JP2000294051A - 同軸ケーブル - Google Patents

同軸ケーブル

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JP2000294051A JP2000069355A JP2000069355A JP2000294051A JP 2000294051 A JP2000294051 A JP 2000294051A JP 2000069355 A JP2000069355 A JP 2000069355A JP 2000069355 A JP2000069355 A JP 2000069355A JP 2000294051 A JP2000294051 A JP 2000294051A
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    • H01B11/1808Construction of the conductors
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リターンロスの性能を大幅に改善する絶縁被
覆導体を回転させた同軸ケーブルを提供する。 【解決手段】 長手方向軸101を有する同軸ケーブル
10,50において、このケーブルの長手方向軸に沿っ
て伸びる内部導体11と、この内部導体を包囲し絶縁導
体を形成する絶縁部材12と、前記絶縁部材を包囲する
外側導体13と、前記外側導体を包囲する絶縁材料製の
ジャケット16とを有し、前記絶導体は外側導体に対
し、ケーブルの長さL毎に軸方向に相対的に1回転する
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同軸ケーブルに関
し、特に構造的なリターンロスを改善した同軸ケーブル
に関する。
【0002】
【従来の技術】光学通信システムと電気通信システムと
の間で健全な競争が展開されている。電気通信システム
が高速度で信号を分配でき生き残るためにはケーブルと
コネクターは、その伝速効率を改善しなければならな
い。さもないと、光学通信システムで置き換えられてし
まう。しかし、ほとんどの一般顧客の通信システム及び
企業用の通信システムは、もっぱら電気信号を取り扱う
ようになっているために、現在のところ、電気通信シス
テムが競争上有利な立場にある。しかし、いつかは電気
通信装置は、光学通信装置で置き換えられることになる
が、電気装置は性能を改善することにより当面は先行投
資されている。光学ケーブルに比べて電気ケーブルは、
ブロードバンドの性能が限られており、さらにまたクロ
ストークの影響を受けやすい。ブロードバンドの機能を
有し、クロストークの干渉の受けないような現在最も効
率的でかつ幅広く用いられている電気ケーブルは同軸ケ
ーブルである。
【0003】同軸ケーブルは、1929年5月23日以
前にベル研究所のLloyd EspenschiedとHerman Affelに
より発明された(米国特許第1,835,031号を参
照のこと)ものであるが、同軸ケーブルの性能を改善す
ることは何年も経つと不可能となる。にもかかわらず、
このような改良は求められている。
【0004】同軸ケーブルは、電気導体(以下内部導
体)とこの内部導体を包囲する別の電気導体(以下外側
導体)を有し、それらの間に非導電性の層を具備してい
る。この非導電性の層は、理想的には均一かつ空気を含
んでいるが、多くの場合ポリエチレンのような誘電体材
料を含む。同軸ケーブルは、TEM(Transverse Elect
romagnetic)モードでエネルギーを伝送し、そのカット
オフ周波数はゼロである。さらにまた、誘電体の波イン
ピーダンスと伝搬定数を有する2本の導体伝送を含み、
エネルギの位相速度は、この誘電体層内の光速に等し
い。同軸ケーブルはまた電磁スペクトラムのHF(高周
波)とUHF(超高周波)の領域で効率的な動作を行う
のに利点がある。同軸ケーブルはまた完全にシールドさ
れたラインを有し、放射損失も最少である。同軸ケーブ
ルはまた編んだ外側導体を具備して柔軟性を増してお
り、そして、通常外気に対し不浸透性を有する。同軸ケ
ーブルの放射損失が少ないために、近くの金属物体およ
び電磁エネルギー源は外側導体が内部導体に対しシール
ドとして機能するためにケーブルに対する影響は少な
い。
