JP2000295569A - 画像形成装置および電子カメラ - Google Patents

画像形成装置および電子カメラ

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JP2000295569A
JP2000295569A JP11100210A JP10021099A JP2000295569A JP 2000295569 A JP2000295569 A JP 2000295569A JP 11100210 A JP11100210 A JP 11100210A JP 10021099 A JP10021099 A JP 10021099A JP 2000295569 A JP2000295569 A JP 2000295569A
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Masaaki Daigaku
政明 大学
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Abstract

(57)【要約】 【課題】静止画像として独立した画像データを別途作成
することなしに動画像データ中の所望のフレーム画像を
印刷することを可能とする画像形成装置。 【解決手段】システムコントローラ101は、メモリカ
ード200に記録された動画像データ中のいずれかのフ
レーム画像が印刷対象として選択された際、その動画像
データをもとに静止画像として独立した画像データを別
途作成することに代えて、そのフレーム画像を示す識別
データのみをEEPROM109に保持しておく。そし
て、印刷開始が指示されると、このEEPROM109
に保持しておいた識別データで示される動画像データ中
のフレーム画像をカートリッジ300内のプリント紙に
印刷する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、記録媒体に記録
された動画像データ中の所望のフレーム画像を印刷する
画像形成装置および同装置を適用した電子カメラに係
り、特に、静止画像として独立した画像データを別途作
成することなしに動画像データ中の所望のフレーム画像
を印刷することを可能とする画像形成装置および同装置
を適用した電子カメラに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、静止画像のみならず動画像を撮像
することのできる電子カメラが種々開発されている。こ
の電子カメラは、標準的に搭載される液晶バネルにより
撮像した画像をその場で観ることができるといった利便
性と、メモリカードなどの記録媒体を介して他の電子機
器との間で画像データをやり取りできるという互換性と
を備えているため、最近、急速に普及し始めてきてい
る。
【0003】一方、この電子カメラとメモリカードなど
の記録媒体を介して画像データをやり取りする他の電子
機器としては、プリンタが代表的である。そして、この
種のプリンタの中には、記録媒体に記録された動画像デ
ータの中から所望のフレーム画像を選択し、その選択し
たフレーム画像をプリント紙上に印刷するといった機能
をもつものも存在する。
【0004】ところで、従来のプリンタでは、動画像デ
ータ中のフレーム画像を印刷する場合、フレーム画像の
選択時に動画像データをもとに静止画像として独立した
画像データを別途作成しておき、印刷を指示されたとき
にその別途作成しておいた静止画像の画像データを用い
て画像の印刷を行なっているため、その別途作成した静
止画像の画像データを格納するためのメモリ容量も必要
となってしまい、たとえば一度に1つの画像しか選択す
ることができずに使い勝手が悪いなどといった問題があ
った。また、小型のプリンタや他の電子機器(電子カメ
ラを含む)に内蔵されるプリンタなどでは、スペース的
・コスト的にこの機能を搭載するのが難しいといった問
題があった。
【0005】また、動画像は1秒間に20〜30枚のフ
レーム画像を含むために、過去に印刷したことのあるフ
レーム画像を再度印刷する場合、その印刷されたフレー
ム画像と同一のフレーム画像を選択するのは非常に困難
であり、逆に、過去に印刷したことのあるフレーム画像
かどうかを知る術がないため、同一のフレーム画像を無
駄に印刷してしまうことを防止できないといった問題が
あった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のプ
リンタには、動画像データをもとに静止画像として独立
した画像データを別途作成した上で印刷を行なっている
ため、その作成した静止画像の画像データを格納するた
めのメモリ容量も必要となってしまうといった問題があ
った。
【0007】また、過去に印刷したことのあるフレーム
画像を再度選択するのが非常に困難であるとともに、同
