JP2000296174A - 眼用レンズ - Google Patents

眼用レンズ

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JP2000296174A
JP2000296174A JP11106136A JP10613699A JP2000296174A JP 2000296174 A JP2000296174 A JP 2000296174A JP 11106136 A JP11106136 A JP 11106136A JP 10613699 A JP10613699 A JP 10613699A JP 2000296174 A JP2000296174 A JP 2000296174A
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titanium oxide
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Kimitoshi Nakamura
公俊 中村
Tsunehiko Ikeda
恒彦 池田
Tsutomu Sunada
力 砂田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 抗菌力を持ちかつその効果を永続的に得るこ
とができる。 【解決手段】 眼内に挿入または眼球表面に装用する眼
用レンズであって、レンズ表面が光触媒を含む光触媒層
で覆われている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、白内障手術などで
水晶体の代わりに眼内に挿入される眼内レンズ、眼球表
面に装用するコンタクトレンズなどの眼用レンズに関す
る。
【0002】
【従来技術】白内障手術等では、白濁した水晶体の代わ
りに眼内レンズを挿入するが、術後に後発白内障や眼内
炎がしばしば発生することがある。
【0003】そこで、従来から上記術後疾患の予防のた
めに薬剤を塗布した眼内レンズが提供されている。
【0004】またコンタクトレンズにおいても眼球表面
に装着することから、抗菌性を持つ薬剤を組成分中に配
合したり、表面にコーティングした抗菌性コンタクトレ
ンズも提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
技術では、例えば眼内レンズの場合、必要に応じた量の
薬剤がレンズから放出される必要があり、製品を提供す
るうえでそれらを考慮する煩わしさがあった。また薬剤
はいずれ消失してしまうため、その効果が一時的で持続
性がないことが問題であった。よって遅延性の眼内炎へ
の効果や、細胞の増殖が主な原因となる後発白内障を持
続的に抑制する効果への期待はもてなかった。
【0006】また従来の抗菌性コンタクトレンズでは、
薬剤を塗布した眼内レンズと同様、時間が経つにつれ抗
菌力が低下してしまう等の問題があった。
【0007】そこで本発明では上記従来技術の問題点に
鑑み、抗菌力を持ちかつその効果が永続的に得られる眼
用レンズを提供することを技術課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は以下のような構成を備えることを特徴とす
る。
【0009】(1) 眼内に挿入または眼球表面に装用
する眼用レンズであって、レンズ表面が光触媒を含む光
触媒層で覆われていることを特徴とする。
【0010】(2) (1)の光触媒は、特定の波長を
吸収するとヒドロキシラジカルを発生する光触媒である
ことを特徴とする。
【0011】(3) (2)の特定の波長とは、紫外線
であることを特徴とする。
【0012】(4) (1)の光触媒は、二酸化チタン
であることを特徴とする。
【0013】(5) (4)の二酸化チタンは、アナタ
ーゼ型酸化チタン結晶であることを特徴とする。
【0014】(6) (4)の二酸化チタンは、ルチル
型酸化チタン結晶であることを特徴とする。
【0015】(7) (4)の二酸化チタンは、アナタ
ーゼ型とルチル型酸化チタン結晶の混合物であることを
特徴とする。
【0016】(8) (1)〜(7)のいずれかの眼用
レンズは水晶体の代わりに眼内に挿入する眼内レンズで
あることを特徴とする。
【0017】(9) (1)〜(7)のいずれかの眼用
レンズはヒアルロン酸を分解する働きをもつことを特徴
とする。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明では、光触媒を眼用レンズ
のレンズ表面にコーティングし光触媒の反応を利用する
ことで抗菌性を持たせることができた。
【0019】光触媒の反応機構は光触媒の分野において
よく知られており、光触媒的酸化還元反応(以下、光触
媒反応)とよばれている。一般に起こる光触媒反応と
は、光触媒に特定の波長が吸収されると、触媒表面にあ
る吸着水と呼ばれる水が酸化され酸化力の強いヒドロキ
