JP2000293405A - 分散システムの遠隔保守管理装置及び方法並びに該方法のプログラムを記録した記憶媒体 - Google Patents

分散システムの遠隔保守管理装置及び方法並びに該方法のプログラムを記録した記憶媒体

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JP2000293405A
JP2000293405A JP11095590A JP9559099A JP2000293405A JP 2000293405 A JP2000293405 A JP 2000293405A JP 11095590 A JP11095590 A JP 11095590A JP 9559099 A JP9559099 A JP 9559099A JP 2000293405 A JP2000293405 A JP 2000293405A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 分散システムにおける管理対象装置の保守,
管理を、遠隔に行うことができるようにする。 【解決手段】 開示される分散システムの遠隔保守管理
装置は、複数の管理対象装置33〜33に対し
て、この管理対象装置を保守,管理するために必要な保
守アプリケーション6を記憶するデータ記憶装置31
と、記憶されている保守アプリケーションを読み出して
管理対象装置において実行させるシステム管理装置32
とを備えて管理対象システム3を形成し、この管理対象
システムに対して、保守アプリケーションを、通信手段
を介して導入する保守アプリケーション導入装置2と、
管理対象システム3から管理対象システムにおける保守
アプリケーションの実行結果を、通信手段を介して取り
出すシステム監視装置4とを備え、各管理対象装置の保
守,管理を遠隔で行うことができる構成となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、分散システムに
おける管理対象装置の保守,管理を、システムの管理者
が遠隔に行うための、分散システムの遠隔保守管理装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】分散システムにおいては、複数の装置を
それぞれ離れた土地に分散配置して所望の制御や処理を
行わせる。この場合、管理対象となる装置の保守データ
の取得や、管理対象装置の保守,管理を行うために必要
なアプリケーションの導入や、管理対象装置で発生した
障害の修復等を行うことが必要であり、このため、分散
システムの保守管理装置が用いられている。
【0003】図13は、従来の分散システムの保守管理
装置の一例を示したものである。従来の分散システムの
保守管理装置は、図13に示すように、出力装置G1
と、システム監視装置G2と、管理対象システムG3と
から構成されている。図13を参照して、従来の分散シ
ステムの保守管理装置の動作を説明する。システム監視
装置G2は、システム管理装置G31に対して保守デー
タを要求する。システム管理装置G31は、各管理対象
装置G32〜G32に対して、保守データを要
求する。管理対象装置G32〜G32は、それ
ぞれが記憶している保守アプリケーションを動作させ
て、保守データを取得する。そして、管理対象装置G3
〜G32は、取得した保守データを、システ
ム管理装置G31へ送付する。システム管理装置G31
は、送付された保守データをシステム監視装置G2へ送
付する。システム監視装置G2は、送付された保守デー
タを、システム監視装置G2が有する何らかの送信手段
を用いて、出力装置G1へ送信する。これによって、出
力装置G1は、複数の管理対象装置G32〜G32
の保守情報を蓄積するので、システム管理者は、出
力装置G1から、蓄積されている保守情報を取り出すこ
とによって、管理対象装置G32 〜G32の保
守情報を得ることができる。なお、この従来例と類似し
たものとして、遠隔操作でアプリケーションを登録,更
新する遠隔保守方式が、例えば特開平4−250545
号公報に開示されており、また、一つの保守アプリケー
ションによって、マルチプラットホームからなる分散シ
ステム全体を保守,管理できる運用管理のための装置お
よびこの装置を備えたコンピュータシステムが、例えば
特開平6−149737号公報に開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図13
に示されたような従来の分散システムの保守管理装置に
は、次のような、各種の問題点があった。
【0005】第1の問題点は、保守アプリケーションを
更新するためには、保守要員が、保守対象システムの所
在地まで出向かなければならないということである。こ
の理由は、従来の保守管理装置では、ネットワークを用
いて、保守アプリケーションを遠隔操作によって更新す
る方法について、考慮されていなかったためである。第
2の問題点は、保守アプリケーションの更新は、すべて
の管理対象装置に対して行わなければならないというこ
とである。この理由は、保守アプリケーションが、すべ
ての管理対象装置ごとに組み込まれているためである。
第3の問題点は、マルチプラットホームの分散システム
において、保守アプリケーションは、管理対象装置ごと
に作成しなければならないということである。この理由
は、異なったプラットホームでも、同一の保守アプリケ
ーションを動作させる方法について、考慮されていなか
ったためである。第4の問題点は、管理対象装置の資源
を無駄に使用しているということである。この理由は、
保守アプリケーションが、すべての管理対象装置に組み
込まれているためである。第5の問題点は、保守データ
を取得するためには、特別なシステム監視装置を必要と
するということである。この理由は、管理対象システム
からシステム監視装置へ送付されるのは、保守データだ
けであるため、保守データを加工して出力すための手段
や装置が、システム監視装置において必要となるためで
ある。第6の問題点は、障害に対処するために、装置の
環境を修正したり、障害を未然に防止したりする等の目
的で、装置の環境を更新する等の保守作業を、遠隔に行
うことができないということである。この理由は、装置
の環境の修正や更新を行うための、保守アプリケーショ
ンや修正物件の送付を行う方法について、考慮されてい
なかったためである。
【0006】この発明は、上述の事情に鑑みてなされた
ものであって、これらの欠点を補うために、下記のよう
な各種機能を備えた、分散システムの遠隔保守管理装置
を提供することを目的としている。
【0007】(1)保守のためのアプリケーションを、
遠隔操作で登録したり更新したりすることができる。 (2)保守アプリケーションを各種プラットホーム間で
共通化することによって、マルチプラットホームの分散
システムの場合でも、一種類の保守アプリケーションを
開発するだけで、分散システム全体の保守管理を行うこ
とができる。 (3)保守アプリケーションの管理方法として、保守ア
プリケーションを管理対象システム内の記憶装置に記憶
させておき、システム管理装置が、必要なときにだけ、
管理対象装置へ保守アプリケーションを送付する方法を
用いることができる。 (4)管理対象装置が受け取った保守アプリケーション
は、実行を完了すると、管理対象装置から消去すること
ができる。 (5)システムの保守管理や監視のために必要なアプリ
ケーションを、管理対象システムにおいて、必要に応じ
て動的に作成することができる。 (6)システムの保守管理や監視を行う際に、管理対象
システムで作成した、システムの管理や監視のために必
要なアプリケーションを、保守アプリケーション導入装
置やシステム監視装置が、ネットワーク等を介して管理
対象システムから取得することができる。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、分散システムの遠隔保守管
理装置に係り、複数の管理対象装置を含む分散システム
に対して、該管理対象装置を保守,管理するために必要
な保守アプリケーションを記憶するデータ記憶装置と、
該記憶されている保守アプリケーションを読み出して上
記管理対象装置において実行させるシステム管理装置と
を備えて管理対象システムを形成するとともに、該管理
対象システムに対して、上記保守アプリケーションを、
通信手段を介して導入する保守アプリケーション導入装
置と、該管理対象システムから、該管理対象システムに
おける上記保守アプリケーションの実行結果を、通信手
段を介して取り出すシステム監視装置とを備え、上記各
管理対象装置の保守,管理を遠隔で行うことができるよ
うに構成されていることを特徴としている。
【0009】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の分散システムの遠隔保守管理装置に係り、上記保守
アプリケーションが、管理対象装置を保守,管理するた
めに必要な処理と、各管理対象装置から取得する保守デ
ータを管理するための処理と、保守データを出力するた
めの処理とから構成されていて、上記システム管理装置
が、上記保守アプリケーション導入装置を介して入力さ
れた該保守アプリケーションを、上記データ記憶装置に
記憶させるとともに、該記憶されている保守アプリケー
ションを読み出して上記管理対象装置へ送付し、該管理
対象装置が該保守アプリケーションを実行して作成した
保守データを加工して上記データ記憶装置に記憶させ、
該記憶された保守データを読み出して所定のデータ形式
に変換するとともに、該変換された保守データと該変換
