JP2000294512A - 加熱処理装置 - Google Patents
加熱処理装置Info
- Publication number
- JP2000294512A JP2000294512A JP11102025A JP10202599A JP2000294512A JP 2000294512 A JP2000294512 A JP 2000294512A JP 11102025 A JP11102025 A JP 11102025A JP 10202599 A JP10202599 A JP 10202599A JP 2000294512 A JP2000294512 A JP 2000294512A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- heater
- quartz tube
- heat treatment
- treatment apparatus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Abstract
(57)【要約】
【課題】 スループットを低下させることなく、被処理
体の反りやスリップラインの発生を防止できる加熱処理
装置を提供する。 【解決手段】 本発明に係る拡散処理装置は、半導体ウ
エハ23を石英チューブ11内に挿入し加熱処理するも
のである。この拡散処理装置は、石英チューブ11の外
周に配置されたヒーター13と、ヒーター13と石英チ
ューブ11との間に配置され、チューブ口元11bとヒ
ーター13の端との間から石英チューブ11内に窒素ガ
スを導入する導入管15と、を具備するものであり、上
記チューブ口元11bとヒーター13の端との間の長さ
は、50〜100cmである。これにより、ウエハ23
の反りやスリップラインの発生を防止できる。
体の反りやスリップラインの発生を防止できる加熱処理
装置を提供する。 【解決手段】 本発明に係る拡散処理装置は、半導体ウ
エハ23を石英チューブ11内に挿入し加熱処理するも
のである。この拡散処理装置は、石英チューブ11の外
周に配置されたヒーター13と、ヒーター13と石英チ
ューブ11との間に配置され、チューブ口元11bとヒ
ーター13の端との間から石英チューブ11内に窒素ガ
スを導入する導入管15と、を具備するものであり、上
記チューブ口元11bとヒーター13の端との間の長さ
は、50〜100cmである。これにより、ウエハ23
の反りやスリップラインの発生を防止できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被処理体をチュー
ブ内に挿入し加熱処理する加熱処理装置に関する。特に
は、被処理体の反りやスリップラインの発生を防止でき
る加熱処理装置に関する。
ブ内に挿入し加熱処理する加熱処理装置に関する。特に
は、被処理体の反りやスリップラインの発生を防止でき
る加熱処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の加熱処理装置の一例としての拡散
処理装置について説明する。
処理装置について説明する。
【0003】この拡散処理装置は石英チューブを有し、
この石英チューブの先端にはN2等の不活性ガスを導入
する導入口が形成されている。石英チューブの基端(チ
ューブ口元)には開閉可能なシャッターが設けられてお
り、このシャッターを開けて半導体ウエハを石英チュー
ブ内に挿入するように構成されている。
この石英チューブの先端にはN2等の不活性ガスを導入
する導入口が形成されている。石英チューブの基端(チ
ューブ口元)には開閉可能なシャッターが設けられてお
り、このシャッターを開けて半導体ウエハを石英チュー
ブ内に挿入するように構成されている。
【0004】石英チューブの外周にはヒーターが設けら
れており、このヒーターの端部はチューブ口元から所定
の距離だけ離れて位置している。このヒーターの端部か
らチューブ口元までの長さは、30cm程度である。な
お、石英チューブ内においてヒーターで覆われている部
分が均熱帯となる。
れており、このヒーターの端部はチューブ口元から所定
の距離だけ離れて位置している。このヒーターの端部か
らチューブ口元までの長さは、30cm程度である。な
お、石英チューブ内においてヒーターで覆われている部
分が均熱帯となる。
【0005】次に、この拡散処理装置を用いて拡散処理
を行う方法について説明する。
を行う方法について説明する。
【0006】まず、ヒーターを作動させて石英チューブ
内を加熱すると共に、石英チューブの導入口から窒素ガ
スをチューブ内に導入する。そして、石英チューブ内の
温度を850℃〜900℃程度まで上昇させる。
