JP2000291696A - トラクタの変速装置 - Google Patents

トラクタの変速装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、トラクタではアスファルト上の路上走
行、若しくは圃場走行に関らず、変速時に入切する油圧
クラッチの昇圧特性は常に一定であったため、発進時に
ショックを生じたり、スリップを生じるなどの課題が有
った。 【解決手段】 ソレノイドバルブへの通電により油圧シ
リンダのピストンを駆動して変速位置を切り替える変速
装置と、この変速位置の切替時にエンジンからの動力伝
達を一旦「切」とする油圧クラッチを備えると共に、車
体後部には作業機を昇降自在に連結するリフトアームを
備えたトラクタにおいて、前記リフトアームに回動位置
を検出するセンサを設け、このセンサの検出に応じて前
記油圧クラッチの昇圧特性を変更する構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、トラクタの変速
装置の構成に関するものである。
【0002】
【従来技術】本出願人は、過去に所謂電子シフト装置に
関する出願(特願平4−199690号)をしている
が、この電子シフト装置は、電気信号に応じて任意の位
置に変速を可能にしたものであって、具体的には、レバ
ーあるいは押しボタンからなるシフト操作具と、変速を
行なう際に入り切りする油圧クラッチと、油圧で操作さ
れるシフター等を備え、オペレータがシフト操作を行な
うと、電気信号により、まず油圧クラッチが切られ、つ
いで変速用のシフターが油圧で動かされ、シフト位置セ
ンサがそれを検出すると、再び油圧クラッチが接続され
るように構成したものである。
【0003】尚、上記出願の電子シフト装置は、シフト
出力を出しているにも拘らず、シフターが目標とする正
規の変速位置に入らない場合に一定時間シフト出力、即
ち、リトライ出力を出すものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記したよ
うな従来装置にあっては、トラクタがアスファルト上の
路上走行、若しくは圃場走行に関らず、変速時に入切す
る油圧クラッチの昇圧特性は常に一定であったため、例
えば発進時にショックを生じたり、スリップを生じるな
どの課題が有った。
【0005】また特に、トラクタでは、リフトアームの
状態、即ち作業機の高さによって牽引力が異なるため適
切な伝達トルクが異なり、前記ショックやスリップの主
な原因となっていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は前記問題点に
鑑みて提案するものであり、トラクタの変速装置を以下
のように構成した。即ち、ソレノイドバルブ27,24
への通電により油圧アクチュエータ16,16を駆動し
て変速位置を切り替える変速装置9と、この変速位置の
切替時にエンジンからの動力伝達を一旦「切」とする油
圧クラッチを備えると共に、車体後部には作業機を昇降
自在に連結するリフトアーム52を備えたトラクタにお
いて、前記リフトアーム52に回動位置を検出するセン
サを設け、このセンサの検出に応じて前記油圧クラッチ
の昇圧特性を変更する制御部18を備えたトラクタの変
速装置とした。
【0007】また、ソレノイドバルブ27,24への通
電により油圧アクチュエータ16,16を駆動して変速
位置を切り替える変速装置9と、この変速位置の切替時
にエンジンからの動力伝達を一旦「切」とする油圧クラ
ッチを備えると共に、車体後部には作業機を昇降自在に
連結するリフトアーム52を備えたトラクタにおいて、
この車両には同車両が作業状態か非作業状態かを検出す
るセンサを設け、このセンサの検出に応じて、前記油圧
クラッチの昇圧特性を変更する制御部18を備えたこと
を特徴とするトラクタの変速装置とした。また、前記リ
フトアーム52に回動位置を検出するセンサを設け、こ
のセンサの検出により、車両を作業状態か非作業状態か
を判断することを特徴とする請求項2に記載のトラクタ
