JP2000290237A - アミンの製法 - Google Patents

アミンの製法

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JP2000290237A
JP2000290237A JP2000066725A JP2000066725A JP2000290237A JP 2000290237 A JP2000290237 A JP 2000290237A JP 2000066725 A JP2000066725 A JP 2000066725A JP 2000066725 A JP2000066725 A JP 2000066725A JP 2000290237 A JP2000290237 A JP 2000290237A
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フンケ フランク
Joachim Dr Wulff-Daering
ヴルフ−デーリング ヨアヒム
Gerhard Dr Schulz
シュルツ ゲールハルト
Wolfgang Dr Siegel
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Andreas Dr Kramer
クラーマー アンドレアス
Johann-Peter Dr Melder
メルダー ヨハン−ペーター
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アミンの製法 【解決手段】 アルデヒド又はケトンを、高めた温度及
び高めた圧力で、アンモニア、一級及び二級アミンの群
から選択される窒素化合物と及び銅を含有する触媒の存
在下に水素と反応させることによるアミンの製造であ
り、この際、触媒の触媒活性組成物は、水素での還元の
前に、ジルコニウムの酸素原子含有化合物(ZrO2
して計算)20〜85質量%、銅の酸素原子含有化合物
(CuOとして計算)1〜30質量%、ニッケルの酸素
原子含有化合物(NiOとして計算)14〜70質量
%、モリブデンの酸素原子含有化合物(MoO3として
計算)0〜5質量%及びアルミニウムの酸素原子含有化
合物(Al23として計算)0〜10質量%を含有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アルデヒド又はケ
トンを、高めた温度及び高めた圧力で、アンモニア、一
級及び二級アミンの群から選択される窒素化合物と及び
銅を含有する触媒の存在下に水素と反応させることによ
って、アミンを製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】欧州特許(EP−A)第514692号
明細書から、アルコールを気相で、アンモニア又は一級
アミン及び水素を用いて、触媒的にアミノ化するため
の、酸化銅、−ニッケル及び/又は−コバルト、−ジル
コニウム及び/又は−アルミニウムを含有する触媒が公
知である。
【0003】この特許出願は、この触媒においては、ニ
ッケル対銅の原子比は、0.1〜1.0、有利に0.2
〜0.5(前記引用文:例1参照)でなければならない
ことを教示しており、そうでないと、アルコールのアミ
ノ化の際に、収率を下げる副生成物が著しく出現するか
らである(前記引用文:例6及び12)。担体として、
酸化アルミニウム(前記引用文:例1〜5及び7〜1
1)を使用することが有利である。
【0004】欧州特許(EP−A)第382049号明
細書から、酸素原子を含有するジルコニウム−、銅−、
コバルト−及びニッケル化合物を含有する触媒及びアル
コールの水素添加アミノ化法が公知である。この触媒の
有利な酸化ジルコニウム含量は、70〜80質量%であ
る(前記引用文献:2頁、最終段;3頁、3段;実施
例)。これらの触媒は、確かに活性及び選択性で優れて
いるが、改善する価値のある耐用時間(Standzeit)を有
する。
【0005】欧州特許(EP−A)第696572号明
細書及び欧州特許(EP−A)第697395号明細書
から、水素の存在下に窒素化合物を用いるアルコールの
触媒的アミノ化のための、酸化ニッケル、−銅、−ジル
コニウム及び−モリブデンを含有する触媒が公知であ
る。
【0006】より古い西ドイツ国特許出願第19742
911.4号明細書(29.09.97出願)及び第1
9826396.1号明細書(12.06.98出願)
は、一級又は二級アルコールを、アンモニア、一級及び
二級アミンの群から選択される窒素化合物と、80〜2
50℃及び0.1〜40MPaの圧力で、ジルコニウ
ム、銅及びニッケルを含有する触媒の存在下に水素と反
応させることによって、アミンを製造するための方法に
関する。
【0007】西ドイツ国特許(DE−A)第28381
84号明細書は、塩基性の銅−アルミニウム−炭酸塩の
熱分解及び還元によって得られた銅触媒に接して反応を
行なうことによって、気相での水素添加条件下で、二級
アミンとアルコール又はカルボニル化合物との反応によ
り三級アミンを製造する方法を記載している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】公知技術水準の欠点を
除去して、アルデヒド及びケトンの水素添加性アミノ化
のための従来の方法の経済性を改善するという課題が、
本発明の基礎にあった。技術的に簡単な方法で製造する
ことができ、アルデヒド及びケトンの水素添加性アミノ
化を、高変換率、良好な収率、選択性及び触媒耐用時間
で実施することができる触媒を見出だせねばならなかっ
た。従って、触媒は、高活性及び反応条件下での高い機
械的安定性を有すべきである。
【0009】
【課題を解決するための手段】従って、アルデヒド又は
ケトンを、高めた温度及び高めた圧力で、アンモニア、
一級及び二級アミンの群から選択される窒素化合物と及
び銅を含有する触媒の存在で水素と反応させることによ
ってアミンを製造する方法が発見され、この方法は、触
媒の触媒活性組成物が、水素での還元の前に、ジルコニ
ウムの酸素原子含有化合物(ZrO2として計算)20
〜85質量%、銅の酸素原子含有化合物(CuOとして