された保守データを出力するための処理とをシステム監
視装置に出力し、上記システム監視装置が、該出力され
た処理を実行して送付された保守データを出力するよう
に構成されていることを特徴としている。
【0010】また、請求項3記載の発明は、請求項1記
載の分散システムの遠隔保守管理装置に係り、上記保守
アプリケーションが、管理対象装置の障害を修復する処
理を含み、上記システム管理装置が上記データ記憶装置
から該保守アプリケーションを読み出して管理対象装置
へ送付することによって、管理対象装置が該保守アプリ
ケーションを実行して、障害を修復することを特徴とし
ている。
【0011】また、請求項4記載の発明は、請求項1乃
至3のいずれか一つに記載の分散システムの遠隔保守管
理装置に係り、上記保守アプリケーションが、装置の環
境に依存しない処理コードで記述されていることを特徴
としている。
【0012】また、請求項5記載の発明は、請求項1乃
至4のいずれか一つに記載の分散システムの遠隔保守管
理装置に係り、上記システム管理装置の行う保守データ
の加工が、SQL文又はXML文への加工であることを
特徴としている。
【0013】また、請求項6記載の発明は、請求項1乃
至5のいずれか一つに記載の分散システムの遠隔保守管
理装置に係り、上記所定のデータ形式が、HTML形式
又はXML文形式であることを特徴としている。
【0014】また、請求項7記載の発明は、請求項1乃
至6のいずれか一つに記載の分散システムの遠隔保守管
理装置に係り、上記保守アプリケーションが、管理の対
象である装置で実行する処理である保守アプリケーショ
ン処理部と、保守アプリケーション処理部を、管理の対
象である装置において実行して得られる保守データを管
理するための処理である保守データ処理部と、保守デー
タを出力装置に出力できる形式に変換し出力データを作
成するための処理である出力データ作成部と、出力デー
タを出力するための処理である出力アプリケーション処
理部とを含むとともに、上記データ記憶装置が、上記保
守アプリケーション導入装置で実行する入力アプリケー
ションを記憶する入力アプリケーション記憶部と、保守
アプリケーション導入装置から送付されたすべての保守
アプリケーションを記憶する保守アプリケーション記憶
部と、管理対象装置から送付された保守データを記憶す
る保守データ記憶部とを備え、上記システム管理装置
が、入力アプリケーション記憶部から入力アプリケーシ
ョンを取り出して保守アプリケーション導入装置へ送る
入力アプリケーション送付手段と、保守アプリケーショ
ン導入装置から送られた保守アプリケーションを上記保
守アプリケーション記憶部に記憶させる保守アプリケー
ション登録手段と、上記保守アプリケーション記憶部に
記憶されている保守アプリケーション処理部をすべての
管理対象装置へ送る保守アプリケーション送付手段と、
管理対象装置における保守アプリケーション処理部の動
作結果得られた保守データを上記保守データ処理部の処
理に従って加工して上記保守データ記憶部に記憶する保
守データ解析手段と、上記保守データ記憶部に記憶され
ている保守データから上記出力データ作成部の処理に従
って出力データを作成する処理と、作成した出力データ
と上記保守アプリケーション記憶部に記憶している出力
アプリケーション処理部とから、出力データと出力処理
とを組にした出力アプリケーションを作成する処理と、
該出力アプリケーションをシステム監視装置へ送る処理
とを行う出力アプリケーション作成手段とを備えている
ことを特徴としている。
【0015】また、請求項8記載の発明は、請求項7記
載の分散システムの遠隔保守管理装置に係り、上記保守
アプリケーションが、保守アプリケーションを識別する
ための名称であるアプリケーション名と、保守アプリケ
ーションを管理対象システムに登録するときに使用する
データであるデータ種別とを含み、上記システム管理装
置において、保守アプリケーション登録手段が、送られ
てきた保守アプリケーションのデータ種別が登録である
ときは、保守アプリケーション記憶部に、アプリケーシ
ョン名と、保守アプリケーション処理部と、保守データ
処理部と、出力データ作成部と、出力アプリケーション
処理部とを新たに記憶し、データ種別が更新であるとき
は、保守アプリケーション記憶部から、送られてきた保
守アプリケーションのアプリケーション名と同じアプリ
ケーション名を持つ記憶部を検索して、この結果得られ
た記憶部に、保守アプリケーション処理部と、保守デー
タ処理部と、出力データ作成部と、出力アプリケーショ
ン処理部とを上書きするように構成されていることを特
徴としている。
【0016】また、請求項9記載の発明は、請求項7又
は8記載の分散システムの遠隔保守管理装置に係り、上
記保守アプリケーションが、保守アプリケーションを識
別するための名称であるアプリケーション名を含み、上
記データ記憶装置が、上記システム監視装置から出力さ
れた保守データを選択するための選択アプリケーション
処理部を記憶する選択アプリケーション記憶部を備え、
上記システム管理装置が、上記選択アプリケーション記
憶部に記憶されている選択アプリケーション処理部と、
保守アプリケーション記憶部に記憶されている保守アプ
リケーションのアプリケーション名とから、システム監
視装置で動作させる選択アプリケーションを作成して、
システム監視装置に送付する選択アプリケーション作成
手段を備えるとともに、出力する保守データのアプリケ
ーション名を指定するための入力装置を備えたことを特
徴としている。
【0017】また、請求項10記載の発明は、分散シス
テムの保守,管理を行うための装置に係り、管理対象分
散システムを保守,管理するために必要なアプリケーシ
ョンの導入と、該アプリケーションの実行による、管理
対象分散システムの保守データの取得及び/又は管理対
象分散システムで発生しした障害の修復とを、遠隔で行
うことができるように構成されていることを特徴として
いる。
【0018】また、請求項11記載の発明は、分散シス
テムの保守,管理を行う方法に係り、複数の管理対象装
置を含む分散システムに対して、該管理対象装置を保
守,管理するために必要な保守アプリケーションを記憶
する手段と、該記憶されている保守アプリケーションを
読み出して前記管理対象装置において実行させる手段と
を設けて管理対象システムを形成し、該管理対象システ
ムに対して、上記保守アプリケーションを通信手段を介
して導入する手段と、該管理対象システムから、該管理
対象システムにおける上記保守アプリケーションの実行
結果を通信手段を介して取り出す手段とを設けて、上記
各管理対象装置の保守,管理を遠隔で行うことができる
ようにしたことを特徴としている。
【0019】また、請求項12記載の発明は、請求項1
1記載の発明に係る分散システムの遠隔保守管理方法を
実行するプログラムを記録したコンピュータ読み取り可
能な記憶媒体であって、複数の管理対象装置を含む分散
システムに対して、該管理対象装置を保守,管理するた
めに必要な保守アプリケーションを記憶する手段と、該
記憶されている保守アプリケーションを読み出して上記
管理対象装置において実行させる手段とを設けて管理対
象システムを形成し、該管理対象システムに対して、上
記保守アプリケーションを通信手段を介して導入する手
段と、該管理対象システムから、該管理対象システムに
おける上記保守アプリケーションの実行結果を通信手段
を介して取り出す手段とを設けて、上記各管理対象装置
の保守,管理を遠隔で行うことができるようにしたプロ
グラムを記録したことを特徴としている。
【0020】
【作用】この発明の構成では、複数の管理対象装置を含
む分散システムに対して、この管理対象装置を保守,管
理するために必要な保守アプリケーションを記憶するデ
ータ記憶装置と、記憶されている保守アプリケーション
を読み出して管理対象装置において実行させるシステム
管理装置とを備えて管理対象システムを形成するととも
に、この管理対象システムに対して、保守アプリケーシ
ョンを、通信手段を介して導入する保守アプリケーショ
ン導入装置と、管理対象システムから、管理対象システ
ムにおける保守アプリケーションの実行結果を、通信手
段を介して取り出すシステム監視装置とを備えることに
よって、各管理対象装置の保守,管理を遠隔で行うこと
ができるように構成されているので、管理対象分散シス
テムの保守データの取得や、管理対象分散システムを保
守,管理するために必要なアプリケーションの導入や、
管理対象分散システムで発生した障害を修復するための
アプリケーションの実行の操作を、システムの管理者が
遠隔で行うことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。説明は、実施例を用い
て具体的に行う。 ◇第1実施例 図1は、この発明の第1実施例である分散システムの遠
隔保守管理装置の構成を示すブロック図である。この例
の分散システムの遠隔保守管理装置は、入力装置1と、
保守アプリケーション導入装置2と、管理対象システム
3と、システム監視装置4と、出力装置5と、保守アプ
リケーション6とから概略構成されている。入力装置1
は、保守アプリケーション6を入力するために設けられ
ている。保守アプリケーション導入装置2は、入力装置
1を介して入力された保守アプリケーション入力を、管
理対象システム3に導入されるために設けられている。
管理対象システム3は、管理対象装置33〜33
からなる分散システムに対して、システムを管理す
るシステム管理装置32と、システム管理装置32が、
