JP2000293240A - 電圧制御回路、ネットワーク機器および電圧検知方法 - Google Patents

電圧制御回路、ネットワーク機器および電圧検知方法

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Takashi Hirata
貴史 平田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えばCPS機能を実現するための電圧制御
回路として、高電圧の外部電圧と、基準電圧との比較を
精度良く実現可能にする。 【解決手段】 ダイオード接続されたトランジスタ2A
は、端子1に外付けされた電圧降下用抵抗11と併せ
て、外部電圧VDD_extをこれよりも低い電圧Vaに変
換する。コンパレータ3は変換電圧Vaと所定の比較電
圧Vbとの比較を行う。トランジスタ2Aのサイズは、
外部電圧VDD_extが基準電圧の近傍にある比較領域に
おいて、外部電圧VDD_extの増分に対する変換電圧V
aの増分の比が充分高くなるように設定する。これによ
り、コンパレータ3の検知精度は向上する。一方、クラ
ンプ回路20は変換電圧Vaに対して所定の制限電圧V
cでクランプをかける。このため、比較領域よりも高電
圧側において、変換電圧Vaが回路の耐電圧を越えるこ
とがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばIEEE1
394規格のCPS(Cable Power Status:ケーブル給
電)機能においてケーブルを介して供給される電源電圧
のような外部供給電圧と、基準電圧との大小関係を検知
する機能を有する電圧制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のパソコンを中心としたマルチメデ
ィア化の発展に伴い、画像データのような膨大なデータ
を高速に処理する機能が各情報機器に求められている。
これに伴い、機器間のデータ転送レートを向上させる技
術も重要になっている。このような背景から、高速デー
タ転送が可能な技術として、IEEE1394規格が提
唱され、これに従った開発が進んでいる。IEEE13
94規格は、バスの本数を従来よりも大幅に減らし、そ
の代わりに転送のための動作周波数を向上させることに
よって、転送レートを高めるシリアル転送手法を示すも
のである。
【0003】図8はIEEE1394のネットワークシ
ステムの構成の一部を示す図である。図8において、各
ネットワーク機器がケーブルを介して接続されている。
ケーブルは、4本のデータ線(データ線対およびストロ
ーブ線対)および電源・グランド線の計6本の線で構成
される。なお、ケーブルの種類によっては、電源・グラ
ンド線を有さない4本構成のものもある。
【0004】IEEE1394準拠のLSIはその機能
から、主としてデータ入出力を司るPHY部と、転送プ
ロトコルを制御するLINK部とに分けられる。データ
受信の場合は、信号は転送ケーブルからPHY部へ、そ
してPHY部からLINK部へと転送される。データ送
信の場合は、この逆方向に信号が転送される。
【0005】また、IEEE1394規格では、高速デ
ータ転送の他に、データ転送用のケーブルを介して電源
を供給するCPS機能もサポートしている。IEEE1
394規格にはその転送レートに応じて、IEEE13
94_1995、IEEE1394.A、IEEE13
94.Bといった複数の規格があるが、これら全てにC
PS機能が規定されている。
【0006】すなわち、IEEE1394規格に準拠し
たLSIでは、ケーブルによって供給される電源電圧が
所定範囲内にある場合に、CPS機能を動作させる必要
がある。そして、このCPS機能はデータ入出力を司る
PHY部の規格であるので、PHY部では、ケーブルに
よって給電される電源電圧が所定範囲内にあるか否かを
検知する機能を持つことが必要である。
【0007】例えばIEEE1394_1995では、
CPS機能において外部から供給される電圧は8〜40
Vと規定されている。これは、少なくとも8〜40Vの
範囲ではCPS機能が動作すべき、ということであり、
したがって、この規格に準拠したLSIを開発するため
には、ケーブルから供給される電圧が8〜40Vの範囲
にあるか否かを検知する機能を設ける必要がある。
【0008】図9は図8に示すようなシステムを構成す
るネットワーク機器の内部構成の一例を示す図である。
図9において、PHY部はCPS機能を有しており、ケ