の変速装置とした。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、この発明
の実施の形態を説明する。まず、構成から説明すると、
1はトラクター、2は前輪、3は後輪である。トラクタ
ーの機体前部にはエンジン4を搭載し、エンジン4の後
部にはメインクラッチ5を収容しているクラッチハウジ
ング6、変速装置を収容しているミッションケース8を
連設している。ミッションケース8内には、4段の変速
が可能な主変速装置9と、同じく4段の変速が可能な副
変速装置10と、機体の進行する向きを変更する前後進
切換装置11が設けられている。
【0009】変速レバー12の把手部分には速度増減用
のボタン式変速スイッチ14が設けられ、これを操作し
て主変速装置9を1速から4速まで切り換る。変速レバ
ー12は前後及び左右方向の2軸を中心として揺動可能
に構成されており、横方向外側に倒すと、まず変速感知
センサ15がONとなり、この状態を維持しつつ変速レ
バー12を前後方向に揺動させると副変速装置10が機
械的にLL、L、M、Hの4速の範囲で切り換えられ
る。
【0010】主変速装置9、及び副変速装置10は共に
シンクロメッシュ式の変速装置で構成され、前後進切換
装置11のみ油圧クラッチで構成されている。変速を行
なう場合であって、主変速装置9が切り換られるときに
は、まず、前後進切換装置11の油圧クラッチがOFF
に切り換えられ、ついで主変速装置9のシフターを操作
するピストンロッド(アクチュエータ)16が油圧によ
って強制的に軸長手方向に移動され、シフターが所定の
変速位置に達すると再び前後進切換装置11の油圧クラ
ッチが接続される。一方、副変速装置10が切り換えら
れるときには、先に述べたように前後進切換装置11の
油圧クラッチが切られ、変速レバー12を移動させた
後、変速感知センサ15が変速レバー12の復帰(変速
レバー12が横方向内側に倒された状態)を検出する
と、前記油圧クラッチが再び接続されるように構成して
いる。これらの切り換えは全て電気的に制御される。
【0011】図2はその制御装置のブロック図を示すも
のであり、マイコンからなる制御部18には、主変速装
置9切換用のソレノイド20、21、22、23と、前
後進切換装置11切換用のソレノイド25、26と、前
後進切換装置11の昇圧制御バルブ28を制御するソレ
ノイド30が接続されている。ソレノイド20と21、
及び22と23は夫々対をなすもので、前者は1速ー2
速用の切換バルブ24を制御し、後者は3速ー4速用の
切換バルブ27を制御する。
【0012】32は変速位置を表示するモニタランプで
ある。また、この制御部18には、エンジン4の回転数
を検出する回転センサ34、後輪3の回転数を検出する
車輪回転センサ35、前後進切換用レバー37に設けた
FーR切換スイッチ38、主変速装置9及び副変速装置
11のシフターの位置を検出する位置センサ40、4
1、及び前記の変速スイッチ14、変速感知センサ15
等が接続されている。前記の車輪回転センサ35は、最
終減速軸である後輪駆動軸に直接取り付けても良いが、
後輪駆動軸に至る前の軸に取り付け、後輪3の回転数を
間接的に検出する構成としても良い。
【0013】図3はトラクター1に設けられた油圧機器
類全体の配管構成を示す回路図である。簡単に全体の回
路構成を説明すると、メインポンプ45から送り出され
た作動油は外部油圧取出用のサブコンバルブ46に流入
し、さらに分流弁47を介して一部は水平制御用のバル
ブ48に入り、水平シリンダ49を伸縮制御する。そし
て、分流弁47で分流された残りの作動油は作業機昇降
制御用のバルブ50に流入してメインシリンダ51に送
り込まれ、リフトアーム52を回動させて作業機を昇降
させるように構成している。
【0014】前記メインポンプ45とは独立しているサ
ブポンプ55には一定圧力の作動油を取り出すための減
圧弁57が接続され、一定の圧力に保たれた作動油を利
用してパワーステアリング装置59、前後進切換装置1
1、PTOクラッチ制御装置60、前輪速度制御装置6
2、電子シフト装置64が作動される。PTOクラッチ
