JP2000294618A - ウエハ保持機構 - Google Patents

ウエハ保持機構

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JP2000294618A
JP2000294618A JP9787099A JP9787099A JP2000294618A JP 2000294618 A JP2000294618 A JP 2000294618A JP 9787099 A JP9787099 A JP 9787099A JP 9787099 A JP9787099 A JP 9787099A JP 2000294618 A JP2000294618 A JP 2000294618A
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orientation flat
pressing
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circumferential surface
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JP9787099A
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Shigeru Ohashi
茂 大橋
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Jeol Ltd
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Jeol Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機構の交換なしに、オリフラが設けられたウ
エハとノッチが設けられたウエハとを正確な位置に保持
するウエハ保持機構を提供することをを課題とする。 【解決手段】 ウエハ103が載置されるテーブル10
5と、テーブル105上に設けられ、ウエハ103に形
成されたオリフラ101の複数の箇所に当接可能な第一
及び第二のオリフラ当接ローラ(オリフラ当接部)11
1,113と、テーブル105上に設けられ、ウエハの
円周面が当接可能な当接ローラ(当接部)115と、テー
ブル105上に設けられ、ウエハ103の円周面を第一
及び第二のオリフラ当接ローラ111,113に向かっ
て押圧する第一の押圧ピン(第一の押圧部)117と、テ
ーブル105上に設けられ、ウエハ103の円周面を当
接ローラ115に向かって押圧する第二の押圧ローラ
(第二の押圧部)119とを設け、第一の押圧ピン117
をウエハに形成されたノッチに係合可能な形状とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウエハを正確な位
置に保持するウエハ保持機構に関する。
【0002】
【従来の技術】(ウエハにオリフラが形成されている場
合)従来のウエハ保持機構の構成図である図3を用いて
説明する。
【0003】図において、オリフラ1が形成されたウエ
ハ3は、テーブル5上に載置されている。テーブル5上
には、ウエハ3のオリフラ1が当接可能な二つのローラ
7,9と、ウエハ3の円周面が当接可能な当接部として
のローラ11とが設けられている。
【0004】又、テーブル5上で、ローラ7,9と略対
向する位置には、ローラ9,7方向(矢印A方向)、その逆
方向(反矢印A方向)に移動可能な第一の押圧ローラ13
が設けられ、同じくテーブル5上で、ローラ11と略対
向する位置には、ローラ11方向(矢印B方向)、その逆
方向(反矢印B方向)に移動可能な第二の押圧ローラ15
が設けられている。
【0005】上記構成の動作を説明する。図示しないウ
エハ搬送手段がテーブル5上にウエハ3を載置すると、
第一の押圧ローラ13が矢印A方向へ移動しウエハ3の
円周面を押圧し、ウエハ3のオリフラ1をローラ7,9
へ押し付け、又、第二の押圧ローラ15が矢印B方向へ
移動しウエハ3の円周面を押圧し、ウエハ3の円周面を
ローラ11へ押し付けることにより、ウエハ3の位置出
しがなされる。
【0006】又、ウエハ3のオリフラ1がローラ7,9
