JP2000296824A - 商品の値付け方法及びその装置 - Google Patents

商品の値付け方法及びその装置

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JP2000296824A
JP2000296824A JP11106898A JP10689899A JP2000296824A JP 2000296824 A JP2000296824 A JP 2000296824A JP 11106898 A JP11106898 A JP 11106898A JP 10689899 A JP10689899 A JP 10689899A JP 2000296824 A JP2000296824 A JP 2000296824A
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Satoshi Iketani
智 池谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】調理担当者と値付け作業者が共通して認識し得
る識別番号をバットに表記する方式を採用することで、
簡素にして安価な構成であり、かつ衛生的であって、し
かも入力ミスのおそれがない操作性に優れた商品の値付
け方法及び値付け装置を提供すること。 【解決手段】 複数個の商品Gを収容するバット1に予
めそれぞれの識別番号Nを表記し、加工場所Aにおいて
調理担当者P1は加工した商品をバットに載せるととも
にバットに表記されている識別番号Nとその商品データ
D1を入力し、入力された前記商品データを記憶手段V
Fに記憶する。その後に、値付け場所Bにおいて値付け
作業者P2が、値付けする商品が載せられているバット
1の識別番号Nを入力したときに、前記記憶手段VFか
ら、入力した識別番号Nの商品データD1を読み出し、
前記読み出された商品データに基づいて記憶手段GFか
ら該当する値付け用データD2を読み出し値付け作業を
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は商品の値付け方法及
びその装置、詳しくは、商品の値段を印字したラベルを
発行し、手動または自動的に商品へ貼付する値付け方法
及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、スーパーマーケット等のバックヤ
ードにおいて、例えば精肉部門などでは、値付け作業の
前処理段階である加工工程で、調理担当者が大きな肉の
塊から所定のサイズに切り分けて小分け商品に加工し、
それら各商品をトレイに収納するとともに「もも肉」、
「ロース肉」等の種別を判断し、また、必要な場合には
商品の単価を決定する。なお、単価は一般に値付け装置
の商品ファイルに品番と対応させて予め記憶されている
が、仕入れ値段や特売等で単価がその都度変更される場
合が多いため加工工程で決定することもある。そして、
この工程で加工された多数の商品は、収納容器であるバ
ットに収納されるとともに、移動用の台車(カート)に
載せられて値付け工程の担当者へ渡される。
【0003】値付け工程の作業者は、商品の品番や単価
を値付け装置に入力して値付け作業を行うが、商品名や
単価をその都度調理担当者に確認する必要があった。値
付け作業者は、相当の熟練がないと商品を見ただけでそ
の商品名を判別できないことが多く、商品名がわからな
いと商品リストから商品の品番を見出せないからであ
る。また、その都度確認する手数を省くために、調理担
当者が商品名等を書いたメモを商品と一緒に手渡した
り、商品名等を印字したラベルをバットに添付している
場合もある。しかしながら、前者方法の場合は、面倒で
煩わしいばかりでなく聞き違いによるミスが発生する問
題があり、後者方法の場合は、調理担当者の負担が大き
い上に衛生上の問題があり、またメモやラベルが紛失し
たり入れ替わったりするおそれがある。
【0004】上記の問題点を解消せんとして従来、前記
メモやラベルの代わりに、無線式の情報記憶カード(I
Cカード)を使用して商品の識別情報を読み出す方法が
知られている(特開平10−245023号公報参
照)。しかし、この従来方法では、複数のICカードが
必要な上、商品にICカードを添付するので、ICカー
ドの管理が面倒であるとともに商品との対応が一致しな
いおそれがある等の不具合がある。また他の従来方法
に、トレイを搬送するバットにICカードを付設して商
品情報を伝送する方法が知られている(特開平10−2
97641号公報参照)。しかし、この従来方法によれ
ば、一般に市販されているバットを使用できないなど汎
用性がないためにコスト高になり、また書き込み、読み
