JP2011118545A - クエリ生成装置及びそのプログラム並びにデータベース検索システム - Google Patents
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Abstract
【課題】クライアントに実装されているアプリケーションプログラムを修正しなくても、当該クライアントがデータベースにアクセスする際のクエリ文字列の書換えができるようにする。
【解決手段】クエリ生成サーバ2は、クエリ識別情報に関連付けて、そのクエリ識別情報で特定されるデータベースクエリのデータ検索条件となるパラメータの部分が任意の変数名で記述された複数のクエリ文字列をクエリ記憶部6で記憶する。クライアント3から、クエリ識別情報とデータの検索に必要なパラメータとを受信すると、クエリ記憶部6から該当するクエリ文字列を取得し、この取得したクエリ文字列に記述されている変数名をパラメータに置換してデータベースクエリを生成する。生成されたデータベースクエリをデータベースサーバ1に実行させる。
【選択図】 図1
【解決手段】クエリ生成サーバ2は、クエリ識別情報に関連付けて、そのクエリ識別情報で特定されるデータベースクエリのデータ検索条件となるパラメータの部分が任意の変数名で記述された複数のクエリ文字列をクエリ記憶部6で記憶する。クライアント3から、クエリ識別情報とデータの検索に必要なパラメータとを受信すると、クエリ記憶部6から該当するクエリ文字列を取得し、この取得したクエリ文字列に記述されている変数名をパラメータに置換してデータベースクエリを生成する。生成されたデータベースクエリをデータベースサーバ1に実行させる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、アプリケーションプログラムの実行によりデータベースにアクセスするクライアントと、このクライアントからの要求により前記データベースへの問合せ等を実行するクエリ生成サーバとをネットワーク接続してなるデータベース検索システム、及びこのシステムのクエリ生成サーバとして動作するクエリ生成装置並びにコンピュータをクエリ生成装置として機能させるためのプログラムに関する。
特許文献1は、Webサービス呼出側の業務システム(クライアント)から受信したデータベースクエリを解析してデータベースの情報抽出処理または情報更新処理を実行するWebサービス検索システム(サーバ)を開示する。この文献1において、業務システムは、クエリ文字列生成部と接続先情報解析部とを備える。Webサービス検索システムは、クエリ実行部とUDDI(Universal Description, Discovery, and Integration)レジストリ検索部と、接続先情報生成部とを備える。
そして、データベースの情報抽出処理では、業務システムのクエリ文字列生成部が、利用者の抽出処理要求に応じて、抽出要求を示すクエリ文字列を生成する。すると、Webサービス検索システムのクエリ実行部が、業務システムにて生成されたクエリ文字列をデータベースへの問合せ、いわゆるデータベースクエリに変換し、データベースへの問合せを実施することにより抽出処理を行い、抽出結果を取得する。また、UDDIレジストリ検索部が、クエリ実行部から抽出結果に含まれるbinding keyを取得し、UDDIレジストリを検索する。さらに、接続先情報生成部が、UDDIレジストリから取得した情報に基づき、Webサービスの呼出しに必要な接続先情報を生成する。しかして、業務システムの接続先情報解析部は、接続先情報生成部で生成された接続先情報を受信すると、この情報に含まれるWebサービスへのアクセスポイント(URL)に基づき、Webサービスの呼出しを行う。
一方、データベースの情報更新処理では、業務システムのクエリ文字列生成部が、利用者の更新処理要求に応じて、更新要求を示すクエリ文字列を生成する。すると、Webサービス検索システムのクエリ実行部が、業務システムにて生成されたクエリ文字列をデータベースクエリに変換し、データベース内の情報の更新処理を行う。
上述したデータベースの情報抽出処理及び情報更新処理は、通常、クライアントがアプリケーションプログラムを実行している過程で発生する。そして、情報抽出処理または情報更新処理が発生すると、クライアントは、抽出要求または更新要求を示すクエリ文字列を生成する。換言すれば、実行中のアプリケーションプログラムには、クライアントが該当するクエリ文字列を生成する機能を実現させるための記述が必要となる。このため、アプリケーションプログラムの開発者は、クエリ文字列の文法に熟知していなければならない。
