JP2000297719A - ディーゼルエンジンの燃料噴射装置 - Google Patents

ディーゼルエンジンの燃料噴射装置

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JP2000297719A
JP2000297719A JP11109386A JP10938699A JP2000297719A JP 2000297719 A JP2000297719 A JP 2000297719A JP 11109386 A JP11109386 A JP 11109386A JP 10938699 A JP10938699 A JP 10938699A JP 2000297719 A JP2000297719 A JP 2000297719A
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pressure
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Tetsuya Uehara
哲也 上原
Shuji Kimura
修二 木村
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】噴射率特性を自由に制御することを可能とし、
運転状態に応じて最適な初期噴射率特性を実現する。 【解決手段】 圧力室25の圧力を解放したときに針弁
9がリフトし、高圧燃料を噴射する燃料インジェクタ1
において、圧力室25の燃料圧力の放出路26に運転状
態に応じて開閉される2つの開閉弁(電磁弁)22,2
3を備える。2つの電磁弁22,23を運転状態によっ
て切換えることにより、圧力室25の圧力低下特性を制
御し、これに応じて燃料噴射率を異なった特性にでき
る。例えば低中回転域で一方の電磁弁のみを開くこと
で、圧力の低下が緩やかになり、初期噴射率の低い特性
となる。高回転域、高負荷域では両方の電磁弁を開くこ
とにより圧力の低下を急峻にして、初期噴射率を高め、
スモークの低減や出力の改善が図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ディーゼルエン
ジンの燃料蓄圧式の燃料噴射装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディーゼルエンジンの燃料噴射装置とし
て、加圧した燃料を蓄圧室に溜めておき、この燃料噴射
時期にインジェクタからこの蓄圧燃料を噴射するように
した、いわゆるコモンレール式の燃料噴射装置が知られ
ている(例えば特開平9−158811号公報参照)。
【0003】燃料を噴射するインジェクタの開閉は、針
弁に作用する背圧をコントロールすることにより行い、
背圧を素早く低下させると初期噴射率が高まり、緩やか
に低下させると初期噴射率が抑制される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この背圧のコントロー
ルは電磁弁より行い、電磁弁が開いたときに放出オリフ
ィスを介して背圧を逃がし、針弁をリフトさせるが、上
記した初期噴射率は放出オリフィスの面積によって決ま
る。
【0005】放出オリフィスの面積を大きくすると、初
期噴射率が高まり、この場合には高回転、高負荷域など
でスモークの発生が抑制できるが、その反面低、中回転
域では燃焼騒音の増大が問題となり、さらに噴射量の制
御精度が悪化し、回転変動により振動が増加したりす
る。
【0006】これに対して、放出オリフィスの面積を小
さくすると、初期噴射率が小さくなり、この場合には、
低中回転域での燃焼騒音が減少するが、高回転、高負荷
域でのスモークが多くなり、またスモークを抑制するた
めに蓄圧室の燃料圧力を上げると、耐圧性やポンプ駆動
損失などに問題を生じる。
【0007】本発明はこのような問題を解決するため
に、噴射率特性を自由に制御することを可能とし、運転
状態に応じて最適な初期噴射率特性を実現することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、圧力室の
圧力を解放したときに針弁がリフトし、高圧燃料を噴射
する燃料噴射装置において、前記圧力室の燃料圧力の放
出路に運転状態に応じて開閉される2つの開閉弁を備え
たことを特徴とする。