内を加熱すると共に、石英チューブの導入口から窒素ガ
スをチューブ内に導入する。そして、石英チューブ内の
温度を850℃〜900℃程度まで上昇させる。
【0007】この後、被処理体としての複数のウエハを
マザーボードに載置し、石英チューブのシャッターを開
け、このマザーボードを石英チューブ内に搬送する。こ
の際の搬送スピードは25〜50cm/分である。そし
て、石英チューブ内の均熱帯にマザーボードが挿入され
たらシャッターを閉じる。次に、所定時間経過した後、
再びシャッターを開け、マザーボードを石英チューブ内
から所定の速度で搬出する。このようにしてウエハの拡
散処理が完了する。
マザーボードに載置し、石英チューブのシャッターを開
け、このマザーボードを石英チューブ内に搬送する。こ
の際の搬送スピードは25〜50cm/分である。そし
て、石英チューブ内の均熱帯にマザーボードが挿入され
たらシャッターを閉じる。次に、所定時間経過した後、
再びシャッターを開け、マザーボードを石英チューブ内
から所定の速度で搬出する。このようにしてウエハの拡
散処理が完了する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
拡散処理装置では、石英チューブのチューブ口元から均
熱帯までの長さが短く、均熱帯からチューブ口元にかけ
ての温度勾配が急峻である。このため、ウエハを載置し
たマザーボードを石英チューブ内に搬送する際、均熱帯
近傍でウエハの温度が急激に上昇する。その結果、ウエ
ハに反りやスリップラインが発生することがある。
拡散処理装置では、石英チューブのチューブ口元から均
熱帯までの長さが短く、均熱帯からチューブ口元にかけ
ての温度勾配が急峻である。このため、ウエハを載置し
たマザーボードを石英チューブ内に搬送する際、均熱帯
近傍でウエハの温度が急激に上昇する。その結果、ウエ
ハに反りやスリップラインが発生することがある。
【0009】これを防止する方法としては、ウエハを石
英チューブ内に搬送する際の炉内温度を低くすることや
ウエハの搬送速度を低くすることが考えられる。しか
し、ウエハ搬送時の炉内温度を低くする場合、ウエハ搬
送後に拡散処理温度まで炉内温度を上昇させる必要があ
り、また拡散処理後のウエハ搬出時に炉内温度を降下さ
せる必要もある。このため、このような昇温及び降温を
行う分だけスループットが低下することとなる。また、
ウエハの搬送速度を低くする場合も、それだけ搬送に時
間がかかるため、スループットが低下することとなる。
英チューブ内に搬送する際の炉内温度を低くすることや
ウエハの搬送速度を低くすることが考えられる。しか
し、ウエハ搬送時の炉内温度を低くする場合、ウエハ搬
送後に拡散処理温度まで炉内温度を上昇させる必要があ
り、また拡散処理後のウエハ搬出時に炉内温度を降下さ
せる必要もある。このため、このような昇温及び降温を
行う分だけスループットが低下することとなる。また、
ウエハの搬送速度を低くする場合も、それだけ搬送に時
間がかかるため、スループットが低下することとなる。
【0010】本発明は上記のような事情を考慮してなさ
れたものであり、その目的は、スループットを低下させ
ることなく、被処理体の反りやスリップラインの発生を
防止できる加熱処理装置を提供することにある。
れたものであり、その目的は、スループットを低下させ
ることなく、被処理体の反りやスリップラインの発生を
防止できる加熱処理装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る加熱処理装置は、被処理体をチューブ
内に挿入し加熱処理する加熱処理装置であって、該チュ
ーブの外周に配置されたヒーターと、該ヒーターと該チ
ューブとの間に配置され、該チューブの被処理体挿入口
と該ヒーターの端との間から該チューブ内に雰囲気ガス
を導入する導入管と、を具備することを特徴とする。ま
た、上記被処理体挿入口と該ヒーターの端との間の長さ
が、50〜100cmであることが好ましい。また、上
記雰囲気ガスは不活性ガスであることが好ましい。
め、本発明に係る加熱処理装置は、被処理体をチューブ
内に挿入し加熱処理する加熱処理装置であって、該チュ
ーブの外周に配置されたヒーターと、該ヒーターと該チ
ューブとの間に配置され、該チューブの被処理体挿入口
と該ヒーターの端との間から該チューブ内に雰囲気ガス
を導入する導入管と、を具備することを特徴とする。ま
た、上記被処理体挿入口と該ヒーターの端との間の長さ
が、50〜100cmであることが好ましい。また、上
記雰囲気ガスは不活性ガスであることが好ましい。
【0012】上記加熱処理装置では、雰囲気ガスが導入
管内を流れる間にヒーターによって暖められ、この雰囲