管理対象装置33〜33に適用する保守アプリ
ケーションと、管理対象装置33〜33から取
り出した保守データとを記憶するデータ記憶装置31と
を設けたものである。システム監視装置4は、管理対象
システム3を監視する機能を有している。出力装置5
は、システム監視装置4における監視結果の保守情報を
出力する機能を有する。保守アプリケーション6は、管
理対象装置33を管理,保守するために必要なプログラ
ムである。
【0022】この例の分散システムの遠隔保守管理装置
において、保守アプリケーション6は、管理対象装置3
〜33を管理,保守するために必要な処理
と、各管理対象装置から取得した、保守のために必要な
データ(以下、保守データという)を管理するための処
理と、保守データを出力するための処理とから構成され
ているプログラムであって、装置の環境に依存しない処
理コードで記述されている。したがって、どのような装
置であっても、保守アプリケーション6を実行すること
が可能である。保守アプリケーション6は、システム管
理者によって、保守アプリケーション導入装置2に接続
されている入力装置1から入力され、システム管理装置
32を経て、データ記憶装置31に記憶される。例え
ば、ハードウェア構成を取得する保守アプリケーション
が、入力装置1から入力されたとすると、システム管理
装置32は、入力された保守アプリケーション「ハード
ウェア構成取得」を保守アプリケーション導入装置2か
ら受け取って、データ記憶装置31に記憶する。
【0023】管理対象装置33〜33は、保
守,管理の対象となる装置である。分散システムは、通
常、複数の管理対象装置から構成されている。システム
管理装置32は、データ記憶装置31に記憶されている
保守アプリケーション6を読み出して、管理対象装置3
〜33へ送付する。管理対象装置33
33は、装置の環境に依存しない処理コードを解釈
して実行するための手段を持っていて、この手段を用い
て、送付された保守アプリケーション6を実行し、保守
のために必要な情報である保守データを生成する。生成
した保守データは、システム管理装置32へ送られて、
保守アプリケーション6に含まれている、保守データを
管理する処理を用いて加工されたのち、データ記憶装置
31に記憶される。例えば、データ記憶装置31に記憶
されている保守アプリケーション「ハードウェア構成取
得」を、システム管理装置32が読み出して、管理対象
装置33 〜33へ送付したとすると、管理対象装
置33〜33は、送付された保守アプリケーシ
ョン「ハードウェア構成取得」を実行して、保守データ
「CPU=Pentium(登録商標),Memory
=96Mbyte」を生成する。この保守データは、シ
ステム管理装置32へ送られ、例えば記憶装置へアクセ
スする際の定型文であるSQL(Structured Query Lan
guage )文又はデータを記述するためのXML(Extens
ible Markup Language)文に加工されて、データ記憶装
置31に記憶される。
【0024】システム監視装置4は、管理対象システム
を監視するための装置である。システム監視装置4に接
続されている出力装置5に、管理対象システムの状態を
出力するための処理とデータは、システム管理装置32
が作成する。すなわち、システム管理装置32は、デー
タ記憶装置31に記憶されている保守データと保守アプ
リケーション6を用いて、出力するデータと処理を作成
する。例えば、データ記憶装置31には、保守アプリケ
ーション6として、「ハードウェア構成取得」が記憶さ
れ、保守データとして、「CPU=Pentium,M
emory=96Mbyte」が記憶されているものと
する。さらに、保守アプリケーション6である「ハード
ウェア構成取得」は、保守データを出力するための処理
として、保守データをページ記述言語であるHTML
(Hyper Text Markup Language)形式又はデータを記述
するためのXML文形式に変換する処理と、HTML又
はXMLを出力する処理を含んでいるものとする。この
とき、システム管理装置32は、保守アプリケーション
「ハードウェア構成取得」を用いて保守データをHTM
L形式又はXML文形式に変換する。そして、システム
管理装置32は、このHTML形式又はXML文形式に
変換されたデータとHTML又はXMLを出力するため
の処理とを、システム監視装置4に送付する。システム
監視装置4は、送付されてきた保守データと処理を実行
して、出力装置5に出力する。
【0025】また、保守アプリケーション6が、管理対
象装置33の障害を修復する処理を行う場合もある。例
えば、データ記憶装置31に記憶されている保守アプリ
ケーション「SCSI(Small Computer System Interf
ace )ドライバ更新」を、システム管理装置32が読み
出して、管理対象装置33〜33へ送ったとす
ると、管理対象装置33〜33は、送付された
保守アプリケーション「SCSIドライバ更新」を実行
して、管理対象装置33〜33のSCSIドラ
イバの更新を行い、障害を修復する。システム管理装置
32は、管理対象装置33〜33の障害修復結
果の保守データを読み出して、データ記憶装置31に記
憶し、システム監視装置4は、データ記憶装置31に記
憶されている障害修復結果の保守データを、出力装置5
に出力する。
【0026】このように、この例の分散システムの遠隔
保守管理装置では、上述のような動作を行うので、管理
対象分散システムの保守データの取得や、障害の修復を
遠隔で行うことができる。さらにこの例の分散システム
の遠隔保守管理装置は、以下に列挙するような各種の効
果を有している。 (1)保守アプリケーションを遠隔操作で登録したり、
更新したりすることができる。 (2)装置の環境に依存しない保守アプリケーションを
使用しているので、マルチプラットホームから構成され
ている分散システムへの適用が容易である。 (3)保守アプリケーションを一括管理するので、資源
の消費を抑えることができる。 (4)遠隔操作で障害を修復することができる。 (5)上記(1)〜(4)の機能によって、システムの
保守要員や使用する資源を少なくすることができるの
で、保守費用を低減することができる。 (6)監視するための処理とデータを、管理対象システ
ム内のシステム管理装置から送付するので、システム監
視装置が特定されない。
【0027】◇第2実施例 図2は、この発明の第2実施例である分散システムの遠
隔保守管理装置の構成を示すブロック図、図3は、同実
施例における保守アプリケーションの内容を示す図、図
4は、同実施例における保守アプリケーションの登録動
作を示すフローチャート、図5は、同実施例における保
守アプリケーションを動作させて保守データを取得する
場合の動作を示すフローチャート、図6は、同実施例に
おけるシステム監視装置に保守データを出力する場合の
動作を示すフローチャート、図7は、同実施例における
保守アプリケーションの登録動作の具体例を示す図、図
8は、同実施例における保守アプリケーションを動作さ
せて保守データを取得する動作の具体例を示す図、図9
は、同実施例におけるシステム監視装置に保守データを
出力する動作の具体例を示す図である。
【0028】この例の分散システムの遠隔保守管理装置
は、図2に示すように、入力装置1Aと、保守アプリケ
ーション導入装置2Aと、管理対象システム3Aと、シ
ステム監視装置4Aと、出力装置5Aとから概略構成さ
れている。入力装置1Aは、保守アプリケーション6A
を入力するために設けられている。保守アプリケーショ
ン導入装置2Aは、入力装置1Aを介して入力された保
守アプリケーション入力を、管理対象システム3Aに導
入されるために設けられている。管理対象システム3A
は、管理対象装置33A〜33Aからなる分散
システムに対して、システムを管理するシステム管理装
置32Aと、システム管理装置32Aが、管理対象装置
33A〜33Aに適用する保守アプリケーショ
ンと、管理対象装置33A〜33Aから取り出
した保守データとを記憶するデータ記憶装置31Aとを
設けたものである。システム監視装置4Aは、管理対象
システム3Aを監視する機能を有している。出力装置5
Aは、システム監視装置4Aにおける監視結果の保守情
報を出力する機能を有する。
【0029】この例の分散システムの遠隔保守管理装置
において、保守アプリケーション6Aは、管理対象とな
る装置を管理するために必要となる情報を取得する処理
を行ったり、管理対象となる装置の障害を修復するため
の処理を行うプログラムである。保守アプリケーション
6Aは、管理の対象となる装置の環境に依存しない処理
コードで記述されている。保守アプリケーション6A
は、図3に示すように、アプリケーション名61と、デ
ータ種別62と、保守アプリケーション処理部63と、
保守データ処理部64と、出力データ作成部65と、出
力アプリケーション処理部66とから構成されている。
これらのうち、保守アプリケーション処理部63と、保
守データ処理部64と、出力データ作成部65と、出力
アプリケーション処理部66とは、それぞれ、プログラ
ムコードによって記述されている。アプリケーション名
61は、保守アプリケーション6Aを識別するための名
前である。データ種別62は、保守アプリケーション6
Aを管理対象システム3Aに登録するときに使用するデ
ータであり、例えば、「新規」又は「更新」のどちらか
の値をとる。「新規」は、送付された保守アプリケーシ
ョン6Aを、管理対象システム3Aに新規に登録するこ
とを表す。「更新」は、管理対象システム3Aに登録さ
