JP2000297933A - 調理ユニットの作動温度制限値調整方法とこれを実施する装置 - Google Patents

調理ユニットの作動温度制限値調整方法とこれを実施する装置

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JP2000297933A
JP2000297933A JP11314613A JP31461399A JP2000297933A JP 2000297933 A JP2000297933 A JP 2000297933A JP 11314613 A JP11314613 A JP 11314613A JP 31461399 A JP31461399 A JP 31461399A JP 2000297933 A JP2000297933 A JP 2000297933A
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エンゲルマン ハリー
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デューデク ローランド
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シャウパート クルト
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 調理ユニットがそのガラス/ガラスセラミッ
ク製調理面上の負荷に耐える全能力をより良好に利用
し、有効寿命が少なくならないようにする調整方法及び
装置の提供。 【解決手段】 :a)調理ユニットの調理面温度とその
オン継続時間とを測定して、これ等各々の温度値と時間
値の対から累積温度及び/又は時間負荷値を計算し、ま
た調理ユニットの各々のオン継続時間から累積作動時間
値を計算する;b)調理ユニットの動作中の上記累積温
度/時間負荷値と累積作動時間値を夫々、記憶する;
c)温度値と時間値の対の所定シーケンスを記憶し、所
定の使用頻度での許容温度/時間負荷を決定する;d)
ステップb)で記憶された累積温度/時間負荷値を、各
々の累積オン継続時間に対する許容温度/時間負荷と比
較する;e)ステップd)の比較により作動温度の制限
値を決定して、調理ユニットのガラス又はガラスセラミ
ックの許容実温度/時間負荷を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガラス又はガラスセラ
ミック製調理面に少なくとも一つの被加熱部のある調理
ユニットの作動温度の制限値を調整する方法に関する。
本発明はまた、この方法を実施する装置に関する。
【従来の技術】
【0002】ガラスセラミック製調理面を備える現在の
調理ユニット用ガラスセラミック材は、特殊ガラスを温
度/時間処理して製造される。ここでは、就中、熱膨張
挙動が調整される。使用中に、就中、許容不能の高い温
度/時間負荷が発生すると、小さくした熱膨張挙動が失
われ、極端な場合には、ガラスは壊れてしまう。
【0003】同様のことは、熱的又は化学的にプレスト
レスされたガラスを用いる調理ユニットにも云える。高
い作動温度では、プレストレスが失われ、製品が壊れて
しまうことがある。
【0004】上記の種の従来技術による調理ユニットに
おいては、ガラス/ガラスセラミック製調理面の監視
は、通常の作動頻度で必要とされる作動有効寿命中に、
ガラス/ガラスセラミック製調理面上の温度/時間負荷
が許容温度/時間負荷を越えないように、作動温度の制
限値を調整して行われる。作動頻度の指針又は指示は、
独国規格DIN VDE 0700、第6部、付属書8
に公表されている。
【0005】一体化した膨張制御器を備える機械的作動
温度制限装置が知られている。また、電子式作動温度制
限装置も知られている。既知の電子式作動制限装置で
は、調理面に直接、導電体のストリップを取り付ける
(例えば、DE4022846C2)か、別個の白金製
温度測定抵抗体を用いる(例えば、DE3736005
A1)ようにしている。だが、従来技術による、これ等
の電子式作動温度制限装置は、対応する機械式作動温度
制限装置と全く同様、何れも作動温度を一定の制限値に
調整し、作動温度が設定された境界又は制限値、所謂シ
ャットオフ温度に達すると、各作動部の加熱を止めるも
のである。
【0006】これ等の作動温度制限装置はこうして、調
理ユニットに生じる温度を監視し、所定の耐用年数内で
は許容されない変化がガラス/ガラスセラミックに生じ
ないようにしている。
【0007】調理ユニットの使用頻度は、生活様式の違
いから家庭毎に異なる。ユーザーの安全性を目的とした
上記の作動頻度基準は、頻度の高い調理には負荷が比較
的高いものとなる。現在の技術水準では、作動頻度の所
