JP2000294021A - 面発光体 - Google Patents
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- JP2000294021A JP2000294021A JP11098372A JP9837299A JP2000294021A JP 2000294021 A JP2000294021 A JP 2000294021A JP 11098372 A JP11098372 A JP 11098372A JP 9837299 A JP9837299 A JP 9837299A JP 2000294021 A JP2000294021 A JP 2000294021A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 導光板に衝撃や曲げが作用しても面発光の均
一性が低下するおそれがない面発光体を提供する。 【解決手段】 導光板1と、導光板1の少なくとも一つ
の側端面に対向して配置された光源2とを具備して形成
され、導光板1の前面側から光が出射して発光される面
発光体に関する。導光板1の前面と背面の少なくとも一
方に、屈折率が1.008〜1.18のエアロゲル層3
を設ける。導光板1に衝撃や曲げが作用しても反射シー
ト5や光拡散シート12などはエアロゲル層3に接触す
るだけであって導光板1に直接接触することがない。
一性が低下するおそれがない面発光体を提供する。 【解決手段】 導光板1と、導光板1の少なくとも一つ
の側端面に対向して配置された光源2とを具備して形成
され、導光板1の前面側から光が出射して発光される面
発光体に関する。導光板1の前面と背面の少なくとも一
方に、屈折率が1.008〜1.18のエアロゲル層3
を設ける。導光板1に衝撃や曲げが作用しても反射シー
ト5や光拡散シート12などはエアロゲル層3に接触す
るだけであって導光板1に直接接触することがない。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、平面照明装置、表
示装置、液晶パネルのバックライトやフロントライトな
どとして用いられる面発光体に関するものである。
示装置、液晶パネルのバックライトやフロントライトな
どとして用いられる面発光体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】面発光体は導光板あるいは拡散板と光源
とを具備して形成されるが、従来から面発光体として、
導光板の側端面に対向して光源を配置し、導光板の前面
側から発光させるエッジライト型のものと、光源を拡散
板の背面側に配置して拡散板の前面側から発光させる直
下型のものとが知られている。
とを具備して形成されるが、従来から面発光体として、
導光板の側端面に対向して光源を配置し、導光板の前面
側から発光させるエッジライト型のものと、光源を拡散
板の背面側に配置して拡散板の前面側から発光させる直
下型のものとが知られている。
【0003】エッジライト型の面発光体は、図9(a)
のように、光源2として冷陰極管や熱陰極管等のランプ
を使用し、透明樹脂製の導光板1の側端面に近接対向さ
せてこの光源2を配置し、導光板1の下面(背面)に光
を散乱させる拡散反射部4を設けると共に光を反射させ
る反射シート5を導光板1の背面に空気層11を介して
配置し、導光板1の上面(前面)に光拡散シート12や
プリズムシート13を空気層11を介して配置して形成
されるものである。そして光源2からの光が導光板1内
に側端面から入射すると、光は空気層11との界面で全
反射して導光板1内を全面に伝送され、そして拡散反射
部4や反射シート5で反射した光が導光板1の前面の全
面から出射して、光拡散シート12やプリズムシート1
3を通して発光されるものである。
のように、光源2として冷陰極管や熱陰極管等のランプ
を使用し、透明樹脂製の導光板1の側端面に近接対向さ
せてこの光源2を配置し、導光板1の下面(背面)に光
を散乱させる拡散反射部4を設けると共に光を反射させ
る反射シート5を導光板1の背面に空気層11を介して
配置し、導光板1の上面(前面)に光拡散シート12や
プリズムシート13を空気層11を介して配置して形成
されるものである。そして光源2からの光が導光板1内
に側端面から入射すると、光は空気層11との界面で全
反射して導光板1内を全面に伝送され、そして拡散反射
部4や反射シート5で反射した光が導光板1の前面の全
面から出射して、光拡散シート12やプリズムシート1
3を通して発光されるものである。
【0004】また直下型の面発光体は、図9(b)のよ
うに、透明樹脂製の拡散板9の下面側(背面側)に複数
の光源2を配置すると共に光源2の背面に反射板14を
配置して形成されるものであり、拡散板9内には光散乱
用の粒子15が分散混入してある。そして光源2からの
光が背面から拡散板9内に入射すると、光は粒子15で
拡散板9内を拡散され、そして拡散板9の前面の全面か
ら光が出射して発光されるものである。
うに、透明樹脂製の拡散板9の下面側(背面側)に複数
の光源2を配置すると共に光源2の背面に反射板14を
配置して形成されるものであり、拡散板9内には光散乱
用の粒子15が分散混入してある。そして光源2からの
光が背面から拡散板9内に入射すると、光は粒子15で
拡散板9内を拡散され、そして拡散板9の前面の全面か
ら光が出射して発光されるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年、面発光体には、
薄型化、高輝度化、面発光均一化性、省エネルギー化、
大型化などの要求が強い。そして上記のエッジライト型
の面発光体にあって、導光板1内で光を全反射させて導
光板1内を伝送させるために、導光板1の背面や前面と
反射シート5や光拡散シート12との間には空気層11
が形成されるようにしてあるが、面発光体に作用する衝
撃や曲げによって、反射シート5や光拡散シート12は
導光板1の背面や前面に直接接触するおそれがあり、こ
のように反射シート5や光拡散シート12が導光板1の
背面や前面に直接接触すると、その部分で局部的な発光
をし、面発光の均一性が低下することになり、また面発
光体を大型化するために必要な光伝送性能が低下すると
いう問題が生じるものであった。
薄型化、高輝度化、面発光均一化性、省エネルギー化、
大型化などの要求が強い。そして上記のエッジライト型
の面発光体にあって、導光板1内で光を全反射させて導
光板1内を伝送させるために、導光板1の背面や前面と
反射シート5や光拡散シート12との間には空気層11
が形成されるようにしてあるが、面発光体に作用する衝
撃や曲げによって、反射シート5や光拡散シート12は
導光板1の背面や前面に直接接触するおそれがあり、こ
のように反射シート5や光拡散シート12が導光板1の
背面や前面に直接接触すると、その部分で局部的な発光
をし、面発光の均一性が低下することになり、また面発
光体を大型化するために必要な光伝送性能が低下すると
いう問題が生じるものであった。
【0006】また、直下型の面発光体の場合にあって
も、面発光体に作用する衝撃や曲げで拡散板9の背面に
光源2が接触するおそれがあり、拡散板9の背面に光源
2が直接接触すると局部的に発光して、面発光の均一性
が低下することになるという問題があり、また光源2か
らの熱は拡散板9を通して前面から放散され、この面発
光体を液晶パネルのバックライトとして使用する場合、
光源2からの熱によって液晶性能が劣化するおそれがあ
るという問題があった。
も、面発光体に作用する衝撃や曲げで拡散板9の背面に
光源2が接触するおそれがあり、拡散板9の背面に光源
2が直接接触すると局部的に発光して、面発光の均一性
が低下することになるという問題があり、また光源2か
らの熱は拡散板9を通して前面から放散され、この面発
光体を液晶パネルのバックライトとして使用する場合、
光源2からの熱によって液晶性能が劣化するおそれがあ
るという問題があった。
【0007】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、導光板や拡散板に衝撃や曲げが作用しても面発光
の均一性が低下するおそれがない面発光体を提供するこ
とを目的とするものであり、さらに光源の熱が拡散板の
前面から放散されることを低減することができる面発光
体を提供することを目的とするものである。
あり、導光板や拡散板に衝撃や曲げが作用しても面発光
の均一性が低下するおそれがない面発光体を提供するこ
とを目的とするものであり、さらに光源の熱が拡散板の
前面から放散されることを低減することができる面発光
体を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
面発光体は、導光板1と、導光板1の少なくとも一つの
側端面に対向して配置された光源2とを具備して形成さ
れ、導光板1の前面側から光が出射して発光される面発
光体であって、導光板1の前面と背面の少なくとも一方
に、屈折率が1.008〜1.18のエアロゲル層3を
設けて成ることを特徴とするものである。
面発光体は、導光板1と、導光板1の少なくとも一つの