【0009】第2の発明は、第1の発明において、前記
2つの開閉弁は互いに同軸的に重合配置され、一方の開
閉弁の弁体が前記放出路を開閉し、この一方の弁体には
他方の弁体が同軸的に嵌合し、かつ一方の弁体には前記
放出路に連通する共に他方の弁体により開閉される通路
が形成される。
【0010】第3の発明は、第1または第2の発明にお
いて、前記一方の開閉弁が開いたときと、他方の開閉弁
が開いたときで放出流量が異なるように設定される。
【0011】第4の発明は、第1または第2の発明にお
いて、前記いずれか一方の開閉弁が開いたときと、両方
の開閉弁が開いたときとで放出流量が異なるように設定
される。
【0012】第5の発明は、第1または第2の発明にお
いて、前記一方の開閉弁が開いたときと、他方の開閉弁
が開いたときで放出流量が異なり、かつ両方の開閉弁が
開いたときではさらに放出流量が異なるように設定され
る。
【0013】第6の発明は、第1から第3の発明におい
て、前記開閉弁は運転状態によっていずれか一方が作動
し、このとき他方は非作動に保持される。
【0014】第7の発明は、第1から第5の発明におい
て、前記開閉弁は運転状態によっていずれか一方が作動
し、他の状態では両方が同時に作動する。
【0015】第8の発明は、第1から第5の発明におい
て、前記開閉弁は運転状態によって、いずれか一方が先
に作動し、これから遅れて他方も作動する。
【0016】
【発明の作用、効果】第1の発明では、2つの開閉弁を
運転状態によって切換えることにより、圧力室の圧力低
下特性を制御し、これに応じて燃料噴射率を異なった特
性にすることが可能となる。したがって、例えば低中回
転域で一方の開閉弁のみを開くことで、圧力の低下が緩
やかになり、初期噴射率の低い特性により、燃焼騒音の
抑制や噴射量制御精度の向上が図れるし、高回転域、高
負荷域では両方の開閉弁を開くことにより圧力の低下を
急峻にして、初期噴射率を高め、スモークの低減や出力
の改善が図れる。
【0017】第2の発明では、2つの開閉弁が同軸的に
かつ重合的に配置されることで、その設置スペースが削
減され、小型化が可能となる。
【0018】第3から第8の発明では、開弁させる開閉
弁を選択することにより、圧力の低下特性が自由に変化
させられ、燃料噴射率の制御の自由度が高まる。なお、
第8の発明では、一方の開閉弁を開き、遅れて他方の開
閉弁を開き、しかもその遅れ程度を調整することによ
り、燃料の噴射率特性を途中から自由に変化させること
ができ、運転状態によって最適な初期噴射率に設定でき
る。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施形態について
図に基づいて説明する。
【0020】図1に示すように、エンジンの各気筒毎に
設けられる燃料インジェクタ1は、インジェクタボディ
2、噴射ノズル3、噴射駆動部4とから構成され、リテ
ーニングナット5によりインジェクタボディ2と噴射ノ
ズル3とが一体的に結合される。
【0021】噴射ノズル3の内部には針弁9の摺動孔6
及び燃料溜まり室7が形成され、その先端には燃料溜ま
り室7と連通するノズル孔8が形成される。大径部10
を前記した摺動孔6に摺動自由に収装される針弁9に
は、その先端の小径部12に弁体部13が一体に形成さ
れ、この弁体部13の移動によりノズル孔8が開閉さ
れ、燃料の噴射が行われる。
【0022】針弁9の大径部10に接合する連結部11
の上端にはピストン14が当接し、このピストン14は
インジェクタボディ2に形成されたシリンダ15に摺動
自由に挿通されている。針弁9はバネ16により閉弁方
向に付勢されている。なお、17はインジェクタボディ
2と噴射ノズル3との位置決めを行うノックピンであ
る。
【0023】インジェクタボディ2の上部には、針弁
9、ピストン14を駆動するための噴射駆動部4が配置
され、この噴射駆動部4には、2つの開閉弁である電磁
弁22、23が同軸的に内蔵されていて、図示しないコ
ントローラからの信号により通電制御される。
【0024】外周側の電磁弁22はピストン14の圧力
室25と低圧側の燃料出口室24とを連通する放出路2
6を開閉し、また内周側の電磁弁23は電磁弁22の弁
体22aを軸方向に貫通する絞り通路22bを開閉し、
これらによりシリンダ15の圧力室25に導入される燃
料圧力を制御してピストン14を変位させ、針弁9の開