れている既存の保守アプリケーションを、送付された保
守アプリケーション6Aで上書きすることを表す。保守
アプリケーション処理部63は、管理の対象である装置
で実行する処理である。保守データ処理部64は、保守
アプリケーション処理部63を、管理の対象である装置
で実行して得られる保守データを管理するための処理で
ある。出力データ作成部65は、保守データを出力装置
5Aに出力できるデータ形式に変換したデータ(以下、
出力データという)を作成するための処理である。出力
アプリケーション処理部66は、出力データを出力する
ための処理である。
【0030】保守アプリケーション導入装置2Aは、保
守アプリケーション6Aを管理対象システム3Aへ送付
するための装置であり、ネットワーク等によって、管理
対象システム3Aと接続されている。保守アプリケーシ
ョン導入装置2Aは、アプリケーション動作手段21を
含んでいる。アプリケーション動作手段21は、アプリ
ケーションを実行するための手段であり、ここでは、保
守アプリケーション6Aを、入力装置1Aから入力し
て、管理対象システム3Aへ送付するためのアプリケー
ション(以下、入力アプリケーションという)を、管理
対象システム3Aから取得して実行する。
【0031】管理対象システム3Aは、管理する対象の
システムであり、ネットワーク等によって、保守アプリ
ケーション導入装置2Aと、システム監視装置4Aとに
接続されている。管理対象システム3Aは、データ記憶
装置31Aと、システム管理装置32Aと、管理対象装
置33A〜33Aとからなっている。
【0032】データ記憶装置31Aは、保守に必要なデ
ータを記憶する装置であって、入力アプリケーション記
憶部311と、保守アプリケーション記憶部312と、
保守データ記憶部313を含んでいる。入力アプリケー
ション記憶部311は、保守アプリケーション導入装置
2Aで実行する入力アプリケーションを記憶している。
保守アプリケーション記憶部312は、保守アプリケー
ション導入装置2Aから送付されたすべての保守アプリ
ケーション6Aを記憶する。ただし、保守アプリケーシ
ョン6Aのうち、アプリケーション名61と、保守アプ
リケーション処理部63と、保守データ処理部64と、
出力データ作成部65と、出力アプリケーション処理部
66とを記憶する。保守データ記憶部313は、管理対
象装置33A〜33Aで保守アプリケーション
処理部63を動作させて取得する保守データを記憶す
る。
【0033】システム管理装置32Aは、管理対象シス
テム3Aの管理を行う装置である。管理対象システム3
A内には、必ず、一つのシステム管理装置32Aが必要
となる。システム管理装置32Aは、入力アプリケーシ
ョン送付手段321と、保守アプリケーション登録手段
322と、保守アプリケーション送付手段323と、保
守データ解析手段324と、出力アプリケーション作成
手段325とを含んでいる。
【0034】入力アプリケーション送付手段321は、
入力アプリケーション記憶部311から入力アプリケー
ションを取り出し、保守アプリケーション導入装置2A
のアプリケーション動作手段21へ送る。保守アプリケ
ーション登録手段322は、保守アプリケーション導入
装置2Aから送られてきた保守アプリケーション6A
を、保守アプリケーション記憶部312に記憶する処理
を行う。この処理では、送られてきた保守アプリケーシ
ョン6Aのデータ種別62が「登録」であれば、アプリ
ケーション名61と、保守アプリケーション処理部63
と、保守データ処理部64と、出力データ作成部65
と、出力アプリケーション処理部66とを、保守アプリ
ケーション記憶部312に新たに記憶する。また、デー
タ種別62が「更新」であれば、保守アプリケーション
記憶部312から送られてきた、保守アプリケーション
6Aのアプリケーション名61と同じアプリケーション
名を持つ記憶部を検索して、この結果得られた記憶部
に、保守アプリケーション処理部63と、保守データ処
理部64と、出力データ作成部65と、出力アプリケー
ション処理部66とを上書きする。
【0035】保守アプリケーション送付手段323は、
保守アプリケーション記憶部312に記憶している保守
アプリケーション処理部63を、管理対象システム3A
内のすべての管理対象装置33A〜33Aに送
る。保守データ解析手段324は、保守アプリケーショ
ン処理部63を、管理対象装置33A〜33A
で動作させて得られた保守データを、保守アプリケーシ
ョン記憶部312に記憶している保守データ処理部64
の処理に従って加工して、保守データ記憶部313に記
憶する。出力アプリケーション作成手段325は、保守
データ記憶部313に記憶している保守データから、保
守アプリケーション記憶部312に記憶している出力デ
ータ作成部65の処理に従って出力データを作成する処
理と、作成した出力データと保守アプリケーション記憶
部312に記憶している出力アプリケーション処理部6
6とから、出力データと出力処理とを組にしたアプリケ
ーション(以下、出力アプリケーションという)を作成
する処理と、出力アプリケーションをシステム監視装置
4Aに送る処理とを行う。
【0036】管理対象装置33A〜33Aは、
管理の対象となる装置である。管理対象システム3A内
には、通常、複数の管理対象装置33A〜33A
が存在する。管理対象装置33A〜33A
は、アプリケーション動作手段331を含んでいる。ア
プリケーション動作手段331は、システム管理装置3
2Aの保守アプリケーション送付手段323から送られ
る保守アプリケーション処理部63を実行するための手
段である。アプリケーション動作手段331では、装置
の環境に依存しない処理コードで記述されている、保守
アプリケーション処理部63を実行させることができ
る。アプリケーション動作手段331で、保守アプリケ
ーション処理部63を実行して得られたデータは、保守
データ解析手段324へ送られる。また、アプリケーシ
ョン動作手段331は、保守アプリケーション処理部6
3の実行が終了すると、保守アプリケーション送付手段
323から送られてきた保守アプリケーション処理部6
3を消去する。
【0037】システム監視装置4Aは、管理対象システ
ム3Aの管理対象装置33A〜33Aの状態を
監視するための装置であり、ネットワーク等によって、
管理対象システム3Aと接続されている。システム監視
装置4Aは、アプリケーション動作手段41を有してい
る。アプリケーション動作手段41は、システム管理装
置32Aの出力アプリケーション作成手段325から出
力アプリケーションを取得して、出力処理を実行する。
出力装置5Aは、システム管理装置32Aの出力アプリ
ケーション作成手段325から送付された出力アプリケ
ーションを、システム監視装置4Aのアプリケーション
動作手段41で実行した結果を出力する。
【0038】以下、図2乃至図6を参照して、この例の
分散システムの遠隔保守管理装置の動作について説明す
る。この例の分散システムの遠隔保守管理装置が持つ動
作は、保守アプリケーションの登録動作と、保守アプリ
ケーションを動作させて保守データを取得する動作と、
システム監視装置に保守データを出力する動作の3つで
あり、以下、これら各動作について分説する。
【0039】最初、図2乃至図4を参照して、保守アプ
リケーションの登録動作について説明する。まず、保守
アプリケーション導入装置2Aのアプリケーション動作
手段21は、データ記憶装置31Aの入力アプリケーシ
ョン記憶部311に記憶されている入力アプリケーショ
ンを、入力アプリケーション送付手段321から取得し
て(図4のステップA1)、実行する(図4のステップ
A2)。入力装置1Aから送付された保守アプリケーシ
ョン6Aを、実行している入力アプリケーションに入力
する(図4のステップA3)。入力された保守アプリケ
ーション6Aは、保守アプリケーション登録手段322
へ送付される(図4のステップA4)。保守アプリケー
ション登録手段322は、送付された保守アプリケーシ
ョン6Aを解析して、データ種別62の値を取り出す
(図4のステップA5)。データ種別62が、「更新」
であるか、「登録」であるかを調べて(図4のステップ
A6)、「登録」の場合には、図4のステップA7に進
み、「更新」の場合は、図4のステップA8に進む。
【0040】図4のステップA7では、保守アプリケー
ション6Aの登録を行うために、送られてきた保守アプ
リケーション6Aの、アプリケーション名61と、保守
アプリケーション処理部63と、保守データ処理部64
と、出力データ作成部65と、出力アプリケーション処
理部66とを、保守アプリケーション記憶部312に記
憶する。図4のステップA8では、保守アプリケーショ
ン6Aの更新を行う対象を検索するため、保守アプリケ
ーション記憶部312から送られてきた、保守アプリケ
ーション6Aのアプリケーション名61と一致する保守
アプリケーションを探す。一致する保守アプリケーショ
ンが存在する場合には、図4のステップA10に進み、
存在しない場合には、処理を終了する(図4のステップ
A9)。図4のステップA10では、保守アプリケーシ
ョン記憶部312に記憶している保守アプリケーション
の更新を行うために、送付されてきた保守アプリケーシ
ョン6Aの保守アプリケーション処理部63と、保守デ
ータ処理部64と、出力データ作成部65と、出力アプ
リケーション処理部66のうちで、変更のある処理部
を、検索して得られた保守アプリケーションの記憶部に
上書きする。以上の処理によって、保守アプリケーショ
ンの登録動作が終了する。