シラジカルと、空気中の酸素が還元されスーパーオキサ
イドアニオンが生成されるという反応である。
【0020】一方、光触媒をコーティングした眼内レン
ズの場合の光触媒反応においては、眼内の水分が酸化さ
れてヒドロキシラジカルが生成されることが予想でき
る。
【0021】活性酸素の1つであるヒドロキシラジカル
は、強い殺菌作用と分解力を持つことが知られており、
本発明ではこのヒドロキシラジカルの作用を利用した抗
菌力の強い眼用レンズを得ることができた。
【0022】光触媒反応は、光触媒が光を吸収する限り
半永久的に続くので、光触媒をコーティングした眼用レ
ンズからはヒドロキシラジカルが持続的に発生する。よ
って従来の薬剤が塗布された眼内レンズや抗菌剤を使用
したコンタクトレンズと違い、その効果を一時的でなく
永続させることができる。
【0023】使用する光触媒については二酸化チタン
(TiO2)がもっとも好ましいが、この他にもZn
O、SnO2、SrTiO3、WO3、BiO3、Fe23
のような金属酸化物を用いてもよい。これらの光触媒は
紫外線でのみ吸収がおこり、上述した光触媒反応からヒ
ドロキシラジカルが発生する。また、可視光を利用した
い場合には、例えばチタン酸ストロンチウムにルテウム
やクロムを添加したものを使用すれば、同様な光触媒反
応によりヒドロキシラジカルが発生する。
【0024】また上記光触媒がコーティングできる眼用
レンズは、アクリル系またはシリコン系のレンズで、含
水性のレンズの場合には水がコーティングの邪魔をして
しまうことが考えられる。よってレンズの基材には例え
ば以下のものを使用することができる。
【0025】表記上「…(メタ)アクリレート」とある
のは「…アクリレート」または「…メタクリレート」を
表わす。
【0026】メチル(メタ)アクリレート、エチル(メ
タ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリレート、n
−ブチル(メタ)アクリレート、tert−ブチル(メタ)
アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレート、n−
ペンチル(メタ)アクリレート、tert−ペンチル(メ
タ)アクリレート、ヘキシル(メタ)アクリレート、2
−メチルブチル(メタ)アクリレート、ヘプチル(メ
タ)アクリレート、ノニル(メタ)アクリレート、ステ
アリル(メタ)アクリレート、シクロペンチル(メタ)
アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート等
の直鎖状、分岐鎖状、環状のアルキル(メタ)アクリレ
ート類、シリコン含有(メタ)アクリレート類を挙げる
ことができる。
【0027】本実施例で使用した光触媒の二酸化チタン
には、結晶構造の違いによりルチル型とアナターゼ型及
びブルッカイト型の3種類が存在し、光触媒に使用され
るのはこのうちルチル型とアナターゼ型の酸化チタン結
晶である。ルチル型に比べアナターゼ型の方が一般に光
活性が高いと言われており、そのため光触媒反応におい
てはアナターゼ型の方が有効である。また、アナターゼ
型とルチル型を混合させた酸化チタン結晶を用いてもよ
い。
【0028】また、光触媒として高い反応活性を得るた
めには、酸化チタンの粒子径をできるだけ小さくした方
がよいと考えられている。
【0029】以上のことから、二酸化チタンの結晶型、
及び粒径を任意に調整し、眼用レンズの表面に固定され
る酸化チタンの量をコントロールしてレンズの抗菌力を
調整することが可能である。
【0030】以下、光触媒を眼用レンズにコーティング
する方法を説明する。ここでは、光触媒作用による激し
い酸化分解反応からレンズを保護し、かつ光触媒層をレ
ンズに強固に接着させるため、2層コート方式でディッ
プ法を用いたが、これに限らず他の方法を用いてもよ
い。
【0031】<光触媒のコーティング>まず最初に光触
媒をコーティングするレンズの表面をきれいにする。レ
ンズ表面に油脂分が付着していると油脂の成分によって
は処理液がはじかれたり、付きが悪くなったりするので
エタノールで払拭しておく。
【0032】次に光触媒がレンズに接着しやすいように
接着層をレンズに塗布する。接着層塗布液はエステル、
アルコール、有機溶媒からなる黄色透明な液体である。
【0033】レンズをビーカー中の塗布液に浸漬し、そ
の後レンズの支持部をピンセットで挟んで引き上げる。
レンズが液面から外に出る時は、塗布液がレンズに不均
一に付着することを防止するため、ゆっくりと一定の速
度で引き上げる。(推奨速度:20cm/分)こうして
レンズ表面に均一に塗膜ができるようにする。
【0034】接着層を塗布後、塗布膜をレンズにしっか
りと定着させるためにレンズをオーブン内で加熱乾燥す
る。レンズの表面には接着層が塗布されているため、オ
ーブン内で乾燥させるときは、眼内レンズの場合には支