気ガスをチューブの被処理体挿入口とヒーターの端との
間から該チューブ内に導入している。このため、被処理
体をチューブ内に搬送する際の被処理体挿入口からヒー
ターの端までのチューブ内の温度勾配を緩やかなものと
することができる。これにより、被処理体を搬送する
際、被処理体の温度を緩やかに上昇させることができ
る。従って、被処理体に反りやスリップラインが発生す
るのを抑制できる。
管内を流れる間にヒーターによって暖められ、この雰囲
気ガスをチューブの被処理体挿入口とヒーターの端との
間から該チューブ内に導入している。このため、被処理
体をチューブ内に搬送する際の被処理体挿入口からヒー
ターの端までのチューブ内の温度勾配を緩やかなものと
することができる。これにより、被処理体を搬送する
際、被処理体の温度を緩やかに上昇させることができ
る。従って、被処理体に反りやスリップラインが発生す
るのを抑制できる。
【0013】また、上記加熱処理装置においては、上記
導入管がスパイラル管であることも可能である。また、
上記チューブの先端には、該チューブ内に雰囲気ガスを
導入する導入口が形成されていることが好ましい。
導入管がスパイラル管であることも可能である。また、
上記チューブの先端には、該チューブ内に雰囲気ガスを
導入する導入口が形成されていることが好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施の形態について説明する。
実施の形態について説明する。
【0015】図1は、本発明の実施の形態による加熱処
理装置の一例としての拡散処理装置の構成を示す断面図
である。
理装置の一例としての拡散処理装置の構成を示す断面図
である。
【0016】この拡散処理装置は石英チューブ11を有
し、この石英チューブ11の先端にはN2等の不活性ガ
スを導入する導入口11aが形成されている。石英チュ
ーブ11の基端(チューブ口元11b)には開閉可能な
シャッター17が設けられており、このシャッター17
を開けて被処理体としての半導体ウエハ23を載置した
マザーボード21を石英チューブ11内に挿入するよう
に構成されている。
し、この石英チューブ11の先端にはN2等の不活性ガ
スを導入する導入口11aが形成されている。石英チュ
ーブ11の基端(チューブ口元11b)には開閉可能な
シャッター17が設けられており、このシャッター17
を開けて被処理体としての半導体ウエハ23を載置した
マザーボード21を石英チューブ11内に挿入するよう
に構成されている。
【0017】石英チューブ11の外周にはヒーター13
が設けられており、このヒーター13の端部はチューブ
口元11bから所定の距離19だけ離れて位置してい
る。このヒーター13の端部からチューブ口元11bま
での距離19は、50〜100cm程度であれば良い
が、最適値は50cm程度である。なお、石英チューブ
内においてヒーターで覆われている部分が均熱帯とな
る。
が設けられており、このヒーター13の端部はチューブ
口元11bから所定の距離19だけ離れて位置してい
る。このヒーター13の端部からチューブ口元11bま
での距離19は、50〜100cm程度であれば良い
が、最適値は50cm程度である。なお、石英チューブ
内においてヒーターで覆われている部分が均熱帯とな
る。
【0018】また、石英チューブ11とヒーター13と
の間には、N2等の不活性ガスをチューブ11内に導入
する導入管15が設けられている。この導入管15の先
端15aは、石英チューブ11の先端側の該チューブ1
1とヒーター13との間から延出して配置されている。
導入管15の基端15bは、ヒーター13の端部とチュ
ーブ口元11bとの間に配置され、石英チューブ11の
側壁に接続されている。即ち、導入管15の基端15b
は石英チューブ11の内部につながっている。
の間には、N2等の不活性ガスをチューブ11内に導入
する導入管15が設けられている。この導入管15の先
端15aは、石英チューブ11の先端側の該チューブ1
1とヒーター13との間から延出して配置されている。
導入管15の基端15bは、ヒーター13の端部とチュ
ーブ口元11bとの間に配置され、石英チューブ11の
側壁に接続されている。即ち、導入管15の基端15b
は石英チューブ11の内部につながっている。
【0019】次に、上記拡散処理装置を用いて拡散処理
を行う方法について説明する。
を行う方法について説明する。
【0020】まず、ヒーター13を作動させて石英チュ
ーブ11内を加熱すると共に、石英チューブ11の導入
口11aから窒素ガスN2をチューブ11内に導入す
る。更に、導入管15の先端15aから窒素ガスN2を
流し込み、この窒素ガスをチューブ口元11bと均熱帯
との間のチューブ11内に導入する。そして、ヒーター
