き上げピン25a、25
bの突出量は適宜調節可能であり、これによって装置に
合わせてトレイベース14a、14bの高さ位置を微調
整することができる。
あって完全に開いた状態である。この状態は突き上げピ
ン25a、25bによってトレイベース14a、14b
が上位置に押し上げられた状態であり、突き上げピン2
5a、25bによってトレイベース14a、14bの高
さ位置が規定されている。トレイ12は上ベース16
a、16bが開き位置(最上位置)にある状態でトレイ
ベース14a、14bにセットし、取り出しする。突き
上げピン25a、25bによってトレイベース14a、
14bの高さ位置を正確に規定することはトレイ12を
交換セットする操作を確実に行う上で有効である。実際
の装置ではトレイ12はスタッカークレーン装置を用い
て自動的に出し入れする。トレイベース14a、14b
の高さ位置を正確に規定できることは自動操作の場合に
きわめて有効になる。また、突き上げピン25a、25
bの突出量は適宜調節可能であり、これによって装置に
合わせてトレイベース14a、14bの高さ位置を微調
整することができる。
【0017】次に、トレイベース14a、14bにトレ
イ12をセットした状態から電池10の頂部電極と底部
電極に上プローブ30aと下プローブ30bを押接して
充放電操作を行う際の動作について図3〜6にしたがっ
て説明する。図3は上ベース16aが上位置にある開き
位置で、上ベース16aとトレイベース14a及び、ト
レイ12に収納されている電池10および上プローブ3
0a、下プローブ30bの位置関係を示す。34はシャ
フト18に外挿してトレイベース14aの上面に固定し
たブッシュ、36はシャフト18に固定した押さえカラ
ーである。押さえカラー36は上ベース16aが開き位
置にある状態でブッシュ34の端面から若干離間してい
る。この押さえカラー36とブッシュ34の端面との離
間距離は、上ベース16aが降下して押さえカラー36
がブッシュ34の端面に当接した際に上プローブ30a
が電池10の頂部電極を押接するように設定される。
イ12をセットした状態から電池10の頂部電極と底部
電極に上プローブ30aと下プローブ30bを押接して
充放電操作を行う際の動作について図3〜6にしたがっ
て説明する。図3は上ベース16aが上位置にある開き
位置で、上ベース16aとトレイベース14a及び、ト
レイ12に収納されている電池10および上プローブ3
0a、下プローブ30bの位置関係を示す。34はシャ
フト18に外挿してトレイベース14aの上面に固定し
たブッシュ、36はシャフト18に固定した押さえカラ
ーである。押さえカラー36は上ベース16aが開き位
置にある状態でブッシュ34の端面から若干離間してい
る。この押さえカラー36とブッシュ34の端面との離
間距離は、上ベース16aが降下して押さえカラー36
がブッシュ34の端面に当接した際に上プローブ30a
が電池10の頂部電極を押接するように設定される。
【0018】図4は上ベース16aが開き位置にある状
態であるが、この状態から上ベース16aが下降開始す
ると、突き上げピン25も同時に下降しはじめる。これ
によってトレイベース14aも下降開始するが、トレイ
ベース14aは仕切り板28に装着した引っ張りバネ3
2によって吊持されているから、わずかに下がったとこ
ろで引っ張りバネ32によってフローティング支持され
釣り合い位置からは下降しなくなる。上ベース16aは
さらに降下するから、徐々に上ベース16aがトレイベ
ース14aに接近し、最終的に押さえカラー36がブッ
シュ34の端面に当接する。図5は上ベース16aが降
下し、押さえカラー36がブッシュ34の端面に当接し
た状態である。この状態で、上ベース16aに装着され
た上プローブ30aがトレイ12に収納されている電池
の頂部電極を押接する。
態であるが、この状態から上ベース16aが下降開始す
ると、突き上げピン25も同時に下降しはじめる。これ
によってトレイベース14aも下降開始するが、トレイ
ベース14aは仕切り板28に装着した引っ張りバネ3
2によって吊持されているから、わずかに下がったとこ
ろで引っ張りバネ32によってフローティング支持され
釣り合い位置からは下降しなくなる。上ベース16aは
さらに降下するから、徐々に上ベース16aがトレイベ
ース14aに接近し、最終的に押さえカラー36がブッ
シュ34の端面に当接する。図5は上ベース16aが降
下し、押さえカラー36がブッシュ34の端面に当接し