一のフレーム画像を無駄に印刷してしまうことを防止で
きないといった問題があった。
【0008】この発明はこのような実情を考慮してなさ
れたものであり、静止画像として独立した画像データを
別途作成することなしに動画像データ中の所望のフレー
ム画像を印刷することを可能とする画像形成装置および
同装置を適用した電子カメラを提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、この発明は、動画像データ中から印刷しようと
するフレーム画像が選択されたときに、従来のように、
その動画像データをもとに静止画像として独立した画像
データを別途作成することに代えて、その動画像データ
中のフレーム画像を示す識別データ(たとえばフレーム
番号)を保持するようにし、印刷を指示されたときに
は、この保持した識別データで示されるフレーム画像を
印刷するようにしたものである。
【0010】この発明においては、動画像データをもと
に静止画像として画像データを別途作成することがない
ため、消費するメモリ容量を大幅に削減することから、
一度に選択することのできる画像数を飛躍的に増やすこ
とが可能となり、同時に、コスト的な問題も解消するた
め、小型のプリンタや他の電子機器(電子カメラを含
む)などに内蔵されるプリンタにも動画像データ中の所
望のフレーム画像を印刷する機能を搭載することが可能
となる。
【0011】また、この発明は、選択されたフレーム画
像の表示データを生成して出力し、または、選択された
複数のフレーム画像を同一画面上に並置させたインデッ
クス画像の表示データを生成して出力するようにしたも
のである(さらに、識別データが付されるように表示デ
ータを生成することが好ましい)。
【0012】この発明においては、たとえば印刷開始前
などに、選択したフレーム画像を効率的に確認すること
が可能となる。
【0013】また、この発明は、選択されたフレーム画
像とともにそのフレーム画像を示す識別データを印刷す
るようにしたものである。
【0014】この発明においては、たとえば後日に印刷
されたフレーム画像を再度印刷しようと思ったときに、
その印刷されたフレーム画像と同一のフレーム画像を動
画像データ中から容易に選択することが可能となる。
【0015】また、この発明は、フレーム画像を印刷し
たときに、そのフレーム画像が印刷済みである旨を示す
管理データをそのフレーム画像を含む動画像データが記
録された記録媒体に記録するようにし、一方、選択され
たフレーム画像をたとえば印刷前の確認のために表示す
る際、そのフレーム画像に関する管理データが記録され
ていたときに、その旨を示すマークを付すように表示デ
ータを生成するようにしたものである。
【0016】この発明においては、選択したフレーム画
像が印刷済みであることを利用者に知らせることによ
り、無駄な重複印刷を防止することが可能となる。ま
た、過去に印刷したフレーム画像を再度印刷する際、そ
のフレーム画像が印刷されたプリント紙が無いときであ
っても、このマークを頼りに動画像データ中から同一の
フレーム画像を容易に選択することが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施形態を説明する。
【0018】図1は、この発明の実施形態に係るプリン
タの機器構成を示す図である。図1に示すように、この
プリンタ100は、動画像データや静止画像データを格
納する画像ファイルを記録したメモリカード200を取
り外し自在に収納するカードスロット102を備えてお
り、このカードスロット102に収納されたメモリカー
ド200から画像ファイルを読み取り、この読み取った
画像ファイル内の画像をカートリッジ300に格納され
たプリント紙に印刷する機能を有している。
【0019】このプリンタ100は、システムコントロ
ーラ101によって全体の制御が司られており、システ
ムコントローラ101は、操作部103からの通知に応
じてこのプリンタ100の動作を制御する。この操作部
103は、少なくともU/Dボタン103a、L/Rボ
タン103b、しおりボタン103c、しおり画像確認
ボタン103d、印刷実行ボタン103eおよび電源ボ
タン103fを備えており、いずれかのボタンが操作さ
れると、その旨をシステムコントローラ101に通知す
る。
【0020】U/Dボタン103aは、メモリカード2
00に記録された複数の画像ファイルの中から所望の画
像ファイルを選択する(コマ選択)ためのボタンであ
り、このボタンの操作を操作部103から通知される
と、システムコントローラ101は、選択された画像フ
ァイルがバッファメモリ105に格納されているかどう
か判定し、格納されていなければ、インターフェース部
104に対し、その画像ファイルの画像データをメモリ
カード200から読み取ってバッファメッモリ105に
格納する旨を指示する。