ーブルを介して供給された外部電圧VDD_extが所定の
範囲内にあるか否かを判定する電圧判定部15を備えて
いる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】一方、8〜40Vとい
う高電圧をLSIに直接印加することは、LSIの破壊
につながり、好ましくない。このため規格では、供給電
圧を400kΩの電圧降下用抵抗を介して降下させてか
らPHY部に印加することとしている。よって、PHY
部は降下後の電圧を検知して供給電圧を推測する構成と
なり、電圧検知精度に加えて電圧降下の精度が、規格順
守のためのきわめて重要な要素となる。
【0010】ところが、本願発明者が調査した範囲で
は、上記のような規格をみたす回路構成は未だ提案され
ていない。
【0011】図10は本願発明者が考案した、上記の規
格を満たす電圧判定部15の回路構成を示す図である。
図10では、ケーブル12は電圧降下用抵抗11(抵抗
値R0)を介して電圧制御回路50の入力端子51と接
続されており、また電圧制御回路50内部では、抵抗素
子52(抵抗値R1)が、抵抗11と直列に配置される
ように入力端子51に接続されている。ケーブル12か
らグランドVssに電流Icps が流れ、外部電圧VDD_ex
tは電圧制御回路50において電圧Vaに変換される。
コンパレータ53は変換電圧Vaと比較電圧Vbとを比
較し、この比較結果を示す信号Vcps を出力する。信号
Vcps は変換電圧Vaが比較電圧Vbよりも高いとき
“H”になり、これにより、外部電圧VDD_extとして
ケーブル給電可能な電圧が供給されていることが検知さ
れる。
【0012】図11は図10の回路構成における外部電
圧VDD_extと変換電圧Vaとの関係を示すグラフであ
る。図11では、電圧制御回路50の電源電圧VDD_in
tを3.3V、最大耐電圧Vmax を3.6Vとしてい
る。図11に示すように、図10の回路構成では、外部
電圧VDD_extと変換電圧Vaとは終始比例関係にあ
る。そして、抵抗素子52の抵抗値R1は、外部電圧V
DD_extとして40Vが与えられた場合であっても変換
電圧Vaが最大耐電圧Vmax である3.6Vを越えない
ような値に設定する。すなわち、 3.6/R1=40/(R0+R1) から R1=3.6・R0/(40−3.6) =0.0989・400k=39.56kΩ また、マージンをみて変換電圧Vaの最大値を3.3V
と設定すると、 R1=3.3・R0/(40−3.3) =0.0899・R0=35.95kΩ したがって、抵抗素子52の抵抗値R1は35kΩ〜4
0kΩの範囲に設定するのが好ましい。もちろん、ケー
ブル給電電圧や最大耐電圧、あるいは電圧降下用抵抗の
抵抗値に応じて、抵抗素子52の抵抗値R1は変わる。
【0013】また、外部電圧VDD_extの判定の基準と
なる基準電圧は8Vであるが、マージンを持たせて5V
〜7.5V程度に設定することが一般的であるので、こ
こでは基準電圧を7Vとし、比較電圧Vbを0.63V
に設定している。この比較電圧Vbは、基準電圧と、電
圧降下用抵抗11および抵抗素子52の抵抗値の比とに
基づいて、設定すればよい。
【0014】しかしながら、図10のような回路構成で
は、外部電圧VDD_extと変換電圧Vaとは比例関係に
あり、しかも変換電圧Vaは外部電圧VDD_extのほぼ
1/10となるので、外部電圧VDD_extが大きく変化
しても変換電圧Vaはその1/10程度しか変化しな
い。逆に言うと、外部電圧VDD_extの検知に対し、比
較電圧Vbやコンパレータ53の検知精度のばらつきは
その10倍に増幅されて効くことになる。また、抵抗5
2の抵抗値のばらつきも外部電圧VDD_extの検知精度
に大きな影響を与える。
【0015】さらに、コンパレータの入力は、感度の面
から、電源電圧の1/2程度に設定するのが望ましいと
されている。図10の回路構成では、コンパレータ53
の入力信号のレベルはグランド電位Vssに近い値になっ
ており、このことは検出精度の面で好ましくない。
【0016】前記の問題に鑑み、本発明は、例えばCP
S機能を実現するための電圧制御回路として、外部電圧
と基準電圧との比較を精度良く実現可能にすることを目
的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、本発明は、外部電圧が基準電圧の近傍にある領域
において、変換電圧の範囲を広げ、かつ、この範囲をよ
り高電圧側にシフトさせることによって、外部電圧と基