定値と作動温度の制限値をこのような基準から定めてし
まうと、少ない作動時間で調理ユニットを作動させるユ
ーザーにとっては、利用できる許容可能な温度/時間負
荷、即ちガラス/ガラスセラミック調理面が負荷に耐え
る能力に関して調理ユニットの全能力を用い得ないと云
う不都合をもつことになる。少ない作動時間で調理ユニ
ットを使う操作者は、個々の調理の調理時間を少なく出
来るように個々の調理に高い作動温度を用いることが許
されよう。
【0008】ユーザーが使用の簡単な調理具のみ用い、
又は、この調理具が空の場合、上記のような所定温度/
時間負荷を利用することは出来ない。ここでも、ガラス
セラミック製調理面の全能力は利用され得ない。
【0009】
【発明により解決されるべき課題】本発明の目的は、調
理ユニットの作動温度の制限又は境界値を調整する方法
であって、調理ユニットがそのガラス/ガラスセラミッ
ク製調理面上の負荷に耐える全能力をより良好に利用
し、しかも調理ユニットの有効寿命が短くならないよう
にする調整方法を提供することにある。
【0010】本発明の他の目的は、調理ユニットの作動
温度の制限又は境界値を調整する方法を実施する装置で
あって、調理ユニットがそのガラス/ガラスセラミック
製調理面上の負荷に耐える全能力をより良好に利用し、
しかも調理ユニットの有効寿命が短くならないようにす
る調整装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決する手段、その作用・効果】本発明の方法
は、次のステップを含んで成る: a)調理ユニットの調理面温度とそのオン継続時間とを
測定して、各々の使用時間間隔中の温度値と時間値の対
を得、これ等各々の温度値と時間値の対から累積温度及
び/又は時間負荷値を計算し、また調理ユニットの上記
各々の使用時間間隔中の調理ユニットの各々のオン継続
時間から累積作動時間値を計算する; b)調理ユニットの動作中の上記累積温度/時間負荷値
と累積作動時間値を夫々、記憶する; c)ある所定シーケンスの温度値と時間値の対を、調理
面の標準有効寿命に亘る所定の使用頻度での許容温度/
時間負荷として記憶する; d)ステップb)で記憶された累積温度/時間負荷値
を、所定の時間間隔(比較時間間隔)に亘って、ステッ
プc)で記憶された、各々の累積オン継続時間に対する
許容温度/時間負荷と比較する; e)ステップd)の比較により作動温度の制限値を決定
して、調理ユニットの標準有効寿命に亘るガラス又はガ
ラスセラミックの許容実温度/時間負荷を得る。
【0012】本発明による装置は、作動温度境界又は制
限値を可変とする作動温度制限手段と、それに連携し
て、加熱された調理部の温度を測定する少なくとも一つ
のセンサと、作動温度が制限値に達すると、調理部の加
熱を止める又はシャットオフする制御ユニットとを備
え、作動温度の制限又は境界値を調整する作動温度制限
手段が、クロックと、調理ユニットの使用時間間隔とオ
ン継続時間の夫々の間の温度と時間値の対を測定し、記
憶し、且つ比較する測定評価手段を、これ等の各々を、
本発明による上記の方法の要求に従って用いる。
【0013】本発明による方法及び装置の有する利点
は、作動温度制限手段の調理ユニットのシャットオフ温
度を、使用頻度に従って調整することである。使用頻度
が許容負荷の標準的指針より低くなると、負荷が許容標
準負荷カーブに達するまで、より高い作動温度が許容さ
れる。だが、逆もまた真であり、即ち、調理ユニットが
極めて頻繁に用いられる場合には、作動温度の制限値を
低下しなければならない。
【0014】調理ユニット上の料理具に伝達されるエネ
ルギーは調理面の作動温度が高くなって増大し、調理時
間は有利に短くなって、許容温度/時間負荷を越えるこ
とがない、即ち調理ユニットの有効寿命を損なうことが
ない。
【0015】実際は、頻繁使用の相と使用の少ない相が
交互する。使用の少ない相の後では、実際の累積負荷
は、この時点の許容最大負荷に対する累積負荷を下回
る。本発明の方法によれば、この状況では作動温度の許
容制限値は増大される。使用頻度の程度に従い、この新
しい温度制限調整により再び許容負荷カーブが早かれ遅
かれ達せられる。
【0016】まれな、又は例外的調理状況で必要があれ
ば、本発明による方法は調理具を従来技術の方法より高
く加熱でき、有利である。
【0017】本方法の一優先実施例によれば、測定され
た時間値と温度値の対が基準温度における等価の温度値
と時間値の対に変換され、斯く決定された温度/時間負
荷が基準温度における許容温度/時間負荷と、調理ユニ
ット動作中の各々の使用時間間隔の間、比較される。
【0018】本発明の方法のこの実施例は、加熱面を形
成するガラス又はガラス/セラミック材料の特性を利用
するもので実際又は現実の温度/時間負荷が基準温度に