取りが難しいという不具合がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来事
情に鑑みその不具合を解消するもので、調理担当者と値
付け作業者が共通して認識し得る識別番号をバットに表
記する方式を採用することで、簡素にして安価な構成で
あり、かつ衛生的であって、しかも入力ミスのおそれが
ない操作性に優れた商品の値付け方法及び値付け装置を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】斯る本発明の値付け方法
は、複数個の商品を収容するバットに予めそれぞれの識
別番号を表記し、調理担当者は加工した商品をバットに
載せるとともにバットに表記されている識別番号とその
商品データを入力し、入力された前記商品データを記憶
手段に記憶し、値付け作業者が、値付けする商品が載せ
られているバットの識別番号を入力したときに、前記記
憶手段から、入力した識別番号の商品データを読み出
し、前記読み出された商品データに基づいて値付け作業
をするものである(請求項1)。また、上記方法を実施
する値付け装置は、予めそれぞれの識別番号が表記され
たバット、商品加工場所に設けられ前記識別番号ととも
に商品データを入力するための第1の入力手段、前記第
1の入力手段によって入力されたデータを記憶する記憶
手段、値付け場所に設けられ前記識別番号を入力する第
2の入力手段、前記値付け場所に設けられた表示手段、
及び、前記第2の入力手段によって識別番号が入力され
た場合に前記記憶手段からこの識別番号に対応して記憶
されている商品データを読み出して前記表示手段に表示
させる制御手段を備えたことを特徴とする(請求項
5)。この本発明の方法及び装置によれば、一般に肉の
種類など商品の種別分けに精通している調理担当者が、
商品加工場所において、バットに表記した識別番号に対
応させて商品名等の商品データを入力することにより、
値付け場所において、値付け作業者が商品の種別分けに
精通していない場合でも、当該バットの識別番号を共用
して、前記商品データを読み出し値付け作業を行うこと
ができる。
【0007】値付け作業者は、バットの識別番号に対応
して読み出した商品名等から、値付け作業を行うため
に、さらに該当する商品の値付け用データを読み出す操
作をすることもよい(請求項2)。しかし、好ましくは
その操作をすることなく、バットの識別番号を入力した
ときに、対応する商品の値付け用データが直接に読み出
しされるようにする(請求項3及び6)。また、値付け
作業者が読み出した値付け用データには、一般に単価も
含まれているが、調理担当者が商品データの単価を変更
して入力する場合がある。かかる場合には、その値付け
用データの単価を商品データの単価に変更し、変更され
た単価に基づいて値付け作業をするようにする(請求項
4及び7)。さらに、調理担当者の入力操作を簡便かつ
衛生的ならしめるために、無線による送信手段や音声入
力手段を利用することが好ましい(請求項8及び9)。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。図1は、本発明に係る商品の値付け装置
を配備した店舗のバックヤード、詳しくは精肉部門のバ
ックヤードBYを例示した概略平面図であって、符号A
は調理担当者P1が値付け作業の前工程である準備作業
を行う加工場所、Bは値付け作業者P2により作業が行
われる値付け場所である。加工場所Aには、一隅部に配
置された冷蔵庫Rの近傍に調理台aを配置し、この調理
台a上に冷蔵庫R内から取り出した肉の塊Mを載せ、調
理担当者P1により切り分けされて所定サイズの肉片で
ある商品Gに加工する。小分けされた商品Gは、それぞ
れトレイTに入れた状態で次工程の値付け場所Bへ搬送
されるが、その多数の商品Gを搬送するため、従来と同
様に、収納容器であるバット1を使用して該バット1上
に載置するとともに、それらのバット1を多段状に搭載
する移動用台車(カート)2を使用する。値付け場所B
には、ストレッチ包装機など計量包装機cに組み込まれ
た値付け装置bが配置され、値付け作業者P2が、その
包装機cを使用して商品Gごとに計量・包装動作を行わ
せるとともに、値付け装置bにより当該商品の商品名、
値段など所定のデータを印字したラベルを発行し貼付さ
せるものである。
【0009】上記バット1は、金属製又はプラスチック
製などの長尺皿状の容器であり、その適宜箇所に識別番
号Nを表記する。なお、バット1には従来から使用され
ている既成のバットを使用することも可能である。識別
番号Nは、各バットごとに異なる番号を表記して当該バ