準電圧との比較の精度を高めるものである。
【0018】具体的には、請求項1の発明が講じた解決
手段は、外部から供給された外部電圧と、その比較基準
となる基準電圧との大小関係を検知する電圧制御回路と
して、外部電圧が電圧降下用抵抗を介して印加可能な入
力端子と、前記入力端子に印加された外部電圧を前記電
圧降下用抵抗と併せて外部電圧よりも低い電圧に変換す
る電圧変換手段と、前記電圧変換手段から出力された変
換電圧を所定の比較電圧と比較し、この比較結果を示す
信号を、外部電圧と基準電圧との大小関係を示す信号と
して出力する比較手段とを備え、前記電圧変換手段は、
外部電圧と変換電圧との関係において、外部電圧の増分
に対する変換電圧の増分の比が、外部電圧が基準電圧の
近傍にある比較領域においては、相対的に高く、前記比
較領域よりも高電圧側の領域においては、相対的に低く
なるように、電圧変換を行うものである。
【0019】請求項1の発明によると、外部電圧は、電
圧変換手段によって、外部電圧の増分に対する変換電圧
の増分の比が、比較領域においては、相対的に高く、比
較領域よりも高電圧側の領域においては、相対的に低く
なるように、変換される。このため、比較領域よりも高
電圧側の領域において、変換電圧が回路の耐電圧を越え
ないようにしつつ、比較領域における変換電圧の範囲を
広く設定することができる。したがって、比較電圧や、
比較手段の検知精度のばらつきが、外部電圧の判定に対
して与える影響を、低く抑えることができるので、外部
電圧と基準電圧との比較の精度を高めることができる。
【0020】そして、請求項2の発明では、前記請求項
1の電圧制御回路における電圧変換手段は、前記電圧降
下用抵抗と直列に配置されるように前記入力端子と接続
された,ダイオード、またはダイオード接続されたトラ
ンジスタを備えているものとする。
【0021】さらに、請求項3の発明では、前記請求項
2の電圧制御回路における比較手段は、前記比較電圧を
生成する比較電圧生成手段を備え、前記比較電圧生成手
段は、定電流源と、前記定電流源と直列に配置された,
ダイオード、またはダイオード接続されたトランジスタ
とを備えているものとする。
【0022】また、請求項4の発明では、前記請求項1
の電圧制御回路における電圧変換手段は、前記電圧降下
用抵抗と直列に配置されるように前記入力端子と接続さ
れた電圧降下素子と、前記電圧降下素子の、前記入力端
子側の電圧が、所定の制限電圧を越えないように制限を
かけるクランプ回路とを備えたものとする。
【0023】そして、請求項5の発明では、前記請求項
4の電圧制御回路におけるクランプ回路は、前記電圧降
下素子と並列に設けられたトランジスタと、前記トラン
ジスタのドレイン電圧を一方の入力とするとともに、前
記制限電圧を他方の入力とし、その出力が前記トランジ
スタのゲート入力となるコンパレータとを備えているも
のとする。
【0024】また、請求項6の発明では、前記請求項4
の電圧制御回路におけるクランプ回路は、前記電圧降下
素子と並列に設けられた、1つまたは直列に配置された
複数のダイオードまたはダイオード接続されたトランジ
スタを備えているものとする。
【0025】また、請求項7の発明では、前記請求項4
の電圧制御回路における電圧降下素子は、抵抗、ダイオ
ード、またはダイオード接続されたトランジスタである
ものとする。
【0026】また、請求項8の発明は、ケーブルが接続
可能に構成されたネットワーク機器として、ケーブルを
介して供給された外部供給電圧が、所定の範囲内にある
か否かを判定する電圧判定部を備え、前記電圧判定部
は、前記請求項1の電圧制御回路と、一端がこの電圧制
御回路の前記入力端子に接続され、他端に前記外部供給
電圧が与えられる電圧降下用抵抗とを備えているもので
ある。
【0027】また、請求項9の発明が講じた解決手段
は、外部から供給された外部電圧とその比較基準となる
基準電圧との大小関係を検知する電圧制御回路として、
外部電圧が電圧降下用抵抗を介して印加可能な入力端子
と、一端が前記入力端子に接続され、他端が接地された
抵抗素子と、前記抵抗素子の前記一端の電圧を、前記基
準電圧と対応する所定の比較電圧と比較し、この比較結
果を示す信号を外部電圧と基準電圧との大小関係を示す
信号として出力するコンパレータとを備えたものであ
る。
【0028】また、請求項10の発明では、前記請求項
9の電圧制御回路における前記電圧降下用抵抗の抵抗値
は400KΩであり、前記抵抗素子の抵抗値は35kΩ
〜40kΩであるものとする。
【0029】さらに、請求項11の発明では、前記請求
