JP2000289858A - 粉粒体の供給装置 - Google Patents
粉粒体の供給装置Info
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Abstract
むことなく良好に行なうことができる、粉粒体の供給装
置を提供すること。 【解決手段】 ローダホッパ12のフィード部19を、
樹脂ペレットを受け入れる供給部20と、供給部20か
ら樹脂ペレットを供給するための供給口21と、供給口
21を開閉するためのスライドゲート22とにより構成
し、供給部20に、垂直壁面26と、この垂直壁面26
と所定の角度をもって下方に向かって傾斜する傾斜壁面
27とを形成し、この傾斜壁面27を、水平面25と交
わる角度において樹脂ペレットの安息角よりも小さい角
度αで傾斜させる。そして、閉動作時には、スライドゲ
ート22のゲート部材30を下方から上方に向かってス
ライドさせることによって、閉動作されるゲート部材3
0に挟まれかかった樹脂ペレットを、樹脂ペレットが流
れ込まない空間41に逃がすようにする。
Description
置、詳しくは、樹脂ペレットなどの粉粒体を受け入れ
て、たとえば、計量装置、混合装置、乾燥装置、成形装
置などの各種の処理装置に供給するための粉粒体の供給
装置に関する。
においては、気力輸送装置により原料となる樹脂ペレッ
トを気力輸送して、たとえば、計量、混合、乾燥、成形
などの各種の処理を行なうようにしている。
7に示すように、吸引式のブロワ1とローダホッパ2と
によって構成されており、ブロワ1とローダホッパ2と
を配管4により接続するとともに、ローダホッパ2と原
料タンク3とを配管5により接続して、ブロワ1を運転
して、原料タンク3に貯蔵される樹脂ペレットを吸引す
ることにより、樹脂ペレットをローダホッパ2に気力輸
送するようにしている。そして、このようなローダホッ
パ2の供給口10には、水平方向にスライドするスライ
ドゲート9が設けられており、このスライドゲート9の
開閉により、このローダホッパ2から、たとえば、計量
装置、混合装置、乾燥装置、成形装置などの各種の処理
装置8に所定量の樹脂ペレットを供給するようにしてい
る。
流側には、フィルタ6および7がそれぞれ設けられてお
り、フィルタ6により、気力輸送されてきた樹脂ペレッ
トと空気とを分離するとともに、フィルタ7により粉塵
を取り除いてブロワ1の良好な運転を確保するようにし
ている。なお、フィルタ6および7は、そのいずれか一
方のみ設けてもよい。
ッパ2によって、樹脂ペレットを処理装置8に供給する
時にはスライドゲート9を水平方向に開閉させるが、処
理装置8が、たとえば、計量装置のような場合には、ロ
ーダホッパ2に樹脂ペレットを残留させた状態でスライ
ドゲート9の閉動作させる。その時、連続供給される樹
脂ペレットが、その閉じようとするスライドゲート9と
供給口10と間に挟み込まれ、これによって、スライド
ゲート9や供給口10が損傷してしまうという不具合を
生じる。
ライドゲート9が完全に閉じられない状態となるため、
その隙間から樹脂ペレットが漏れたり、また、上記した
ように樹脂ペレットを吸引式のブロワ1によって気力輸
送している場合には、その隙間から大気が引き込まれ、
その結果、輸送経路が負圧とならず輸送能力の低下や輸
送不能となるという不具合を生じる。
になされたものであり、その目的とするところは、スラ
イドゲートの閉動作を、粉粒体を挟み込むことなく良好
に行なうことができる、粉粒体の供給装置を提供するこ
とにある。
め、請求項1に記載の発明は、粉粒体を受け入れる供給
部と、前記供給部から粉粒体を供給するための供給口
と、前記供給口を開閉するためのスライドゲートとを備
える、粉粒体の供給装置において、前記供給部に、前記
供給口における上方部分の粉粒体の流れを阻止するため
の流れ阻止手段を設けるとともに、前記スライドゲート
が、下方から上方に向かう動作によって、閉動作される
ように構成されていることを特徴としている。
れられた粉粒体は、スライドゲートの開動作によって供
給口から供給されるが、供給される粉粒体は、流れ阻止
手段によって、供給口の上方部分への流れ込みがない
か、あるいは少ない状態で供給される。そして、スライ
ドゲートの閉動作時においては、このスライドゲートが
下方から上方に向かって動作される、つまり、下方か
ら、粉粒体の流れ込みがない上方部分に向かって動作さ
れるため、連続供給される粉粒体が閉動作されるスライ
ドゲートに挟まれかかったとしても、この粉粒体を、そ
の粉粒体が流れ込まない空間に逃がすことができる。そ
の結果、スライドゲートは、粉粒体を挟み込むことな
く、完全に閉じるように動作される。
に記載の発明において、前記流れ阻止手段が、前記供給
口の上方部分を形成する第1内壁面と、この第1内壁面
に連続する第2内壁面とによって構成されており、前記
