JP2000290637A - 金属膜用研磨剤および研磨方法 - Google Patents

金属膜用研磨剤および研磨方法

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JP2000290637A JP11103294A JP10329499A JP2000290637A JP 2000290637 A JP2000290637 A JP 2000290637A JP 11103294 A JP11103294 A JP 11103294A JP 10329499 A JP10329499 A JP 10329499A JP 2000290637 A JP2000290637 A JP 2000290637A
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寛 加藤
Hiroyuki Kono
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体基板表面に金属配線用の凹部を有する
絶縁膜を形成し、その上にバリア膜を介して該凹部を埋
めるように金属膜を形成した後、金属膜及びバリア膜を
研磨することにより除去して絶縁膜と凹部に存在する金
属膜との平坦化された面を形成するに際し、上記金属膜
の研磨を選択的に行うことのできる研磨剤と研磨方法を
提供する。 【解決手段】 BET法によって測定した比表面積が8
0〜400m2/gのシリカ、シュウ酸、酸化剤及び水
よりなる、金属膜用研磨剤である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は新規な研磨剤および
それを用いた研磨方法に関する。詳しくは、金属膜の選
択研磨性に優れ、且つ金属膜の溶解特性が低く抑えられ
た研磨剤及び半導体デバイスの製造を上記研磨剤を使用
して精度良く行うことが可能な研磨方法を提供する。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイスの高集積化に伴って、配
線技術は益々微細化かつ多層化の方向に進んでいる。そ
して、上記配線技術の多層化の進展によって半導体基板
表面の段差は大きくなり、さらにその上に形成される配
線の加工精度や信頼性を低下させ、微細化を妨げるとい
う問題を有する。
【0003】上記の多層化による問題点を解決するため
に、配線パターンや電極等(以下、配線等という)が形
成された層を平坦化し、その上にさらに配線等を形成す
る技術が開発されている。即ち、図1に示すように、
(a)半導体基板1の表面に金属配線用の凹部Aを有す
る絶縁膜2を形成し、(b)その上にバリア膜3を介し
て該凹部を埋めるように金属膜4を形成した後、(c)
凹部以外に存在する金属膜及びバリア膜を研磨すること
により除去して絶縁膜と凹部に存在する金属膜との平坦
化された面を形成する方法である。上記技術において、
バリア膜は、金属膜として用いるアルミニウムや銅が絶
縁膜中に拡散するのを防止し、且つそれら金属膜の半導
体基板表面への密着性を良くする機能を有するものであ
り、一般に、窒化チタンや窒化タンタルなどが使用され
る。
【0004】上記研磨方法は、高い研磨性能を実現する
ため、機械的な研磨とそれを促進するような化学反応と
を併用する方法が採られる。この方法は、化学機械研磨
(以下、CMPと略記する)法と呼ばれ、金属膜、絶縁
膜、バリア膜等の研磨対象に応じて使用する研磨剤の組
成が種々提案されている。上記研磨剤の一般的な組成
は、研磨砥粒と薬剤とよりなる。
【0005】ところで、上記研磨剤のうち、各膜間の研
磨速度の比(以下、選択比とも言う)が大きい場合に
は、研磨の停止層としてバリア膜や絶縁膜を利用するこ
とができる。
【0006】特開平10−44047号には、水系媒体
と研磨材と酸化剤と有機酸からなり、絶縁膜に対する金