【0021】次に、システムコントローラ101は、画
像処理部106に対し、そのバッファメモリ105に格
納された画像データ(動画像データの場合は先頭のフレ
ーム画像のみ)を再生する旨を指示するとともに、画像
表示駆動回路107に対し、この再生された画像を画像
表示LCD108に表示する旨を指示する。このとき、
システムコントローラ101は、画像にフレーム番号を
付し、かつ、この画像データに対応するしおり情報(し
おり情報については後述する)が存在するときに、画像
にその旨を示すしおりマークを付す旨を画像処理部10
6に対して指示する。そして、利用者は、この画像表示
LCD108に表示される画像を観ながら画像ファイル
を選択する。
【0022】L/Rボタン103bは、U/Dボタン1
03aの操作によって選択された画像ファイルが動画像
データを格納するファイルであったときに、その動画像
データ中から所望のフレーム画像を選択する(フレーム
選択)ためのボタンであり、このボタンの操作を操作部
103から通知されると、システムコントローラ101
は、画像処理部106に対し、選択された(バッファメ
モリ105に格納された)画像データを再生する旨を指
示するとともに、画像表示駆動回路107に対し、この
再生された画像を画像表示LCD108に表示する旨を
指示する。このとき、システムコントローラ101は、
画像にフレーム番号を付し、かつ、この画像データに対
応するしおり情報(しおり情報については後述する)が
存在するときに、画像にその旨を示すしおりマークを付
す旨を画像処理部106に対して指示する。そして、利
用者は、この画像表示LCD108に表示されるフレー
ム番号およびしおりマーク付きの画像を観ながら動画像
データ中のフレーム画像を選択する。なお、システムコ
ントローラ101は、画像ファイルが動画像であるかど
うかをその画像ファイルのヘッダ情報によって判別す
る。
【0023】しおりボタン103cは、U/Dボタン1
03aとL/Rボタン103bとの操作によって選択さ
れたフレーム画像を印刷対象に設定する、または、印刷
対象から除外する(しおりを付す/外す)ためのボタン
であり、このボタンの操作を操作部103から通知され
ると、システムコントローラ101は、選択されたフレ
ーム画像のファイル番号とフレーム番号とをしおり情報
としてEEPROM109に格納し、または、既にEE
PROM109に格納されたしおり情報を削除する。
【0024】以上のように、利用者は、U/Dボタン1
03a、L/Rボタン103bおよびしおりボタン10
3cを操作して印刷対象の設定(しおりの設定)を行な
うわけであるが、この操作の際、画像表示LCD108
には、図2に示すように、各画像がフレーム番号(a
1)としおりマーク(a2)とを付した状態で表示され
るため、この選択作業を効率的に行なうことが可能とな
る。
【0025】しおり画像確認ボタン103dは、印刷対
象に設定したフレーム画像を確認するためのボタンであ
り、このボタンの操作を操作部103から通知される
と、システムコントローラ101は、画像処理部106
に対し、EEPROM109に格納されたしおり情報で
示される(バッファメモリ105に格納された)画像デ
ータを再生する旨を指示するとともに、画像表示駆動回
路107に対し、この再生された画像を画像表示LCD
108に表示する旨を指示する。このとき、システムコ
ントローラ101は、各画像にフレーム番号を付す旨を
画像処理部106に対して指示する。
【0026】システムコントローラ101は、この確認
のための画像の表示をしおり情報の格納順に行ない、L
/Rボタン103bの操作を操作部103から通知され
る度に表示する画像を切り換える。そして、たとえばこ
のL/Rボタン103bを含むボタン操作が所定の時間
以上途絶えたときに、この確認のための画像の表示を終
了する。
【0027】また、システムコントローラ101は、い
ずれかの画像の表示中にしおり画像確認ボタン103d
の操作を再度操作部103から通知されると、画像処理
部106に対し、EEPROM109に格納されたしお
り情報で示される(バッファメモリ105に格納され
た)複数の画像データを再生して同一画面上でこれらの
画像を並置させたインデックス画像を生成する旨を指示
するとともに、画像表示駆動回路107に対し、この再
生された画像を画像表示LCD108に表示する旨を指
示する。このとき、システムコントローラ101は、各
画像にフレーム番号を付す旨を画像処理部106に対し
て指示する。
【0028】1つのインデックス画像が同時に表示でき
る画像数をしおり情報数が上回っていた場合、複数のイ
ンデックス画像が生成されることになるが、この場合の
インデックス画像の切り換えは、L/Rボタン103b
の操作を操作部103から通知される度に行なう。そし
て、このインデックス画像を表示中にしおり画像確認ボ