た状態である。この状態で、上ベース16aに装着され
た上プローブ30aがトレイ12に収納されている電池
の頂部電極を押接する。
【0019】上プローブ30aが電池10の頂部電極を
押接する作用は、電池10をトレイ12の底面に押さえ
付けるように作用するから、これによって、トレイ12
内で電池10が確実に保持されるようになる。すなわ
ち、まず上プローブ30aによって電池10を支持する
ことによって電池10がぐらつかずに位置ずれせずにト
レイ12内で保持される。
押接する作用は、電池10をトレイ12の底面に押さえ
付けるように作用するから、これによって、トレイ12
内で電池10が確実に保持されるようになる。すなわ
ち、まず上プローブ30aによって電池10を支持する
ことによって電池10がぐらつかずに位置ずれせずにト
レイ12内で保持される。
【0020】上ベース16aは押さえカラー36がブッ
シュ34の端面に当接した後も、さらに降下する。すな
わち、この降下状態では押さえカラー36がブッシュ3
4に当接したまま、上ベース16aとトレイベース14
aが連結した状態で降下する。トレイベース14aは引
っ張りバネ32によって吊持されているから、引っ張り
バネ32による引っ張り力に抗して上ベース16aとト
レイベース14aが降下することになる。
シュ34の端面に当接した後も、さらに降下する。すな
わち、この降下状態では押さえカラー36がブッシュ3
4に当接したまま、上ベース16aとトレイベース14
aが連結した状態で降下する。トレイベース14aは引
っ張りバネ32によって吊持されているから、引っ張り
バネ32による引っ張り力に抗して上ベース16aとト
レイベース14aが降下することになる。
【0021】下ベース26aは機枠に高さ位置を固定し
て取り付けられているから、上ベース16aとトレイベ
ース14aは徐々に下ベース26aに接近していく。ト
レイベース14aの下降位置(下位置)はストッパによ
って規制されており、トレイベース14aがストッパに
当接したところで上ベース16aとトレイベース14a
の下降が停止する。トレイベース14aがストッパによ
って下降停止する位置は、下ベース26aに装着した下
プローブ30bがトレイ12に収納された電池10の底
部電極に接触する位置に設定されている。
て取り付けられているから、上ベース16aとトレイベ
ース14aは徐々に下ベース26aに接近していく。ト
レイベース14aの下降位置(下位置)はストッパによ
って規制されており、トレイベース14aがストッパに
当接したところで上ベース16aとトレイベース14a
の下降が停止する。トレイベース14aがストッパによ
って下降停止する位置は、下ベース26aに装着した下
プローブ30bがトレイ12に収納された電池10の底
部電極に接触する位置に設定されている。
【0022】図6は上ベース16aとトレイベース14
aが下位置(閉じ位置)まで降下した状態で、下ベース
26aに装着した下プローブ30bが電池10の底部電
極に接している状態である。すなわち、電池10の頂部
電極と底部電極に上プローブ30aと下プローブ30b
が接触するから、この状態で充放電操作を行う。所定の
充放電操作を行った後、上記下降操作とは逆に、上ベー
ス16aを上昇させることにより、まずトレイベース1
4aが下ベース26aから離れ、次いでトレイベース1
4aから上ベース16aが離れて、図4に示す開き位置
に戻る。
aが下位置(閉じ位置)まで降下した状態で、下ベース
26aに装着した下プローブ30bが電池10の底部電
極に接している状態である。すなわち、電池10の頂部
電極と底部電極に上プローブ30aと下プローブ30b
が接触するから、この状態で充放電操作を行う。所定の
充放電操作を行った後、上記下降操作とは逆に、上ベー
ス16aを上昇させることにより、まずトレイベース1
4aが下ベース26aから離れ、次いでトレイベース1
4aから上ベース16aが離れて、図4に示す開き位置
に戻る。
【0023】本実施形態の電池充放電検査装置で特徴的
な動作は、まず、上ベース16aに装着した上プローブ
30aによって電池10を頂部電極側から押さえ、次い
で、下プローブ30bを電池10の底部電極に接触させ
るようにして電池10の両側の電極にプローブを接触さ
せるようにする点にある。上プローブ30aによって電
池10を押さえることによって電池10の位置ずれを防
止し、その状態で下プローブ30aを底部電極に接触さ
せることで、きわめて安定した確実な充放電が可能にな