に押し付けられることにより、ウエハ3の回転方向の位
置出しがなされる。 (ウエハにノッチが形成されている場合)従来のウエハ保
持機構の構成図である図4を用いて説明する。
【0007】図において、ノッチ21が形成されたウエ
ハ23は、テーブル25上に載置されている。テーブル
25上には、ウエハ23のノッチ21に係合可能なピン
27と、ピン27の両側に設けられ、ウエハ23の円周
面に当接可能な二つのローラ29,31が設けられてい
る。
【0008】又、テーブル25上で、ローラ31と略対
向する位置には、ローラ29方向(矢印C方向)、その逆
方向(反矢印C方向)に移動可能な第一の押圧ローラ33
が設けられ、同じくテーブル25上で、ローラ29と略
対向する位置には、ローラ31方向(矢印D方向)、その
逆方向(反矢印D方向)に移動可能な第二の押圧ローラ3
5が設けられている。
【0009】上記構成の動作を説明する。図示しないウ
エハ搬送手段がテーブル25上にウエハ23を載置する
と、第一の押圧ローラ33,第二の押圧ローラ35が矢
印C,D方向へ移動しウエハ23の円周面をローラ29,3
1へ押圧することにより、ウエハ23の位置出しが行な
われる。
【0010】又、ウエハ23のノッチ21へピン27が
係合することにより、ウエハ23の回転方向の位置出し
がなされる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記構成のウ
エハ保持機構においては、オリフラ1が設けられたウエ
ハ3を保持する場合と、ノッチ21が設けられたウエハ
23を保持する場合とでは、ローラの位置やピン有無
等、異なった機構となっている。
【0012】よって、オリフラ1が設けられたウエハ3
と、ノッチ21が設けられたウエハ23との両方を保持
する場合には、ウエハに合った保持機構に交換しなけれ
ばならない。
【0013】一方、このようなウエハ保持機構は、真空
中に設置されるものであるので、真空の開放、保持機構
の交換・調整、真空引き等の作業が必要となり、長時間
にわたって装置の停止しなければならず、装置の可動効
率が低下する。
【0014】又、機構の交換に際しては、ウエハ保持機
構がパーティクル(分子,粒子により汚染される場合もあ
る。本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、そ
の目的は、機構の交換なしに、オリフラが設けられたウ
エハとノッチが設けられたウエハとを正確な位置に保持
するウエハ保持機構を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明は、請求項1記載の発明は、ウエハが載置されるテー
ブルと、該テーブル上に設けられ、前記ウエハに形成さ
れたオリフラの複数の箇所に当接可能な複数のオリフラ
当接部と、前記テーブル上に設けられ、前記ウエハの円
周面が当接可能な当接部と、前記テーブル上に設けら
れ、前記ウエハの円周面を前記オリフラ当接部に向かっ
て押圧する第一の押圧部と、前記テーブル上に設けら
れ、前記ウエハの円周面を前記当接部に向かって押圧す
る第二の押圧部とを設け、前記第一の押圧部、前記第二
の押圧部のうち、どちらか一方を前記ウエハに形成され
たノッチに係合可能な形状としたことを特徴とするウエ
ハ保持機構である。
【0016】テーブルに載置されたウエハに対して、第
一の押圧部がウエハの円周面をオリフラ当接部に向かっ
て押圧し、第二の押圧部がウエハの円周面を前記当接部
に向かって押圧することにより、ウエハの位置決めが行
なわれる。
【0017】この時、オリフラが形成されたウエハの場
合には、オリフラの複数の箇所にオリフラ当接部が当接
することにより、ノッチが形成されたウエハの場合に
は、第一の押圧部、第二の押圧部のうちのどちらか一方
がノッチに係合することにより、ウエハの回転方向の位
置決めが行なわれる。
【0018】従って、機構の交換なしに、オリフラが設
けられたウエハとノッチが設けられたウエハとを正確な
位置に保持することができる。請求項2記載の発明は、
ウエハが載置されるテーブルと、該テーブル上に設けら
れ、前記ウエハに形成されたオリフラの複数の箇所に当
接可能な複数のオリフラ当接部と、前記テーブル上に設
けられ、前記ウエハの円周面が当接可能な当接部と、前