また、例えばデータベースの接続先が変更となったり、抽出対象または更新対象のデータを絞り込むための条件に変更があったりした場合には、クエリ文字列を書き換える必要がある。その際には、アプリケーションプログラムそのものを変更しなければならない。特に、POS(Point Of Sales)システムのように、複数のクライアントが共通のデータベースにアクセスするネットワークシステムの場合、全てのクライアントに実装されているアプリケーションプログラムを修正しなければならない、このため、非常に多くの手間と時間を要する上、クライアント3の維持コストも嵩む。
本発明はこのような事情に基づいてなされたもので、その目的とするところは、クライアントに実装されているアプリケーションプログラムを修正しなくても、当該クライアントがデータベースにアクセスする際のクエリ文字列の書換えができるデータベース検索システム及びこのシステムに用いられるクエリ生成装置並びにそのプログラムを提供しようとするものである。
本発明に係るクエリ生成装置は、データベースへの問合せを実行するためのデータベースクエリを個々に識別するクエリ識別情報に関連付けて、そのクエリ識別情報で特定されるデータベースクエリのデータ検索条件となるパラメータの部分が任意の変数名で記述された複数のクエリ文字列を記憶するクエリ記憶部と、ネットワーク接続されたクライアントから、データベースクエリを特定するクエリ識別情報とデータの検索に必要なパラメータとを受信する受信手段と、この受信手段により受信したクエリ識別情報に関連付けられたクエリ文字列をクエリ記憶部から取得し、この取得したクエリ文字列に記述されている変数名を受信手段により受信したパラメータに置換してデータベースクエリを生成するクエリ生成手段と、このクエリ生成手段により生成されたデータベースクエリをデータベースの管理システムに実行させるクエリ処理手段とを備えたものである。
本発明に係るデータベース検索システムは、データベースへの問合せが発生し得るアプリケーションプログラムを実行するクライアントと、クライアントをネットワーク接続してなるクエリ生成サーバとを備え、クエリ生成サーバは、前記クエリ記憶部、受信手段、クエリ生成手段及びクエリ処理手段を具備し、クライアントは、アプリケーションプログラムの実行によりデータベースへの問い合わせが発生する毎に、その問合せを実行するためのデータベースクエリのデータ検索条件となるパラメータの入力画面を表示部に表示させる入力画面表示手段と、入力画面を介して入力されたパラメータを、問合せを実行するためのデータベースクエリを特定するクエリ識別情報とともにクエリ生成サーバに送信するパラメータ送信手段とを備えたものである。
本発明に係るクエリ生成プログラムは、ネットワークを介して、クライアントと、データベースの管理システムとを接続してなるコンピュータに、データベースへの問合せを実行するためのデータベースクエリを識別するクエリ識別情報に関連付けて、そのクエリ識別情報で特定されるデータベースクエリのデータ検索条件となるパラメータの部分が任意の変数名で記述された複数のクエリ文字列を記憶部で記憶させるクエリ記憶機能と、クライアントから、データベースクエリを特定するクエリ識別情報とデータの検索に必要なパラメータとを受信するのを促す受信機能と、クライアントから受信したクエリ識別情報に関連付けられたクエリ文字列を記憶部から取得し、この取得したクエリ文字列に記述されている変数名を受信機能により受信したパラメータに置換してデータベースクエリを生成させるクエリ生成機能と、このクエリ生成機能により生成されたデータベースクエリをデータベースの管理システムに実行させるクエリ処理機能とを実現させるためのものである。
かかる手段を講じた本発明によれば、クライアントに実装されているアプリケーションプログラムを修正しなくても、当該クライアントがデータベースにアクセスする際のクエリ文字列の書換えができるようになり、クライアントに実装されるアプリケーションプログラムの設計並びに変更を容易にできるとともにコストも低減できる効果を奏する。
以下、本発明の一実施形態を、図面を用いて説明する。
なお、この実施形態は、各会員の会員番号,氏名,性別,電話番号等の会員データが保存された第1のデータベースDB1と、各商品の商品コード、商品名、単価等の商品データが保存された第2のデータベースDB2とにアクセスして、会員データまたは商品データの抽出,更新等が可能なデータベース検索システムに、本発明を適用した場合である。