制御装置60は、PTOクラッチ66とこれを入切する
バルブ67とで構成され、前輪速度制御装置62は油圧
クラッチ69とバルブ70とで構成される。この前輪速
度制御装置62は図示外のモード切換スイッチや前輪2
の切れ角を検出するセンサと連繋されて、前輪2の速度
を後輪3と略同一にする標準四輪駆動状態、前輪2の周
速を後輪3のそれより増速させる前輪倍速駆動状態、あ
るいは後輪3のスリップ状態に応じて2駆、4駆を自動
的に選択するフルタイム駆動状態とに切り換えられるよ
うにしている。
【0015】同油圧回路図に記載された電子シフト装置
64のピストンロッド16、ピストン71、72、ケー
ス側のメタル73部分の詳細構造は図4に示す通りであ
る。1速ー2速と3速ー4速の構造は同一であるから片
側の構造についてのみ簡単に説明する。ピストンロッド
16の長手方向中間部にはピストン71が一体的に設け
られ、その横に大径のピストン72が横方向に摺動自在
に嵌合されている。
【0016】大径のピストン72はメタル73に形成し
た肩部74、75に当接する範囲内で移動できる。小径
のピストン71はメタル73の端面76と大径ピストン
72の片側端面79に当接する範囲で左右に移動する。
77、78はシリンダ室、80、81はシリンダ室7
7、78と連通して作動油が流出入するポートである。
ピストンロッド16のメタル73外に臨む部位には係止
凹部83が設けられ、これにロックピン85が嵌入係止
する。ロックピン85は2つのピストンロッド16が同
時に作動しないように牽制する機能を果たすものであっ
て、この図の場合、3速ー4速用のピストンロッド16
のみ動き得る。同図に示されたピストンロッド16の位
置は中立状態を示し、右側のシリンダ室78に作動油が
流入するとピストンロッド16は左側に移動し、図示外
のシフターが同方向に移動操作されて3速となり、反対
側のシリンダ室77に作動油が流入するとピストンロッ
ド16は右側に移動し、シフターが右側に移動して4速
となる。
【0017】次に図5に示すフローチャートに基づいて
この発明に係る電子シフト装置64の制御プログラムを
説明する。まず最初に制御部18に接続されている種々
のセンサ類、スイッチ類の状態が読み込まれ(ステップ
S1)、特に、主変速装置9と副変速装置10のシフタ
ーの抜けがないかどうか位置センサ40、41の状態が
読み込まれる(ステップS2)。シフト出力があって、
シフターが目標の位置に移動したことが位置センサ4
0、41で確認されると、前記昇圧制御バルブ28のソ
レノイド30に制御電流が流され、クラッチが徐々に接
続される(ステップS3、S4、S5、S6)。
【0018】シフト出力を出しているときであって、シ
フターが目標位置に入らない場合には一旦その出力をO
FFにし、同時に昇圧制御バルブ28の昇圧出力もOF
Fにする(ステップS7)。そして、車輪回転センサ3
5の検出状況から変化率を求め(ステップS8)、低速
であれば再度シフト出力を出し、以下、これを数回繰り
返す(ステップS12)。一方、位置センサ40、41
が何らかの原因で故障し、シフト出力が出ているのにシ
フターが目標位置まで動いたことを位置センサ40、4
1で確認できないときには、先の場合と同じように一旦
シフト出力、及び昇圧出力をOFFにし(ステップS
7)、車輪回転センサ35の変化率を測定する(ステッ
プS8)。この場合、車輪回転センサ35の増加が著し
く許容値を上回ったときには、機体が暴走する危険があ
ると見做して、位置センサ40、41の信号がなくて
も、シフト出力を出し、昇圧制御バルブ28のソレノイ
ド30に電流を流してクラッチを接続する(ステップS
9、S10、S11)。
【0019】この場合、シフト出力は元の変速位置にシ
フターを戻すように出力するか、あるいは、以前よりも
減速比が大きい変速位置にシフターを移動させるように
制御することが望ましい。以上述べたように、シフト抜
けがあったり、シフターが目標位置に入らないときに
は、リトライ処理することで機体の暴走を防止すること
ができ、また、たとえ位置センサ40、41の故障等で
