JP2000295325A - 電話機及びその機能選択方法 - Google Patents

電話機及びその機能選択方法

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JP2000295325A
JP2000295325A JP11102960A JP10296099A JP2000295325A JP 2000295325 A JP2000295325 A JP 2000295325A JP 11102960 A JP11102960 A JP 11102960A JP 10296099 A JP10296099 A JP 10296099A JP 2000295325 A JP2000295325 A JP 2000295325A
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Japan
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function
setting screen
voice
function setting
input
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JP11102960A
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English (en)
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Fumiyoshi Mochizuki
史吉 望月
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 要求する機能を容易に選択する。 【解決手段】 記憶手段22には、機能の選択をユーザ
に照会する機能設定画面を格納すると共に、機能に対応
する音声データと、この音声データと機能設定画面との
相関を登録している。音声認識処理手段14は、入力さ
れた音声を音声データに変換し、変換された音声データ
より機能設定画面との相関を抽出し、制御手段15は、
抽出した相関により、対応する機能設定画面を抽出し
て、表示手段23に表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は電話機及びその機
能選択方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図13は例えば携帯用の従来の電話機の
外観を示す図であり、図において、1は電話機の筐体、
2は電話番号等を入力する数字キー、3は機能(メニュ
ー)表示を指示するメニューキー、4は表示された機能
を選択する十字キー、5は通話を開始するための発呼キ
ー(Yesキー)、6は通話を終了するための終話キー
(Noキー)、7は電話番号や各種の機能を表示するL
CD(Liquid Crystal Displa
y)、8はスピーカ、9はマイクロフォンである。
【0003】次に動作について説明する。ここでは、特
に電話機の機能を選択する動作について説明する。ユー
ザがメニューキー3を押すと、LCD7に機能が表示さ
れる。そして、ユーザが、機能に対応する機能番号を数
字キー2により入力することにより機能を選択したり、
LCD7に表示されている画面を、十字キー4によりス
クロールさせながら機能を選択する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の電話機は以上の
ように構成されているので、ユーザが、表示されている
機能を選択するために、数字キー2で入力しなければな
らず、機能と機能番号との対応を記憶する必要があっ
た。また、十字キー4により画面をスクロールさせる場
合でも、選択する機能を表示するために、多くのスクロ
ール、又は多くの階層を経る必要がある等の課題があっ
た。
【0005】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、機能を選択するためのユーザの手
間を省き、1回の指示により、要求している機能を容易
に選択できる電話機及びその機能選択方法を得ることを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る電話機
は、機能の選択をユーザに照会するための機能設定画面
を格納すると共に、上記機能に対応する音声データ、及
びこの音声データと上記機能設定画面との相関を登録す
る記憶手段と、上記機能設定画面を表示する表示手段
と、入力された音声を音声データに変換し、変換された
音声データより上記機能設定画面との相関を、上記記憶
手段から抽出する音声認識処理手段と、上記音声認識処
理手段が抽出した相関により、対応する機能設定画面を