閉を行う。
【0025】燃料インレット18からの燃料は燃料通路
19を介して前記燃料溜まり室7へと導かれる一方、分
岐路27から環状の高圧室29、充填オリフィス30を
介して圧力室25に導入され、電磁弁22、23が共に
閉じていて、燃料油溜まり室7と圧力室25の圧力が等
しいときには針弁9とピストン14の有効受圧面積差に
より針弁9が閉弁保持されるが、電磁弁22または23
が開いて圧力室25の圧力が低下すると、針弁9がピス
トン14を押し上げつつ開弁するのである。
【0026】図2にも示すように、電磁弁22の弁体2
2aの側面には側路22cが形成され、弁体22aがス
プリング22dに抗してリフトしたときに圧力室25か
らの高圧燃料を燃料出口室24へ逃がす。また、電磁弁
22の弁体22aに設けた絞り通路22bが電磁弁23
の弁体23aにより開かれると、弁体23aの側面に設
けた側路23bを介して、同じく高圧燃料を燃料出口室
24へと逃がし、圧力室25の圧力を低下させる。な
お、23cは電磁弁23の弁体23aを閉弁方向に付勢
するスプリングである。
【0027】電磁弁22と23は同軸的に配置されてい
るので、電磁弁22のソレノイド22eに通電されて開
くときは、他方の電磁弁23の弁体23aも一緒にリフ
トするが、電磁弁23のソレノイド23dに通電されな
い限り、絞り通路22bが開かれることはない。
【0028】前記燃料インレット18には図示しない高
圧燃料を蓄える蓄圧室と接続され、常時高圧燃料が導か
れている。そして、コントローラが運転状態に応じて電
磁弁22と23の開閉を制御することにより、燃料噴射
量、噴射時期、噴射特性がコントロールされる。コント
ローラには、運転状態を代表する各種検出信号、例えば
エンジン回転数、アクセル開度、エンジン冷却水温など
の検出信号が入力し、これらに基づいて後述するように
電磁弁22と23を開閉制御する。
【0029】次に、図3、図4を参照しながら作用につ
いて説明する。
【0030】いま電磁弁22に通電すると、図3に示す
ように、電磁弁22の弁体22aがリフトし、放出路2
6が開かれ、圧力室25の圧力が低下し、ピストン14
と共に針弁9がリフトして燃料が噴射される。
【0031】この場合、弁体22aとシート部との隙間
22fを介してのみ圧力室25の燃料が放出されるの
で、放出流量が小さく、圧力室25の圧力低下が抑制さ
れ、針弁9のリフトが緩やかになり、図5、図6、図7
にも示すように、初期噴射率の抑制された燃料噴射特性
となる。
【0032】これに対して、電磁弁22と共にもう一つ
の電磁弁23にも通電すると、弁体23aもリフトし、
絞り通路22bが開かれる。この場合には、圧力室25
の燃料は前記した隙間22fと共に、絞り通路22bを
介して燃料出口室24へと放出されるため、放出流量が
大きく、圧力室25の圧力がより低くなり、針弁9のリ
フトが急激になり、初期噴射率の高い燃料噴射が行われ
る。
【0033】なお、図5に示すように、放出流量が小さ
い場合の方が通電時間に対する噴射量の変化幅が小さ
く、とくに微少噴射域での噴射量制御性が良好となる。
【0034】したがって、エンジンの低中回転域などで
電磁弁22のみを開くようにすると、初期噴射率の小さ
い噴射特性により、着火遅れ期間中に噴射される燃料量
が少なくなり、燃焼騒音が抑制され、また燃料の噴射量
制御精度が改善され、パイロット噴射も精度よく行え
る。
【0035】これに対してエンジン高回転、高負荷域な
どで電磁弁22と23を開くようにすると、初期噴射率
の高い燃料噴射特性により、燃料噴射期間の短縮化が図
れ、スモークの発生を抑制し、エンジンに高出力を発揮
させられる。
【0036】なお、電磁弁22と23に通電するとき
は、電磁弁22に通電した後に電磁弁23に通電するよ
うに時間遅れを持たせると、電磁弁23の弁体23aの
リフト量が小さくなり、より少ない電流で電磁弁駆動が
可能となる。
【0037】電磁弁22と23は弁体22aと23a
が、またソレノイド22eと23d等が同軸的に重合配
置され、かつ弁体22aの内部に弁体23aの一部が摺
動自由に嵌合されるように構成されているので、噴射駆
動部4の外径や全高が大きくならず、燃料インジェクタ
1の大型化が回避できる。このため、通常のインジェク
タサイズでありながら、燃焼改善のために燃料噴射圧を
不必要に高圧化することもなく、ポンプ駆動損失も低減