側端面に対向して配置された光源2とを具備して形成さ
れ、導光板1の前面側から光が出射して発光される面発
光体であって、導光板1の前面と背面の少なくとも一方
に、屈折率が1.008〜1.18のエアロゲル層3を
設けて成ることを特徴とするものである。
【0009】また請求項2の発明は、上記エアロゲル層
3が、エアロゲル3aと空気3bからなるものであるこ
とを特徴とするものである。
3が、エアロゲル3aと空気3bからなるものであるこ
とを特徴とするものである。
【0010】また請求項3の発明は、上記エアロゲル3
aが、シリカエアロゲル8であることを特徴とするもの
である。
aが、シリカエアロゲル8であることを特徴とするもの
である。
【0011】また請求項4の発明は、上記導光板1の背
面の少なくとも一部に拡散反射部4を設けて成ることを
特徴とするものである。
面の少なくとも一部に拡散反射部4を設けて成ることを
特徴とするものである。
【0012】また請求項5の発明は、上記導光板1の背
面に設けたエアロゲル層3の外側に反射シート5を設け
て成ることを特徴とするものである。
面に設けたエアロゲル層3の外側に反射シート5を設け
て成ることを特徴とするものである。
【0013】また請求項6の発明は、上記導光板1の背
面に設けたエアロゲル層3の外側に黒色ボード6を設け
て成ることを特徴とするものである。
面に設けたエアロゲル層3の外側に黒色ボード6を設け
て成ることを特徴とするものである。
【0014】また請求項7の発明は、上記導光板1が可
撓性を有する透明軟質樹脂で形成されていることを特徴
とするものである。
撓性を有する透明軟質樹脂で形成されていることを特徴
とするものである。
【0015】また請求項8の発明は、上記導光板1を形
成する透明樹脂中にシリカエアロゲル8が分散混入され
ていることを特徴とするものである。
成する透明樹脂中にシリカエアロゲル8が分散混入され
ていることを特徴とするものである。
【0016】本発明の請求項9に係る面発光体は、拡散
板9と、拡散板9の背面側に配置される少なくとも一つ
の光源2とを具備して形成され、拡散板9の前面側から
光が出射して発光される面発光体であって、拡散板9の
前面と背面の少なくとも一方に、屈折率が1.008〜
1.18のエアロゲル層3を設けて成ることを特徴とす
るものである。
板9と、拡散板9の背面側に配置される少なくとも一つ
の光源2とを具備して形成され、拡散板9の前面側から
光が出射して発光される面発光体であって、拡散板9の
前面と背面の少なくとも一方に、屈折率が1.008〜
1.18のエアロゲル層3を設けて成ることを特徴とす
るものである。
【0017】また請求項10の発明は、拡散板9を形成
する透明樹脂中にシリカエアロゲル8が分散混入されて
いることを特徴とするものである。
する透明樹脂中にシリカエアロゲル8が分散混入されて
いることを特徴とするものである。
【0018】本発明の請求項11に係る面発光体は、導
光板1と、導光板1の少なくとも一つの側端面に対向し
て配置された光源2とを具備して形成され、反射型液晶
パネル7の前面に配置されて反射型液晶パネル7を照明
するための面発光体であって、導光板1の反射型液晶パ
ネル7と反対側の面に、屈折率が1.008〜1.18
のエアロゲル層3を設けて成ることを特徴とするもので
ある。
光板1と、導光板1の少なくとも一つの側端面に対向し
て配置された光源2とを具備して形成され、反射型液晶
パネル7の前面に配置されて反射型液晶パネル7を照明
するための面発光体であって、導光板1の反射型液晶パ
ネル7と反対側の面に、屈折率が1.008〜1.18
のエアロゲル層3を設けて成ることを特徴とするもので
ある。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。
する。
【0020】図1は請求項1,3,4,5に係る発明の
実施の形態の一例を示すものであり、導光板1はアクリ
ル樹脂などの透明樹脂の板として形成してあり、光源2
として冷陰極管などのランプなどを用い、導光板1の側
端面に光源2が近接対向して配置してある。この導光板
1の下面(背面)には、白色の塗料によるドットを設け
たり、導光板1に微小凹凸を設けたりして、導光板1の
背面の全面に亘って点在させて拡散反射部4が形成して
ある。また導光板1の上面(前面)の全面及び下面(背
面)の全面にエアロゲル層3が積層して設けてある。
実施の形態の一例を示すものであり、導光板1はアクリ
ル樹脂などの透明樹脂の板として形成してあり、光源2
として冷陰極管などのランプなどを用い、導光板1の側
端面に光源2が近接対向して配置してある。この導光板
1の下面(背面)には、白色の塗料によるドットを設け
たり、導光板1に微小凹凸を設けたりして、導光板1の
背面の全面に亘って点在させて拡散反射部4が形成して
ある。また導光板1の上面(前面)の全面及び下面(背
面)の全面にエアロゲル層3が積層して設けてある。
【0021】本発明においてエアロゲル層3を形成する
エアロゲルとしては、シリカ多孔質骨格からなる透明性
多孔質体や、メラミン樹脂重合体の多孔質体からなる透
明性多孔質体を挙げることができるが、エアロゲル層3
の屈折率や透明性を必要に応じて適宜調整することがで
きることから、シリカ多孔質骨格からなる透明性多孔質
体であるシリカエアロゲルであることが好ましい。
エアロゲルとしては、シリカ多孔質骨格からなる透明性
多孔質体や、メラミン樹脂重合体の多孔質体からなる透
明性多孔質体を挙げることができるが、エアロゲル層3
の屈折率や透明性を必要に応じて適宜調整することがで
きることから、シリカ多孔質骨格からなる透明性多孔質
体であるシリカエアロゲルであることが好ましい。
【0022】シリカエアロゲルは、米国特許第4402
827号公報、同第4432956号公報、同第461
0863号公報等で提供されているように、アルコキシ
シラン(シリコンアルコキシド、アルキルシリケートと
も称される)の加水分解、重合反応によって得られたシ
リカ骨格からなる湿潤状態のゲル状化合物を、アルコー
ルあるいは二酸化炭素等の溶媒(分散媒)の存在下で、
この溶媒の臨界点以上の超臨界状態で乾燥することによ
って製造することができる。また、米国特許第5137
297号公報、同第5124364号公報で提供されて
いるように、ケイ酸ナトリウムを原料として同様に製造
することができる。ここで、特開平5−279011号
公報、特開平7−138375号公報に開示されている
ように、アルコキシシランの加水分解、重合反応によっ
て得られたゲル状化合物を疎水化処理することによっ
て、シリカエアロゲルに疎水性を付与することが好まし
い。この疎水化処理工程は、ゲル状化合物を超臨界乾燥
する前、あるいは超臨界乾燥中に行なうことができる。
このように疎水性を付与した疎水性シリカエアロゲル
は、湿気や水等が浸入し難くなり、屈折率や光透過性等
の性能が劣化し難くなるものである。シリカエアロゲル
の屈折率は原料配合比によって自由に変化させることが
可能であるが、透明樹脂で形成される導光板1との屈折
率差を大きく設定し、またシリカエアロゲルの透明性等
の性能を確保するためには、1.008〜1.18の範
囲に屈折率を調整したものを用いるのが好ましい。
827号公報、同第4432956号公報、同第461
0863号公報等で提供されているように、アルコキシ
シラン(シリコンアルコキシド、アルキルシリケートと
も称される)の加水分解、重合反応によって得られたシ
リカ骨格からなる湿潤状態のゲル状化合物を、アルコー
ルあるいは二酸化炭素等の溶媒(分散媒)の存在下で、
この溶媒の臨界点以上の超臨界状態で乾燥することによ
って製造することができる。また、米国特許第5137
297号公報、同第5124364号公報で提供されて
いるように、ケイ酸ナトリウムを原料として同様に製造
することができる。ここで、特開平5−279011号
公報、特開平7−138375号公報に開示されている
ように、アルコキシシランの加水分解、重合反応によっ
て得られたゲル状化合物を疎水化処理することによっ
て、シリカエアロゲルに疎水性を付与することが好まし
い。この疎水化処理工程は、ゲル状化合物を超臨界乾燥
する前、あるいは超臨界乾燥中に行なうことができる。
このように疎水性を付与した疎水性シリカエアロゲル
は、湿気や水等が浸入し難くなり、屈折率や光透過性等
の性能が劣化し難くなるものである。シリカエアロゲル
の屈折率は原料配合比によって自由に変化させることが
可能であるが、透明樹脂で形成される導光板1との屈折
率差を大きく設定し、またシリカエアロゲルの透明性等
の性能を確保するためには、1.008〜1.18の範
囲に屈折率を調整したものを用いるのが好ましい。
【0023】そして図1に示すように、導光板1の背面
側にはエアロゲル層3を介して白色プラスチックシート
などで形成される反射シート5が全面に亘って配置して
ある。また導光板1の前面側にはエアロゲル層3を介し
て光拡散シート12が全面に亘って配置してあり、この
光拡散シート12の前面側にさらにプリズムシート13
が配置してある。光拡散シート12は、母材となる透明
樹脂に、この透明樹脂に対して屈折率が0.01〜0.