なお、この実施形態は、各会員の会員番号,氏名,性別,電話番号等の会員データが保存された第1のデータベースDB1と、各商品の商品コード、商品名、単価等の商品データが保存された第2のデータベースDB2とにアクセスして、会員データまたは商品データの抽出,更新等が可能なデータベース検索システムに、本発明を適用した場合である。
図1は、本実施形態に係わるデータベース検索システムの全体図である。当該データベース検索システムは、データベースサーバ1と、クエリ生成サーバ2と、複数のクライアント3とを備える。データベースサーバ1とクエリ生成サーバ2とは、サーバ間の専用回線4によって接続されている。クエリ生成サーバ2と各クライアント3とは、LAN(Local Area Network)等のネットワーク5によって接続されている。なお、データベースサーバ1をネットワーク5に接続し、データベースサーバ1とクエリ生成サーバ2とがネットワーク5を介してデータ通信するように構成してもよい。
データベースサーバ1は、第1及び第2のデータベースDB1,DB2の管理に特化したコンピュータ(データベース管理システム)である。
クライアント3は、例えばパーソナルコンピュータであり、少なくとも第1または第2のデータベースDB1,DB2に対して抽出,更新等のアクセス処理が発生し得るアプリケーションプログラムを実装している。
クエリ生成サーバ2は、各クライアント3とデータベースサーバ1との間に位置し、各クライアント3からの要求に応じて、第1または第2のデータベースDB1,DB2への問合せ(抽出、更新、削除、追加等)を実行するデータベースクエリの生成機能に特化したコンピュータ(クエリ生成装置)である。クエリ生成サーバ2は、クエリ設定ファイル10を複数記憶可能なクエリ記憶部6を備えている。クエリ記憶部6は、クエリ生成サーバ2の内部に設けられていてもよいし、外部に設けられていてもよい。
クエリ設定ファイル10は、当該データベース検索システムで使用されるデータベースクエリの種類毎に用意されている。各クエリ設定ファイル10には、図2に示す構造のデータベースクエリ生成データが保存されている。具体的には、クエリ名11と、モード12と、クエリ文字列13とが1組として保存されている。
クエリ名11は、当該データベース検索システムで使用されるデータベースクエリを識別するクエリ識別情報として機能する。換言すれば、各データベースクエリには、それぞれ異なるクエリ名11が設定されている。
モード12は、データベースクエリの種類を識別するクエリ種別情報として機能する。例えば、第1または第2のデータベースDB1,DB2への問合せが、そのデータベースに記憶されているデータの抽出に係わるものである場合には、抽出モードを示すデータが設定されており、更新に係わるものである場合には更新モードを示すデータが設定されている。
クエリ文字列13は、第1または第2のデータベースDB1,DB2への問合せの詳細な内容を所定言語の文字列で表わしたものである。このクエリ文字列13において、データベースクエリのデータ検索条件となるパラメータの部分は、任意の変数名で記述されている。
クエリ設定ファイル10に保存されるデータベースクエリ生成データの一例を図3に示す。このデータ例は、クエリ名11が<GET_NAME_LIST>であり、モード12が “select”であり、クエリ文字列13が{value=“select * fromDB.nameList where name=@[name] and gender=@[gender]”}である。クエリ文字列13内の@[name]と、@[gender]は、変数名である。すなわち、各会員のデータが保存された第1のデータベースDB1に問合せを行い、変数名@[name]に当て嵌められたパラメータと一致する氏名で、変数名@[gender]に当て嵌められたパラメータと一致する性別の会員データを抽出するというデータベースクエリの生成データである。
クエリ設定ファイル10に保存されるデータベースクエリ生成データの他の例を図4に示す。このデータ例は、クエリ名11が<GET_PRICE>であり、モード12が“select”であり、クエリ文字列13が{value=“select * fromDB.priseList where productID=@[product]”}である。クエリ文字列13内の@[product]は、変数名である。すなわち、各商品のデータが保存された第2のデータベースDB2に問合せを行い、変数名@[product]に当て嵌められたパラメータと一致する商品コードの商品データを抽出するというデータベースクエリの生成データである。