13によって暖められた窒素ガスがチューブ11内に導
入されることとなる。このような状態で、石英チューブ
11内の温度を850℃〜900℃程度まで上昇させ
る。
ーブ11内を加熱すると共に、石英チューブ11の導入
口11aから窒素ガスN2をチューブ11内に導入す
る。更に、導入管15の先端15aから窒素ガスN2を
流し込み、この窒素ガスをチューブ口元11bと均熱帯
との間のチューブ11内に導入する。そして、ヒーター
13によって暖められた窒素ガスがチューブ11内に導
入されることとなる。このような状態で、石英チューブ
11内の温度を850℃〜900℃程度まで上昇させ
る。
【0021】この後、被処理体としての複数のウエハ2
3をマザーボード21に載置し、石英チューブ11のシ
ャッター17を開け、このマザーボード21を石英チュ
ーブ11内に搬送する。この際の搬送速度は25〜50
cm/分である。そして、石英チューブ11内の均熱帯
にマザーボード21が挿入されたらシャッター17を閉
じる。
3をマザーボード21に載置し、石英チューブ11のシ
ャッター17を開け、このマザーボード21を石英チュ
ーブ11内に搬送する。この際の搬送速度は25〜50
cm/分である。そして、石英チューブ11内の均熱帯
にマザーボード21が挿入されたらシャッター17を閉
じる。
【0022】次に、所定時間経過した後、再びシャッタ
ー17を開け、マザーボード21を石英チューブ11内
から所定の速度で搬出する。このようにしてウエハ23
の拡散処理が完了する。
ー17を開け、マザーボード21を石英チューブ11内
から所定の速度で搬出する。このようにしてウエハ23
の拡散処理が完了する。
【0023】上記実施の形態によれば、石英チューブ1
1のチューブ口元11bから均熱帯までの長さ19を従
来の拡散処理装置より長くし、更に、窒素ガスが導入管
15内を流れる間にヒーター13によって800℃〜9
00℃に暖められ、この窒素ガスを導入管15の基端1
5bからチューブ11内に導入している。このため、マ
ザーボード21をチューブ11内に搬送する際のチュー
ブ口元11bからヒーター13の端部までのチューブ内
の温度勾配を、図2に示す直線31のように緩やかなも
のとすることができる。これにより、ウエハ23を搬送
する際、ウエハ23の温度が急激に上昇することがな
く、ウエハ23の温度を緩やかに上昇させることができ
る。従って、ウエハ23に反りやスリップラインが発生
するのを抑制できる。なお、図2に示す参照符号31
は、図1の拡散処理装置においてマザーボード23をチ
ューブ11内に搬送する際のチューブ口元11bからヒ
ーター13の端までの間のチューブ11内の温度勾配を
示すものである。
1のチューブ口元11bから均熱帯までの長さ19を従
来の拡散処理装置より長くし、更に、窒素ガスが導入管
15内を流れる間にヒーター13によって800℃〜9
00℃に暖められ、この窒素ガスを導入管15の基端1
5bからチューブ11内に導入している。このため、マ
ザーボード21をチューブ11内に搬送する際のチュー
ブ口元11bからヒーター13の端部までのチューブ内
の温度勾配を、図2に示す直線31のように緩やかなも
のとすることができる。これにより、ウエハ23を搬送
する際、ウエハ23の温度が急激に上昇することがな
く、ウエハ23の温度を緩やかに上昇させることができ
る。従って、ウエハ23に反りやスリップラインが発生
するのを抑制できる。なお、図2に示す参照符号31
は、図1の拡散処理装置においてマザーボード23をチ
ューブ11内に搬送する際のチューブ口元11bからヒ
ーター13の端までの間のチューブ11内の温度勾配を
示すものである。
【0024】また、図2に示す参照符号33は、従来の
拡散処理装置に比べてチューブ口元からヒーターの端ま
での距離を単に長くしただけの拡散処理装置においてマ
ザーボードをチューブ内に搬送する際のチューブ口元か
らヒーターの端までの間のチューブ内の温度勾配を示す
ものである。このようにチューブ口元からヒーターの端
までの距離を単に長くしただけで、暖められた窒素ガス
を導入管15から導入しない拡散処理装置では、本実施
の形態のように緩やかな温度勾配を作ることができな
い。
拡散処理装置に比べてチューブ口元からヒーターの端ま
での距離を単に長くしただけの拡散処理装置においてマ
ザーボードをチューブ内に搬送する際のチューブ口元か
らヒーターの端までの間のチューブ内の温度勾配を示す
ものである。このようにチューブ口元からヒーターの端
までの距離を単に長くしただけで、暖められた窒素ガス
を導入管15から導入しない拡散処理装置では、本実施
の形態のように緩やかな温度勾配を作ることができな
い。