上記記憶手段から抽出し上記表示手段に表示させる制御
手段とを備えたものである。
【0007】この発明に係る電話機は、記憶手段が、機
能設定画面を格納するROMと、音声データ、及びこの
音声データと上記機能設定画面との相関を登録するRA
Mにより構成されるものである。
【0008】この発明に係る電話機は、音声認識処理手
段が、機能を意味する音声を入力して音声データに変換
してRAMに格納し、制御手段が、ROMに格納されて
いる機能設定画面と、上記RAMに格納された音声デー
タとを対応づけることにより、音声データと上記機能設
定画面との相関を登録するものである。
【0009】この発明に係る電話機は、音声認識処理手
段が、同じ機能を意味する音声を複数回入力して、複数
個の音声データに変換し、複数個の音声データの平均を
RAMに格納するものである。
【0010】この発明に係る電話機は、ユーザからのキ
ー入力による指示を制御手段に伝える入力手段を備え、
記憶手段に、上記入力手段からの機能選択か、音声入力
による機能選択かをユーザに照会する入力モードの機能
設定画面を記憶し、ユーザが機能を選択する際に、制御
手段が、上記入力モードの機能設定画面を記憶手段から
抽出し、表示手段に表示させるものである。
【0011】この発明に係る電話機は、記憶手段が機能
を実行するプログラムを格納し、表示手段に表示された
機能設定画面より、ユーザが機能の実行を指示した場合
に、制御手段が上記記憶手段に格納されているプログラ
ムを実行するものである。
【0012】この発明に係る電話機は、記憶手段が、機
能設定画面及び機能を実行するプログラムを格納するR
OMと、音声データ、及びこの音声データと上記機能設
定画面との相関を登録するRAMにより構成されるもの
である。
【0013】この発明に係る電話機は、記憶手段が、音
声、文字、画像等のデジタル情報を処理するPDA機能
に対応する機能設定画面を格納しているものである。
【0014】この発明に係る電話機は、記憶手段が、個
人情報を管理するPIM機能に対応する機能設定画面を
格納しているものである。
【0015】この発明に係る電話機の機能選択方法は、
機能の選択をユーザに照会するための機能設定画面を用
意し、上記機能に対応する音声データ、及びこの音声デ
ータと上記機能設定画面との相関を登録し、入力された
音声を音声データに変換し、変換された音声データより
上記機能設定画面との相関を抽出し、上記抽出した相関
より対応する機能設定画面を抽出して表示するものであ
る。
【0016】この発明に係る電話機の機能選択方法は、
機能を意味する音声を入力して音声データに変換し、機
能設定画面と、上記変換された音声データとを対応づけ
ることにより、音声データと上記機能設定画面との相関
を登録するものである。
【0017】この発明に係る電話機の機能選択方法は、
同じ機能を意味する音声を複数回入力して、複数個の音
声データに変換し、複数個の音声データの平均と機能設
定画面との相関を登録するものである。
【0018】この発明に係る電話機の機能選択方法は、
機能を選択する際に、キー入力による選択か、音声入力
による選択かをユーザに照会する入力モードの機能設定
画面を表示するものである。
【0019】この発明に係る電話機の機能選択方法は、
機能を実行するプログラムを用意し、表示された機能設
定画面より、ユーザが機能の実行を指示した場合に、用
意されているプログラムを実行するものである。
【0020】この発明に係る電話機の機能選択方法は、
音声、文字、画像等のデジタル情報を処理するPDA機
能に対応する機能設定画面を用意しているものである。
【0021】この発明に係る電話機の機能選択方法は、
個人情報を管理するPIM機能に対応する機能設定画面
を用意しているものである。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.この実施の形態における電話機の外観
は、従来の図13と同一である。この実施の形態は、機
能の選択を、音声入力でも行えるようにするものであ
る。図1は実施の形態1による電話機の構成を示すブロ
ック図であり、図において、11は、数字キー2,メニ
ューキー3,十字キー4,発呼キー(Yesキー)5,
終話キー(Noキー)6からのキー入力を受け付けるキ
ー入力部であり、数字キー2,メニューキー3,十字キ
ー4,発呼キー(Yesキー)5,終話キー(Noキ
ー)6及びキー入力部11により、入力手段21を構成
している。
【0023】また、図1において、12は、音声認識プ
ログラム、機能を実行するプログラム、機能の実行をユ
ーザに照会する機能設定画面を含め、この電話機を動作
させる全てのプログラムや各種のメニューを格納するR
OMである。13は、音声データを格納すると共に、こ