できる。
【0038】次に他の実施の形態について図8、図9に
よって説明する。
【0039】この実施の形態では、放出路26の面積を
小さくし、最大流量をこの放出路26の面積により規定
し、初期噴射率を小さくするときには、電磁弁23のみ
に通電し、このときの流量を絞り通路22bにより規定
するようにした。ただし、絞り通路22bの面積は放出
路26の面積よりも小さくする。
【0040】したがって、初期噴射率を抑制するときに
は、図8のように、電磁弁23のみに通電し、これによ
り絞り通路22bからのみ高圧燃料を逃がし、針弁9の
リフト特性を緩やかにする。
【0041】これに対して、初期噴射率を高めるとき
は、図9のように、電磁弁22に通電し、これを開弁さ
せる。このときには、面積の大きな放出路26により最
大流量が規定されるので、針弁のリフト特性が急激にな
り、初期噴射率を高められる。
【0042】なお、この場合、電磁弁23も同時に通電
してもよい。
【0043】このように、圧力室25からの流量を、絞
り通路22bと放出路26のそれぞれ通路径により規定
するので、寸法管理が容易となり、加工精度も向上す
る。
【0044】次に図10の実施形態について説明する。
【0045】この実施の形態では、電磁弁22がリフト
したとき放出路26と接続する弁室32を弁体22aの
周囲に形成し、この弁室32と燃料出口室24とを絞り
流路33を介して連通し、電磁弁22のみが開いたとき
には圧力室25からの流量を絞り通路33によって規定
するようにした。したがって弁体22aの側路22dは
除去され、弁体22aは油密的に摺動する。
【0046】また、電磁弁23がリフトしたときには、
弁体22aに設けた絞り通路22bを介して流量を規定
し、この絞り流路22bの面積はもう一つの絞り流路3
3よりも大きいか、または小さいかのいずれかに設定す
る。
【0047】この場合、放出路26の面積は両方の絞り
通路22bと33との合計面積よりも大きく設定し、両
絞り通路22b、33が開かれているときには、その合
計面積により流量が規定される。
【0048】このようにすると、電磁弁22のみに通電
したときには、絞り通路33によって流量が決まり、図
11にも示すように、これに応じて針弁9は緩やかな特
性でもってリフトし、また、電磁弁23のみに通電した
ときには、絞り通路22bによってのみ流量が決まり、
もし面積を、絞り流路22b>絞り流路33とすると、
針弁9は最初の場合よりも速いリフト特性で作動する。
【0049】これに対して、電磁弁22と23を同時に
通電すると共に開弁し、両方の絞り通路22bと33と
から燃料が流れ、圧力室25の圧力がより低くなり、こ
のため針弁9は最も速いリフト特性に制御される。
【0050】このようにして、電磁弁22と23の作動
を制御することにより、3段階の異なる初期噴射率に制
御することが可能となる。
【0051】また、この場合、図12に示すように、ま
ず電磁弁22に通電し、その後に時間遅れをもって電磁
弁23に通電すると、図13にも示すように、燃料噴射
開始直後は絞り流路33のみの流量のため噴射率の立ち
上がりが緩やかで、途中から絞り通路22bからの流量
も加わるため、噴射率上昇が急峻となる。
【0052】そして電磁弁23の開弁時期を早めていく
と、初期噴射率は最初から両方の電磁弁22と23に同
時に通電したときと同じような高い初期噴射率特性に近
づいていく。したがって、噴射率特性としては、電磁弁
22のみの低初期噴射率特性と、両方の電磁弁22と2
3の同時通電よる高初期噴射率特性との間を、連続的に
変化させることができ、エンジン側の燃焼要求に合わせ
てきめ細かい噴射率制御が行える。
【0053】なお、図12において、電磁弁22と23
に対する電流値を、フルリフト後に低下させるのは、い
ったん電磁弁の弁体がフルリフトすると、この状態を保
持するのには最初の立ち上がりほど大きな電流値を必要
としないためで、途中から保持に必要な電流値まで低下
させることにより、消費電流の無駄を省いている。
【0054】なお、この制御は第1、第2の実施形態に
ついても同じように適用することができる。ただし、第
1の実施形態のときは、電磁弁22に通電し、ある時間
遅れをもって電磁弁23に通電すればよく、第2の実施
形態では、最初に電磁弁23に通電しておき、その後に