属膜又はバリア膜の選択比が50以上の研磨剤が開示さ
れている。その実施例において具体的に示されている研
磨剤組成は、アルミナを砥粒とするスラリーに、薬剤と
して過硫酸アンモニウムと有機酸を添加したものであ
る。
【0007】上記研磨剤を使用すれば、絶縁膜を停止層
とした、金属膜とバリア膜との研磨が可能である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記研
磨方法においては、金属膜とバリア膜との研磨を行うた
めの選択比が1の理想的な研磨剤は存在せず、金属膜或
いはバリア膜のいずれかが優先して研磨されることによ
り多少の凹凸が生じるため、これを研磨して微調整する
必要がある。そのため、絶縁膜まで研磨した後、選択比
の異なる他の研磨剤を使用して研磨が行われるが、かか
る研磨により、絶縁膜の厚みが低減し、配線等の断面積
の減少、惹いては、回路の信頼性が低下するおそれがあ
る。
【0009】また、CMP法においては、一般に、薬剤
により研磨対象の金属が溶解し、配線として残したい絶
縁膜表面の凹部を埋めた金属までが薄くなる(以下、こ
の現象をディッシングという)場合がある。ディッシン
グが起こると配線不良が発生し易くなるため、ディッシ
ングの発生をできる限り抑える必要がある。また、明ら
かなディッシングは見られなくても、金属膜の表面は薄
い腐食層(酸化膜)が生成している場合が多い。
【0010】以上のように、金属膜とバリア膜との両方
を絶縁膜に対して選択的に研磨する研磨材を使用した従
来の研磨方法においては、絶縁膜の過剰研磨という現象
を避けざるを得なく、また、上記薬剤によるディッシン
グの問題も、十分に解決されるに至っていないのが現状
であった。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記問題
を解決するための研究を重ねた結果、金属膜の研磨速度
が大きく、バリア膜の研磨速度が小さく、且つ選択比が
大きい研磨剤により、該バリア膜を停止層として研磨工
程の制御を行う方法に着目した。即ち、図2に示すよう
に、(a)前記凹部を有する絶縁膜2上に順次積層され
たバリア膜3及び金属膜4を(b)研磨剤を使用して研
磨することにより、バリア膜3の存在する位置で研磨を
停止させることができ、これにより、研磨工程における
管理を容易とすることができる。次いで、(c)バリア
膜と金属膜、更には、金属膜、バリア膜及び絶縁膜を同
時研磨することにより、前記平坦化の調整のための研磨
をバリア膜の厚みを主に利用して行うことができ、絶縁
膜の研磨量を減少でき、配線等の断面積を減少させるこ
となく、平坦な表面を得ることができる。
【0012】そして、上記工程を実現するために更に研
究を進めた結果、上記(b)の工程において、実用化レ
ベルで金属膜を選択的に研磨でき、しかも、ディッシン
グの問題の極めて少ない研磨剤の開発に成功し、本発明
を提案するに至った。
【0013】即ち、本発明は、BET法によって測定し
た比表面積が80〜400m2/gのシリカ、シュウ
酸、酸化剤及び水よりなる、金属膜用研磨剤である。ま
た、本発明は、半導体基板表面に金属配線用の凹部を有
する絶縁膜を形成し、その上にバリア膜を介して該凹部
を埋めるように金属膜を形成した後、金属膜及びバリア
膜を研磨することにより除去して絶縁膜と凹部に存在す
る金属膜との平坦化された面を形成するに際し、上記金
属膜用研磨剤によって上記金属膜の研磨を選択的に行う
ことを特徴とする研磨方法をも提供する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る研磨剤及び研
磨方法を詳細に説明する。
【0015】本発明は、砥粒として特定の比表面積を有
するシリカを使用することが重要である。即ち、砥粒と
して他の種類の砥粒、例えば、アルミナを使用した場合
は、研磨傷(スクラッチ)の発生が多いという問題があ