の音声データと機能を実行するプログラムとの相関、こ
の音声データと機能設定画面との相関を格納し、その
他、電話帳データ、発信履歴、着信履歴等のユーザデー
タを格納するRAMである。そして、ROM12及びR
AM13により、記憶手段22を構成している。
【0024】さらに、図1において、14は、マイクロ
フォン9からの音声を入力して、音声を認識しデジタル
データに変換する音声認識処理手段、15は、この電話
機の全ての動作を制御する制御手段である。16は、制
御手段15の制御により、LCD7を駆動するLCDド
ライバであり、LCD7及びLCDドライバ16により
表示手段23を構成している。17,18は、制御手段
15の制御により、他の電話機と通話を行うための無線
部、アンテナである。その他の符号は、図13に示すも
のと同一である。
【0025】次に動作について説明する。図2は音声入
力により選択する機能の登録処理を示すフローチャート
である。ステップST1において、ユーザはメニューキ
ー3を長押しすると、制御手段15は、キー入力部11
を介して、その指示を受け、ROM12に格納されてい
るメインメニューをRAM13に転送し、LCDドライ
バ16により、メインメニューをLCD7に表示させ
る。ここで、メニューキー3を長押しするということ
は、メニューキー3を1秒以上押し続けることであり、
メニューキー3を長押しすることにより、メインメニュ
ー表示の指示を与える。
【0026】図3はLCD7に表示されたメインメニュ
ーの表示例を示す図であり、ここでは、「電話機」、
「電話帳」、「システム設定」のメニューが表示されて
おり、全てのメニューの中で、比較的上位の機能を有す
るメニューを、メインメニューとしている。
【0027】図2のステップST2において、ユーザ
は、十字キー4により、LCD7に表示されたメインメ
ニューの中から「システム設定」を選択すると、制御手
段15は、ROM12に格納されているシステム設定メ
ニューをRAM13に転送し、LCDドライバ16によ
り、システム設定メニューをLCD7に表示させる。
【0028】図4はLCD7に表示されたシステム設定
メニューの表示例を示す図であり、ここでは、「音声ジ
ャンプ」、「電池節約モード」、「通話品質アラーム」
のメニューが表示されている。ここで、「音声ジャン
プ」は、要求する機能を意味する音声を1回入力するこ
とにより、後述する機能設定画面を表示させる機能であ
る。また、「電池節約モード」は、電話機の消費電力を
減少させる機能であり、「通話品質アラーム」は、回線
の状態で通話品質が悪化したときに、ユーザに知らせる
機能である。
【0029】図2のステップST3において、ユーザ
は、十字キー4により、LCD7に表示されたシステム
設定メニューの中から「音声ジャンプ」を選択する。そ
して、ステップST4において、ユーザはメニューキー
3を短押しすると、制御手段15は、ROM12に格納
されている音声メニューをRAM13に転送し、LCD
ドライバ16により、音声メニューをLCD7に表示さ
せる。ここで、メニューキー3を短押しするということ
は、メニューキー3を1秒未満押すことであり、ステッ
プST3による「音声ジャンプ」を選択しているとき
に、メニューキー3を短押しすることにより、音声メニ
ュー表示の指示を与える。
【0030】図5はLCD7に表示された音声メニュー
の表示例を示す図であり、ここでは、「録音」、「再
生」、「削除」のメニューが表示されている。図2のス
テップST5において、ユーザは、十字キー4により、
LCD7に表示された音声メニューの中から「録音」を
選択すると、制御手段15は、音声認識処理手段14を
録音待受状態にする。
【0031】ステップST6において、ユーザは、機能
を意味する音声、例えば、「ノイズキャンセラ」の音声
をマイクロフォン9から入力し、終話キー(Noキー)
6を押すことにより、1回目の音声入力を終了する。次
に、ステップST7において、ユーザは、再度、確認用
に、同じ「ノイズキャンセラ」の音声を入力し、終話キ
ー(Noキー)6を押すことにより、2回目の音声入力
を終了する。ここで、「ノイズキャンセラ」は、マイク
ロフォン9の指向性を変化させる機能である。
【0032】上記ステップST6,ST7において、マ
イクロフォン9からの音声信号は、音声認識処理手段1
4に入力される。音声認識処理手段14は、ROM12
に格納されている音声認識プログラムにより、音声を認
識してデジタルの音声データに変換し、2回の音声入力
による音声データの平均を求めて、RAM13に格納す
る。なお、ここでは、音声データを正確に保存するため
に、2回の音声入力により音声データの平均を求めてい
るが、1回だけの音声入力でも良いし、2回以上の複数
回の音声入力により音声データの平均を求めても良い。