項9の電圧制御回路における所定の比較電圧は、前記基
準電圧と、前記電圧降下用抵抗および前記抵抗素子の抵
抗値の比とに基づいて設定されるものとする。
【0030】また、請求項12の発明が講じた解決手段
は、ネットワーク機器において、ケーブルを介して供給
された外部供給電圧とその比較基準となる基準電圧との
大小関係を検知する方法として、前記外部供給電圧をこ
れよりも低い電圧に変換するステップと、前記電圧変換
ステップにおいて得られた変換電圧を前記基準電圧と対
応する所定の比較電圧と比較するステップとを備え、前
記電圧変換ステップは、外部供給電圧と変換電圧との関
係において、外部供給電圧の増分に対する変換電圧の増
分の比が、外部供給電圧が基準電圧の近傍にある比較領
域においては相対的に高く、前記比較領域よりも高電圧
側の領域においては相対的に低くなるように、電圧変換
を行うものである。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、IEEE1394規格のCPS機能に対する構成を
例にとって、図面を参照して説明する。
【0032】(第1の実施形態)図1は本発明の第1の
実施形態に係る電圧制御回路の回路構成を示す図であ
る。図1では、電圧制御回路10において、ケーブルを
介して供給される外部電圧VDD_extと基準電圧との比
較を行うための構成のみを示している。図1において、
2はダイオード接続されたN型MOSトランジスタであ
る。MOSトランジスタ2は、ドレインおよびゲートが
入力端子1と接続され、ソースがグランドVssと接続さ
れており、入力端子1に接続された外付けの電圧降下用
抵抗11と直列に配置されるように構成されている。こ
のMOSトランジスタ2によって、電圧変換手段が構成
されている。3は変換電圧としてのMOSトランジスタ
2のドレイン電圧Vaを比較電圧Vbと比較し、この比
較結果を示す信号Vcps を外部電圧VDD_extと基準電
圧との大小関係を示す信号として出力する比較手段とし
てのコンパレータである。
【0033】図2は図1の回路構成における外部電圧V
DD_extと変換電圧Vaとの関係を示すグラフである。
MOSトランジスタ2はダイオード接続されているの
で、変換電圧Vaはダイオード特性すなわち2乗特性
(飽和特性)を示す。したがって、図2に示すように、
外部電圧VDD_extが低い領域ではグラフの傾きは急峻
になり、一方、外部電圧VDD_extが高くなるにつれ
て、変換電圧Vaの上昇カーブは鈍くなっていく。この
ダイオード特性の曲線は、MOSトランジスタ2のサイ
ズによって決定される。
【0034】回路の検知性能の面からいうと、外部電圧
VDD_extが基準電圧の近傍にある低電圧側の比較領域
Aにおける曲線の傾きは大きい方が望ましいが、比較領
域Aにおける傾きを大きくすればするほど、高電圧側の
変換電圧Vaが高くなるので、場合によっては、変換電
圧Vaが耐電圧Vmax を越えてしまう。よって、外部電
圧VDD_extが40Vのときに変換電圧Vaが耐電圧Vm
ax すなわち3.6Vを越えない範囲で、MOSトラン
ジスタ2のサイズを最適化するのが望ましい。なお、規
格の上限電圧40Vは、回路保護の観点から目安として
定められたものであり、40Vを越えると回路を動作不
可にする必要は必ずしもない。したがって、外部電圧V
DD_extが40Vのときに変換電圧Vaが耐電圧Vmax
を越えないようにすればよいので、外部電圧VDD_ext
と40Vとの大小関係を判別する必要は必ずしもない。
【0035】すなわち、本実施形態によると、1)外部
電圧VDD_extが基準電圧の近傍にある比較領域Aにお
いては、外部電圧VDD_extの増分に対する変換電圧V
aの増分の比(曲線の傾き)を大きくすることができる
ので、検知精度が高まる。また、比較電圧Vbをより高
く、内部電源電圧VDD_intの1/2程度に設定するこ
とが可能になる。そして、これとともに、2)比較領域
Aよりも高電圧側の領域Bにおいては、変換電圧Vaが
最大耐電圧Vmax を超えないように制御できる。本実施
形態では、ダイオード特性を利用して、1個のトランジ
スタ2によって、領域Aと領域Bにおける特性を実現し
ている。
【0036】例えば課題の項で示した図11では、外部
電圧VDD_extが5V〜10Vの範囲で変化したとき、
変換電圧Vaは0.45V〜0.9Vの範囲で変化す
る。これに対して、図2では、外部電圧VDD_extが5
V〜10Vの範囲で変化したとき、変換電圧Vaは1.