タン103dの操作を再度操作部103から通知される
と、このインデックス画像の表示を終了して直前に表示
していた画像のみの表示に戻る。
【0029】図3は、このしおり画像確認ボタン103
dの2度の操作により画像表示LCD108に表示され
るインデックス画像を例示する図であり、この例では、
1つのインデックス画像で9つの画像を一覧表示する。
そして、たとえば、上段左は3コマ目の第2フレームが
表示されている旨を示しており、中段左(8コマ目)や
中段右(21コマ目)は動画像データ中のフレーム画像
ではなく静止画像である旨を示している。
【0030】このように、利用者は、しおり画像確認ボ
タン103dの操作により印刷対象に設定した画像(し
おりを付した画像)を順次表示させ、または、すべての
画像を一覧表示させることができるため、印刷開始前の
確認作業を効率的に行なうことが可能となる。
【0031】印刷実行ボタン103eは、印刷対象に設
定した画像をカートリッジ300に格納されたプリント
紙に印刷するためのボタンであり、このボタンの操作を
操作部103から通知されると、システムコントローラ
101は、画像処理部106に対し、EEPROM10
9に格納されたしおり情報で示される(バッファメモリ
105に格納された)画像データを再生する旨を指示す
るとともに、ヘッド駆動回路110に対し、この再生さ
れた画像をカートリッジ300内のプリント紙に印刷す
べくプリンタヘッド111を駆動する旨を指示し、ま
た、駆動制御回路112に対し、画像が印刷されたプリ
ント紙を排出すべく駆動部113を駆動する旨を指示す
る。このとき、システムコントローラ101は、必要に
応じて画像にフレーム番号を付す旨を画像処理部106
に対して指示する。
【0032】なお、システムコントローラ101は、こ
のフレーム番号の付加有無を別途定義される環境設定情
報の内容に応じて制御する。図4は、この印刷実行ボタ
ン103dの操作によりカートリッジ300内のプリン
ト紙に印刷された画像を示す図であり、図4に示すよう
に、画像とともにフレーム番号(b1)が印刷されてい
る。
【0033】このように、利用者は、印刷実行ボタン1
03eを操作して印刷対象に設定した画像(しおりを付
した画像)の印刷を行なうわけであるが、このとき、こ
のプリンタ100は、EEPROM109に格納された
しおり情報で示される動画像データ中のフレーム画像を
プリンタ紙に印刷するため、従来のように、動画像デー
タから静止画像として独立した画像データを別途作成す
る場合と比較して、消費するメモリ容量を大幅に削減す
ることが可能となり、省スペース化と低コスト化とが図
れることになる。また、必要に応じて画像とともにフレ
ーム番号を印刷することができるため、たとえば後日に
印刷された画像を再度印刷しようと思ったときに、その
印刷された画像と同一のフレーム画像を動画像データ中
から容易に選択することが可能となる。
【0034】そして、電源ボタン113fは、このプリ
ンタ100本体の電源オン/オフを切り替えるためのボ
タンであり、このボタンの操作を操作部103から通知
されると、システムコントローラ101は、電源部11
4に対し、各部への電力の供給または遮断を指示する。
【0035】また、このプリンタ100は、印刷実行ボ
タン103eの操作により画像の印刷を行なったとき
に、その印刷した画像のファイル番号とフレーム番号と
を印刷済みフラグとしてその画像が記録されるメモリカ
ード200に記録する機能を有している。図5は、この
メモリカード200の記録内容を説明するための概念図
である。
【0036】このメモリカード200は、動画像データ
を格納する画像ファイル(たとえば画像ファイル
(1))と静止画像データを格納する画像ファイル(た
とえば画像ファイル(2))とを混在させて記録する記
録媒体であり、これらはインデックスレコードによって
先頭アドレスが管理される。そして、このメモリカード
200は、画像ファイルとともにフラグ管理ファイルを
記録する。このフラグ管理ファイルは、印刷済みである
画像のファイル番号とフレーム番号とを印刷済みフラグ
として管理するためのファイルであり、印刷実行ボタン
103eの操作により画像の印刷を行なったときに、シ
ステムコントローラ101からインタフェース部104
に対し、その画像のファイル番号とフレーム番号とから
なる印刷済みフラグをメモリカード200のフラグ管理
ファイルに書き込む旨が指示される。
【0037】次に、このメモリカード200に記録され
た印刷済みフラグの利用法について説明する。
【0038】システムコントローラ101は、カードス
ロット102にメモリカード200が装着された際、イ
ンターフェース部104に対し、このフラグ管理ファイ
ルから印刷済みフラグを読み取る旨を指示し、インター
フェース部104が読み取った印刷済みフラグをEEP