る。CMP研磨工程においてスクラッチが発生すると、
デバイスの配線が断線したりショートしたりするため、
デバイスの歩留まりを大幅に低下させる原因となる。
【0016】本発明に使用されるシリカとしては、公知
のものを特に制限なく用いることができる。例えば、火
炎中で四塩化ケイ素やシラン系ガスを燃焼させて製造さ
れるヒュームドシリカ、アルコキシシランを原料に用い
て加水分解して製造されるゾル−ゲルシリカ(以下、高
純度コロイダルシリカともいう)、珪酸ソーダを原料に
して鉱酸で中和して製造される湿式シリカ、同じく珪酸
ソーダを原料にしてオストワルド法で製造されるコロイ
ダルシリカなどが挙げられる。
【0017】また、上記シリカの比表面積は80〜40
0m2/gの範囲であることが極めて重要であり、20
0〜400m2/gの範囲が特に好適である。即ち、比
表面積が80m2/gよりも小さくなると、研磨砥粒の
機械的作用が大きくなるため、バリア膜及び絶縁膜の研
磨性が向上し、金属膜の該バリア膜及び絶縁膜に対する
選択比が小さくなるため、バリア膜で研磨を停止せしめ
ることが難しくなる。一方、比表面積が400m2/g
よりも大きい場合、研磨剤がゲル化するなど安定性にお
いて特に問題が生じる。
【0018】本発明の金属膜用研磨剤における上記シリ
カの濃度は0.1〜20重量%の範囲が良く、好ましく
は0.1〜10重量%の範囲である。シリカの濃度が
0.1重量%よりも小さいと、金属膜の研磨速度が低下
し、20重量%よりも大きい場合には、研磨剤がゲル化
するなど安定性が低下する傾向がある。
【0019】本発明に用いるシリカとしては、金属膜の
バリア膜に対する選択比や純度などを勘案すれば、80
〜400m2/gの比表面積のヒュームドシリカが特に
好ましい。
【0020】本発明の金属膜用研磨剤において、酸とし
てシュウ酸を使用することが極めて重要である。即ち、
シュウ酸を使用することにより、金属の研磨速度を十分
維持しながら、研磨がバリア層に達した際における、金
属膜の溶解を効果的に防止でき、前記絶縁層凹部におけ
る金属膜のディッシングを防止することができる。
【0021】本発明の金属膜用研磨剤において、上記シ
ュウ酸の濃度は、0.1〜1重量%の範囲が好ましく、
さらに好ましくは0.2〜1重量%の範囲が好ましい。
本発明の研磨剤は、金属膜の研磨速度が研磨剤中のシュ
ウ酸濃度に大きく依存する傾向にある。そのため、シュ
ウ酸濃度が0.1重量%未満では研磨速度が非常に低く
なるため、研磨に要する時間が長くなり過ぎる傾向があ
る。また、シュウ酸濃度が1重量%を越えると、逆に研
磨速度が非常に大きくなり過ぎるため、研磨の制御が難
しくなる傾向がある。
【0022】本発明において、酸化剤は特に制限無く公
知のものが使用できる。例えば、過酸化物、過塩素酸
塩、過硫酸塩、酸化性金属塩、酸化性金属錯体などが挙
げられるが、それらの中でも、取り扱いやすさ、純度等
のうえで過酸化水素と過硫酸アンモニウムが好ましい。
【0023】また、本発明の金属膜用研磨剤において、
上記酸化剤の濃度は0.1〜10重量%の範囲が良く、
好ましくは0.2〜6重量%の範囲が適当である。酸化
剤の濃度が0.1重量%未満であると研磨速度が低下す
る傾向がある。また、酸化剤の濃度が10重量%を越え
ても研磨速度の向上効果はあまり見られない場合が多
く、濃度の高い酸化剤を使用することは危険性の面でも
問題があり、また廃水処理の負担が増えるなどの問題が
生じることが懸念される。
【0024】本発明の金属膜用研磨剤の使用において、
各成分の添加順序は特に制限されるものではなく、使用
時、即ち、研磨時に全成分が含まれていればよい。しか
し、一般に、酸化剤は空気中に放置しておくと徐々に分
解して、その酸化力が低下する場合が多いので使用時に
添加することが望ましい。
【0025】なお、酸化剤として過酸化水素を用いた場
合には、0.5〜6重量%の範囲で金属膜の研磨速度が