記テーブル上に設けられ、前記ウエハの円周面を前記オ
リフラ当接部に向かって押圧する第一の押圧部と、前記
テーブル上に設けられ、前記ウエハの円周面を前記当接
部に向かって押圧する第二の押圧部とを設け、前記複数
のオリフラ当接部のうちのいずれか一つを前記ウエハに
形成されたノッチに係合可能な形状としたことを特徴と
するウエハ保持機構である。
【0019】テーブルに載置されたウエハに対して、第
一の押圧部がウエハの円周面をオリフラ当接部に向かっ
て押圧し、第二の押圧部がウエハの円周面を前記当接部
に向かって押圧することにより、ウエハの位置決めが行
なわれる。
【0020】この時、オリフラが形成されたウエハの場
合には、オリフラの複数の箇所にオリフラ当接部が当接
することにより、ノッチが形成されたウエハの場合に
は、複数のオリフラ当接部のうちのいずれか一つがノッ
チに係合することにより、ウエハの回転方向の位置決め
が行なわれる。
【0021】従って、機構の交換なしに、オリフラが設
けられたウエハとノッチが設けられたウエハとを正確な
位置に保持することができる。請求項3記載の発明は、
ウエハが載置されるテーブルと、該テーブル上に設けら
れ、前記ウエハに形成されたオリフラの複数の箇所に当
接可能な複数のオリフラ当接部と、前記テーブル上に設
けられ、前記ウエハの円周面が当接可能な当接部と、前
記テーブル上に設けられ、前記ウエハの円周面を前記オ
リフラ当接部に向かって押圧する第一の押圧部と、前記
テーブル上に設けられ、前記ウエハの円周面を前記当接
部に向かって押圧する第二の押圧部とを設け、前記当接
部を前記ウエハに形成されたノッチに係合可能な形状と
したことを特徴とするウエハ保持機構である。
【0022】テーブルに載置されたウエハに対して、第
一の押圧部がウエハの円周面をオリフラ当接部に向かっ
て押圧し、第二の押圧部がウエハの円周面を前記当接部
に向かって押圧することにより、ウエハの位置決めが行
なわれる。
【0023】この時、オリフラが形成されたウエハの場
合には、オリフラの複数の箇所にオリフラ当接部が当接
することにより、ノッチが形成されたウエハの場合に
は、当接部がノッチに係合することにより、ウエハの回
転方向の位置決めが行なわれる。
【0024】従って、機構の交換なしに、オリフラが設
けられたウエハとノッチが設けられたウエハとを正確な
位置に保持することができる。請求項4記載の発明は、
請求項1乃至3のいずれかに記載の発明の前記オリフラ
当接部は二つであり、それぞれは、前記ウエハの円周面
とオリフラとの角部近傍に当接することを特徴とするウ
エハ保持機構である。
【0025】オリフラ当接部を二つとし、それぞれは、
前記ウエハの円周面とオリフラとの角部近傍に当接する
ことにより、オリフラが形成されたウエハを位置決めし
た際のウエハの中心位置と、ノッチが形成されたウエハ
を位置決めした際のウエハの中心位置との差がほとんど
なくなる。
【0026】
【発明の実施の形態】次に図面を用いて本発明の実施の
形態例を説明する。 (第一の実施の形態例)第一の実施の形態例の構成図であ
る図1を用いて説明する。尚、図1(a)は平面図、図1
(b)は(a)図の切断線G-Gにおける断面図を示す。
【0027】図において、オリフラ101が形成された
ウエハ103は、穴105aが開設された回転テーブル
105上に載置されている。又、107はウエハ103
が載置され、ウエハ103を搬送するウエハ搬送アー
ム、109は回転テーブル105の穴105aを挿通可
能であると共に、回転テーブル105の回転中心軸上を
移動するウエハ受渡し用テーブルである。このウエハ受
渡し用テーブル109は、ウエハ搬送アーム107から
受け渡されたウエハ103を回転テーブル105上に載
置したり、回転テーブル105上のウエハ103をウエ
ハ搬送アーム107へ受け渡すものである。
【0028】尚、ウエハ搬送アーム107の先端部は、
ウエハ受渡し用テーブル109の径より大きな間隔を有
する二股状に形成されている。回転テーブル105上に
は、ウエハ103に形成されたオリフラ101に当接可
能なオリフラ当接部としての第一及び第二のオリフラ当
接ローラ111,113が設けられている。尚、本実施
の形態例では、第一及び第二のオリフラ当接ローラ11