計算)1〜30質量%、ニッケルの酸素原子含有化合物
(NiOとして計算)14〜70質量%、モリブデンの
酸素原子含有化合物(MoO3として計算)0〜5質量
%及びアルミニウムの酸素原子含有化合物(Al23
して計算)0〜10質量%を含有することを特徴とす
る。
【0010】一般に、本発明による方法では、触媒は、
触媒活性組成物及び場合により、触媒が成形体として使
用される場合の成形助剤(例えば、グラファイト又はス
テアリン酸)だけから成り、要するに他の触媒活性随伴
物質を含有しない触媒の形で有利に使用される。
【0011】これに関連して、担体物質として使用され
るジルコニウム及びアルミニウムの酸素原子含有化合物
が、触媒活性組成物に属すると評価される。
【0012】触媒は、粉砕性の触媒活性組成物を反応容
器に入れるか、又は触媒活性組成物を粉砕、成形助剤と
の混合、成形及び熱処理の後に、触媒成形体として(例
えば錠剤、球状物、環状物、押出物(例えば、索状物)
として)反応器に配置するようにして使用される。
【0013】触媒の成分の濃度表示(質量%)は、他の
記載のない限り、それぞれ、その最終熱処理後及び水素
でのその還元前の完成触媒の触媒活性組成物に対する。
【0014】その最終熱処理後及び水素でのその還元前
の、触媒の触媒活性組成物は、触媒活性成分及び前記の
触媒担体物質の組成物の合計として定義されていて、実
際に成分は、ジルコニウムの酸素原子含有化合物、銅の
酸素原子含有化合物、ニッケルの酸素原子含有化合物及
び任意にモリブデンの酸素原子含有化合物及び/又はア
ルミニウムの酸素原子含有化合物を含有する。
【0015】ZrO2、CuO、NiO、MoO3及びA
23として計算される触媒活性組成物の前記の成分の
合計は、通例70〜100質量%、有利に80〜100
質量%、特に有利に90〜100質量%、殊に95〜1
00質量%、極めて特に有利に100質量%である。
【0016】更に、本発明による方法で使用される触媒
の触媒活性組成物は、周期律系の第IA〜VIA及びI
B〜VIIB及びVIII族から選択される、1種以上
の元素(酸化度0)又はそれらの無機又は有機化合物を
含有することができる。そのような元素又はその化合物
の例は次のものである:遷移金属、例えばCo又はCo
O、Mn又は酸化マンガン、Re又は酸化レニウム、C
r又は酸化クロム、W又は酸化タングステン、Ta又は
酸化タンタル、Nb又は酸化ニオブ又は蓚酸ニオブ、V
又は酸化バナジウム又はピロ燐酸バナジル;ランタニ
ド、例えばCe又はCeO2又はPr又はPr23;ア
ルカリ金属酸化物、例えばNa2O;アルカリ金属炭酸
塩;アルカリ土類金属酸化物、例えばSrO;アルカリ
土類金属炭酸塩、例えばMgCO3、CaCO3及びBa
CO3;酸化硼素(B23)。
【0017】本発明による方法で使用される触媒の触媒
活性組成物は、その最終熱処理後及び水素での還元前
に、ジルコニウムの酸素原子含有化合物(ZrO2とし
て計算)20〜85質量%、有利に20〜84.9質量
%、特に有利に22〜65質量%、極めて特に有利に2
5〜49.7質量%、銅の酸素原子含有化合物(CuO
として計算)1〜30質量%、特に有利に5〜25質量
%、極めて特に有利に10〜25質量%、ニッケルの酸
素原子含有化合物(NiOとして計算)14〜70質量
%、特に有利に29.7〜70質量%、極めて特に有利
に40〜60質量%、モリブデンの酸素原子含有化合物
(MoO3として計算)0〜5質量%、有利に0.1〜
5質量%、特に有利に0.3〜3.5質量%及びアルミ
ニウムの酸素原子含有化合物(Al23として計算)0
〜10質量%、極めて特に有利に0〜5質量%を含有す
る。
【0018】アルミニウムの酸素原子含有化合物(Al
23として計算)の触媒活性組成物の含量は、10質量
%までであってよく、この際、ジルコニウムの酸素原子
含有化合物(ZrO2として計算)対アルミニウムの酸
素原子含有化合物(Al23として計算)の質量比は、
少なくとも2.2、有利に少なくとも2.5、特に有利
に少なくとも5である。
【0019】本発明による方法で、その触媒活性組成物
が最終熱処理後及び水素での還元前に、コバルト(Cu
Oとして計算)20質量%以下、有利に10質量%以
下、殊に5質量%以下、極めて特に有利に1質量%以下
を含有する触媒が有利に使用される。触媒活性組成物
は、コバルト又はその化合物の触媒活性量を含有しない
ことが極めて特に有利である。
【0020】更に、本発明による方法で有利に使用され
る触媒において、ニッケル(NiOとして計算)対銅
(CuOとして計算)のモル比は、1以上、有利に1.
2以上、特に有利に1.8〜8.5である。
【0021】触媒の製造には様々な方法が可能である。
それらは、例えば成分の水酸化物、炭酸塩、酸化物及び
/又はその塩の粉末混合物の水での解膠、次いでそうし
て得られる組成物の押出及び熱処理によって得られる。
【0022】しかしながら、本発明による触媒の製造の
ために、一般に沈殿法が適用される。即ち、それは、例
えばニッケル−及び銅成分を、これらの元素を含有する
水性塩溶液から、無機塩基を用いて、難溶性の酸素原子
含有ジルコニウム化合物の懸濁液の存在で共沈させ、引
き続き、得られる沈殿を、洗浄し、乾燥させ、か焼する
ことによって得ることができる。難溶性の酸素原子含有
ジルコニウム化合物として、例えば二酸化ジルコニウ
ム、酸化ジルコニウム水和物、燐酸−、硼酸−及び珪酸
ジルコニウムを使用することができる。難溶性のジルコ
ニウム化合物の懸濁液は、この化合物の微粒状粉末を強
力な撹拌下で水中に懸濁させることによって製造するこ
とができる。この懸濁液は、無機塩基を用いるジルコニ
ウム水溶液からの難溶性のジルコニウム化合物の沈殿に
よって有利に得られる。
【0023】本発明による触媒は、その全成分の共沈
(混合沈殿)を経て有利に製造される。そのために、触
媒成分を含有する塩水溶液に、加熱及び撹拌下で、水性
無機塩基、特にアルカリ金属塩基(例えば炭酸ナトリウ
ム、水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウム又は水酸化カリ
ウム)を、沈殿が完全に行なわれるまで加えるのが有利