ほぼ一定であるので、上記のように酸化剤が多少分解し
たとしても安定した研磨速度が得られるため、研磨速度
の再現性、制御性の上で極めて好適に使用される。
【0026】なお、これまでに述べてきた、シリカ、シ
ュウ酸、酸化剤の各濃度は、主に研磨剤として使用する
時の最適な濃度範囲を述べており、上述した濃度よりも
高いものを製造して、使用時に希釈して使っても何ら問
題はない。
【0027】本発明の金属膜用研磨剤中のシリカは水中
に良く分散している方が望ましいため予め調製しておく
必要があるが、シュウ酸と酸化剤は少なくとも研磨する
ときに共存していれば良いので、研磨装置中または配管
中で混合しても良い。
【0028】従って、シュウ酸と酸化剤に関しては、研
磨工程中においてそれらの濃度を前記好適な範囲内で可
変にすることによって、より高度な研磨を行うことも可
能である。例えば、初期には比較的高濃度のシュウ酸と
過酸化水素を添加して金属膜の研磨速度を高くし、終盤
にはそれらの添加剤の両方もしくは一方の濃度を下げる
ことによって研磨速度を下げるような態様も実施可能で
ある。
【0029】そうすることによって、金属膜とバリア膜
あるいはバリア膜と絶縁膜との選択比を最適な範囲に調
整したり、配線パターンや電極上の金属膜の溶解性(デ
ィッシング)を一層低下させることも可能である。
【0030】本発明は、上記の金属膜用研磨剤を用いる
研磨方法をも提供する。
【0031】即ち、本発明は、半導体基板表面に金属配
線用の凹部を有する絶縁膜を形成し、その上にバリア膜
を介して該凹部を埋めるように金属膜を形成した後、金
属膜及びバリア膜を研磨することにより除去して絶縁膜
と凹部に存在する金属膜との平坦化された面を形成する
に際し、本発明の金属膜用研磨剤によって上記金属膜の
研磨を選択的に行うことを特徴とする研磨方法である。
【0032】ここで言う半導体基板とは、ICやLSI
などの半導体デバイスに使用されるシリコン基板が代表
的であるが、ゲルマニウムや化合物半導体などの半導体
基板にも適用できる。
【0033】また、絶縁膜とは配線層間の電気的分離に
用いられるものであって、絶縁性のものであれば特に制
限はない。一般には、酸化シリコン膜(プラズマ−TE
OS膜やSOG膜と呼ばれているものなど)や有機SO
G膜等が挙げられる。
【0034】更に、バリア膜は配線用金属の絶縁膜中へ
の拡散を防止すると共に、金属膜の絶縁膜への密着性を
良くするために絶縁膜と金属膜の間に形成される薄膜で
あって、タンタル膜、窒化タンタル膜、チタン膜、窒化
チタン膜、窒化タングステン膜などが挙げられる。中で
も、窒化タンタル膜が好適である。
【0035】更にまた、金属膜は、配線パターンや電極
を形成するための配線材料であり、アルミニウム膜、銅
膜、タングステン膜などが挙げられる。中でも、銅膜に
対して本発明は特に有効である。
【0036】本発明の上記研磨方法を図2に従って詳細
に説明する。
【0037】前記半導体基板表面に形成される絶縁膜に
設けられる凹部Aは、配線等を形成するために絶縁膜上
に形成される溝や接続孔である。
【0038】先ず、(a)上記凹部Aを有する絶縁膜2
上に順次積層されたバリア膜3及び金属膜4を(b)本
発明の金属膜用研磨剤を使用して研磨することにより、
バリア膜3の存在する位置で研磨を停止させる(以下、
この研磨を第一段研磨といい、これに使用する研磨剤を
第一の研磨剤という)。
【0039】第一段研磨においては、本発明の金属膜用
研磨剤を用いることにより、スクラッチやディッシング
の発生を抑えながら金属膜を選択的に除去できるため、
バリア膜と金属膜とよりなる平坦な表面を形成すること
ができる。
【0040】次いで、(c)第一の研磨剤とは選択比が
異なる研磨剤(以下、第二の研磨剤という)を使用して
バリア膜と金属膜を同時研磨し、(以下、第二段研磨と
いう)、更に必要に応じて、金属膜、バリア膜及び絶縁