1程度異なる透明性の樹脂粒子を均一に混合しシートで
形成されるものであり、例えば、透明メタクリル樹脂に
透明シリコーン樹脂粒子を分散させたシートを用いるこ
とができる。またプリズムシート13は前面にプリズム
状の凹凸を設けた透明樹脂シートで形成されるものであ
る。
側にはエアロゲル層3を介して白色プラスチックシート
などで形成される反射シート5が全面に亘って配置して
ある。また導光板1の前面側にはエアロゲル層3を介し
て光拡散シート12が全面に亘って配置してあり、この
光拡散シート12の前面側にさらにプリズムシート13
が配置してある。光拡散シート12は、母材となる透明
樹脂に、この透明樹脂に対して屈折率が0.01〜0.
1程度異なる透明性の樹脂粒子を均一に混合しシートで
形成されるものであり、例えば、透明メタクリル樹脂に
透明シリコーン樹脂粒子を分散させたシートを用いるこ
とができる。またプリズムシート13は前面にプリズム
状の凹凸を設けた透明樹脂シートで形成されるものであ
る。
【0024】上記のように形成される面発光体にあっ
て、エアロゲル層3は屈折率が1.008〜1.18と
空気層に近似する程度に低い。従って、光源2からの光
が導光板1内に側端面から入射すると、光は導光板1と
エアロゲル層3の界面で全反射しながら導光板1内を全
面に伝送される。尚、導光板1が透明アクリル樹脂製で
ある場合、臨界角は42度であり、臨界角よりも小さな
角度で導光板1とエアロゲル層3の界面に入射する光は
全反射され、また導光板1の背面とエアロゲル層3の界
面に入射する光の入射角が臨界角よりも大きくて導光板
1の背面側のエアロゲル層3をこの光が通過しても、反
射シート5で反射され、光は導光板1内を全面に伝送さ
れるものである。そして導光板1の前面とエアロゲル層
3の界面に入射する光のうち、入射角が臨界角より大き
い光や、拡散反射部4で拡散反射された光、さらに反射
シート5で反射された光は、導光板1の前面側のエアロ
ゲル層3を通過すると共に、光拡散シート12やプリズ
ムシート13を通過して出射し、導光板1の前面側から
発光されるものである。ここで、光源2から導光板1内
に入射した光は上記のように導光板1内を全面に伝送さ
れるものであり、また導光板1の前面側から出射する光
は光拡散シート12を通過する際に拡散されると共に、
この拡散された光はプリズムシート13を通過する際に
出射方向が一定の向きになるように屈折されるので、導
光板1の前面側の全面から均一な光量で発光させること
ができるものである。
て、エアロゲル層3は屈折率が1.008〜1.18と
空気層に近似する程度に低い。従って、光源2からの光
が導光板1内に側端面から入射すると、光は導光板1と
エアロゲル層3の界面で全反射しながら導光板1内を全
面に伝送される。尚、導光板1が透明アクリル樹脂製で
ある場合、臨界角は42度であり、臨界角よりも小さな
角度で導光板1とエアロゲル層3の界面に入射する光は
全反射され、また導光板1の背面とエアロゲル層3の界
面に入射する光の入射角が臨界角よりも大きくて導光板
1の背面側のエアロゲル層3をこの光が通過しても、反
射シート5で反射され、光は導光板1内を全面に伝送さ
れるものである。そして導光板1の前面とエアロゲル層
3の界面に入射する光のうち、入射角が臨界角より大き
い光や、拡散反射部4で拡散反射された光、さらに反射
シート5で反射された光は、導光板1の前面側のエアロ
ゲル層3を通過すると共に、光拡散シート12やプリズ
ムシート13を通過して出射し、導光板1の前面側から
発光されるものである。ここで、光源2から導光板1内
に入射した光は上記のように導光板1内を全面に伝送さ
れるものであり、また導光板1の前面側から出射する光
は光拡散シート12を通過する際に拡散されると共に、
この拡散された光はプリズムシート13を通過する際に
出射方向が一定の向きになるように屈折されるので、導
光板1の前面側の全面から均一な光量で発光させること
ができるものである。
【0025】そして上記のように形成される面発光体に
あって、衝撃が加わったり、手で押さえられたりして、
導光板1に衝撃や曲げが作用しても、反射シート5や光
拡散シート12は空気層と同じ働きをするエアロゲル層
3に接触するだけであり、導光板1に直接接触すること
はない。従って、反射シート5や光拡散シート12が導
光板1の背面や前面に直接接触する場合のような、その
接触部分で局部的な発光をして、面発光の均一性が低下
することを防ぐことができるものであり、また面発光体
を大型化するために必要な光伝送性能が低下することを
防ぐことができるものである。
あって、衝撃が加わったり、手で押さえられたりして、
導光板1に衝撃や曲げが作用しても、反射シート5や光
拡散シート12は空気層と同じ働きをするエアロゲル層
3に接触するだけであり、導光板1に直接接触すること
はない。従って、反射シート5や光拡散シート12が導
光板1の背面や前面に直接接触する場合のような、その
接触部分で局部的な発光をして、面発光の均一性が低下
することを防ぐことができるものであり、また面発光体
を大型化するために必要な光伝送性能が低下することを
防ぐことができるものである。
【0026】上記のエアロゲル層3としては、シリカエ
アロゲルなどのエアロゲル3a単独で形成することがで
きる。エアロゲル層3をエアロゲル3a単独で形成する
場合には、エアロゲル3aを予め板状あるいはシート状
に成形しておき、これを導光板1と反射シート5の間
や、導光板1と光拡散シート12の間に配置することに
よって、導光板1の前面や背面にエアロゲル層3を設け
ることができる。またエアロゲル3aを導光板1の前面
や背面にコーティングしてエアロゲル膜を形成したり、
あるいは反射シート5や光拡散シート12の導光板1の
側の面にエアロゲル3aをコーティングしてエアロゲル
膜を形成したりすることによっても、導光板1の前面や
背面にエアロゲル層3を設けることができる。
アロゲルなどのエアロゲル3a単独で形成することがで
きる。エアロゲル層3をエアロゲル3a単独で形成する
場合には、エアロゲル3aを予め板状あるいはシート状
に成形しておき、これを導光板1と反射シート5の間
や、導光板1と光拡散シート12の間に配置することに
よって、導光板1の前面や背面にエアロゲル層3を設け
ることができる。またエアロゲル3aを導光板1の前面
や背面にコーティングしてエアロゲル膜を形成したり、
あるいは反射シート5や光拡散シート12の導光板1の
側の面にエアロゲル3aをコーティングしてエアロゲル
膜を形成したりすることによっても、導光板1の前面や
背面にエアロゲル層3を設けることができる。
【0027】また、請求項2に係る発明のように、エア
ロゲル層3はシリカエアロゲル8などのエアロゲル3a
と空気3bから形成することもできる。図2はその一例
を示すものであり、エアロゲル3aをペレット状や粉末
状に形成しておき、このエアロゲル3aの粒子を導光板
1と反射シート5の間や、導光板1と光拡散シート12
の間に配置することによって、エアロゲル3aの粒子及
びエアロゲル3aの粒子間の空気3bからなるエアロゲ
ル層3を導光板1の前面や背面に設けることができる。
またエアロゲル3aの粒子を反射シート5や光拡散シー
ト12の導光板1の側の面に固着させておき、エアロゲ
ル3aの粒子を導光板1に接触させた状態でこの反射シ
ート5や光拡散シート12を導光板1の前面や背面に配
置することによって、エアロゲル3aの粒子及びエアロ
ゲル3aの粒子間の空気3bからなるエアロゲル層3を
導光板1の前面や背面に設けることができる。さらに、
透明ホットメルトシートの片面にエアロゲル3aの粒子
を固着させることによって作製したシートを用い、この
シートをエアロゲル3aの側で導光板1の前面や背面に
配置することによって、エアロゲル3aの粒子及びエア
ロゲル3aの粒子間の空気3bからなるエアロゲル層3
を導光板1の前面や背面に設けることができる。