規格化され、追加又は累積されて、この基準温度におけ
る最大許容負荷時間と比較され得る。
【0019】例えば、市販されているガラスセラミック
CERANに対して、許容負荷時間は560℃で500
0時間(hrs)か、610℃で1000時間(hr
s)である。610℃における1時間の負荷は560℃
の基準温度における5時間の等価負荷に変換され、この
基準温度において既に有る負荷に追加される。
【0020】また、プレストレスされたガラスのプレス
トレスは、等価基準温度に関係付けられる温度/時間値
対が特徴付ける過剰温度/時間負荷により失われる。
【0021】或いは、各温度が到達している場合には、
固定された温度間隔と時間間隔への作動温度が別々に測
定できる。
【0022】本発明の方法は、比較時間間隔を決定する
方法により種々の実施態様が可能である。これ等の実施
例の選択は、作動温度の制限値の望まれる調整に従う。
【0023】斯くして、本発明の第一の実施例によれ
ば、比較時間間隔を個々の調理毎に決定するようにし
て、方法が行われる。この場合、作動温度の制限値の調
整は各調理後に行われる。
【0024】本発明の第二の実施例によれば、比較時間
間隔を所定時間間隔とするか、多数の個々の調理で決定
するようにして方法が行われる。この場合、作動温度の
制限値の調整は所定の一定時間間隔内で、又は調理が数
回なされた後に行われる。
【0025】本発明の種々の実施例によれば、作動温度
の制限値の調整は、連続的にしても、別個の値の間でジ
ャンプするようにして良いが、最初の方が簡単である。
【0026】最も簡単な場合、本発明の一実施例に従
い、累積温度/時間負荷が線形に挙動する、又は動くよ
うに温度の許容制限値を変更するようにして方法が行わ
れる。
【0027】本発明の他の実施例によれば、累積温度/
時間負荷が非線形に挙動する、又は動くように温度の許
容制限値を変更するようにして方法が行われ、好ましく
は耐用寿命の前半の初期に許容温度/時間負荷が不均衡
に使用されるようにする。
【0028】これにより、選ばれた時間間隔に、調理ユ
ニットの運転、又はこれによる加熱が増大して行われる
ようにすることが出来る。許容負荷カーブがこの時間間
隔に尽きてしまった場合、耐用寿命の残部では低下した
加熱パワー(火力)のみが得られる。だが、本実施例に
よれば、使用の初めから終わりまで高い火力が得られ
る。
【0029】作動温度の制限値は、適当な負荷表示装置
を用いて手動で変更しても、或いは電子式ユニットによ
り自動的に変更しても良い。実際上、調理ユニットの操
作を簡単にするため、また自動制御は高価となるから、
後者が好ましい。
【0030】
【実 施 例】図1は、電気的被加熱体3により下から
加熱される少なくとも一つの調理部2が備わるガラス/
セラミック製調理面1をもった調理ユニットの作動温度
の制限値を調整する装置又は手段を示す。調整装置に
は、ライン6を介して電力、従って火力を調整する通常
の操作部材5を有するコントローラ4が備わっている。
【0031】調理部2の下側には、導体8によりコント
ローラ4に連結された温度センサ7が設けられている。
【0032】火力を調整又は変更、或いは止めるコント
ローラ4の特徴又は構造は通常の通りである。温度セン
サ7は火力制御調整の実値入力器として作用する。
【0033】コントローラ4には、温度センサ7により
決定される作動温度を制限するように働き、調理部2内
のガラス/セラミック調理面の温度/時間負荷を許容可
能値に維持すると共に、電気的被加熱体への電力をシャ
ットオフすることにより、作動温度を対応する制限値に
到達させる作動温度制限手段9が備わる。
【0034】ガラス/セラミック材料の有効寿命に対す
る許容温度/時間負荷は、材料特性としてガラス/セラ
ミックの製造業者に知られている。それは温度値と時間
値の対として与えられる。同様に、他の温度における温
度/時間負荷の挙動も知られている。商標CERANで
知られるガラス/セラミックに付いては、以下の表に示
される温度/時間値対が得られている。
【0035】
【表1】
【0036】温度と負荷時間間の上記の関係に基づい
て、任意の温度における負荷時間(例えば610℃で1
時間)を基準温度における負荷時間(例えば560℃で
5時間)に変換することが出来る。
【0037】既知の作動温度制限値は、各々の作動頻度
で保証された耐用寿命中にガラス/セラミック製調理面
の温度/時間負荷が越えないような制限値に調整されて
いる。許容作動頻度の指針は、前記の公表された基準で
ある。それから結果として得られる線形カーブが、図3
の負荷線図に破線で示されている。CERANガラスセ
ラミックには、560℃で5000hの耐用寿命があ
る。だが、作動頻度が少なく温度負荷が公表の基準を下