1,113は、ウエハ103の円周面とオリフラ101
との角部C1,C2近傍に当接するようにした。
【0029】回転テーブル105上には、第一及び第二
のオリフラ当接ローラ111,113の円周方向の中間
位置より反時計方向へ約90°回転した位置に、ウエハ1
03の円周面が当接可能な当接部としての当接ローラ1
15が設けられている。
【0030】又、回転テーブル105上で、第一及び第
二のオリフラ当接ローラ111,113と略対向する位
置(本実施の形態例では、第一及び第二のオリフラ当接
ローラ111,113の円周方向の中間位置より時計方
向に約θ°回転した位置)には、第一及び第二のオリフ
ラ当接ローラ111,113方向(矢印E方向)、その逆方
向(反矢印E方向)に移動可能な第一の押圧部としての第
一の押圧ピン117が設けられている。この第一の押圧
ピン117はウエハ103にノッチが形成されている場
合は、そのノッチに係合可能となっている。
【0031】同じく回転テーブル105上で、当接ロー
ラ115と対向する位置には、当接ローラ115方向
(矢印F方向)、その逆方向(反矢印F方向)に移動可能な第
二の押圧部としての第二の押圧ローラ119が設けられ
ている。
【0032】上記構成の動作を説明する。最初に、先端
部にウエハ103を載置したウエハ搬送アーム107が
回転テーブル105上に移動する。
【0033】ここで、ウエハ受渡し用テーブル109が
図1(b)において、上方(二点鎖線の位置)まで上昇する
ことにより、ウエハ103はウエハ搬送アーム107か
らウエハ受渡し用テーブル109へ受け渡される。
【0034】ウエハ搬送アーム107が退避し、ウエハ
受渡し用テーブル109が下降すると、ウエハ103は
回転テーブル105上に載置される。ウエハ103にオ
リフラが形成されている場合には、第一の押圧ピン11
7が矢印E方向へ移動しウエハ103の円周面を押圧
し、ウエハ103のオリフラ101を第一及び第二のオ
リフラ当接ローラ111,113へ押し付け、又、第二
の押圧ローラ119が矢印F方向へ移動しウエハ103
の円周面を押圧し、ウエハ103の円周面を当接ローラ
115へ押し付けることにより、ウエハ103の位置出
しがなされる。
【0035】又、ウエハ103のオリフラ101が第一
及び第二のオリフラ当接ローラ111,113に押し付
けられることにより、ウエハ103の回転方向の位置出
しがなされる。
【0036】一方、ウエハ103にノッチが形成されて
いる場合には、最初に、回転テーブル105が時計方向
に約170°回転する。次に、第一の押圧ピン117が矢
印E方向へ移動しウエハ103のノッチに係合すると共
に、ウエハ103を押圧し、ウエハ103の円周面を第
一及び第二のオリフラ当接ローラ111,113へ押し
付け、又、第二の押圧ローラ119が矢印F方向へ移動
しウエハ103の円周面を押圧し、ウエハ103の円周
面を当接ローラ115へ押し付けることにより、ウエハ
103の位置出しがなされる。
【0037】また、第一の押圧ピン117がウエハ10
3のノッチに係合することにより、ウエハ103の回転
方向の位置出しがなされる。このような構成によれば、
機構の交換なしに、オリフラが設けられたウエハとノッ
チが設けられたウエハとを正確な位置に保持することが
できる。
【0038】よって、装置の可動効率が向上し、又、パ
ーティクルによる汚染も防止できる。オリフラ当接部と
しての第一及び第二のオリフラ当接ローラ111,11
3は、ウエハ103の円周面とオリフラ101との角部
C1,C2近傍に当接することにより、オリフラが形成され
たウエハを位置決めした際のウエハの中心位置と、ノッ
チが形成されたウエハを位置決めした際のウエハの中心
位置との差がほとんどなくなる。
【0039】尚、本発明は、上記実施の形態例に限定す
るものではない。上記実施の形態例では、ウエハ103
のノッチに係合するピンを第一の押圧部に設けたが、第
二の押圧部に設けてもよい。 (第二の実施の形態例)第二の実施の形態例の構成図であ
る図2を用いて説明する。
【0040】尚、図2において、第一の実施の形態例を
説明する図1と同一部分には、同一符号を付し、重複し
た説明は省略する。回転テーブル105上には、ウエハ
103に形成されたオリフラ101に当接可能なオリフ