ROM109に格納する。そして、U/Dボタン103
aとL/Rボタン103bとの操作によって選択された
画像を再生する旨を画像処理部106に対して指示する
際、その画像に対応する印刷済みフラグがEEPROM
109に格納されていないかどうかを判定し、格納され
ていれば、その画像が印刷済みであるマークを画像に付
す旨を併せて指示する。図6は、印刷済みであるフレー
ム画像を画像表示LCD108に表示する場合の表示例
を示す図であり、図6に示すように、前述したフレーム
番号とともに印刷済みマーク(c1)が表示されるの
で、選択したフレーム画像が印刷済みであることを利用
者に知らせることができ、無駄な印刷を防止することが
可能となる。
【0039】また、たとえば過去に印刷したフレーム画
像を再度印刷する際、そのフレーム画像が印刷されたプ
リント紙が無い場合であっても、この印刷済みマーク
(c1)を頼りに動画像データ中から同一のフレーム画
像を容易に選択することが可能となる。なお、図7は、
この印刷済みのフレーム画像を印刷対象に設定した場合
の表示例を示す図である。
【0040】ここで、前述のように動作するこのプリン
タ100で動画像データ中のフレーム画像を印刷する際
の利用者の操作手順を図8を参照して説明する。図8
は、このプリンタ100で動画像データ中のフレーム画
像を印刷する際の利用者の操作手順を説明するためのフ
ローチャートである。
【0041】利用者は、まず、カードスロット102に
メモリカード200を装着し、このメモリカード200
に記録されたフラグ管理ファイルから印刷済みフラグを
読み取らせる(ステップS1)。なお、利用者は、この
印刷済みフラグの存在を一切意識しない。そして、U/
Dボタン103aにより複数の画像ファイルの中から印
刷対象とする画像ファイルを選択し(ステップS2)、
その画像ファイルが動画像を格納するものであるときは
(ステップS3のYes)、さらに、L/Rボタン10
3bにより動画像データ中の所望のフレーム画像を選択
する(ステップS4)。このとき、利用者は、画像とと
もに表示されるフレーム番号および印刷済みフラグを参
照しながら選択処理を実行する。
【0042】次に、この選択したフレーム画像をしおり
ボタン103cにより印刷対象に設定し、または、印刷
対象から解除する(ステップS5)。印刷対象に設定し
た場合、その画像を示すファイル番号とフレーム番号と
がしおり情報としてEEPROM109に保持され、一
方、印刷対象から除外した場合には、保持しているその
画像に関するしおり情報がEEPROM109から削除
される。そして、このしおり情報が格納された画像が表
示される場合には、印刷対象に設定されている旨を示す
しおりマークも表示される。
【0043】また、たとえば印刷開始前に確認のための
表示を行なう場合には、しおり画像確認ボタン103d
を操作する(ステップS6のYes)。すると、印刷対
象に設定された画像が1つずつ表示され(ステップS7
のNo,ステップS8)、または、すべての画像が同一
画面に並置されたインデックス画像が表示される(ステ
ップS7のYes,ステップS9)。
【0044】そして、印刷実行ボタン103eにより印
刷開始を指示すると(ステップS10のYes)、印刷
対象に設定した画像がフレーム番号を付加(フレーム番
号を付加するように環境設定されているときのみ)した
形で印刷される(ステップS11)。このとき、この印
刷した画像のファイル番号とフレーム番号とからなる印
刷済みフラグがメモリカード200内のフラグ管理ファ
イルに書き込まれていく(ステップS12)。
【0045】このように、このプリンタ100において
は、選択された画像をしおり情報によって特定して印刷
するため、消費するメモリ容量を大幅に削減し、また、
フレーム番号の表示や印刷、あるいは印刷済みフラグの
表示によって画像の選択等を効率的に行なうことを可能
とする。
【0046】なお、前述の例では、選択時や確認時のフ
レーム画像の表示を自身が備える画像表示LCD108
によって行なっていたが、フレーム番号やしおりマー
ク、あるいは印刷済みマークを付した表示データを生成
して出力する機能を具備するところが要点であって、そ
れを表示する表示装置が内部および外部のいずれであっ
ても構わない。
【0047】また、前述の例では、単体として構築され
たプリンタ100の形でこの発明の画像形成装置を説明
したが、これに限るものではなく、たとえば電子カメラ
に搭載された形で構築される場合も有効である。図9
は、この発明の画像形成装置を搭載した電子カメラの機
器構成を示す図であり、この電子カメラ自体の撮像によ
りメモリカード200に記録された画像をカートリッジ
300内のプリント紙に印刷する際に、電子カメラ全体
の制御を司るシステムコントローラ401が、カードス
ロット402、操作部403、インタフェース部40
4、バッファメモリ405、画像処理部406、画像表