ットを特定するものであり、数字、文字、記号、バーコ
ードなど何れであってもよい。この識別番号Nは、調理
担当者P1又は値付け作業者P2が目視しやすい一又は
複数箇所、例えば、バット1上面の商品載せ面から外れ
た位置四箇所に表記する(図2,3参照)。また、識別
番号Nとして図示のように算用数字を使用する場合、そ
の数字を誤読しないように、各数字に下線を設けて該数
字の上下姿勢を明らかにすることが好ましい。なお上記
カート2は、バット1に収容された商品(トレイを含
む)Gを加工場所Aから値付け場所Bへ搬送するばかり
でなく、値付けされた商品を陳列者P3により店舗内へ
搬送して陳列させる際にも使用され、その後に加工場所
Aへ戻される。
【0010】上記加工場所Aには、前記調理台a又はそ
の近傍に、入力制御部C1の入力手段として例示するタ
ッチパネル10を配置し、このタッチパネル10を使用して
調理担当者P1が、加工した商品Gを収納したバット1
の識別番号Nと共に、加工した商品Gの商品番号(品
番)、単価などの商品データD1を入力し記憶するよう
にする。このタッチパネル10の一例を図4により説明す
ると、操作部11にはテンキー11aと、バットキー11b、
品番キー11c、単価キー11d,取消キー11eおよび送信
キー11fの指定キーを有し、表示部12にはバット欄12
a、品番欄12bおよび単価欄12cを備える。そして、タ
ッチパネル10は、指定キー11b,11c,11dにより入力
欄を指定するとともに、テンキー11aを用いて表示部12
の各欄に該当する数値を入力する。したがって、前記タ
ッチパネル10の操作部11が本発明の第1の入力手段を構
成する。なお図中の符号13は、タッチパネル10により入
力した識別番号Nおよび商品データD1を、前記値付け
装置bの値付け制御部C2へ無線で送信する電波送信部
(アンテナ)であり、前記送信キー11fはデータを送信
するときにタッチするものである。また前記取消キー11
eは送信済データをキャンセルするときにタッチ操作す
る部分である。
【0011】一方、上記値付け場所Bには、値付け装置
bの制御手段、すなわち値付け制御部C2のコンソール
部20を配置し、このコンソール部20を値付け作業者P2
が操作することにより、前記タッチパネル10から送信さ
れた識別番号Nおよび商品データD1又は前記包装機c
で使用される値付けデータD2を読み出し表示するもの
である。また、値付けデータD2中の単価を変更する必
要がある場合には、後述するように自動的又は手動操作
により単価の変更がなされるが、手動操作による場合に
前記コンソール部20により単価の入力操作をする。
【0012】次に図5は、加工場所Aにおけるタッチパ
ネル10を含む入力制御部C1、及び値付け場所Bにおけ
る値付け装置bの値付け制御部C2の電気構成図を示
す。入力制御部C1は、マイクロコンピュータで構成さ
れるCPU14に、バス15を介してROM16、RAM17を
接続するとともに、前述したタッチパネル10の操作部1
1、表示部12及び電波送信部13が接続されている。RO
M16には、CPU14が実行する制御プログラムが格納さ
れている。RAM17には、調理担当者P1が、前記タッ
チパネル10の操作部11及び表示部12を操作して入力した
前記商品データD1等を一時的に記憶するファイル領域
を有する。
【0013】値付け制御部C2は、そのCPU21にバス
22を介しROM23、RAM24、コンソール部20、ラベル
印字部26、ラベル貼付部27が接続されている。また、C
PU21には、電波受信部(アンテナ)28が接続され該受
信部28により、前記制御部C1の電波送信部13から送信
される識別番号Nおよび商品データD1を受信するよう
にし、さらに値付け制御部C2は、通信用INFを介し
て前記包装機cの動作制御部C3と接続され相互に交信
するようにしている。
【0014】上記のROM23にはCPU21が実行する制
御プログラムが格納されており、RAM24には、後述す
るバットファイルVF(図6参照)および商品ファイル
GF(PLUファイル)(図7参照)などのファイル領
域を有する。バットファイルVFは、前記バット1の識
別番号N(バット番号)ごとに商品番号(品番)、単価
などの商品データD1が記憶され、それらの商品データ
D1は、前記加工場所Aのパッチパネル10により送信さ
れ入力される。したがって、RAM24のバットファイル
VF領域が本発明の第1の記憶手段を構成する。商品ファ
イルGFは、商品Gごとに予めプリセットされた商品名
(品名)、単価、有効日など値付け用データD2が品番
に対応して記憶されている。したがって、RAM24の商
品ファイルGF領域が本発明の第2の記憶手段を構成す