ラ当接部としての第一及び第二のオリフラ当接ピン21
1,213が設けられている。尚、本実施の形態例で
は、第一及び第二のオリフラ当接ピン211,213
は、ウエハ103の円周面とオリフラ101との角部C
1,C2近傍に当接するようにした。又、第二のオリフラ当
接ピン213はウエハ103にノッチが形成されている
場合は、そのノッチに係合可能となっている。
【0041】回転テーブル105上には、第一及び第二
のオリフラ当接ピン211,213の円周方向の中間位
置より反時計方向に約90°回転した位置に、ウエハ10
3の円周面が当接可能な当接部としての当接ピン215
が設けられている。
【0042】又、回転テーブル105上で、第一及び第
二のオリフラ当接ピン211,213と略対向する位置
には、第一及び第二のオリフラ当接ピン211,213
方向(矢印H方向)、その逆方向(反矢印H方向)に移動可能
な第一の押圧部としての第一の押圧ピン217が設けら
れている。
【0043】同じく回転テーブル105上で、当接ピン
215と対向する位置には、当接ピン215方向(矢印I
方向)、その逆方向(反矢印I方向)に移動可能な第二の押
圧部としての第二の押圧ピン219が設けられている。
【0044】上記構成の動作を説明する。回転テーブル
105上に、ウエハ103を載置するまでは、第一の実
施の形態例と同じである。
【0045】ウエハ103にオリフラが形成されている
場合には、第一の押圧ピン217が矢印H方向へ移動し
ウエハ103の円周面を押圧し、ウエハ103のオリフ
ラ101を第一及び第二のオリフラ当接ピン211,2
13へ押し付け、又、第二の押圧ピン219が矢印I方
向へ移動しウエハ103の円周面を押圧し、ウエハ10
3の円周面を当接ピン215へ押し付けることにより、
ウエハ103の位置出しがなされる。
【0046】又、ウエハ103のオリフラ101が第一
及び第二のオリフラ当接ピン211,213に押し付け
られることにより、ウエハ103の回転方向の位置出し
がなされる。
【0047】一方、ウエハ103にノッチが形成されて
いる場合には、最初に、回転テーブル105が反時計方
向に約θ′°回転する。次に、第一の押圧ピン217が
矢印H方向へ移動し、ウエハ103の円周面を押圧し、
ウエハ103のノッチが第二のオリフラ当接ピン213
に係合すると共に、ウエハ103の円周面を第一及び第
二のオリフラ当接ピン211,213に押し付けると共
に、第二の押圧ピン219が矢印I方向へ移動しウエハ
103の円周面を押圧し、ウエハ103の円周面を当接
ピン215へ押し付けることにより、ウエハ103の位
置出しがなされる。
【0048】又、第二のオリフラ当接ピン213がウエ
ハ103のノッチに係合することにより、ウエハ103
の回転方向の位置出しがなされる。このような構成によ
れば、機構の交換なしに、オリフラが設けられたウエハ
とノッチが設けられたウエハとを正確な位置に保持する
ことができる。
【0049】よって、装置の可動効率が向上し、又、パ
ーティクルによる汚染も防止できる。オリフラ当接部と
しての第一及び第二のオリフラ当接ピン211,213
は、ウエハ103の円周面とオリフラ101との角部C
1,C2近傍に当接することにより、オリフラが形成された
ウエハを位置決めした際のウエハの中心位置と、ノッチ
が形成されたウエハを位置決めした際のウエハの中心位
置との差がほとんどなくなる。
【0050】尚、本発明は、上記実施の形態例に限定す
るものではない。上記実施の形態例では、ウエハ103
のノッチに係合するピンを第二のオリフラ当接ピン21
3としたが、第一のオリフラ当接ピン211であっても
よいし、更には、当接ピン215であってもよい。
【0051】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1記載の本発
明によれば、第一の押圧部、第二の押圧部のうち、どち
らか一方を前記ウエハに形成されたノッチに係合可能な
形状としたことにより、機構の交換なしに、オリフラが
設けられたウエハとノッチが設けられたウエハとを正確
な位置に保持することができる。
【0052】請求項2記載の発明によれば。複数のオリ
フラ当接部のうちのいずれか一つをウエハに形成された