【0005】誘電体材料の楕円性および、ワイヤーの断
面の非円形性と誘電体材料内のワイヤーが完全に中心に
ない(非同軸性)等の非対称に起因する不完全性によ
り、同軸ケーブルの高周波性能が制限される傾向にあ
る。このような不完全性は、製造中の様々な理由(たと
えば製造装置、重力、引き抜き中の誘電体材料の流れが
等しくない、及び精度許容誤差等)により、実際問題と
しては避けることが出来ない。このような非対称性に基
ずく不完全性の為に、様々な伝送上の問題、たとえば信
号の反射(すなわち構造的リターンロス)と歪みとパワ
ーの喪失等の様々な問題が発生する。同軸ケーブルの長
さ方向に沿った様々な点における電気インピーダンスの
変動は、内部導体と外側導体との間の距離の微少な変動
に起因し、これが信号の反射を引き起こす。このような
信号反射は信号が同軸ケーブルにとってエラーなしで伝
送できる距離を短縮し、さらにまた最大周波数を制限し
てしまう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】同軸ケーブルのSRL
(Stractural Return Loss;リターンロス)を改善する
ために製造業者は、誘電性絶縁材料層内の中心における
属製導体の同軸性と非同軸性に維持するために様々な努
力を払っている。これらの努力にも係わらず、実際の製
造環境下では十分な改善が得られず、従って、SRLを
改善する技術が求められている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の同軸ケーブル
は、内部金属製導体と外部金属製導体とを有し、これら
の間は所定の厚さの絶縁層により分離されている。本発
明によれば、絶縁された内部導体は、外側導体に対し所
定の比率の巻回で長手軸に沿って回転している。このよ
うなICR(絶縁被覆導体の回転)がケーブルのリター
ンロスの性能を大幅に改善する。
【0008】本発明の一実施例においては、絶縁された
導体は、フォイルシールドを具備する前に長手軸の周囲
に沿って回転している。一方本発明の他の実施例におい
ては、このフォイルシールドは、回転していない絶縁被
覆導体の周囲に螺旋状に巻回される。
【0009】ICRは、ワイヤーペアー(ワイヤー対)
と共に使用され、リターンロスを低減しているが同軸ケ
ーブルには摘要出来ないだろうと考えられていた。その
理由は、同軸ケーブルの絶縁被覆導体を回転させること
は、内部導体と外側導体との距離を変化させることにな
るからである。しかし、本発明がなされるまで見過ごさ
れていた点は、外側導体はその長さ方向に沿って継ぎ目
を有すると言う事実である。本発明の一態様は、この継
ぎ目が外側導体の構造に非対称性を与え、これはICR
を用いて絶縁された中心導体の非対称性により平均化す
る必要があり、これによりリターンロスを有効に減らせ
ることを見いだしたものである。意外なことにこの構造
上のリターンロスはICRを採用すると大幅に低減す
る。本発明者等が予測したようにICRはケーブルの中
心軸上に内部導体が正確な位置にあるような同軸ケーブ
ル、あるいはケーブルの全長にわたって外側導体が完全
な円形状であるような同軸ケーブル(理想的な同軸ケー
ブル)の性能は改善することが出来ない。しかし、この
ような完全性はまれでありICRは多くの現実の同軸ケ
ーブルに対し有効な改良を与えることが出来る。
【0010】
【発明の実施の形態】図1,3の同軸ケーブル10は、
本発明の第1実施例を示し、絶縁層12により包囲され
た内部導体11を有し、この内部導体11の外径は、7
5ミル(1.9mm)で好ましくは発泡性の高密度ポリ
エチレンを含む。同図においては、内部導体11は、銀
でメッキされた26AWG(American Wire Gauge)の
銅製のワイヤーを含み、発泡性のポリエチレンの誘電率
は約1.2である。本発明によれば、内部導体11と絶
縁層12とを含むこの絶縁被覆導体構造は、導体の長さ
Lを有する周期でもって時計方向、反時計方向のいずれ
かに絶縁層12の中心軸101ー101に沿って回転し
ている。L(回転長さ、あるいはlayと称する)は、導
体により搬送される最高周波数の周期よりも小さいが、
リターンロス(SRL)の改善は、より長い回転長さで
も観測された。このような回転は、以下本明細書におい
ては、絶縁被覆導体回転(insulated conductor rotati