る。
な動作は、まず、上ベース16aに装着した上プローブ
30aによって電池10を頂部電極側から押さえ、次い
で、下プローブ30bを電池10の底部電極に接触させ
るようにして電池10の両側の電極にプローブを接触さ
せるようにする点にある。上プローブ30aによって電
池10を押さえることによって電池10の位置ずれを防
止し、その状態で下プローブ30aを底部電極に接触さ
せることで、きわめて安定した確実な充放電が可能にな
る。
【0024】なお、上記実施形態では説明上、一つの上
ベース16aの動きにしたがって説明したが、可動ベー
ス16は複数段の上ベースを同時に昇降駆動させ、各段
にセットされたトレイ12に対してまったく同様な作用
によって上プローブと下プローブとで電池を上下から挟
むようにして充放電するものである。これによって、ト
レイ12に収納された多数個の電池に対し一度に確実に
かつ効率的に充放電操作を行うことが可能になる。ま
た、図1では複数段に構成した1セットの電池充放電検
査装置を示したが、まったく同形に形成した電池充放電
検査装置を複数セットで並置し、これら複数セットの電
池充放電検査装置について一度に可動ベース16を昇降
操作することによってさらに多数個の電池の充放電操作
を行うことも可能である。
ベース16aの動きにしたがって説明したが、可動ベー
ス16は複数段の上ベースを同時に昇降駆動させ、各段
にセットされたトレイ12に対してまったく同様な作用
によって上プローブと下プローブとで電池を上下から挟
むようにして充放電するものである。これによって、ト
レイ12に収納された多数個の電池に対し一度に確実に
かつ効率的に充放電操作を行うことが可能になる。ま
た、図1では複数段に構成した1セットの電池充放電検
査装置を示したが、まったく同形に形成した電池充放電
検査装置を複数セットで並置し、これら複数セットの電
池充放電検査装置について一度に可動ベース16を昇降
操作することによってさらに多数個の電池の充放電操作
を行うことも可能である。
【0025】トレイベース、上ベース、下ベース等の単
位となる構成は同一であり、電池充放電検査装置はこれ
らの単位構成を繰り返して構成したものであるから、設
計にあたっては設置スペース等に応じて適宜設計するこ
とが可能になる。また、各構成部分が共通しているか
ら、製造、組み立ても容易であるという利点がある。ま
た、全体装置として見た場合、トレイ12を複数段に配
置する構成としたことでコンパクトな装置として構成す
ることができ省スペース化を図ることが可能になる。
位となる構成は同一であり、電池充放電検査装置はこれ
らの単位構成を繰り返して構成したものであるから、設
計にあたっては設置スペース等に応じて適宜設計するこ
とが可能になる。また、各構成部分が共通しているか
ら、製造、組み立ても容易であるという利点がある。ま
た、全体装置として見た場合、トレイ12を複数段に配
置する構成としたことでコンパクトな装置として構成す
ることができ省スペース化を図ることが可能になる。
【0026】なお、上記実施形態の電池充放電検査装置
では、電池10の頂部に一方の電極が設けられ電池の底
部に他方の電極を設けられていることから電池の上下両
側からプローブで挟むように配置したが、製品によって
は電極の底面に陽極と陰極とを配置したものがある。こ
のような製品の場合には、上ベース16aで電池の上面
を押さえた後、電池の底部の陽極と陰極との配置にあわ
せてプローブを配置した下ベース26aで電池の底部側
を押接するようにすればよい。すなわち、上ベース16
aに設けた上プローブ30aは電池の上部側を押接して
支持する押接部として作用しているものであり、下ベー
ス26aに設けた下プローブ30bは電池の底部側を押
接して支持する押接部として作用している。したがっ
て、電池の形態等によって電池の底部側にのみ電極を配
置した場合、電池の上部側にのみ電池を配置した場合等
に応じて、上記実施形態とまったく同様の作用により充
放電させることが可能である。
では、電池10の頂部に一方の電極が設けられ電池の底
部に他方の電極を設けられていることから電池の上下両
側からプローブで挟むように配置したが、製品によって
は電極の底面に陽極と陰極とを配置したものがある。こ
のような製品の場合には、上ベース16aで電池の上面
を押さえた後、電池の底部の陽極と陰極との配置にあわ
せてプローブを配置した下ベース26aで電池の底部側
を押接するようにすればよい。すなわち、上ベース16