回ると、例えば図3で実線カーブが示すように、負荷曲
線は「通常負荷カーブ」より低くなる。この場合は、保
証された耐用寿命中に全能力負荷制限値が達成されな
い。
【0038】この不利益は本発明の方法によって避ける
ことができる。この方法は作動頻度によって作動温度制
限値を調整もしくは変化させることにある。コントロー
ラ4の作動温度制限部又は手段9には、更にクロック、
メモリ及びプロセッサ段が備わる。これ等の装置は、マ
イクロプロセッサのプログラムの一部として設けると有
利である。
【0039】図2に示すフローチャートによれば、この
方法は被加熱体3をオンにして起動されるプログラム開
始で始まり、温度センサ7による各調理部のガラス/セ
ラミック温度の測定、温度負荷の継続の測定に進む。測
定された時間/温度値の対、即ちガラス/セラミック材
料上の負荷は次いで、等価の負荷温度、上記の例では上
の表に与えられた560℃における負荷に変換され、負
荷値がコントローラ4に記憶される。個々の調理中の負
荷が累積、追加され、メモリに記憶される実全負荷を得
る。調理ユニットの作動開始以来の作動時間は、メモリ
に記憶されている。負荷が緩やかに増大するように作動
温度の制限値を再計算又は再利用(recicle)す
べきかどうか、或いは作動温度の制限値を増大して良い
かどうかは、測定実負荷を、図3の破線カーブによる実
値対として記憶された許容負荷と、実作動時間間隔の
間、比較することにより決定される。図3の例では耐用
寿命の前半が終わった2500時間における実累積負荷
が値Aより少ないので、作動温度の制限値を増大するこ
とができる。
【0040】作動開始以来の累積負荷と時間のみが作動
中のデータとして記憶され、調理プロセスの全履歴の記
憶は必要ない。許容負荷の値は、全耐用寿命に対して予
め定められ、固定される。作動温度の制限値を約50k
上げ、他の条件は同じままとすると約25%の調理時間
の減少という効果がもたらされる。
【0041】作動頻度の低いある相(例えば図4による
負荷カーブの時間間隔Tにより示された)の後には、負
荷が「通常」負荷カーブ(図4の破線)に従って所定負
荷に再び近ずくまで、より高いシャットオフ(shut
−off)温度を許容しても良い。図4の実負荷カーブ
は、シャットオフ温度を一定とした公知の温度制限装置
又は制御器では「正常」負荷カーブの下となろう。
【0042】実際は、図5の実線カーブが示すように、
頻繁な使用の相と使用度の少ない相が交互する。使用度
の少ない相Tの後では、図5の破線カーブが示すよう
に、実累積負荷は耐用寿命のこの時点で許容される負荷
より下である。これを本発明によりコントローラ4が決
定し、次いで許容シャットオフ温度を増大する。そうし
て、使用頻度に従って、許容負荷カーブが到達される。
【0043】斯くして、通常の使用指針と較べて調理ユ
ニットが稀にしか使用されない場合は、本発明によるシ
ステムでは従来技術のものより高い火力、従ってより良
好な調理性能が得られる。
【0044】本発明の他の実施例では、累積負荷カーブ
を図6に示すように、非線形、好ましくは当初、より急
峻にする。これにより、選ばれた時間間隔の間、調理ユ
ニットの火力、即ち性能を増大することが出来る。標準
指針による許容負荷カーブ(破線で図示)がこの時間間
隔の間に尽きると、耐用寿命の残部で利用できる火力、
即ち性能は低下する。先述の公知の作動と違うので動作
時間の初めから終わりまで高い火力を利用することが出
来る。
【0045】決定される温度の制限値の最大値(安全限
界)は、実負荷カーブの最大の増大を設定又は決定する
ものである。本方法のこの特徴により、システム内で温
度が過剰に高くなって、調理ユニットの構成部品、調理
容器又は周囲の家具等を損ねてしまうようなことは無
い。だが、安全限界が一定値であれば、その場合の負荷
は耐用寿命に亘って許容されるものより高くなるだろ
う。
【0046】典型的には、作動温度制限手段9の制限温
度値は増大されて、より高いシャットオフ温度を達成す
る。許容シャットオフ温度が到達されない場合、この増
大したシャットオフ温度を利用するには、被加熱体への
出力を要する通り増大する。
【0047】図面に示された実施例では、電気的に加熱
体3を設けるようにしているが、本発明の方法及び装置
は、調理面の下をガス加熱しても同様に実施できる。
【0048】DE3739943による作動温度制限装
置は、従来技術と同様、一定温度に調整され、プレスト
レスされたガラス板を備える従来の集合体調理板に組み
込まれ、ガラス板のプレストレスが失われないようにし
ている。また、プレストレスされたガラス板の開口部に
開口ガスバーナーのあるバーナーの近傍が高温になるの
で、これが続けば、ガラス板内のプレストレスの喪失を