【0041】次に、図2,図3,図5を参照して、保守
アプリケーションを動作させて保守データを取得する場
合の動作について説明する。
【0042】まず、システム管理装置32Aの保守アプ
リケーション送付手段323は、保守アプリケーション
6Aの保守アプリケーション処理部63を、保守アプリ
ケーション記憶部312から取り出す(図5のステップ
B1)。次に、取り出した保守アプリケーション処理部
63を、管理対象装置33A〜33Aの保守ア
プリケーション動作手段331へ送付する(図5のステ
ップB2)。保守アプリケーション動作手段331は、
送られてきた保守アプリケーション処理部63を実行す
る(図5のステップB3)。この結果として、保守デー
タが出力される場合には、保守データを記憶する処理を
行うために図5のステップB5に進み、保守データがな
い場合には、図5のステップB8に進む。なお、保守ア
プリケーション動作手段331は、保守アプリケーショ
ンの実行を完了すると、送られてきた保守アプリケーシ
ョン処理部63を消去する。図5のステップB5では、
得られた保守データをシステム管理装置32Aの保守デ
ータ解析手段324へ送る。保守データ解析手段324
は、保守アプリケーション6Aの保守データ処理部64
を、保守アプリケーション記憶部312から取り出し、
送られてきた保守データを、取り出した保守データ処理
部64の処理に従って加工して、保守データ記憶部31
3に記憶する処理を実行する(図5のステップB6,ス
テップB7)。さらに、保守アプリケーション記憶部3
12に記憶しているすべての保守アプリケーションにつ
いて、図5のステップB1からステップB7までの処理
を繰り返して実行する(図5のステップB8)。
【0043】次に、図2,図3,図6を参照して、シス
テム監視装置に保守データを出力する場合の動作につい
て説明する。
【0044】まず、出力アプリケーション作成手段32
5は、保守データ記憶部313から保守データを取得し
(図6のステップC1)、保守アプリケーション記憶部
312から、対応する保守アプリケーション6Aの、出
力データ作成部65を取得する(図6のステップC
2)。出力アプリケーション作成手段325は、出力デ
ータ作成部65の処理に従って、保守データから出力デ
ータを作成する(図6のステップC3)。さらに、出力
アプリケーション作成手段325は、保守アプリケーシ
ョン記憶部312から対応する保守アプリケーション6
Aの出力アプリケーション処理部66を取得し(図6の
ステップC4)、作成した出力データと取得した出力ア
プリケーション処理部66とから、出力アプリケーショ
ンを作成する(図6のステップC5)。そして出力アプ
リケーション作成手段325は、作成した出力アプリケ
ーションを、システム監視装置4Aのアプリケーション
動作手段41へ送る(図6のステップC6)。アプリケ
ーション動作手段41は、送られてきた出力アプリケー
ションを実行する(図6のステップC7)。出力装置5
Aは、システム監視装置4Aのアプリケーション動作手
段41で出力アプリケーションを実行した結果を出力す
る(図6のステップC8)。さらに、保守データ記憶部
313に記憶しているすべての保守データについて、図
6のステップC1からステップC8までの処理を繰り返
して実行する(図6のステップC9)。
【0045】次に、この例の分散システムの遠隔保守管
理装置の動作の具体例について説明する。
【0046】まず、図7を参照して、保守アプリケーシ
ョンの登録動作の具体例を説明する。この具体例では、
ハードウェア構成を取得する保守アプリケーションの更
新処理について説明する。
【0047】最初に、保守アプリケーション導入装置2
Aのアプリケーション動作手段21は、入力アプリケー
ション送付手段321から取得した入力アプリケーショ
ンを実行して、図7のD1のように出力する(図4のス
テップA1,ステップA2)。入力する保守アプリケー
ションは、図7の保守アプリケーションD2とする。保
守アプリケーションD2は、データ記憶装置31Aの保
守アプリケーション記憶部312に記憶されている、保
守アプリケーション「ハードウェア構成取得」を更新す
るためのものである。
【0048】保守アプリケーションD2のアプリケーシ
ョン名61には、「ハードウェア構成取得」が指定され
ている。保守アプリケーションD2のデータ種別62に
は、更新処理を行うことを示す「更新」が指定されてい
る。保守アプリケーションD2の保守アプリケーション
処理部63には、通常、新しい動作処理が記述されてい
るが、この具体例では変更を行わないので、「変更な
し」が指定されている。保守アプリケーションD2の保
守データ処理部64も、保守アプリケーション処理部6
3と同様に、この具体例では変更を行わないので、「変
更なし」が指定されている。保守アプリケーションD2
の出力データ作成部65には、保守データをHTML形
式又はXML文形式に変換する処理が設定されている。
保守アプリケーションD2の出力アプリケーション処理
部66には、HTML又はXMLを出力する処理が設定
されている。
【0049】入力された保守アプリケーションD2は、
保守アプリケーション導入装置2Aを経て、システム管
理装置32Aの保守アプリケーション登録手段322に
送られる(図4のステップA3,ステップA4)。保守
アプリケーション登録手段322は、送られてきた保守
アプリケーションD3を解析する(図4のステップA
5)。データ種別D4が「更新」なので(図4のステッ
プA6)、保守アプリケーション記憶部312の記憶D
10から、アプリケーション名が「ハードウェア構成取
得」であるデータを検索する(図4のステップA8)。
この結果、データD11のアプリケーション名が、「ハ
ードウェア構成取得」であることを確認する。検索に成
功したので(図4のステップA9)、データD11の保
守アプリケーション処理部と、保守データ処理部と、出
力データ作成部と、出力アプリケーション処理部とを、
それぞれ、保守アプリケーション処理部D6,保守デー
タ処理部D7,出力データ作成部D8,出力アプリケー
ション処理部D9に置き換える。ここでは、保守アプリ
ケーション処理部D6と保守データ処理部D7は、「変
更なし」なので、データD11の保守アプリケーション
処理部と保守データ処理部の置き換えは行わない。デー
タD11の出力データ作成部を、出力データ作成部D8
に設定されているHTML形式又はXML文形式への変
換処理で上書きし、データD11の出力アプリケーショ
ン処理部を、出力アプリケーション処理部D9に設定さ
れているHTML又はXMLを出力する処理で上書きす
る(図4のステップA10)。この結果、保守アプリケ
ーション記憶部312は、データD12のようになる。
【0050】次に、図8を参照して、保守アプリケーシ
ョンを動作させて保守データを取得する動作の具体例を
説明する。
【0051】まず、保守アプリケーション送付手段32
3は、保守アプリケーション6Aの保守アプリケーショ
ン処理部63を、データ記憶装置31Aの保守アプリケ
ーション記憶部312から取得する。この具体例では、
保守アプリケーション記憶部312は、E1のようにな
っているとする。ここでは、アプリケーション名「ハー
ドウェア構成取得」の保守アプリケーション処理部「ハ
ードウェア構成取得処理」E2を取得する(図5のステ
ップB1)。次に、保守アプリケーション送付手段32
3は、管理対象装置33A〜33Aのアプリケ
ーション動作手段331へ、保守アプリケーション処理
部E2を送付する(図5のステップB2)。アプリケー
ション動作手段331は、送られてきた保守アプリケー
ション処理部E3を実行する(図5のステップB3)。
この結果、ハードウェア構成の保守データが得られる。
この保守データの一例として、図8のデータE4のよう
な、「 ,」で区切られたテキスト形式の場合が考えら
れる。保守データE4が得られたので(図5のステップ
B4)、保守データE4を保守データ解析手段324へ
送付する(図5のステップB5)。アプリケーション動
作手段331は、保守アプリケーションの実行を完了す
ると、送られてきた保守アプリケーション処理部E3を
消去する。保守データ解析手段324は、送られてきた
保守データE5の処理を行うために、保守アプリケーシ
ョン記憶部E1から、保守データ処理部E6を取得す
る。保守データ処理部E6には、保守データをSQL文
に変換して、保守データ記憶部313に記憶する処理が
記述されている。保守データ解析手段324は、保守デ
ータ処理部E6を用いて、保守データE5をSQL文に
変換して(図5のステップB6)、図8のデータE8の
ように保守データ記憶部313に記憶する(図5のステ
ップB7)。さらに、保守アプリケーション記憶部E1
に記憶されている保守アプリケーションのすべてについ
て、同様の処理を行う(図5のステップB8)。
【0052】次に、図9を参照して、システム監視装置
4Aに保守データを出力する動作の具体例を説明する。
この具体例では、ハードウェア構成を出力する動作を説
明する。
【0053】まず、図9のデータF2で示す保守データ
記憶部313から、「ハードウェア構成取得」の保守デ
ータF4を取り出す(図6のステップC1)。そして、
図9のデータF1で示す保守アプリケーション記憶部3
12から、出力データ作成部F3を取り出す(図6のス
テップC2)。この具体例では、出力データ作成部F3
には、保守データをHTML形式に変換する処理が含ま
れている。出力アプリケーション作成手段325は、出
力データ作成部F3を用いて、保守データからHTML