である。モリブデンは、場合により有利に追加的に加え
られる。使用される塩の種類は、一般には絶対的ではな
い:この工程法では、特に塩の水溶性が重要であるの
で、基準は、この比較的濃厚な塩溶液の製造のために必
要なその良好な水溶性である。個々の成分の塩の選択の
際に、当然、それが不所望の沈殿を引き起こすとか、又
はそれが錯体形成により沈殿を困難にさせる又は阻止す
るという障害を引き起こさないような陰イオンとの塩だ
けが選択されることは自明なことと見なされる。
【0024】この沈殿反応で得られる沈殿は、一般に化
学的に不均一であり、特に、使用金属の酸化物、酸化物
水和物、水酸化物、炭酸塩及び不溶性及び塩基性の塩の
混合物から成る。沈殿の濾過性のためは、それを老化さ
せる場合、即ちそれを沈澱の後に更に数時間、場合によ
り加熱又は空気の導入下で放置しておく場合に有利であ
ると実証することができる。
【0025】この沈殿法で得られる沈殿は、常法で、本
発明による触媒に更に加工される。それを洗浄後に、一
般に80〜200℃、有利に100〜150℃で乾燥さ
せ、次いでか焼する。か焼は、一般に300〜800
℃、有利に400〜600℃、特に450〜550℃で
行なわれる。
【0026】か焼後に、触媒を有利に次のようにして状
態を整え、即ち、粉砕して一定の粒度に調整し、又はそ
の粉砕後に成形助剤、例えばグラファイト又はステアリ
ン酸と混合させ、打錠器で成形体に圧縮し、熱処理す
る。この際、熱処理温度は、一般にか焼の際の温度に相
応する。
【0027】この方法で製造される触媒は、触媒活性金
属を、その酸素原子含有化合物、即ち、特に酸化物及び
混合酸化物としての混合物の形で含有する。
【0028】この方法で製造される触媒は、そのものと
して貯蔵され、場合により処理される。アルデヒド又は
ケトンの水素添加性アミノ化のための触媒としてのその
使用の前に、これら触媒は通例、予備還元される。しか
しながら、これら触媒を予備還元をしないで使用するこ
ともでき、その場合には次に、触媒を水素添加性アミノ
化の条件下で、反応器中に存在する水素で還元する。予
備還元のために、触媒を一般に先ず50〜200℃で、
12〜20時間に渡り、窒素−水素−雰囲気に露呈し、
引続き更に200〜400℃で約24時間まで水素雰囲
気中で処理する。この予備還元の際に、触媒中に存在す
る酸素原子含有金属化合物の一部が相応する金属に還元
され、従って、これらの金属は様々な酸素原子含有化合
物と一緒に触媒の活性形で存在する。
【0029】本発明による方法で使用される触媒の特に
有利な1利点は、その機械的安定性、即ちその硬度であ
る。機械的安定性は、いわゆる側圧強度によって測定さ
れる。そのためには、触媒成形体、例えば触媒錠剤を平
行板の間で次第に強く荷重し、この際、この負荷を、例
えば触媒錠剤の外被側上で、触媒成形体の破砕するまで
行なうことができる。触媒成形体の破砕の際に記録され
る力が側圧強度である。
【0030】一般式I:
【0031】
【化4】
【0032】[式中、R1、R2は、水素原子、C1〜C
20−アルキル、C3〜C12−シクロアルキル、アリー
ル、C7〜C20−アルアルキル及びC7〜C20−アルキル
アリールを表わすか、又は一緒になって(CH2j−X
−(CH2kを表わし、R3、R4は、水素原子、アルキ
ル、例えばC1〜C200−アルキル、シクロアルキル、例
えばC3〜C12−シクロアルキル、ヒドロキシアルキ
ル、例えばC1〜C20−ヒドロキシアルキル、アミノア
ルキル、例えばC1〜C20−アミノアルキル、アルカノ
ールアミノアルキル、例えばC1〜C20−アルカノール
アミノアルキル、アルコキシアルキル、例えばC2〜C
30−アルコキシアルキル、ジアルキルアミノアルキル、
例えばC3〜C30−ジアルキルアミノアルキル、アルキ
ルアミノアルキル、例えばC2〜C30−アルキルアミノ
アルキル、R5−(OCR67CR 89n−(OCR6
7)、アリール、ヘテロアリール、アルアルキル、例
えばC7〜C20−アルアルキル、ヘテロアリールアルキ
ル、例えばC4〜C20−ヘテロアリールアルキル、アル
キルアリール、例えばC7〜C20−アルキルアリール、
アルキルヘテロアリール、例えばC4〜C20−アルキル
ヘテロアリール及びY−(CH2m−NR5−(CH2
qを表わすか、又は一緒になって(CH2l−X−(C
2mを表わすか、又はR2及びR4が一緒になって(C
2l−X−(CH2mを表わし、R5、R10は、水素
原子、C1〜C4−アルキル、C7〜C40−アルキルフェ
ニルを表わし、R6、R7、R8、R9は、水素原子、メチ
ル又はエチルを表わし、Xは、CH2、CHR5、酸素原
子(O)又はNR5を表わし、Yは、N(R102、ヒド
ロキシ、C2〜C20−アルキルアミノアルキル又はC3
20ジアルキルアミノアルキルを表わし、nは、1〜3
0の整数を表わし、かつj、k、l、m、qは、1〜4
の整数を表わす]のアミンは、経済的に特に重要であ
る。
【0033】従って、本発明による方法は、式II又は
III:
【0034】
【化5】
【0035】のアルデヒド又はケトンを、一般式IV:
【0036】
【化6】
【0037】[式中、R1、R2、R3及びR4は前記のも
のである]の窒素化合物と反応させることによって、ア
ミンIを製造するために有利に使用される。
【0038】基R2及びR4の定義から明らかなように、
この反応は、相応するアミノケトン又はアミノアルデヒ
ドにおいて分子内で行なうこともできる。
【0039】化合物I、II、III及びIV中の置換
基R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9及び
10、変数X、Y及び指数j、k、l、m、n及びq
は、相互に無関係で次のものを表わす: R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9及びR
10 − 水素原子(H)、R3、R4 − C1〜C200−アルキル、有利にC1〜C14−アルキ
ル、例えばメチル、エチル、n−プロピル、イソ−プロ
ピル、n−ブチル、イソ−ブチル、s−ブチル、t−ブ
