JP2000295727A5 - - Google Patents
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Description
【請求項1】
架設用線材と、架設用線材をコイル状保持体を介して支持する支持用線材とを、少なくとも1対の支柱間に架設する方法において、
まず、支持用線材を一時的に支持するための仮支持用ガイドロープを、伸長可能なコイル状に形成された線材保持体の未伸長コイル内に通した状態で支柱に仮固定して支柱間に張り渡すと共に、該未伸長コイルの一端を支柱または上記仮支持用ガイドロープに仮固定し、
次いで、上記コイルの上記仮固定端側からコイル他端の移動端側に向けて、支持用線材引込用ガイドロープをコイルに中通しし、
次いで、コイルの上記移動端側を、上記支持用線材引込用ガイドロープと共に次の支柱に向けて引張ることによってコイルを伸長した後、伸長されたコイルの移動端側を上記次の支柱または仮支持用ガイドロープに仮固定し、
次いで、伸長されたコイルに中通しされている状態の支持用線材引込用ガイドロープの後端に、架設用線材を支持すべき支持用線材の先端を結合すると共に、上記次の支柱側から支持用線材引込用ガイドロープを引き取ることにより、支持用線材を伸長されたコイル内に挿通し、それにより、支持用線材を伸長されたコイル状線材保持体と仮支持用ガイドロープによって支持された状態で支柱間に張り渡した状態とした後、支持用線材およびコイル状線材保持体を支柱間に固定すると共に、仮支持用ガイドロープと支柱との仮固定を解いて、仮支持用ガイドロープをコイル内において移動可能な状態とし、
次いで、移動可能状態の仮支持用ガイドロープの一端に架設用線材を取り付け、その状態で仮支持用ガイドロープを引いて移動させることにより、架設用線材がコイル内に挿通された状態とした後、架設用線材を支柱に固定することを特徴とする、架設用線材等の架設方法。
架設用線材と、架設用線材をコイル状保持体を介して支持する支持用線材とを、少なくとも1対の支柱間に架設する方法において、
まず、支持用線材を一時的に支持するための仮支持用ガイドロープを、伸長可能なコイル状に形成された線材保持体の未伸長コイル内に通した状態で支柱に仮固定して支柱間に張り渡すと共に、該未伸長コイルの一端を支柱または上記仮支持用ガイドロープに仮固定し、
次いで、上記コイルの上記仮固定端側からコイル他端の移動端側に向けて、支持用線材引込用ガイドロープをコイルに中通しし、
次いで、コイルの上記移動端側を、上記支持用線材引込用ガイドロープと共に次の支柱に向けて引張ることによってコイルを伸長した後、伸長されたコイルの移動端側を上記次の支柱または仮支持用ガイドロープに仮固定し、
次いで、伸長されたコイルに中通しされている状態の支持用線材引込用ガイドロープの後端に、架設用線材を支持すべき支持用線材の先端を結合すると共に、上記次の支柱側から支持用線材引込用ガイドロープを引き取ることにより、支持用線材を伸長されたコイル内に挿通し、それにより、支持用線材を伸長されたコイル状線材保持体と仮支持用ガイドロープによって支持された状態で支柱間に張り渡した状態とした後、支持用線材およびコイル状線材保持体を支柱間に固定すると共に、仮支持用ガイドロープと支柱との仮固定を解いて、仮支持用ガイドロープをコイル内において移動可能な状態とし、
次いで、移動可能状態の仮支持用ガイドロープの一端に架設用線材を取り付け、その状態で仮支持用ガイドロープを引いて移動させることにより、架設用線材がコイル内に挿通された状態とした後、架設用線材を支柱に固定することを特徴とする、架設用線材等の架設方法。
【0011】
【発明の実施の形態】
次に、図1ないし図5を参照して、本発明工法の具体的手順の実施態様を示す。
1. 装柱金具と金車取り付け
従来工法と同様に、電柱1の所定の高さにメッセンジャワイヤ(支持用線材)を止めるため、金車付きの装柱金具4を取り付ける。両端の電柱の装柱金具には4号金車(滑車)を吊り上げ、中間柱には2号金車を吊り下げておく。
【発明の実施の形態】
次に、図1ないし図5を参照して、本発明工法の具体的手順の実施態様を示す。
1. 装柱金具と金車取り付け
従来工法と同様に、電柱1の所定の高さにメッセンジャワイヤ(支持用線材)を止めるため、金車付きの装柱金具4を取り付ける。両端の電柱の装柱金具には4号金車(滑車)を吊り上げ、中間柱には2号金車を吊り下げておく。
2. 親ロープ(仮支持用ガイドロープ)延線
ナイロン製ガイドロープ2(親ロープ)を中間柱の2号金車に通して両端の電柱間に緊張状態で張り渡す。その際、親ロープは、あらかじめ、伸長可能なコイル状のケーブルハンガー3に中通ししておく、すなわち、1対の電柱間ごとに1個のコイルハンガーを、およそ電柱間に見合った巻き数だけ用意し、その輪の中に親ロープが貫通した状態としておく(図1参照)。コイル状ケーブルハンガー3は、図5に示すような形状のものである。