膜を同時研磨する(以下、第三段研磨という)。
【0041】第一段研磨において研磨剤で金属膜を除去
した後の被研磨面には、バリア膜と凹部に埋められた金
属膜が露出した状態で存在する。
【0042】本発明の第二の研磨剤は、該被研磨面から
バリア膜を除去する必要があるため、金属膜に対してバ
リア膜を同等以上の研磨速度で研磨することが望まし
い。従って、金属膜に対するバリア膜の選択比(バリア
膜/金属膜研磨速度比)は0.8以上が好ましく、さら
に好ましくは1.5以上である。
【0043】上記選択比が1未満ではバリア膜よりも金
属膜が研磨されすぎる場合があり、ディッシングが発生
する可能性がある。
【0044】本発明において、第二の研磨剤は、シリカ
と水よりなる研磨剤が好ましく、さらに比表面積が20
〜80m2/gの範囲のシリカを用いた場合には、バリ
ア膜の研磨速度が高いため好ましい。さらに好ましく
は、ゾル−ゲル法などの液相中で合成され、且つ乾燥工
程を経ずに製造されたシリカを用いることが好ましい。
【0045】即ち、液相中で合成されたシリカは分散性
に優れており、且つ粒子の形状が球状で軟らかいため、
研磨の際に研磨対象のスクラッチの発生が非常に少ない
という特徴がある。
【0046】なお、半導体基板上に形成するバリア膜の
厚みは、一般的に100〜500オングストロームの範
囲にあることが多いため、第二の研磨剤のバリア膜に対
する研磨速度は50〜1000オングストローム/mi
nの範囲、好ましくは200〜500オングストローム
/minの範囲にある方が制御し易く、バリア膜の除去
に要する時間は2分以内、好ましくは1分以内であるこ
とがさらに好ましい。
【0047】上記研磨速度が50オングストローム/m
in未満では生産性が低下する場合があり、1000オ
ングストローム/min以上ではバリア膜のみならず、
その下部の絶縁膜または配線の金属膜まで研磨してしま
う場合があり、所望の位置で研磨を停止することが難し
くなり、制御性が低下する場合がある。
【0048】かかる研磨特性を達成するため、第二の研
磨剤中のシリカの濃度としては1〜20重量%の範囲が
好ましい。バリア膜の研磨においてはシリカの機械的作
用によって研磨する場合が多いため、シリカの濃度を変
えることにより、上記の所望の研磨速度に制御すること
ができる。
【0049】また、第二の研磨剤は、pHが5〜9の範
囲、好ましくは6〜8の範囲にある場合には、金属膜と
絶縁膜とをほぼ同じ研磨速度で研磨できる傾向があり、
好適である。研磨剤のpHが5未満では金属膜の研磨速
度が、9を超えると絶縁膜の研磨速度が、バリア膜の研
磨速度と比較してそれぞれ著しく高くなる場合がある。
そのような場合には、金属膜や絶縁膜にディッシングが
発生し易くなり、半導体基板表面の平坦性が低下する場
合がある。また、pHが5未満または9を超えた場合に
は、金属膜が腐食し易くなる傾向にある。
【0050】上記で説明したように、シリカと水よりな
る第二の研磨剤で研磨することによって、半導体基板の
表面を高度に平坦に仕上げることが可能である。
【0051】また、第二の研磨剤には酸化剤や水溶性高
分子など、その他の添加剤を加えることができる。しか
しながら、Cu膜などの金属膜は一般に酸化され易く、
表面に酸化膜が形成されると、続けて表面に他の膜を形
成するときに、密着性が低下するなどの問題が発生する
場合がある。そのため、第二の研磨剤は酸化剤を含まな
い方が好ましい場合が多い。
【0052】また、バリア膜と金属膜との研磨、即ち、
第二段研磨に次いで、必要に応じて、第三段研磨が行わ
れる。かかる研磨に使用される第三の研磨剤は、金属
膜、バリア層及び絶縁膜をほぼ等しい研磨速度で研磨で
きることが好ましい。特に好ましくは、絶縁膜に対する
金属膜とバリア膜との選択比(金属膜/絶縁膜研磨速度
比及びバリア膜/絶縁膜研磨速度比)は、好ましくは、
0.3〜3、さらに好ましくは0.5〜2、特に、0.