招く。これは、プレストレスされたガラスから成る調理
面を誘導コイルにより加熱しても同じである。予め所定
の使用頻度を仮定し、プレストレスの喪失(例えば29
0°C/1000h;300°C/100h)の知られ
た挙動をもってして、これ等の既知のシステムでは、保
護制限温度を固定調整する方を選んでいる。
【0049】上記の使用頻度より使用が少ない場合、本
発明は作動温度を増大させ、調理ユニットの作動温度制
限手段が場合によって調理ユニットを切るようにする。
【0050】以上、調理ユニットの作動温度の制限値を
調整する方法及びこの方法を実施する装置に具現される
発明が図示、記載されたが、本発明は、その精神からい
かようにも逸脱せず種々の修正又は変更が可能であるか
ら、以上示された詳細に限定されることは意図されな
い。要するに、以上の記載は本発明の要旨を、他の者が
現有の知識を適用することにより、従来技術の観点か
ら、この発明の一般的及び特定的観点の本質的特徴を公
正に構成する特徴を省略せず、種々の応用に直ちに適用
し得る程度まで完全に明らかにするものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による、ガラスセラミック調理を備えた
調理ユニットの作動温度の制限値を調整する装置の概略
的側面図である。
【図2】図1に示された装置を操作して作動温度の制限
値を決定する方法の基本ステップを示すフローチャート
である。
【図3】調理ユニットの実低下作動頻度の負荷カーブ
と、通常の作動頻度の標準的負荷カーブを比較して示す
温度/時間負荷線図である。
【図4】本発明の方法により決定された作動温度限界に
より低下した負荷の実負荷カーブと、既知の方法により
決定された従来の動作温度制限による同様の負荷カーブ
を比較して示す温度/時間負荷線図である。
【図5】負荷の変化する負荷カーブの動きを示す温度/
時間負荷線図である。
【図6】線形カーブと比較して、作動温度の制限値の対
応する変化による非線形負荷カーブの調整を示す温度/
時間負荷線図である。
【符号の説明】
1…ガラス/セラミック調理面、2…調理部、3…電気
的被加熱体、4…コントローラ、5…操作部、6…ライ
ン、7…温度センサ、8…導体、9…作動温度制限手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハリー エンゲルマン ドイツ連邦共和国、デェー 55128 イン ゲルハイム、アイゼナッハー シュトラー セ 12 (72)発明者 ローランド デューデク ドイツ連邦共和国、デェー 55545 バー ト クロイツナッハ、クレーテンプヒュー ラ 20 (72)発明者 クルト シャウパート ドイツ連邦共和国、デェー 65719 ホフ ハイム、リューデシャイマー シュトラー セ 46

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス又はガラスセラミック製調理面に
    少なくとも一つの被加熱部のある調理ユニットの作動温
    度の制限値を調整する方法であって、 a)各使用時間間隔中の調理ユニットの調理面温度とそ
    のオン継続時間とを測定して、夫々の使用時間間隔中の
    温度値と時間値の対を得、これ等温度値と時間値の対か
    ら累積温度時間/負荷値を計算し、また上記夫々の使用
    時間間隔中の調理ユニットの各々のオン継続時間から、
    調理ユニットを作動し始めてからの累積作動時間値を計
    算し、 b)上記累積温度/時間負荷値と累積作動時間値を記憶
    し、 c)温度値と時間値の対のある所定シーケースを記憶し
    そして該温度値と時間値の対から、調理面の標準有効寿
    命に亘る所定の使用頻度での許容温度/時間負荷を決定
    し、 d)ステップb)で記憶された累積温度/時間負荷値
    を、所定の比較時間間隔で、ステップc)で記憶され
    た、各々の累積オン継続時間に対する許容温度/時間負
    荷と比較し、 e)ステップd)の比較により作動温度の制限値を決定
    して、調理ユニットの標準有効寿命に亘ってガラス又は
    ガラスセラミックに許容される実際の温度/時間負荷が
    決定されるようにするステップを含んで成る方法。
  2. 【請求項2】 更に、前記夫々の使用時間間隔中に得ら
    れた前記累積温度/時間負荷の前記各々の温度値と時間
    値の対を、基準温度における等価の温度値と時間値の対
    に変換し、斯く得られた累積温度/時間負荷を、調理ユ
    ニットの作動開始以来の前記累積オン継続時間に対す
    る、前記基準温度における前記許容温度/時間負荷と比
    較して成る請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 行われる個々の調理により前記所定の比