aに設けた上プローブ30aは電池の上部側を押接して
支持する押接部として作用しているものであり、下ベー
ス26aに設けた下プローブ30bは電池の底部側を押
接して支持する押接部として作用している。したがっ
て、電池の形態等によって電池の底部側にのみ電極を配
置した場合、電池の上部側にのみ電池を配置した場合等
に応じて、上記実施形態とまったく同様の作用により充
放電させることが可能である。
【0027】本発明に係る電池充放電検査装置のよう
に、プローブで電池の電極を押接する場合、電池が位置
ずれしたり、ぐらついたりしないようにする方法は、電
池が細長く、位置ずれしやすかったり、プローブによる
押接が的確にできなかったりする製品の場合にはとくに
有効である。そして、トレイ内に多数個の電池を配置し
て量産するような場合には、電池の位置ずれ等を押さえ
ながら処理することは、検査ミスをなくし、確実な充放
電操作を行う上できわめて有効である。
に、プローブで電池の電極を押接する場合、電池が位置
ずれしたり、ぐらついたりしないようにする方法は、電
池が細長く、位置ずれしやすかったり、プローブによる
押接が的確にできなかったりする製品の場合にはとくに
有効である。そして、トレイ内に多数個の電池を配置し
て量産するような場合には、電池の位置ずれ等を押さえ
ながら処理することは、検査ミスをなくし、確実な充放
電操作を行う上できわめて有効である。
【0028】
【発明の効果】本発明に係る電池充放電検査装置によれ
ば、上述したように、トレイ内に収納した電池の電極に
確実に通電用のプローブを押接させて所要の充放電検査
を行うことが可能である。また、トレイを複数段に配置
して効率的に検査することを可能にするとともに、装置
全体をコンパクトに構成して省スペースを図ることによ
って効率的な充放電検査を行うことを可能にする等の著
効を奏する。
ば、上述したように、トレイ内に収納した電池の電極に
確実に通電用のプローブを押接させて所要の充放電検査
を行うことが可能である。また、トレイを複数段に配置
して効率的に検査することを可能にするとともに、装置
全体をコンパクトに構成して省スペースを図ることによ
って効率的な充放電検査を行うことを可能にする等の著
効を奏する。
【図1】本発明に係る電池充放電検査装置の実施形態の
構成を示す正面図である。
構成を示す正面図である。
【図2】可動ベース、シャフト等の構成を示す斜視図で
ある。
ある。
【図3】上ベース、トレイ、電池、下ベースの配置を示
す説明図である。
す説明図である。
【図4】上ベースが開き位置にある状態の説明図であ
る。
る。
【図5】上プローブが電池の頂部電極を押接した状態の
説明図である。
説明図である。
【図6】下プローブが電池の底部電極に接した状態の説
明図である。
明図である。
10 電池 12 トレイ 14a、14b トレイベース 16a16b 上ベース 18 シャフト 20 リンク機構 20a リンク板 22 駆動部 26a、26b 下ベース 28a、28b、28c 仕切り板 30a 上プローブ 30b 下プローブ 32 引っ張りバネ 34 ブッシュ 36 押さえカラー
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02J 7/00 301 H02J 7/00 301B Fターム(参考) 2G016 CB03 CB21 CC23 CF01 5G003 AA01 BA02 FA03 5H030 AA09 AS20 BB01 BB12 BB21 DD12
Claims (4)
- 【請求項1】 トレイ内に整列して多数個収納された各
々の電池の電極にプローブを接触させ、通電して充放電
検査を行う電池充放電検査装置であって、 機枠の上下方向に複数段に配置され、前記電池が収納さ
れたトレイを付勢手段を介して機枠にフローティングし
て支持されたトレイベースと、 各々のトレイベースの上方に、機枠に対して昇降可能に
支持され、トレイベースに支持されたトレイ内の電池を
上方から押接して支持する押接部を備えた上ベースと、 各々のトレイベースの下方に、機枠に対して固定して支
持されるとともに、トレイベースに支持されたトレイ内
の電池に下方から押接する押接部を備えた下ベースと、 前記上ベースを、前記トレイベースにトレイを交換セッ
トする開き位置と、前記上ベースを降下させてトレイベ
ースに支持されたトレイ内の電池を押接部により上方か
ら押接して支持し、次いで、前記付勢手段の付勢力に抗