る。また、商品ファイルGFには、品番に対応させて使
用するトレイTのトレイ番号を記憶させておき(図7参
照)、RAM24には、その各トレイに関する各種デー
タ、例えば、トレイの横寸法、縦寸法、高さ寸法のサイ
ズデータやトレイの重量データ等を記憶しておくように
する。
【0015】コンソール部20は操作部20aおよび表示部
20bを含み、各種指令及びデータを入力するとともに、
その入力した指令やデータ、又はRAM24に記憶されて
いるデータ又は包装機の動作状況を表示する他、各種操
作、エラーメッセージが文字及び図形で表示されるよう
になっている。またコンソール部20は、その操作部20a
により、バット1の識別番号Nを入力してバットファイ
ルVFから商品データD1を読み出したり、品番を入力
して商品ファイルGFから値付け用データD2を読み出
したり、さらに前記商品ファイルGFから読み出した値
付け用データD2の単価などの数値を入力して変更する
ことも可能である。したがって、操作部20aが本発明の
第2の入力手段を構成する。ラベル印字部26は商品Gに
対応した品名、単価あるいは重量、値段等の各種データ
を印字したラベルを発行し、ラベル貼付部27は発行した
ラベルを包装機cにより包装された商品Gへ貼付するも
のである。
【0016】上記商品の値付け装置による値付け方法を
図8及び図9のフローチャートにより説明する。先ず、
加工場所Aにおける識別番号Nおよび商品データD1の
入力処理について図8により説明する。 SA1:調理担当者P1は、肉の塊Mから所定のサイズに
切り分けした商品Gを所定のトレイTに収納し、それら
の商品Gをバット1に載せる。 SA2:バット1に所定個数の商品Gを載せ終えたところ
で、前記タッチパネル10を操作し、現に使用している当
該バットの番号(識別番号)と、商品の種別を判別して
その品番及び単価とを入力する。例えば、バット番号
「15」、品番「2345」及び単価「300(円)」
を入力する。 SA3:上記入力処理が終了した後、タッチパネル10の送
信キー11fをタッチ操作することにより、入力した前記
商品データD1を値付け場所Bにおける値付け制御部C
2のCPU21へ送信する。 SA4:上記商品Gの加工作業が終了したか否かを判断
し、終了していない場合は前記SA1〜SA3の処理を繰り
返す。所定の加工作業が終了したときに処理動作がエン
ドとなる。
【0017】上記SA3により、値付け制御部C2におい
ては、前記RAM24のバットファイルVFに送信された
複数の商品データD1が、それぞれバット番号に対応し
て記憶される(図6参照)。なお、図6にはSA2により
例示した商品データのみを示す。このバットファイルV
Fの単価欄において、数字「0」が入力されている場合
は、受信した商品データD1中に単価データが存在しな
かった場合であり、商品ファイルGFにプリセットされ
ている該当商品の単価に変更がないことを示し、図6に
例示するように、単価欄に「300」が入力されている
場合は、該当商品の単価を変更する必要があることを示
すようにしている。また、バットファイルVFには複数
の商品データが送信されてくるが、それらデータはスタ
ック形式で記憶されるようにするとともに、所定の商品
データが読み出されるとその読み出されたデータはクリ
アされ、当該部分に他の商品データがつめて記憶される
ようにする(図10参照)。一方、加工場所Aにおいて処
理されバット1に載せた商品Gは、当該バットをカート
2に多段に積まれて値付け場所Bへ搬送される。
【0018】値付け場所Bにおける値付け処理動作につ
いては図9のフローチャートにより説明する。 SB1:値付け作業者がこれから値付けしようとする商品
が載置されているバットのバット番号(識別番号)を、
コンソール部20の操作部20aにより入力する。 SB2:入力されたバット番号の商品データD1を前記R
AM24のバットファイルVFから読み出し、コンソール
部20の表示部20bに表示する。先に例示したバット番号
「15」を入力した場合にあっては、品番「2345」
及び単価「300(円)」が表示される(図6参照)。 SB3:商品ファイルGFから前記品番に対応する値付け
用データD2を読み出し表示部20bに表示する。先の例
示においては、品番「2345」に対応した品名「牛肉
ロース」、単価「350(円)」、有効日「3(日)」
及びトレイ番号「T3」が表示され(図7参照)、それ
らデータは各レジスタに記憶される。 SB4:値付け用データD2中の単価データを変更するか
否か判断する。この判断は、前述のとおり、SB2におい
て読み出し表示された商品データD1の単価欄により判
断、すなわち単価欄が「0」の場合は単価の変更がな