【0033】ステップST8において、ステップST2
と同様に、ユーザは、図4に示すシステム設定メニュー
を表示し、ステップST9において、ユーザがシステム
設定メニューの中から「音声ジャンプ」を選択すると、
制御手段15は、ROM12に予め格納されている「ノ
イズキャンセラ」の機能を実行するプログラムと、RA
M13に格納された音声データの平均との相関をRAM
13に登録すると共に、ROM12に予め格納されてい
る「ノイズキャンセラ」の機能設定画面と、RAM13
に格納された音声データの平均との相関をRAM13に
登録する。
【0034】また、音声データの平均と、「ノイズキャ
ンセラ」の機能を実行するプログラム、及び機能設定画
面との相関を登録すると、制御手段15は、LCD7
に、登録された機能の音声ジャンプメニューを表示させ
る。この段階では、音声ジャンプメニューとして、「ノ
イズキャンセラ」が表示されている。
【0035】ステップST10において、ユーザは、
「ノイズキャンセラ」が表示されていることを確認する
ことにより、音声ジャンプメニューとして、音声データ
の平均と、「ノイズキャンセラ」の機能を実行するプロ
グラム、及び機能設定画面との相関が登録されたことを
確認する。
【0036】次に、音声ジャンプメニューとして、他の
機能、例えば、携帯用の電話機等で電話を受けたとき
に、電話機を振動させてユーザに知らせる「マルチバイ
ブ」の機能についての登録をするときも、上記ステップ
ST6〜ST10を繰り返すことにより登録を行う。さ
らに、音声ジャンプメニューとして、会議中等で電話の
受信音を鳴らさないようにする「スーパーサイレント」
の機能についてのを登録をするときでも、同様にして、
上記ステップST6〜ST10を繰り返すことにより登
録を行う。
【0037】図6は、以上のようにして登録された音声
ジャンプメニューの表示例を示す図であり、上記の「ノ
イズキャンセラ」、「マルチバイブ」、「スーパーサイ
レント」の各機能についての登録がなされていることを
示している。
【0038】全ての音声ジャンプメニューについての登
録が済むと、ステップST11において、ユーザは、終
話キー(Noキー)を押すと、制御手段15は、音声認
識処理手段14の録音待受状態を解除し、登録処理を終
了させる。
【0039】次に音声入力モードの設定処理について説
明する。図7は音声入力モードの設定処理を示すフロー
チャートである。ステップST21において、待受中
に、ユーザがメニューキー3を短押しすると、制御手段
15は、ROM12に格納されている電話メニューをR
AM13に転送し、LCD7に表示させる。
【0040】図8はLCD7に表示された電話メニュー
の表示例を示す図であり、「ベスト20ダイヤル」、
「発信履歴」、「機能切替」のメニューが表示されてい
る。ここで、「ベスト20ダイヤル」は、図3に示すメ
インメニューの中の「電話帳」の下位のメニューであ
り、「発信履歴」、「機能切替」は、図3に示すメイン
メニューの中の「電話機」の下位のメニューである。
【0041】図7のステップST22において、ユーザ
は、十字キー4により、表示されている電話メニューの
中から「機能切替」を選択すると、制御手段15は、R
OM12に格納されている入力モードメニューをRAM
13に転送し、LCD7に表示させる。図9は入力モー
ドメニューの表示例を示す図であり、ここでは、「音声
入力」、「キー入力」が表示されている。
【0042】図7のステップST23において、ユーザ
は、十字キー4により、表示されている入力モードメニ
ューの中から「音声入力」を選択すると、制御手段15
は、ROM12に格納されている音声入力の機能設定画
面をRAM13に転送し、LCD7に表示させる。
【0043】図10は音声入力の機能設定画面の表示例
を示す図である。ステップST24において、ユーザ
は、発呼キー(Yesキー)5により、図10に示す音
声入力の機能設定画面の「Yes」を選択して、音声入
力を設定すると、制御手段15は電話機を音声入力の待
受状態とさせる。
【0044】次に音声入力により機能を選択する処理に
ついて説明する。図11は音声入力により機能を選択す
る処理を示すフローチャートである。ステップST31
において、ユーザは要求する機能、例えば、「ノイズキ
ャンセラ」を、マイクロフォン9から音声で入力する。
【0045】ステップST32において、音声認識処理
手段14は、ROM12に格納されている音声認識プロ
グラムにより、音声を認識しデジタルの音声データに変
換して、認識した音声データと、RAM13に登録され
ている音声データを比較し、一致した場合には、RAM
13に登録されている、音声データと、「ノイズキャン
セラ」の機能設定画面、及び実行するプログラムとの相
関を抽出する。