ロゲル層3はシリカエアロゲル8などのエアロゲル3a
と空気3bから形成することもできる。図2はその一例
を示すものであり、エアロゲル3aをペレット状や粉末
状に形成しておき、このエアロゲル3aの粒子を導光板
1と反射シート5の間や、導光板1と光拡散シート12
の間に配置することによって、エアロゲル3aの粒子及
びエアロゲル3aの粒子間の空気3bからなるエアロゲ
ル層3を導光板1の前面や背面に設けることができる。
またエアロゲル3aの粒子を反射シート5や光拡散シー
ト12の導光板1の側の面に固着させておき、エアロゲ
ル3aの粒子を導光板1に接触させた状態でこの反射シ
ート5や光拡散シート12を導光板1の前面や背面に配
置することによって、エアロゲル3aの粒子及びエアロ
ゲル3aの粒子間の空気3bからなるエアロゲル層3を
導光板1の前面や背面に設けることができる。さらに、
透明ホットメルトシートの片面にエアロゲル3aの粒子
を固着させることによって作製したシートを用い、この
シートをエアロゲル3aの側で導光板1の前面や背面に
配置することによって、エアロゲル3aの粒子及びエア
ロゲル3aの粒子間の空気3bからなるエアロゲル層3
を導光板1の前面や背面に設けることができる。
【0028】上記のエアロゲル層3の厚みは特に限定さ
れるものではなく、導光板1との界面で光を全反射させ
ることができる厚み以上であればよい。
れるものではなく、導光板1との界面で光を全反射させ
ることができる厚み以上であればよい。
【0029】図3は請求項6に係る発明の実施の形態の
他の一例を示すものであり、エアロゲル層3を導光板1
の背面側のみに設け、このエアロゲル層3の背面に黒色
ボード6が配置してある。その他の構成は図1あるいは
図2のものと同じである。
他の一例を示すものであり、エアロゲル層3を導光板1
の背面側のみに設け、このエアロゲル層3の背面に黒色
ボード6が配置してある。その他の構成は図1あるいは
図2のものと同じである。
【0030】図3のように形成される面発光体にあっ
て、光源2からの光が導光板1内に側端面から入射する
と、光は導光板1の前面と空気の界面で全反射すると共
に、導光板1の背面とエアロゲル層3の界面で全反射し
て、導光板1内を全面に伝送される。そして、導光板1
のエアロゲル層3が設けられていない前面に透明性ある
いは光散乱性のインク17で字や絵などを書くと、導光
板1の前面のうちこのインク17が付着する部分では全
反射が起こらず、光はインク17が付着する部分におい
て導光板1の前面から出射することになり、また背景は
黒色ボード6の黒色であるので、インク17で書いた字
や絵などが光って見えることになる。このようにして、
導光板1のエアロゲル層3が設けられていない前面にイ
ンク17で字や絵を書いたり、これを消したりすること
によって、光る黒板として使用することができるもので
ある。このものにあって、衝撃が加わったり、手で押さ
えられたりして、導光板1に衝撃や曲げが作用しても、
黒色ボード6はエアロゲル層3に接触するだけであっ
て、導光板1に直接接触することはないものであり、そ
の接触部分で局部的な発光をして、面発光の均一性が低
下することを防ぐことができるものである。
て、光源2からの光が導光板1内に側端面から入射する
と、光は導光板1の前面と空気の界面で全反射すると共
に、導光板1の背面とエアロゲル層3の界面で全反射し
て、導光板1内を全面に伝送される。そして、導光板1
のエアロゲル層3が設けられていない前面に透明性ある
いは光散乱性のインク17で字や絵などを書くと、導光
板1の前面のうちこのインク17が付着する部分では全
反射が起こらず、光はインク17が付着する部分におい
て導光板1の前面から出射することになり、また背景は
黒色ボード6の黒色であるので、インク17で書いた字
や絵などが光って見えることになる。このようにして、
導光板1のエアロゲル層3が設けられていない前面にイ
ンク17で字や絵を書いたり、これを消したりすること
によって、光る黒板として使用することができるもので
ある。このものにあって、衝撃が加わったり、手で押さ
えられたりして、導光板1に衝撃や曲げが作用しても、
黒色ボード6はエアロゲル層3に接触するだけであっ
て、導光板1に直接接触することはないものであり、そ
の接触部分で局部的な発光をして、面発光の均一性が低
下することを防ぐことができるものである。
【0031】図4は請求項7に係る発明の実施の形態の
他の一例を示すものであり、導光板1を透明軟質樹脂で
形成することによって、自由に折り曲げることができる
可撓性を面発光体の導光板1に付与するようにしてあ
る。その他の構成は図1、図2、図3のものと同じであ
る。従ってこのものでは曲面状態に曲げて使用すること
ができるものであり、このように曲げて使用しても、反
射シート5や光拡散シート12、あるいは黒色ボード6
はエアロゲル層3に接触するだけであり、導光板1に直
接接触することはなく、反射シート5や光拡散シート1
2あるいは黒色ボード6が導光板1の背面や前面に直接
接触する場合のような、その接触部分で局部的な発光を
して、面発光の均一性が低下することがないものであ
り、また面発光体を大型化するために必要な光伝送性能
が低下することがないものである。
他の一例を示すものであり、導光板1を透明軟質樹脂で
形成することによって、自由に折り曲げることができる
可撓性を面発光体の導光板1に付与するようにしてあ
る。その他の構成は図1、図2、図3のものと同じであ
る。従ってこのものでは曲面状態に曲げて使用すること
ができるものであり、このように曲げて使用しても、反
射シート5や光拡散シート12、あるいは黒色ボード6
はエアロゲル層3に接触するだけであり、導光板1に直
接接触することはなく、反射シート5や光拡散シート1
2あるいは黒色ボード6が導光板1の背面や前面に直接
接触する場合のような、その接触部分で局部的な発光を
して、面発光の均一性が低下することがないものであ
り、また面発光体を大型化するために必要な光伝送性能
が低下することがないものである。
【0032】図5は請求項8に係る発明の実施の形態の
他の一例を示すものであり、アクリル樹脂など透明樹脂
にシリカエアロゲル8の粒子を混練し、シリカエアロゲ
ル8を均一に分散混合したこの透明樹脂で導光板1を形
成するようにしたものである。このものでは、導光板1
の前面側の光拡散シート12は省略することができる
が、その他の構成は図1、図2、図3、図4のものと同
じである。このように導光板1内にシリカエアロゲル8
の粒子を分散させることによって、導光板1内にその側
端面から入射され導光板1の前面や背面と平行な方向に
進む光をシリカエアロゲル8で拡散させることができる
ものであり、しかもシリカエアロゲル8は透明であっ
て、光強度がロスされることなく適度に拡散させること
ができるものであり、面発光体の導光板1の前面側での
発光効率を向上させることができるものである。
他の一例を示すものであり、アクリル樹脂など透明樹脂
にシリカエアロゲル8の粒子を混練し、シリカエアロゲ
ル8を均一に分散混合したこの透明樹脂で導光板1を形
成するようにしたものである。このものでは、導光板1
の前面側の光拡散シート12は省略することができる
が、その他の構成は図1、図2、図3、図4のものと同
じである。このように導光板1内にシリカエアロゲル8
の粒子を分散させることによって、導光板1内にその側
端面から入射され導光板1の前面や背面と平行な方向に
進む光をシリカエアロゲル8で拡散させることができる
ものであり、しかもシリカエアロゲル8は透明であっ
て、光強度がロスされることなく適度に拡散させること
ができるものであり、面発光体の導光板1の前面側での
発光効率を向上させることができるものである。
【0033】ここで、導光板1内に光散乱用の粒子を混
合して発光効率を向上させるためには、一般に粒子とし
て、透明性があり、導光板1を形成する透明樹脂に対し
て屈折率が0.01〜0.1程度異なり、粒子径が0.