形式の出力データを作成する(図6のステップC3)。
そして、出力アプリケーション作成手段325は、デー
タF1で示す保守アプリケーション記憶部312から出
力アプリケーション処理部「HTML出力処理」を取り
出して(図6のステップC4)、作成した出力データと
出力アプリケーション処理部から出力アプリケーション
F5を作成する(図6のステップC5)。出力アプリケ
ーション作成手段325は、作成した出力アプリケーシ
ョンF5を、システム監視装置4Aのアプリケーション
動作手段41に送付する(図6のステップC6)。アプ
リケーション動作手段41は、送られてきた出力アプリ
ケーションF6を実行する(図6のステップC7)。出
力装置5Aは、アプリケーション動作手段41で実行し
た結果を、データF7のように出力する(図6のステッ
プC8)。さらに、同様の処理を、図9のデータF2に
示す保守データ記憶部313に記憶している「ソフトウ
ェア構成」と、「障害情報」とについて行う(図6のス
テップC9)。
【0054】このように、この例の分散システムの遠隔
保守管理装置では、上述のような動作を行うので、管理
対象分散システムの保守データの取得を遠隔で行うこと
ができる。さらにこの例の分散システムの遠隔保守管理
装置は、以下に列挙するような各種の効果を有してい
る。
【0055】(1)保守アプリケーションを遠隔から登
録したり、置換したりすることができる。この結果、保
守アプリケーションの管理のために、保守要員が管理対
象システムの所在地まで出向くことが少なくなるので、
保守費用を低減することができる。この理由は、保守ア
プリケーションを管理する管理者が使用するための保守
アプリケーション導入装置と、管理対象であるシステム
が、ネットワークで繋がれていて、保守アプリケーショ
ンの管理を行うために、管理対象システム内に設置する
システム管理装置に、保守アプリケーションを遠隔で登
録したり更新したりすることができる仕組みを提供して
いるためである。
【0056】(2)管理対象装置に保守アプリケーショ
ンを設置する必要がない。この結果、保守アプリケーシ
ョンを登録する作業や、更新する作業を、分散システム
内のすべての管理対象装置に対して行う必要がなくな
り、新しい保守アプリケーションの導入が容易になる。
この理由は、保守アプリケーションは、管理対象システ
ム内のシステム管理装置で管理され、管理対象装置が保
守アプリケーションを必要とするときのみ、システム管
理装置から、管理対象装置に送付する手法を用いている
ためである。
【0057】(3)システム監視装置や保守アプリケー
ション導入装置が特定されない。この結果、ネットワー
クに接続されさえすれば、どのような状況からでも、管
理対象システムを管理,監視することができる。この理
由は、システム監視装置や保守アプリケーション導入装
置が、管理対象システム内で動的に作成されるような、
システムを管理,監視するためのアプリケーションを取
得して実行するからである。
【0058】(4)保守アプリケーションの再利用を、
容易に行うことができる。この結果、保守アプリケーシ
ョンの開発コストが低減され、保守業務の費用を低下さ
せることができる。この理由は、保守アプリケーション
が、処理モジュールごとに細分化されているので、既存
の処理モジュールを再利用して、管理対象システムの構
成に応じた、保守アプリケーションを作成することがで
きるためである。例えば、保守データの保存方式を変更
する場合には、保守データ処理部のみを置き換えるだけ
で、新しい保守アプリケーションを作成することが可能
である。
【0059】(5)保守アプリケーションを、装置に依
存しない処理記述で実装するので、各種のプラットホー
ムの装置が混在する分散システムにおいても、プラット
ホームごとに保守アプリケーションを作成する必要はな
く、保守アプリケーションを一つ作成するだけで、シス
テムを管理することができる。この結果、保守アプリケ
ーションの開発費用を低減することが可能となり、さら
に保守業務の費用を低下させることができる。この理由
は、管理対象装置内にある、保守アプリケーションを動
作させるための、アプリケーション動作手段が、装置の
環境に依存しない処理コードを実行できるようになって
いるためである。
【0060】◇第3実施例 図10は、この発明の第3実施例である分散システムの
遠隔保守管理装置の構成を示すブロック図、図11は、
同実施例におけるシステム監視装置に保守データを出力
する場合の動作を示すフローチャート、図12は、同実
施例におけるシステム監視装置に保守データを出力する
動作の具体例を示す図である。この例の分散システムの
遠隔保守管理装置は、図10に示すように、入力装置1
Bと、保守アプリケーション導入装置2Bと、管理対象
システム3Bと、システム監視装置4Bと、出力装置5
Bと、入力装置7とから概略構成されている。この例に
おいて、入力装置1B,保守アプリケーション導入装置
2B,システム監視装置4B,出力装置5Bと、管理対
象システム3Bの管理対象装置33B 〜33B
は、図2に示された第2実施例の場合の、入力装置1
A,保守アプリケーション導入装置2A,システム監視
装置4A,出力装置5Aと、管理対象システム3Aの管
理対象装置33A〜33Aと同様であるが、管
理対象システム3Bにおいて、データ記憶装置34が、
図2に示されたデータ記憶装置31の構成に加えて、選
択アプリケーション記憶部314を有する点と、システ
ム管理装置35が、図2に示されたシステム管理装置3
2の構成に加えて、選択アプリケーション作成手段32
6を有する点と、別に入力装置7を有する点とが異なっ
ている。
【0061】選択アプリケーション記憶部314は、選
択アプリケーション処理部を記憶する。選択アプリケー
ション処理部とは、システム監視装置4Bから出力する
保守データを選択するためのアプリケーションである。
選択アプリケーション作成手段326は、選択アプリケ
ーション記憶部314に記憶されている選択アプリケー
ション処理部と、保守アプリケーション記憶部312に
記憶されている保守アプリケーションのアプリケーショ
ン名とから、システム監視装置4Bで動作させる選択ア
プリケーションを作成して、システム監視装置4Bのア
プリケーション動作手段41へ、選択アプリケーション
を送付する。入力装置7は、出力する保守データのアプ
リケーション名を指定するための入力装置である。
【0062】以下、図10,図11を参照して、この例
の分散システムの遠隔保守管理装置の全体の動作につい
て説明する。この例において、保守アプリケーションの
登録動作と、保守アプリケーションを動作させて保守デ
ータを取得する動作とは、第2実施例の場合と同様なの
で、説明を省略し、ここでは、システム監視装置に保守
データを出力する場合の動作について詳細に説明する。
【0063】第2実施例では、システム監視装置4Aか
ら出力装置5Aに出力する保守データは、保守データ記
憶部313に記憶されている保守データのすべてであっ
たが、この例では、出力装置5Bに出力する保守データ
を選択できる機能を有している。まず、選択アプリケー
ション作成手段326は、選択アプリケーション記憶部
314から選択アプリケーション処理部を取得し、保守
データ記憶部313から、記憶している保守データのア
プリケーション名の一覧を取得する。取得した選択アプ
リケーション処理部と、保守データのアプリケーション
名の一覧から、選択アプリケーションを作成する(図1
1のステップC10)。選択アプリケーション作成手段
326は、作成した選択アプリケーションを、システム
監視装置4Bのアプリケーション動作手段41に送付す
る(図11のステップC11)。アプリケーション動作
手段41は、送付された選択アプリケーションを実行す
る(図11のステップC12)。システム管理者は、保
守データのアプリケーション名の一覧から、出力したい
項目を、入力装置7を用いて選択する(図11のステッ
プC13)。アプリケーション動作手段41で実行して
いる選択アプリケーションは、選択されたアプリケーシ
ョン名を、出力アプリケーション作成手段325に通知
する(図11のステップC14)。出力アプリケーショ
ン作成手段325は、保守データ記憶部313から、選
択されたアプリケーション名の保守データを取得する
(図11のステップC15)。
【0064】以後の、ステップC2からC8までの動作
は、図6に示された第2実施例の場合と同様である。す
なわち、出力アプリケーション作成手段325は、保守
アプリケーション記憶部312から、対応する保守アプ
リケーションの、出力データ作成部65を取得する(図
11のステップC2)。出力アプリケーション作成手段
325は、出力データ作成部65の処理に従って、保守
データから出力データを作成する(図11のステップC
3)。さらに、出力アプリケーション作成手段325
は、保守アプリケーション記憶部から対応する保守アプ
リケーションの出力アプリケーション処理部66を取得
し(図11のステップC4)、作成した出力データと取
得した出力アプリケーション処理部66とから、出力ア
プリケーションを作成する(図11のステップC5)。
そして出力アプリケーション作成手段325は、作成し
た出力アプリケーションを、システム監視装置4Bのア
プリケーション動作手段41へ送る(図11のステップ
C6)。アプリケーション動作手段41は、送られてき
た出力アプリケーションを実行する(図11のステップ
C7)。出力装置5Bは、システム監視装置4Bのアプ
リケーション動作手段41で、出力アプリケーションを