ナイロン製ガイドロープ2(親ロープ)を中間柱の2号金車に通して両端の電柱間に緊張状態で張り渡す。その際、親ロープは、あらかじめ、伸長可能なコイル状のケーブルハンガー3に中通ししておく、すなわち、1対の電柱間ごとに1個のコイルハンガーを、およそ電柱間に見合った巻き数だけ用意し、その輪の中に親ロープが貫通した状態としておく(図1参照)。コイル状ケーブルハンガー3は、図5に示すような形状のものである。
【0023】
【実施例】
まず支柱間30mの一対の支柱に、メッセンジャワイヤ(支持用線材)を吊り止めるための装柱金具を取り付け、その装柱金具に金車を吊り下げた。次に、6mmナイロンガイドロープ(仮支持用ガイドロープ)を装柱金具の上部の支柱間に張り渡した。その際、素線径6mm、素線ひねりピッチ42mm、コイル径100mm、コイル巻き数120巻きのコイル状ケーブルハンガーを支柱間に、その輪の中にロープが貫通する状態、つまり外挿した状態でセットしておいた。ロープのはしを支柱に結び、他の支柱に張線器をかけて、その親ロープをピンと張り渡した。中央部のたわみは3cmであった。
【実施例】
まず支柱間30mの一対の支柱に、メッセンジャワイヤ(支持用線材)を吊り止めるための装柱金具を取り付け、その装柱金具に金車を吊り下げた。次に、6mmナイロンガイドロープ(仮支持用ガイドロープ)を装柱金具の上部の支柱間に張り渡した。その際、素線径6mm、素線ひねりピッチ42mm、コイル径100mm、コイル巻き数120巻きのコイル状ケーブルハンガーを支柱間に、その輪の中にロープが貫通する状態、つまり外挿した状態でセットしておいた。ロープのはしを支柱に結び、他の支柱に張線器をかけて、その親ロープをピンと張り渡した。中央部のたわみは3cmであった。
コイルの後端を片方の支柱近くで親ロープに固定金具で仮固定した後、メッセンジャワイヤを引き込むための別の新しいガイドロープをコイルの中を通してコイル先端と一緒に引っ張って、コイルの引き伸ばしとこの新しい引込用ガイドロープの延線を同時にした。引き伸ばしたコイルの端は支柱近くで、緊張した元のガイドロープ(仮支持用ロープ)に仮固定した。この時点での中央部のたわみは約10cmになった。
次に、新たに通した引込用ガイドロープの一端に、30mm2鋼撚り線(メッセンジャワイヤ)をドラムから引き出して先端を結び、ガイドロープを手引きして、メッセンジャワイヤをコイル状ケーブルハンガの中に引き込んだ。その際、メッセンジャワイヤは楽に引き取りができ、一気にメッセンジャワイヤを支柱間に張り渡せた。そのときの中央部でのたわみは約50cmに広がった。
メッセンジャワイヤの一端を巻き付けグリップで支柱の装柱金具に留め、他端を張線器で掴んで、たわみが30cmになるようピンと張ってから、同様に支柱に固定した。
最後に、仮支持用ガイドロープに仮固定していたコイル状ケーブルハンガの端をメッセンジャワイヤに移し替えて固定し、その後ガイドロープの張りも外した。
以上で、張り終えたメッセンジャワイヤにはすでにケーブルハンガと、次にケーブルを引き込むためのガイドロープがセットされた状態に出来た。次に、ケーブルの引き込みもそのガイドロープを使って簡単に出来た。
最後に、仮支持用ガイドロープに仮固定していたコイル状ケーブルハンガの端をメッセンジャワイヤに移し替えて固定し、その後ガイドロープの張りも外した。
以上で、張り終えたメッセンジャワイヤにはすでにケーブルハンガと、次にケーブルを引き込むためのガイドロープがセットされた状態に出来た。次に、ケーブルの引き込みもそのガイドロープを使って簡単に出来た。
Priority Applications (1)
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JP13040899A JP3915958B2 (ja) | 1999-04-02 | 1999-04-02 | 架設用線材の架設方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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ID=15033573
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13040899A Expired - Fee Related JP3915958B2 (ja) | 1999-04-02 | 1999-04-02 | 架設用線材の架設方法 |
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Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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1999
- 1999-04-02 JP JP13040899A patent/JP3915958B2/ja not_active Expired - Fee Related
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