3〜10μm程度のものが用いられており、例えば、導
光板1を形成する透明樹脂がメタクリル樹脂の場合には
シリコーン樹脂の粒子が用いられている。このように従
来から使用されている光散乱用の粒子は、導光板1を形
成する透明樹脂に対して屈折率や粒子径が最適なものを
選定する必要があり、導光板1を形成する透明樹脂と光
散乱用の粒子の組み合わせに制約がある。
合して発光効率を向上させるためには、一般に粒子とし
て、透明性があり、導光板1を形成する透明樹脂に対し
て屈折率が0.01〜0.1程度異なり、粒子径が0.
3〜10μm程度のものが用いられており、例えば、導
光板1を形成する透明樹脂がメタクリル樹脂の場合には
シリコーン樹脂の粒子が用いられている。このように従
来から使用されている光散乱用の粒子は、導光板1を形
成する透明樹脂に対して屈折率や粒子径が最適なものを
選定する必要があり、導光板1を形成する透明樹脂と光
散乱用の粒子の組み合わせに制約がある。
【0034】一方、シリカエアロゲル8は導光板1を形
成する透明樹脂と混練する際に0.1〜10μm程度に
粉砕され、光の散乱に適度な粒子径となる。またシリカ
エアロゲル8は多孔質であるので、導光板1を形成する
透明樹脂内に混練する際にシリカエアロゲル8の微小空
隙内がこの透明樹脂の浸透によって満たされ、シリカエ
アロゲル8は見かけ上の屈折率が導光板1を形成する透
明樹脂の屈折率プラス0.01〜0.1程度になり、光
の散乱に適度な見かけの屈折率になる。従って、シリカ
エアロゲル8と導光板1を形成する透明樹脂との組み合
わせの制約が小さくなるものである。また、このように
透明樹脂が微小空隙に浸透した状態のシリカエアロゲル
8は透明樹脂と同様の透明性を保持するものであり、光
の吸収を起こさないものである。
成する透明樹脂と混練する際に0.1〜10μm程度に
粉砕され、光の散乱に適度な粒子径となる。またシリカ
エアロゲル8は多孔質であるので、導光板1を形成する
透明樹脂内に混練する際にシリカエアロゲル8の微小空
隙内がこの透明樹脂の浸透によって満たされ、シリカエ
アロゲル8は見かけ上の屈折率が導光板1を形成する透
明樹脂の屈折率プラス0.01〜0.1程度になり、光
の散乱に適度な見かけの屈折率になる。従って、シリカ
エアロゲル8と導光板1を形成する透明樹脂との組み合
わせの制約が小さくなるものである。また、このように
透明樹脂が微小空隙に浸透した状態のシリカエアロゲル
8は透明樹脂と同様の透明性を保持するものであり、光
の吸収を起こさないものである。
【0035】導光板1を形成する透明樹脂に対するシリ
カエアロゲル8の混合量は、1〜50重量%の範囲が好
ましい。シリカエアロゲル8の混合量がこの範囲よりも
少ないと、光の拡散による発光効率を向上する効果を十
分に得ることができず、またシリカエアロゲル8の混合
量がこの範囲よりも多いと、透明樹脂にシリカエアロゲ
ル8を混練する作業が困難になると共に均一に分散させ
ることが困難になり、面発光に傾斜が生じて均一に発光
させることができなくなるおそれがある。そして導光板
1内においてシリカエアロゲル8の粒子は入射光がその
前面で強い反射を起こすことなく弱く拡散するので、発
光面でのムラや傾斜を起こさず面発光量を増加させるこ
とができるものである。
カエアロゲル8の混合量は、1〜50重量%の範囲が好
ましい。シリカエアロゲル8の混合量がこの範囲よりも
少ないと、光の拡散による発光効率を向上する効果を十
分に得ることができず、またシリカエアロゲル8の混合
量がこの範囲よりも多いと、透明樹脂にシリカエアロゲ
ル8を混練する作業が困難になると共に均一に分散させ
ることが困難になり、面発光に傾斜が生じて均一に発光
させることができなくなるおそれがある。そして導光板
1内においてシリカエアロゲル8の粒子は入射光がその
前面で強い反射を起こすことなく弱く拡散するので、発
光面でのムラや傾斜を起こさず面発光量を増加させるこ
とができるものである。
【0036】図6は請求項9に係る発明の実施の形態の
一例を示すものであり、拡散板9と、拡散板9の背面側
に配置した複数の光源2を具備して面発光体を形成する
ようにしてある。拡散板9はアクリル樹脂などの透明樹
脂の板として形成してあり、拡散板9の上面(前面)の
全面及び下面(背面)の全面にシリカエアロゲルなどの
エアロゲル3aによって形成したエアロゲル層3が積層
して設けてある。図の実施の形態では、シリカエアロゲ
ルをシート状に成形したものを拡散板9の前面側と背面
側に配置してエアロゲル層3を設けるようにしてある。
また拡散板9の前面側のエアロゲル層3の外面にはプリ
ズムシート13が配置してあり、光源2の背面側には反
射板18が配置してある。反射板18はその拡散板9側
の面に断面V字状の凹溝19が平行に複数形成されるよ
うに屈曲してあり、光源2はこの各凹溝19内に配置す
るようにしてある。
一例を示すものであり、拡散板9と、拡散板9の背面側
に配置した複数の光源2を具備して面発光体を形成する
ようにしてある。拡散板9はアクリル樹脂などの透明樹
脂の板として形成してあり、拡散板9の上面(前面)の
全面及び下面(背面)の全面にシリカエアロゲルなどの
エアロゲル3aによって形成したエアロゲル層3が積層
して設けてある。図の実施の形態では、シリカエアロゲ
ルをシート状に成形したものを拡散板9の前面側と背面
側に配置してエアロゲル層3を設けるようにしてある。
また拡散板9の前面側のエアロゲル層3の外面にはプリ
ズムシート13が配置してあり、光源2の背面側には反
射板18が配置してある。反射板18はその拡散板9側
の面に断面V字状の凹溝19が平行に複数形成されるよ
うに屈曲してあり、光源2はこの各凹溝19内に配置す
るようにしてある。
【0037】このように形成される面発光体にあって、
光源2からの光は背面側のエアロゲル層3で拡散されて
拡散板9に入射し、拡散板9を通過して、前面側のエア
ロゲル層3でさらに拡散された後、さらにプリズムシー
ト13で拡散されて出射し、拡散板9の前面側が発光す
る。この面発光体は例えば液晶パネルの背面側に配置し
てバックライトとして使用されるものであり、光源2か
ら出る熱は拡散板9の裏面側のエアロゲル層3及び前面
側のエアロゲル層3が断熱層として働き、拡散板9を通
過した熱が液晶パネルに作用して液晶パネルが温度上昇
することを緩和することができるものである。
光源2からの光は背面側のエアロゲル層3で拡散されて
拡散板9に入射し、拡散板9を通過して、前面側のエア
ロゲル層3でさらに拡散された後、さらにプリズムシー
ト13で拡散されて出射し、拡散板9の前面側が発光す
る。この面発光体は例えば液晶パネルの背面側に配置し
てバックライトとして使用されるものであり、光源2か
ら出る熱は拡散板9の裏面側のエアロゲル層3及び前面
側のエアロゲル層3が断熱層として働き、拡散板9を通
過した熱が液晶パネルに作用して液晶パネルが温度上昇
することを緩和することができるものである。
【0038】ここで、拡散板9の背面側に設けたエアロ
ゲル層3は、透明拡散層としての機能を有する他、面発
光体に振動や衝撃等が作用した際に光源2が拡散板9に
直接接触することを防止する緩衝材としての機能も有す
るものであり、光源2が導光板1の背面に直接接触する
場合のような、その接触部分が局部的に明るくなって、
面発光の均一性が低下することを防ぐことができるもの
である。また拡散板9の前面側に設けたエアロゲル層3
は、透明拡散層としての機能を有する他、面発光体に振
動や衝撃等が作用した際にプリズムシート13が導光板
1に直接接触することを防止する緩衝材としての機能も
有するものであり、プリズムシート13が拡散板9の前
面に直接接触する場合のような、その接触部分が局部的
に発光して、面発光の均一性が低下することを防ぐこと
ができるものである。
ゲル層3は、透明拡散層としての機能を有する他、面発
光体に振動や衝撃等が作用した際に光源2が拡散板9に
直接接触することを防止する緩衝材としての機能も有す
るものであり、光源2が導光板1の背面に直接接触する
場合のような、その接触部分が局部的に明るくなって、
面発光の均一性が低下することを防ぐことができるもの
である。また拡散板9の前面側に設けたエアロゲル層3
は、透明拡散層としての機能を有する他、面発光体に振
動や衝撃等が作用した際にプリズムシート13が導光板
1に直接接触することを防止する緩衝材としての機能も
有するものであり、プリズムシート13が拡散板9の前
面に直接接触する場合のような、その接触部分が局部的
に発光して、面発光の均一性が低下することを防ぐこと
ができるものである。
【0039】図7は請求項10に係る発明の実施の形態