シフターの動きが確認できなくても、車輪回転センサ3
5の値から機体の速度が増加していることが判断でき、
その結果に基づいてクラッチを接続させるようにしたも
のであるから、下り坂でトラクターが暴走するといった
危険が生じることがない。
【0020】次に図6乃至図12に基づいて電子シフト
装置64に関連する他の機構の改良を説明する。図6の
フローチャートは電子シフト装置64のシフターが目標
位置に入り難いときに、一度クラッチを接続し、つい
で、シフト出力を出そうとしたものである。
【0021】シフターが目標位置に入らないときには、
これを油圧で動かそうとしてもなかなか入り難いことが
あり、このような場合には、クラッチを短時間接続して
軸に回転動力を伝えてやった方が良いことがある。同フ
ローチャートにおいて、シフト変更処理は、変速レバー
12による変速操作を表わし、リバース変更処理は前後
進切換レバー37による切り換え操作を表わしている。
シフト出力があって、シフターが目標位置に入ったとき
にはリトライ処理を止め、昇圧制御バルブ28のソレノ
イド30を励磁してクラッチを接続する(ステップN
5、N6、N7)。シフト出力が出されているときであ
って、シフターが所定の位置に入っていないときには、
リトライ処理を行なうべくフラグを立て(ステップN1
1)、その後、シフト出力をOFFにしてクラッチを接
続する(ステップN8、N12、N13)。そして、一
定時間後にクラッチを切り(ステップN9)、シフト出
力を出し(ステップN10)、シフターが目標とする位
置に入るまでリトライ処理を行なう。
【0022】図7のフローチャートは、シフターが一定
時間経過しても目標位置に入らなかったときには、シフ
ト出力をそのまま出しておいて、クラッチを接続させよ
うとするものである。変速装置自体が故障したときは別
として、シフターを移動させる油圧力が不足していると
きや、位置センサの故障等によってシフターが入り難い
ときに、シフト出力を出し続け、この状態で昇圧制御バ
ルブ28のソレノイド30に通電してクラッチを接続す
る。すると、シンクロが同期し易くなり、シフターが目
標とする位置に入り易い。
【0023】そして図8、図9は、この発明の昇圧制御
バルブ28の圧力制御の仕方を説明したものである。こ
の制御装置の特徴は、路上走行時は徐々に圧力を高め、
作業時は高い圧力でクラッチを接続するようにした点で
ある。アスファルト路上と圃場とでは、地面と車輪の間
の摩擦係数が異なるために、クラッチを接続して機体を
発進させるときの伝達トルクが異なる。
【0024】停止状態から発進する場合、クラッチ伝達
トルクはアスファルト路上では小さく、圃場では路上走
行の場合よりも比較的大きい伝達トルクが必要である。
この点から、この改良装置では、図9に示すような特性
でクラッチが接続される制御方法を採用した。同図にお
いて、T0はピストンがクラッチ板に接触する時間、T1
は半クラッチ状態でトラクター1が発進しようとする時
間、T2はトラクターが徐々に加速していく時間を表わ
している。
【0025】そして、この制御装置においては、トラク
ターが路上走行中か、作業中かをリフトアーム52の位
置で検出するようにしている。即ち、リフトアーム52
が上昇していることをリフトアーム52に取り付けたセ
ンサが検出し、それが一定時間継続しているときには路
上走行と判断し、昇圧制御カーブは図9のAパターンで
クラッチを接続する。
【0026】図10は電子シフト装置64の切換バルブ
24、27を改良したものを示している。小径のシリン
ダ室77側に流入する切換バルブの回路中に絞りを入
れ、流量を調整する。この装置においては、1速と2
速、あるいは3速と4速との間でピストンロッド16が
動く速度を略同一としている。この例では、オペレータ
が変速レバー12を握ってシフト操作を行なったとき、
ピストンロッド16の動く方向によって動作速度が異な
ることがないのでオペレータは違和感なく操作できる。
【0027】図11は絞りを設けずにシフト用のシリン
ダ室の左右の径を同一にした場合を示している。図12
