JP2000296421A - 機械加工システム - Google Patents

機械加工システム

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JP2000296421A
JP2000296421A JP10474999A JP10474999A JP2000296421A JP 2000296421 A JP2000296421 A JP 2000296421A JP 10474999 A JP10474999 A JP 10474999A JP 10474999 A JP10474999 A JP 10474999A JP 2000296421 A JP2000296421 A JP 2000296421A
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work
machining
robot arm
tool
processing
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JP10474999A
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Shinobu Onishi
忍 大西
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J15/00Gripping heads and other end effectors
    • B25J15/0095Gripping heads and other end effectors with an external support, i.e. a support which does not belong to the manipulator or the object to be gripped, e.g. for maintaining the gripping head in an accurate position, guiding it or preventing vibrations

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Robotics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大きなスペースを必要とせず、同一ライン上
でプラズマ加工やレーザー加工とともに機械加工を行え
るようにした機械加工システムを提供する。 【解決手段】 ロボットアーム(22)先端に取付けベース
(30)を取付け、該取付けベースには加工ツール(40)と保
持ツール(50)を取付け、ロボットアームを平面内又は空
間内で移動させてロボットアーム先端を任意の位置に設
定し、加工ツールでワーク(W) を加工するとともに、保
持ツールでワークを保持し、加工ツールのワークに対す
る加工力に起因する反力を保持ツールとワークで受け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は機械加工システム
に関し,特に大きなスペースを必要とせず、同一ライン
上でプラズマ加工やレーザー加工とともに機械加工を行
えるようにしたシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】加工ツール、例えばドリルを用いてワー
クに機械加工を行う場合、加工ツールがワークに対して
与える加工力に起因して反力が発生し、加工力が大きい
ほど反力も大きくなり、加工精度に悪影響を与える。
【0003】そこで、従来の機械加工システムでは剛性
のある門型(ガントリー)又は片持ち型の支柱や剛性の
ある梁(ビーム)にスライド機構を設けて各種加工ツー
ルを装着し、加工ツールをスライドさせ位置決めしてワ
ークを加工する方式が一般的に採用されていた。
【0004】他方、本件発明者らは、コンベアラインの
逆方向搬送力に抗して推進機構で長尺ワーク後端を押し
て前進させ、手作業に頼らず、型鋼等の長尺ワークを自
動的に順送りしながら、プラズマ加工やレーザー加工を
順次行えるようにした長尺ワークの順送り自動加工装置
を開発し、出願するに至った(特開平08−14185
8号公報、参照)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の機
械加工システムを上記従来公報記載のコンベアラインの
加工エリア近傍に設置するようにすると、機械加工シス
テムの不使用時、ワークの搬入搬出時あるいは他の加工
ロボットによる加工時等には支柱や梁、加工ツールが邪
魔になるという問題が生じた。
【0006】これに対し、機械加工システムに移動機構
を設けることも考えられたが、機械加工システムが移動