持部を使ってぶら下げた状態で、コンタクトレンズの場
合にはレンズ保治具を使用して乾燥させる。
【0035】乾燥条件は常圧下、60〜120℃(より
好ましくは100〜120℃)の範囲で乾燥する。加熱
温度を120℃より高くすると、後からつける光触媒層
の付着力が低下するので注意する。また加熱時間は、加
熱温度により適宜変更する。例えば、60℃で乾燥させ
るには大体15〜30分程度、80℃以上で乾燥させる
には15分程度でよい。
【0036】上記方法で加熱乾燥させた後、レンズが充
分に冷めるよう室温で30分程度放置しておく。
【0037】次に光触媒層をレンズに塗布する。光触媒
層塗布液は光触媒を含有し水、アルコールからなる強酸
性の薬剤である。
【0038】接着層をコーティングしたレンズを、光触
媒層塗布液を入れたビーカーに浸漬した後、ゆっくりと
レンズを引き上げる。レンズをビーカーから取り出すと
きは、接着層をコーティングしたときと同様に、塗布液
がレンズに均一に付着するように一定の速度でひきあげ
る。
【0039】光触媒層が塗布されたら、レンズをオーブ
ンに入れ50〜180℃の範囲で可能な限り高温で加熱
乾燥する。このときレンズの基材が熱分解してしまわな
いよう注意する。また乾燥時間の目安は、60〜80℃
で30分、100℃以上で15分程度とする。
【0040】以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説
明する。
【0041】<実施例>シリコンレンズを用意し、最初
にレンズ表面をエタノールで拭き取りきれいにしてお
く。次に日本曹達製の接着層塗布液(ビストレータND
C−100A)を用意し、100mlのビーカーに80
ml入れる。
【0042】その後レンズの支持部をピンセットで挟ん
で一定の速度で引き上げる。接着層塗布液の塗布が済ん
だらレンズをオーブンに入れ乾燥させる。レンズは60
℃、常圧下で30分間乾燥させた。加熱乾燥した後に室
温で30分放置し充分冷ます。
【0043】接着層塗布液がコーティングされたら、次
にアナターゼ型二酸化チタン含有の日本曹達製光触媒層
塗布液(ビストレータNDC−100C/酸化チタン濃
度8重量%)を用意し、100mlのビーカーに80m
l入れる。
【0044】レンズを浸漬後、レンズ支持部をピンセッ
トで挟んで一定の速度で引き上げる。
【0045】塗布後はオーブンに入れ60℃常圧下で3
0分間乾燥させる。
【0046】上記処理方法により得たチタンコートレン
ズを兎の右眼に移植し、左眼には未処理のシリコンレン
ズを移植した。その後、移植後一ヶ月経った両眼の水晶
体白濁度を比較する実験を行った。
【0047】眼科用フォトスリットランプで兎眼の前
嚢、及び後嚢の混濁の程度を観察測定した。チタンコー
トレンズを移植した右眼では、左眼に比べ水晶体混濁の
少ないことが目視で観察された。図1はチタンコートし
た眼内レンズを移植した右眼のスリットランプ観察下で
の写真で水晶体の混濁は見られない。図2は未処理のシ
リコンレンズを移植した左眼のスリットランプ観察下で
の写真で水晶体の混濁が確認できる。
【0048】以上の観察結果から、後発白内障の原因と
なる細胞の増殖が酸化チタンから発生されるヒドロキシ
ラジカルの分解作用によって抑制されたことを示してい
る。
【0049】また、白内障手術ではヒアルロン酸を用い
て眼圧を正常に保ち、レンズ挿入後に取り除く作業があ
るが、取り除ききれなかった残留ヒアルロン酸により、
眼圧上昇をおこすことがしばしばあった。しかしなが
ら、光触媒反応によって発生するヒドロキシラジカル
は、ヒアルロン酸を分解することを本発明者らは見出し
たので、この分解反応によって術後の眼圧上昇を抑える
ことができる。
【0050】<ヒアルロン酸ナトリウムの分析>まず最
初に、ヒアルロン酸ナトリウム(以下、NaHA)をSh
odex SB-806HQ分析カラムを用いて分析した。検出器は
島津製作所製高速液体クロマトグラフィー(LC-VPシリ
ーズ)を用いてNaHAを分析した。検出器は島津製作
所製示差屈折計RID-10Aを用いた。なお分析条件はカラ
ム温度:35℃、溶出液:50mM、NaNO3、流速:
1.0mL/minで行った。
【0051】図3は上記分析条件でNaHAを分析した
分析結果で、縦軸はNaHAの分子量、横軸は保持時間
(NaHAがカラムを通って検出されるまでの時間)で
ある。図3に示される曲線から、高分子量のNaHAほ
ど保持時間が短いことが分かる。
【0052】次に光触媒を用いた場合のNaHAの光分
解を調べる。
【0053】<二酸化チタンを光触媒としたヒアルロン
酸ナトリウムの分解反応>Pyrex製試験管中に、重量濃
度0.02%のNaHA水溶液を4ml入れる。光触媒
である石原産業製二酸化チタン(ST−01)粉末13.3
mgを試験管に加え、スターラーで攪拌しながら、空気
下室温で400W高圧水銀灯を光照射した。5分、10
分、15分、30分、60分後に、0.45ミクロン細