1V〜1.62Vの範囲で変化する。すなわち、外部電
圧VDD_extが基準電圧近傍の所定の範囲にあるとき、
変換電圧Vaは、変化する範囲が大きく、かつ、レベル
が高くなっている。これによって、比較電圧Vbやコン
パレータ3の検知精度のばらつきの影響が小さくなり、
かつ、コンパレータの検知感度も向上する。したがっ
て、検知精度を向上させることが可能となる。
【0037】(第1の実施形態の変形例)図3は本発明
の第1の実施形態の変形例を示す回路図である。図3に
示す電圧制御回路10Aは、比較電圧Vbを生成する比
較電圧生成手段として、定電流源4およびダイオード接
続されたN型MOSトランジスタ5を備えている。この
比較電圧生成手段とコンパレータ3とによって、比較手
段が構成されている。
【0038】第1の実施形態では、図10の構成に比べ
て、外部電圧VDD_extが基準電圧の近傍にあるときの
変換電圧Vaの範囲を拡大することができた。ところ
が、トランジスタ2の特性がプロセスや温度のばらつき
によって変化したとき、これに伴い、変換電圧Vaも変
動してしまうおそれがある。本変形例は、トランジスタ
2の特性のばらつきに対しても、さらに方策を施したも
のである。
【0039】図3において、トランジスタ5は、トラン
ジスタ2と同様にドレインとゲートとが接続されたダイ
オード接続になっており、そのドレインには定電流源4
が接続されている。このため、トランジスタ5には定電
流源4から常に一定の電流が供給され、トランジスタ5
のゲート電圧が比較電圧Vbとして出力される。
【0040】図3の構成では、コンパレータ3は、トラ
ンジスタ2によって制御された変換電圧Vaとトランジ
スタ5によって制御された比較電圧Vbとを比較する。
このため、トランジスタ2の特性の変化に起因して変換
電圧Vaが変動しても、比較電圧Vbもまたトランジス
タ5の特性の変化に起因して同様に変動し、かつ、電圧
Va,Vbの変動方向は同一であるので、その差には、
電圧変動の影響は現れない。したがって、トランジスタ
2の特性変化に起因する誤検知を防止することができ、
検知性能を向上させることができる。
【0041】(第2の実施形態)第1の実施形態におい
て、トランジスタ2のサイズをこれに流れる電流I1が
さらに少なくなるように調整すれば、図2の曲線が全体
的に上昇し、比較領域Aにおける曲線の傾きが大きくな
る。これにより、外部電圧VDD_extが基準電圧の近傍
にあるときの変換電圧Vaの範囲がさらに拡大されるの
で、検知精度をさらに高めることができる。ところがこ
の場合、比較領域Aよりも高電圧側の領域Bにおいて、
変換電圧Vaが耐電圧Vmax を越えてしまうおそれが生
じる。
【0042】そこで、本発明の第2の実施形態では、変
換電圧Vaが所定の制限電圧を越えないように制限をか
けるクランプ回路を設ける。これにより、外部電圧VDD
_extが基準電圧の近傍にある比較領域Aにおいて、外
部電圧VDD_extの増分に対する変換電圧Vaの増分の
比をさらに高めることができる。
【0043】図4は本発明の第2の実施形態に係る電圧
制御回路の回路構成を示す図である。図4において、2
Aは電圧降下素子としてのダイオード接続されたN型M
OSトランジスタであり、図1のトランジスタ2より
も、ゲート幅が小さく、またはゲート長が大きく構成さ
れている。これにより、トランジスタ2Aの電流I1A
は図1のトランジスタ2を流れる電流I1よりも小さく
なる。20は変換電圧Vaが所定の制限電圧Vcを越え
ないように制限をかけるクランプ回路であって、トラン
ジスタ2Aと並列に設けられたN型MOSトランジスタ
21と、このトランジスタ21のドレイン電圧すなわち
変換電圧Vaを一方の入力とするとともに、制限電圧V
cを他方の入力とし、その出力がトランジスタ21のゲ
ート入力となるコンパレータ22とを備えている。な
お、内部電源電圧VDD_intは常に印加されているもの
とする。
【0044】コンパレータ22は変換電圧Vaと制限電
圧Vcとを比較し、変換電圧Vaの方が高くなると
“H”を出力する。このとき、トランジスタ21はゲー
ト電圧が“H”になるためオン状態になり、トランジス
タ2AのドレインからグランドVssに電流I2を流
す。この結果、変換電圧Vaは制限電圧Vcを越えなく
なり、すなわち、制限電圧Vcでクランプされる。
【0045】図5は図4の回路構成における外部電圧V
DD_extと変換電圧Vaとの関係を示すグラフである。
図5に示すように、比較領域Aにおいては、トランジス