on;ICR)と称し、同軸ケーブル10の外側導体を形
成する金属製シールド13を巻く前に内部導体11と絶
縁層12に適用される。同図においては、金属製シール
ド13は、2ミル(0.05mm)のポリエステルーア
ルミホイールで継ぎ目14に沿って接合されている。
【0011】従来、絶縁被覆導体の回転は、ワイヤー対
には適用されていたが、(米国特許第5,767,44
1号参照のこと)同軸ケーブルには、適用されていなか
った。その理由は、その対称性及びこのような同軸ケー
ブルの回転は、内部導体と外側導体との間の距離を変化
させることはないので、如何にICRが同軸ケーブルに
対し利点を有するかを見極めることが困難であったから
である。しかし、我々が見過ごしていたことは、金属製
シールド13の構造内に継ぎ目14が存在することであ
った。この継ぎ目14は非対称性を作りだし、そして同
軸ケーブル10の長さ方向に沿って伸び、これが意外な
ことに絶縁被覆導体構造の非対称性と組合わさったとき
にケーブルのSRL性能を劣化させることが判ったもの
である。このような劣化は、ケーブルの中心軸と一致す
る内部導体を有する同時ケーブルでは小さいが、ケーブ
ルのその長さ方向にそって中心軸から内部導体がかなり
離れたような同軸ケーブルにおいては、SRLが6dB
以上改善されることが見いだされた。
【0012】本発明の実施例においては、金属製ブレー
ド15が金属製シールド13を包囲している。同図にお
いて金属製ブレード15は、36AWGの錫ー銅製また
はアルミ製のワイヤーの織った布を含み、これが金属製
シールド13と保護ジャケット16の間に配置される。
保護ジャケット16は、ポリ塩化ビニルPVCまたはポ
リエチレン製である。本発明の一実施例においては、同
軸ケーブル10の外径は小さく(15mm以下)、接地
が容易となるようなフレキシビリティーを与えている。
【0013】上記した一般的なケーブル構造は、多くの
高性能の通信ケーブルに当てはまり、特に本発明の従来
技術に対する利点は、外側シールドを形成する前に同軸
ケーブルの絶縁中心導体を意図的に巻回し、これにより
ケーブルの性能を大幅に向上させるものである。
【0014】ICRは、厚さが均一でない絶縁層により
包囲された導体の非同心性をなくすあるいは平均化する
有効な方法であり、ICRの一周期の間、導体の内側に
起こる変化を考慮する際に有効である。次に図2,3を
参照すると、同図は、絶縁層12により包囲され、この
ケーブル10のの中心軸101の周囲に巻回された内部
導体11を示している。内部導体11の中心軸103
は、ケーブルの中心軸101から一定量だけずれてい
る。絶縁被覆導体が回転するとケーブル10の中心軸1
01を囲む中心点104が形成される。絶縁層12内の
内部導体11の位置は、ケーブルに沿った様々な位置で
点線(11−1,11−2,11−3,11−4)で示
され、ケーブルの中心軸101の周囲に内部導体11の
中心軸103を移動させるようなICRを示している。
その結果、回転した導体11内の長さ方向に沿って流れ
る電気信号は完全に同軸であるかのように電気的に振る
舞う。言いかえると本発明により巻回された(回転され
た)同軸導体11は、完全な同軸および非同軸性がゼロ
の理想の同軸ケーブルと実際上同一となる。
【0015】図4は、ケーブル10の中心軸101に対
し、内部導体11の中心軸103上に与えるICRの影
響を示す。特に図4は、様々な軸方向の位置に対する同
軸ケーブルの側面図である。102は回転する前の内部
導体11の長手方向軸を表す。この長手方向軸102
は、ケーブルの中心軸101から距離dだけずれてい
る。このずれ量が外側導体である金属製シールド13の
非対称性と相まってSRLを劣化させる。導体の長さL
毎に1回転、その長さ方向軸に対し絶縁被覆導体11を
回転させることにより、中心軸103と中心軸101と
の間の平均距離は、ゼロとなり、SRLがその結果低下
する。このような回転は、外側導体である金属製シール
ド13を形成する前に行われ、このステップは、通常
「プレツイスト」と称する。ICRは、あらゆる直径の
同軸ケーブルに適用できるが、実際にはLの最小値を考
慮しなければならない。細いケーブルは、絶縁被覆導体
上に与える歪みに対し、Lの値を小さくしなければなら
ない。Lの値を小さくすることにより、高周波時にSR