8〜1.2である。
【0053】上記範囲を超えると、どちらかの膜が選択
的に研磨され、ディッシングが発生し易くなる。
【0054】上記第三の研磨剤は、公知の研磨剤より上
記選択比のものを選択して使用しても良いし、第二の研
磨剤の中から、上記選択比のものを選択して使用しても
良い。後者の場合、第二段研磨と第三段研磨を連続して
行うことができ好ましい。
【0055】
【発明の効果】本発明の研磨剤は、BET法によって測
定した比表面積が80〜400m2/gのシリカ、シュ
ウ酸、酸化剤及び水よりなる、金属膜用研磨剤であり、
2000オングストローム/min以上の比較的高い研
磨速度を示し、バリア膜に対する金属膜の選択比が高
く、さらには金属膜に対する溶解性が低いという特徴を
有する。
【0056】また、本発明の研磨剤は、半導体基板表面
に金属配線用の凹部を有する絶縁膜を形成し、その上に
バリア膜を介して該凹部を埋めるように金属膜を形成し
た後、金属膜及びバリア膜を研磨することにより除去し
て絶縁膜と凹部に存在する金属膜との平坦化された面を
形成するに際し、上記金属膜の研磨を選択的に行うこと
ができる。
【0057】さらに、上記の方法によって金属膜を選択
的に研磨した後、次いで、シリカと水よりなる研磨剤を
使用して金属膜及びバリア膜を同時研磨し、さらに、金
属膜及び絶縁膜を同時研磨することによって、極めて平
坦性の高い半導体基板表面を得ることができる。
【0058】
【実施例】以下、本発明の実施例を挙げて具体的に説明
するが、本発明はこれらの実施例によって何ら制限され
るものではない。
【0059】(研磨試験)銅(Cu)膜あるいは窒化タ
ンタル(TaN)膜あるいは酸化シリコン(SiO2
膜が表面に形成された4インチのシリコンウェハを用い
て研磨試験を行った。研磨パッドにはロデール製のIC
1000/SUBA400を用い、加工圧力300g/
cm2、定盤回転数40rpm、研磨剤の滴下速度80
ml/minの条件で研磨試験を行い、研磨速度を求め
た。
【0060】(溶解性試験)Cu膜が表面に形成された
シリコンウェハを用いて溶解性の試験を行った。研磨剤
中に試験片を浸漬し、それらの入った容器を50℃に保
持された恒温振盪器中に入れた。10分後に恒温振盪器
から取出した後、直ちにウエハを研磨剤中から純水中に
移し、表面に残存する研磨剤を洗い流した。浸漬前後の
Cu膜の膜厚変化から研磨剤に対するCu膜の溶解速度
を求めた。
【0061】実施例1及び比較例 比表面積が90m2/gのヒュームドシリカあるいは比
表面積が90m2/gのヒュームドアルミナと、シュウ
酸と水と過酸化水素水を所定量混合し、シリカ濃度ある
いはアルミナ濃度が7重量%、シュウ酸の濃度が0.2
重量%、過酸化水素(H22)の濃度が4重量%の研磨
剤をそれぞれ調整した。
【0062】研磨試験の結果を表1に示した。尚、N
o.2は比較例である。
【0063】Cu膜の研磨速度はシリカを用いた研磨剤
の方がアルミナを用いた研磨剤よりも遥かに高かったの
に対して、TaN膜の研磨速度は逆にアルミナを用いた
研磨剤の方がシリカを用いた研磨剤よりも高かった。そ
のため、シリカを砥粒に用いた研磨剤では、TaN膜に
対するCu膜の研磨速度の比(以下、Cu/TaNの選
択比と略記する)が49程度あり、本発明の目的であ
る、金属膜(ここでは、Cu膜)を高速で研磨し、バリ
ア膜(ここでは、TaN膜)で研磨を停止することが十
分可能なことが実証された。それに対して、アルミナを
砥粒に用いた研磨剤では、Cu/TaNの選択比が2程
度であり、本発明の目的である、TaN膜に対するCu
膜の選択的研磨が不十分であることがわかった。また、
研磨後のウエハ表面を集光灯を用いて観察したところ、
シリカを含む研磨剤で研磨したウエハよりもアルミナを
含む研磨剤で研磨したウエハの方が、表面に多くのスク