タ2Aのサイズ調整によって、曲線の傾きが大きくな
り、外部電圧VDD_extが基準電圧の近傍にあるときの
変換電圧Vaの範囲が図2よりも拡大されている。一
方、領域Bにおいては、クランプ回路20によって、変
換電圧Vaはその上限が制限電圧Vcに抑制されるの
で、変換電圧Vaが耐電圧Vmax を越えることはない。
【0046】(第2の実施形態の変形例)図6は第2の
実施形態の変形例を示す回路図である。図6に示す電圧
制御回路10Cは、図4のトランジスタ2Aの代わりに
電圧降下素子としての抵抗6を備え、また、抵抗6と並
列に設けられ、かつ、直列に配置された3個のダイオー
ド接続されたN型MOSトランジスタ23a,23b,
23cを有するクランプ回路23を、クランプ回路20
の代わりに備えている。クランプ回路23の各トランジ
スタ23a,23b,23cは、変換電圧Vaが3Vt
(VtはN型MOSトランジスタのしきい値電圧)を越
えるとオン状態になり、抵抗6の入力端子側の端からグ
ランドVssに電流I2Aを流す。この結果、変換電圧
Vaは3Vtを越えなくなり、すなわち、所定の制限電
圧としての3Vtでクランプされる。
【0047】図7は図6の回路構成における外部電圧V
DD_extと変換電圧Vaとの関係を示すグラフである。
図7に示すように、比較領域Aにおいては、抵抗6によ
って、外部電圧VDD_extと変換電圧Vaとは比例関係
になる。また、コンパレータ3の入力となる比較電圧V
bが電源電圧のほぼ1/2程度に設定されるので、コン
パレータ3の感度の面からみて検出精度が改善される。
一方、領域Bにおいては、クランプ回路23によって、
変換電圧Vaはその上限が3Vtに抑制されるので、変
換電圧Vaが耐電圧Vmax を越えることはない。
【0048】なお、図6の構成では、クランプ回路23
はN型MOSトランジスタによって構成されているが、
P型トランジスタによって構成してもかまわない。この
場合、各トランジスタにおいて、基板電位をソース電位
と共通にすることによって、基板効果の影響を少なくす
ることもできる。
【0049】また、図6の構成では、クランプ回路23
を構成するトランジスタの個数を3としたが、このトラ
ンジスタの個数は、クランプをかける制限電圧に応じて
任意に設定可能であり、3に限定されるものではない。
また、この個数は、耐電圧Vmax とトランジスタのしき
い値電圧Vtに基づいて、適宜設定すればよい。
【0050】さらに、図6の構成では、クランプ回路2
3を構成するトランジスタ23a,23b,23cの特
性のばらつきによって、クランプをかける制限電圧にば
らつきが生じることが予想される。ところがこの場合で
も、クランプをかける制限電圧が、比較電圧Vbよりも
充分高く、耐電圧Vmax よりも充分低い範囲にあれば、
回路動作上、特に問題は生じない。
【0051】また、図4の構成において、クランプ回路
20の代わりに、図6のクランプ回路23を設けてもよ
い。また、図4の構成において、トランジスタ2Aの代
わりに抵抗6を設けてもかまわない。さらに、図4およ
び図6の構成において、トランジスタ2Aまたは抵抗6
の代わりに、電圧降下素子として、ゲートに所定電圧が
印加されたトランジスタを設けてもかまわない。このト
ランジスタを、非飽和の線形領域で動作させることによ
って、比較領域Aにおける曲線の傾きを急峻にすること
も可能である。
【0052】また、図4または図6の構成において、図
3に示すような比較電圧生成手段を併せて設けてもかま
わない。
【0053】また、図1のダイオード接続されたトラン
ジスタ2、図4のダイオード接続されたトランジスタ2
Aの代わりに、ダイオードを設けてもかまわない。ま
た、図3のダイオード接続されたトランジスタ2,5の
代わりに、ダイオードを設けてもよい。さらに、図6の
クランプ回路23を構成するダイオード接続されたトラ
ンジスタ23a,23b,23cの代わりに、ダイオー
ドを設けてもかまわない。
【0054】そして図9に示すネットワーク機器におい
て、課題の項で示した電圧制御回路50の代わりに、各
実施形態または各変形例に係る電圧制御回路10,10
A,10B,10Cを用いて電圧判定部15を構成する
ことによって、PHY部のCPS機能をより精度よく実
現することができる。
【0055】
【発明の効果】以上のように本発明によると、比較領域
よりも高電圧側の領域において、変換電圧が回路の耐電
圧を越えないようにしつつ、比較領域における変換電圧
の範囲を広く設定することができる。したがって、比較
電圧や、比較手段の検知精度のばらつきが外部電圧の判