【0046】ステップST33において、制御手段15
は、音声認識処理手段14が抽出した相関より、ROM
12に格納されている「ノイズキャンセラ」の機能設定
画面をRAM13に転送し、LCD7に表示させる。図
12はLCD7に表示された「ノイズキャンセラ」の機
能設定画面を示す図である。
【0047】ステップST33において、ユーザは、発
呼キー(Yesキー)5により、LCD7に表示された
図12の機能設定画面における「Yes」を選択する
と、制御手段15は、音声認識処理手段14が抽出した
相関より、ROM12に格納されている「ノイズキャン
セラ」の機能を実行するプログラムをRAM13に転送
し、プログラムを実行させて、マイクロフォン9の指向
性を変化させる。
【0048】また、同様に「マルチバイブ」、「スーパ
ーサイレント」の機能についても、ステップST31〜
ST34までの処理を行うことにより、機能設定画面を
表示し、各機能を選択できる。
【0049】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、ユーザが機能を意味する音声を1回入力することに
より、機能設定画面が表示されるので、ユーザが、機能
と機能番号との対応を記憶する必要がなく、また、多く
のスクロール、多くの階層を経る必要がなく、要求して
いる機能を容易に選択でき、ユーザの機能選択の手間を
省くことができるという効果が得られる。
【0050】実施の形態2.上記実施の形態1は、電話
機の機能のみであるが、音声だけでなく、文字や画像等
のデジタル情報を処理できるPDA(Personal
DigitalAssistants)機能を含む電
話機の場合、各種メール設定、プロバイダ設定等の機能
がある。この場合についても、例えば、音声による「1
0円メール」、「ニフティサーブ」の各機能について、
実施の形態1と同様にして、RAM13に、音声データ
を登録すると共に、音声データと各機能との相関を登録
しておき、要求する機能を音声で1回入力すれば、それ
ぞれ、10円メール設定画面、ニフティサーブ設定画面
が表示され、各機能が選択される。
【0051】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、音声、文字、画像等のデジタル情報を処理できるP
DA機能を含む電話機の場合についても、ユーザが機能
を意味する音声を1回入力することにより、機能設定画
面が表示されるので、要求している機能を容易に選択で
き、ユーザの機能選択の手間を省くことができるという
効果が得られる。
【0052】実施の形態3.さらに、メモ帳、アドレス
帳、スケジュール帳等の個人情報を管理するPIM(P
ersonal Information Manag
er)機能を含む場合についても、例えば、音声による
「メモ帳作成」、「アドレス帳作成」の各機能につい
て、実施の形態1と同様にしてRAM13に登録してお
き、要求する機能を音声で1回入力すれば、それぞれ、
メモ帳新規作成画面、アドレス帳新規作成画面が表示さ
れ、各機能が選択される。
【0053】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、個人情報を管理するPIM機能を含む場合について
も、ユーザが機能を意味する音声を1回入力することに
より、新規作成画面が表示されるので、要求している機
能を容易に選択でき、ユーザの機能選択の手間を省くこ
とができるという効果が得られる。
【0054】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、機能
の実行をユーザに照会するための機能設定画面を格納す
ると共に、音声データ、及びこの音声データと機能設定
画面との相関を登録する記憶手段と、機能設定画面を表
示する表示手段と、入力された音声を音声データに変換
し、変換された音声データより機能設定画面との相関
を、記憶手段から抽出する音声認識処理手段と、音声認
識処理手段が抽出した相関により、対応する機能設定画
面を記憶手段から抽出し表示手段に表示させる制御手段
とを備えることにより、1回の音声入力により、要求し
ている機能を容易に選択でき、ユーザの機能選択の手間
を省くことができるという効果がある。
【0055】この発明によれば、音声認識処理手段が、
同じ機能を意味する音声を複数回入力して、複数個の音
声データに変換し、複数個の音声データの平均をRAM
に格納することにより、音声データを正確に保存できる
という効果がある。
【0056】この発明によれば、ユーザからのキー入力
による指示を制御手段に伝える入力手段を備え、記憶手
段に、入力手段からの機能選択か、音声入力による機能
選択かをユーザに照会する入力モードの機能設定画面を
記憶し、ユーザが機能を選択する際に、制御手段が、入