実行した結果を出力する(図11のステップC8)。
【0065】次に、図12を参照して、この例の分散シ
ステムの遠隔保守管理装置の具体例について説明する。
この具体例においては、「ハードウェア構成取得」を選
択して出力する動作を説明する。
【0066】まず、選択アプリケーション作成手段32
6は、選択アプリケーション記憶部314から、選択ア
プリケーション処理部F8を取得し、保守データ記憶部
313(図12のデータF2)から、アプリケーション
名の一覧F9を取得する。選択アプリケーション作成手
段326は、選択アプリケーション処理部F8と、アプ
リケーション名の一覧F9とから、選択アプリケーショ
ンF10を作成し(図11のステップC10)、システ
ム監視装置4Bのアプリケーション動作手段41へ送る
(図11のステップC11)。アプリケーション動作手
段41は、送られてきた選択アプリケーションF11を
実行して、例えば、データF12のような画面を出力す
る。この具体例では、システム管理者は、「ハードウェ
ア構成取得」を、入力装置7を用いて選択する(図11
のステップC13)。選択した「ハードウェア構成取
得」は、出力アプリケーション作成手段325へ通知さ
れる(図11のステップC14)。出力アプリケーショ
ン作成手段325は、保守データ記憶部313から、
「ハードウェア構成取得」の保守データを取得する(図
11のステップC15)。なお、図12における、ステ
ップC2からステップC8までの動作は、図9に示され
た第2実施例の場合と同様である。
【0067】このように、この例の分散システムの遠隔
保守管理装置では、上述のような動作を行うので、前述
の第2実施例の場合の効果に加えて、出力したい保守デ
ータのアプリケーション名を指定することによって、ア
プリケーション名に対応する出力アプリケーションを作
成して、システム監視装置を動作させて、アプリケーシ
ョン名に対応する保守データを取得するので、所望の保
守データを選択的に出力することができる。
【0068】以上、この発明の実施例を図面により詳述
してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られたもの
ではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があってもこの発明に含まれる。例えば、管理対象
システムと、保守アプリケーション導入装置及びシステ
ム監視装置を接続する通信手段は、ネットワークに限ら
ず、独立の通信線路であってもよい。また通信手段は、
有線であると無線であるとを問わない。
【0069】また、上述の各実施例においては、この発
明の分散システムの遠隔保守管理装置をハードウェアに
よって構成した場合について記述したが、これに限定さ
れるものではなく、各実施例と同一の機能の全部又は一
部を、ソフトウェアによって実現することも可能であ
る。この場合は、ハードウェア構成として、CPU(中
央処理装置)と、ROMやRAM等の内部記憶装置と、
FDD(フレキシブルディスクドライバ)、HDD(ハ
ードディスクドライバ)、CD−ROMドライバ等の外
部記憶装置と、入力手段と、出力手段とを有し、外部記
憶装置に記憶された保守アプリケーションを内部記憶装
置に記憶されたプログラムが読み出して、出力手段を介
して管理対象装置に出力し、管理対象装置からのデータ
を、入力手段を介して入力して、管理対象装置を保守,
管理する処理を実行することによって,管理対象システ
ムを形成する。これに対して、入力手段が、保守アプリ
ケーション導入装置から保守アプリケーションを通信手
段を介して入力することによって、保守アプリケーショ
ンを外部記憶装置に記憶する。また、出力手段が、管理
対象システムにおける保守アプリケーションの実行結果
を通信手段を介して取り出すことによって、システム監
視装置から保守データを出力可能にする。これによっ
て、複数の管理対象装置を含む分散システムに対して、
該管理対象装置を保守,管理するために必要な保守アプ
リケーションを記憶する手段と、該記憶されている保守
アプリケーションを読み出して前記管理対象装置におい
て実行させる手段とを設けて管理対象システムを形成
し、該管理対象システムに対して、上記保守アプリケー
ションを通信手段を介して導入する手段と、該管理対象
システムから、該管理対象システムにおける上記保守ア
プリケーションの実行結果を通信手段を介して取り出す
手段とを設けて、上記各管理対象装置の保守,管理を遠
隔で行うことができるようにした分散システムの遠隔保
守管理方法を実行して、各管理対象装置の保守,管理を
遠隔で実現することができる。そして、これらの動作に
必要なプログラムは、予め作成して、フロッピディスク
(FD)やハードディスク(HD)やコンパクトディス
ク(CD)等の記憶媒体に予め記憶させたものとして提
供することが可能であり、これをFDDやHDDに適用
することによって、上記分散システムの遠隔保守管理方
法を実行することができる。なお、上記記憶媒体は、F
DやHDやCD等の磁気ディスクや光磁気ディスクに限
らず、半導体メモリ、光メモリその他の記録媒体であっ
ても良い。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の分散シ
ステムの遠隔保守管理装置によれば、管理対象分散シス
テムの保守データの取得や、管理対象分散システムを保
守,管理するために必要なアプリケーションの導入や、
管理対象分散システムで発生した障害を修復するための
アプリケーションの実行の操作を、システムの管理者
が、遠隔で行うことができる。また、任意の保守データ
を選択的に取得することができる。そして、この際、保
守アプリケーションを遠隔操作で登録したり、更新した
りすることができるとともに、装置の環境に依存しない
保守アプリケーションを使用しているので、マルチプラ
ットホームから構成されている分散システムへの適用が
容易であり、さらに、保守アプリケーションを一括管理
するので、資源の消費を抑えることができるとともに、
監視するための処理とデータを、管理対象システム内の
システム管理装置から送付するので、システム監視装置
が特定されないという利点がある。したがって、この発
明の構成によれば、分散システムの遠隔保守管理装置に
おいて、システムの保守要員や使用する資源を少なくす
ることができるので、保守費用を逓減することが可能に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例である分散システムの遠
隔保守管理装置の構成を示すブロック図である。
【図2】この発明の第2実施例である分散システムの遠
隔保守管理装置の構成を示すブロック図である。
【図3】同保守アプリケーションの内容を示す図であ
る。
【図4】同保守アプリケーションの登録動作を示すフロ
ーチャートである。
【図5】同保守アプリケーションを動作させて保守デー
タを取得する場合の動作を示すフローチャートである。
【図6】同実施例におけるシステム監視装置に保守デー
タを出力する場合の動作を示すフローチャートである。
【図7】同保守アプリケーションの登録動作の具体例を
示す図である。
【図8】同保守アプリケーションを動作させて保守デー
タを取得する動作の具体例を示す図である。
【図9】同システム監視装置に保守データを出力する動
作の具体例を示す図である。
【図10】この発明の第3実施例である分散システムの
遠隔保守管理装置の構成を示すブロック図である。
【図11】同実施例におけるシステム監視装置に保守デ
ータを出力する場合の動作を示すフローチャートであ
る。
【図12】同システム監視装置に保守データを出力する
動作の具体例を示す図である。
【図13】従来の分散システムの保守管理装置の一例を
示す図である。
【符号の説明】
1,1A,1B 入力装置 2,2A,2B 保守アプリケーション導入装置 3,3A,3B 管理対象システム 4,4A,4B システム監視装置 5,5A,5B 出力装置 6 保守アプリケーション 7 入力装置 31,31A,34 データ記憶装置 32,32A,35 システム管理装置 33〜33,33A〜33A,33B
〜33B管理対象装置 311 入力アプ
リケーション記憶部 312 保守アプリケーション記憶部 313 保守データ記憶部 314 選択アプリケーション記憶部 321 入力アプリケーション送付手段 322 保守アプリケーション登録手段 323 保守アプリケーション送付手段 324 保守データ解析手段 325 出力アプリケーション作成手段 326 選択アプリケーション作成手段

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の管理対象装置を含む分散システム
    に対して、 該管理対象装置を保守,管理するために必要な保守アプ
    リケーションを記憶するデータ記憶装置と、該記憶され
    ている保守アプリケーションを読み出して前記管理対象
    装置において実行させるシステム管理装置とを備えて管
    理対象システムを形成するとともに、 該管理対象システムに対して、前記保守アプリケーショ
    ンを、通信手段を介して導入する保守アプリケーション
    導入装置と、 該管理対象システムから、該管理対象システムにおける
    前記保守アプリケーションの実行結果を、通信手段を介
    して取り出すシステム監視装置とを備え、 前記各管理対象装置の保守,管理を遠隔で行うことがで
    きるように構成されていることを特徴とする分散システ
    ムの遠隔保守管理装置。