定に対して与える影響を、低く抑えることができるの
で、外部電圧と基準電圧との比較の精度を高めることが
できる。
【0056】そして、本発明に係る電圧制御回路を用い
ることによって、IEEE1394規格を満足するPH
Y部の開発が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る電圧制御回路の
回路構成を示す図である。
【図2】図1の回路構成における外部電圧と変換電圧と
の関係を示すグラフである。
【図3】本発明の第1の実施形態の変形例を示す回路図
である。
【図4】本発明の第2の実施形態に係る電圧制御回路の
回路構成を示す図である。
【図5】図4の回路構成における外部電圧と変換電圧と
の関係を示すグラフである。
【図6】本発明の第2の実施形態の変形例を示す回路図
である。
【図7】図6の回路構成における外部電圧と変換電圧と
の関係を示すグラフである。
【図8】ネットワークシステムの構成の一部を示す図で
ある。
【図9】図8に示すようなシステムを構成するネットワ
ーク機器の内部構成の一例を示す図である。
【図10】本願発明者が考案した、IEEE1394規
格を満たす回路構成図である。
【図11】図10の回路構成における外部電圧と内部電
圧との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
VDD_ext 外部電圧 Va 変換電圧 Vb 比較電圧 Vcps 外部電圧と基準電圧との大小関係を示す信号 A 比較領域 1 入力端子 2 ダイオード接続されたトランジスタ(電圧変換手
段) 2A ダイオード接続されたトランジスタ(電圧降下素
子) 3 コンパレータ(比較手段) 4 定電流源 5 ダイオード接続されたトランジスタ 6 抵抗(電圧降下素子) 10,10A,10B,10C 電圧制御回路 11 電圧降下用抵抗 12 ケーブル 15 電圧判定部 20 クランプ回路 21 トランジスタ 22 コンパレータ 23 クランプ回路 23a,23b,23c トランジスタ 51 抵抗素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H03K 5/08 (72)発明者 赤松 寛範 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 吉田 忠弘 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 高橋 学志 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 平田 貴史 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 有馬 幸生 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 小松 義英 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から供給された外部電圧と、その比
    較基準となる基準電圧との大小関係を検知する電圧制御
    回路であって、 外部電圧が、電圧降下用抵抗を介して印加可能な入力端
    子と、 前記入力端子に印加された外部電圧を、前記電圧降下用
    抵抗と併せて、外部電圧よりも低い電圧に変換する電圧
    変換手段と、 前記電圧変換手段から出力された変換電圧を、前記基準
    電圧と対応する所定の比較電圧と比較し、この比較結果
    を示す信号を、外部電圧と基準電圧との大小関係を示す
    信号として出力する比較手段とを備え、 前記電圧変換手段は、 外部電圧と変換電圧との関係において、外部電圧の増分
    に対する変換電圧の増分の比が、外部電圧が基準電圧の
    近傍にある比較領域においては、相対的に高く、前記比
    較領域よりも高電圧側の領域においては、相対的に低く
    なるように、電圧変換を行うものであることを特徴とす
    る電圧制御回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電圧制御回路において、 前記電圧変換手段は、 前記電圧降下用抵抗と直列に配置されるように前記入力
    端子と接続された,ダイオード、またはダイオード接続
    されたトランジスタを備えていることを特徴とする電圧