は図11で説明したシリンダの構成において、ピストン
90を挾んで左右のシリンダ間に差圧が発生する絞り付
の回路91を設けたものを図示している。同図におい
て、ソレノイド20、21、22、23をOFFにして
切換バルブ24、27を中立にすると、左右のシリンダ
室77、78に掛かる圧力がバランスして差圧をなくす
ようにピストン90が移動し、ピストンロッド16が中
立位置に復帰する。このように、簡単な差圧発生回路9
1をシリンダに付加するだけで、簡単に中立位置を設定
することが可能になる。
【0028】
【発明の効果】この発明は前記の如く、トラクタの発進
時や変速時に油圧クラッチ昇圧特性を、作業状態、また
はリフトアームの回動状態に応じて変更する構成とした
ので、適切な伝達トルクを得ることにより発進時や変速
時にショックやスリップを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】トラクターの全体側面図である。
【図2】制御系を示すブロック図である。
【図3】油圧回路図である。
【図4】シフター操作部分の断面図である。
【図5】制御プログラムの内容を説明するフローチャー
トである。
【図6】一部改良した制御装置のフローチャートであ
る。
【図7】一部改良した制御装置のフローチャートであ
る。
【図8】昇圧制御バルブの制御内容を説明したフローチ
ャートである。
【図9】圧力特性カーブを示したグラフである。
【図10】一部を改良した油圧回路図である。
【図11】一部を改良した油圧回路図である。
【図12】一部を改良した油圧回路図である。
【符号の説明】
1 トラクター 9 主変速装置 10 副変速装置 11 前後進切換装置 12 変速レバー 16 ピストンロッド 18 制御部 24 切換バルブ 27 切換バルブ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソレノイドバルブ27,24への通電に
    より油圧アクチュエータ16,16を駆動して変速位置
    を切り替える変速装置9と、この変速位置の切替時にエ
    ンジンからの動力伝達を一旦「切」とする油圧クラッチ
    を備えると共に、車体後部には作業機を昇降自在に連結
    するリフトアーム52を備えたトラクタにおいて、前記
    リフトアーム52に回動位置を検出するセンサを設け、
    このセンサの検出に応じて前記油圧クラッチの昇圧特性
    を変更する制御部18を備えたトラクタの変速装置。
  2. 【請求項2】 ソレノイドバルブ27,24への通電に
    より油圧アクチュエータ16,16を駆動して変速位置
    を切り替える変速装置9と、この変速位置の切替時にエ
    ンジンからの動力伝達を一旦「切」とする油圧クラッチ
    を備えると共に、車体後部には作業機を昇降自在に連結
    するリフトアーム52を備えたトラクタにおいて、この
    車両には同車両が作業状態か非作業状態かを検出するセ
    ンサを設け、このセンサの検出に応じて、前記油圧クラ
    ッチの昇圧特性を変更する制御部18を備えたことを特
    徴とするトラクタの変速装置。
  3. 【請求項3】 前記リフトアーム52に回動位置を検出
    するセンサを設け、このセンサの検出値により、車両を
    作業状態か非作業状態かを判断することを特徴とする請
    求項2に記載のトラクタの変速装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002156035A (ja) * 2000-11-20 2002-05-31 Yanmar Agricult Equip Co Ltd 作業車両の前後進切換装置
JP2009228876A (ja) * 2008-03-25 2009-10-08 Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd トラクタ

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