ラッチが発生していた。
【0064】
【表1】
【0065】実施例2及び比較例 各種のシリカとシュウ酸と水と過酸化水素水を所定量混
合し、シリカ濃度が7重量%、シュウ酸の濃度が0.2
重量%、H22の濃度が4重量%の研磨剤を数種類調整
した。シリカには、比表面積が30m2/gの高純度コ
ロイダルシリカと比表面積が50〜380m2/gの範
囲の数種類のヒュームドシリカを用いた。
【0066】研磨試験の結果を表2に示した。尚、N
o.1,2は比較例である。
【0067】Cu膜の研磨速度は、シリカの比表面積に
ほとんど依存しなかったが、TaN膜とSiO2膜の研
磨速度は30〜50m2/gのシリカを用いたときに比
較的高かった。そのため、90〜380m2/gのシリ
カを用いた場合には、Cu/TaNの選択比は約50以
上、Cu/SiO2の選択比は約300以上であった
が、比表面積が30〜50m2/gのシリカでは上記選
択比が小さくなり、Cu膜のみを選択的に研磨すること
が難しくなることがわかった。
【0068】
【表2】
【0069】実施例3及び比較例 比表面積が200m2/gのヒュームドシリカとシュウ
酸と水と過酸化水素水を所定量混合し、シュウ酸の濃度
を0.2重量%、H22の濃度を1重量%に固定し、シ
リカ濃度を0〜10重量%の範囲で変化させたときのい
くつかの研磨剤を調整した。
【0070】研磨試験の結果を表3に示した。尚、N
o.1は比較例である。
【0071】シリカ濃度が0重量%のときは他と比べて
明らかにCu膜の研磨速度が低いことがわかった。した
がって、少量でもシリカは添加した方が望ましいことが
わかった。シリカ濃度が1重量%以上の範囲ではCu膜
の研磨速度が5000オングストローム/minを越
え、シリカ濃度に依存せずほぼ一定であった。TaN膜
の研磨速度もすべてのシリカ濃度においてほぼ一定であ
り、Cu/TaNの選択比は50以上、Cu/SiO2
の選択比も100以上であった。
【0072】
【表3】
【0073】実施例4及び比較例 比表面積が200m2/gのヒュームドシリカとシュウ
酸と水と過酸化水素水を所定量混合し、シリカの濃度を
7重量%、H22の濃度を1重量%に固定し、シュウ酸
の濃度を0〜0.4重量%の範囲で変化させたときのい
くつかの研磨剤を調整した。
【0074】研磨試験の結果を表4に示した。尚、N
o.1は比較例である。
【0075】
【表4】
【0076】実施例5及び比較例 比表面積が200m2/gのヒュームドシリカとシュウ
酸と水と過酸化水素水を所定量混合し、シリカ濃度を7
重量%、シュウ酸の濃度を0.2重量%に固定し、H2
2の濃度を0.1〜6重量%の範囲で変化させて各種
の研磨剤を調整した。
【0077】研磨試験の結果を表5に示した。尚、N
o.1は比較例である。
【0078】
【表5】
【0079】実施例6 比表面積が200m2/gのヒュームドシリカとシュウ
酸と水と過硫酸アンモニウムを所定量混合し、シリカ濃
度を7重量%、シュウ酸の濃度を0.2重量%に固定
し、過硫酸アンモニウムの濃度を4〜6重量%の範囲で
変化させて各種の研磨剤を調整した。
【0080】研磨試験の結果を表6に示した。
【0081】過硫酸アンモニウムの濃度が1重量%では
Cu膜の研磨速度は低かったが、4及び6重量%のとき
には4000〜6000オングストローム/minの実
用的な研磨速度を出せることがわかった。また、Cu/
TaNの選択比も30を越えることがわかった。以上の
ことから、酸化剤としては過酸化水素以外にも過硫酸ア
ンモニウムも好ましいことが確認できた。
【0082】
【表6】
【0083】実施例7及び比較例 比表面積が200m2/gのヒュームドシリカと各種の
酸類と水と過酸化水素水を所定量混合し、シリカ量が7
重量%、H22の濃度が1重量%でpHが2〜3の範囲