第1内壁面は、前記第2内壁面と所定の角度をもって前
記第2内壁面から下方向に向かって形成され、かつ、水
平面と交わる角度において前記粉粒体の安息角よりも小
さい角度で形成されていることを特徴としている。
2内壁面と所定の角度をもって第2内壁面から下方向に
向かって形成されているため、供給部の第2内壁面に沿
って流れてきた粉粒体が第1内壁面に達すると、供給さ
れる方向に流されながら安息角に沿って広がろうとする
が、この第1内壁面は、水平面と交わる角度において粉
粒体の安息角よりも小さい角度で形成されているため、
粉粒体が安息角に沿って広がりながら流れても、粉粒体
は、第1内壁面との接触がないか、あるいは少ない状態
で、供給口から供給される。そのため、供給部に受け入
れられた粉粒体は、供給口の上方部分への流れ込みがな
いか、あるいは少ない状態で供給される。
または2に記載の粉粒体の供給装置が、吸引式の気力輸
送手段に接続されていることを特徴としている。
ゲートによる閉動作を、粉粒体を挟み込むことなく完全
に閉じるように行なえるので、吸引式の気力輸送手段に
接続しても、粉粒体の挟み込みによってスライドゲート
と供給口との間に隙間が形成され、この隙間から大気が
引き込まれることによって、輸送経路が負圧とならず、
そのため輸送能力の低下や輸送不能になるという不具合
を生じることがなく、常に良好な気力輸送を行なうこと
ができ、気力輸送手段の信頼性を向上させることができ
る。
に記載の発明において、前記スライドゲートは、前記供
給口に対して、接触および離間可能に設けられているこ
とを特徴としている。
送する時には、スライドゲートが閉じた状態で輸送され
る必要があるが、スライドゲートは供給口に対して接触
および離間可能に設けられているので、供給装置内の負
圧により、供給口に密着状に接触するようになる。
置が接続されている気力輸送装置の概略説明図である。
図1において、この気力輸送装置1は、吸引式の気力輸
送手段としての吸引式ブロワ11とローダホッパ12と
によって構成されており、原料タンク13に貯蔵される
粉粒体としての樹脂ペレットを、たとえば、計量装置、
混合装置、乾燥装置、成形装置などの各種の処理を行な
うための処理装置14に供給するように構成されてい
る。
パ12とは、配管15aにより接続されており、また、
ローダホッパ12と原料タンク13とは、配管15bに
より接続されている。また、ローダホッパ2の出口側、
およびブロワ1の上流側には、フィルタ16および17
がそれぞれ設けられている。
とにより、このように接続された輸送経路内が負圧とな
り、その結果、原料タンク3に貯蔵される樹脂ペレット
が吸引されて、配管15bを介してローダホッパ12に
気力輸送される。なお、気力輸送されてきた樹脂ペレッ
トと空気とは、フィルタ16により分離され、分離され
た空気は、配管15aを介してフィルタ17に入り、さ
らに粉塵などが取り除かれた後、吸引式ブロワ11から
排気される。そして、気力輸送された樹脂ペレットは、
このローダホッパ12から処理装置14に供給される。
なお、フィルタ16および17は、そのいずれか一方の
み設けてもよい。
トを溜めるタンク部18と、このタンク部18の下側に
接続され、樹脂ペレットを処理装置14に供給するため
の、本発明の粉粒体の供給装置としてのフィード部19
とを備えている。
ンク部18から自重によって流れてくる樹脂ペレットを
受け入れる供給部20と、供給部20から樹脂ペレット
を供給するための供給口21と、供給口21を開閉する
ためのスライドゲート22とを備えている。
し、下方に向かって開口面積が絞られる上側管部23
と、この上側管部23の下端から連続して形成される筒
状の下側管部24とが一体に形成されており、下側管部
24の下端の開口部によって供給口21が形成されてい
る。なお、この供給口21は、水平面25と直交する垂
直方向に沿って形成されている。供給部20を、このよ
うな下方に傾斜する筒状とし、その供給口21を、タン
ク部18の径方向外側に配置するようにすれば、たとえ
ば、処理装置8の受入口を中心として複数のローダホッ
パ12をその円周上に配置することにより、複数のロー
ダホッパ12から1つの処理装置8に樹脂ペレットなど
を同時または連続して供給することができる。
流すことができればその形状は問わず、角筒状または円
筒状であってよく、また、下方に垂直方向に向けて形成
してもよい。
おいて、水平面25と直交方向に形成される第2内壁面
としての垂直壁面26と、その下側管部24において、
この垂直壁面26の下端から連続し、かつ、この垂直壁
面26と所定の角度をもって下方に向かって傾斜する第
1内壁面としての傾斜壁面27とを備えている。この傾
斜壁面27は、水平面25と交わる角度において樹脂ペ
レットの安息角θよりも小さい角度αで形成されてい
る。本実施形態では、これら垂直壁面26と傾斜壁面2