示駆動回路407、画像表示LCD408、EEPRO
M409、ヘッド駆動回路410、プリンタヘッド41
1、駆動制御回路412、駆動部413および印刷画像
生成回路414を次のように動作制御すればよい。
【0048】すなわち、動画像データ中から印刷しよう
とするフレーム画像が選択されたときに、その動画像デ
ータ中のフレーム画像を示すしおり情報を保持し、印刷
を指示されたときに、この保持したしおり情報で示され
るフレーム画像を印刷するように動作制御すればよい。
【0049】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、動画像データ中のフレーム画像を示す識別データを
保持し、この保持した識別データで示されるフレーム画
像を印刷するため、消費するメモリ容量を大幅に削減す
ることから、一度に選択することのできる画像数を飛躍
的に増やすことが可能となり、同時に、コスト的な問題
も解消するため、小型のプリンタや他の電子機器(電子
カメラを含む)などに内蔵されるプリンタにも動画像デ
ータ中の所望のフレーム画像を印刷する機能を搭載する
ことが可能となる。
【0050】また、選択されたフレーム画像の表示デー
タを生成して出力し、または、選択された複数のフレー
ム画像を同一画面上に並置させたインデックス画像の表
示データを生成して出力するため、たとえば印刷開始前
などに、選択したフレーム画像を効率的に確認すること
が可能となる。
【0051】また、選択されたフレーム画像とともにそ
のフレーム画像を示す識別データを印刷するため、たと
えば後日に印刷されたフレーム画像を再度印刷しようと
思ったときに、その印刷されたフレーム画像と同一のフ
レーム画像を動画像データ中から容易に選択することが
可能となる。
【0052】また、フレーム画像を印刷したときに、そ
のフレーム画像が印刷済みである旨を示す管理データを
そのフレーム画像を含む動画像データが記録された記録
媒体に記録するようにし、一方、選択されたフレーム画
像をたとえば印刷前の確認のために表示する際、そのフ
レーム画像に関する管理データが記録されていたとき
に、その旨を示すマークを付すように表示データを生成
するため、選択したフレーム画像が印刷済みであること
を利用者に知らせることにより、無駄な重複印刷を防止
することが可能となる。また、過去に印刷したフレーム
画像を再度印刷する際、そのフレーム画像が印刷された
プリント紙が無いときであっても、このマークを頼りに
動画像データ中から同一のフレーム画像を容易に選択す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態に係るプリンタの機器構成
を示す図。
【図2】同実施形態のフレーム番号およびしおりマーク
を付した状態でのフレーム画像の表示例を示す図。
【図3】同実施形態の複数のフレーム画像を同一画面に
並置したインデックス画像の表示例を示す図。
【図4】同実施形態のフレーム番号を付した状態でのフ
レーム画像の印刷例を示す図。
【図5】同実施形態のメモリカードの記録内容を説明す
るための図。
【図6】同実施形態の印刷済みマークを付した状態での
フレーム画像の表示例を示す図。
【図7】同実施形態の印刷済みマークおよびしおりマー
クを付した状態でのフレーム画像の表示例を示す図。
【図8】同実施形態のプリンタで動画像データ中のフレ
ーム画像を印刷する際の利用者の操作手順を説明するた
めのフローチャート。
【図9】同実施形態の画像形成装置を搭載した電子カメ
ラの機器構成を示す図。
【符号の説明】
100…プリンタ 101…システムコントローラ 102…カードスロット 103…操作部 103a…U/Dボタン 103b…L/Rボタン 103c…しおりボタン 103d…しおり画像確認ボタン 103e…印刷実行ボタン 103f…電源ボタン 104…インタフェース部 105…バッファメモリ 106…画像処理部 107…画像表示駆動回路 108…画像表示LCD 109…EEPROM 110…ヘッド駆動回路 111…プリンタヘッド 112…駆動制御回路 113…駆動部 114…電源部 200…メモリカード 300…カートリッジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C052 AA11 AA17 AB03 AC08 CC06 DD02 DD04 DD08 EE02 EE08 GA01 GA02 GA05 GA06 GA07 GB01 GB09 GC10 GD03 GD10 GF04 5C053 FA04 FA08 FA27 GB06 HA30 JA21 KA05 KA08 KA24 LA01 LA03 LA06

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に記録された動画像データを読