く、それ以外の数字の場合には単価を変更するものであ
る。
【0019】SB5:前記SB4において単価の変更がある
と判断したときは、その旨を表示や音声又はその両方で
報知し、その後に値付け用データD2の単価欄を商品デ
ータD1の単価に自動的に変更する。先の例示において
は、商品データD1の単価欄が「300(円)」である
ので、単価を一時的に変更する旨の報知後に、値付け用
データD2の該当単価欄「350(円)」が自動的に
「300(円)」に変更される。なお、変更後の値付け
用データの単価欄の表示態様を、点で表示したり、下線
を付すなど変化させることによって、単価が変更されて
いる旨が確認されるようにしてもよい。 SB6:上記値付け用データD2を設定した後に、当該商
品Gを一個づつ値付け処理をする。上記実施例では計量
包装機cを使用しているので、その計量部に商品Gを一
個づつ載せて計量しかつ包装した後に、値付け装置bの
ラベル貼付部27により値段ラベルを貼付させる処理をす
る。 SB7:上記商品Gの値付け作業が終了したか否かを判断
し、終了していない場合は前記SB1〜SB6の処理を繰り
返す。所定の値付け作業が終了したときに処理動作がエ
ンドとなる。而して、上記商品の値付け方法によれば、
値付け作業者P2は値付けする商品Gの商品番号、商品
名を知らない場合でも、商品を載置しているバット1に
表記されている識別番号N(バット番号)を入力するだ
けで、値付け作業を支障なく行うことができる。
【0020】上述した実施形態は、本発明の請求項1,
3,4,6,7,8に対応する場合である。次にそれ以
外の他の実施形態について説明する。上記実施形態にお
いては、調理担当者P1が入力する商品データは商品番
号(品番)と単価であったが、該データは商品名(品
名)と単価であってもよい。その場合には、値付け制御
部C2の第1の記憶手段であるRAM24には、バット番
号に対応するように品名欄を有するバットファイルV
F’を設ける(図11参照)。そして値付け場所Bにおい
ては、バット番号(例えば「15」)に対応して読み出
される品名(例えば「牛肉ロース」)を検索キーワード
とし、図7に示す商品ファイルGFの品名データを検索
し、一致した品名データの値付け用データD2を読み出
すようにする。
【0021】なお、調理担当者P1が品名を入力する方
法には、次の方法がある。タッチパネル10に品名リスト
を表示し、その中から該当品名にタッチ操作して入力す
る方法。また、タッチパネル10に、「肉の種類キー」と
して例えば牛肉、豚肉、鶏肉、マトン等を表示するとと
もに、「肉の部位・使用目的キー」として例えばロー
ス、カタ、モモ、バラやスキヤキ、ステーキ、カレー等
を表示し、それらキーの組み合わせにより品名を入力す
る方法。さらに、タッチパネル10に音声認識手段を設け
て音声入力をする方法(請求項9に対応)。この音声入
力方法の場合でも、調理担当者P1が使用する言葉は限
定されているので、その認識の確率が高い。また音声入
力方法によれば、調理担当者が手で操作しないので、両
手を使用して加工作業を行うことができて効率的である
とともに、タッチパネルが汚れず衛生的である。
【0022】さらに、調理担当者P1が入力する商品デ
ータD1は、商品番号(品番)と単価、又は商品名(品
名)と単価に限らず、商品番号のみ、商品名のみ、調理
担当者が熟練者の時は単価のみとすることもよく、また
他のデータ、例えば有効日やトレイ番号であってもよ
い。なお、商品番号のみとする場合、単価の変更はLA
N等により商品ファイルの値付けデータを変更すればよ
い。
【0023】上記実施形態においては、読み出した商品
データD1の商品番号又は商品名に基づいて商品ファイ
ルGFから値付け用データD2を自動的に読み出し、さ
らに単価変更の場合はその変更処理を自動的に行ってい
る場合を示したが、値付け場所Bにおいて単に商品デー
タD1を表示するだけとし、値付け用データの読み出し
及び単価の変更処理を値付け作業者P2に行わせるよう
にしてもよい(請求項2に対応)。
【0024】上記実施形態では、入力制御部C1から値
付け制御部C2への送信手段として、電波を用いた無線
方式を採用したが、それに限らず赤外線、超音波を用い
ることもよい。また、実施形態では、調理担当者P1が
バット1の識別番号(バット番号)を入力する手段とし
て、タッチパネル10の操作部11を操作したが、音声入力
手段を採用することもよく、さらに、バットに機械的に
読み取り可能なバット番号(バーコード等)を表記し、
それを例えばスキャナー等で入力するようにしてもよ
い。
【0025】なお、同一商品を大量に値付け処理する場
合、調理担当者は、同一データの入力を頻繁に行わなけ