チル、n−ペンチル、イソ−ペンチル、s−ペンチル、
ネオ−ペンチル、1,2−ジメチルプロピル、n−ヘキ
シル、イソ−ヘキシル、s−ヘキシル、n−ヘプチル、
イソ−ヘプチル、シクロヘキシルメチル、n−オクチ
ル、イソ−オクチル、2−エチルヘキシル、n−デシ
ル、2−n−プロピル−n−ヘプチル、n−トリデシ
ル、2−n−ブチル−n−ノニル及び3−n−ブチル−
n−ノニル、特に有利にイソ−プロピル、2−エチルヘ
キシル、n−デシル、2−n−プロピル−n−ヘプチ
ル、n−トリデシル、2−n−ブチル−n−ノニル及び
3−n−ブチル−n−ノニル並びに有利にC4〜C200
アルキル、例えばポリブチル、ポリイソブチル、ポリプ
ロピル、ポリイソプロピル及びポリエチル、特に有利に
ポリブチル及びポリイソブチル、 − C1〜C20−ヒドロキシアルキル、有利にC1〜C8
−ヒドロキシアルキル、特に有利にC1〜C4−ヒドロキ
シアルキル、例えばヒドロキシメチル、1−ヒドロキシ
エチル、2−ヒドロキシエチル、1−ヒドロキシ−n−
プロピル、2−ヒドロキシ−n−プロピル、3−ヒドロ
キシ−n−プロピル及び1−ヒドロキシ−メチル−エチ
ル、 − C1〜C20−アミノアルキル、有利にC1〜C8−ア
ミノアルキル、例えばアミノメチル、2−アミノエチ
ル、2−アミノ−1,1−ジメチルエチル、2−アミノ
−n−プロピル、3−アミノ−n−プロピル、4−アミ
ノ−n−ブチル、5−アミノ−n−ペンチル、N−(ア
ミノエチル)アミノエチル及びN−(アミノエチル)ア
ミノメチル、 − C1〜C20−ヒドロキシアルキルアミノアルキル、
有利にC1〜C8−ヒドロキシアルキルアミノアルキル、
例えば(2−ヒドロキシエチルアミノ)メチル、2−
(2−ヒドロキシエチルアミノ)エチル及び3−(2−
ヒドロキシエチルアミノ)プロピル、 − C2〜C30−アルコキシアルキル、有利にC2〜C20
−アルコキシアルキル、特に有利にC2〜C8−アルコキ
シアルキル、例えばメトキシメチル、エトキシメチル、
n−プロポキシメチル、イソ−プロポキシメチル、n−
ブトキシメチル、イソ−ブトキシメチル、s−ブトキシ
メチル、t−ブトキシメチル、1−メトキシエチル及び
2−メトキシエチル、特に有利にC2〜C4−アルコキシ
アルキル、例えばメトキシメチル、エトキシメチル、n
−プロポキシメチル、イソ−プロポキシメチル、n−ブ
トキシメチル、イソ−ブトキシメチル、s−ブトキシメ
チル、t−ブトキシメチル、1−メトキシエチル及び2
−メトキシエチル、 − R5−(OCR67CR89n−(OCR67)、
有利にR5−(OCHR7CHR9n−(OCR67)、
特に有利にR5−(OCH2CHR9n−(OCR
67)、 − C3〜C30−ジアルキルアミノアルキル、有利にC3
〜C20−ジアルキルアミノアルキル、特に有利にC3
10−N,N−ジアルキルアミノアルキル、例えばN,
N−ジメチルアミノメチル、2−(N,N−ジブチルア
ミノ)メチル、2−(N,N−ジメチルアミノ)エチ
ル、2−(N,N−ジエチルアミノ)エチル、2−
(N,N−ジブチルアミノ)エチル、2−(N,N−ジ
−n−プロピルアミノ)エチル及び2−(N,N−ジ−
イソプロピルアミノ)エチル、(R52N−(C
2q、 − C2〜C30−アルキルアミノアルキル、有利にC2
20−アルキルアミノアルキル、特に有利にC2〜C8
アルキルアミノアルキル、例えばメチルアミノメチル、
メチルアミノエチル、エチルアミノメチル、エチルアミ
ノエチル及びイソ−プロピルアミノエチル、(R5)H
N−(CH2q、 − Y−(CH2m−NR5−(CH2q、 − C4〜C20−ヘテロアリールアルキル、例えばピリ
ジ−2−イル−メチル、フラン−2−イル−メチル、ピ
ロール−3−イル−メチル及びイミダゾール−2−イル
−メチル、 − C4〜C20−アルキルヘテロアリール、例えば2−
メチル−3−ピリジニル、4,5−ジメチル−イミダゾ
ール−2−イル、3−メチル−2−フラニル及び5−メ
チル−2−ピラジニル、 − ヘテロアリール、例えば2−ピリジニル、3−ピリ
ジニル、4−ピリジニル、ピラジニル、ピロール−3−
イル、イミダゾール−2−イル、2−フラニル及び3−
フラニル、R1、R2、R3、R4 − C3〜C12−シクロアルキル、有利にC3〜C8−シ
クロアルキル、例えばシクロプロピル、シクロブチル、
シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル及び
シクロオクチル、特に有利にシクロペンチル、シクロヘ
キシル及びシクロオクチル、 − アリール、例えばフェニル、1−ナフチル、2−ナ
フチル、1−アントリル、2−アントリル及び9−アン
トリル、有利にフェニル、1−ナフチル及び2−ナフチ
ル、特に有利にフェニル、 − C7〜C20−アルキルアリール、有利にC7〜C12
アルキルフェニル、例えば2−メチルフェニル、3−メ
チルフェニル、4−メチルフェニル、2,4−ジメチル
フェニル、2、5−ジメチルフェニル、2,6−ジメチ
ルフェニル、3,4−ジメチルフェニル、3,5−ジメ
チルフェニル、2,3,4−トリメチルフェニル、2,
3,5−トリメチルフェニル、2,3,6−トリメチル
フェニル、2,4,6−トリメチルフェニル、2−エチ
ルフェニル、3−エチルフェニル、4−エチルフェニ
ル、2−n−プロピルフェニル、3−n−プロピルフェ
ニル及び4−n−プロピルフェニル、 − C7〜C20−アルアルキル、有利にC7〜C12−フェ
ニルアルキル、例えばベンジル、p−メトキシベンジ
ル、3,4−ジメトキシベンジル、1−フェネチル、2
−フェネチル、1−フェニル−プロピル、2−フェニル
プロピル、3−フェニル−プロピル、1−フェニル−ブ
チル、2−フェニル−ブチル、3−フェニル−ブチル及
び4−フェニル−ブチル、特に有利にベンジル、1−フ
ェネチル及び2−フェネチル、 − R3及びR4又はR2及びR4が一緒になって−(CH
2l−X−(CH2m−基、例えば−(CH23−、−
(CH24−、−(CH25−、−(CH26−、−
(CH27−、−(CH2)−O−(CH22−、−
(CH2)−NR5−(CH22−、−(CH22−O−
(CH22−、−(CH22−NR5−(CH22−、