7とによって、供給口21における上方部分の樹脂ペレ
ットの流れを阻止するための流れ阻止手段が形成され
る。
に、供給口21に取り付けられる支持プレート28と、
この支持プレート28上に設けられるガイド部材29
と、このガイド部材29に取り付けられるゲート部材3
0と、このゲート部材30に取り付けられるエアシリン
ダ31とを備えている。
供給口21を受け入れるための矩形状の開口部32が形
成されている。ガイド部材29は、長手方向に延びる断
面L字状の案内溝33が形成されており、供給口21の
両側において互いに対向し、案内溝33が向き合った状
態で、1対として設けられている。ゲート部材30は、
略矩形平板状をなし、その両側部が、1対のガイド部材
29の案内溝33に遊嵌された状態で、上下方向にスラ
イド可能とされている。また、このゲート部材30の上
部には、供給口21と同形の開口窓34が開口されてい
る。なお、ガイド部材29は、長手方向に延びる断面L
字状の案内溝33が形成されるものでなくとも、たとえ
ば、丸棒状のものなどであってもよい。
向の長さとほぼ等しいストロークで動作するプランジャ
35を備えており、ローダホッパ12のタンク部18
に、プランジャ35が上下方向にストロークするような
向きでホルダ36によって支持されている。プランジャ
35の下端には、略コ字状に形成される挟持部材37が
取り付けられている。そして、この挟持部材37にゲー
ト部材30の上端部を遊嵌した状態で、固定ピン38
を、この挟持部材37とゲート部材30の上端部とに挿
通固定することによって、エアシリンダ31にゲート部
材30が取り付けられている。
リンダ31の駆動によって上下方向にスライド動作が可
能となるが、これとともに、ゲート部材30は、ガイド
部材29および挟持部材37に遊嵌された状態で取り付
けられているので、固定ピン38に沿って水平方向にも
若干の移動が可能とされる。なお、エアシリンダ31の
ゲート部材30への取り付けは、このような構成に限ら
ず、たとえば、プランジャ35の下端に、平板状の挟持
部材37を取り付けて、その平板状の挟持部材37に、
ゲート部材30の上端部を遊嵌した固定ピン38を固定
するようにしてもよい。
部材30が開状態にある時には、図2に示すように、ゲ
ート部材30の開口窓34が、供給口21と一致するよ
うに、また、閉状態にある時には、図4に示すように、
ゲート部材30の開口窓34が、供給口21よりも上方
に位置し、ゲート部材30の下部によって、供給口21
が閉じられる状態となるように配置されている。
から樹脂ペレットを供給する場合には、エアシリンダ3
1の駆動により、プランジャ35を下方向に進出させる
ことによって、ゲート部材30を開動作させればよい。
図2に示すように、これによって、ゲート部材30の開
口窓34が供給口21と一致するため、樹脂ペレット
は、自重によって供給口21から開口窓34を通って流
出される。また、このような開状態にある場合には、樹
脂ペレットが供給口21から連続的に流出されるので、
タンク部18からフィード部19の供給部20に受け入
れられた樹脂ペレットは、供給口21に向かって流され
るが、上側管部23の垂直壁面26に沿って流れてきた
樹脂ペレットが、下側管部24の傾斜壁面27に達する
と、傾斜壁面27が垂直壁面26に対して所定の角度を
有しているため、樹脂ペレットは、供給口21に向かう
方向に流されながら安息角θに沿って広がりながら流れ
るようになる。しかし、この傾斜壁面27は、水平面2
5と交わる角度において樹脂ペレットの安息角θよりも
小さい角度αで形成されているため、樹脂ペレットが安
息角θに沿って広がりながら流れても、その樹脂ペレッ
トは、たとえば、点線40に示すような流れとなるた
め、傾斜壁面27と接触しないか、あるいは接触が少な
い状態で、供給口21から流出されるようになる。その
ため、供給部20に受け入れられた樹脂ペレットは、供
給口21の上方部分39への流れ込みがないか、あるい
は少ない状態で流出される。
の供給を停止する場合には、エアシリンダ31の駆動に
より、プランジャ35を上方向に退避させることによ
り、ゲート部材30を閉動作させればよい。これによっ
て、ゲート部材30の開口窓34が供給口21に対して
上方向にスライドするため、図4に示すように、供給口
21は、ゲート部材30の下部によって閉鎖されるよう
になる。そして、この閉動作時には、ゲート部材30
が、樹脂ペレットが流れ込まない供給口21における上
方部分39に向かって動作されるため、供給口21から
連続的に流出される樹脂ペレットが、閉動作されるゲー
ト部材30に挟まれかかったとしても、この樹脂ペレッ
トを、その樹脂ペレットが流れ込まない空間41に逃が
すことができる。その結果、ゲート部材30は、樹脂ペ
レットを挟み込むことなく、完全に閉じるように動作さ
れる。
2によれば、ゲート部材30を常に完全に閉じるように