図5は、各クライアント3に実装されているアプリケーションプログラムの実行により、第1または第2のデータベースDB1,DB2に対して問合せを行うアクセス処理が発生したときの、クライアント3の処理手順の要部を示す流れ図である。
図示するように、アクセス処理が発生すると、クライアント3は、ステップP1としてディスプレイに検索条件の入力画面を表示させる(入力画面表示手段)。そして、ステップP2として検索条件となるパラメータが入力され、続いて、ステップP3として処理の実行が指令されると、クライアント3は、ステップP4としてネットワーク5を介してクエリ生成サーバ2にデータベース問合せデータを送信する。このデータベース問合せデータには、上記入力画面から検索条件として入力されたパラメータと、今回のアクセス処理に対応したデータベースクエリを識別するクエリ名とが含まれる。また、パラメータには、当該データベースクエリのクエリ文字列に組み込まれている置換対象の変数名が関連付けられている。(パラメータ送信手段)。データベース問合せデータに組み込まれるクエリ名と、入力パラメータに付加される変数名とは、予めアプリケーションプログラムに記述されている。
データベース問合せデータを送信すると、クライアント3は、ステップP5として第1または第2のデータベースDB1,DB2に対する問合せの結果応答を待機する。そして、ネットワーク5を介して結果応答を受信したならば、その応答結果を出力する。応答結果の出力手段としては、ディスプレイへの表示出力、プリンタによる印字媒体への印字出力、ハードディスク等の記録媒体への記録出力などがある。
図6は、クエリ生成サーバ2に実装されているクエリ生成プログラムの実行により、クエリ生成サーバ2が実行する主要な処理手順を示す流れ図である。
図示するように、クエリ生成サーバ2は、ステップQ1としていずれかのクライアント3からデータベース問合せデータを受信するのを待機している(受信手段)。ネットワーク5を介してデータベース問合せデータを受信すると、クエリ生成サーバ2は、ステップQ2としてその問合せデータからクエリ名を検出する。そして、ステップQ3としてクエリ記憶部6を検索して、データベース問合せデータから検出されたクエリ名と一致するクエリ名のデータベースクエリ生成データが保存されたクエリ設定ファイル10を呼出す。
次に、クエリ生成サーバ2は、ステップQ4として上記問合せデータからパラメータを検出する。そして、ステップQ5としてクエリ記憶部6から呼出したクエリ設定ファイル10のクエリ文字列13に記述されている変数名を、同一の変数名が関連付けられたパラメータに置換して、データベースクエリを生成する(クエリ生成手段)。
データベースクエリを生成したならば、クエリ生成サーバ2は、ステップQ6としてこのデータベースクエリをデータベースサーバ1に送信する。そして、データベースサーバ1にデータベースクエリの実行を指令する(クエリ処理手段)。
しかる後、クエリ生成サーバ2は、ステップQ7としてデータベースクエリの実行結果を待機する(実行結果取得手段)。そして、データベースサーバ1からデータベースクエリの実行結果を示す結果応答を受信したならば、クエリ生成サーバ2は、ステップQ8としてその結果応答を、問合せデータ送信元のクライアント3にネットワーク5を介して送信する(結果応答手段)。
以上で、いずれかのクライアント3からデータベース問合せデータを受信したときの処理ステップを終了する。なお、クエリ生成サーバ2は、複数のクライアント3から略同時に問合せデータを受信した際には、図6の流れ図に示す手順の処理ステップを並行して処理することができる。
図7は、クライアント3のディスプレイに表示される検索条件入力画面20Aの一例である。この例は、図3に示したデータベースクエリ生成データに対応している。すなわち、氏名と性別とを検索条件として第1のデータベースDB1から会員データを検索する業務の画面20Aである。画面20Aには、第1の検索条件である氏名の入力ボックス21と、第12の検索条件である性別の入力ボックス22とが形成されている。また、検索の実行を指令する実行ボタン23と、検索の中止を指令する取消ボタン24と、検索結果を表示する領域25と形成されている。このような検索条件入力画面20を構築するためのデータは、予め各クライアント3に設定されている。