−CH2−O−(CH23−、−CH2−NR5−(C
23−、R1、R2 − C1〜C20−アルキル、有利にC1〜C8−アルキ
ル、例えばメチル、エチル、n−プロピル、イソ−プロ
ピル、n−ブチル、イソ−ブチル、s−ブチル、t−ブ
チル、n−ペンチル、イソ−ペンチル、s−ペンチル、
ネオ−ペンチル、1,2−ジメチルプロピル、n−ヘキ
シル、イソ−ヘキシル、s−ヘキシル、n−ヘプチル、
イソ−ヘプチル、n−オクチル、イソ−オクチル、特に
有利にC1〜C4−アルキル、例えばメチル、エチル、n
−プロピル、イソ−プロピル、n−ブチル、イソ−ブチ
ル、s−ブチル及びt−ブチル、 − R1及びR2が一緒になって、−(CH2j−X−
(CH2k−基、例えば−(CH23−、−(CH24
−、−(CH25−、−(CH26−、−(CH2
7−、−(CH2)−O−(CH22−、−(CH2)−
NR5−(CH22−、−(CH22−O−(CH22
−、−(CH22−NR5−(CH22−、−CH2−O
−(CH23−、−CH2−NR5−(CH23−、
5、R10 − C1〜C4−アルキル、例えばメチル、エチル、n−
プロピル、イソ−プロピル、n−ブチル、イソ−ブチ
ル、s−ブチル及びt−ブチル、有利にメチル及びエチ
ル、特に有利にメチル、 − C7〜C40−アルキルフェニル、例えば2−メチル
フェニル、3−メチルフェニル、4−メチルフェニル、
2,4−ジメチルフェニル、2,5−ジメチルフェニ
ル、2,6−ジメチルフェニル、3,4−ジメチルフェ
ニル、3,5−ジメチルフェニル、2−、3−、4−ノ
ニルフェニル、2−、3−、4−デシルフェニル、2、
3−、2,4−、2,5−、3,4−、3,5−ジノニ
ルフェニル、2、3−、2,4−、2,5−、3,4
−、3,5−ジデシルフェニル、R6、R7、R8、R9 − メチル及びエチル、有利にメチル、X − CH2、CHR5、酸素原子又はNR5、Y − N(R102、 − ヒドロキシ、 − C2〜C20−アルキルアミノアルキル、有利にC2
16−アルキルアミノアルキル、例えばメチルアミノメ
チル、メチルアミノエチル、エチルアミノメチル、エチ
ルアミノエチル及びイソ−プロピルアミノエチル、 − C3〜C20−ジアルキルアミノアルキル、有利にC3
〜C16−ジアルキルアミノアルキル、例えばジメチルア
ミノメチル、ジメチルアミノエチル、ジエチルアミノエ
チル、ジ−n−プロピルアミノエチル及びジ−イソ−プ
ロピルアミノエチル、j、l − 1〜4の整数、例えば1、2、3及び4、有利に2
及び3、特に有利に2、k、m、g − 1〜4の整数、例えば1、2、3及び4、有利に
2、3及び4、特に有利に2及び3、n − 1〜10の整数、有利に1〜8の整数、例えば1、
2、3、4、5、6、7又は8、特に有利に1〜6の整
数、例えば1、2、3、4、5又は6。
【0040】本発明による方法で使用可能なケトンとし
て、実際に全ての脂肪族及び芳香族ケトンが好適であ
る。脂肪族ケトンは、直鎖、分枝鎖又は環状であってよ
く、そのケトンはヘテロ原子を含有していてよい。アミ
ノ化可能なケトンの炭素数に関する限定は、今まで公知
されていない。更にケトンは、水素添加性アミノ化の条
件下で不活性である置換基、例えばアルコキシ−、アル
ケニルオキシ−、アルキルアミノ−又はジアルキルアミ
ノ基を有することができる。多価ケトンをアミノ化すべ
き場合には、反応条件の調整を経て、アミノアルコー
ル、環状アミン又は多価アミノ化生成物を得ることがで
きる。
【0041】例えば、次のケトンが有利にアミノ化性水
素添加される:アセトン、エチルメチルケトン、メチル
ビニルケトン、イソブチルメチルケトン、3−メチルブ
タン−2−オン、ジエチルケトン、テトラロン、アセト
フェノン、p−メチル−アセトフェノン、p−メトキシ
−アセトフェノン、m−メトキシ−アセトフェノン、1
−アセチル−ナフタリン、2−アセチル−ナフタリン、
1−フェニル−3−ブタノン、シクロブタノン、シクロ
ペンタノン、シクロペンテノン、シクロヘキサノン、シ
クロヘキセノン、2,6−ジメチルシクロヘキサノン、
シクロヘプタノン、シクロドデカノン、アセチルアセト
ン、メチルグリオキサール及びベンゾフェノン。
【0042】本発明による方法で使用可能なアルデヒド
として、実際に全ての脂肪族及び芳香族アルデヒドが好
適である。脂肪族アルデヒドは、直鎖、分枝鎖又は環状
であってよく、そのアルデヒドはヘテロ原子を含有して
いてよい。アミノ化可能なアルデヒドの炭素数に関する
限定は、今まで公知されていない。更にアルデヒドは、
水素添加性アミノ化の条件下で不活性である置換基、例
えばアルコキシ−、アルケニルオキシ−、アルキルアミ
ノ−又はジアルキルアミノ基を有することができる。多
価アルデヒド又はケトアルデヒドをアミノ化すべき場合
には、反応条件の調整を経て、アミノアルコール、環状
アミン又は多価アミノ化生成物を得ることができる。
【0043】例えば、次のアルデヒドが有利にアミノ化
性水素添加される:ホルムアルデヒド、アセトアルデヒ
ド、プロピオンアルデヒド、n−ブチルアルデヒド、イ
ソブチルアルデヒド、ピバリンアルデヒド、n−ペンタ
ナール、n−ヘキサナール、2−エチルヘキサナール、
2−メチルペンタナール、3−メチルペンタナール、4
−メチルペンタナール、グリオキサール、ベンズアルデ
ヒド、p−メトキシベンズアルデヒド、p−メチルベン
ズアルデヒド、フェニルアセトアルデヒド、(p−メト
キシ−フェニル)アセトアルデヒド、(3,4−ジメト
キシフェニル)アセトアルデヒド、4−ホルミルテトラ
ヒドロフラン、3−ホルミルテトラヒドロフラン、5−
ホルミルバレロニトリル、シトロネラール、アクロレイ
ン、メタクロレイン、エチルアクロレイン、シトラー
ル、クロトンアルデヒド、3−メトキシプロピオンアル
デヒド、3−アミノプロピオンアルデヒド、ヒドロキシ
ピバリンアルデヒド、ジメチロールプロピオンアルディ
ド、ジメチロールブチルアルデヒド、フルフラール、グ
リオキサール並びにヒドロホルミル化されたオリゴマー
及びポリマー、例えばヒドロホルミル化されたポリイソ
ブテン(ポリイシブテンアルデヒド、PIBA)又は1
−ペンテン及びシクロペンテンの複分解(Metath