ノッチに係合可能な形状としたことにより、機構の交換
なしに、オリフラが設けられたウエハとノッチが設けら
れたウエハとを正確な位置に保持することができる。
【0053】請求項3記載の発明によれば、当接部をウ
エハに形成されたノッチに係合可能な形状としたことに
より、機構の交換なしに、オリフラが設けられたウエハ
とノッチが設けられたウエハとを正確な位置に保持する
ことができる。
【0054】請求項4記載の発明によれば、オリフラ当
接部を二つとし、それぞれは、前記ウエハの円周面とオ
リフラとの角部近傍に当接することにより、オリフラが
形成されたウエハを位置決めした際のウエハの中心位置
と、ノッチが形成されたウエハを位置決めした際のウエ
ハの中心位置との差がほとんどなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の実施の形態例の構成図であり、(a)図は
平面図、(b)図は(a)図の切断線G-Gにおける断面図を示
す。
【図2】第二の実施の形態例の構成図である。
【図3】従来のウエハ保持機構の構成図である。
【図4】従来のウエハ保持機構の構成図である。
【符号の説明】 101 オリフラ 103 ウエハ 105 テーブル 111 第一のオリフラ当接ローラ(オリフラ当接部) 113 第二のオリフラ当接ローラ(オリフラ当接部) 117 第一の押圧ピン(第一の押圧部) 119 第二の押圧ローラ(第二の押圧部)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウエハが載置されるテーブルと、 該テーブル上に設けられ、前記ウエハに形成されたオリ
    フラの複数の箇所に当接可能な複数のオリフラ当接部
    と、 前記テーブル上に設けられ、前記ウエハの円周面が当接
    可能な当接部と、 前記テーブル上に設けられ、前記ウエハの円周面を前記
    オリフラ当接部に向かって押圧する第一の押圧部と、 前記テーブル上に設けられ、前記ウエハの円周面を前記
    当接部に向かって押圧する第二の押圧部と、 を設け、 前記第一の押圧部、前記第二の押圧部のうち、どちらか
    一方を前記ウエハに形成されたノッチに係合可能な形状
    としたことを特徴とするウエハ保持機構。
  2. 【請求項2】 ウエハが載置されるテーブルと、 該テーブル上に設けられ、前記ウエハに形成されたオリ
    フラの複数の箇所に当接可能な複数のオリフラ当接部
    と、 前記テーブル上に設けられ、前記ウエハの円周面が当接
    可能な当接部と、 前記テーブル上に設けられ、前記ウエハの円周面を前記
    オリフラ当接部に向かって押圧する第一の押圧部と、 前記テーブル上に設けられ、前記ウエハの円周面を前記
    当接部に向かって押圧する第二の押圧部と、 を設け、 前記複数のオリフラ当接部のうちのいずれか一つを前記
    ウエハに形成されたノッチに係合可能な形状としたこと
    を特徴とするウエハ保持機構。
  3. 【請求項3】 ウエハが載置されるテーブルと、 該テーブル上に設けられ、前記ウエハに形成されたオリ
    フラの複数の箇所に当接可能な複数のオリフラ当接部
    と、 前記テーブル上に設けられ、前記ウエハの円周面が当接
    可能な当接部と、 前記テーブル上に設けられ、前記ウエハの円周面を前記
    オリフラ当接部に向かって押圧する第一の押圧部と、 前記テーブル上に設けられ、前記ウエハの円周面を前記
    当接部に向かって押圧する第二の押圧部と、 を設け、 前記当接部を前記ウエハに形成されたノッチに係合可能
    な形状としたことを特徴とするウエハ保持機構。
  4. 【請求項4】 前記オリフラ当接部は二つであり、 それぞれは、前記ウエハの円周面とオリフラとの角部近
    傍に当接することを特徴とする請求項1乃至3のいずれ
    かに記載ウエハ保持機構。
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JP6994437B2 (ja) 2018-07-06 2022-01-14 株式会社日立ハイテク 基板保持具及び走査型電子顕微鏡装置

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