今、図7に示すように、クライアント3のオペレータが、検索条件入力画面20Aの入力ボックス21に“Taro Yamada”と入力し、入力ボックス22に“M”(Mは男性を示す)と入力して、実行ボタン23を操作(クリック)したとする。そうすると、図7の符号30に示すように、クエリ名<GET_NAME_LIST>と、変数名nameに関連付けられたパラメータ“Taro Yamada”と、変数名genderに関連付けられたパラメータ“M”とを含むデータベース問合せデータが、当該クライアント3からクエリ生成サーバ2に送信される。
このデータベース問合せデータ30を受信したクエリ生成サーバ2においては、クエリ名11が<GET_NAME_LIST>のデータベースクエリ設定データを保存したクエリ設定ファイル10が呼出される。そして、このクエリ設定ファイル10に保存されたデータベースクエリ設定データのクエリ文字列13{“select * fromDB.nameList where name=@[name] and gender=@[gender]”}のうち、変数名@[name]の部分が、データベース問合せデータ30の変数名nameに関連付けられたパラメータ“Taro Yamada”に置き換えられる。また、変数名@[gender]の部分が、同データベース問合せデータ30の変数名genderに関連付けられたパラメータ“M”に置き換えられる。
かくして、クエリ生成サーバ2においては、図7の符号40で示すデータベースクエリ{“select * fromDB.nameList where name=Taro Yamada and gender=M}が生成される。そして、このデータベースクエリ40がデータベースサーバ1に送信されて、データベースクエリ40の実行が指令される。
その結果、第1のデータベースDB1から氏名が“Taro Yamada”で性別が男性の会員データが抽出される。そして、問合せ元のクライアント3のディスプレイに表示されている検索条件入力画面20Aの結果表示領域25に、第1のデータベースDB1から抽出された会員データが表示される。
ところで、上述した会員データの検索業務において、検索条件として氏名と性別に加えて誕生日を追加する必要が生じたとする。この場合、クライアント3にて表示される検索条件入力画面20Bは、例えば図8に示すように、第1の検索条件である氏名の入力ボックス21と、第2の検索条件である性別の入力ボックス22とに加えて、第3の検索条件である誕生日の入力ボックス26が配置されたものとなる。システムのユーザは、このような検索条件入力画面20Bの構築データを、各クライアント3に設定する。
この点は、従来も同様である。従来は、この他に、会員データ検索業務においては氏名,性別及び誕生日を検索条件とするクエリ文字列が作成されるように、各クライアント3にそれぞれ実装されたアプリケーションプログラムを変更する必要があった。
これに対して、本実施形態では、各クライアント3に実装されたアプリケーションプログラムの変更は不要である。システムのユーザは、図9に示す内容のデータベースクエリ生成データが保存されたクエリ設定ファイル10Bを作成し、クエリ生成サーバ2のクエリ記憶部6に上書き保存する。データベースクエリ生成データは、クエリ名11が<GET_NAME_LIST>であり、モード12が “select”であり、クエリ文字列13が{value=“select * fromDB.nameList where name=@[name] and gender=@[gender] and birthday=@[birthday]”}である。クエリ文字列13内の@[name]と、@[gender]と@[birthday]は、変数名である。すなわち、各会員のデータが保存された第1のデータベースDB1に問合せを行い、変数名@[name]に当て嵌められたパラメータと一致する氏名で、かつ、変数名@[gender]に当て嵌められたパラメータと一致する性別で、かつ、変数名@[birthday] に当て嵌められたパラメータと一致する誕生日の会員データを抽出するというデータベースクエリの生成データである。
今、図10に示すように、クライアント3のオペレータが、検索条件入力画面20Bの入力ボックス21に“Taro Yamada”と入力し、入力ボックス22に“M”(Mは男性を示す)と入力し、入力ボックス26に“19880808”と入力して、実行ボタン23を操作(クリック)したとする。そうすると、図10の符号50に示すように、クエリ名<GET_NAME_LIST>と、変数名nameに関連付けられたパラメータ“Taro Yamada”と、変数名genderに関連付けられたパラメータ“M”と、変数名birthdayに関連付けられたパラメータ“19880808”とを含むデータベース問合せデータが、当該クライアント3からクエリ生成サーバ2に送信される。