の一例を示すものであり、アクリル樹脂など透明樹脂に
シリカエアロゲル8の粒子を混練し、シリカエアロゲル
8を均一に分散混合したこの透明樹脂で拡散板9を形成
するようにしたものである。またこの実施の形態では、
拡散板9の背面側にのみエアロゲル層3を設け、拡散板
9の前面側にはエアロゲル層3を設けずにプリズムシー
ト13が配置してある。その他の構成は図6のものと同
じである。このように拡散板9内にシリカエアロゲル8
の粒子を分散させることによって、拡散板9内にその背
面から入射された光は、拡散板9内においてシリカエア
ロゲル8で拡散されるものであり、しかもシリカエアロ
ゲル8は透明であって、光強度がロスされることなく適
度に拡散させることができるものであり、発光効率を低
下させることなく面発光体の拡散板9の前面側での発光
の均一性を得ることができるものである。
の一例を示すものであり、アクリル樹脂など透明樹脂に
シリカエアロゲル8の粒子を混練し、シリカエアロゲル
8を均一に分散混合したこの透明樹脂で拡散板9を形成
するようにしたものである。またこの実施の形態では、
拡散板9の背面側にのみエアロゲル層3を設け、拡散板
9の前面側にはエアロゲル層3を設けずにプリズムシー
ト13が配置してある。その他の構成は図6のものと同
じである。このように拡散板9内にシリカエアロゲル8
の粒子を分散させることによって、拡散板9内にその背
面から入射された光は、拡散板9内においてシリカエア
ロゲル8で拡散されるものであり、しかもシリカエアロ
ゲル8は透明であって、光強度がロスされることなく適
度に拡散させることができるものであり、発光効率を低
下させることなく面発光体の拡散板9の前面側での発光
の均一性を得ることができるものである。
【0040】図8は請求項11に係る発明の実施の形態
の一例を示すものであり、導光板1の上面(前面)の全
面にシリカエアロゲルなどの屈折率が1.008〜1.
18のエアロゲル3aによって形成したエアロゲル層3
が積層して設けてあり、このエアロゲル層3の前面の全
面にプリズムシート13が配置して設けてある。また導
光板1の下面(背面)の全面に光拡散シート12が配置
してある。そしてこの導光板1の一側端面に光源2を近
接配置することによって、面発光体を形成してある。
の一例を示すものであり、導光板1の上面(前面)の全
面にシリカエアロゲルなどの屈折率が1.008〜1.
18のエアロゲル3aによって形成したエアロゲル層3
が積層して設けてあり、このエアロゲル層3の前面の全
面にプリズムシート13が配置して設けてある。また導
光板1の下面(背面)の全面に光拡散シート12が配置
してある。そしてこの導光板1の一側端面に光源2を近
接配置することによって、面発光体を形成してある。
【0041】反射型液晶パネル7は液晶パネル21の背
面に反射板22を設けて形成されるものであり、上記の
面発光体は、導光板1の背面側を液晶パネル21の前面
側に重ねて、反射型液晶パネル7の前面側の全面に配置
することによってフロントライトとして使用されるもの
である。そして、光源2からの光が導光板1内に側端面
から入射すると、光は導光板1の前面とエアロゲル層3
の界面で全反射しながら、導光板1内を全面に伝送さ
れ、光は導光板1の背面から出射すると共に光拡散シー
ト12を拡散しながら通過して、反射型液晶パネル7の
液晶パネル21に照射される。反射型液晶パネル7に照
射されて液晶パネル21に入射された光は背面の反射板
22で反射し、液晶パネル21から導光板1に背面から
入射して導光板1及びエアロゲル層3を通過すると共に
プリズムシート13を通過して、面発光体の前面から出
射するものであり、面発光体の前面側から導光板1を通
して液晶パネル21の表示内容を見ることができるもの
である。
面に反射板22を設けて形成されるものであり、上記の
面発光体は、導光板1の背面側を液晶パネル21の前面
側に重ねて、反射型液晶パネル7の前面側の全面に配置
することによってフロントライトとして使用されるもの
である。そして、光源2からの光が導光板1内に側端面
から入射すると、光は導光板1の前面とエアロゲル層3
の界面で全反射しながら、導光板1内を全面に伝送さ
れ、光は導光板1の背面から出射すると共に光拡散シー
ト12を拡散しながら通過して、反射型液晶パネル7の
液晶パネル21に照射される。反射型液晶パネル7に照
射されて液晶パネル21に入射された光は背面の反射板
22で反射し、液晶パネル21から導光板1に背面から
入射して導光板1及びエアロゲル層3を通過すると共に
プリズムシート13を通過して、面発光体の前面から出
射するものであり、面発光体の前面側から導光板1を通
して液晶パネル21の表示内容を見ることができるもの
である。
【0042】
【実施例】次に、本発明の実施例を示す。
【0043】(実施例1)アクリル樹脂(屈折率1.4
9)で320mm×239mm×厚み4mmの寸法に成
形した導光板1の下面(背面)に白色ドットをパターン
印刷することによって拡散反射部4を設け、シリカエア
ロゲルで厚み1mmに作製したシリカエアロゲルシート
(屈折率1.03)を導光板1の上面(前面)と下面
(背面)に重ねることによって、導光板1の両面にエア
ロゲル層3を設けた。また導光板1の下面(背面)側の
エアロゲル層3の外面に白色プラスチック製の反射シー
ト5(東レ(株)製「E60L」:厚み200μm)を
重ね、さらに導光板1の上面(前面)側に光拡散シート
12(辻本電機(株)製「D121」:厚み130μ
m)を重ねると共にその外面にプリズムシート13(三
菱レイヨン(株)製「H210」:厚み150μm)を
重ね、そして導光板1の一つの側端面に冷陰極管(φ
2.1mm)のランプで形成される光源2を配置しする
ことによって、図1に示したような面発光体を得た。
9)で320mm×239mm×厚み4mmの寸法に成
形した導光板1の下面(背面)に白色ドットをパターン
印刷することによって拡散反射部4を設け、シリカエア
ロゲルで厚み1mmに作製したシリカエアロゲルシート
(屈折率1.03)を導光板1の上面(前面)と下面
(背面)に重ねることによって、導光板1の両面にエア
ロゲル層3を設けた。また導光板1の下面(背面)側の
エアロゲル層3の外面に白色プラスチック製の反射シー
ト5(東レ(株)製「E60L」:厚み200μm)を
重ね、さらに導光板1の上面(前面)側に光拡散シート
12(辻本電機(株)製「D121」:厚み130μ
m)を重ねると共にその外面にプリズムシート13(三
菱レイヨン(株)製「H210」:厚み150μm)を
重ね、そして導光板1の一つの側端面に冷陰極管(φ
2.1mm)のランプで形成される光源2を配置しする
ことによって、図1に示したような面発光体を得た。
【0044】このように得られた面発光体にあって、前
面側の発光面は輝度が高く、均一な発光を示した。
面側の発光面は輝度が高く、均一な発光を示した。
【0045】(実施例2)厚み250μmのウレタン樹
脂系透明ホットメルトシートの片面にシリカエアロゲル
粉末(平均粒径150μm、屈折率1.03)を固着さ
せることによって作製したシートを用い、このシートを
シリカエアロゲルの側で導光板1の上面(前面)や下面
(背面)に配置することによって、シリカエアロゲル及
びシリカエアロゲル間の空気からなるエアロゲル層3を
導光板1の上面(前面)や下面(背面)に設けるように
した他は、実施例1と同様にして図2に示したような面
発光体を得た。
脂系透明ホットメルトシートの片面にシリカエアロゲル
粉末(平均粒径150μm、屈折率1.03)を固着さ
せることによって作製したシートを用い、このシートを
シリカエアロゲルの側で導光板1の上面(前面)や下面
(背面)に配置することによって、シリカエアロゲル及
びシリカエアロゲル間の空気からなるエアロゲル層3を
導光板1の上面(前面)や下面(背面)に設けるように
した他は、実施例1と同様にして図2に示したような面
発光体を得た。
【0046】このように得られた面発光体にあって、前
面側の発光面は輝度が高く、均一な発光を示した。
面側の発光面は輝度が高く、均一な発光を示した。
【0047】(実施例3)平均粒径50μmのシリカエ
アロゲル粉末(屈折率1.03)をアクリル樹脂(屈折
率1.49)に1重量%配合したものを成形して得た導
光板1を用いるようにした他は、実施例1と同様にして
図5に示したような面発光体を得た。
アロゲル粉末(屈折率1.03)をアクリル樹脂(屈折
率1.49)に1重量%配合したものを成形して得た導
光板1を用いるようにした他は、実施例1と同様にして
図5に示したような面発光体を得た。
【0048】このように得られた面発光体にあって、前