閉動作させることができるので、樹脂ペレットを挟み込
むことによる、ゲート部材30、エアシリンダ31およ
び供給口21の損傷などを防止することができ、スライ
ドゲート22の良好な開閉動作を確保して、ローダホッ
パ12の耐久性を向上させることができる。
を、樹脂ペレットを挟み込むことなく常に完全に閉じる
ように行なえるので、吸引式ブロワ11に接続しても、
たとえば、樹脂ペレットの挟み込みによってゲート部材
30と供給口21との間に隙間が形成され、この隙間か
ら大気が引き込まれることによって輸送経路が負圧とな
らず、そのため、輸送能力の低下や輸送不能になるとい
う不具合が発生することもなく、常に良好な気力輸送を
行なうことができ、気力輸送装置1の信頼性を向上させ
ることができる。
2では、ゲート部材30が、ガイド部材29および挟持
部材37に遊嵌された状態で取り付けられているので、
固定ピン38に沿って水平方向にも若干の移動が可能と
されているので、ゲート部材30は供給口21に対して
接触および離間が可能となっている。そのため、開閉動
作時には、ゲート部材30は、たとえば、自重により流
出しようとする樹脂ペレットに押されたような場合に
は、供給口21から離れた状態(たとえば、この状態は
図2に示される。)でスライドされる。このような場合
には、ゲート部材30と供給口21との摩擦接触が少な
くなり、円滑かつ効率のよい開閉動作を確保することが
できる。
で、樹脂ペレットを気力輸送する時には、吸引式ブロワ
11の運転によりローダホッパ12内が負圧となるた
め、ゲート部材30は供給口21に対して密着状に接触
(たとえば、この状態は図4に示される。)するように
なる。そのため、輸送経路の気密性を高めることができ
る。したがって、気力輸送の輸送効率が高められ、輸送
能力の向上およびランニングコストの低減を図ることが
できる。
のフィード部19として、本発明の粉粒体の供給装置を
適用したが、本発明の粉粒体の供給装置は、吸引式の気
力輸送装置1に限らず、その他のプラスチック、セラミ
ック、金属および食品などの分野における種々の粉粒体
を供給するために使用することができる。
定の角度をもって下方に向かって傾斜する傾斜壁面27
を形成し、この傾斜壁面27を、水平面25と交わる角
度において樹脂ペレットの安息角よりも小さい角度αで
形成することにより、簡易かつ確実に流れ阻止手段を形
成するようにしたが、たとえば、傾斜壁面27とせず
に、垂直壁面26と直交するような水平壁面として形成
してもよく、また、たとえば、図5に示すように、供給
部20に、粉粒体の安息角θよりも大きい角度αに傾斜
する傾斜壁面43を形成し、この傾斜壁面43における
基端部に、下方に突出する邪魔板42を設けることによ
って流れ阻止手段を構成し、この邪魔板42によって、
供給口21における上方部分39の粉粒体の流れを阻止
するようにしてもよい。なお、この邪魔板42は、傾斜
壁面43における基端部に限らず、傾斜壁面43におけ
る任意の位置に設ければよい。さらに、図6に示すよう
に、たとえば、図2に示す構成において、傾斜壁面27
における任意の位置に、さらに邪魔板42を上方方向
(実線および点線で示される。)にスライド可能に設け
てもよい。このような邪魔板42を設けることにより、
樹脂ペレットの種類が異なることにより安息角θが変わ
っても、その邪魔板42をその安息角θに応じて適宜ス
ライドさせることによって、供給口21における上方部
分39の粉粒体の流れを常に阻止することができる。
22のゲート部材30を、水平面25と直交する垂直方
向にスライド動作させるように構成したが、たとえば、
供給口21の開口を傾斜状に形成して、ゲート部材30
を、垂直方向に対して斜め方向にスライド動作(すなわ
ち、閉動作時においては、斜め上方に向かう動作)させ
るように構成してもよい。
明によれば、スライドゲートを完全に閉じるように閉動
作させることができるので、閉状態における粉粒体の漏
れを防止できるとともに、粉粒体を挟み込むことによる
スライドゲートや供給口の損傷を防止することができ、
スライドゲートの良好な開閉動作を確保して、装置の耐
久性を向上させることができる。
手段を、第1内壁面および第2内壁面のみにより構成し
ているので、簡易かつ確実に、粉粒体の供給口の上方部
分への流れ込みを阻止することができる。
粉粒体の供給装置を吸引式の気力輸送手段に接続するこ
とにより、常に良好な気力輸送を行なうことができ、気
力輸送手段の信頼性を向上させることができる。
気力輸送する時には、スライドゲートが供給口に密着す
るようになるため、輸送経路の気密性を高めることがで
きる。したがって、気力輸送の輸送効率が高められ、輸
送能力の向上およびランニングコストの低減を図ること
ができる。
力輸送装置の概略説明図である。
開状態における要部断面図である。
閉状態における要部断面図である。