Lを改善できる、にもかかわらず実際のLの値は設計的
選択事項である。
【0016】本発明によればICRは様々な方法で行う
ことができる。そのうちの一つの技術は、2本の絶縁被
覆導体をねじって導体対にするのに通常用いられる垂直
ツイスタ(ツイナー)を用いることである。具体的に説
明するとICRを行うために1本の絶縁被覆導体を従来
方法により垂直ツイスタで処理する。現在使用されてい
るツイスタである製造装置によっては、様々な機械的な
調整を行うことが必要であるが、このような調整は、当
業者が容易に理解できるところであり、本明細書ではこ
れ以上の議論はしない。上記したように他の装置も本発
明により、ICRを行うのに適したものであり、この例
として水平ツイナーも含む。
【0017】上記した寸法のケーブルの場合には好まし
いICRの長さLは、5インチ(12.7cm)であ
る。さらにまた大部分の情報が100メガヘルツ以下の
周波数で同軸ケーブルを介して送信されるために、1m
の長さのLを用いると改善されることが見いだされた。
にもかかわらずICRはケーブルの長さ方向にそって変
化する回転割合(即ち周期Lを変えて)でかつ時計方向
から反時計方向に変化する方向(即ち、ある周期は時計
方向にそして次の周期は半時計方向に巻回する)で適用
することもできる。
【0018】
【発明の効果】動作上の観点からするとICRは、既存
の同軸ケーブルに対し少なくとも以下のような利点を与
える。ケーブルがより厳しい伝送要件をみたすことがで
きるように(1)SRLのマージン(約6dB)を増や
す。(2)接続損失のマージン(約1%)を増加させ
る、(3)絶縁材料の品質および量を減らすことができ
る。
【0019】同軸ケーブルの寸法が大きくなるにつれ
て、絶縁被覆導体を回転させることが困難となる。しか
し、SRLを改善する外側導体に対し、絶縁被覆導体を
相対的に回転させるために、絶縁被覆導体の周囲に外側
導体を回転することによっても同じ結果が得られる。従
って、図5の50は、本発明の第2実施例を表し、同図
において金属製シールド13は、薄い金属製ホイル製
で、これが内部導体11と絶縁層12の周囲に螺旋状に
巻回される。図1と同様に内部導体11は、銀でメッキ
した26AWGの銅製のワイヤーと外径が75ミル
(1.9mm)の絶縁層12とを有する。好ましくはこ
の絶縁層12は、発泡性の高密度ポリエチレン製であ
る。継ぎ目14は、金属製シールド13に対し非対称性
を与え、そしてこの継ぎ目14は、絶縁層12の周囲に
巻かれてICRと同様な効果を及ぼす、すなわち非均一
の厚さの絶縁層12内で内部導体11の非同心性を平均
化する。金属製ブレード15と保護ジャケット16は、
図1で議論したものと同一の素子である。好ましくは金
属製シールド13は、5インチ(12.7cm)ごとに
1回絶縁層12の周囲に巻回するのが好ましい。にもか
かわらず外側導体が長さ1m以上の長さLを有する場合
でもSRLが改善される。
【0020】本明細書に開示したシースシステムに加え
て、導体絶縁用の材料および/またはジャケットの材料
は、ケーブルの火炎を抑制し、発煙を押さえるようにす
るようなものである。例えば、この種の材料は、フルオ
ロポリマーである。Underwriters Ladoratoriesは、ビ
ル火災のような熱にさらされても耐えるようにするため
に、通信ケーブルをクラス分けする際のテスト標準を決
めている。特にケーブルは、立ち上がりケーブルあるい
はプレナムケーブルのいずれかである。
【0021】例えば、UL910の火炎テストは、プレ
ナム規格を受けるためにはこのケーブルが受けなければ
ならない条件を規定している。このようなプレナム規格
を達成するためには、あらゆる公知の技術が絶縁被覆導
体の回転技術を採用しているケーブルに組み込まれる。
更にまた他の試験標準および/または要件を適用し、そ
してケーブルが使用されるような特殊な環境下におい
て、本発明の特性を組み込んだケーブルの品質を確かめ
ることもできる。
【0022】本発明の変形例として、フッ化エチレンプ
ロピレン(flourinated Ethylene Propylene;FEP)
のような他の絶縁材料をプレナムケーブル用に用いるこ
ともできる。また、外側導体の非対称性はシーム以外の
もの(例えば、ケーブルの中にある非対称性を引き起こ
すようなドレインワイヤー)でもよい。絶縁材料は、必