力モードの機能設定画面を記憶手段から抽出し、表示手
段に表示させることにより、ユーザは、キー入力か又は
音声入力かを選ぶことができるという効果がある。
【0057】この発明によれば、記憶手段が、音声、文
字、画像等のデジタル情報を処理するPDA機能に対応
する機能設定画面を格納していることにより、PDA機
能に対しても、1回の音声入力により、要求している機
能を容易に選択でき、ユーザの機能選択の手間を省くこ
とができるという効果がある。
【0058】この発明によれば、記憶手段が、個人情報
を管理するPIM機能に対応する機能設定画面を格納し
ていることにより、PIM機能に対しても、1回の音声
入力により、要求している機能を容易に選択でき、ユー
ザの機能選択の手間を省くことができるという効果があ
る。
【0059】この発明によれば、機能の選択をユーザに
照会するための機能設定画面を用意し、機能に対応する
音声データ、及びこの音声データと機能設定画面との相
関を登録し、入力された音声を音声データに変換し、変
換された音声データより機能設定画面との相関を抽出
し、抽出した相関より対応する機能設定画面を抽出して
表示することにより、1回の音声入力により、要求して
いる機能を容易に選択でき、ユーザの機能選択の手間を
省くことができるという効果がある。
【0060】この発明によれば、同じ機能を意味する音
声を複数回入力して、複数個の音声データに変換し、複
数個の音声データの平均と機能設定画面との相関を登録
することにより、音声データを正確に保存できるという
効果がある。
【0061】この発明によれば、機能を選択する際に、
キー入力による選択か、音声入力による選択かをユーザ
に照会する入力モードの機能設定画面を表示することに
より、ユーザは、キー入力か又は音声入力かを選ぶこと
ができるという効果がある。
【0062】この発明によれば、音声、文字、画像等の
デジタル情報を処理するPDA機能に対応する機能設定
画面を用意していることにより、PDA機能に対して
も、1回の音声入力により、要求している機能を容易に
選択でき、ユーザの機能選択の手間を省くことができる
という効果がある。
【0063】この発明によれば、個人情報を管理するP
IM機能に対応する機能設定画面を用意していることに
より、PIM機能に対しても、1回の音声入力により、
要求している機能を容易に選択でき、ユーザの機能選択
の手間を省くことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による電話機の構成
を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による音声入力によ
り選択する機能の登録処理を示すフローチャートであ
る。
【図3】 この発明の実施の形態1によるメインメニュ
ーの表示例を示す図である。
【図4】 この発明の実施の形態1によるシステム設定
メニューの表示例を示す図である。
【図5】 この発明の実施の形態1による音声メニュー
の表示例を示す図である。
【図6】 この発明の実施の形態1による音声ジャンプ
メニューの表示例を示す図である。
【図7】 この発明の実施の形態1による音声入力モー
ドの設定処理を示すフローチャートである。
【図8】 この発明の実施の形態1による電話メニュー
の表示例を示す図である。
【図9】 この発明の実施の形態1による入力モードメ
ニューの表示例を示す図である。
【図10】 この発明の実施の形態1による音声入力の
機能設定画面の表示例を示す図である。
【図11】 この発明の実施の形態1による音声入力に
より機能を選択する処理を示すフローチャートである。
【図12】 この発明の実施の形態1によるノイズキャ
ンセラの機能設定画面の表示例を示す図である。
【図13】 電話機の外観を示す図である。
【符号の説明】
12 ROM,13 RAM,14 音声認識処理手
段、15 制御手段、21 入力手段、22 記憶手
段、23 表示手段。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機能の選択をユーザに照会するための機
    能設定画面を格納すると共に、上記機能に対応する音声
    データ、及びこの音声データと上記機能設定画面との相
    関を登録する記憶手段と、 上記機能設定画面を表示する表示手段と、 入力された音声を音声データに変換し、変換された音声
    データより上記機能設定画面との相関を、上記記憶手段
    から抽出する音声認識処理手段と、 上記音声認識処理手段が抽出した相関により、対応する
    機能設定画面を上記記憶手段から抽出し上記表示手段に
    表示させる制御手段とを備えたことを特徴とする電話
    機。