するスペースが必要となり、コスト高になることから、
上記従来の機械加工システムを上記従来公報記載のコン
ベアラインに設置することは到底できなかった。
【0007】その為、穴あけやねじ加工等の機械加工は
別ラインで行う必要があり、ワークをライン間で何度も
移動させる必要があって非常に煩雑であり、生産性が低
いのが実情である。
【0008】本発明はかかる問題点に鑑み、大きなスペ
ースを必要とせず、同一ライン上でプラズマ加工やレー
ザー加工とともに機械加工を行えるようにした機械加工
システムを提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明に係る機
械加工システムは、ロボットアームを平面内又は空間内
で移動させてロボットアーム先端を任意の位置に設定し
うる加工ロボットと、上記ロボットアーム先端に取付け
られる取付けベースと、該取付けベースに支持され、ワ
ークを機械加工する加工ツールと、上記取付けベースに
支持され、上記加工すべきワークを保持して上記加工ツ
ールのワークに対する加工力に起因する反力を上記ワー
クとともに受ける保持ツールと、を備えたことを特徴と
する。
【0010】本発明の特徴の1つは保持ツールでワーク
を保持し、加工ツールの加工力に起因する反力を保持ツ
ールとワークとで受けるようにした点にある。これによ
り、ロボットアームには反力はほとんど作用せず、機械
加工を高い精度で行うことができる。
【0011】また、従来のような門型支柱、片持ち型支
柱あるいは梁等を用いる必要がないので、大きなスペー
スを必要とせず、上記従来公報(特開平08−1418
58号公報)記載の自動加工装置にも容易に採用するこ
とができる。その結果、同一ライン上でプラズマ加工や
レーザー加工とともに機械加工を行うことができ、生産
性を大幅に向上できる。
【0012】ロボットはそのアームを平面内又は空間内
で移動させてロボットアーム先端を任意の位置に設定で
きればどのような方式や構造でもよく、又ロボットは床
面に設置してもよく、例えば台車等に設置することもで
きる。また、加工ツールは具体的にはドリル、切削刃、
切断鋸及びこれらを駆動する機構を有する加工ツールが
含まれるが、ワークに対して加工力を作用させて加工す
るものであればどのようなものでもよい。
【0013】取付けベースはロボットアーム先端に固定
してもよいが、通常は加工の種類に応じてロボットアー
ム先端の加工ツールを段取り替えするのが一般的であ
る。そこで、取付けベースはロボットアーム先端に着脱
可能に取付けられるのが好ましい。取付けベースのロボ
ットアーム先端への取付けはプラズマ加工機やレーザー
加工機等の他のツールについて採用されている取付け構
造を採用することができる。
【0014】保持ツールは加工すべきワークを保持して
加工ツールのワークに対する加工力に起因する反力をワ
ークととともに受けることができればどのような方式や
構造のものでもよい。具体的には、ワークを磁着する電
磁石、ワークを吸引して保持する真空吸引装置、ワーク
を引っ掛けて保持するか又は挟持するフック機構で構成
されることができる。
【0015】
【作用及び発明の効果】本発明によれば、加工ツールと
保持ツールを取付けベースに支持し、保持ツールでワー
クを保持し、加工ツールの加工力に起因する反力を保持
ツール及びワークで受けるようにしたので、加工力に起
因する反力は保持ツールとワークとで受けられ、ロボッ
トアームにはほとんど作用せず、機械加工を高い精度で
行うことができる。
【0016】このように加工力に起因する反力がロボッ
トアームに作用しないので、従来のような門型支柱、片
持ち型支柱あるいは梁等を用いる必要がなく、大きなス
ペースを必要としない。その結果、特開平08−141
858号公報に記載の自動加工装置にも容易に採用する
ことができ、同一ライン上でプラズマ加工やレーザー加
工とともに機械加工を行うことができ、生産性を大幅に
向上できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図につい
て説明する。図1及び図2は本発明に係る機械加工シス
テムの好ましい実施形態を示す。図において、床面GL
上には作業台10が設置され、該作業台10の側方には
ロボット20のベース21が固定され、該ベース21上
にはロボットアーム22が支持され、該ロボットアーム
22の先端には取付けベース30が取付ピン等によって
着脱可能に装着され、該取付けベース30には加工ツー
ル40及び保持ツール50が支持されている。なお、作
業台10は本例のシステムを特開平08−141858
号公報記載の地蔵加工装置に適用する場合にはコンベア
ラインとすることができる。
【0018】上記加工ツール40において、取付けベー