ずしも発泡性のものである必要性はなく、また、ケーブ
ルの寸法は、本明細書に開示した以外にその大小を問わ
ない。とくに本発明のケーブルに用いられるものは、C
ATVのアプリケーション用に用いられる同軸ケーブル
(RG6)を含む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による同軸ケーブルの斜視
【図2】同軸ケーブルの中心軸に対し、内部導体の位置
に対するICRの影響を表す図
【図3】ケーブルに沿った様々な位置において、内部導
体の位置を表す図1の同軸ケーブルの断面図
【図4】同軸ケーブルの中心軸に対し、内部導体の中心
軸に対するICRの影響を表す図
【図5】本発明の第2実施例による同軸ケーブルの斜視
【符号の説明】
10 同軸ケーブル 11 内部導体 12 絶縁層 13 金属製シールド 14 継ぎ目 15 金属製ブレード 16 保護ジャケット 101 中心軸 103 中心軸 103 長手方向軸 104 中心点
フロントページの続き (71)出願人 596077259 600 Mountain Avenue, Murray Hill, New Je rsey 07974−0636U.S.A. (72)発明者 フィリップ ネルソン ガードナー アメリカ合衆国、30174 ジョージア、ス ワニー、オーバーベンド トレイル 5320 (72)発明者 トレント エム ハイエス アメリカ合衆国、30024 ジョージア、ス ワニー、アルデンハム ウェイ 4434 (72)発明者 ポール ジー シュウェリー アメリカ合衆国、68144 ネブラスカ、オ マハ、サウス 127 サークル 2514 (72)発明者 ディーン ジェー シュウェリー アメリカ合衆国、68104 ネブラスカ、オ マハ、ノース 57 ストリート 2540 (72)発明者 ステファン タイラー ゼーブス アメリカ合衆国、68028 ネブラスカ、グ レットナ、ウエストリッジ ロード 12308

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向軸(101−101)を有する
    同軸ケーブル(10,50)においてこのケーブルの長
    手方向軸に沿って伸びる内部導体(11)と、 この内部導体(11)を包囲し、絶縁被覆導体を形成す
    る絶縁部材(12)と、 前記絶縁部材(12)を包囲する外側導体(13)と、 前記外側導体(13)を包囲する絶縁材料製のジャケッ
    ト(16)とを有し、 前記内部導体(11)は、前記外側導体(13)に対
    し、ケーブルの長さL毎に軸方向に相対的に1回転する
    ことを特徴とする同軸ケーブル。
  2. 【請求項2】 前記絶縁被覆導体(11,12)は、そ
    れ自身の長さ方向軸に沿って回転(自転)することを特
    徴とする請求項1記載の同軸ケーブル。
  3. 【請求項3】 前記内部導体(11)は、同軸ケーブル
    の中心軸の周囲にその長さ方向に沿って一方向に回転し
    ていることを特徴とする請求項2記載の同軸ケーブル。
  4. 【請求項4】 前記内部導体(11)は、同軸ケーブル
    の中心軸の周囲に時計方向と反時計方向に回転している
    ことを特徴とする請求項2記載の同軸ケーブル。
  5. 【請求項5】 前記外側導体(13)は、絶縁被覆導体
    (11,12)の周囲に螺旋状に包囲された金属製フォ
    イルを含むことを特徴とする請求項1記載の同軸ケーブ
    ル。
  6. 【請求項6】 前記外側導体(13)は、ケーブルの長
    手軸方向に沿って非対称性を有することを特徴とする請
    求項1記載の同軸ケーブル。
  7. 【請求項7】 前記非対称性は、継ぎ目(14)を含む
    ことを特徴とする請求項6記載の同軸ケーブル。
  8. 【請求項8】 前記外側導体(13)とジャケット(1
    6)との間に配置された金属製シールド(15)を更に
    有することを特徴とする請求項1記載の同軸ケーブル。
  9. 【請求項9】 前記Lは、1m以下であることを特徴と
    する請求項1記載の同軸ケーブル。
  10. 【請求項10】 前記Lは、13cm以下であることを
    特徴とする請求項1記載の同軸ケーブル。
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