ればならないが、タッチパネルを、次のデータを入力す
るまで前のデータが残る方式とすれば、バット番号のみ
の入力操作でよい。また、同一商品の場合は値付け作業
者が目視により判断できるので、商品が変更になった場
合のみ商品データを入力するようにしてもよい。また、
当然のことであるが、値付け作業者が商品をみてその商
品の品番が判断できる場合はトレイ番号を入力して商品
データを読み出さずに、直接品番を入力して値付け用デ
ータを読み出してもよい。
【0026】上記実施形態において、値付け装置bはス
トレッチ包装機など計量包装機cに組み付けた計量・包
装・値付け機の場合を説明したが、計量値付け機あるい
は定額値付け機においても適用可能であり、また、ラベ
ル貼付動作も自動貼付又は手動貼付の何れであってもよ
い。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、調理担当者と値付け作
業者が共通して認識し得る識別番号をバットに表記する
方式を採用するので、従来のように、複数のICカード
を必要とせず、また特別なバットを必要としないのでコ
ストダウンとなる。しかも本発明は、商品にICカード
等を添付させる必要がないので、ICカード等の管理が
面倒である等の問題がないし、商品とICカードとの対
応がずれて入力ミスを生じるおそれがない。また本発明
は、ICカードにデータを書き込むのではなく、単にデ
ータを入力するだけなので操作が簡単であるとともに、
高価な読み取り書き込み装置を必要としない、さらに本
発明は、バットに識別番号を表記した構成であるので、
バットの清掃が簡単に行え衛生的である。
【0028】本発明の請求項3及び6によれば、読み出
した商品データに基づいてその商品データに対応する値
付け用データが自動的に読み出されるので、商品番号を
入力する必要がなく、操作が簡素化され入力ミスのおそ
れがない。また請求項4及び7によれば、商品データの
中に単価データが含まれている場合には、値付けデータ
用の単価が自動的に変更されるので、単価変更のための
操作が必要なく操作が簡素化されて入力ミスのおそれが
ない。
【0029】さらに、請求項8によれば、第1の入力手
段を無線で本体と接続する(例えばテレビのリモコンの
ように赤外線で値付け装置のコントローラに入力するよ
うに構成する)ので、信号ケーブルを配線する必要がな
く、作業場所の変更に簡単に対応でき、また配線につま
ずいたり断線させるおそれがない。また、請求項9によ
れば、第1の入力手段は音声入力によって行うので、調
理担当者の作業効率を低下させず、また入力手段を手で
操作する必要がないので衛生的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の値付け装置の配置したバックヤード
の平面図である。
【図2】 本発明装置で使用するバット及びカートを示
す斜視図である。
【図3】 上記バットの平面拡大図である。
【図4】 本発明装置で使用するタッチパネルの正面図
である。
【図5】 本発明装置の電気構成図である。
【図6】 値付け制御部のRAMに格納されたバットフ
ァイルの一例である。
【図7】 同制御部のRAMに格納された商品ファイル
の一例である。
【図8】 商品加工場所における商品データの入力処理
を説明するフローチャートである。
【図9】 値付け場所における値付け処理を説明するフ
ローチャートである。
【図10】 バットファイルの記憶方式(スタック方式)
を説明する図である。
【図11】 バットファイルの他の一例である。
【符号の説明】
A:商品加工場所 B:値付け場所
P1:調理担当者 P2:値付け作業者 1:バット
N:識別番号 11:操作部(第1の入力手段) 20a:操作部(第2
の入力手段) VF,VF’:RAM24のバットファイル(第1の記憶
手段) GF:RAM24の商品ファイル(第2の記憶手段) D1:商品データ D2:値付けデータ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の手順を有する商品の値付け方法; (1)複数個の商品を収容するバットに予めそれぞれの識
    別番号を表記し、(2)調理担当者は加工した商品をバッ
    トに載せるとともにバットに表記されている識別番号と
    その商品データを入力し、(3)入力された前記商品デー
    タを記憶手段に記憶し、(4)値付け作業者が、値付けす
    る商品が載せられているバットの識別番号を入力したと
    きに、前記記憶手段から、入力した識別番号の商品デー
    タを読み出し、(5)前記読み出された商品データに基づ