ス30には上下スライド機構42及び上下スライド機構
42を駆動するエアーシリンダや油圧シリンダ等の駆動
源43が取付けられ、上下スライド機構42には駆動モ
ータ等の駆動源41がスライド可能に支持され、駆動源
41にはドリル(ツール)45が装着されている。
【0019】他方、保持ツール50は電磁石51とこれ
を着磁する励磁コイル52とから構成され、電磁石51
は加工ツール40の加工力に抗し得る磁着力を発揮する
ようになっている。
【0020】作業台10に設置されたワークWを穴あけ
加工する場合、ロボットアーム22の先端に取付けベー
ス30を取付ピン等で取付け、図1に示されるように、
ロボット20のロボットアーム22を空間内で作動さ
せ、加工ツール40をワークWの穴あけ加工すべき位置
上方まで移動させ、保持ツール50の電磁石51をワー
クW上に載せた後、ロボットアーム22の作動を停止さ
せて位置決めする。
【0021】次に、励磁コイル52に通電し、電磁石5
1をワークWに磁着させてワークWを保持させた後、駆
動源43を作動させて駆動源41を下方にスライドさせ
るとともに、駆動源41を作動させてドリル45を駆動
すると、ドリル45がワークWに対して前進して穴あけ
加工が行われる。
【0022】その際、ドリル45による穴あけ加工力
(図2の矢印A参照)によってワークWには反力が生じ
るが、該反力は図2に矢印Bで示されるように電磁石4
1とワークWとによって受けられ、ロボットアーム22
に作用することはない。その結果、高精度で穴あけ加工
を行うことができる。
【0023】穴あけ加工が済むと、ロボットアーム22
を退避させ、ロボットアーム22の先端から取付けベー
ス30を外し、次のツールをロボットアーム22の先端
に装着すればよい。
【0024】従って、従来のような門型支柱、片持ち型
支柱あるいは梁等を用いる必要がなく、大きなスペース
を必要としない結果、特開平08−141858号公報
に記載の自動加工装置にも容易に採用でき、同一ライン
上でプラズマ加工やレーザー加工とともに機械加工をも
行うことができ、生産性を大幅に向上できる。
【0025】なお、電磁石51を真空吸着装置に置換
し、励磁コイル52を真空発生装置に置換するようにし
てもよい。
【0026】また、図3は本発明の他の実施形態を示
す。本例では取付けベース30にはコ字状フレーム53
が固定され、該コ字状フレーム53の上辺部位にはエア
ーシリンダ54(又は油圧シリンダ)が取付けられ、該
エアーシリンダ54のロッドが伸長してコ字状フレーム
53の下辺部位との間にワークWが挟持されるようにな
っている。このように、保持ツール50には機械的を構
成を採用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る機械加工システムの好ましい実
施形態における加工前の状態を示す概略図である。
【図2】 上記実施形態における加工中の状態を示す概
略図である。
【図3】 他の実施形態を示す図である。
【符号の説明】 10 作業台 20 ロボット 22 ロボットアーム 30 取付けベース 40 加工ツール 41、43 駆動源 42 上下スライド機構 45 ドリル(ツール) 50 保持ツール 51 電磁石 52 励磁コイル 53 コ字状フレーム 54 エアーシリンダ W ワーク

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロボットアームを平面内又は空間内で移
    動させてロボットアーム先端を任意の位置に設定しうる
    加工ロボットと、 上記ロボットアーム先端に取付けられる取付けベース
    と、 該取付けベースに支持され、ワークを機械加工する加工
    ツールと、 上記取付けベースに支持され、上記加工すべきワークを
    保持して上記加工ツールのワークに対する加工力に起因
    する反力を上記ワークとともに受ける保持ツールと、を
    備えたことを特徴とする機械加工システム。
  2. 【請求項2】 上記取付けベースが上記ロボットアーム
    先端に着脱可能に取付けられている請求項1記載の機械
    加工システム。
  3. 【請求項3】 上記保持ツールが上記ワークを磁着する
    電磁石で構成されている請求項1記載の機械加工システ
    ム。
  4. 【請求項4】 上記保持ツールが上記ワークを吸引して
    保持する真空吸引装置で構成されている請求項1記載の
    機械加工システム。
  5. 【請求項5】 上記保持ツールが上記ワークを引っ掛け
    て保持するか又は挟持するフック機構で構成されている
    請求項1記載の機械加工システム。
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