す要部断面図である。
部断面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 粉粒体を受け入れる供給部と、前記供給
部から粉粒体を供給するための供給口と、前記供給口を
開閉するためのスライドゲートとを備える、粉粒体の供
給装置において、 前記供給部に、前記供給口における上方部分の粉粒体の
流れを阻止するための流れ阻止手段を設けるとともに、 前記スライドゲートが、下方から上方に向かう動作によ
って、閉動作されるように構成されていることを特徴と
する、粉粒体の供給装置。 - 【請求項2】 前記流れ阻止手段が、前記供給口の上方
部分を形成する第1内壁面と、この第1内壁面に連続す
る第2内壁面とによって構成されており、 前記第1内壁面は、前記第2内壁面と所定の角度をもっ
て前記第2内壁面から下方向に向かって形成され、か
つ、水平面と交わる角度において前記粉粒体の安息角よ
りも小さい角度で形成されていることを特徴とする、粉
粒体の供給装置。 - 【請求項3】 吸引式の気力輸送手段に接続されている
ことを特徴とする、請求項1または2に記載の粉粒体の
供給装置。 - 【請求項4】 前記スライドゲートは、前記供給口に対
して、接触および離間可能に設けられていることを特徴
とする、請求項3に記載の粉粒体の供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09281399A JP4285833B2 (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 粉粒体の供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09281399A JP4285833B2 (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 粉粒体の供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000289858A true JP2000289858A (ja) | 2000-10-17 |
JP4285833B2 JP4285833B2 (ja) | 2009-06-24 |
Family
ID=14064868
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP09281399A Expired - Fee Related JP4285833B2 (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 粉粒体の供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4285833B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002225031A (ja) * | 2001-01-30 | 2002-08-14 | Kawata Mfg Co Ltd | 粉粒体の供給装置および粉粒体の供給方法 |
KR101077271B1 (ko) | 2009-12-29 | 2011-10-27 | 재단법인 포항산업과학연구원 | 성형체 배출장치 |
CN107117467A (zh) * | 2017-04-26 | 2017-09-01 | 电子科技大学 | 物料补给站 |
-
1999
- 1999-03-31 JP JP09281399A patent/JP4285833B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002225031A (ja) * | 2001-01-30 | 2002-08-14 | Kawata Mfg Co Ltd | 粉粒体の供給装置および粉粒体の供給方法 |
JP4601183B2 (ja) * | 2001-01-30 | 2010-12-22 | 株式会社カワタ | 粉粒体の供給装置および粉粒体の供給方法 |
KR101077271B1 (ko) | 2009-12-29 | 2011-10-27 | 재단법인 포항산업과학연구원 | 성형체 배출장치 |
CN107117467A (zh) * | 2017-04-26 | 2017-09-01 | 电子科技大学 | 物料补给站 |
CN107117467B (zh) * | 2017-04-26 | 2020-10-30 | 电子科技大学 | 物料补给站 |
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JP4285833B2 (ja) | 2009-06-24 |
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