このデータベース問合せデータ50を受信したクエリ生成サーバ2においては、クエリ名11が<GET_NAME_LIST>のクエリ設定ファイル10Bが呼出される。そして、このクエリ設定ファイル10Bのクエリ文字列13{value=“select * fromDB.nameList where name=@[name] and gender=@[gender] and birthday=@[birthday]”}のうち、変数名@[name]の部分が、データベース問合せデータ50中の変数名nameに関連付けられたパラメータ“Taro Yamada”に置き換えられる。また、変数名@[gender]の部分が、データベース問合せデータ50中の変数名genderに関連付けられたパラメータ“M”に置き換えられる。さらに、変数名@[birthday] の部分が、データベース問合せデータ50中の変数名birthdayに関連付けられたパラメータ“19880808”に置き換えられる。
かくして、図10の符号60で示すデータベースクエリ{“select * fromDB.nameList where name=Taro Yamada and gender=M and birthday=19880808}が生成される。そして、このデータベースクエリ60がデータベースサーバ1に送信されて、データベースクエリ60の実行が指令される。
その結果、第1のデータベースDB1から、氏名が“Taro Yamada”で、性別が男性で、1988年8月8日生まれの会員データが抽出される。そして、問合せ元のクライアント3のディスプレイに表示されている検索条件入力画面20Bの結果表示領域25に、第1のデータベースDB1から抽出された会員データが表示される。
このように、データベースから抽出対象のデータを絞り込むための条件に変更があった場合でも、本実施形態によれば、アプリケーションプログラムの変更は必要なくなる。この点は、抽出対象のデータを絞り込むための条件に限定されるものではなく、更新対象のデータを絞り込むための条件に変更があった場合も同様である。また、データベースの接続先が変更となった場合も、アプリケーションプログラムの変更は必要ない。
したがって、クライアント3に実装されているアプリケーションプログラムを修正しなくても、当該クライアント3がデータベースDB1,DB2にアクセスする際のクエリ文字列の書換えができるので、クライアント3に実装されるアプリケーションプログラムの設計並びに変更を容易にできる効果を奏する。このような効果は、特に複数のクライアントが共通のデータベースにアクセスするネットワークシステムにおいて顕著であり、クライアント3の維持コストも大幅に削減できる。
また、アプリケーションプログラムには、クライアント3が該当するクエリ文字列を生成する機能を実現させるための記述が不要となる。したがって、アプリケーションプログラムの開発者は、クエリ文字列の文法に熟知している必要はなく、負担を軽減できる。
なお、この発明は前記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。
また、本実施の形態では、クエリ生成サーバ2の内部に発明を実施するためのプログラムが予め記録されている場合で説明をしたが、これに限らず同様のプログラムをネットワークからクエリ生成サーバ2にダウンロードしても良いし、同様の機能を記録媒体に記憶させたものをクエリ生成サーバ2にインストールしてもよい。記録媒体としては、CD−ROM等プログラムを記憶でき、かつサーバが読み取り可能な記録媒体であれば、その形態は何れの形態であっても良い。またこのように予めインストールやダウンロードにより得る機能は装置内部のOS(オペレーティング・システム)等と協働してその機能を実現させるものであってもよい。
この他、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を組合わせてもよい。
1…データベースサーバ、2…クエリ生成サーバ、3…クライアント、6…クエリ記憶部、10…クエリ設定ファイル。
Claims (6)
- データベースへの問合せを実行するためのデータベースクエリを識別するクエリ識別情報に関連付けて、そのクエリ識別情報で特定されるデータベースクエリのデータ検索条件となるパラメータの部分が任意の変数名で記述されたクエリ文字列を記憶するクエリ記憶部と、