して電池を押接部により押接した状態で上ベースとトレ
イベースをともに降下させ、下ベースの押接部がトレイ
内の電池に下方から押接する閉じ位置との間で昇降駆動
する昇降機構とを備えたことを特徴とする電池充放電検
査装置。 - 【請求項2】 上ベースに設ける押接部が、トレイ内に
収納された各々の電池の頂部電極の配置位置に合わせて
配置した通電用の上プローブであり、 下ベースに設ける押接部が、トレイ内に収納された各々
の電池の底部電極の配置位置に合わせて配置した通電用
の下プローブであることを特徴とする請求項1記載の電
池充放電検査装置。 - 【請求項3】 下ベースに設ける押接部が、トレイ内に
収納された各々の電池の底部に設けられた通電用の陽極
および陰極の配置に合わせて配置された通電用のプロー
ブであることを特徴とする請求項1記載の電池充放電検
査装置。 - 【請求項4】 上ベースに、上ベースが開き位置に上昇
した際に次段のトレイベースの下面に端面が当接してト
レイベースの上位置を規制する突き上げピンが立設され
ていることを特徴とする請求項1、2または3記載の電
池充放電検査装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11106882A JP2000299135A (ja) | 1999-04-14 | 1999-04-14 | 電池充放電検査装置 |
KR1020000019214A KR20000071658A (ko) | 1999-04-14 | 2000-04-12 | 전지 충방전 검사장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11106882A JP2000299135A (ja) | 1999-04-14 | 1999-04-14 | 電池充放電検査装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000299135A true JP2000299135A (ja) | 2000-10-24 |
Family
ID=14444882
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11106882A Pending JP2000299135A (ja) | 1999-04-14 | 1999-04-14 | 電池充放電検査装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000299135A (ja) |
KR (1) | KR20000071658A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011155758A (ja) * | 2010-01-27 | 2011-08-11 | Makita Corp | 充電器の連結構造 |
WO2012093652A1 (ja) * | 2011-01-07 | 2012-07-12 | 住友重機械工業株式会社 | 充放電検査システム、充放電検査装置のための校正システム及び校正装置 |
KR101173185B1 (ko) | 2012-05-18 | 2012-08-10 | (주)대흥정밀산업 | 이차전지용 가압 트레이 |
JP2012226915A (ja) * | 2011-04-18 | 2012-11-15 | Espec Corp | 二次電池の充放電評価装置 |
KR101233240B1 (ko) | 2011-06-13 | 2013-02-14 | 안혁 | 이차전지 검사용 트레이 |
CN105499165A (zh) * | 2014-10-10 | 2016-04-20 | 株式会社片冈制作所 | 充放电检查装置的探针清扫装置以及探针清扫方法 |
KR101761720B1 (ko) * | 2015-09-17 | 2017-07-31 | (주)갑진 | 동작메커니즘을 단순화한 배터리 충전기의 충전방법 |
CN109059771A (zh) * | 2018-09-13 | 2018-12-21 | 南京元稀世特自动化设备有限公司 | 电池突出检测装置 |
CN111203397A (zh) * | 2020-02-28 | 2020-05-29 | 清陶(昆山)自动化装备有限公司 | 电池检测分档的控制方法及电池测试分档系统 |