    制御回路。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の電圧制御回路において、 前記比較手段は、前記比較電圧を生成する比較電圧生成
    手段を備え、 前記比較電圧生成手段は、 定電流源と、 前記定電流源と直列に配置された,ダイオード、または
    ダイオード接続されたトランジスタとを備えていること
    を特徴とする電圧制御回路。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の電圧制御回路において、 前記電圧変換手段は、 前記電圧降下用抵抗と直列に配置されるように前記入力
    端子と接続された電圧降下素子と、 前記電圧降下素子の、前記入力端子側の電圧が、所定の
    制限電圧を越えないように制限をかけるクランプ回路と
    を備えたものであることを特徴とする電圧制御回路。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の電圧制御回路において、 前記クランプ回路は、 前記電圧降下素子と並列に設けられたトランジスタと、 前記トランジスタのドレイン電圧を一方の入力とすると
    ともに、前記制限電圧を他方の入力とし、その出力が前
    記トランジスタのゲート入力となるコンパレータとを備
    えていることを特徴とする電圧制御回路。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の電圧制御回路において、 前記クランプ回路は、 前記電圧降下素子と並列に設けられた、1つまたは直列
    に配置された複数の、ダイオードまたはダイオード接続
    されたトランジスタを備えていることを特徴とする電圧
    制御回路。
  7. 【請求項7】 請求項4記載の電圧制御回路において、 前記電圧降下素子は、 抵抗、ダイオード、またはダイオード接続されたトラン
    ジスタであることを特徴とする電圧制御回路。
  8. 【請求項8】 ケーブルが接続可能に構成されたネット
    ワーク機器であって、 ケーブルを介して供給された外部供給電圧が、所定の範
    囲内にあるか否かを判定する電圧判定部を備え、 前記電圧判定部は、 請求項1記載の電圧制御回路と、 一端がこの電圧制御回路の前記入力端子に接続され、他
    端に前記外部供給電圧が与えられる電圧降下用抵抗とを
    備えているネットワーク機器。
  9. 【請求項9】 外部から供給された外部電圧と、その比
    較基準となる基準電圧との大小関係を検知する電圧制御
    回路であって、 外部電圧が、電圧降下用抵抗を介して印加可能な入力端
    子と、 一端が前記入力端子に接続され、他端が接地された抵抗
    素子と、 前記抵抗素子の前記一端の電圧を、前記基準電圧と対応
    する所定の比較電圧と比較し、この比較結果を示す信号
    を外部電圧と基準電圧との大小関係を示す信号として出
    力するコンパレータとを備えたことを特徴とする電圧制
    御回路。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の電圧制御回路におい
    て、 前記電圧降下用抵抗の抵抗値は、400kΩであり、 前記抵抗素子の抵抗値は、35kΩ〜40kΩであるこ
    とを特徴とする電圧制御回路。
  11. 【請求項11】 請求項9記載の電圧制御回路におい
    て、 前記所定の比較電圧は、 前記基準電圧と、前記電圧降下用抵抗および前記抵抗素
    子の抵抗値の比とに基づいて、設定されることを特徴と
    する電圧制御回路。
  12. 【請求項12】 ネットワーク機器において、ケーブル
    を介して供給された外部供給電圧と、その比較基準とな
    る基準電圧との大小関係を検知する方法であって、 前記外部供給電圧を、これよりも低い電圧に変換するス
    テップと、 前記電圧変換ステップにおいて得られた変換電圧を、前
    記基準電圧と対応する所定の比較電圧と比較するステッ
    プとを備え、 前記電圧変換ステップは、 外部供給電圧と変換電圧との関係において、外部供給電
    圧の増分に対する変換電圧の増分の比が、外部供給電圧
    が基準電圧の近傍にある比較領域においては相対的に高
    く、前記比較領域よりも高電圧側の領域においては相対
    的に低くなるように、電圧変換を行うものであることを
    特徴とする電圧検知方法。
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