【0025】また、ウエハの反り等を懸念して、ロード
時の炉温を下げるといったことも必要なく、均熱帯を常
に処理温度に保つことができる。従って、スループット
が低下することもない。また、ウエハ搬送速度を低くす
ることも必要ないため、その点でもスループットが低下
することがない。
時の炉温を下げるといったことも必要なく、均熱帯を常
に処理温度に保つことができる。従って、スループット
が低下することもない。また、ウエハ搬送速度を低くす
ることも必要ないため、その点でもスループットが低下
することがない。
【0026】尚、本発明は上記実施の形態に限定され
ず、種々変更して実施することが可能である。例えば、
本実施の形態では、本発明を拡散処理装置に適用してい
るが、本発明を他の加熱処理装置にもちいることも可能
であり、本発明を例えばCVD(Chemical Vapor Depos
ition)装置に適用することも可能である。
ず、種々変更して実施することが可能である。例えば、
本実施の形態では、本発明を拡散処理装置に適用してい
るが、本発明を他の加熱処理装置にもちいることも可能
であり、本発明を例えばCVD(Chemical Vapor Depos
ition)装置に適用することも可能である。
【0027】また、本実施の形態では、本発明を横型炉
に適用しているが、本発明を縦型炉に適用することも可
能である。
に適用しているが、本発明を縦型炉に適用することも可
能である。
【0028】また、本実施の形態では、ヒーター13と
石英チューブ11との間に設けた導入管15として直線
形状の管を用いているが、これに限定されず、他の形状
の導入管を用いることも可能であり、例えば石英チュー
ブ11の外周に螺旋状に引き回したスパイラル管を用い
ることも可能である。
石英チューブ11との間に設けた導入管15として直線
形状の管を用いているが、これに限定されず、他の形状
の導入管を用いることも可能であり、例えば石英チュー
ブ11の外周に螺旋状に引き回したスパイラル管を用い
ることも可能である。
【0029】また、本実施の形態では、石英チューブ1
1の導入口11aからN2等の不活性ガスを導入してい
るが、石英チューブ11の導入口11aから不活性ガス
と共に酸素を導入することも可能である。この場合、半
導体ウエハを拡散処理する際に酸素を炉内に導入するこ
とにより、ウエハ表面が酸化されて該表面のSiが飛ん
でいくことを防止でき、またウエハ表面の有機物を除去
する効果も期待できる。
1の導入口11aからN2等の不活性ガスを導入してい
るが、石英チューブ11の導入口11aから不活性ガス
と共に酸素を導入することも可能である。この場合、半
導体ウエハを拡散処理する際に酸素を炉内に導入するこ
とにより、ウエハ表面が酸化されて該表面のSiが飛ん
でいくことを防止でき、またウエハ表面の有機物を除去
する効果も期待できる。
【0030】また、導入管15から導入する暖められた
窒素ガスの流量は適宜調整しても良く、それにより均熱
帯からチューブ口元11bまでの温度勾配を調整するこ
とが可能となる。
窒素ガスの流量は適宜調整しても良く、それにより均熱
帯からチューブ口元11bまでの温度勾配を調整するこ
とが可能となる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ヒ
ーターとチューブとの間に配置され、該チューブの被処
理体挿入口と該ヒーターの端との間から該チューブ内に
雰囲気ガスを導入する導入管を具備している。したがっ
て、スループットを低下させることなく、被処理体の反
りやスリップラインの発生を防止できる加熱処理装置を
提供することができる。
ーターとチューブとの間に配置され、該チューブの被処
理体挿入口と該ヒーターの端との間から該チューブ内に
雰囲気ガスを導入する導入管を具備している。したがっ
て、スループットを低下させることなく、被処理体の反
りやスリップラインの発生を防止できる加熱処理装置を
提供することができる。
【図1】本発明の実施の形態による加熱処理装置の一例
としての拡散処理装置の構成を示す断面図である。
としての拡散処理装置の構成を示す断面図である。
【図2】図1に示すマザーボードをチューブ内に搬送す
る際のチューブ口元からヒーターの端までの距離とチュ
ーブ内の温度との関係を示すグラフである。
る際のチューブ口元からヒーターの端までの距離とチュ
ーブ内の温度との関係を示すグラフである。
11 石英チューブ 11a 導入
口 11b チューブ口元 13 ヒータ
ー 15 導入管 15a 先端 15b 基端 17 シャッ
ター 19 チューブ口元からヒーターの端までの長さ 21 マザーボード 23 半導体
ウエハ
口 11b チューブ口元 13 ヒータ