ese)により得られ、ヒドロホルミル化されたオリゴ
マー。
【0044】アルデヒド及びケトンの水素添加性アミノ
化の際のアミノ化剤として、アンモニアも、一級又は二
級の脂肪族又は環状脂肪族アミンも使用することができ
る。
【0045】アミノ化剤としてのアンモニアの使用の場
合には、カルボニル基を先ず遊離アミノ基(−NH2
に変換させる。そうして生成した一級アミンを、ヒドロ
キシル−又は他のカルボニル基と反応させて、相応する
二級アミンに及びこれを再びヒドロキシル−又は他のカ
ルボニル基と反応させて、相応する対称三級アミンにす
ることができる。この方法で所望に応じて、反応成分の
組成に従って及び適用反応条件(圧力、温度、反応時
間)に従って、有利に一級、二級又は三級アミンを製造
することができる。
【0046】この方法で、多価アルデヒド又はケトンか
ら、分子内水素添加性アミノ化によって、環状アミン、
例えばピロリジン、ピペリジン、ヘキサメチレンイミ
ン、ピペラジン及びモルホリンを製造することができ
る。
【0047】アンモニアと同様に、一級又は二級アミン
を、アミノ化剤として使用することができる。
【0048】これらのアミノ化剤は、非対称置換された
ジ−又はトリアルキルアミン、例えばエチルジイソプロ
ピルアミン及びエチルジシクロヘキシルアミンの製造の
ために有利に使用される。例えば、次のモノ−及びジア
ルキルアミンがアミノ化剤として有利に使用される:メ
チルアミン、ジメチルアミン、エチルアミン、ジエチル
アミン、プロピルアミン、ジイソプロピルアミン、ブチ
ルアミン、ペンチルアミン、ヘキシルアミン及びシクロ
ヘキシルアミン。
【0049】アミノ化剤は、アミノ化性水素添加すべき
カルボニル基に対して、化学量論的量で使用することが
できる。しかし、アミノ化剤を過剰量で、しかも一般
に、アミノ化性水素添加すべきカルボニル基1モル当た
り、5モル以上の過剰量を用いて有利に操作される。特
にアンモニアは、変換すべきカルボニル基1モル当た
り、一般に5〜250倍、有利に10〜100倍、特に
25〜80倍のモル過剰量で使用される。アンモニア及
び一級又は二級アミンのそれ以上の過剰量も可能であ
る。
【0050】本発明による方法は、不連続的に又は有利
に連続的に、次のように実施することができ、この際、
触媒は反応器中に固定床として有利に配置されている。
【0051】出発物質のアルデヒド基又はケトン基のア
ミノ化は、液相中で、又は気相中で実施することができ
る。
【0052】反応の際に、通例80〜250℃、有利に
80〜230℃、特に有利に80〜200℃、極めて特
に有利に80〜155℃の温度で操作する。
【0053】反応は、一般に1〜400バール(0.1
〜40MPa)の圧力で実施される。10〜250バー
ル、特に20〜200バールの圧力が有利に適用され
る。
【0054】より高い温度及びより高い総合圧力の適用
が可能である。適用温度でのアミノ化剤、カルボニル成
分、生じる反応生成物及び場合により併用される溶剤の
部分圧の合計から成る反応容器中の総圧力は、水素圧λ
によって所望の反応圧まで調整される。
【0055】水素は、カルボニル成分1モル当たり、一
般に5〜400Nlの量で、有利に50〜200Nlの
量で反応に供給され、この際、リットル表示は各々標準
条件に換算された(S.T.P.)。
【0056】反応は一般に付加的な溶剤を用いないで行
なわれる。高分子で高粘性の、又は室温で固体の出発化
合物又は製品の反応の場合には、反応条件下で不活性の
溶剤、例えばメタノール、エタノール、プロパノール、
テトラヒドロフラン、ジオキサン、N−メチルピロリド
ン、ミハゴール(Mihagol)又はエチレングリコールジメ
チルエーテルを併用することが有利である。本方法の選
択性のために、触媒成形体を反応器中で不活性の充填体
と混合させ、いわばそれを”希釈”することが有利であ
る。そのような触媒調製物中の充填体の割合は、20〜
80、殊に30〜60、特に40〜50容量部であって
よい。
【0057】一般に、実施の際には、実際に、通例、有
利に外部から加熱される固定床反応器中に存在する触媒
に、所望の反応温度及び所望の圧力で、アルデヒド又は
ケトン及びアミノ化剤を同時に供給するようにして行な
う。この際、触媒に、触媒1リットル及び1時間当た
り、一般にアルデヒド又はケトン0.02〜3、有利に
0.05〜2、特に有利に0.1〜1.6lを負荷させ
る。この際、成分を反応器へ供給する前に既に、しかも
有利に反応温度まで加熱することが有利である。
【0058】反応器を、塔底法(Sumpffahrweise)並び
に流入法(Rieselfahrweise)で操作することができ、
即ち、成分を反応器の底部から上部へ、並びに上部から
底部へ通じることができる。この方法を不連続的に、並
びに連続的に実施し得ることは自明のことである。双方
の場合において、過剰量のアミノ化剤を水素と一緒に循
環させることができる。この反応の際に変換が完全では
ない場合には、未反応の出発物質を反応帯域に戻すこと
もできる。
【0059】反応生成物から、これを有利に放圧した後
に、過剰量のアミノ化剤及び水素を除去し、得られるア
ミノ化生成物を、蒸留、液体抽出又は結晶化によって精
製する。
【0060】過剰のアミノ化剤及び水素を有利に再び反
応帯域に戻す。同様のことが、場合により未反応の、又
は完全には反応しなかったカルボニル成分又は水素添加
によって生成したアルコールにも当てはまる。
【0061】反応の経過で生じる反応水は、一般に変換
率、反応速度、選択性及び触媒持続時間に障害的には影
響せず、従って有利に、反応生成物の蒸留的処理の際に
初めて反応生成物から除去される。
【0062】本発明による方法によって得られるアミン
は、特に、燃料添加剤の製造の際の中間生成物(米国特
許(US−A)第3275554号明細書;西ドイツ国
特許(DE−A)第2125039号明細書及び西ドイ
ツ国特許(DE−A)第3611230号明細書)、界
面活性剤、医薬品及び植物保護剤、並びに加硫促進剤と
して好適である。
【0063】
【実施例】触媒Aの製造 NiO4.48%、CuO1.52%及びZrO22.