面側の発光面は輝度が高く、均一な発光を示した。
面側の発光面は輝度が高く、均一な発光を示した。
【0049】
【発明の効果】上記のように本発明の請求項1に係る面
発光体は、導光板と、導光板の少なくとも一つの側端面
に対向して配置された光源とを具備して形成され、導光
板の前面側から光が出射して発光される面発光体であっ
て、導光板の前面と背面の少なくとも一方に、屈折率が
1.008〜1.18のエアロゲル層を設けるようにし
たので、導光板内に側端面から入射した光源からの光
は、導光板とエアロゲル層の界面で全反射しながら導光
板内を全面に伝送され、導光板の前面側から均一に面発
光させることができるものであり、しかも導光板に衝撃
や曲げが作用しても反射シートや光拡散シートなどはエ
アロゲル層に接触するだけであって導光板に直接接触す
ることがなく、その接触部分で局部的な発光が生じるこ
とを防いで、面発光の均一性が低下することを防止する
ことができるものである。
発光体は、導光板と、導光板の少なくとも一つの側端面
に対向して配置された光源とを具備して形成され、導光
板の前面側から光が出射して発光される面発光体であっ
て、導光板の前面と背面の少なくとも一方に、屈折率が
1.008〜1.18のエアロゲル層を設けるようにし
たので、導光板内に側端面から入射した光源からの光
は、導光板とエアロゲル層の界面で全反射しながら導光
板内を全面に伝送され、導光板の前面側から均一に面発
光させることができるものであり、しかも導光板に衝撃
や曲げが作用しても反射シートや光拡散シートなどはエ
アロゲル層に接触するだけであって導光板に直接接触す
ることがなく、その接触部分で局部的な発光が生じるこ
とを防いで、面発光の均一性が低下することを防止する
ことができるものである。
【0050】また請求項2の発明は、エアロゲル層が、
エアロゲルと空気からなるものであるので、導光板とエ
アロゲル層の界面での全反射の効率を高めることがで
き、面発光の均一性を高めることができるものである。
エアロゲルと空気からなるものであるので、導光板とエ
アロゲル層の界面での全反射の効率を高めることがで
き、面発光の均一性を高めることができるものである。
【0051】また請求項3の発明は、エアロゲルが、シ
リカエアロゲルであるので、導光板とエアロゲル層の界
面での全反射の効率を高めることができ、面発光の均一
性を高めることができるものである。
リカエアロゲルであるので、導光板とエアロゲル層の界
面での全反射の効率を高めることができ、面発光の均一
性を高めることができるものである。
【0052】また請求項4の発明は、導光板の背面の少
なくとも一部に拡散反射部を設けたので、導光板内を伝
送される光を拡散反射部で拡散させて導光板の前面側か
ら出射させることができ、発光効率を高めることができ
るものである。
なくとも一部に拡散反射部を設けたので、導光板内を伝
送される光を拡散反射部で拡散させて導光板の前面側か
ら出射させることができ、発光効率を高めることができ
るものである。
【0053】また請求項5の発明は、導光板の背面に設
けたエアロゲル層の外側に反射シートを設けたので、導
光板内を伝送される光を反射シートで反射させて導光板
の前面側から出射させることができ、発光効率を高める
ことができるものである。
けたエアロゲル層の外側に反射シートを設けたので、導
光板内を伝送される光を反射シートで反射させて導光板
の前面側から出射させることができ、発光効率を高める
ことができるものである。
【0054】また請求項6の発明は、導光板の背面に設
けたエアロゲル層の外側に黒色ボードを設けたので、導
光板の前面にインクで字や絵などを書くと、導光板の前
面のうちこのインクが付着する部分では全反射が起こら
ず、光はインクが付着する部分において導光板の前面か
ら出射し、また背景は黒色ボードの黒色であってインク
で書いた字や絵などが光って見えるものであり、光る黒
板として使用することができるものである。しかも導光
板に衝撃や曲げが作用しても、黒色ボードはエアロゲル
層に接触するだけであって、導光板に直接接触すること
はなく、その接触部分で局部的な発光が生じることを防
いで、面発光の均一性が低下することを防止することが
できるものである。
けたエアロゲル層の外側に黒色ボードを設けたので、導
光板の前面にインクで字や絵などを書くと、導光板の前
面のうちこのインクが付着する部分では全反射が起こら
ず、光はインクが付着する部分において導光板の前面か
ら出射し、また背景は黒色ボードの黒色であってインク
で書いた字や絵などが光って見えるものであり、光る黒
板として使用することができるものである。しかも導光
板に衝撃や曲げが作用しても、黒色ボードはエアロゲル
層に接触するだけであって、導光板に直接接触すること
はなく、その接触部分で局部的な発光が生じることを防
いで、面発光の均一性が低下することを防止することが
できるものである。
【0055】また請求項7の発明は、導光板が可撓性を
有する透明軟質樹脂で形成されているので、導光板を曲
げて屈曲した状態で使用することができるものである。
有する透明軟質樹脂で形成されているので、導光板を曲
げて屈曲した状態で使用することができるものである。
【0056】また請求項8の発明は、導光板を形成する
透明樹脂中にシリカエアロゲルが分散混入されているの
で、シリカエアロゲルによって光強度をロスすることな
く導光板内で拡散させることができるものであり、面発
光の発光効率を高めることができるものである。
透明樹脂中にシリカエアロゲルが分散混入されているの
で、シリカエアロゲルによって光強度をロスすることな
く導光板内で拡散させることができるものであり、面発
光の発光効率を高めることができるものである。
【0057】本発明の請求項9に係る面発光体は、拡散
板と、拡散板の背面側に配置される少なくとも一つの光
源とを具備して形成され、拡散板の前面側から光が出射
して発光される面発光体であって、拡散板の前面と背面
の少なくとも一方に、屈折率が1.008〜1.18の
エアロゲル層を設けたので、拡散板の背面に入射される
光源からの光はエアロゲル層で拡散されて拡散板の前面
から出射して発光されるものであり、また光源の熱はエ
アロゲル層による断熱作用で拡散板の前面から放散され
ることを低減することができ、液晶パネルの背面側に配
置してバックライトとして使用するにあたって液晶パネ
ルが温度上昇することを緩和することができるものであ
る。しかも拡散板に振動や衝撃等が作用しても光源はエ
アロゲル層に接触するだけであって拡散板に直接接触す
ることがなく、その接触部分が局部的に明るくなって、
面発光の均一性が低下することを防ぐことができるもの
である。
板と、拡散板の背面側に配置される少なくとも一つの光
源とを具備して形成され、拡散板の前面側から光が出射
して発光される面発光体であって、拡散板の前面と背面
の少なくとも一方に、屈折率が1.008〜1.18の
エアロゲル層を設けたので、拡散板の背面に入射される
光源からの光はエアロゲル層で拡散されて拡散板の前面
から出射して発光されるものであり、また光源の熱はエ
アロゲル層による断熱作用で拡散板の前面から放散され
ることを低減することができ、液晶パネルの背面側に配
置してバックライトとして使用するにあたって液晶パネ
ルが温度上昇することを緩和することができるものであ
る。しかも拡散板に振動や衝撃等が作用しても光源はエ
アロゲル層に接触するだけであって拡散板に直接接触す
ることがなく、その接触部分が局部的に明るくなって、
面発光の均一性が低下することを防ぐことができるもの
である。
【0058】また請求項10の発明は、拡散板を形成す
る透明樹脂中にシリカエアロゲルが分散混入されている
ので、拡散板内にその背面から入射された光は、光強度
のロスなくシリカエアロゲルで拡散されるものであり、
発光効率を低下させることなく拡散板の前面側での発光
の均一性を得ることができるものである。
る透明樹脂中にシリカエアロゲルが分散混入されている
ので、拡散板内にその背面から入射された光は、光強度
のロスなくシリカエアロゲルで拡散されるものであり、
発光効率を低下させることなく拡散板の前面側での発光
の均一性を得ることができるものである。
【0059】本発明の請求項11に係る面発光体は、導
光板と、導光板の少なくとも一つの側端面に対向して配
置された光源とを具備して形成され、反射型液晶パネル
を照明するための面発光体であって、導光板の反射型液
晶パネルと反対側の面に、屈折率が1.008〜1.1
8のエアロゲル層を設けたので、導光板内に側端面から
入射した光源からの光は、導光板の前面とエアロゲル層
の界面で全反射しながら導光板内を全面に伝送され、導