  2. 【請求項2】 記憶手段が、 機能設定画面を格納するROMと、 音声データ、及びこの音声データと上記機能設定画面と
    の相関を登録するRAMにより構成されることを特徴と
    する請求項1記載の電話機。
  3. 【請求項3】 音声認識処理手段が、機能を意味する音
    声を入力して音声データに変換してRAMに格納し、 制御手段が、ROMに格納されている機能設定画面と、
    上記RAMに格納された音声データとを対応づけること
    により、音声データと上記機能設定画面との相関を登録
    することを特徴とする請求項2記載の電話機。
  4. 【請求項4】 音声認識処理手段が、同じ機能を意味す
    る音声を複数回入力して、複数個の音声データに変換
    し、複数個の音声データの平均をRAMに格納すること
    を特徴とする請求項3記載の電話機。
  5. 【請求項5】 ユーザからのキー入力による指示を制御
    手段に伝える入力手段を備え、 記憶手段に、上記入力手段からの機能選択か、音声入力
    による機能選択かをユーザに照会する入力モードの機能
    設定画面を記憶し、 ユーザが機能を選択する際に、制御手段が、上記入力モ
    ードの機能設定画面を記憶手段から抽出し、表示手段に
    表示させることを特徴とする請求項1記載の電話機。
  6. 【請求項6】 記憶手段が機能を実行するプログラムを
    格納し、 表示手段に表示された機能設定画面より、ユーザが機能
    の実行を指示した場合に、制御手段が上記記憶手段に格
    納されているプログラムを実行することを特徴とする請
    求項1記載の電話機。
  7. 【請求項7】 記憶手段が、 機能設定画面及び機能を実行するプログラムを格納する
    ROMと、 音声データ、及びこの音声データと上記機能設定画面と
    の相関を登録するRAMにより構成されることを特徴と
    する請求項6記載の電話機。
  8. 【請求項8】 記憶手段が、音声、文字、画像等のデジ
    タル情報を処理するPDA機能に対応する機能設定画面
    を格納していることを特徴とする請求項1記載の電話
    機。
  9. 【請求項9】 記憶手段が、個人情報を管理するPIM
    機能に対応する機能設定画面を格納していることを特徴
    とする請求項1記載の電話機。
  10. 【請求項10】 機能の選択をユーザに照会するための
    機能設定画面を用意し、 上記機能に対応する音声データ、及びこの音声データと
    上記機能設定画面との相関を登録し、 入力された音声を音声データに変換し、変換された音声
    データより上記機能設定画面との相関を抽出し、 上記抽出した相関より対応する機能設定画面を抽出して
    表示することを特徴とする電話機の機能選択方法。
  11. 【請求項11】 機能を意味する音声を入力して音声デ
    ータに変換し、 機能設定画面と、上記変換された音声データとを対応づ
    けることにより、音声データと上記機能設定画面との相
    関を登録することを特徴とする請求項10記載の電話機
    の機能選択方法。
  12. 【請求項12】 同じ機能を意味する音声を複数回入力
    して、複数個の音声データに変換し、複数個の音声デー
    タの平均と機能設定画面との相関を登録することを特徴
    とする請求項11記載の電話機の機能選択方法。
  13. 【請求項13】 機能を選択する際に、キー入力による
    選択か、音声入力による選択かをユーザに照会する入力
    モードの機能設定画面を表示することを特徴とする請求
    項10記載の電話機の機能選択方法。
  14. 【請求項14】 機能を実行するプログラムを用意し、 表示された機能設定画面より、ユーザが機能の実行を指
    示した場合に、用意されているプログラムを実行するこ
    とを特徴とする請求項10記載の電話機の機能選択方
    法。
  15. 【請求項15】 音声、文字、画像等のデジタル情報を
    処理するPDA機能に対応する機能設定画面を用意して
    いることを特徴とする請求項10記載の電話機の機能選
    択方法。
  16. 【請求項16】 個人情報を管理するPIM機能に対応
    する機能設定画面を用意していることを特徴とする請求
    項10記載の電話機の機能選択方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005268975A (ja) * 2004-03-17 2005-09-29 Nec Corp 携帯電話機及びそれに用いるメール自動読み上げ方法並びにそのプログラム
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