  2. 【請求項2】 前記保守アプリケーションが、管理対象
    装置を保守,管理するために必要な処理と、各管理対象
    装置から取得する保守データを管理するための処理と、
    保守データを出力するための処理とから構成されてい
    て、前記システム管理装置が、前記保守アプリケーショ
    ン導入装置を介して入力された該保守アプリケーション
    を、前記データ記憶装置に記憶させるとともに、該記憶
    されている保守アプリケーションを読み出して前記管理
    対象装置へ送付し、該管理対象装置が該保守アプリケー
    ションを実行して作成した保守データを加工して前記デ
    ータ記憶装置に記憶させ、該記憶された保守データを読
    み出して所定のデータ形式に変換するとともに、該変換
    された保守データと該変換された保守データを出力する
    ための処理とをシステム監視装置に出力し、前記システ
    ム監視装置が、該出力された処理を実行して送付された
    保守データを出力するように構成されていることを特徴
    とする請求項1記載の分散システムの遠隔保守管理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記保守アプリケーションが、管理対象
    装置の障害を修復する処理を含み、前記システム管理装
    置が前記データ記憶装置から該保守アプリケーションを
    読み出して管理対象装置へ送付することによって、管理
    対象装置が該保守アプリケーションを実行して、障害を
    修復することを特徴とする請求項1記載の分散システム
    の遠隔保守管理装置。
  4. 【請求項4】 前記保守アプリケーションが、装置の環
    境に依存しない処理コードで記述されていることを特徴
    とする請求項1乃至3のいずれか一つに記載の分散シス
    テムの遠隔保守管理装置。
  5. 【請求項5】 前記システム管理装置の行う保守データ
    の加工が、SQL文又はXML文への加工であることを
    特徴とする請求項1乃至4のいずれか一つに記載の分散
    システムの遠隔保守管理装置。
  6. 【請求項6】 前記所定のデータ形式が、HTML形式
    又はXML文形式であることを特徴とする請求項1乃至
    5のいずれか一つに記載の分散システムの遠隔保守管理
    装置。
  7. 【請求項7】 前記保守アプリケーションが、管理の対
    象である装置で実行する処理である保守アプリケーショ
    ン処理部と、保守アプリケーション処理部を、管理の対
    象である装置において実行して得られる保守データを管
    理するための処理である保守データ処理部と、保守デー
    タを出力装置に出力できる形式に変換し出力データを作
    成するための処理である出力データ作成部と、出力デー
    タを出力するための処理である出力アプリケーション処
    理部とを含むとともに、 前記データ記憶装置が、前記保守アプリケーション導入
    装置で実行する入力アプリケーションを記憶する入力ア
    プリケーション記憶部と、保守アプリケーション導入装
    置から送付されたすべての保守アプリケーションを記憶
    する保守アプリケーション記憶部と、管理対象装置から
    送付された保守データを記憶する保守データ記憶部とを
    備え、 前記システム管理装置が、入力アプリケーション記憶部
    から入力アプリケーションを取り出して保守アプリケー
    ション導入装置へ送る入力アプリケーション送付手段
    と、保守アプリケーション導入装置から送られた保守ア
    プリケーションを前記保守アプリケーション記憶部に記
    憶させる保守アプリケーション登録手段と、前記保守ア
    プリケーション記憶部に記憶されている保守アプリケー
    ション処理部をすべての管理対象装置へ送る保守アプリ
    ケーション送付手段と、管理対象装置における保守アプ
    リケーション処理部の動作結果得られた保守データを前
    記保守データ処理部の処理に従って加工して前記保守デ
    ータ記憶部に記憶する保守データ解析手段と、前記保守
    データ記憶部に記憶されている保守データから前記出力
    データ作成部の処理に従って出力データを作成する処理
    と、作成した出力データと前記保守アプリケーション記
    憶部に記憶している出力アプリケーション処理部とか
    ら、出力データと出力処理とを組にした出力アプリケー
    ションを作成する処理と、該出力アプリケーションをシ
    ステム監視装置へ送る処理とを行う出力アプリケーショ
    ン作成手段とを備えていることを特徴とする請求項1乃
    至6のいずれか一つに記載の分散システムの遠隔保守管
    理装置。
  8. 【請求項8】 前記保守アプリケーションが、保守アプ
    リケーションを識別するための名称であるアプリケーシ
    ョン名と、保守アプリケーションを管理対象システムに
    登録するときに使用するデータであるデータ種別とを含
    み、 前記システム管理装置において、保守アプリケーション
    登録手段が、送られてきた保守アプリケーションのデー
    タ種別が登録であるときは、保守アプリケーション記憶
    部に、アプリケーション名と、保守アプリケーション処
    理部と、保守データ処理部と、出力データ作成部と、出
    力アプリケーション処理部とを新たに記憶し、データ種
    別が更新であるときは、保守アプリケーション記憶部か
    ら、送られてきた保守アプリケーションのアプリケーシ
    ョン名と同じアプリケーション名を持つ記憶部を検索し
    て、この結果得られた記憶部に、保守アプリケーション
    処理部と、保守データ処理部と、出力データ作成部と、
    出力アプリケーション処理部とを上書きするように構成
    されていることを特徴とする請求項7記載の分散システ
    ムの遠隔保守管理装置。
  9. 【請求項9】 前記保守アプリケーションが、保守アプ
    リケーションを識別するための名称であるアプリケーシ
    ョン名を含み、 前記データ記憶装置が、前記システム監視装置から出力
    された保守データを選択するための選択アプリケーショ
    ン処理部を記憶する選択アプリケーション記憶部を備
    え、 前記システム管理装置が、前記選択アプリケーション記
    憶部に記憶されている選択アプリケーション処理部と、
    保守アプリケーション記憶部に記憶されている保守アプ
    リケーションのアプリケーション名とから、システム監
    視装置で動作させる選択アプリケーションを作成して、
    システム監視装置に送付する選択アプリケーション作成
    手段を備えるとともに、 出力する保守データのアプリケーション名を指定するた
    めの入力装置を備えたことを特徴とする請求項7又は8
    記載の分散システムの遠隔保守管理装置。
  10. 【請求項10】 分散システムの保守,管理を行うため
    の装置であって、 管理対象分散システムを保守,管理するために必要なア
    プリケーションの導入と、 該アプリケーションの実行による、管理対象分散システ
    ムの保守データの取得及び/又は管理対象分散システム
    で発生しした障害の修復とを、 遠隔で行うことができるように構成されていることを特
    徴とする分散システムの遠隔保守管理装置。
  11. 【請求項11】 複数の管理対象装置を含む分散システ
    ムに対して、該管理対象装置を保守,管理するために必
    要な保守アプリケーションを記憶する手段と、該記憶さ
    れている保守アプリケーションを読み出して前記管理対
    象装置において実行させる手段とを設けて管理対象シス
    テムを形成し、 該管理対象システムに対して、前記保守アプリケーショ
    ンを通信手段を介して導入する手段と、該管理対象シス
    テムから、該管理対象システムにおける前記保守アプリ
    ケーションの実行結果を通信手段を介して取り出す手段
    とを設けて、 前記各管理対象装置の保守,管理を遠隔で行うことがで
    きるようにしたことを特徴とする分散システムの遠隔保
    守管理方法。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の分散システムの遠隔
    保守管理方法を実行するプログラムを記録したコンピュ
    ータ読み取り可能な記憶媒体であって、 複数の管理対象装置を含む分散システムに対して、該管
    理対象装置を保守,管理するために必要な保守アプリケ
    ーションを記憶する手段と、該記憶されている保守アプ
    リケーションを読み出して前記管理対象装置において実
    行させる手段とを設けて管理対象システムを形成し、 該管理対象システムに対して、前記保守アプリケーショ
    ンを通信手段を介して導入する手段と、該管理対象シス
    テムから、該管理対象システムにおける前記保守アプリ
    ケーションの実行結果を通信手段を介して取り出す手段
    とを設けて、 前記各管理対象装置の保守,管理を遠隔で行うことがで
    きるようにしたプログラムを記録したことを特徴とする
    分散システムの遠隔保守管理方法のプログラムを記録し
    た記憶媒体。
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