CN113859898A (zh) * | 2021-10-29 | 2021-12-31 | 深圳鼎阳智能电气有限公司 | 化成分容针床探针负压模组快速自动定位调节装置 |
CN118472995A (zh) * | 2024-07-10 | 2024-08-09 | 常州博瑞电力自动化设备有限公司 | 一种构网型高压级联直挂储能系统 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109520554A (zh) * | 2018-11-18 | 2019-03-26 | 湖南新融创科技有限公司 | 一种手机电池加工用检测装置 |
-
1999
- 1999-04-14 JP JP11106882A patent/JP2000299135A/ja active Pending
-
2000
- 2000-04-12 KR KR1020000019214A patent/KR20000071658A/ko not_active Application Discontinuation
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011155758A (ja) * | 2010-01-27 | 2011-08-11 | Makita Corp | 充電器の連結構造 |
TWI452317B (zh) * | 2011-01-07 | 2014-09-11 | Sumitomo Heavy Industries | Charge and discharge inspection system and calibration system for charging and discharging device |
WO2012093652A1 (ja) * | 2011-01-07 | 2012-07-12 | 住友重機械工業株式会社 | 充放電検査システム、充放電検査装置のための校正システム及び校正装置 |
JP5832450B2 (ja) * | 2011-01-07 | 2015-12-16 | 住友重機械工業株式会社 | 充放電検査システム、充放電検査装置のための校正システム及び校正装置 |
JP2012226915A (ja) * | 2011-04-18 | 2012-11-15 | Espec Corp | 二次電池の充放電評価装置 |
KR101233240B1 (ko) | 2011-06-13 | 2013-02-14 | 안혁 | 이차전지 검사용 트레이 |
KR101173185B1 (ko) | 2012-05-18 | 2012-08-10 | (주)대흥정밀산업 | 이차전지용 가압 트레이 |
CN105499165A (zh) * | 2014-10-10 | 2016-04-20 | 株式会社片冈制作所 | 充放电检查装置的探针清扫装置以及探针清扫方法 |
JP2016077941A (ja) * | 2014-10-10 | 2016-05-16 | 株式会社片岡製作所 | 充放電検査装置のプローブ清掃装置及びプローブ清掃方法 |
KR101761720B1 (ko) * | 2015-09-17 | 2017-07-31 | (주)갑진 | 동작메커니즘을 단순화한 배터리 충전기의 충전방법 |
CN109059771A (zh) * | 2018-09-13 | 2018-12-21 | 南京元稀世特自动化设备有限公司 | 电池突出检测装置 |
CN109059771B (zh) * | 2018-09-13 | 2024-02-13 | 南京元稀世特自动化设备有限公司 | 电池突出检测装置 |
CN111203397A (zh) * | 2020-02-28 | 2020-05-29 | 清陶(昆山)自动化装备有限公司 | 电池检测分档的控制方法及电池测试分档系统 |
CN113859898A (zh) * | 2021-10-29 | 2021-12-31 | 深圳鼎阳智能电气有限公司 | 化成分容针床探针负压模组快速自动定位调节装置 |
CN118472995A (zh) * | 2024-07-10 | 2024-08-09 | 常州博瑞电力自动化设备有限公司 | 一种构网型高压级联直挂储能系统 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR20000071658A (ko) | 2000-11-25 |
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