電磁弁22に通電することになる。
【0055】本発明は上記実施形態に限られず、その技
術的思想の範囲内でさまざまな変更がなしうることは明
白である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の燃料インジェクタ
の断面図。
【図2】同じくその横断面図。
【図3】同じく作動状態を示す一部の断面図。
【図4】同じく作動状態を示す一部の断面図。
【図5】燃料噴射特性を示す説明図。
【図6】針弁リフト特性を示す説明図。
【図7】燃料噴射率を示す説明図。
【図8】第2の実施形態の燃料インジェクタの要部断面
図。
【図9】同じく作動状態を示す要部断面図。
【図10】他の実施形態の燃料インジェクタの要部断面
図。
【図11】同じくその噴射率特性を示す説明図。
【図12】電磁弁の通電特性を示す説明図。
【図13】同じくそのときの噴射率特性を示す説明図。
【符号の説明】
1 燃料インジェクタ 7 燃料溜まり室 9 針弁 14 ピストン 22 電磁弁 22a 弁体 22b 絞り通路 23 電磁弁 23a 弁体 25 圧力室 26 放出路 33 絞り通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3G066 AA07 AB02 AC09 AD12 BA12 BA16 BA22 BA24 BA51 BA67 CC06T CC08T CC14 CC26 CC64T CC66 CC67 CC68U CC70 CD26 DA08 DA09 DA11 DA13 DA14 DB09 DB11 DB12 DB13 DC04 DC09 DC14 3G301 HA02 HA04 HA06 JA01 JA19 JA24 JA37 KA09 KA23 KA24 KA25 LB11 LC01 LC06 MA11 MA23 MA27 ND02 ND03 NE02 NE03 NE21 PB03A PB03Z PE01Z PE08Z PF03Z

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧力室の圧力を解放したときに針弁がリフ
    トし、高圧燃料を噴射する燃料噴射装置において、 前記圧力室の燃料圧力の放出路に運転状態に応じて開閉
    される2つの開閉弁を備えたことを特徴とするディーゼ
    ルエンジンの燃料噴射装置。
  2. 【請求項2】前記2つの開閉弁は互いに同軸的に重合配
    置され、一方の開閉弁の弁体が前記放出路を開閉し、こ
    の一方の弁体には他方の弁体が同軸的に嵌合し、かつ一
    方の弁体には前記放出路に連通する共に他方の弁体によ
    り開閉される通路が形成される請求項1に記載のディー
    ゼルエンジンの燃料噴射装置。
  3. 【請求項3】前記一方の開閉弁が開いたときと、他方の
    開閉弁が開いたときで放出流量が異なるように設定され
    る請求項1または2に記載のディーゼルエンジンの燃料
    噴射装置。
  4. 【請求項4】前記いずれか一方の開閉弁が開いたとき
    と、両方の開閉弁が開いたときとで放出流量が異なるよ
    うに設定される請求項1または2に記載のディーゼルエ
    ンジンの燃料噴射装置。
  5. 【請求項5】前記一方の開閉弁が開いたときと、他方の
    開閉弁が開いたときで放出流量が異なり、かつ両方の開
    閉弁が開いたときではさらに放出流量が異なるように設
    定される請求項1または2に記載のディーゼルエンジン
    の燃料噴射装置。
  6. 【請求項6】前記開閉弁は運転状態によっていずれか一
    方が作動し、このとき他方は非作動に保持される請求項
    1〜3のいずれか一つに記載のディーゼルエンジンの燃
    料噴射装置。
  7. 【請求項7】前記開閉弁は運転状態によっていずれか一
    方が作動し、他の状態では両方が同時に作動する請求項
    1〜5のいずれか一つに記載のディーゼルエンジンの燃
    料噴射装置。
  8. 【請求項8】前記開閉弁は運転状態によって、いずれか
    一方が先に作動し、これから遅れて他方も作動する請求
    項1〜5のいずれか一つに記載のディーゼルエンジンの
    燃料噴射装置。
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