82%を含有する硝酸ニッケル、硝酸銅及び酢酸ジルコ
ニウムから成る水溶液を、同時に撹拌容器中、一定流速
で、20%の炭酸ナトリウム水溶液を用いて70℃の温
度で、ガラス電極で測定したpH−値7.0が保持され
るようにして沈澱させた。
【0064】得られた懸濁液を濾過し、濾滓を、濾液の
電導率が約20mSになるまで、完全脱塩水で洗浄し
た。引続き、MoO31.5%を、ヘプタモリブデン酸
アンモニウムの水溶液として撹拌導入した。次いで、濾
滓を150℃の温度で乾燥箱中又は噴霧乾燥機中で乾燥
させた。こうして得られた水酸化物炭酸塩混合物を、こ
こで500℃の温度で4時間に渡って熱処理した。
【0065】そうして得られた触媒は、次の組成を有し
た:NiO51質量%、CuO17質量%及びZrO2
30.5質量%及びMoO31.5質量%。この触媒を
グラファイト3質量%と混合し、6×3mmの錠剤に成
形した。
【0066】反応条件下での触媒Aの機械的安定性の検
査(煮沸試験):オートクレーブに、触媒A30g(バ
スケット中)、モルホリン67ml、ジエチレングリコ
ール67ml及び水16mlを充填した。オートクレー
ブの密閉後に、オートクレーブをアルゴンガスでフラッ
シングした。オートクレーブ内容物を撹拌した(700
U/分)。引続き、H2で50バール圧にし、反応器内
容物を120分かかって、所望の温度、例えば150℃
又は200℃まで加熱した。圧力をH2で200バール
まで高め、各々の温度で16時間撹拌した。冷却後に非
常に緩慢に(約15分間)放圧させ、従って触媒細孔中
に存在する反応成分は突発的に蒸発せず、触媒錠剤は破
砕しない。引続き、錠剤をその硬度について試験した。
【0067】次の結果表から判明するように、触媒A
は、200℃よりも明らかに低い温度で、例えば80〜
155℃の温度で、検査終了後に、驚異的に、200℃
での検査の検査終了後よりも実際に高い側圧強度(Se
itendruckfestigkeit)を示した。
【0068】この結果は、アニスアルデヒドの水素添加
性アミノ化の結果と一致する(例1参照)。
【0069】
【表1】
【0070】例1 カルボニル化合物の連続的アミノ化のための一般的操作
工程:連続操業の圧力反応器に、触媒A500cm3
充填し、カルボニル化合物及び液体アンモニアを毎時装
入した。触媒は還元−不動化し(reduziert-passivier
t)導入した。後還元なしで、各々の反応条件を調整し
た。反応生成物から、その放圧後に、過剰のアンモニア
を留去させた。集めた反応生成物を各々ガスクロマトグ
ラフィーによって分析した(設定は次の表から見出すこ
とができる):
【0071】
【表2】
【0072】アニスアルデヒドとアンモニアとの反応に
ついての注釈: 1)試験終了後に取り出された触媒の側圧強度は48N
であった。
【0073】2)試験終了後に取り出された触媒の側圧
強度は37Nであった。
【0074】3)試験終了後に取り出された触媒の側圧
強度は5Nであった。
【0075】例2: ポリイソブテンアルデヒドの連続的アミノ化 連続操業の高圧反応器に、触媒A500cm3を充填
し、ポリイソブテン−オキソ−アルデヒド500/75
0/1000cm3(ミハゴール中45質量%の溶液、
CO−数:KOH13mg/g、OH−数:KOH17
mg/g)及び液体アンモニア280/425/565
cm3を毎時装入した。触媒温度を190℃に、反応器
中の圧力を、同時に水素の圧入によって200バールに
調整した。反応生成物から、その放圧後に、過剰のアン
モニアを留去させた。分析から次の結果が得られた:ヒ
ドロホルミル化されたポリイソブテン(ミハゴール中4
5質量%)のアンモニアを用いる190℃/200バー
ルでのアミノ化
【0076】
【表3】
【0077】例3:ヒドロホルミル化されたシクロペン
テンオリゴマーのアンモニアを用いる不連続的アミノ
化: 1.予備還元され不動化された触媒A(15ml)を、
触媒バスケットへの装入及びオートクレーブ(300m
l入り管状オートクレーブ)の密閉試験後に、水素圧2
0バール下で200℃まで加熱し、この際、約30〜3
9バールの圧力が生じた。次いで、水素で100バール
に補充し、触媒を活性化させた。200℃で16時間後
に冷却し、放圧した。触媒の活性化の後に、圧力容器を
真空にし、反応させるべき出発物質(1−ペンテン及び
シクロペンテンの複分解により得られたヒドロホルミル
化されたオリゴマー、特性値は次の表を参照)50ml
を、テトラヒドロフラン中の30%の溶液として、オー
トクレーブ中に空気遮断下で吸引導入し、窒素ガスを通
気させた。引続き、アンモニア73ml及び水素30バ
ールを圧入し、最終温度(185℃)まで加熱し、水素
を最終圧力まで後圧入し(200バール)、20時間反
応させた。次いで、冷却し、放圧し、オートクレーブ内
容物をTHFで溶出させた。固体成分の濾別及び回転蒸
発器でのTHFの分離後に、無色の液状生成物18.3
gが得られた。
【0078】2.触媒A15mlを還元/不動化(redu
ziert/passiviert)して導入して、直ちに反応を開始さ
せ、この触媒に接して、出発物質(1−ペンテン及びシ
クロペンテンの複分解により得られたヒドロホルミル化
されたオリゴマー、特性値は次の表を参照)60ml
を、テトラヒドロフラン中の50%の溶液として、アン
モニア50mlと、同様に200℃及び220バールで
20時間反応させた。次いで、冷却し、放圧し、オート
クレーブ内容物をTHFで溶出させた。固体成分の濾別
及び回転蒸発器でのTHFの分離後に、無色の液状生成
物20.3gが得られた;特性値を次の表に再び挙げ
る。
【0079】3.触媒A150mlを、2.5l−撹拌
オートクレーブ中、触媒バスケット中に、還元/不動化
された形で導入し、直ちに反応を開始させ、この触媒に
接して、出発物質(1−ペンテン及びシクロペンテンの
複分解により得られたヒドロホルミル化されたオリゴマ
ー、特性値は第3表を参照)600mlを、テトラヒド
ロフラン中の50%の溶液として、アンモニア500m
lと、同様に200℃及び220バールで48時間反応
させた。次いで、冷却し、放圧し、オートクレーブ内容
物をトルオールで溶出させた。固体成分を濾過によって
分離し、溶剤を回転蒸発器で除去すると、この際、無色
の液体314gが得られた;特性値を次の表に再び挙げ
る。
【0080】ヒドロホルミル化されたシクロペンテンオ
リゴマーの不連続的アミノ化:
【0081】
【表4】
【0082】例4:不連続的反応実施でのアミノ化性水
素添加のための一般的操作工程: 1.2l−オートクレーブ中に、触媒A30gを前以て
装入し、窒素ガス雰囲気下でアンモニアを圧入させた。
150℃まで加熱(圧力は約170バールである)の後
に、1時間かかってで、カルボニル化合物をポンプ供給
し(220バール以上の一過性の圧力上昇、高沸騰ケト
ンで、出発物質を触媒と一緒に前以て装入した)、1時
間後撹拌した。引続き水素ガスの存在で、250バール
までの総圧で、定圧になるまで、3時間にわたり水素添
加した(時間:11〜15時間)。触媒を各々予備還元
され不動化された形で粉末として使用した。