    いて値付け作業をする。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、上記読み出した
    商品データを表示し、前記値付け作業者は、表示された
    商品データにより商品番号または商品名を判断し、 値付け作業者は、予め商品番号に対応してその商品の商
    品名および単価を含む値付け用データを記憶した商品フ
    ァイルから前記商品番号または商品名の値付け用データ
    を読み出し、 読み出された値付け用データに基づいて値付け作業をす
    る、 ことを特徴とする商品の値付け方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載において、 上記読み出した商品データは少なくとも商品番号または
    商品名を含み、 予め商品番号に対応してその商品の商品名および単価を
    含む値付け用データを記憶した商品ファイルから前記商
    品番号または商品名の値付け用データを自動的に読み出
    し、 読み出された値付け用データに基づいて値付け作業をす
    る、 ことを特徴とする商品の値付け方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載において、 上記読み出した商品データは少なくとも単価を含み、 予め商品番号に対応してその商品の商品名および単価を
    含む値付け用データを記憶した商品ファイルから値付け
    する商品の値付け用データを自動的に読み出し、 読み出された値付け用データの単価を前記商品データの
    単価に変更し、 変更された単価に基づいて値付け作業をする、 ことを特徴とする商品の値付け方法。
  5. 【請求項5】 次の構成を備えた商品の値付け装置; (1)予めそれぞれの識別番号が表記されたバット、(2)
    商品加工場所に設けられ前記識別番号とともに商品デー
    タを入力するための第1の入力手段、(3)前記第1の入
    力手段によって入力されたデータを記憶する記憶手段、
    (4)値付け場所に設けられ前記識別番号を入力する第2
    の入力手段、(5)前記値付け場所に設けられた表示手
    段、(6)前記第2の入力手段によって識別番号が入力さ
    れた場合に前記記憶手段からこの識別番号に対応して記
    憶されている商品データを読み出して前記表示手段に表
    示させる制御手段。
  6. 【請求項6】 次の構成を備えた商品の値付け装置; (1)予め識別番号が表記されたバット、(2)商品加工場
    所に設けられ前記識別番号とともに少なくとも商品番号
    または商品名を含む商品データを入力するための第1の
    入力手段、(3)前記第1の入力手段によって入力された
    データを記憶する第1の記憶手段と予め商品番号に対応
    してその商品の商品名および単価を含む値付け用データ
    を記憶する第2の記憶手段、(4)値付け場所に設けられ
    前記識別番号を入力する第2の入力手段、(5)前記値付
    け場所に設けられた表示手段、(6)前記第2の入力手段
    によって識別番号が入力された場合に前記第1の記憶手
    段からこの識別番号に対応して記憶されている商品デー
    タを読み出すとともに、 読み出した商品データに基づいて前記第2の記憶手段か
    ら読み出した商品データの値付け用データを読み出し、 読み出した値付け用データを前記表示手段に表示させる
    制御手段。
  7. 【請求項7】 請求項6記載において上記第1の入力手
    段によって入力されている商品データはさらに単価を含
    み、 前記第2の入力手段によって識別番号が入力された場合
    に前記第1の記憶手段からこの識別番号に対応して記憶
    されている商品データを読み出すとともに、読み出した
    商品データに基づいて前記第2の記憶手段から読み出し
    た商品データの値付け用データを読み出し、 さらに読み出した値付け用データの単価を前記商品デー
    タの単価に変更し前記表示手段に表示させる、 ことを特徴とする商品の値付け装置。
  8. 【請求項8】 請求項5〜7の何れか1項記載におい
    て、 上記第1の入力手段は、装置本体とは別体に構成され、
    入力されたデータを無線で装置本体に送信することを特
    徴とする商品の値付け装置
  9. 【請求項9】 請求項5〜8の何れか1項記載におい
    て、 上記第1の入力手段は、音声認識手段を備え、少なくと
    も入力データの一部は音声入力で行うことを特徴とする
    商品の値付け装置
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