    較期間が決定されて成る請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記所定の比較間隔が所定の時間間隔で
    あって成る請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 行われる所定複数の調理により前記所定
    の比較期間が決定されて成る請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記作動温度の制限値が、調理ユニット
    に許容される作動温度と比較して高いようにして成る請
    求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記作動温度の制限値を、調理面の前記
    累積温度/時間負荷が作動時間と共に線形に変化するよ
    うなものとして成る請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記作動温度の制限値を、調理面の前記
    累積温度/時間負荷が作動時間と共に非線形に変化し、
    前記有効寿命の或第一の期間に、前記許容温度/時間負
    荷が不均衡に用いられるようにして成る請求項1に記載
    の方法。
  9. 【請求項9】 前記作動温度の制限値が、温度間隔が一
    定な別個の温度値のみを取るようにして成る請求項1に
    記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記作動温度の制限値が、前記許容温
    度/時間負荷から前記累積温度/時間負荷がずれるに従
    い連続的に変化するようにして成る請求項1に記載の方
    法。
  11. 【請求項11】 前記累積オン継続時間に対する前記累
    積温度/時間負荷と前記許容温度/時間負荷が調理ユニ
    ットの操作者に表示され、表示される該累積温度/時間
    負荷と許容温度/時間負荷を操作者が観て、前記作動温
    度の制限値を手動で設定するようにして成る請求項1に
    記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記作動温度の制限値が、前記累積オ
    ン継続時間に対する累積温度/時間負荷と許容温度/時
    間負荷の比較により自動的に設定されるようにして成る
    請求項1に記載の方法。
  13. 【請求項13】 ガラス又はガラスセラミック製調理面
    に少なくとも一つの被加熱部のある調理ユニットの作動
    温度の制限値を調整する装置であって、 作動温度が制限値に達すると、調理部(2)の加熱を止
    める手段を備えるコントローラ(4)と、 作動温度の制限値を決定する手段(9)であって、調理
    面の温度を測定する手段(7)と調理器のオン継続時間
    を測定する手段を備え、夫々の使用時間間隔中の温度値
    と時間値の対を得る手段と、これ等の温度値と時間値の
    対から累積実温度/時間負荷値を、また前記夫々時間間
    隔中の調理ユニットのオン継続時間から累積作動時間値
    を計算する手段と、上記累積温度/時間負荷値と調理ユ
    ニットが作動を始めて以来の累積作動時間値を記憶する
    手段と、温度値と時間値の対のある所定シーケンスを記
    憶し、該温度値と時間値の対から調理面の標準有効寿命
    に亘る所定の使用頻度での許容温度/時間負荷を決定す
    る手段と、記憶された累積温度/時間負荷値を、所定の
    比較間隔で、上記夫々の累積オン継続時間に対して記憶
    された許容温度/時間負荷と比較する手段と、この比較
    により作動温度の制限値を決定し、調理ユニットの標準
    有効寿命に亘るガラス又はガラスセラミック調理面の許
    容される実温度/時間負荷が得られるようする手段とを
    含む作動温度の制限値を決定する手段(9)を備えて成
    る装置。
  14. 【請求項14】 前記累積温度/時間負荷に対する各々
    の温度/時間値の対を基準温度における等価な温度/時
    間の対に変換する手段を更に備えて成る請求項13に記
    載の装置。
  15. 【請求項15】 複数の行われる調理を計数し、比較時
    間間隔を決定するカウンタを更に備えて成る請求項13
    に記載の装置。
  16. 【請求項16】 メモリ、クロック装置及び比較手段を
    具備するマイクロプロセッサを備えて成る請求項13に
    記載の装置。
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