【0083】反応生成物の組成をガスクロマトグラフィ
ーで調べた(カラム:50mOV1701)。
【0084】モノマー化合物の不連続的アミノ化:
【0085】
【表5】
【0086】比較例: アセトンの連続的アミノ化のための操作工程 連続操業の反応器(圧力10〜25バール)に、触媒A
100cm3を充填し、アセトン及びアンモニアを装入
した。触媒を還元−不動化して装入した。後還元をしな
いで、各々の反応条件を調整し、完全変換で経過させ
た。反応生成物から、その放圧後に、過剰のアンモニア
を留去した。集めた反応生成物を各々ガスクロマトグラ
フィーで分析した。各々の反応条件及び結果を次の表に
挙げる。
【0087】触媒Bの組成:CuO47質量%、NiO
10質量%、Al2343質量% 触媒Cの組成:CuO53質量%、TiO247質量
%。
【0088】この比較は、触媒Aが、モノイソプロピル
アミンの製造のために最高の選択性を有することを示
す。更に、触媒Aにおいて、不所望のアルコール(イソ
プロパノール)の割合は最低である。特に触媒Cは、強
力な二級アミン生成傾向を示す。
【0089】
【表6】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C07C 211/07 C07C 211/07 211/27 211/27 211/30 211/30 211/35 211/35 211/38 211/38 211/42 211/42 217/58 217/58 (72)発明者 ヨアヒム ヴルフ−デーリング ドイツ連邦共和国 フランケンタール ハ ンス−フェイ−シュトラーセ 4 (72)発明者 ゲールハルト シュルツ ドイツ連邦共和国 ルートヴィッヒスハー フェン ウーラントシュトラーセ 55 (72)発明者 ヴォルフガング ジーゲル ドイツ連邦共和国 リムブルガーホーフ ゲーテシュトラーセ 34ベー (72)発明者 アンドレアス クラーマー ドイツ連邦共和国 フラインスハイム ア ム マンデルガルテン 13 (72)発明者 ヨハン−ペーター メルダー ドイツ連邦共和国 ベール−イッゲルハイ ム フィヒテンシュトラーセ 2

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルデヒド又はケトンを、高めた温度及
    び高めた圧力で、アンモニア、一級及び二級アミンの群
    から選択された窒素化合物と及び銅を含有する触媒の存
    在下に水素と反応させることによって、アミンを製造す
    るにあたり、触媒の触媒活性組成物は、水素での還元の
    前に、ジルコニウムの酸素原子含有化合物(ZrO2
    して計算)20〜85質量%、銅の酸素原子含有化合物
    (CuOとして計算)1〜30質量%、ニッケルの酸素
    原子含有化合物(NiOとして計算)14〜70質量
    %、モリブデンの酸素原子含有化合物(MoO3として
    計算)0〜5質量%及びアルミニウムの酸素原子含有化
    合物(Al23として計算)0〜10質量%を含有する
    ことを特徴とするアミンの製法。
  2. 【請求項2】 触媒の触媒活性組成物は、水素での還元
    の前に、モリブデンの酸素原子含有化合物(MoO3
    して計算)0.1〜5質量%を含有する、請求項1に記
    載の方法。
  3. 【請求項3】 触媒の触媒活性組成物は、水素での還元
    の前に、ジルコニウムの酸素原子含有化合物(ZrO2
    として計算)22〜65質量%、銅の酸素原子含有化合
    物(CuOとして計算)5〜25質量%、ニッケルの酸
    素原子含有化合物(NiOとして計算)29.7〜70
    質量%、モリブデンの酸素原子含有化合物(MoO3
    して計算)0.3〜3.5質量%及びアルミニウムの酸
    素原子含有化合物(Al23として計算)0〜10質量
    %を含有する、請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 触媒の触媒活性組成物は、水素での還元
    の前に、ジルコニウムの酸素原子含有化合物(ZrO2
    として計算)25〜49.7質量%、銅の酸素原子含有
    化合物(CuOとして計算)10〜25質量%、ニッケ
    ルの酸素原子含有化合物(NiOとして計算)40〜6
    0質量%、モリブデンの酸素原子含有化合物(MoO3
    として計算)0.3〜3.5質量%及びアルミニウムの
    酸素原子含有化合物(Al23として計算)0〜5質量
    %を含有する、請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 反応を、0.1〜40MPaの圧力で実
    施する、請求項1から4までのいずれか1項に記載の方
    法。
  6. 【請求項6】 反応を、80〜250℃の温度で実施す
    る、請求項1から5までのいずれか1項に記載の方法。
  7. 【請求項7】 反応を、80〜155℃の温度で実施す
    る、請求項1から6までのいずれか1項に記載の方法。
  8. 【請求項8】 触媒を成形体の形で使用する、請求項1
    から7までのいずれか1項に記載の方法。
  9. 【請求項9】 一般式I: 【化1】 [式中、R1、R2は、水素原子、C1〜C20−アルキ
    ル、C3〜C12−シクロアルキル、アリール、C7〜C20
    −アルアルキル及びC7〜C20−アルキルアリールを表
    わすか、又は一緒になって(CH2j−X−(CH2k
    を表わし、R3、R4は、水素原子、アルキル、シクロア
    ルキル、ヒドロキシアルキル、アミノアルキル、アルカ
    ノールアミノアルキル、アルコキシアルキル、ジアルキ
    ルアミノアルキル、アルキルアミノアルキル、R5
    (OCR67CR89n−(OCR67)、アリー
    ル、ヘテロアリール、アルアルキル、ヘテロアリールア
    ルキル、アルキルアリール、アルキルヘテロアリール及
    びY−(CH2m−NR5−(CH2qを表わすか、又
    は一緒になって(CH2l−X−(CH2mを表わす
    か、又はR2及びR4が一緒になって(CH2l−X−
    (CH2mを表わし、R5、R10は、水素原子、C1〜C
    4−アルキル、C7〜C40−アルキルフェニルを表わし、
    6、R7、R8、R9は、水素原子、メチル又はエチルを
    表わし、Xは、CH2、CHR5、酸素原子又はNR5
    表わし、Yは、N(R102、ヒドロキシ、C2〜C20
    アルキルアミノアルキル又はC3〜C20−ジアルキルア
    ミノアルキルを表わし、nは、1〜30の整数を表わ
    し、かつj、k、l、m、qは、1〜4の整数を表わ
    す]のアミンを製造するために、一般式II又はII
    I: 【化2】 のアルデヒド又はケトンを、式IV: 【化3】 の窒素化合物と反応させる、請求項1から8までのいず
    れか1項に記載の方法。
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