ー 15 導入管 15a 先端 15b 基端 17 シャッ
ター 19 チューブ口元からヒーターの端までの長さ 21 マザーボード 23 半導体
ウエハ
Claims (4)
- 【請求項1】 被処理体をチューブ内に挿入し加熱処理
する加熱処理装置であって、 該チューブの外周に配置されたヒーターと、 該ヒーターと該チューブとの間に配置され、該チューブ
の被処理体挿入口と該ヒーターの端との間から該チュー
ブ内に雰囲気ガスを導入する導入管と、 を具備することを特徴とする加熱処理装置。 - 【請求項2】 上記被処理体挿入口と該ヒーターの端と
の間の長さが、50〜100cmであることを特徴とす
る請求項1記載の加熱処理装置。 - 【請求項3】 上記導入管がスパイラル管であることを
特徴とする請求項1又は2記載の加熱処理装置。 - 【請求項4】 上記チューブの先端には、該チューブ内
に雰囲気ガスを導入する導入口が形成されていることを
特徴とする請求項1又は2記載の加熱処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11102025A JP2000294512A (ja) | 1999-04-09 | 1999-04-09 | 加熱処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11102025A JP2000294512A (ja) | 1999-04-09 | 1999-04-09 | 加熱処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000294512A true JP2000294512A (ja) | 2000-10-20 |
Family
ID=14316225
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11102025A Withdrawn JP2000294512A (ja) | 1999-04-09 | 1999-04-09 | 加熱処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000294512A (ja) |
-
1999
- 1999-04-09 JP JP11102025A patent/JP2000294512A/ja not_active Withdrawn
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4320323B2 (ja) | 半導体装置の製造方法及び基板処理装置 | |
JP4361932B2 (ja) | 基板処理装置および半導体装置の製造方法 | |
JP2000294512A (ja) | 加熱処理装置 | |
JPH11251255A (ja) | 半導体ウエハ製造方法及び装置 | |
JP2005050955A (ja) | 基板処理装置 | |
JP2006351582A (ja) | 半導体装置の製造方法及び基板処理装置 | |
JP2008028307A (ja) | 基板の製造方法及び熱処理装置 | |
JP4829013B2 (ja) | 半導体デバイスの製造方法及び基板処理装置 | |
JP2001118839A (ja) | 半導体用熱処理装置および半導体基板の熱処理方法 | |
JP3081886B2 (ja) | 成膜方法 | |
JPS63226029A (ja) | 絶縁膜形成方法 | |
JP2659926B2 (ja) | 処理装置 | |
JPH02103934A (ja) | 縦型熱処理装置 | |
JP2701847B2 (ja) | 半導体ウェハの熱処理方法 | |
JP2688653B2 (ja) | 半導体加圧酸化方法 | |
JPH08335572A (ja) | 半導体製造装置 | |
JPS6381920A (ja) | 処理装置 | |
JP2001007117A (ja) | 処理装置及び処理方法 | |
JPS60211913A (ja) | 処理装置 | |
JP2003100731A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JP4370696B2 (ja) | 半導体ウェハ処理方法 | |
JP2000012473A (ja) | 熱処理炉 | |
JP2879047B2 (ja) | 熱処理装置及び熱処理方法 | |
JPH01315131A (ja) | 熱処理装置 | |
JPS60233828A (ja) | 処理装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060704 |