の各種研磨剤を調整した。
【0084】Cu膜の溶解性試験の結果を表7に示し
た。尚、No.1〜5,7〜11は比較例である。
【0085】酸の種類によってCu膜の溶解速度は大き
く依存することがわかった。これらの中でも、シュウ酸
は際立って溶解速度が低いことがわかる。参考のため
に、同様な試験を純水(pH7)中で行うとCu膜の溶
解速度は2オングストローム/min程度であった。
【0086】以上のことから、酸の種類としてシュウ酸
を使えばディッシングの起こり難い研磨ができることが
確認できた。
【0087】
【表7】
【0088】実施例8 比表面積が200m2/gのヒュームドシリカとシュウ
酸と水と過酸化水素水を所定量混合し、シリカの濃度が
7重量%、シュウ酸の濃度が0.2重量%、H22の濃
度が1重量%となる第一の研磨剤を調製した。また、比
表面積が30m2/gの高純度コロイダルシリカと水を
所定量混合し、シリカの濃度が7重量%の中性(pH
6.8)の第二の研磨剤を調製した。
【0089】シリコンウエハ表面に形成されたSiO2
膜上に幅100μmの配線用溝が100μmの間隔で形
成され、その上に厚さ約200オングストロームのTa
N膜と厚さ約1.5μmのCu膜が順次積層されたTE
Gウエハを用いて、そのシリコンウエハ表面をまず第一
の研磨剤で3分間研磨した。その結果、SiO2膜の配
線溝以外の部分の上にあるCu膜が除去され、TaN膜
と配線溝のCu膜が露出した状態となった。続いて、第
二の研磨剤で40秒間研磨を行ったところ、TaN膜が
除去され、配線溝以外の部分のSiO2膜と配線溝のC
u膜が露出した状態になった。研磨後のシリコンウエハ
表面を電子顕微鏡で観察したところ、スクラッチやディ
ッシングは全く見られず、配線溝以外の部分のSiO2
膜と配線溝のCu膜の表面にはほとんど段差は無く、平
坦な表面が形成されていることが確認できた。
【0090】以上の結果より、本発明の研磨剤とそれを
用いた本発明の研磨方法を採用することによって、極め
て平坦な半導体基板表面が形成できることがわかった。
【0091】なお、参考のために第二の研磨剤のCu
膜、TaN膜、SiO2膜に対するそれぞれの研磨速度
を表8に示した。これからわかるように、ここで用いた
第二の研磨剤は、金属膜、バリア膜、絶縁膜をほぼ同じ
研磨速度で研磨できることがわかる。
【0092】
【表8】
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的な研磨方法を示す概略図
【図2】本発明の研磨方法の代表的な態様を示す概略図
【符号の説明】
A 凹部 1 半導体基板 2 絶縁膜 3 バリア膜 4 金属膜

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 BET法によって測定した比表面積が8
    0〜400m2/gのシリカ、シュウ酸、酸化剤及び水
    よりなることを特徴とする金属膜用研磨剤。
  2. 【請求項2】 半導体基板表面に金属配線用の凹部を有
    する絶縁膜を形成し、その上にバリア膜を介して該凹部
    を埋めるように金属膜を形成した後、金属膜及びバリア
    膜を研磨することにより除去して絶縁膜と凹部に存在す
    る金属膜との平坦化された面を形成するに際し、請求項
    1に記載の金属膜用研磨剤によって上記金属膜の研磨を
    選択的に行うことを特徴とする研磨方法。
  3. 【請求項3】 金属膜を選択的に研磨した後、次いで、
    シリカと水よりなる研磨剤を使用して金属膜及びバリア
    膜を同時研磨し、さらに、金属膜及び絶縁膜を同時研磨
    する、請求項6記載の研磨方法。
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