    み取る画像読み取り手段と、 前記画像読み取り手段により読み取られた動画像データ
    の中から所望のフレーム画像を選択する画像選択手段
    と、 前記画像選択手段により選択されたフレーム画像を示す
    識別データを保持する識別データ保持手段と、 前記識別データ保持手段により保持された識別データで
    示されるフレーム画像を印刷する画像形成手段と、 を具備することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記識別データ保持手段により保持され
    た識別データで示されるフレーム画像の表示データを生
    成して出力する選択画像出力手段を具備することを特徴
    とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記選択画像出力手段は、前記フレーム
    画像に同画像を示す識別データが付されるように前記表
    示データを生成する手段を有することを特徴とする請求
    項2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記識別データ保持手段により保持され
    た識別データで示される複数のフレーム画像を同一画面
    上に並置させたインデックス画像の表示データを生成し
    て出力するインデックス画像出力手段を有することを特
    徴とする請求項1、2または3記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記インデックス画像出力手段は、前記
    インデックス画像に並置されるフレーム画像それぞれに
    同画像を示す識別データが付されるように前記表示デー
    タを生成する手段を有することを特徴とする請求項4記
    載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記画像形成手段は、前記識別データ保
    持手段により保持された識別データで示されるフレーム
    画像とともに同識別データを印刷する手段を有すること
    を特徴とする請求項1、2、3、4または5記載の画像
    形成装置。
  7. 【請求項7】 前記画像形成手段により印刷された画像
    が印刷済みである旨を示す管理データを同画像が記録さ
    れた記録媒体に記録させる管理データ記録手段を具備す
    ることを特徴とする請求項1、2、3、4、5または6
    記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記画像形成手段により印刷された画像
    が印刷済みである旨を示す管理データを同画像が記録さ
    れた記録媒体に記録させる管理データ記録手段を具備
    し、 前記選択画像出力手段は、印刷済みである旨を示す管理
    データが前記管理データ記録手段により記録されたフレ
    ーム画像に対し、同画像にその旨を示す印が付されるよ
    うに前記表示データを生成する手段を有することを特徴
    とする請求項2または3記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記画像形成手段により印刷された画像
    が印刷済みである旨を示す管理データを同画像が記録さ
    れた記録媒体に記録させる管理データ記録手段を具備
    し、 前記インデックス画像出力手段は、印刷済みである旨を
    示す管理データが前記管理データ記録手段により記録さ
    れたインデックス画像内の各フレーム画像に対し、同各
    画像にその旨を示す印が付されるように前記表示データ
    を生成する手段を有することを特徴とする請求項4また
    は5記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 動画像および静止画像を選択的に撮像
    する撮像手段と、 前記撮像手段により得られた動画像データおよび静止画
    像データの少なくとも一方を取り外し自在に収納する記
    録媒体に記録する画像データ記録手段と、 請求項1、2、3、4、5、6、7、8または9記載の
    画像形成装置と、 前記記録媒体に記録された動画像データ中のフレーム画
    像を印刷させるように前記画像形成装置を駆動制御する
    制御手段と、 を具備することを特徴とする電子カメラ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2008160172A (ja) * 2006-12-20 2008-07-10 Canon Inc 画像処理装置、画像処理方法、プログラム、記憶媒体

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