孔のシリンジフィルターを用いて光照射溶液をろ過した
のち、Shodex SB-806HQ分析カラムを取付けた島津製作
所製高速液体クロマトグラフ(LC-VPシリーズ)を用い
てNaHAの保持時間を分析し、分解反応を追跡した。
検出器は島津製作所製示差屈折計RID-10Aを用いた。ま
た、分析条件はカラム温度35℃、流速1.0mL/分
である。結果は図4に示す。縦軸は保持時間、横軸は光
照射時間である。図4の曲線から分かるように光照射時
間が長いほど、保持時間が長くなりNaHAが低分子化
していることが分かる。これはNaHAが光触媒により
分解されていることを示す。
【0054】また、各照射時間ごとの溶液の粘度をBroo
kfield製コーンプレート型デジタル粘度計DV-IIIにより
測定した。図5はその測定結果である。縦軸はNaHA
の粘度(cp:センチポアーズ)、横軸は照射時間であ
る。図5の曲線から、光照射時間が長くなるにつれ、N
aHAの粘度が低下し、分解が進行していることが確認
できる。
【0055】以上の実験結果から光触媒反応によって発
生するヒドロキシラジカルは、ヒアルロン酸を分解する
ことが分かった。
【0056】また、ヒドロキシラジカルは殺菌作用を持
つことから眼内炎などの炎症を抑えるができる。
【0057】今回の実施例では眼内レンズをとりあげた
が、コンタクトレンズの場合も同様に光触媒層を形成す
ればヒドロキシラジカルの分解、殺菌作用により強い抗
菌力が持続的に得られる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば抗
菌力を持ちかつその効果が永続的である眼用レンズを提
供することができる。また、本発明を眼内レンズに適用
すれば後発白内障を抑制することができ、白内障手術後
の眼圧上昇や遅延性の眼内炎も抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】チタンコートしたシリコンレンズを移植した兎
右眼のスリットランプ観察下での写真である。
【図2】未処理のシリコンレンズを移植した兎左眼のス
リットランプ観察下での写真である。
【図3】ヒアルロン酸ナトリウムの分析結果である。
【図4】二酸化チタンを光触媒としたNaHAの光分解
反応を示す図である。
【図5】二酸化チタンを光触媒としたNaHAの光分解
反応における粘度変化を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 砂田 力 愛知県蒲郡市拾石町前浜34番地14 株式会 社ニデック拾石工場内 Fターム(参考) 2H006 BC05 4C081 AB22 AB23 BA17 BB03 CA081 CA271 CC01 CF112 CF142 CF22 DA01 DC03 EA06

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 眼内に挿入または眼球表面に装用する眼
    用レンズであって、レンズ表面が光触媒を含む光触媒層
    で覆われていることを特徴とする眼用レンズ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光触媒は、特定の波長を
    吸収するとヒドロキシラジカルを発生する光触媒である
    ことを特徴とする眼用レンズ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の特定の波長とは、紫外線
    であることを特徴とする眼用レンズ。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の光触媒は、二酸化チタン
    であることを特徴とする眼用レンズ。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の二酸化チタンは、アナタ
    ーゼ型酸化チタン結晶であることを特徴とする眼用レン
    ズ。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の二酸化チタンは、ルチル
    型酸化チタン結晶であることを特徴とする眼用レンズ。
  7. 【請求項7】 請求項4記載の二酸化チタンは、アナタ
    ーゼ型とルチル型酸化チタン結晶の混合物であることを
    特徴とする眼用レンズ。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか記載の眼用レン
    ズは水晶体の代わりに眼内に挿入する眼内レンズである
    ことを特徴とする眼用レンズ。
  9. 【請求項9】 請求項1〜7のいずれか記載の眼用レン
    ズはヒアルロン酸を分解する働きをもつことを特徴とす
    る眼用レンズ。
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