ネットワーク接続されたクライアントから、前記データベースクエリを特定するクエリ識別情報とデータの検索に必要なパラメータとを受信する受信手段と、
この受信手段により受信した前記クエリ識別情報に関連付けられた前記クエリ文字列を前記クエリ記憶部から取得し、この取得したクエリ文字列に記述されている変数名を前記受信手段により受信したパラメータに置換してデータベースクエリを生成するクエリ生成手段と、
このクエリ生成手段により生成されたデータベースクエリを前記データベースの管理システムに実行させるクエリ処理手段と、
を具備したことを特徴とするクエリ生成装置。 - 前記受信手段が前記クライアントから受信するパラメータには、置換対象の変数名が関連付けられており、
前記クエリ生成手段は、前記クエリ記憶部から取得したクエリ文字列に記述されている変数名を、前記受信手段により受信したパラメータのうち同一変数名に関連付けられたパラメータに置換することを特徴とする請求項1記載のクエリ生成装置。 - 前記データベースの管理システムから前記データベースクエリの実行結果を取得する実行結果取得手段と、
この実行結果取得手段により取得した実行結果を示す情報を前記クライアントに送信する結果応答手段と、
をさらに具備したことを特徴とする請求項1または2記載のクエリ生成装置。 - データベースへの問合せが発生し得るアプリケーションプログラムを実行するクライアントと、前記クライアントをネットワーク接続してなるクエリ生成サーバとを備え、
前記クエリ生成サーバは、
データベースへの問合せを実行するためのデータベースクエリを識別するクエリ識別情報に関連付けて、そのクエリ識別情報で特定されるデータベースクエリのデータ検索条件となるパラメータの部分が任意の変数名で記述されたクエリ文字列を記憶するクエリ記憶部と、
前記クライアントから前記データベースクエリを特定するクエリ識別情報とデータの検索に必要なパラメータとを受信する受信手段と、
この受信手段により受信した前記クエリ識別情報に関連付けられた前記クエリ文字列を前記クエリ記憶部から取得し、この取得したクエリ文字列に記述されている変数名を前記受信手段により受信したパラメータに置換してデータベースクエリを生成するクエリ生成手段と、
このクエリ文字列生成手段により生成されたデータベースクエリを前記データベースの管理システムに実行させるクエリ処理手段と、を具備し、
前記クライアントは、
前記アプリケーションプログラムの実行により前記データベースへの問合せが発生する毎に、その問合せを実行するためのデータベースクエリのデータ検索条件となるパラメータの入力画面を表示部に表示させる入力画面表示手段と、
前記入力画面を介して入力されたパラメータを、前記問合せを実行するためのデータベースクエリを特定するクエリ識別情報とともに前記クエリ生成サーバに送信するパラメータ送信手段と、
を具備したことを特徴とするデータベース検索システム。 - 前記クライアントのパラメータ送信手段は、
前記入力画面を介して入力されたパラメータに、置換対象の変数名を関連付けて前記クエリ生成サーバに送信し、
前記クエリ生成サーバのクエリ生成手段は、前記クエリ記憶部から取得したクエリ文字列に記述されている変数名を、前記受信手段により受信したパラメータのうち同一変数名に関連付けられたパラメータに置換することを特徴とする請求項4記載のデータベース検索システム。 - ネットワークを介して、クライアントと、データベースの管理システムとを接続してなるコンピュータに、
前記データベースへの問合せを実行するためのデータベースクエリを識別するクエリ識別情報に関連付けて、そのクエリ識別情報で特定されるデータベースクエリのデータ検索条件となるパラメータの部分が任意の変数名で記述されたクエリ文字列を記憶部で記憶させるクエリ記憶機能と、
前記クライアントから、前記データベースクエリを特定するクエリ識別情報とデータの検索に必要なパラメータとを受信するのを促す受信機能と、
前記クライアントから受信した前記クエリ識別情報に関連付けられた前記クエリ文字列を前記記憶部から取得し、この取得したクエリ文字列に記述されている変数名を前記受信機能により受信したパラメータに置換してデータベースクエリを生成させるクエリ生成機能と、
このクエリ生成機能により生成されたデータベースクエリを前記データベースの管理システムに実行させるクエリ処理機能と、
を実現させるためのクエリ生成プログラム。
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