光板の背面側から均一に面発光させることができるもの
であり、反射型液晶パネルを効率よく均一に照明するこ
とができるものである。しかも導光板に衝撃や曲げが作
用しても、プリズムシートなどはエアロゲル層に接触す
るだけであって、導光板に直接接触することはなく、そ
の接触部分で局部的な発光が生じることを防いで、反射
型液晶パネルの表示が見にくくなることを防止すること
ができるものである。
光板と、導光板の少なくとも一つの側端面に対向して配
置された光源とを具備して形成され、反射型液晶パネル
を照明するための面発光体であって、導光板の反射型液
晶パネルと反対側の面に、屈折率が1.008〜1.1
8のエアロゲル層を設けたので、導光板内に側端面から
入射した光源からの光は、導光板の前面とエアロゲル層
の界面で全反射しながら導光板内を全面に伝送され、導
光板の背面側から均一に面発光させることができるもの
であり、反射型液晶パネルを効率よく均一に照明するこ
とができるものである。しかも導光板に衝撃や曲げが作
用しても、プリズムシートなどはエアロゲル層に接触す
るだけであって、導光板に直接接触することはなく、そ
の接触部分で局部的な発光が生じることを防いで、反射
型液晶パネルの表示が見にくくなることを防止すること
ができるものである。
【図1】本発明の実施の形態の一例を示す断面図であ
る。
る。
【図2】本発明の実施の形態の他の一例を示す断面図で
ある。
ある。
【図3】本発明の実施の形態の他の一例を示す断面図で
ある。
ある。
【図4】本発明の実施の形態の他の一例を示す断面図で
ある。
ある。
【図5】本発明の実施の形態の他の一例を示す断面図で
ある。
ある。
【図6】本発明の実施の形態の他の一例を示す断面図で
ある。
ある。
【図7】本発明の実施の形態の他の一例を示す断面図で
ある。
ある。
【図8】本発明の実施の形態の他の一例を示す断面図で
ある。
ある。
【図9】従来例を示すものであり、(a),(b)はそ
れぞれ断面図である。
れぞれ断面図である。
1 導光板 2 光源 3 エアロゲル層 3a エアロゲル 3b 空気 4 拡散反射部 5 反射シート 6 黒色ボード 7 反射型液晶パネル 8 シリカエアロゲル
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年6月21日(1999.6.2
1)
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】一方、シリカエアロゲル8は導光板1を形
成する透明樹脂と混練する際に0.1〜10μm程度に
粉砕され、光の散乱に適度な粒子径となる。またシリカ
エアロゲル8は多孔質であるので、導光板1を形成する
透明樹脂内に混練する際にシリカエアロゲル8の微小空
隙内がこの透明樹脂の浸透によって満たされ、シリカエ
アロゲル8は光の散乱に適度な見かけの屈折率になる。
従って、シリカエアロゲル8と導光板1を形成する透明
樹脂との組み合わせの制約が小さくなるものである。ま
た、このように透明樹脂が微小空隙に浸透した状態のシ
リカエアロゲル8は透明樹脂と同様の透明性を保持する
ものであり、光の吸収を起こさないものである。
成する透明樹脂と混練する際に0.1〜10μm程度に
粉砕され、光の散乱に適度な粒子径となる。またシリカ
エアロゲル8は多孔質であるので、導光板1を形成する
透明樹脂内に混練する際にシリカエアロゲル8の微小空
隙内がこの透明樹脂の浸透によって満たされ、シリカエ
アロゲル8は光の散乱に適度な見かけの屈折率になる。
従って、シリカエアロゲル8と導光板1を形成する透明
樹脂との組み合わせの制約が小さくなるものである。ま
た、このように透明樹脂が微小空隙に浸透した状態のシ
リカエアロゲル8は透明樹脂と同様の透明性を保持する
ものであり、光の吸収を起こさないものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 椿 健治 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 園田 健二 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 薮ノ内 伸晃 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 清 三喜男 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 2H038 AA55 BA06 2H091 FA32Z FB06 FC17 FC25 FC29 FC30 FD06 FD16 FD23 GA17 LA18 5G435 AA01 BB12 FF03 FF06 GG24
Claims (11)
- 【請求項1】 導光板と、導光板の少なくとも一つの側
端面に対向して配置された光源とを具備して形成され、
導光板の前面側から光が出射して発光される面発光体で
あって、導光板の前面と背面の少なくとも一方に、屈折
率が1.008〜1.18のエアロゲル層を設けて成る
ことを特徴とする面発光体。 - 【請求項2】 エアロゲル層が、エアロゲルと空気から
なるものであることを特徴とする請求項1に記載の面発
光体。 - 【請求項3】 エアロゲルが、シリカエアロゲルである
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の面発光体。 - 【請求項4】 導光板の背面の少なくとも一部に拡散反
射部を設けて成ることを特徴とする請求項1乃至3のい
ずれかに記載の面発光体。 - 【請求項5】 導光板の背面に設けたエアロゲル層の外
側に反射シートを設けて成ることを特徴とする請求項1
乃至4のいずれかに記載の面発光体。 - 【請求項6】 導光板の背面に設けたエアロゲル層の外
側に黒色ボードを設けて成ることを特徴とする請求項1
乃至4のいずれかに記載の面発光体。 - 【請求項7】 導光板が可撓性を有する透明軟質樹脂で
形成されていることを特徴とする請求項1乃至6のいず
れかに記載の面発光体。 - 【請求項8】 導光板を形成する透明樹脂中にシリカエ
アロゲルが分散混入されていることを特徴とする請求項
1乃至7のいずれかに記載の面発光体。 - 【請求項9】 拡散板と、拡散板の背面側に配置される
少なくとも一つの光源とを具備して形成され、拡散板の
前面側から光が出射して発光される面発光体であって、
拡散板の前面と背面の少なくとも一方に、屈折率が1.
008〜1.18のエアロゲル層を設けて成ることを特
徴とする面発光体。 - 【請求項10】 拡散板を形成する透明樹脂中にシリカ
エアロゲルが分散混入されていることを特徴とする請求
項9に記載の面発光体。 - 【請求項11】 導光板と、導光板の少なくとも一つの
側端面に対向して配置された光源とを具備して形成さ
れ、反射型液晶パネルの前面に配置されて反射型液晶パ
ネルを照明するための面発光体であって、導光板の反射
型液晶パネルと反対側の面に、屈折率が1.008〜
1.18のエアロゲル層を設けて成ることを特徴とする
面発光体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11098372A JP2000294021A (ja) | 1999-04-06 | 1999-04-06 | 面発光体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11098372A JP2000294021A (ja) | 1999-04-06 | 1999-04-06 | 面発光体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000294021A true JP2000294021A (ja) | 2000-10-20 |
Family
ID=14218061
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11098372A Withdrawn JP2000294021A (ja) | 1999-04-06 | 1999-04-06 | 面発光体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000294021A (ja) |
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1999
- 1999-04-06 JP JP11098372A patent/JP2000294021A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060606 |